JPH07315778A - ブームリフト装置 - Google Patents

ブームリフト装置

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JPH07315778A
JPH07315778A JP13360894A JP13360894A JPH07315778A JP H07315778 A JPH07315778 A JP H07315778A JP 13360894 A JP13360894 A JP 13360894A JP 13360894 A JP13360894 A JP 13360894A JP H07315778 A JPH07315778 A JP H07315778A
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JP
Japan
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boom
rubber cover
cover
lift device
cable
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JP13360894A
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Inventor
Mitsuhiro Kishi
光宏 岸
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Japanic Corp
Original Assignee
Japanic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船底洗浄をサンドブラスト処理によって行う
場合のように、貝殻その他の付着物が飛散してブームエ
レメントの隙間に侵入するするおそれの高い作業に使用
でき、目詰まりや故障の発生を有効的に防止すること。 【構成】 複数本のブームエレメント26、27、28
を同軸上で摺動可能に接続して構成した伸縮可能なブー
ム体18を搭載台13に俯仰動作可能に支持させ、前記
ブーム体18の先端に設けた作業台35側に油圧ホース
その他のケーブルを、前記ブーム体18の俯仰動作範囲
内で上面となる部位に配設したケーブルベア44によっ
て前記搭載台13側から案内保持し、前記ケーブルベア
44に前記ブームエレメント26、27、28の隙間部
分を被覆するゴムカバー48を取付けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるテレスコピッ
クタイプのブーム構造を有する高所作業用のブームリフ
ト装置に係り、特にドックにおける船底洗浄をサンドブ
ラスト処理によって行う場合のように、貝殻その他の付
着物が飛散してブームエレメントの隙間部分の隙間に侵
入するするおそれの高い作業にあって、その目詰まりや
故障の発生を有効的に防止して洗浄作業等を円滑に行え
るようにしたブームリフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高所作業用のブームリフト装置と
して、複数本のブームエレメントを同軸上で摺動可能に
接続して構成した伸縮可能なブーム体、いわゆるテレス
コピックタイプのブーム体を有するものが知られてい
る。このブーム体は例えば移動することができる車両等
の搭載台に俯仰動作可能に支持され、ブームの先端には
作業台が設けられている構成のものが多かった。
【0003】そして、例えばドック等において船底の洗
浄を行う場合、ブームリフト装置の作業台に作業者が乗
り、ハンマ等を手に持って船底に付着している貝殻その
他の付着物の粉砕等を行っていた。しかし、この作業で
は労力が掛かる一方で能率が悪いため、最近ではサンド
ブラスト装置によって付着物の粉砕処理を行うことが多
くなっている。すなわち、人が作業台に乗り、サンドブ
ラスト装置から延長したノズルを手に持ち、ノズルから
船底に向けて高圧で砂粒を噴射させて衝突させる。この
高圧で噴射された砂粒が船底付近に付着した貝殻などを
除去することができるものである。
【0004】ところが、このような作業で船底の洗浄を
サンドブラスト処理によって行う場合、貝殻その他の付
着物や砂粒が飛散して、ブームエレメントの隙間部分の
隙間に侵入し、目詰りや摺動部材に付着するおそれが高
いものである。このような目詰りや付着が生じると、ブ
ーム体の伸縮動作に支障を来したり、摺動部分の磨耗の
原因となる等の不具合が生じ、その目詰りを除去する作
業が非常に繁雑となるものであり、このような貝殻その
他の付着物や砂粒がブームエレメントの隙間部分の隙間
に侵入するのを防止しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、ブー
ムエレメントの隙間部分の隙間への貝殻その他の付着物
や砂粒が侵入するのを防止するためには、当該隙間部分
をカバーで被覆する等の手段が考えられる。しかしなが
