JPH07315505A - 家庭用生ゴミ処理装置 - Google Patents

家庭用生ゴミ処理装置

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JPH07315505A
JPH07315505A JP6109417A JP10941794A JPH07315505A JP H07315505 A JPH07315505 A JP H07315505A JP 6109417 A JP6109417 A JP 6109417A JP 10941794 A JP10941794 A JP 10941794A JP H07315505 A JPH07315505 A JP H07315505A
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JP
Japan
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container
garbage
pedestal
air
blower fan
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Application number
JP6109417A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Umeoka
宏育 梅岡
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Daihatsu Diesel Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Diesel Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各家庭における生ゴミの総排出量を低減す
る。 【構成】 容器2には生ゴミが蓄積される。排気ファン
8は、容器2内の空気を外部に強制排気する。こうする
ことによって、容器2の底3に設けられた通気孔6から
流入して排気ファン8によって排気される空気流によっ
て、生ゴミから蒸発した水分が容器外部に除去されて生
ゴミが乾燥して、大幅に減量される。その際に、通気孔
6から侵入した好気性微生物の増殖が促されて、生ゴミ
が分解されて堆肥化され、資源として再利用できる。ま
た、通気部7'を有する覆い部材7は容器2の通気孔6
を覆って、生ゴミの小片等の落下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各家庭で発生する生
ゴミを処理する家庭用生ゴミ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各家庭で毎日発生する生ゴミは、一旦家
庭においてポリ容器に集められ、地方自治体によって例
えば0.5回/週〜1回/週等毎に定期的に集積される際
に集積所に出される。そして集められた生ゴミは、焼却
炉で処理されたり、湾岸などの埋め立て地に運ばれて埋
め立て処理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、全国のゴミ排出
量は年々増加の一途を辿っており、焼却や埋め立て等の
何れの処理方法においても、処理能力が追い付かなくな
ってきているのが現状である。そこで、全国の自治体で
は、各家庭にゴミ排出量の抑制を呼びかけたり、ゴミ収
集を有料化するなどの動きが活発になってきている。ま
た、一般家庭においては、生ゴミは水分を多く含んで臭
いを発生することから、排出された生ゴミを保管するこ
とが敬遠される。また、上述のように水分を多く含んで
いるために集積場までの運搬も非常に困難である。
【0004】そこで、この発明の目的は、各家庭におけ
る生ゴミ総排出量を低減できる家庭用生ゴミ処理装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の家庭用生ゴミ処理装置は、底
に通気孔を有する容器と、上記容器の蓋と、上記容器の
側壁上部に取り付けられた排気ファンを備えたことを特
徴としている。
【0006】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の家庭用生ゴミ処理装置において、上記容器に
おける底の外面に脚を設けたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3に係る発明の家庭用生ゴミ
処理装置は、上方に向かって空気を送る送風ファンを有
すると共に,底に通気孔を有する容器が上記通気孔と送
風ファンとを対向させて着脱可能に載置される台部と、
上記台部の周囲から下方に延在して設けられると共に,
