JPH07313637A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ゴルフクラブヘッドInfo
- Publication number
- JPH07313637A JPH07313637A JP6113136A JP11313694A JPH07313637A JP H07313637 A JPH07313637 A JP H07313637A JP 6113136 A JP6113136 A JP 6113136A JP 11313694 A JP11313694 A JP 11313694A JP H07313637 A JPH07313637 A JP H07313637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- golf club
- hosel
- head
- club head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴルフクラブヘッドにおいて、フェース側と
ホーゼルとの接続強度を向上する。 【構成】 ネック5を上部、下部ネック部5A,5Bの
ように二股状に分割して形成する。 【効果】 ショット時の衝撃トルク等に抗することがで
き、ヘッドのぶれを一掃して安定したショットができ
る。
ホーゼルとの接続強度を向上する。 【構成】 ネック5を上部、下部ネック部5A,5Bの
ように二股状に分割して形成する。 【効果】 ショット時の衝撃トルク等に抗することがで
き、ヘッドのぶれを一掃して安定したショットができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフクラブヘッドに
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして特開平6−9
1020号公報にはフェースのー側にネックを設け、こ
のネックにシャフトを接続するためのホーゼルが設けら
れたアイアン型クラブヘッドが開示されている。このゴ
ルフクラブヘッドではネック、ホーゼルが一本状となっ
て連設しているものである。
1020号公報にはフェースのー側にネックを設け、こ
のネックにシャフトを接続するためのホーゼルが設けら
れたアイアン型クラブヘッドが開示されている。このゴ
ルフクラブヘッドではネック、ホーゼルが一本状となっ
て連設しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
ショット時にゴルフボールにフェースが当たった際の衝
撃力をホーゼルに接続されたシャフトを握って支持する
というものであるが、フェース側とシャフト、ひいては
ホーゼルとの接続強度が比較的低いために、ショット時
においてヘッドがぶれてしまい正確なショットができに
くいという問題があった。このような問題を解決する一
手段として例えばネックを肉厚にすること等が考えられ
るが、このような場合にはヘッド重量が増加してしまう
という問題が残る。
ショット時にゴルフボールにフェースが当たった際の衝
撃力をホーゼルに接続されたシャフトを握って支持する
というものであるが、フェース側とシャフト、ひいては
ホーゼルとの接続強度が比較的低いために、ショット時
においてヘッドがぶれてしまい正確なショットができに
くいという問題があった。このような問題を解決する一
手段として例えばネックを肉厚にすること等が考えられ
るが、このような場合にはヘッド重量が増加してしまう
という問題が残る。
【0004】そこで、本発明は前記問題を解決してフェ
ース側とホーゼルとの接続強度を向上し、しかもヘッド
重量の著しい増加がないゴルフクラブヘッドを提供する
ことを目的とする。
ース側とホーゼルとの接続強度を向上し、しかもヘッド
重量の著しい増加がないゴルフクラブヘッドを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェース側と
ホーゼルを接続するネックを複数に分割形成したゴルフ
クラブヘッドである。
ホーゼルを接続するネックを複数に分割形成したゴルフ
クラブヘッドである。
【0006】
【作用】前記構成によって、複数に分割形成されたネッ
ク部間の距離を大きくすることにより、ショット時にお
ける衝撃の耐強度を向上できる。
ク部間の距離を大きくすることにより、ショット時にお
ける衝撃の耐強度を向上できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を参照して説明
する。実施例はアイアンゴルフクラブを示しており、ス
テンレス鋼又は軟鋼を用いて鍛造又は鋳造によって中実
状に一体的に製作されるゴルフクラブヘッド(以下ヘッ
ドという)1は前面にフェース2、底面にソール3、後
方にバックサイド4が形成されている。さらにヘッド1
のー側には前方へやや屈曲するネック5が形成され、さ
らにこのネック5に連設してホーゼル6が斜め上向きに
設けられている。そして、前記ホーゼル6の軸心X方向
に形成された孔7にシャフト8が挿着されるようになっ
ている。
する。実施例はアイアンゴルフクラブを示しており、ス
テンレス鋼又は軟鋼を用いて鍛造又は鋳造によって中実
状に一体的に製作されるゴルフクラブヘッド(以下ヘッ
ドという)1は前面にフェース2、底面にソール3、後
