JPH07314588A - 閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法 - Google Patents
閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法Info
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- JPH07314588A JPH07314588A JP6136650A JP13665094A JPH07314588A JP H07314588 A JPH07314588 A JP H07314588A JP 6136650 A JP6136650 A JP 6136650A JP 13665094 A JP13665094 A JP 13665094A JP H07314588 A JPH07314588 A JP H07314588A
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Abstract
ラップ付角底紙袋の改良製造方法。 【構成】 袋体の左右両側にV字形に折込んだひだ部を
有し、開口端縁を一直線に切断した角底紙袋をその長さ
方向と直角の方向に1枚づつ一定間隔で送り出す第1工
程と、前記角底紙袋の両側端縁を回転ナイフで袋前壁、
ひだ前壁、ひだ後壁、袋後壁の4層に渉り、開口端縁か
ら予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だけ
袋体の長さ方向中央寄りの位置から開口端縁に向かって
斜め内向きに切落す第2工程と、前記切落しによって分
離された袋前壁又は袋後壁だけを外側に曲げて、他の3
層と分離して送り、これら残りの3層を開口端縁から予
定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だけ袋体
の長さ方向中央寄りの位置で開口端縁と平行に回転ナイ
フで切落して、先に分離した袋前壁又は袋後壁を他の側
の壁から突出させて閉鎖用フラップを形成する第3工程
と、該閉鎖用フラップの内面に剥離紙で被覆された粘着
帯を設ける第4工程とを連続して行う。
Description
袋の製造方法に関し、より詳しくは剥離紙で被覆された
粘着帯を有する閉鎖用フラップ付角底紙袋の改良された
製造方法に関する。
用フラップ付角底紙袋の製造方法については、例えば特
公平5−77507号公報に(同公報第1図及び第5図
参照)公知の角底製袋機で製袋された角底紙袋を、その
開口端を先頭にして袋体の長さ方向に送り、切刃を八字
形に配置した耳落しカッター・ロールで、袋前壁、ひだ
前壁、ひだ後壁、袋後壁の4層に渉り、袋の開口端左右
隅角部を切落した後、袋幅方向に伸びる一直線状のハー
フカット刃を有するカッターロールで、前記耳落しによ
り分離された、閉鎖用フラップとなる袋後壁のみを残
し、他の3壁を切落すことにより、角底袋の後壁に前壁
より突出した閉鎖用フラップを形成する方法が開示され
ている。
るハーフカット刃は剥離紙上に積層した粘着ラベル原紙
のみを打抜く場合のように、積層したシートがそれぞれ
一定の厚みで、しかも粘着ラベル原紙のみが確実に打抜
かれ、剥離紙上に僅かに傷がついても差し支えないよう
な用途には適するが、図2に示すように胴貼部を含む一
方の側端部では4層、他の側端部では3層、中央部では
1層と打抜くべき層数が異なるため、打抜時シート側の
抵抗が異なり、フラップ部に望ましくない切込が生じた
り、切除部に切残しができたりして、製品が安定せず、
生産性が阻害されることがしばしばあった。
で、その課題は、袋前壁又は後壁に形成される閉鎖用フ
ラップの根元に望ましくない切目等を入れず、かつ開口
端部の他の3層を確実に切落すことのできる改良された
閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法を提供することに
ある。
の角底製袋機で製袋された角底紙袋を、袋体の幅方向、
すなわち長さ方向と直角の方向に送り、前記袋体の閉鎖
用フラップを形成する方の壁だけ外方に曲げて、他の3