ら、テレスコピック式のブームリフトの場合、ブーム体
の伸縮のために各ブームエレメントが長手方向に移動
し、接続部の位置が変化するため、単にカバーを取付け
ようとしても当該接続部を確実に被覆することが困難で
ある。
【0006】ところで通常、ブームリフト装置では作業
台と搭載台の間に油圧ホース、給電ケーブルその他のケ
ーブルが接続してあり、これらのケーブルはブーム体の
俯仰動作範囲内で上面となる部位に配設したケーブルベ
アによって案内保持されている。このようなブームリフ
ト装置にあっては、ケーブルベアがブーム体の外側面側
に配置されているので、カバー装着用の部材として有効
に利用することが可能と考えられる。
【0007】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、船底洗浄等をサンドブラスト処理によって
行う場合のように、貝殻その他の付着物や砂粒が飛散し
てブームエレメントの隙間部分の隙間に侵入することが
予想される作業において、ケーブルベアを利用してカバ
ーを取付け、それによって目詰りを有効的に防止して洗
浄作業等を円滑に行えるブームリフト装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、複数本のブームエレメントを
同軸上で摺動可能に接続して構成した伸縮可能なブーム
体を搭載台に俯仰動作可能に支持させるとともに、前記
ブーム体の先端に設けた作業台側に油圧ホースその他の
ケーブルを、前記ブーム体の俯仰動作範囲内で上面とな
る部位に配設したケーブルベアによって前記搭載台側か
ら案内保持したブームリフト装置において、前記ケーブ
ルベアに、前記ブームエレメントの隙間部分を被覆する
ゴムカバーを取付けたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のブーム
リフト装置において、ゴムカバーを、ブーム体の俯仰動
作範囲内で上面となる部位から両側面となる部位を被覆
する断面略U字状としたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載のブーム
リフト装置において、ゴムカバーのU字断面の中央部分
がケーブルベアの各リンクエレメントに取付けられると
ともに、そのU字断面の両側部分がブーム体の両側部位
を被覆する位置に垂下しており、かつ前記ゴムカバーが
前記ケーブルベアの屈曲収納部で各リンクエレメントと
ともに反転可能とされているものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載のブーム
リフト装置において、ゴムカバーが、ケーブルベアの各
リンクエレメントへの取付け位置の略中間部に反転援助
用のスリットを有するものである。
【0012】請求項5の発明は、複数本のブームエレメ
ントを同軸上で摺動可能に接続して構成した伸縮可能な
ブーム体を搭載台に俯仰動作可能に支持させるととも
に、前記ブーム体の先端に設けた作業台側に油圧ホース
その他のケーブルを、前記ブーム体の俯仰動作範囲内で
上面となる部位に配設したケーブルベアによって前記搭
載台側から案内保持したブームリフト装置において、前
記ブーム体の先端側の2以上のブームエレメントの隙間
部分を金属カバーで被覆するとともに、他のブームエレ
メントの連結部を前記金属カバーに連設したゴムカバー
で被覆し、このゴムカバーを前記ケーブルベアに取付け
たものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項5記載のブーム
リフト装置において、金属カバーおよびゴムカバーを、
ブーム体の俯仰動作範囲内で上面となる部位から両側面
となる部位を被覆する断面略U字状としたものである。
請求項7の発明は、請求項6記載のブームリフト装置
において、ゴムカバーのU字断面の中央部分がケーブル
ベアの各リンクエレメントに取付けられるとともに、そ
のU字断面の両側部分がブーム体の両側部位を被覆する
位置に垂下しており、かつ前記ゴムカバーが前記ケーブ
ルベアの屈曲収納部で各リンクエレメントとともに反転
可能とされているものである。
【0014】請求項8の発明は、請求項7記載のブーム
リフト装置において、ゴムカバーが、ケーブルベアの各
リンクエレメントへの取付け位置の略中間部に反転援助
用のスリットを有するものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、ブーム体の俯仰動作
範囲内で上面となる部位に配設したケーブルベアに、ブ
ームエレメントの隙間部分を被覆するゴムカバーを取付
けたことにより、その取付けが比較的容易に行え、ブー
ム体が伸縮する構成に対し、その伸縮に阻害されること
なく簡単な手段でブームエレメントの接続部の被覆が確
実に行え、目詰りを有効に防止することが可能となる。
【0016】請求項2の発明によれば、ゴムカバーを、
ブーム体の俯仰動作範囲内で上面となる部位から両側面
となる部位を被覆する断面略U字状とすることで、サン
