JPS62182471A - 分配型燃料噴射ポンプ - Google Patents
分配型燃料噴射ポンプInfo
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- JPS62182471A JPS62182471A JP61024515A JP2451586A JPS62182471A JP S62182471 A JPS62182471 A JP S62182471A JP 61024515 A JP61024515 A JP 61024515A JP 2451586 A JP2451586 A JP 2451586A JP S62182471 A JPS62182471 A JP S62182471A
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- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 50
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M41/00—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
- F02M41/08—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
- F02M41/14—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons
- F02M41/1405—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis
- F02M41/1411—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
- F02M41/1422—Injection being effected by means of a free-piston displaced by the pressure of fuel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は分配型燃料噴射ポンプに係り、ポンプ外部より
回転駆動されるロータ内に設けられたプランジャをカム
リング内面のカム面により押圧してロータ中心部の送油
通路に供給された燃料を圧送するともに、ロータに設け
られた分配ポートより各気筒に分配する、いわゆるイン
ナーカム式の分配型燃料噴射ポンプに関する。
回転駆動されるロータ内に設けられたプランジャをカム
リング内面のカム面により押圧してロータ中心部の送油
通路に供給された燃料を圧送するともに、ロータに設け
られた分配ポートより各気筒に分配する、いわゆるイン
ナーカム式の分配型燃料噴射ポンプに関する。
ディーゼルエンジンの各気筒に燃料を供給する分配型燃
料噴射ポンプは、大別してフエイスカム方式とインナカ
ム方式が知られている。
料噴射ポンプは、大別してフエイスカム方式とインナカ
ム方式が知られている。
フェイスカム方式のものはフェイスカムのジャンプに起
因して高速化、高噴射率化が困難であり、またカム面を
燃料で潤滑するため粗悪燃料に対して耐久性低下などの
問題を有している。
因して高速化、高噴射率化が困難であり、またカム面を
燃料で潤滑するため粗悪燃料に対して耐久性低下などの
問題を有している。
これに対しインナカム方式のものは、カムのジャンプ作
用が少なく、高速化、高噴射率化に適する利点がある。
用が少なく、高速化、高噴射率化に適する利点がある。
ところで、燃料噴射ポンプに要求される主機能である燃
料噴射量を制御するために従来のインナカム式分配型燃
料噴射ポンプにおいては、ロータ内部に導入される燃料
量を制御することにより行われている。すなわち、従来
では、ロータ外部に絞り機構を設け、この絞りの面積を
変更することにより燃料供給量を制御する、いわゆる入
口絞り調量と称される制御方式が採用されていた。
料噴射量を制御するために従来のインナカム式分配型燃
料噴射ポンプにおいては、ロータ内部に導入される燃料
量を制御することにより行われている。すなわち、従来
では、ロータ外部に絞り機構を設け、この絞りの面積を
変更することにより燃料供給量を制御する、いわゆる入
口絞り調量と称される制御方式が採用されていた。
しかしながら、上記入口絞り調量方式によると、燃料供
給圧とロータ内部残圧との差圧により各噴射毎に噴射量
にばらつきを生じ易く、また燃料の温度変化による粘度
変化に伴って噴射量が変化するなどの不具合があり、噴
射量調量精度が低い欠点かある。
給圧とロータ内部残圧との差圧により各噴射毎に噴射量
にばらつきを生じ易く、また燃料の温度変化による粘度
変化に伴って噴射量が変化するなどの不具合があり、噴
射量調量精度が低い欠点かある。
本発明は、噴射量調量精度が高く、高速化、高噴射率化
の信頼性が向上するインナカム方式の分配型燃料噴射ポ
ンプを提供しようとするものである。
の信頼性が向上するインナカム方式の分配型燃料噴射ポ
ンプを提供しようとするものである。
本発明においては、回転ロータ内に、このロータの回転
に伴う上記プランジャのポンプ作用により燃料を加圧す
る昇圧通路を上記送油通路と区画して形成し、ロータ外
周部材に、シャトルおよびこのシャトルにより区画され
る第1、第2圧力室を備えるシャトル機構を上記ロータ
とは別体に設け、上記ロータには送油通路および前記第
1圧力室に連通可能な第1インレットポートと、昇圧通
路および前記第2圧力室に連通可能な第2インットポー
トとを、それぞれ機関気筒数と等しく放射状に形成する
ともに、上記分配ヘッドには上記第1.第2インレット
ポートに連通可能な第1゜第2の供給ポートを設け、前
記シャトルの位置を移動可能なコンロールロッドにより
機械的に制御してこのシャトルのストロークを制御する
ことにより燃料噴射量の調量を行うことを特徴とする。
に伴う上記プランジャのポンプ作用により燃料を加圧す
る昇圧通路を上記送油通路と区画して形成し、ロータ外
周部材に、シャトルおよびこのシャトルにより区画され
