JPH073169B2 - シリンダ注油配管方法 - Google Patents
シリンダ注油配管方法Info
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- JPH073169B2 JPH073169B2 JP22009888A JP22009888A JPH073169B2 JP H073169 B2 JPH073169 B2 JP H073169B2 JP 22009888 A JP22009888 A JP 22009888A JP 22009888 A JP22009888 A JP 22009888A JP H073169 B2 JPH073169 B2 JP H073169B2
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- lubricating oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M1/00—Pressure lubrication
- F01M1/08—Lubricating systems characterised by the provision therein of lubricant jetting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
に間欠的に注油する場合の配管方法に関し、偶数箇所の
注油スタッドに等配分できるとともに、圧力応答性を向
上できるようにしたものである。
関等の内燃機関にあっては、シリンダライナとピストン
との間の摺動部に対してシリンダ油を注入し、その接触
面に油膜を作ることによって摩擦を低減し、摩耗や発熱
を防止することが行われており、最も適切なクランク角
度の期間に間欠的に注油が行われるようにしている。
示すように、低速ディーゼル機関を駆動源とするカムで
往復動されるプランジャポンプで構成された注油器1で
シリンダ油を加圧し、これを一本の潤滑油供給管2でジ
ャンクション3に送り、シリンダライナ4に形成された
注油スタッド5の数に応じて設けられた配管6から固定
絞り7及び逆止弁8を介して注油するようにしている。
管6の抵抗を等しくするため各配管6の固定絞り7の大
きさが定められ、逆止弁8の上流側の圧力がそれぞれ等
しくなるように調整してある。
いて各配管6の抵抗を等しくするようにしているため、
潤滑油の汚れなどで固定絞り7が次第に閉塞してくる
と、配管6の抵抗も変化し、シリンダライナ4の各注油
スタッド5にシリンダ油を等配分することができなくな
るという問題がある。
め、固定絞り7が配管6の途中にあると、逆止弁8上流
側の圧力が低下(圧力波形のへたり)し、高圧力応答波
形が得られないという問題がある。
8までの各配管6の抵抗はそれぞれ固定絞り7で等しく
するようにしているが、これらの配管6自体の長さがそ
れぞれ異なるため、圧力伝ぱん時間が異なり、注油タイ
ミングにばらつきが生じてしまうという問題がある。
ので、注油量の等配分ができるとともに、高応答圧力波
形を得ることができるシリンダ注油配管方法を提供しよ
うとするものである。
きるようにして一層応答性の向上が図れるシリンダ注油
配管方法を提供しようとするものである。
の性能向上が図れるシリンダ注油配管方法を提供しよう
とするものである。
法は、一定量の潤滑油を周期的に供給する潤滑油供給装
置からシリンダライナの偶数箇所に形成された注油スタ
ッドに潤滑油を供給するに際し、潤滑油供給装置からの
一本の潤滑油供給管に二本の管長の等しい配管を順次分
岐しながら偶数箇所の注油スタッドに潤滑油を供給する
ようにしたことを特徴とするものである。
ライナの周囲に沿って円弧状に配置したことを特徴と
し、さらに、これらの前記注油スタッドに接続される最
後に分岐された配管同志を均圧管で連通するようにした
ことを特徴とする。
シリンダ油を一本の潤滑油供給配管から等しい長さの二
本の配管を順次分岐しながらシリンダライナの周囲に設
けた偶数箇所の注油スタッドと接続するようにしてお
り、注油スタッドの位置にかかわらず、潤滑油供給装置
からの配管の長さを等しくして潤滑油を送ることがで
き、それぞれから等しい量のシリンダ油を供給すること
を可能とするとともに、固定絞りを排除して高圧力応答
波形が得られるようにしている。
して配管のコンパクト化を図り、これにより配管体積を
小さくして圧力応答性の向上を図っている。
通させ、配管施工時の誤差などがあっても注油量を等し
くできるようにしている。
明する。
リンダ注油装置の一実施例にかかる概略構成図である。
10では、潤滑油供給装置11として、例えば定速ディーゼ
ル機関で駆動されるフランジャポンプなどの油圧源12
と、この油圧源12で昇圧された潤滑油が蓄圧されるアキ
ュムレータ13と、開閉弁としての電磁弁14とが備えられ
て構成されている。
けられ、電磁弁14の下流側に接続されている。
は、円周上等間隔に偶数箇所の注油スタッド17が形成さ
れ、図示例では、8か所の注油スタツド17が形成されて
おり、各注油スタッド17には、逆止弁18が設けられてい
る。
管15の間に設けられる配管19は、潤滑油供給管15の先端
部から長さの等しい配管が順次分岐されるようになって
おり、まず、潤滑油供給管15に2本の第1分岐管20,20
が分岐され、先端部が2つとなる。
にそれぞれ2本の第2分岐管21,21が分岐され、合計4
つの先端部が形成される。
され、合計8つの先端部が形成され、それぞれの第3分
岐管22,22の先端部に注油スタッド17が連結されてい
る。
間に設けられる配管19は潤滑油供給配管15の先端部から
第1分岐管20、第2分岐管21、第3分岐管22を介して連
通されており、それぞれの配管19の長さが全て等しくな
っている。
置でアキュムレータ13内の圧力が制御されて所定の値に
保たれるとともに、低速ディーゼル機関等の運転状態に
関する情報を得て電磁弁14の作動タイミング(注油時
期)や作動時間(開時間幅)などを制御してシリンダ油
を注油するようになっている。
ゼル機関のシリンダライナ16とピストンとの間へのシリ
ンダ油の注油は次のようにして行われる。
ポンプなどの油圧源12で加圧昇圧されたシリンダ油はア
キュムレータ13に蓄圧され、このアキュムレータ13内の
圧力は図示しない制御装置で所定の値に保持される。
低速ディーゼル機関の運転状態に応じた最適時期になる
と、図示しない制御手段から電磁弁14に開閉信号が出力
され、シリンダ油が間欠的に供給される。
スタッド17に設けられた逆止弁18の上流側の配管19内の
圧力が上昇し、逆止弁18に抗してシリンダ内に注油され
る。
19の長さが全て等しく、管路抵抗が等しくなっているの
で、同一となり、各注油スタッド17からは同一量のシリ
ンダ油が注油される。
管路の長さを同一としているため、固定絞りの前後で圧
力が変化すること(絞りによる圧力のへたり)がないの
で、圧力応答性を損なうことなく、注油量の等配分を実
現できる。
及び第2分岐管21を共用できるので、これらの分岐管2
0,21の配管径を大きくできること、及びシリンダライナ
16の周囲に配管19をリング状に配置してコンパクト化を
図って配管19の体積を小さくできることから圧力応答性