ドブラスト処理等の際に飛散落下する粒状物等のブーム
エレメント隙間部分への上方および側方からの侵入が確
実に防止できる一方、そのゴムカバーがブーム体下面側
で開口することで、ブーム体の伸縮等の動作時にゴムカ
バーが絡まる等の支障が生じることもなく、その動作が
円滑に行える。
【0017】請求項3の発明によれば、ゴムカバーのU
字断面の中央部分がケーブルベアの各リンクエレメント
に取付けられているので、ゴムカバーがケーブルベアの
屈曲等に容易に追随する。そして、ゴムカバーのU字断
面の両側部分がブーム体の両側部位を被覆する位置に垂
下しており、かつゴムカバーがケーブルベアの屈曲収納
部で各リンクエレメントとともに反転可能とされている
ので、ブームエレメントの伸縮に伴うケーブルベアの屈
曲収納部の移動に追随して反転して二重構造となる等の
変形が容易に行われ、これによりカバー長さの過不足が
良好に吸収し得るものとなる。
【0018】請求項4の発明によれば、ゴムカバーが、
ケーブルベアの各リンクエレメントへの取付け位置の略
中間部に反転援助用のスリットを有するので、反転の際
に余分な皺等による膨らみや捩れあるいは引張り等が生
じることがなく、カバーの損傷防止が有効に図れるとと
もに、ケーブルベアの屈曲収納部でカバーが円滑に二重
構造となり、良好な外観が保持される。
【0019】請求項5の発明によれば、前記のゴムカバ
ーに加え、ブーム体の先端側の2以上のブームエレメン
トの隙間部分を剛性の高い金属カバーで被覆することに
より、サンドブラスト等によって船体間近な位置から落
下飛散する固形物等が衝突しても、極めて大きい対衝撃
性、耐久性等を得ることができる。
【0020】請求項6の発明によれば、金属カバーおよ
びゴムカバーを、ブーム体の俯仰動作範囲内で上面とな
る部位から両側面となる部位を被覆する断面略U字状と
したことにより、共にサンドブラスト処理等の際に飛散
落下する粒状物等のブームエレメント隙間部分への上方
および側方からの侵入が確実に防止できるとともに、各
カバーがブーム体の下面側で開口することで、ブーム体
の伸縮等の動作時に干渉す等の支障が生じることもな
く、その動作が円滑に行える。
【0021】請求項7の発明によれば、金属カバーとゴ
ムカバーとを備えた構成において、ゴムカバーのU字断
面の中央部分がケーブルベアの各リンクエレメントに取
付けられているので、ゴムカバーがケーブルベアの屈曲
等に容易に追随する。そして、ゴムカバーのU字断面の
両側部分がブーム体の両側部位を被覆する位置に垂下し
ており、かつゴムカバーがケーブルベアの屈曲収納部で
各リンクエレメントとともに反転可能とされているの
で、ブームエレメントの伸縮に伴うケーブルベアの屈曲
収納部の移動に追随して反転して二重構造となる等の変
形が容易に行われ、これによりカバー長さの過不足が良
好に吸収し得るものとなる。
【0022】請求項8の発明によれば、金属カバーとゴ
ムカバーとを備えた構成において、ゴムカバーが、ケー
ブルベアの各リンクエレメントへの取付け位置の略中間
部に反転援助用のスリットを有するので、反転の際に余
分な皺等による膨らみや捩れあるいは引張り等が生じる
ことがなく、カバーの損傷防止が有効に図れるととも
に、ケーブルベアの屈曲収納部でカバーが円滑に二重構
造となり、良好な外観が保持される。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係るブームリフト装置の一実
施例について図面を参照して説明する。図1は本実施例
によるブームリフト装置の全体構成を示す斜視図、図2
はブーム体先端側の構成を拡大して示す側面図、図3は
図2のXーX線断面図、図4は図2のYーY線断面図、
図5はゴムカバーの反転状態を詳細に示す斜視図、図6
はゴムカバーおよびその取付け状態を拡大して示す斜視
図、図7は図6の分解図である。
【0024】本実施例のブームリフト装置では、図1に
示すように、車輪10および図示しない駆動機構ならび
に操舵機構等を有する四輪式の車体11が備えられ、こ
の車体11の中央上面にはベアリングを内臓した旋回台
12が設けられている。この旋回台12上にエンジン、
油圧発生装置等を収納した搭載台13がその垂直軸心を
回転中心として矢印Aの方向に一体的に旋回可能に載置
されている。この搭載台13は車体11の上面全体を覆
う平面形状を有するとともに、周縁部分に設けた裾広が
り状の傾斜部14には上方からの落下物を車体11の前
方に導くためのガイド溝15を有している。
【0025】搭載台13の上面には略三角形状の一対の
ブラケット16が互いに対向して突設され、この各ブラ
ケット16の頂部間に設けた水平な支軸17を介してブ
ーム体18が矢印Bで示すように俯仰方向に回動可能に
支持されている。また、旋回台13とブーム体18とは
油圧シリンダー19によって連結され、この油圧シリン
ダー19の伸縮動作によってブーム体18の俯仰動作が
行われるようになっている。油圧シリンダー19のシリ