側方から外気を取り込むための空気取入口を有する脚部
から成る台座を備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項4に係る発明は、請求項3に
係る発明の家庭用生ゴミ処理装置において、底に通気孔
を有する一方,側壁上部には排気口を有すると共に,上記
台座の台部に上記通気孔を送風ファンに対向させて載置
可能な容器と、上記容器の蓋を備えたことを特徴として
いる
【0009】また、請求項5に係る発明は、請求項3に
係る発明の家庭用生ゴミ処理装置において、底に通気孔
を有する一方,側壁上部には排気ファンを有すると共に,
上記台座の台部に上記通気孔を送風ファンに対向させて
載置可能な容器と、上記容器の蓋を備えたことを特徴と
している。
【0010】また、請求項6に係る発明の家庭用生ゴミ
処理装置は、請求項1乃至請求項5の何れか一つに係る
発明の家庭用生ゴミ処理装置において、通気部を有する
と共に、上記容器内の底に設置されて、上記容器の通気
孔を覆う覆い部材を備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明では、生ゴミが投入された
容器が蓋で閉鎖されて、上記容器の側壁上部に取り付け
られた排気ファンが回転される。そうすると、上記排気
ファンの回転による強制排気に伴って、上記容器の底面
に設けられた通気孔から上記容器内に空気が流入する。
こうして上記容器内に流入した空気は、容器内の生ゴミ
の隙間を通り上記排気ファンに向かって流れる。その際
に、生ゴミから蒸発した水分が空気流によって上記排気
ファンから外部に排出されて、上記容器内に蓄積された
ゴミは次第に乾燥する。その際に、上記生ゴミ内の好気
性微生物の増殖が上記容器内に流入した空気によって促
進される。こうして、上記容器の側壁における上部から
排気ファンによって容器内の空気を排気することによっ
て、上記容器内の生ゴミが乾燥され、堆肥化される。
【0012】また、請求項2に係る発明では、上記排気
ファンによる容器内の空気の強制排気に伴って上記容器
の底面に設けられた通気孔から取り込まれる空気は、脚
によって地面と容器との間に設けられた隙間から抵抗無
く取り込まれる。
【0013】また、請求項3および請求項4に係る発明
では、生ゴミが投入されて蓋で閉鎖された底に通気孔を
有する容器が、台座における送風ファンを有する台部の
上に上記通気孔と送風ファンとを対向させて着脱可能に
載置される。そして、上記送風ファンの回転によって、
上記台座における脚部の空気取入口から取り込まれた外
気が上記通気孔から上記容器内に強制的に送り込まれ、
上記容器内の生ゴミの隙間を通って上記容器の側壁上部
に設けられた排気口から外部に排気される。こうして、
上記容器内の生ゴミが乾燥される。その際に、上記生ゴ
ミ内の好気性微生物の増殖が上記容器内に流入した空気
によって促進される。こうして、上記容器内に蓄積され
た生ゴミが乾燥され、堆肥化される。
【0014】また、請求項5に係る発明では、生ゴミが
投入されて蓋で閉鎖された底に通気孔を有する容器が、
台座における送風ファンを有する台部の上に上記通気孔
と送風ファンとを対向させて着脱可能に載置される。そ
して、上記容器の側壁上部に設けられた排気ファンの回
転によって上記容器内の空気が強制的に排気される一
方、上記送風ファンの回転によって上記台座の通気孔か
ら外気が上記容器内に強制的に送り込まれる。その際
に、上記容器内の空気の強制排気に伴う吸引力によっ
て、上記台座側から送り込まれてくる空気が効率よく上
記容器内に取り込まれる。
【0015】また、請求項6に係る発明では、上記容器
内の底に設置されて上記通気孔を覆う覆い部材によっ
て、上記容器に投入された生ゴミの小片が上記容器の外
部に落下するのが防止される。
【0016】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。 <第1実施例>図1は本実施例の家庭用生ゴミ処理装置
の構成を示す図である。本実施例の家庭用生ゴミ処理装
置は蓋1と容器2から概略構成され、容器2の底3には
脚4が設けられて底3と地面との間に空間を形成してい
る。容器2の底3の中央部は内側に突出して折り曲げら
れており、この折り曲げ部5には通気孔6が穿たれてい
る。この通気孔6は、容器2とは別体に形成された通気
部7'を有する覆い部材7によって覆われている。上記
容器2の側壁上部には電動式の排気ファン8が取り付け
られており、この排気ファン8によって容器2内の空気
が強制的に外部に排出される。
【0017】上記蓋1を開けて容器2内に投入された生
ゴミは容器2に蓄積される。その際に、蓄積された生ゴ