層を分離して送り、これら残りの3層を回転ナイフで切
落すことによって前記課題を解決したものである。
明方法は、袋体の左右両側にV字形に折込んだひだ部を
有し、開口端縁を一直線に切断した角底紙袋をその長さ
方向と直角の方向に1枚づつ一定間隔で送り出す第1工
程と、前記角底紙袋の両側端縁を回転ナイフで袋前壁、
ひだ前壁、ひだ後壁、袋後壁の4層に渉り、開口端縁か
ら予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だけ
袋体の長さ方向中央寄りの両側端縁位置から開口端縁に
向かって斜め内向きに切落す第2工程と、前記切落しに
よって分離された袋前壁又は袋後壁だけを外方向に曲げ
て、他の3層と分離して送り、これら残りの3層を開口
端縁から予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距
離だけ袋体の長さ方向中央寄りの位置で開口端縁と平行
に回転ナイフで切落して、先に分離した袋前壁又は袋後
壁を他の側の壁から突出させて閉鎖用フラップを形成す
る第3工程と、該閉鎖用フラップの内面に剥離紙で被覆
された粘着帯を設ける第4工程とを連続して行うことを
特徴とする。
形成する袋壁を上方又は下方、すなわち外方向に曲げ
て、他の3層と分離して送るのに先立って、先づ閉鎖用
フラップを形成する袋壁の開口端縁から閉鎖用フラップ
の寸法だけ袋体中央寄りの部位に、前記開口端縁と平行
に筋付けを施す段階を含むことが好ましく、また前記第
4工程が剥離紙の連続帯の片面に粘着剤を塗布する段階
と、前記粘着剤を塗布した剥離紙の連続帯を定寸に切断
して、前記閉鎖用フラップの内面に貼設する段階で構成
されることが好ましい。
角底製袋機で製袋された角底袋を幅方向、すなわち長さ
方向と直角の方向に送ることにより、第2工程におい
て、前記角底紙袋の両側端縁を回転ナイフで袋前壁、ひ
だ前壁、ひだ後壁、袋後壁の4層にわたり、開口端縁か
ら予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だ
け、袋体の長手方向中央寄りの該両側端縁の位置から開
口端縁に向かって斜め内向きに切落すと、第3工程にお
いて、前記切落し部分の袋前壁又は袋後壁だけを上方又
は下方すなわち、外方向に曲げて他の3層と分離して送
ることが可能となり、閉鎖用フラップの根元に不要な傷
又は切れ目をつけることなく、残りの3層を開口端縁か
ら予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だけ
袋体の長さ方向中央寄りの位置で開口端縁と平行に回転
ナイフで切落すことができ、先に分離した袋前壁又は袋
後壁を他の側の壁から突出させて閉鎖用フラップを形成
するという作用が達成される。
ップを形成する袋壁を上方又は下方に曲げて、他の3層
と分離して送るのに先立って、先づ閉鎖用フラップを形
成する袋壁の開口端縁から、予定されている閉鎖用フラ
ップの寸法だけ袋体中央寄りの部位に前記開口端縁と平
行に筋付けをほどこすと、該袋壁を他の3層から分離す
るとき折曲げやすく、更に完成した角底紙袋の閉鎖用フ
ラップを折曲げて、該角底紙袋を閉鎖しやすくするとい
う作用が達成される。
続帯の片面に粘着剤を塗布し、これを定寸に切断して、
前記閉鎖用フラップの内面に貼着すると剥離紙上に塗布
された粘着剤が閉鎖フラップ上に転移し、該フラップ上
に定着するので、閉鎖用フラップの内面に剥離紙で被覆
された粘着帯が安価に設けられるという作用が達成され
る。
例について詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。
実施例という)の第1工程を説明するための斜視図、図
2は図1のA−A′線に沿った袋体の断面図、図3は第
2工程を説明するための斜視図、図4は第3工程を説明
するための斜視図、図5は、図4に示す第3工程を実施
する手段を説明するための概略斜視図、図6及び図7は
それぞれ図5のB−B′線及びC−C′線に沿った断面
図で、それぞれの個所における袋体の状態を併せて示し
ている。図8は第4工程を説明するための斜視図、図9