ンダーロッド部(図示せず)の外周側は、落下物等との
接触に対する防護用の蛇腹カバー20によって被覆され
ている。
【0026】本実施例では、ブーム体18がボックス柱
状の3本のブームエレメント26、27、28(以下、
旋回台13側のものから上方に順に下段ブーム26、中
段ブーム27、上段ブーム28とも称する)を同軸上で
摺動可能となるようにテレスコピック状に挿通すること
により矢印Cで示すように伸縮可能に構成されている。
これらの内で下段ブーム26の外径が最も太く、中段ブ
ーム27から上段ブーム28の順に外径が細くなるよう
に形成されている。中段ブーム27は下段ブーム26の
上端下面に設けた支持部材29により摺動自在に支えら
れており、上段ブーム28は中段ブーム27の上端下面
に設けた支持部材30により摺動自在に支えられてい
る。この下段ブーム26の上端開口は中段ブーム27を
摺動させる隙間部分31となっており、中段ブーム27
の上端開口は上段ブーム28を摺動させる隙間部分32
となっている。
【0027】先端のブームエレメントすなわち上段ブー
ム28には、上段ブーム28の上端開口を塞ぐと共に他
の機器の取付けのための連結部材43が固着してあり、
この連結部材43にはブラケット33が固着してある。
そして、先端が細くなったブラケット33にはピン34
によりバケット状の作業台35が連結してあり、この作
業台35とブラケット33の間には支持角度補正用の油
圧シリンダー41を介在させてあり、油圧シリンダー4
1によって作業台35の姿勢角度が可変となっている。
この作業台35はパイプを組合わせて籠状に形成された
ものであり、上方が開口した略四角形の箱形をなしてい
る。また、バケット上部外周位置にブームリフト装置の
全機能を操作することができる制御装置42が設けられ
ている。ブラケット33は上段ブーム28の先端に設け
たによって下方から支持されている。
【0028】そして、ブーム体18の俯仰動作範囲内で
上面となる部位に配設したケーブルベア44および上段
ブーム28と一体のケーブルブーム45によって、搭載
台13側から作業台35側に油圧ホース46その他のケ
ーブルが回曲自在となるように案内保持されている。
【0029】このような構成のもとで、本実施例では図
1〜図7に示すように、ブーム体18の各ブームエレメ
ント26、27、28の隙間部分31、32がステンレ
ススチールその他の金属材料からなる金属カバー47
と、布芯入りゴムカバー48(なおゴムに限らず他の防
水性樹脂等の可撓性または弾性材料でもよい。本明細書
では代表的にゴムカバーと称する)とによって上方から
被覆されている。
【0030】金属カバー47は図2および図3に示すよ
うに、ブーム体18の俯仰動作範囲内で上面となる部位
aから両側面となる部位bを被覆する断面略U字状ない
しコ字状のもので(本明細書では代表的にU字状とい
う)、この金属カバー47の長さはケーブルブーム45
の長さにほぼ等しく、ブーム体18が最小に収縮した状
態のときに(図示せず)ブーム体18の全長を覆うよう
な長さに設定してある。この金属カバー47は、U字断
面の中央部分49の上面がケーブルブーム45の下面に
ボルトおよびナット等の締付け具50によって取付けら
れるとともに、そのU字断面の両側部分54がブーム体
18の両側部位を被覆する位置に垂下している。
【0031】また、ゴムカバー48は金属カバー47で
被覆されない他のブームエレメントの隙間部分(本実施
例ではブーム体18の伸長時において金属カバー47の
下端から露出する下段ブーム26と中段ブーム27との
隙間部分31)を被覆するシート状のものである。図2
および図5で示すように、ゴムカバー48の上端は金属
カバー47の下端部に密着してあり、ゴムカバー48の
外側から押え具51が密着させてあり、この押え具51
と金属カバー47をビスまたはリベット等の止着具52
で結合することでゴムカバー48は押え具51と金属カ
バー47の間に挟持されている。このゴムカバー48
は、ブーム体18の俯仰動作範囲内で上面となる部位a
から両側面となる部位bを被覆するように断面略U字状
に取付けられている。そして、このゴムカバー48は、
図4〜図7に示すように、U字断面の中央部分55がケ
ーブルベア44の各リンクエレメント56に取付けられ
るとともに、そのU字断面の両側部分57がブーム体1
8の両側部位を被覆する位置に垂下しており、かつケー
ブルベア44の屈曲収納部58で各リンクエレメント5
6とともに反転可能とされている。
【0032】次に、ケーブルベア44の構成を図6およ
び図7でより具体的に詳述する。このケーブルベア44
は複数のリンクエレメント56をチェーン状に連結する
ことで、ブーム体18の長さ方向に直線状に延長するこ
とができる。そして、各リンクエレメント56は一対の
外連結片59と、一対の内連結片61と、外連結片59
の間に介在したケーブル支持板67の3種の部品を素子
として構成されている。この一対の外連結片59は楕円
形状をしており、両外連結片59は間隔を置いて平行に