ミから滴り落ちた水分は容器2の底3における折り曲げ
部5の周囲の凹部にたまり、通気孔6から外部に流出す
ることがない。蓋1で容器2を閉鎖した状態で排気ファ
ン8が回転されると容器2内の空気が強制排気され、そ
の際の吸引力によって、底3に穿たれた通気孔6から容
器2内に外気が流入する。
【0018】その際に、上記容器2内に蓄積された生ゴ
ミから蒸発した水分は容器2内の空気と共に排気ファン
8によって外部に排出され、生ゴミは乾燥するのであ
る。その結果、容器2内の生ゴミは元の状態に比べて大
幅に減量されており、乾燥されていることと相俟って集
積場までの運搬は容易になると共に、運搬回数を減らす
ことができる。また、このことは取りも直さず生ゴミの
総量が減少することになり、自治体のゴミ収集の回数を
も減らすことが可能になる。従って、焼却処理や埋め立
て処理等の処理負荷も減ることになるのである。
【0019】また、上述のように容器2内に外気を導入
することによって、容器2内の好気性微生物の増殖が促
される。その結果、微生物の増殖によって生ゴミは分解
されて堆肥化され、資源として再利用することが可能に
なるのである。
【0020】また、上記容器2の底3に設けられた通気
孔6は、容器2とは別体に形成された覆い部材7によっ
て覆われている。したがって、生ゴミの小片等が通気孔
6から落下して外部へ出ることが防止される。
【0021】図2および図3は、本実施例における家庭
用生ゴミ処理装置によって生ゴミを処理した場合におけ
る累積投入重量と計測重量との変遷を示す。但し、図2
は夏期(8月中旬〜10月中旬)における処理結果であ
り、図3は冬期(12月下旬〜3月上旬)における処理結
果である。図2によれば、夏期56日間における生ゴミ
の総投入量は35.6kgであり、計測重量は5.8kgであ
る。したがって、生ゴミの重量は29.8kg減少し、重
量減少率は83.7%となり、総投入量の重量比6分の
1(16.3%)にまで減少する。
【0022】また、図3によれば、冬期48日間におけ
る生ごみの総投入量は28.57kgであり、計測重量は
13.1kgである。したがって、生ゴミの重量は15.4
7kg減少し、重量減少率は54.1%となり、総投入量
の2分の1(46%)にまで減少する。
【0023】尚、夏期における効果が冬期季に比べて大
きい理由は、外気温度が高いことに加えて、夏期の生ゴ
ミには水分の多いもの(例えばトマトや西瓜など)が多く
含まれるためである。
【0024】以上のことから、4人家族の家庭(生ゴミ
発生量は700g/日程度)を想定した場合には、上記容
器2の容積を50l(有効容積40l)にすることによっ
て約2カ月間ゴミ出し不要となる。
【0025】尚、上記実施例においては、上記脚4を容
器2に一体に形成しているが、容器2と別体に形成して
もよい。その際に脚を略三角形に形成し、脚の頂部に観
覧車のように容器を回転可能に取り付ければゴミの取り
出しが楽になる。
【0026】<第2実施例>図4は第1実施例とは異な
る家庭用生ゴミ処理装置の構成を示している。本実施例
における家庭用生ゴミ処理装置は、蓋11および容器1
2と、この容器12の底部に着脱可能な台座14から概
略構成される。
【0027】上記容器12の底15の中央部は内側に突
出して折り曲げられており、この折り曲げ部16には通
気孔17が穿たれている。そして、この通気孔17は、
上記容器12とは別体に形成された通気部18'を有す
る覆い部材18によって覆われる。上記容器12の側壁
上部には、容器12内の空気を外部に排出するための排
気ダクト22を設けている。
【0028】上記台座14は、上記容器12の横断面と
略同じ形状を成して容器12が着脱可能に載置される台
部20と、この台部20の周囲に取り付けられた脚部2
3とから構成される。そして、上記脚部23には空気取
入口19が設けられている。また、上記台部20の穴2
1には電動式の送風ファン13が嵌め込まれており、こ
の送風ファン13を回転することによって、上記脚部2
3の空気取入口19から取り入れられた外気を容器12
側に強制的に送り出すようになっている。上記構成の台
座14上に上記容器12を載置して家庭用生ゴミ処理装
置が形成される。
【0029】上記蓋11を開放して容器12内に投入さ
れた生ゴミは、容器12内に蓄積される。その際に生ゴ
ミから滴り落ちた水分は折り曲げ部16の周囲の凹部に
たまり、通気孔17から外部に流れ出ず短時間に蒸発す
る。蓋11で容器12を閉鎖した状態で台座14の送風
ファン13が作動されると、台座14の空気取入口19
から取り込まれた空気が容器12の底15に設けられた
複数の通気孔17に向かって吹き出され、この通気孔1
7から容器12の内部に送り込まれる。こうして、容器