る第1、第2圧力室を備えるシャトル機構を上記ロータ
とは別体に設け、上記ロータには送油通路および前記第
1圧力室に連通可能な第1インレットポートと、昇圧通
路および前記第2圧力室に連通可能な第2インットポー
トとを、それぞれ機関気筒数と等しく放射状に形成する
ともに、上記分配ヘッドには上記第1.第2インレット
ポートに連通可能な第1゜第2の供給ポートを設け、前
記シャトルの位置を移動可能なコンロールロッドにより
機械的に制御してこのシャトルのストロークを制御する
ことにより燃料噴射量の調量を行うことを特徴とする。
[作用〕
このような構成の本発明に係る分配形燃料噴射ポンプは
、ロータの回転に伴うプランジャのポンプ作用により昇
圧通路内の燃料を加圧してシャトル機構の第2圧力室に
作用させてシャトルを移動させる。このシャトルの移動
は第1圧力室の燃料を加圧して分配ポートを介して各気
筒に分配圧送する。したがって燃料噴射量はシャトルの
移動ストロークにより決定される。エンジンの運転状況
に応じてコンロールロッドを移動させてシャトルのスト
ロークを制御すれば、上記燃料噴射量を制御することが
できる。
、ロータの回転に伴うプランジャのポンプ作用により昇
圧通路内の燃料を加圧してシャトル機構の第2圧力室に
作用させてシャトルを移動させる。このシャトルの移動
は第1圧力室の燃料を加圧して分配ポートを介して各気
筒に分配圧送する。したがって燃料噴射量はシャトルの
移動ストロークにより決定される。エンジンの運転状況
に応じてコンロールロッドを移動させてシャトルのスト
ロークを制御すれば、上記燃料噴射量を制御することが
できる。
以下本発明について、図面にもとづき詳細に説明する。
第1図ないし第7図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図ないし第4図は要部の詳細図、第5図ないし第7図
は全体の構成図である。
1図ないし第4図は要部の詳細図、第5図ないし第7図
は全体の構成図である。
第5図ないし第7図において、1はポンプハウジングを
示し、このポンプハウジング1の一側には駆動軸2が挿
通されている。駆動軸2はエンジンのクランク軸と同期
して回転されるもので、ポンプハウジング1内で回転ロ
ータ3に連結されている。
示し、このポンプハウジング1の一側には駆動軸2が挿
通されている。駆動軸2はエンジンのクランク軸と同期
して回転されるもので、ポンプハウジング1内で回転ロ
ータ3に連結されている。
ポンプハウジング■の上端および他側にはハウジングカ
バー4および分配へラドボディ5がそれぞれ液密に取着
されており、分配へラドボディ5内には分配ヘッドシリ
ンダ6が嵌装されている。
バー4および分配へラドボディ5がそれぞれ液密に取着
されており、分配へラドボディ5内には分配ヘッドシリ
ンダ6が嵌装されている。
上記ロータ3は分配ヘッドシリンダ6内に同軸的に内挿
され、このシリンダB内で回転自在となヮている。
され、このシリンダB内で回転自在となヮている。
前記駆動軸2のポンプハウジング1内に位置する部分に
は駆動ギア11が取り付けられており、この駆動ギア1
1には従動ギア12が噛合っている。従動ギア12はガ
バナメインシャフト13に軸支されており、このガバナ
メインシャフト13にはフライウエイトホルダ■4およ
びフライウェイト15が回転自在に取付いている。従動
ギア12はフライウェイトホルダ14およびフライウェ
イト15を回転させ、これによりフライウェイト15が
遠心力により変位し、ガバナスリーブ16をガバナメイ
ンシャフト13の軸方向に移動させるようになっている
。このガバナスリーブ16は後述するコンロールロッド
を、エンジンの回転数に応じて回動させるものである。
は駆動ギア11が取り付けられており、この駆動ギア1
1には従動ギア12が噛合っている。従動ギア12はガ
バナメインシャフト13に軸支されており、このガバナ
メインシャフト13にはフライウエイトホルダ■4およ
びフライウェイト15が回転自在に取付いている。従動
ギア12はフライウェイトホルダ14およびフライウェ
イト15を回転させ、これによりフライウェイト15が
遠心力により変位し、ガバナスリーブ16をガバナメイ
ンシャフト13の軸方向に移動させるようになっている
。このガバナスリーブ16は後述するコンロールロッド
を、エンジンの回転数に応じて回動させるものである。
分配へラドボディ5には図示しない燃料フィードポンプ
から燃料が供給されるフィード通路21を形成してあり
、このフィード通路21には燃料供給停止バルブz2が
設けられている。また、このフィート通路21はレギュ
レートバルブ23に導通しており、このレギュレートバ
ルブ23により該フィード通路21に送り込まれてくる
燃料の圧力を所定圧にQ。
から燃料が供給されるフィード通路21を形成してあり
、このフィード通路21には燃料供給停止バルブz2が
設けられている。また、このフィート通路21はレギュ
レートバルブ23に導通しており、このレギュレートバ
ルブ23により該フィード通路21に送り込まれてくる
燃料の圧力を所定圧にQ。
保よつになっている。
上記分配へラドボディ5の内面には上記分配ヘッドシリ
ンダ6を取り巻く環状のフィード溝24が形成されてお
り、このフィード溝24は上記フィード通路21に導通
されている。
ンダ6を取り巻く環状のフィード溝24が形成されてお
り、このフィード溝24は上記フィード通路21に導通
されている。
」1記分配ヘッドシリンダ6には、第1図ないし第3図
に示すように、ロータ3の中心に向かう第1供給ポート
25および第2洪給ポート2Gが、互いに軸方向に離間
して形成されている。
に示すように、ロータ3の中心に向かう第1供給ポート
25および第2洪給ポート2Gが、互いに軸方向に離間
して形成されている。
これら第1供給ポート25および第2供給ポート2Bの
内端はそれぞれシリンダ6の、ロータ3を挿通した内壁
面に開口されており、また第1供給ポート25および第
2供給ポート26の外端は、上記フィード溝24または
前記フィード通路21に導通されている。
内端はそれぞれシリンダ6の、ロータ3を挿通した内壁
面に開口されており、また第1供給ポート25および第