方にバックサイド4が形成されている。さらにヘッド1
のー側には前方へやや屈曲するネック5が形成され、さ
らにこのネック5に連設してホーゼル6が斜め上向きに
設けられている。そして、前記ホーゼル6の軸心X方向
に形成された孔7にシャフト8が挿着されるようになっ
ている。
【0008】前記フェース2には溝11が形成され、また
前記ソール3側の厚みTは上縁9の厚みtより大きく形
成されている。また前記バックサイド4には凹部12が形
成されている。さらに前記ネック5は二股状に分割して
形成されており、上部ネック部5Aは前記上縁9側とホ
ーゼル6を接続し、一方下部ネック部5Bは前記ソール
3側とホーゼル6を接続しており、前記上部、下部ネッ
ク部5A,5B間には前記フェース2側からバックサイ
ド4側へ貫通する貫通孔13が形成されている。さらに詳
述すると前記上部、下部ネック部5A,5Bにより形成
される前記貫通孔13のー側縁13Aは前記ホーゼル6の軸
心Xにほぼ達し、一方他側縁13Bはネック5の始端部5
A、すなわち前記フェース2から前方に屈曲する部位に
位置している。尚、前記上縁9は一点鎖線で示した従来
の位置より僅かに上方へ位置している。
前記ソール3側の厚みTは上縁9の厚みtより大きく形
成されている。また前記バックサイド4には凹部12が形
成されている。さらに前記ネック5は二股状に分割して
形成されており、上部ネック部5Aは前記上縁9側とホ
ーゼル6を接続し、一方下部ネック部5Bは前記ソール
3側とホーゼル6を接続しており、前記上部、下部ネッ
ク部5A,5B間には前記フェース2側からバックサイ
ド4側へ貫通する貫通孔13が形成されている。さらに詳
述すると前記上部、下部ネック部5A,5Bにより形成
される前記貫通孔13のー側縁13Aは前記ホーゼル6の軸
心Xにほぼ達し、一方他側縁13Bはネック5の始端部5
A、すなわち前記フェース2から前方に屈曲する部位に
位置している。尚、前記上縁9は一点鎖線で示した従来
の位置より僅かに上方へ位置している。
【0009】次に前記構成についてその作用を説明す
る。ゴルフクラブをスイングしてゴルフボールBをショ
ットした際、その衝撃力に対しネック5、ホーゼル6を
介してグリップしたシャフト8が抗する。このとき図5
に示すように、仮にヘッド1がY方向に回転するように
衝撃力(トルク)が加わっても、前記上部、下部ネック
部5A,5Bの距離Zが大きいのでトルクにおける腕の
長さを大きくでき、そのぶん前記衝撃力(トルク)に抗
する力、ひいてはシャフト8のグリップ力が比較的小さ
くとも十分耐えることができる。この結果、ショット時
におけるヘッド1のぶれがなくなり、安定したショット
を行うことができる。尚、前記上部、下部ネック部5
A,5Bの距離Zを大きくできる理由は、従来のヘッド
と同じ重量であれば、前記ヘッド1ではネック5が二股
状に設けられて貫通孔13が形成されるため、その貫通孔
13に対応する材料重量に見合うものにより、上縁部9
A、ひいては上部ネック部5Aを一層上方へ配置でき、
この結果前記距離Zを大きくできるものである。
る。ゴルフクラブをスイングしてゴルフボールBをショ
ットした際、その衝撃力に対しネック5、ホーゼル6を
介してグリップしたシャフト8が抗する。このとき図5
に示すように、仮にヘッド1がY方向に回転するように
衝撃力(トルク)が加わっても、前記上部、下部ネック
部5A,5Bの距離Zが大きいのでトルクにおける腕の
長さを大きくでき、そのぶん前記衝撃力(トルク)に抗
する力、ひいてはシャフト8のグリップ力が比較的小さ
くとも十分耐えることができる。この結果、ショット時
におけるヘッド1のぶれがなくなり、安定したショット
を行うことができる。尚、前記上部、下部ネック部5
A,5Bの距離Zを大きくできる理由は、従来のヘッド
と同じ重量であれば、前記ヘッド1ではネック5が二股
状に設けられて貫通孔13が形成されるため、その貫通孔
13に対応する材料重量に見合うものにより、上縁部9
A、ひいては上部ネック部5Aを一層上方へ配置でき、
この結果前記距離Zを大きくできるものである。
【0010】以上のように、前記実施例ではネック5を
上部、下部ネック部5A,5Bのように二股状に分割し
て形成したことにより、前記上部、下部ネック部5A,
5Bの距離Zを自由に設定できる。
上部、下部ネック部5A,5Bのように二股状に分割し
て形成したことにより、前記上部、下部ネック部5A,
5Bの距離Zを自由に設定できる。
【0011】さらに、前記上部、下部ネック部5A,5
Bの間を貫通孔13とすることにより、該貫通孔13に見合
う材料重量を軽減したり、また貫通孔13に見合う材料重
量のぶんを前記上縁部9Aを一層上方へ位置させること
に利用すれば前記距離Zを大きくでき、前述のようにシ
ョット時の衝撃トルクに比較的小さなシャフト8のグリ
ップ力で抗することができる。この結果、安定したショ
ットを行うことができる。
Bの間を貫通孔13とすることにより、該貫通孔13に見合
う材料重量を軽減したり、また貫通孔13に見合う材料重
量のぶんを前記上縁部9Aを一層上方へ位置させること
に利用すれば前記距離Zを大きくでき、前述のようにシ
ョット時の衝撃トルクに比較的小さなシャフト8のグリ
ップ力で抗することができる。この結果、安定したショ
ットを行うことができる。
【0012】しかも、前記ネック5を上縁部9Aに連な