12の内部に送り込まれた空気は蓄積された生ゴミの間
を通って生ゴミから蒸発した水分を取り込み、容器12
の側壁上部に設けられた排気ダクト22から外部に押し
出される。
【0030】その結果、上記容器12内に蓄積されてい
る生ゴミは水分が除去されて乾燥され、元の状態に比べ
て大幅に減量されている。したがって、集積場までの運
搬は容易になると共に、運搬回数を減らすことができ
る。こうして各家庭から排出される生ゴミの総量を減少
することによって自治体のゴミ収集の回数を減らし、焼
却処理や埋め立て処理等の処理負荷を減らすことができ
るのである。
【0031】その際に、上記台座14の送風ファン13
によって容器12内に空気を送り込むことによって、容
器12内の好気性微生物の増殖が促される。その結果、
微生物の増殖によって生ゴミは分解されて堆肥化され、
資源として再利用することが可能になる。
【0032】また、上記容器12の底15に設けられた
通気孔17は、容器12とは別体に形成された覆い部材
18によって覆われている。したがって、生ゴミの小片
等が通気孔17から落下して外部へ出るのが防止され
る。
【0033】本実施例における上記台座14は、第1実
施例における脚4と同じ機能をも有する。したがって、
容器12の底15と地面との間に空間が設けられて、容
器12内に外気が抵抗無く取り込まれる。また、上記台
座14は容器12に対して着脱可能に構成されている。
従って、上記容器12に変えて、既に家庭にあるポリ容
器等を用いることも可能である。但し、その場合には、
上記ポリ容器等には本実施例における通気孔17に相当
する孔と排気ダクト22に相当する排気口を設ける必要
がある。
【0034】尚、上記第2実施例において台座14上に
載置される容器として、第1実施例における容器2から
脚4を除去した容器を用いてもよい。その場合には、台
座14の送風ファン13で上記容器側に送り出された外
気は、排気ファンによる当該容器内の空気の強制排気に
よる吸引力によって当該容器内に効率よく取り入れられ
る。その結果、更に効率よく生ゴミが乾燥されるのであ
る。
【0035】また、上記各実施例における容器2,12
の内壁に、垂直方向に延在するリブを設けることによっ
て、補強と通気性向上を図ることができる。また、上記
容器2,12内に薬品の収納部を設けることによって、
臭いや虫の発生を防止することができる。また、冬期に
おいては、上記排気ファン8あるいは送風ファン13を
停止して容器2,12内の温度低下を防止したほうが生
ゴミの堆肥化には効果がある。そこで、上記排気ファン
8あるいは送風ファン13を駆動する電動機を太陽電池
によって駆動するようにすれば、上記排気ファン8ある
いは上記送風ファン13を自動的に夜間停止させること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の家庭用生ゴミ処理装置は、底に通気孔を有する
容器における側壁上部に排気ファンを設けたので、上記
容器内に生ゴミを投入して蓄積し、上記排気ファンを回
転して上記容器内の空気を強制排気することによって、
上記容器内に蓄積された生ゴミから蒸発した水分を外部
に排出して乾燥することができる。したがって、生ゴミ
を乾燥・減量して、各家庭における生ゴミの取り扱いを
楽にし、自治体のゴミ収集回数減少し、焼却処理や埋め
立て処理の負荷を減少できる。さらに、上記容器の底に
設けられた上記通気孔から取り込まれた外気によって生
ゴミ内の好気性微生物が増殖して生ゴミの堆肥化が促進
されて、資源としての再利用も可能になる。
【0037】また、請求項2に係る発明の家庭用生ゴミ
処理装置は、上記容器の底に脚を設けて上記容器の底と
地面との間に空間を確保したので、上記排気ファンの回
転に伴って上記容器の底の上記通気孔から抵抗無く空気
が流れ込むことができる。
【0038】また、請求項3に係る発明の家庭用生ゴミ
処理装置は、上方に向かって空気を送る送風ファンを有
する台部と側方から外気を取り入れる空気取入口を有す
る脚部から成る台座を、底に通気孔を有する容器に上記
通気孔と上記送風ファンとを対向させて着脱可能に構成
したので、上記台部上に生ゴミが蓄積された上記容器を
載置して上記送風ファンを回転することによって、上記
容器内の生ゴミを乾燥/堆肥化することができる。した
がって、この発明によれば、既に家庭にある生ゴミ用容
器を上記容器に充当することによって、請求項2に係る
発明の効果を容易に得ることができるのである。
【0039】また、請求項4に係る発明の家庭用生ゴミ
処理装置は、送風ファン及び空気取入口を有する台座
と、通気孔及び排気口を有して上記通気孔を上記台座の
送風ファンに対向させて上記台座に載置可能な容器と、