配置してあり、両外連結片59の中央には直角になるよ
うにケーブル支持板67を連結してあり、一対の外連結
片59とケーブル支持板67によりエ字形の構成となっ
ている。そして、各外連結片59の内側であって、その
一端には平行となるように内連結片61を配置してあ
り、外連結片59の一端と内連結片61の一端とはボル
ト65により回動自在に連結してある。
【0033】このリンクエレメント56を構成する各部
材を図7によりさらに詳しく説明する。上下が平行とな
ってやや楕円形をした外連結片59は薄肉鋼板で形成し
てあり、この外連結片59の両側には孔60を穿設して
あり、外連結片59の中央には上下に一対の固定孔68
を穿設してある。また、内連結片61も外連結片59と
同様の上下が平行となってやや楕円形をした形状であ
り、この内連結片61の両側には孔62を穿設してあ
り、内連結片61の中央の下部にはスペーサー孔63を
穿設してある。このリンクエレメント56を組み立てる
には、一対の外連結片59を平行に間隔を置いて配置
し、両外連結片59の間にケーブル支持板67を直角と
なるように配置する。そして、固定孔68よりビス6
9、72を挿入し、ビス69、72をケーブル支持板6
7の両端にねじ込むことで外連結片59とケーブル支持
板67を固着する。
【0034】そして、外連結片59の内側に内連結片6
1の外側を接触させ、孔60と孔62の軸線を一致させ
たなら、ボルト65を両孔60、62に挿通し、通過し
たボルト65にナット66をねじ込む。このボルト65
により外連結片59と内連結片61をその長さ方向に回
動自在に連結してリンクエレメント56が出来上がる。
このリンクエレメント56を複数個連結すうには、一つ
のリンクエレメント56の内連結片61を他のリンクエ
レメント56の外連結片59の内側に挿入し、ボルト6
5とナット66により2つのリンクエレメント56を回
動自在に連結する。このようにして、複数のリンクエレ
メント56をチェーン状につなぎ、上下方向には回曲す
るが左右方向には曲がらない特性のケーブルベア44が
形成される。
【0035】また、このケーブルベア44にゴムカバー
48を取り付ける構成について説明する。このゴムカバ
ー48をケーブルベア44に固定(吊り下げる)するた
めには、ゴムカバー48の上下面に密着するスペーサー
70と取付け金具82によって行われる。このスペーサ
ー70は平板の両端を直角に折り曲げてコ字形となった
形状であり、スペーサー70の長さはリンクエレメント
56における一対の内連結片61の間隔とほぼ同じ長さ
に設定してある。このスペーサー70の主片部73の四
隅には4つの取付け孔76が穿設されており、主片部7
3の両側に立ち上げられた側片部74にもそれぞれ孔7
5が穿設されている。そして、この取付け孔76と対向
する位置で、ゴムカバー48の中央部分55にも取付け
孔81が穿設されている。また、ゴムカバー48の裏面
に接触する取付け金具82は細長い鋼板の両側を少し下
側に傾斜させた構成となっており、その主片部89に
は、前記スペーサー70の主片部73に穿設した取付け
孔76と対向する位置に4つの取付け孔83が穿設され
ている。また、取付け金具82の両側には主片部89よ
り少し角度をもたせて傾斜させた傾斜部86が設けてあ
る。
【0036】この構成では、まずスペーサー70を一対
の内連結片61の間に挿入し、孔75とスペーサー孔6
3の軸線を一致させ、両孔75、スペーサー孔63にボ
ルト72を挿通してこのボルト72にナット78をねじ
込む。このボルト72によってスペーサー70は内連結
片61に固定される。次に、取付け孔76、81、83
の軸線を一致させ、各取付け孔76、81、83にボル
ト84を挿入し、このボルト84にナット85をねじ込
むことでゴムカバー48の上下面をスペーサー70と取
付け金具82により挟み込み、ゴムカバー48をリンク
エレメント56に固定する。
【0037】こうして、ケーブルベア44の各リンクエ
レメント56の下部にはゴムカバー48のU字断面の中
央部分55が間隔的に取付けられている。そして、下側
にある取付け金具82の両側にある傾斜部86は下方に
傾斜しており、この傾斜部86にゴムカバー48の両側
部分57が掛止されることにより、前記の如くゴムカバ
ー48が断面略U字状に垂下するとともに、ケーブルベ
ア44の各リンクエレメント56毎に追随して変形可能
となっている。この構成により、図2および図5に示す
ように、ケーブルベア44の屈曲収納部58において反
転可能とされているものである。
【0038】また、ゴムカバー48は、ケーブルベア4
4の各リンクエレメント56への取付け位置の略中間部
毎に、U字断面の中央部分55から両側部分57に至る
隅角部に位置して反転援助用のスリット87を切り込ん
である。このスリット87によって、図2および図5に
示すケーブルベア44の屈曲収納部58におけるゴムカ
バー48の反転時において、隅角部分の重合が容易に行
われ、反転による裏返し(または表返し)が円滑に行わ
れるようになる。