は、図8に示す第4工程を実施する手段を説明するため
の概略側面図である。
はひだ前壁、13はひだ後壁、14は袋後壁、15は底
部、16は開口端縁、17は側端縁、18は閉鎖用フラ
ップ、19は筋目、1a,1bは切落し部分、1pは胴
貼部、2は送りチェーン、21は爪、3,4は回転ナイ
フ、31,41は刃、42a,42bは筋付ローラー、
43はバキューム・ガイド板、44はガイド板、45は
固定刃、5は剥離紙の巻取、5aは剥離紙の連続帯、5
bは剥離紙片、51は送りローラー、52はバキューム
・ドラム、53aは回転ナイフ、53bは固定刃、54
はホットメルト・アプリケーター、55は粘着剤であ
る。
工程では袋前壁11、袋後壁14を具えた袋体1の両側
にV字形に折込んだひだ前壁12及びひだ後壁13から
なるひだ部を有し、底部15を長方形に折畳まれ、開口
端縁を一直線状に切断された公知の角底紙袋(袋体1)
が爪21の付いた送りチェーン2によってその長さ方向
と直角の方向に1袋づつ一定間隔で第2工程に送り出さ
れる。なお、前記角底紙袋は公知の角底製袋機で製袋さ
れたものでも、あるいは手作業で製袋されたものでもよ
い。また、袋体を1袋づつこれら移動手段に供給するた
め、公知の自動バキューム・フィーダーを用いても、ま
た手差しで供給してもよい。
は、その周囲2個所に斜めに配置された刃31を具えた
回転カッター3で、袋体1の両側端縁17を、袋前壁1
1、ひだ前壁12、ひだ後壁13、袋後壁14の4層に
わたり、開口端縁16から予定される閉鎖用フラップ1
8の寸法fに相当する距離だけ袋体1の長さ方向中央寄
りの位置から開口端縁16に向かって斜め内向きに切落
す。なお、本実施例では回転ナイフ3の相手方は、該回
転ナイフと同調して回転する回転ナイフでも、あるいは
固定刃であってもよい。切落し部分1aはサクションな
ど適当な手段で除去される。第2工程を完了した袋体1
は第3工程に送られる。
は、先づ袋体1を筋付けローラー42a,42bの間を
通過させ、開口端縁16から予定される閉鎖用フラップ
の寸法fに相当する距離だけ袋体1の長さ方向中央寄り
の部位に袋幅全幅にわたり、開口端縁16と平行に筋目
19を付ける。これは閉鎖用フラップ18を形成する袋
後壁14を第3工程の次の段階で下方に曲げて他の3層
から分離しやすくすると共に、完成した角底紙袋の閉鎖
用フラップ18を折曲げて閉鎖しやすくするためであ
る。
工程における側端縁17の切落しによって分離された開
口端部の袋前壁11、ひだ前壁12、ひだ後壁13、袋
後壁14の中で、袋後壁14だけを下方に曲げ、他の3
層(11,12,13)と分離した状態で送り、これら
残りの3層を開口端縁16から予定されている閉鎖用フ
ラップ18の寸法に相当する距離fだけ袋体1の長さ方
向中央寄りの位置で開口端縁16と平行に回転ナイフ4
で切断する。
図7に示す。先づバキュームガイド板43によって、袋
後壁14の閉鎖用フラップ18となる部分が、吸付けら
れ、下方に曲げられ、袋前壁11、ひだ前壁12、ひだ
後壁13と分離されて送られると、袋後壁14の分離さ
れた部分はガイド板44の下を通過し、該ガイド板に沿
って下方に向かって、ほぼ垂直に曲げられる。一方、袋
前壁11、ひだ前壁12、ひだ後壁13の3層は固定刃
45の上を通過するが、そのとき回転ナイフ4の刃41
によって固定刃45のエッヂに沿って切断される。この
ように、袋後壁14が回転ナイフ41と接触する機会は
皆無なので、袋後壁14に形成される閉鎖用フラップは
回転ナイフ4の刃41によって傷つけられることはな
い。
工程について説明する。第4工程では、第3工程におい
て形成された閉鎖用フラップ18の内面に、(ホットメ
ルト系)粘着剤55を塗布され、定寸に切断された剥離
紙片5bが貼設される。図9は本実施例の第4工程を実
施するための一手段の概略側面図で、剥離紙の連続帯5
aは、図示されていない適当なブレーキによって制動さ
れている剥離紙の巻取5から、1対の送りローラー51
により一定速度で巻ほぐされ、バキューム・ドラム52
に送られる。バキューム・ドラム52は送りローラー5
1のほぼ真下付近から、剥離紙片5bが閉鎖用フラップ
18上に貼設される位置まで約180°の間剥離紙を吸