その容器の蓋を設けたので、上記送風ファンの回転によ
って上記容器の底における通気孔から上記容器内に空気
を送り込んで、上記容器内の生ゴミを乾燥させることが
できる。また、上記通気孔からの空気によって生ゴミ内
の好気性微生物の増殖を促すことができる。したがっ
て、この発明によれば、上記容器内に蓄積された生ゴミ
を乾燥/堆肥化させることができる。
【0040】また、請求項5に係る発明の家庭用生ゴミ
処理装置は、送風ファン及び空気取入口を有する台座
と、通気孔及び排気ファンを有して上記通気孔を上記台
座の送風ファンに対向させて上記台座上に載置可能な容
器と、その容器の蓋を設けたので、上記排気ファンによ
る上記容器内の空気の強制排気に伴う吸引力によって、
上記送風ファンによって上記台座側から送り込まれてく
る空気を効率よく上記容器内に取り込むことができる。
したがって、この発明によれば、上記容器内に蓄積され
た生ゴミを更に効率よく乾燥/堆肥化させることができ
る。
【0041】また、請求項6に係る発明の家庭用生ゴミ
処理装置は、上記容器内の底に設置されて上記通気孔を
覆う覆い部材を設けたので、上記容器に投入された生ゴ
ミの小片が上記容器の外部に落下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の家庭用生ゴミ処理装置における一実
施例を示す図である。
【図2】図1に示す家庭用生ゴミ処理装置によって生ゴ
ミを処理した場合の夏期における処理結果を表すグラフ
である。
【図3】図1に示す家庭用生ゴミ処理装置によって生ゴ
ミを処理した場合の冬期における処理結果を表すグラフ
である。
【図4】この発明の家庭用生ゴミ処理装置における図1
とは異なる実施例を示す図である。
【符号の説明】
1,11…蓋、 2,12…容器、
3,15…底、 4…脚、5,16
…折り曲げ部、 6,17…通気孔、7,1
8…覆い部材、 8…排気ファン、13
…送風ファン、 14…台座、19…空
気取入口、 20…台部、22…排気ダ
クト、 23…脚部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底に通気孔を有する容器と、 上記容器の蓋と、 上記容器の側壁上部に取り付けられた排気ファンを備え
    たことを特徴とする家庭用生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の家庭用生ゴミ処理装置
    において、 上記容器における底の外面に脚を設けたことを特徴とす
    る家庭用生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】 上方に向かって空気を送る送風ファンを
    有すると共に、底に通気孔を有する容器が上記通気孔と
    送風ファンとを対向させて着脱可能に載置される台部
    と、 上記台部の周囲から下方に延在して設けられると共に、
    側方から外気を取り込むための空気取入口を有する脚部
    から成る台座を備えたことを特徴とする家庭用生ゴミ処
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の家庭用生ゴミ処理装置
    において、 底に通気孔を有する一方、側壁上部には排気口を有する
    と共に、上記台座の台部に上記通気孔を送風ファンに対
    向させて載置可能な容器と、 上記容器の蓋を備えたことを特徴とする家庭用生ゴミ処
    理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の家庭用生ゴミ処理装置
    において、 底に通気孔を有する一方、側壁上部には排気ファンを有
    すると共に、上記台座の台部に上記通気孔を送風ファン
    に対向させて載置可能な容器と、 上記容器の蓋を備えたことを特徴とする家庭用生ゴミ処
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか一つに記
    載の家庭用生ゴミ処理装置において、 通気部を有すると共に、上記容器内の底に設置されて、
    上記容器の通気孔を覆う覆い部材を備えたことを特徴と
    する家庭用生ゴミ処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108636981A (zh) * 2018-04-24 2018-10-12 罗友治 一种环保节能的垃圾回收处理装置
CN113562362A (zh) * 2021-08-13 2021-10-29 商丘师范学院 一种市政垃圾收集环保设备

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