2供給ポート26の外端は、上記フィード溝24または
前記フィード通路21に導通されている。
ロータ3の周面には、第1供給ポート25および第2@
給ポート26と対向するように軸方向に離間した位置に
、それぞれ第1および第2のインレットポート27・・
・、28・・・が形成されている。これら各節1および
第2のインレットポート27・・・、28・・・は気筒
数に等しい数を有し、円周方向に等間隔をなして配置さ
れている。これら第1および第2のインレットポート2
7・・・、28・・・は、ロータ3の回転に伴い前記第
1供給ポート25および第2供給ポート2Bと断続的に
連通ずるようになっている。この場合、第1のインレッ
トポート27の1個と第1供給ポート25が連通ずると
、第2のインレットポート28の1個と第2供給ポート
26も同時に連通ずるようになっている。
給ポート26と対向するように軸方向に離間した位置に
、それぞれ第1および第2のインレットポート27・・
・、28・・・が形成されている。これら各節1および
第2のインレットポート27・・・、28・・・は気筒
数に等しい数を有し、円周方向に等間隔をなして配置さ
れている。これら第1および第2のインレットポート2
7・・・、28・・・は、ロータ3の回転に伴い前記第
1供給ポート25および第2供給ポート2Bと断続的に
連通ずるようになっている。この場合、第1のインレッ
トポート27の1個と第1供給ポート25が連通ずると
、第2のインレットポート28の1個と第2供給ポート
26も同時に連通ずるようになっている。
上記第1および第2のインレットポート27・・・。
28・・・は、それぞれロータ3の軸に平行をなすよう
な溝形に形成され、これら各端部はロータ3の周面に溝
形をなして形成された導通溝29.30に連通している
。
な溝形に形成され、これら各端部はロータ3の周面に溝
形をなして形成された導通溝29.30に連通している
。
これら導通溝29.30はそれぞれ連通路31.32を
介して、ロータ3の回転中心軸上に互いに独立して形成
された送油通路33および昇圧通路34に連通されてい
る。
介して、ロータ3の回転中心軸上に互いに独立して形成
された送油通路33および昇圧通路34に連通されてい
る。
これら送油通路38および昇圧通路34は、それぞれロ
ータ3の両端面側から穿設されたもので、その端面側の
開口は止め栓35.36により液密に閉塞されている。
ータ3の両端面側から穿設されたもので、その端面側の
開口は止め栓35.36により液密に閉塞されている。
一方、ロータ3は前述したように、分配ヘッドシリンダ
6内に回転自在に内挿されているが、上記昇圧通路34
を形成した側の端部が分配ヘッドボディ5の端部から突
出されており、この突出部の周囲がカムリング40によ
り包囲されている。
6内に回転自在に内挿されているが、上記昇圧通路34
を形成した側の端部が分配ヘッドボディ5の端部から突
出されており、この突出部の周囲がカムリング40によ
り包囲されている。
カムリング40は分配へラドボディ5の端部に位置して
、詳図しないが円周方向に回動自在に取付けられており
、このカムリング40の内面には周方向に波形をなすカ
ム面41が形成されている。カム面41におけるカム山
はエンジンの気筒数に等しく、周方向に等間隔を存して
形成されている。
、詳図しないが円周方向に回動自在に取付けられており
、このカムリング40の内面には周方向に波形をなすカ
ム面41が形成されている。カム面41におけるカム山
はエンジンの気筒数に等しく、周方向に等間隔を存して
形成されている。
このようなカムリング40に対向する上記ロータ3の端
部には、一対のプランジャ42.42が、ロータ3の直
径方向に穿設された透孔43内に摺動自在に収容されて
いる。
部には、一対のプランジャ42.42が、ロータ3の直
径方向に穿設された透孔43内に摺動自在に収容されて
いる。
プランジャ42.42の先端は、カムローラ44.44
を保持しかつ上記ロータ3の透孔43方向に摺動自在な
ローラシューに接しており、これらカムローラ44.4
4は前記カムリング40のカム面41に転接するように
なっている。ロータ3の回転によりプランジャ42.4
2がカム面41のカム山によってロータ3内に押込まれ
るようになっており、このため透孔43内の燃料が加圧
される。透孔43は昇圧通路34に連通され、この昇圧
通路34内に]二足プランジャ42.42のポンプ作用
か働くものとなっている。
を保持しかつ上記ロータ3の透孔43方向に摺動自在な
ローラシューに接しており、これらカムローラ44.4
4は前記カムリング40のカム面41に転接するように
なっている。ロータ3の回転によりプランジャ42.4
2がカム面41のカム山によってロータ3内に押込まれ
るようになっており、このため透孔43内の燃料が加圧
される。透孔43は昇圧通路34に連通され、この昇圧
通路34内に]二足プランジャ42.42のポンプ作用
か働くものとなっている。
なお、前記カムリング40は、第5図に示されたタイマ
スライドビン45に連結されており、このタイマスライ
ドピン45はタイマピストン46に連結されている。タ
イマピストン4Bは、ポンプハウジング1に形成したタ
イマシリンダ47内に摺動自在に嵌挿されている。
スライドビン45に連結されており、このタイマスライ
ドピン45はタイマピストン46に連結されている。タ
イマピストン4Bは、ポンプハウジング1に形成したタ
イマシリンダ47内に摺動自在に嵌挿されている。
タイマシリンダ47内に、エンジンの運転状態に応じて
制御される燃料圧力を導入することによりタイマピスト
ン4Bを第5図の紙面と直交する方向に移動させると、
カムリング40が円周方向に回動される。これによりカ
ム面41のカム山が周方向に変位し、プランジャ42.
42の押し込みによるポンプ作用タイミニグが進角また
は遅角され、よって燃料噴射時期を制御することができ
るようになっている。
制御される燃料圧力を導入することによりタイマピスト
ン4Bを第5図の紙面と直交する方向に移動させると、
カムリング40が円周方向に回動される。これによりカ
ム面41のカム山が周方向に変位し、プランジャ42.