着し、送りローラー51より僅かに速い周速で回転す
る。該ドラムの周囲、複数個所には固定刃53bが取付
けられていて、回転刃53aとの間で、剥離紙の連続帯
5aを定寸の剥離紙片5bに切断する。
よって、バキューム・ドラム52上に吸着されている剥
離紙片5b上に(ホットメルト系の)粘着剤55が塗布
される。該粘着剤は剥離紙片全面ではなく、ホットメル
ト・アプリケーター54のノズル幅と、粘着剤55を吐
出する時間を適当に設定することにより、剥離紙片5b
の周縁に適当な幅の非塗布部分を設けると、完成した角
底紙袋の封緘時に剥離紙片5bを除去しやすい。
片5bはバキューム・ドラム52の吸引が停止される位
置に到達すると、袋体の閉鎖用フラップ18の内面に貼
設される。剥離紙片5b上に塗布された粘着剤55は剥
離紙面(すなわちシリコン面)より揺かに定着性のよい
閉鎖用フラップ18の内面(すなわち紙面)に定着し、
剥離紙片5bをはがしても、剥離紙面に粘着剤55が残
ることはない。
別の実施例(以下、第2実施例という)について説明す
る。図10は本発明の第2実施例の第1工程を説明する
ための概略平面図、図11は図10のD−D′線に沿っ
た断面図、図12は第2工程を説明するための概略平面
図、図13は第3工程を説明するための概略斜視図、図
14は図13のE−E′に沿った断面図、図15は第4
工程を説明するための概略側面図、図16は図15の矢
印Fの方向から見た部分矢視図、図17は図15のG−
G′線に沿った断面図である。
意味を有し、22は送りベルト、23はガイド、3a,
3bは回転ナイフ、32a,32b,32c,32dは
駆動タイミング・ベルト、46は回転ナイフ4の下刃ロ
ーラ、47はガイド・ローラー、51a,51bは送り
ローラー、54a,54bはホットメルト・アプリケー
ターのバックアップ・ローラー、56a,56bは水冷
ローラー、57a,57bは繰出しローラー、58はバ
キューム・ベルト、59はプレスローラー、60は排出
ベルトである。
の第1工程を実施するための手段は、爪21を取付けた
送りチェーン2の他に、ガイド23と該ガイドに向かっ
て斜めに送りチェーン2より速い速度で走行する送りベ
ルト22を包含し、袋体1は送りベルト22によって送
られ、ガイド23に当接されて左右方向に位置決めさ
れ、またより遅く走行している送りチェーン2上の爪2
1に後方より当接され、走行するチェーン2上で前方の
袋体1との間を定間隔に保って第2工程に送られる。
を実施するための手段においては、袋体1は上下から2
対の駆動タイミングベルト32a,32b,32c,3
2dに挟まれて送られ(図13参照)、袋体1の進行方
向前方と後方の側端縁17は別々の回転ナイフ3aと3
bによってそれぞれ切落される。先づ、最初に回転ナイ
フ3aが袋体1の進行方向前方の側端縁17を、次に回
転ナイフ3bが後方の側端縁17を切落す。回転ナイフ
3aと3bの回転はいずれも袋体1の送りピッチと同調
していて、袋幅の異なる袋体にセットするときは回転ナ
イフ3bの位相を調節すればよい。
実施するための手段は、袋体1を上、下から挟んで送る
2対の駆動タイミング・ベルト32aと32b、32c
と32d、袋後壁14の閉鎖用フラップ18となる部分
を下方に吸付けるバキューム・ガイド板43、袋後壁の
下方に吸付けられた部分を袋前壁11、ひだ前壁12、
ひだ後壁13と分離するガイド板44、前記ガイド板4
4によって袋後壁14から分離された袋前壁11、ひだ
前壁12、ひだ後壁13を切断するための刃41を具え
た回転ナイフ4及び下刃ローラー46並びに前記3層を
切断中、袋後壁14を下方に曲げて保持するガイドロー
ラー47とで構成される。
実施例の第4工程を実施するための手段について説明す
る。この手段は図15に示すように、剥離紙の巻取5か
ら剥離紙の連続帯5aを一定速度で巻ほぐす1対の送り
ローラー51a,51b、巻ほぐされた剥離紙の連続帯
5a上に(ホットメルト)粘着剤を該連続帯の幅より小
さい幅で、かつ所定の長さだけ断続して塗布するホット
メルト・アプリケーター54とそのバック・アップロー
ラー54a,54b、塗布した(ホットメルト)粘着剤