【0039】次に本実施例の作用を説明する。
【0040】例えばドック等において船底の洗浄を行う
場合、車体11の駆動により旋回台12を作業位置に移
動し、ブーム体18を油圧シリンダー19動力によって
所定の俯仰角度に設定するとともに、ブーム体18の伸
縮調整により作業台35を作業高さ位置に移動させる。
【0041】作業台35に乗った作業者は、サンドブラ
スト装置を使用してノズルから船底に高圧で砂粒を噴射
させて衝突させ、貝殻その他の付着物を離脱させる。こ
の場合、離脱した固形物やサンドブラスト用粒体等が船
底等から飛散しても、本実施例では、ブームエレメント
26、27、28の隙間部分31、32を被覆する金属
カバー47およびゴムカバー48を取付けてあるので、
簡単な手段でブームエレメント26、27、28の隙間
部分31、32の隙間への飛散物体が侵入すること有効
的に防止することができる。
【0042】特に本実施例では、ブーム体18の先端側
を剛性の高い金属カバー47で被覆しているので、サン
ドブラスト等によって船体の間近な位置から落下飛散す
る固形物等が衝突しても、極めて大きい対衝撃性、耐久
性等を得ることができる。
【0043】また、金属カバー47で被覆されない隙間
部分31、32はゴムカバー48によって被覆されてい
るので、作業場所から離れた部位でも確実に固形物等の
隙間への侵入が防止できる。
【0044】しかも、本実施例によれば、金属カバー4
7が上段ブーム28と一体のケーブルブーム45に取付
けられ、ゴムカバー48がブーム体18の伸縮に追随す
るケーブルベア44に取付けられている。このため、ブ
ーム体18の伸縮作用によって隙間部分31、32の位
置が変化しても、各金属カバー47、ゴムカバー48が
ブーム体18の伸縮作用と干渉することなく、位置変化
した隙間部分31、32を確実に被覆して護衛すること
ができる。特に、各金属カバー47、ゴムカバー48
を、ブーム体18の俯仰動作範囲内で上面となる部位a
から両側面となる部位bを被覆する断面略U字状とした
ので、サンドブラスト処理等の際に飛散落下する粒状物
等がブームエレメント26、27、28の隙間部分3
1、32へその上方および側方からのそれぞれの侵入を
確実に防止できる。また、その各金属カバー47、ゴム
カバー48がブーム体18の下面側で開口するので、ブ
ーム体18の伸縮等の動作時に各金属カバー47、ゴム
カバー48が絡まる等の支障が生じることもなく、その
動作が円滑に行える。
【0045】さらに、ゴムカバー48のU字断面の中央
部分55は、ケーブルベア44の各リンクエレメント5
6毎に取付けられているので、ゴムカバー48がケーブ
ルベア44の屈曲等に容易に追随できるとともに、ゴム
カバー48のU字断面の両側部分57がブーム体18の
両側部位を被覆する位置に垂下しており、かつゴムカバ
ー48がケーブルベア44の屈曲収納部58で各リンク
エレメント56とともに反転可能とされているので、ブ
ーム体18の伸縮に伴うケーブルベア44の屈曲収納部
58の位置変化に追随して反転し二重構造となる変形が
容易に行え、これによりカバー長さに過不足が生じるこ
とがなく常に良好な被覆作用が得られる。
【0046】さらにまた、ゴムカバー48には、ケーブ
ルベア44の各リンクエレメント56への取付け位置の
略中間部に反転援助用のスリット87を形成したので、
反転の際に余分な皺等による膨らみや捩れあるいは引張
り等が生じることがなく、ゴムカバー48の損傷防止が
有効に図れるとともに、ケーブルベア44の屈曲収納部
58でゴムカバー48が円滑に二重構造となり、良好な
外観が保持できる。
【0047】また、本実施例によれば、搭載台13を車
体11の上面全体を覆う平面形状を有するものとし、そ
の周縁部分に設けた裾広がり状の傾斜部14に落下物を
車体11の外方に導くためのガイド溝15を形成したの
で、落下物は車体に衝突することがなく、また搭載台1
3のガイド溝15部への落下物は、そのガイド溝15に
沿って所定の場所に堆積させることができる。
【0048】また、油圧シリンダー19のシリンダーロ
ッド部の外周側は、落下物等との接触に対する防護用の
蛇腹カバー20によって被覆されているので、油圧シリ
ンダー19のシリンダーロッド部も落下物から有効的に
防止される。
【0049】なお、本発明は以上の実施例の構成に限ら
れるものではない。例えば、前記実施例ではサンドブラ
スト処理用として説明したが、液状物噴射の場合等にも
適用でき、また飛散物体の種類に応じて金属カバーを省
略し、ゴムカバーのみを有する構成としてもよい。
【0050】また、適用するブームリフトの段数や構造
が前記実施例と異なる場合においても、それに対応して
種々変形することが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上の実施例で詳述したように、本発明
によれば、特にドックにおける船底洗浄をサンドブラス
ト処理によって行う場合のように、貝殻その他の付着物
が飛散してブームエレメントの隙間部分の隙間に目詰り