42の押し込みによるポンプ作用タイミニグが進角また
は遅角され、よって燃料噴射時期を制御することができ
るようになっている。
また、ロータ3の他端側、つまり送油通路33を形成し
た端部側には、この送油通路33に連通した分配ポート
50が半径方向に形成されている。この分配ポート50
はロータ3の周側面に開口されており、この分配ポート
50に対向して分配ヘッドシリンダ6には気筒数と同数
の吐出ポート51・・・が放射状に、互いに等角度をな
して形成されている。ロータ3の回転に伴い分配ポート
50は各吐出ポート51・・・に順次断続的に連通ずる
ようになっている。
た端部側には、この送油通路33に連通した分配ポート
50が半径方向に形成されている。この分配ポート50
はロータ3の周側面に開口されており、この分配ポート
50に対向して分配ヘッドシリンダ6には気筒数と同数
の吐出ポート51・・・が放射状に、互いに等角度をな
して形成されている。ロータ3の回転に伴い分配ポート
50は各吐出ポート51・・・に順次断続的に連通ずる
ようになっている。
この場合、分配ポート50と各吐出ポート51とは、前
記した第1および第2のインレットポート27゜28が
それぞれ第1および第2の供給ポート25.28と遮断
されている時に連通されるようになっている。
記した第1および第2のインレットポート27゜28が
それぞれ第1および第2の供給ポート25.28と遮断
されている時に連通されるようになっている。
各吐出ポート51・・・は、それぞれ吐出通路52・・
・およびこれら吐出通路52・・・に設置したデリバリ
バルブ53・・・を通じてエンジンの各燃焼室に連通し
ている。
・およびこれら吐出通路52・・・に設置したデリバリ
バルブ53・・・を通じてエンジンの各燃焼室に連通し
ている。
さらに、分配へラドボディ5にはシャトル機構θ0が構
成されている。シャトル機構80について説明すると、
分配へラドボディ5にはロータ3の軸方向と直交する方
向にシャトルシリンダ61が取付けられており、このシ
ャトルシリンダ61には、ロータ3の軸方向と直交する
軸線上に圧力室62が形成されている。この圧力室62
にはシャトル63が摺動自在に収容されており、該シャ
トル63は上記圧力室62を第1圧力室62aおよび第
2圧力室82bに区画している。シャトル63の軸方向
への移動によりこれら第1圧力室82aおよび第2圧力
室62bの容積が変化されるようになっている。第1圧
力室82aはシャトル63の軸方向一端面とシャトルシ
リンダ61に液密に取付けられた止め栓64とで閉塞し
て形成されており、また第2圧力室82bはシャトル6
3の軸方向他端面とこの第2圧力室62bと直交するよ
うに挿着されたコンロールロッドB5により閉塞されて
構成されている。
成されている。シャトル機構80について説明すると、
分配へラドボディ5にはロータ3の軸方向と直交する方
向にシャトルシリンダ61が取付けられており、このシ
ャトルシリンダ61には、ロータ3の軸方向と直交する
軸線上に圧力室62が形成されている。この圧力室62
にはシャトル63が摺動自在に収容されており、該シャ
トル63は上記圧力室62を第1圧力室62aおよび第
2圧力室82bに区画している。シャトル63の軸方向
への移動によりこれら第1圧力室82aおよび第2圧力
室62bの容積が変化されるようになっている。第1圧
力室82aはシャトル63の軸方向一端面とシャトルシ
リンダ61に液密に取付けられた止め栓64とで閉塞し
て形成されており、また第2圧力室82bはシャトル6
3の軸方向他端面とこの第2圧力室62bと直交するよ
うに挿着されたコンロールロッドB5により閉塞されて
構成されている。
コンロールロッドB5は、シャトルシリンダ61に形成
した挿着孔75に液密に嵌合され、軸方向および円周方
向に自在に移動できるようになっている。コンロールロ
ッド65は、軸方向および周方向にそれぞれ径が変化す
るカム面66(第3図および第4図を参照)を有し、こ
のカム面6Gに上記シャトル63の軸方向他端面が摺接
されている。シャトル63は第1圧力室62aに収容し
たスプリング67によりコンロールロッド65側に押さ
れている。
した挿着孔75に液密に嵌合され、軸方向および円周方
向に自在に移動できるようになっている。コンロールロ
ッド65は、軸方向および周方向にそれぞれ径が変化す
るカム面66(第3図および第4図を参照)を有し、こ
のカム面6Gに上記シャトル63の軸方向他端面が摺接
されている。シャトル63は第1圧力室62aに収容し
たスプリング67によりコンロールロッド65側に押さ
れている。
上記シャトル機構60の第1圧力室82aは、シャトル
シリンダ61、分配へラドボディ5および分配ヘッドシ
リンダ6に形成した第1の油路88を通じて、前記ロー
タ3に形成した環状をなす第1の導通溝29に接続され
ている。また、第2圧力室fi2bは、シャトルシリン
ダ81.分配へラドボディ5および分配ヘッドシリンダ
6に形成した第2の油路B9を通じて、前記ロータ3に
形成した環状をなす第2の導通溝30に接続されている
。したがって、これら第1圧力室B2aおよび第2圧力
室62bは、それぞれ送油通路33および昇圧通路34
と常時連通されているものである。
シリンダ61、分配へラドボディ5および分配ヘッドシ
リンダ6に形成した第1の油路88を通じて、前記ロー
タ3に形成した環状をなす第1の導通溝29に接続され
ている。また、第2圧力室fi2bは、シャトルシリン
ダ81.分配へラドボディ5および分配ヘッドシリンダ
6に形成した第2の油路B9を通じて、前記ロータ3に
形成した環状をなす第2の導通溝30に接続されている
。したがって、これら第1圧力室B2aおよび第2圧力
室62bは、それぞれ送油通路33および昇圧通路34
と常時連通されているものである。
さらに、シャトルシリンダ61には、シャトル63によ
り常時閉塞され、このシャトル63が第1圧力室62a
を狭める方向に移動された場合にこのシャトル63の軸
方向端面をスピルリード70として開かれるスピルポー
ト71が形成されており、このスピルポート71が開か
れた場合には第2圧力室[12bと導通する。
り常時閉塞され、このシャトル63が第1圧力室62a
を狭める方向に移動された場合にこのシャトル63の軸
方向端面をスピルリード70として開かれるスピルポー
ト71が形成されており、このスピルポート71が開か
れた場合には第2圧力室[12bと導通する。
スピルポート71はシャトルシリンダ61の外周面に形
成された環状の逃し溝72に導通しており、この逃し溝
72は逃し通路73を通じてフィード通路21または燃
料タンク(図示しない)に接続されている。