55を冷却する水冷ローラー56a,56b、(ホット
メルト)粘着剤55が冷却された剥離紙の連続帯5aを
回転刃53aと固定刃53bよりなるカッターに送り込
む1対の繰出しローラー57a,57b、前記回転刃5
3aと固定刃53bの間で定寸に切断された剥離紙片5
bを排出ベルト60上の袋体1の閉鎖用フラップ18上
に移送するバキューム・ベルト58、前記バキューム・
ベルト58によって、閉鎖用フラップ18上に貼設され
た剥離紙片5bを押圧するプレスローラー59(図17
参照)で構成されている。
続帯5aが切断されるまで、弛るまないように各送りロ
ーラーの速度は51a<51b<56a<56b<57
aとなるように設定されている。また、塗布された(ホ
ットメルト)粘着剤が接触するローラー面に転移しない
よう水冷ローラー56a,56bの表面にはシリコン系
材料によるプラズマ加工がほどこされ、また図16に示
すように、上方の繰出しローラー57aは粘着剤55が
塗布されていない剥離紙の連続帯5aの両側端部のみを
押えるように中央部を盗んでいる。以上のように、第1
実施例と第2実施例ではそれらを実施する手段が異るも
のの、これらによって実施される閉鎖用フラップ付角底
紙袋の製造方法は異るところはない。
の角底製袋機で製袋された角底袋を幅方向、すなわち長
さ方向と直角の方向に送ることにより、第2工程におい
て、前記角底紙袋の両側端縁を回転ナイフで袋前壁、ひ
だ前壁、ひだ後壁、袋後壁の4層にわたり、開口端縁か
ら予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だ
け、袋体の長手方向中央寄りの位置から開口端縁に向か
って斜め内向きに切落すと、第3工程において、前記切
落し部分の袋前壁又は袋後壁だけを上方又は下方に曲げ
て他の3層と分離して送ることが可能となり、閉鎖用フ
ラップの根元に不要な傷又は切れ目をつけることなく、
残りの3層を開口端縁から予定される閉鎖用フラップの
寸法に相当する距離だけ袋体の長さ方向中央寄りの位置
で開口端縁と平行に回転ナイフで切落すことができ、先
に分離した袋前壁又は袋後壁を他の側の壁から突出させ
て閉鎖用フラップを形成することができる。
ップを形成する袋壁を上方又は下方、すなわち外側に曲
げて、他の3層と分離して送るのに先立って、先づ閉鎖
用フラップを形成する袋壁の開口端縁から、予定されて
いる閉鎖用フラップの寸法だけ袋体中央寄りの部位に前
記開口端縁と平行に筋付けをほどこすと、該袋壁を他の
3層から分離するとき折曲げやすく、更に完成した角底
紙袋の閉鎖用フラップを折曲げて、該角底紙袋を閉鎖し
やすくすることができる。
続帯の片面に粘着剤を塗布し、これを定寸に切断して、
前記閉鎖用フラップの内面に貼着すると剥離紙上に塗布
された粘着剤が閉鎖用フラップ上に転移し、該フラップ
上に定着するので、閉鎖用フラップの内面に剥離紙で被
覆された粘着帯を安価に設けることができる。以上詳述
したように本発明によれば、袋前壁又は後壁に形成され
る閉鎖用フラップの根元に望ましくない切目等を入れ
ず、かつ開口端部の他の3層を確実に切落すことのでき
る改良された閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法を提
供することができる。
めの斜視図である。
る。
ある。
ある。
るための概略斜視図である。
態を併せて示している。
態を併せて示している。
ある。
る概略側面図である。
するための概略平面図である。
平面図である。
斜視図である。
側面図である。
ある。
後壁、14…袋後壁、15…底部、16…開口端縁、1
7…側端縁、18…閉鎖用フラップ、19…筋目、1
a,1b…切落し部分、1p…胴貼部、2…送りチェー
ン、21…爪、22…送りベルト、23…ガイド、3,
3a,3b…回転ナイフ、31…刃、32a,32b,
32c,32d…駆動タイミングベルト、4…回転ナイ
フ、41…刃、42a,42b…筋付ローラー、43…
バキューム・ガイド板、44…ガイド板、45…固定
刃、46…回転ナイフ4のバックアップ・ローラー、4
7…ガイド・ローラー、5…剥離紙の巻取、5a…剥離
紙の連続帯、5b…剥離紙片、51,51a,51b…