る上部ネック部5Aとソール3に連なる下部ネック部5
Bのように二股状に分割して形成したことにより、前記
トルクにおける腕の長さを最大限とすることができる。
る上部ネック部5Aとソール3に連なる下部ネック部5
Bのように二股状に分割して形成したことにより、前記
トルクにおける腕の長さを最大限とすることができる。
【0013】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば実施例では上部、下部ネック部による
2分割の場合を示したが3分割以上としてもよい等種々
の変形が可能である。
ではなく、例えば実施例では上部、下部ネック部による
2分割の場合を示したが3分割以上としてもよい等種々
の変形が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、フェース側とホーゼルを接続
するネックを複数に分割形成したことにより、著しい重
量増加をなくしてフェース側とホーゼルとの接続強度を
向上することができるゴルフクラブヘッドを提供でき
る。
するネックを複数に分割形成したことにより、著しい重
量増加をなくしてフェース側とホーゼルとの接続強度を
向上することができるゴルフクラブヘッドを提供でき
る。
【図1】本発明の−実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の−実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の−実施例を示す背面図である。
【図4】本発明の−実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の−実施例を示す要部の断面図である。
1 ゴルフクラブヘッド 2 フェース 5 ネック 5A 上部ネック部 5B 下部ネック部 6 ホーゼル
Claims (1)
- 【請求項1】 フェース側とホーゼルを接続するネック
を複数に分割形成したことを特徴とするゴルフクラブヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113136A JPH07313637A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113136A JPH07313637A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ゴルフクラブヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07313637A true JPH07313637A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14604473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6113136A Pending JPH07313637A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07313637A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997032632A2 (en) * | 1996-03-04 | 1997-09-12 | Jackson Michael D | Golf club with opening at base of the head |
WO1999036132A1 (fr) * | 1998-01-16 | 1999-07-22 | Mizuno Corporation | Tete de club de golf en metal |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6113136A patent/JPH07313637A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997032632A2 (en) * | 1996-03-04 | 1997-09-12 | Jackson Michael D | Golf club with opening at base of the head |
WO1997032632A3 (en) * | 1996-03-04 | 1997-10-30 | Michael D Jackson | Golf club with opening at base of the head |
WO1999036132A1 (fr) * | 1998-01-16 | 1999-07-22 | Mizuno Corporation | Tete de club de golf en metal |
US6428425B1 (en) | 1998-01-16 | 2002-08-06 | Mizuno Corporation | Metal golf club head |
US6435981B2 (en) | 1998-01-16 | 2002-08-20 | Mizuno Corporation | Metal golf club head |
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