成された環状の逃し溝72に導通しており、この逃し溝
72は逃し通路73を通じてフィード通路21または燃
料タンク(図示しない)に接続されている。
前記コンロールロッド65の上端は分配へ;ラドボディ
5の上面から突出されており、この上端は、第5図ない
し第7図に示すように、回動レバー90およびフルロー
ドシャフト91に連結されている。
5の上面から突出されており、この上端は、第5図ない
し第7図に示すように、回動レバー90およびフルロー
ドシャフト91に連結されている。
回動レバー90は、分配へラドボディ5の上面に突設し
た支軸92に回動自在に取着されており、前述したガバ
ナスリーブIBの移動により回動されるようになってい
る。そしてこのガバナスリーブ16に移動により回動レ
バー90が回動されると、コンロールロッド85が周方
向に回動されるようになっている。
た支軸92に回動自在に取着されており、前述したガバ
ナスリーブIBの移動により回動されるようになってい
る。そしてこのガバナスリーブ16に移動により回動レ
バー90が回動されると、コンロールロッド85が周方
向に回動されるようになっている。
なお、回動レバー90はスプリング93により付勢され
ており、このスプリング93のばね力はガバナ調節用シ
ャフト94によって調節可能となっている。
ており、このスプリング93のばね力はガバナ調節用シ
ャフト94によって調節可能となっている。
また、フルロードシャフト91は例えはアクセルペダル
に連結され、アクセルペダルの踏圧二に応じて回動され
る。このフルロードシャフト91の回動は、前記コンロ
ールロッド65を軸方向に変位させるようになっている
。なお、95はコンロールロッド65を軸方向に復帰さ
せるスプリングである。
に連結され、アクセルペダルの踏圧二に応じて回動され
る。このフルロードシャフト91の回動は、前記コンロ
ールロッド65を軸方向に変位させるようになっている
。なお、95はコンロールロッド65を軸方向に復帰さ
せるスプリングである。
このような(1が成による第1実施例の作用について説
明する。
明する。
駆動軸2からの回転力を受けてロータ3が回転して、第
3図に示されるように、第1および第の2インレットポ
ート27.28がそれぞれ第1および第2供給ポート2
5.26と連通ずる状態では、分配ポート50がいづれ
の吐出ポート51・・・とも導通されず、この分配ポー
ト50は遮断された状態となる。
3図に示されるように、第1および第の2インレットポ
ート27.28がそれぞれ第1および第2供給ポート2
5.26と連通ずる状態では、分配ポート50がいづれ
の吐出ポート51・・・とも導通されず、この分配ポー
ト50は遮断された状態となる。
この時、フィード通路21から燃料が、それぞれ第1お
よび第2供給ポート25.28より第1および第の2イ
ンレットポート27.28を通じ、導通溝29゜30お
よび連通路31.32を通じて送油通路33および昇圧
通路34に供給される。
よび第2供給ポート25.28より第1および第の2イ
ンレットポート27.28を通じ、導通溝29゜30お
よび連通路31.32を通じて送油通路33および昇圧
通路34に供給される。
第2インットポート28から昇圧通路34に燃料が供給
されると、プランジャ42.42が外径方向に押され、
カムローラ44.44をカムリング40のカム面41と
接触する位置に移動させる。
されると、プランジャ42.42が外径方向に押され、
カムローラ44.44をカムリング40のカム面41と
接触する位置に移動させる。
また、各送油通路33および昇圧通路34は、それぞれ
第1の油路68および第2の油路69を介してシャトル
機構80の第1圧力室fi2aおよび第2圧力室B2b
に通じているため、フィード通路21から燃料がそれぞ
れ送油通路33および昇圧通路34に送り込まれた場合
、これら第1圧力室82aおよび第2圧力室82bにも
燃料が送り込まれる。この時、第1圧力室62aおよび
第2圧力室62bには互いの同等圧力の燃料が供給され
、したがってシャトル63はスプリング67の力を受け
て第2圧力室62b側に押される。この結果、シャトル
63のスピルリード70がスピルポート71を閉じると
ともに、このシャトルの他端面はコンロールロッド65
のカム面66に当接した位置で停止される。
第1の油路68および第2の油路69を介してシャトル
機構80の第1圧力室fi2aおよび第2圧力室B2b
に通じているため、フィード通路21から燃料がそれぞ
れ送油通路33および昇圧通路34に送り込まれた場合
、これら第1圧力室82aおよび第2圧力室82bにも
燃料が送り込まれる。この時、第1圧力室62aおよび
第2圧力室62bには互いの同等圧力の燃料が供給され
、したがってシャトル63はスプリング67の力を受け
て第2圧力室62b側に押される。この結果、シャトル
63のスピルリード70がスピルポート71を閉じると
ともに、このシャトルの他端面はコンロールロッド65
のカム面66に当接した位置で停止される。
さらにロータ3が回転すると、第1および第2供給ポー
ト25.26と第1および第の2インレットポート27
.28が遮断される。しかしながら、ロータ3の送油通
路33および昇圧通路34は、それぞれ連通路31.3
2、導通溝29.30により第1の油路B8および第2
の油路69を介してシャトル機構60の第1圧力室62
aおよび第2圧力室82bに通じている。
ト25.26と第1および第の2インレットポート27
.28が遮断される。しかしながら、ロータ3の送油通
路33および昇圧通路34は、それぞれ連通路31.3
2、導通溝29.30により第1の油路B8および第2
の油路69を介してシャトル機構60の第1圧力室62
aおよび第2圧力室82bに通じている。
そして、分配ポート50がいづれかの吐出ポート51と
連通した段階に至ると、ロータ3の端部ではカムローラ
44.44がカムリング40のカム面41におけるカム
山に乗上げるようになるから、プランジャ42、42が
内側に押され昇圧通路34の燃料が加圧されてこの昇圧
通路34からシャトル機構60の第2圧力室[i2bに
至る流路内の燃料が高圧となる。この高圧燃料はシャト
ル63を第1圧力室62a側に向けて押圧し、よって第
1圧力室62aから送油通路33に至る流路内の燃料圧
力が加圧される。このため第1圧力室62a側の燃料は
、分配ポート50を介してこれに導通している吐出ポー
ト51から押し出され、吐出通路52、デリバリバルブ
53を通じてエンジンの燃焼室に噴射される。
連通した段階に至ると、ロータ3の端部ではカムローラ
44.44がカムリング40のカム面41におけるカム
山に乗上げるようになるから、プランジャ42、42が