送りローラー、52…バキューム・ドラム、53a…回
転ナイフ、53b…固定刃、54…ホットメルト・アプ
リケーター、54a,54b…ホットメルト・アプリケ
ーターのバックアップ・ローラー、55…粘着剤、56
a,56b…水冷ローラー、57a,57b…繰出しロ
ーラー、58…バキューム・ベルト、59…押えベル
ト、60…排出ベルト。
Claims (3)
- 【請求項1】 袋体の左右両側にV字形に折込んだひだ
部を有し、開口端縁を一直線に切断した角底紙袋をその
長さ方向と直角の方向に1枚づつ一定間隔で送り出す第
1工程と、前記角底紙袋の両側端縁を回転ナイフで袋前
壁、ひだ前壁、ひだ後壁、袋後壁の4層に渉り、開口端
縁から予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離
だけ袋体の長さ方向中央寄りの位置から開口端縁に向か
って斜め内向きに切落す第2工程と、前記切落しによっ
て分離された袋前壁又は袋後壁だけを外側に曲げて、他
の3層と分離して送り、これら残りの3層を開口端縁か
ら予定される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だけ
袋体の長さ方向中央寄りの位置で開口端縁と平行に回転
ナイフで切落して、先に分離した袋前壁又は袋後壁を他
の側の壁から突出させて閉鎖用フラップを形成する第3
工程と、該閉鎖用フラップの内面に剥離紙で被覆された
粘着帯を設ける第4工程とを連続して行うことを特徴と
する閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法。 - 【請求項2】 前記第3工程が、閉鎖用フラップを形成
する袋壁を外側に曲げて他の3層と分離して送る前に、
該袋壁の閉鎖用フラップの先端となる開口端縁から予定
される閉鎖用フラップの寸法に相当する距離だけ袋体の
長さ方向中央寄りの部位に、袋幅全幅にわたり開口端縁
と平行に筋付けを行う段階を含む請求項1記載の閉鎖用
フラップ付角底紙袋の製造方法。 - 【請求項3】 前記第4工程が、剥離紙の連続帯の片面
に粘着剤を塗布する段階と、前記粘着剤を塗布した剥離
紙の連続帯を定寸に切断して、前記閉鎖用フラップの内
面に貼設する段階とで構成される請求項1又は2記載の
閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法。
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JP6136650A JP3071636B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法 |
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JP6136650A JP3071636B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 閉鎖用フラップ付角底紙袋の製造方法 |
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JPH07314588A true JPH07314588A (ja) | 1995-12-05 |
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Cited By (1)
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JP4562073B2 (ja) * | 2004-08-09 | 2010-10-13 | ニューロング株式会社 | 製袋機 |
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1994
- 1994-05-27 JP JP6136650A patent/JP3071636B2/ja not_active Expired - Fee Related
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