するおそれの高い処理について、そのおそれを有効的に
防止して洗浄作業等を円滑に行える。
【0052】すなわち、請求項1の発明によれば、ブー
ムの俯仰動作範囲内で上面となる部位に配設したケーブ
ルベアに、ブームエレメントの隙間部分を被覆するゴム
カバーを取付けたので、その取付けが比較的容易に行
え、ブームが伸縮する構成に対し、その伸縮に阻害され
ることなく簡単な手段でブームエレメントの接続部の被
覆が確実に行え、目詰りを有効に防止することができ
る。
【0053】請求項2の発明によれば、ゴムカバーを、
ブームの俯仰動作範囲内で上面となる部位から両側面と
なる部位を被覆する断面略U字状としたので、サンドブ
ラスト処理等の際に飛散落下する粒状物等のブームエレ
メント隙間部分への上方および側方からの侵入が確実に
防止できる一方、そのゴムカバーがブーム下面側で開口
するので、ブーム伸縮等の動作時にゴムカバーが絡まる
等の支障が生じることもなく、その動作が円滑に行え
る。
【0054】請求項3の発明によれば、ゴムカバーのU
字断面の中央部分をケーブルベアの各リンクエレメント
に取付けたので、ゴムカバーをケーブルベアの屈曲等に
容易に追随させることができる。そして、ゴムカバーの
U字断面の両側部分をブームの両側部位を被覆する位置
に垂下させ、かつゴムカバーをケーブルベアの屈曲収納
部で各リンクエレメントとともに反転可能としたので、
ブームエレメントの伸縮に伴うケーブルベアの屈曲収納
部の移動に追随して反転して二重構造となる等の変形が
容易に行え、これによりカバー長さの過不足を良好に吸
収することができる。
【0055】請求項4の発明によれば、ゴムカバーが、
ケーブルベアの各リンクエレメントへの取付け位置の略
中間部に反転援助用のスリットを有する構成としたの
で、反転の際に余分な皺等による膨らみや捩れあるいは
引張り等が生じることがなく、カバーの損傷防止が有効
に図れるとともに、ケーブルベアの屈曲収納部でカバー
が円滑に二重構造となり、良好な外観が保持できる。
【0056】請求項5の発明によれば、前記のゴムカバ
ーに加え、ブームの先端側の2以上のブームエレメント
の隙間部分を剛性の高い金属カバーで被覆することによ
り、サンドブラスト等によって船体間近な位置から落下
飛散する固形物等が衝突しても、極めて大きい対衝撃
性、耐久性等を得ることができる。
【0057】請求項6の発明によれば、金属カバーおよ
びゴムカバーを、ブームの俯仰動作範囲内で上面となる
部位から両側面となる部位を被覆する断面略U字状とし
たので、共にサンドブラスト処理等の際に飛散落下する
粒状物等のブームエレメント隙間部分への上方および側
方からの侵入が確実に防止できるとともに、各カバーが
ブーム下面側で開口するので、ブーム伸縮等の動作時に
干渉す等の支障が生じることもなく、その動作が円滑に
行える。
【0058】請求項7の発明によれば、金属カバーとゴ
ムカバーとを備えた構成において、ゴムカバーのU字断
面の中央部分がケーブルベアの各リンクエレメントに取
付けられているので、ゴムカバーがケーブルベアの屈曲
等に容易に追随する。そして、ゴムカバーのU字断面の
両側部分がブームの両側部位を被覆する位置に垂下して
おり、かつゴムカバーがケーブルベアの屈曲収納部で各
リンクエレメントとともに反転可能とされているので、
ブームエレメントの伸縮に伴うケーブルベアの屈曲収納
部の移動に追随して反転して二重構造となる等の変形が
容易に行われ、これによりカバー長さの過不足が良好に
吸収できる。
【0059】請求項8の発明によれば、金属カバーとゴ
ムカバーとを備えた構成において、ゴムカバーが、ケー
ブルベアの各リンクエレメントへの取付け位置の略中間
部に反転援助用のスリットを有するので、反転の際に余
分な皺等による膨らみや捩れあるいは引張り等が生じる
ことがなく、カバーの損傷防止が有効に図れるととも
に、ケーブルベアの屈曲収納部でカバーが円滑に二重構
造となり、良好な外観が保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブームリフト装置の
全体の構成を示すブーム体を伸長させた状態の斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例におけるブームリフト装置
の、図1におけるブーム先端側の構成を拡大して示す側
面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるブームリフト装置
の、図2中のXーX方向に矢視した断面図である。
【図4】本発明の一実施例におけるブームリフト装置
の、図2中のYーY方向に矢視した断面図である。
【図5】本発明の一実施例におけるブームリフト装置の
ゴムカバーの反転状態を詳細に示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例におけるブームリフト装置の
ゴムカバーおよびその取付け状態を拡大して示す斜視図
である。
【図7】本発明の一実施例におけるブームリフト装置の