内側に押され昇圧通路34の燃料が加圧されてこの昇圧
通路34からシャトル機構60の第2圧力室[i2bに
至る流路内の燃料が高圧となる。この高圧燃料はシャト
ル63を第1圧力室62a側に向けて押圧し、よって第
1圧力室62aから送油通路33に至る流路内の燃料圧
力が加圧される。このため第1圧力室62a側の燃料は
、分配ポート50を介してこれに導通している吐出ポー
ト51から押し出され、吐出通路52、デリバリバルブ
53を通じてエンジンの燃焼室に噴射される。
シャトル63が第1圧力室[iZa側に向けて移動され
ることによりシャトル63端面のスピルリード70かス
ピルポート71を開くと、第2圧力室62b内の燃料か
このスピルポート71より環状の逃し溝72および逃し
通路73を通じてフィード通路21または燃11タンク
に逃される。これにより第2圧力室B2b内の燃料圧力
が低くなり、同時に第1圧力室82a内の燃料圧力も低
下するので、噴射が終了することになる。
ることによりシャトル63端面のスピルリード70かス
ピルポート71を開くと、第2圧力室62b内の燃料か
このスピルポート71より環状の逃し溝72および逃し
通路73を通じてフィード通路21または燃11タンク
に逃される。これにより第2圧力室B2b内の燃料圧力
が低くなり、同時に第1圧力室82a内の燃料圧力も低
下するので、噴射が終了することになる。
以下、ロータ3の回転に伴って上記の作動を繰返すこと
により、シャトル機構60の圧力室62で燃j4を吸入
し、かつ圧送して気筒の燃料噴射順序に応じて燃料を吐
出分配する。
により、シャトル機構60の圧力室62で燃j4を吸入
し、かつ圧送して気筒の燃料噴射順序に応じて燃料を吐
出分配する。
ここで、エンジンの燃焼室に噴射される燃料の量は、シ
ャトル63がコンロールロッド65に接触している位置
からスピルポート71を開放するまでの移動量によって
決る。
ャトル63がコンロールロッド65に接触している位置
からスピルポート71を開放するまでの移動量によって
決る。
コンロールロッド65は、軸方向および周方向に径が変
化するカム面66を有し、エンジンの回転数に応じて変
位するガバナスリーブ1Gの移動により回動されるとと
もに、アクセルペダルの踏圧量に応じて回動されるフル
ロードシャフト91によって軸方向に変位される。した
がって、コンロールロッド65は、エンジンの運転状況
に応じて軸方向および周方向に変位されるため、そのカ
ム面66によりシャトル63の位置を制御することがで
き、すなわちシャトルG3のストロークを調整する。こ
の結果、エンジンの運転状況に応じて噴射量をコントロ
ールすることが可能となる。
化するカム面66を有し、エンジンの回転数に応じて変
位するガバナスリーブ1Gの移動により回動されるとと
もに、アクセルペダルの踏圧量に応じて回動されるフル
ロードシャフト91によって軸方向に変位される。した
がって、コンロールロッド65は、エンジンの運転状況
に応じて軸方向および周方向に変位されるため、そのカ
ム面66によりシャトル63の位置を制御することがで
き、すなわちシャトルG3のストロークを調整する。こ
の結果、エンジンの運転状況に応じて噴射量をコントロ
ールすることが可能となる。
また、カムリング40はタイマスライドビン45を介し
てタイマピストン4Bに連結されているので、タイマシ
リンダ47内にエンジンの運転状態に応じて制御される
燃料圧力を導入すると、タイマピストン46が第5図の
紙面と直交する方向に移動され、カムリング40が円周
方向に回動される。これによりカム面41のカム山が周
方向に変位し、プランジャ42.42の押し込みによる
ポンプ作用タイミニグが進角または遅角される。このた
め、昇圧通路34内の燃料加圧開始時期が制御され、第
2圧力室θ2b内の燃料加圧時期も調整されるから燃料
噴射時期をコントロールすることができる。
てタイマピストン4Bに連結されているので、タイマシ
リンダ47内にエンジンの運転状態に応じて制御される
燃料圧力を導入すると、タイマピストン46が第5図の
紙面と直交する方向に移動され、カムリング40が円周
方向に回動される。これによりカム面41のカム山が周
方向に変位し、プランジャ42.42の押し込みによる
ポンプ作用タイミニグが進角または遅角される。このた
め、昇圧通路34内の燃料加圧開始時期が制御され、第
2圧力室θ2b内の燃料加圧時期も調整されるから燃料
噴射時期をコントロールすることができる。
したがってこのような実施例によれば、燃料の導入側に
格別な絞り機構を用いないから、つまり従来のような入
口絞り調量方式を必要としないから、燃料供給圧とロー
タ内部残圧とに差圧が発生せず、各噴射毎に噴射量のば
らつきを生じることもなく、また燃料の温度変化による
粘度変化に伴って噴射量が変化するなどの不具合がなく
なる。
格別な絞り機構を用いないから、つまり従来のような入
口絞り調量方式を必要としないから、燃料供給圧とロー
タ内部残圧とに差圧が発生せず、各噴射毎に噴射量のば
らつきを生じることもなく、また燃料の温度変化による
粘度変化に伴って噴射量が変化するなどの不具合がなく
なる。
このため、噴射量調量精度が高く、高速化、高噴射率化
に信頼性が高くなる。
に信頼性が高くなる。
なお、上記第1の実施例ではシャトル機構60を、分配
へラドボディ5に形成するともに、ロータ3の軸方向と
直交する方向にシャトルシリンダ131を取着した構造
について説明したが、本発明はこれに制約されるもので
はなく、第8図ないし第10図に示す第2の実施例のよ
うに構成してもよい。すなわち、第8図ないし第10図
に示す第2の実施例では、シャトル機構60を、分配ヘ
ッドシリンダG内に形成するともに、シャトルシリンダ
61をロータ3の軸方向と平行に取着した例を示す。
へラドボディ5に形成するともに、ロータ3の軸方向と
直交する方向にシャトルシリンダ131を取着した構造
について説明したが、本発明はこれに制約されるもので
はなく、第8図ないし第10図に示す第2の実施例のよ
うに構成してもよい。すなわち、第8図ないし第10図
に示す第2の実施例では、シャトル機構60を、分配ヘ
ッドシリンダG内に形成するともに、シャトルシリンダ
61をロータ3の軸方向と平行に取着した例を示す。
その他の構成は第1実施例と同様であってよく、同一部
材には同一番号を付してその説明を省略する。
材には同一番号を付してその説明を省略する。
また、コンロールロッド65を軸方向および周方向に変
位させる手段は、ガバナスリーブ16およびアクセルペ
ダルの踏圧量に応じて回動されるフルロードシャフト9