を高めることができ、高圧力応答を実現できる。
して説明するが、第1図と同一部分には同一番号を記
し、説明は省略する。
30では、一本の潤滑油供給管15から各注油スタッド17ま
での配管19を構成する第1分岐管20、第2分岐管21、第
3分岐管22のうち最終の分岐管である第3分岐管22同志
が均圧管31で連通され、各注油スタッド17が共通室とさ
れ、常に同一力のシリンダ油が供給されるようになって
いる。
とすることで、逆止弁18の上流側圧力波形は潤滑油流出
時、管路抵抗に差が生じる(配管長さを等しくしている
にもかかわらず、分岐点を含め、施工上の誤差などで実
際上、管路抵抗の差が生じることがある。)ため各注油
スタッド17での圧力差は異なることがあっても、均圧管
31によって連通されていることから、圧力がバランスさ
れ、全体を均一な圧力に保つ。
れ、一層確実にシリンダ油の等配分ができる。
で説明したが、これに限らず、偶数箇所、特に、2のn
乗箇所の注油スタッドを用いる場合に好適である。
ものに限らず、他の構成でも良い。
のシリンダ注油配管方法によれば、加圧されたシリンダ
油を一本の潤滑油供給配管から等しい長さの二本の配管
を順次分岐しながらシリンダライナの周囲に設けた偶数
箇所の注油スタッドと接続するようにしたので、注油ス
タッドの位置にかかわらず、潤滑油供給装置からの配管
の長さを等しくして潤滑油を送ることができ、それぞれ
から等しい量のシリンダ油を供給することが可能となる
とともに、固定絞りを排除して高圧力応答波形が得られ
る。
することで、配管のコンパクト化を図ることができ、こ
れにより配管体積を小さくして圧力応答性の向上を図る
ことができる。
通させることで、配管施工時の誤差などがあっても各注
油スタッドに圧力差が生じないようにでき、一層確実に
注油量を等しくすることができる。
リンダ注油装置の一実施例にかかる概略構成図、第2図
はこの発明のシリンダ注油配管方法を適用したシリンダ
注油装置の他の一実施例にかかる概略構成図、第3図は
従来のシリンダ注油装置の概略構成図である。 10,30:シリンダ注油装置、11:潤滑油供給装置、12:油圧
源、13:アキュムレータ、14:電磁弁、15:潤滑油供給
管、16:シリンダライナ、17:注油スタッド、18:逆止
弁、19:配管、20:第1分岐管、21:第2分岐管、22:第3
分岐管(最終の分岐管)、31:均圧管。
Claims (3)
- 【請求項1】一定量の潤滑油を周期的に供給する潤滑油
供給装置からシリンダライナの偶数箇所に形成された注
油スタッドに潤滑油を供給するに際し、潤滑油供給装置
からの一本の潤滑油供給管に二本の管長の等しい配管を
順次分岐しながら偶数箇所の注油スタッドに潤滑油を供
給するようにしたことを特徴とするシリンダ注油配管方
法。 - 【請求項2】前記潤滑油供給管から分岐される配管をシ
リンダライナの周囲に沿って円弧状に配置したことを特
徴とする請求項1記載のシリンダ注油配管方法。 - 【請求項3】前記注油スタッドに接続される最後に分岐
された配管同志を均圧管で連通するようにしたことを特
徴とする請求項1または2記載のシリンダ注油配管方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22009888A JPH073169B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | シリンダ注油配管方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22009888A JPH073169B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | シリンダ注油配管方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0267410A JPH0267410A (ja) | 1990-03-07 |
JPH073169B2 true JPH073169B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=16745891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22009888A Expired - Lifetime JPH073169B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | シリンダ注油配管方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073169B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3818256B1 (en) * | 2018-07-06 | 2022-09-07 | Hans Jensen Lubricators A/S | A method for upgrading a lubrication system in a large slow-running two-stroke engine |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0218849D0 (en) * | 2002-08-14 | 2002-09-25 | Rolls Royce Plc | Lubrication system for gas turbine engine |
PL1767751T3 (pl) * | 2005-09-23 | 2009-01-30 | Waertsilae Nsd Schweiz Ag | Układ smarowania cylindra w silniku o posuwisto-zwrotnym ruchu tłoka |
DK2177720T3 (da) * | 2008-10-16 | 2014-06-30 | Wärtsilä Schweiz AG | Stor dieselmotor |
CN110202393A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-09-06 | 江苏大卫精工科技有限公司 | 一种用于镗铣主轴上镗杆的静压支撑机构及其方法 |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP22009888A patent/JPH073169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3818256B1 (en) * | 2018-07-06 | 2022-09-07 | Hans Jensen Lubricators A/S | A method for upgrading a lubrication system in a large slow-running two-stroke engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0267410A (ja) | 1990-03-07 |
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