ゴムカバーとケーブルベア44の部品を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
10 車輪 11 車体 12 旋回台 13 搭載台 14 傾斜部 15 ガイド溝 16 ブラケット 17 支軸 18 ブーム体 19 油圧シリンダー 20 蛇腹カバー 26 下段ブーム(ブームエレメント) 27 中段ブーム(ブームエレメント) 28 上段ブーム(ブームエレメント) 29 支持部材 30 支持部材 31 隙間部分 32 隙間部分 33 ブラケット 34 ピン 35 作業台 44 ケーブルベア 45 ケーブルブーム 46 油圧ホースその他のケーブル 47 金属カバー 48 ゴムカバー 49 中央部分 54 両側部分 55 中央部分 56 リンクエレメント 57 両側部分 58 屈曲収納部 87 スリット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のブームエレメントを同軸上で摺
    動可能に接続して構成した伸縮可能なブーム体を搭載台
    に俯仰動作可能に支持させるとともに、前記ブーム体の
    先端に設けた作業台側に油圧ホースその他のケーブル
    を、前記ブーム体の俯仰動作範囲内で上面となる部位に
    配設したケーブルベアによって前記搭載台側から案内保
    持したブームリフト装置において、前記ケーブルベア
    に、前記ブームエレメントの隙間部分を被覆するゴムカ
    バーを取付けたことを特徴とするブームリフト装置。
  2. 【請求項2】 ゴムカバーは、ブーム体の俯仰動作範囲
    内で上面となる部位から両側面となる部位を被覆する断
    面略U字状のものである請求項1記載のブームリフト装
    置。
  3. 【請求項3】 ゴムカバーは、U字断面の中央部分がケ
    ーブルベアの各リンクエレメントに取付けられるととも
    に、そのU字断面の両側部分がブーム体の両側部位を被
    覆する位置に垂下しており、かつ前記ゴムカバーは前記
    ケーブルベアの屈曲収納部で各リンクエレメントととも
    に反転可能とされている請求項2記載のブームリフト装
    置。
  4. 【請求項4】 ゴムカバーは、ケーブルベアの各リンク
    エレメントへの取付け位置の略中間部に反転援助用のス
    リットを有する請求項3記載のブームリフト装置。
  5. 【請求項5】 複数本のブームエレメントを同軸上で摺
    動可能に接続して構成した伸縮可能なブーム体を搭載台
    に俯仰動作可能に支持させるとともに、前記ブーム体の
    先端に設けた作業台側に油圧ホースその他のケーブル
    を、前記ブーム体の俯仰動作範囲内で上面となる部位に
    配設したケーブルベアによって前記搭載台側から案内保
    持したブームリフト装置において、前記ブーム体の先端
    側の2以上のブームエレメントの隙間部分を金属カバー
    で被覆するとともに、他のブームエレメントの連結部を
    前記金属カバーに連設したゴムカバーで被覆し、このゴ
    ムカバーを前記ケーブルベアに取付けたことを特徴とす
    るブームリフト装置。
  6. 【請求項6】 金属カバーおよびゴムカバーは、ブーム
    体の俯仰動作範囲内で上面となる部位から両側面となる
    部位を被覆する断面略U字状のものである請求項5記載
    のブームリフト装置。
  7. 【請求項7】 ゴムカバーは、U字断面の中央部分がケ
    ーブルベアの各リンクエレメントに取付けられるととも
    に、そのU字断面の両側部分がブーム体の両側部位を被
    覆する位置に垂下しており、かつ前記ゴムカバーは前記
    ケーブルベアの屈曲収納部で各リンクエレメントととも
    に反転可能とされている請求項6記載のブームリフト装
    置。
  8. 【請求項8】 ゴムカバーは、ケーブルベアの各リンク
    エレメントへの取付け位置の略中間部に反転援助用のス
    リットを有する請求項7記載のブームリフト装置。
JP13360894A 1994-05-24 1994-05-24 ブームリフト装置 Pending JPH07315778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012021910A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Tjm Design Corp マグネット付き巻尺

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JP2012021910A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Tjm Design Corp マグネット付き巻尺

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