1により行うようにしたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、その他油圧式あるいは電磁式のガバナな
どを用いてコンロールロッドB5をエンジンの運転状況
に応じて作動させるようにしてもよい。
位させる手段は、ガバナスリーブ16およびアクセルペ
ダルの踏圧量に応じて回動されるフルロードシャフト9
1により行うようにしたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、その他油圧式あるいは電磁式のガバナな
どを用いてコンロールロッドB5をエンジンの運転状況
に応じて作動させるようにしてもよい。
以上説明したように本発明によると、ロータの回転に伴
うプランジャのポンプ作用により昇圧通路内の燃料を加
圧してシャトル機構の第2圧力室に作用させてシャトル
を移動させ、このシャトルの移動により第1圧力室の燃
料を加圧して分配ポートを介して各気筒に分配圧送する
ようにしたから、燃料噴射量はシャトルの移動ストロー
クにより決定され、該シャトルの移動はコンロールロッ
ドにより制御するので、このコントロールロツドのスト
ロークをエンジンの運転状況に応じて制御すれば、燃料
噴射量を制御することができる。
うプランジャのポンプ作用により昇圧通路内の燃料を加
圧してシャトル機構の第2圧力室に作用させてシャトル
を移動させ、このシャトルの移動により第1圧力室の燃
料を加圧して分配ポートを介して各気筒に分配圧送する
ようにしたから、燃料噴射量はシャトルの移動ストロー
クにより決定され、該シャトルの移動はコンロールロッ
ドにより制御するので、このコントロールロツドのスト
ロークをエンジンの運転状況に応じて制御すれば、燃料
噴射量を制御することができる。
この結果、エンジンの運転状況に応じて噴射量をコント
ロールすることが可能となる。そしてこのものは、従来
のような入口絞り調量方式を必要としないから、燃料供
給圧とロータ内部残圧とに差圧が発生せず、各噴射毎に
噴射量のばらつきを生じることもなく、また燃料の温度
変化による粘度変化に伴って噴射量が変化するなどの不
具合がなくなり、よって噴射量調量精度が高く、高速化
、高噴射率化に信頼性が高くなる。
ロールすることが可能となる。そしてこのものは、従来
のような入口絞り調量方式を必要としないから、燃料供
給圧とロータ内部残圧とに差圧が発生せず、各噴射毎に
噴射量のばらつきを生じることもなく、また燃料の温度
変化による粘度変化に伴って噴射量が変化するなどの不
具合がなくなり、よって噴射量調量精度が高く、高速化
、高噴射率化に信頼性が高くなる。
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は要部の断面図、第2図は第1図中■−■線の断面図
、第3図は燃料系統を示す説明図、第4図は第3図中I
V−IV線の断面図、第5図ないし第7図はポンプ全体
を示すそれぞれ断面図、一部断面した側面図、一部断面
した平面図である。 第8図ないし第10図は本発明の第2実施例を示し、第
8図は断面図、第9図および第10図はそれぞれ第8図
中IX−IX線およびX−X線の断面図である。 ■・・・ポンプハウジング、3・・・回転ロータ、5・
・・分配へラドボディ、6・・・分配ヘッドシリンダ、
1G・・・ガバナスリーブ、25・・・第1供給ポート
、26・・・第2供給ポート、27・・・第1インレッ
トポート、28・・・第2インットポート、29・・・
第1導通溝、30・・・第2導通溝、33・・・送油通
路、34・・・昇圧通路、40・・・カムリング、41
・・・カム面、42・・・プランジャ、44・・・カム
ローラ、46・・・タイマピストン、50・・・分配ポ
ート、51・・・吐出ポート、60・・・シャトル機構
、62a・・・第1圧力室、62b・・・第2圧力室、
63・・・シャトル、65・・・コンロールロッド、6
6・・・カム面、71・・・スピルポート、91・・・
フルロードシャフト。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 62a 第8図 ff!9図
図は要部の断面図、第2図は第1図中■−■線の断面図
、第3図は燃料系統を示す説明図、第4図は第3図中I
V−IV線の断面図、第5図ないし第7図はポンプ全体
を示すそれぞれ断面図、一部断面した側面図、一部断面
した平面図である。 第8図ないし第10図は本発明の第2実施例を示し、第
8図は断面図、第9図および第10図はそれぞれ第8図
中IX−IX線およびX−X線の断面図である。 ■・・・ポンプハウジング、3・・・回転ロータ、5・
・・分配へラドボディ、6・・・分配ヘッドシリンダ、
1G・・・ガバナスリーブ、25・・・第1供給ポート
、26・・・第2供給ポート、27・・・第1インレッ
トポート、28・・・第2インットポート、29・・・
第1導通溝、30・・・第2導通溝、33・・・送油通
路、34・・・昇圧通路、40・・・カムリング、41
・・・カム面、42・・・プランジャ、44・・・カム
ローラ、46・・・タイマピストン、50・・・分配ポ
ート、51・・・吐出ポート、60・・・シャトル機構
、62a・・・第1圧力室、62b・・・第2圧力室、
63・・・シャトル、65・・・コンロールロッド、6
6・・・カム面、71・・・スピルポート、91・・・
フルロードシャフト。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 62a 第8図 ff!9図
Claims (1)
- 分配ヘッドおよびカムリング内に装着される回転ロータ
に、上記カムリングに対応する一対のプランジャを設け
、上記回転ロータ内に燃料が供給される送油通路を形成
し、上記ロータの回転に伴う上記プランジャのポンプ作
用により燃料を上記ロータに設けた分配ポートを介して
複数の吐出ポートに分配圧送する分配型燃料噴射ポンプ
において、上記回転ロータ内に、このロータの回転に伴
う上記プランジャのポンプ作用により燃料を加圧する昇
圧通路を上記送油通路と区画して形成し、上記ロータの
外周部材に、シャトルおよびこのシャトルにより区画さ
れる第1、第2圧力室を備えるシャトル機構を設け、前
記ロータには上記送油通路および前記第1圧力室に連通
可能な第1インレットポートと、前記昇圧通路および前
記第2圧力室に連通可能な第2インレットポートとを、
それぞれ機関気筒数と等しく放射状に形成するともに、
上記分配ヘッドには上記第1,第2インットポートに連
通可能な第1,第2の供給ポーを設け、前記シャトルの
位置を移動可能なコンロールロッドにより機械的に制御
してこのシャルのストロークを制御することにより燃料
噴射の調量を行うことを特徴とする分配型燃料噴射ンプ
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61024515A JPH0658100B2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 分配型燃料噴射ポンプ |
US07/010,845 US4725209A (en) | 1986-02-06 | 1987-02-04 | Distributor type fuel injection pump |
DE8787101521T DE3761687D1 (de) | 1986-02-06 | 1987-02-05 | Kraftstoffeinspritzpumpe der verteilerbauart. |
EP87101521A EP0232852B1 (en) | 1986-02-06 | 1987-02-05 | Distributor type fuel injection pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61024515A JPH0658100B2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 分配型燃料噴射ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62182471A true JPS62182471A (ja) | 1987-08-10 |
JPH0658100B2 JPH0658100B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=12140308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61024515A Expired - Lifetime JPH0658100B2 (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | 分配型燃料噴射ポンプ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4725209A (ja) |
EP (1) | EP0232852B1 (ja) |
JP (1) | JPH0658100B2 (ja) |
DE (1) | DE3761687D1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3719832A1 (de) * | 1987-06-13 | 1988-12-22 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe |
DE3877083T2 (de) * | 1987-08-10 | 1993-05-06 | Nippon Denso Co | Verteilerkraftstoffeinspritzpumpe mit innerem nockenring. |
EP0325376A3 (en) * | 1988-01-16 | 1989-11-15 | LUCAS INDUSTRIES public limited company | Fuel pumping apparatus |
DE3804025A1 (de) * | 1988-02-10 | 1989-08-24 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen |
GB2220991A (en) * | 1988-05-11 | 1990-01-24 | Volkswagen Ag | Fuel injection system |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1195424A (fr) * | 1957-06-12 | 1959-11-17 | Perfectionnements apportés aux pompes alternatives pour l'injection de combustibleslégers, notamment dans des moteurs à explosion | |
US3099219A (en) * | 1958-05-19 | 1963-07-30 | Bessiere Pierre Etienne | Self-regulating reciprocating piston pumps, in particular for the injection of fuel into internal combustion engines |
US3035523A (en) * | 1959-12-31 | 1962-05-22 | Cav Ltd | Variable delivery pumps |
US3101079A (en) * | 1961-04-17 | 1963-08-20 | Cav Ltd | Liquid fuel pumps for internal combustion engines |
GB972446A (en) * | 1962-06-27 | 1964-10-14 | Simmonds Precision Products | Liquid-fuel distributing means for internal combustion engines |
JPS578346A (en) * | 1980-06-17 | 1982-01-16 | Hitachi Ltd | High pressure fuel injection pump |
JPS5756660A (en) * | 1980-09-22 | 1982-04-05 | Hitachi Ltd | Fuel injection pump |
JPS57148051A (en) * | 1981-03-11 | 1982-09-13 | Hitachi Ltd | Fuel injection pump for internal combustion engine |
JPS5835260A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-01 | Hitachi Ltd | 分配型燃料噴射ポンプ |
EP0087119A3 (en) * | 1982-02-17 | 1983-10-05 | Hitachi, Ltd. | Fuel injection pump |
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