JPH07313240A - スチームブラシ - Google Patents

スチームブラシ

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Publication number
JPH07313240A
JPH07313240A JP11321394A JP11321394A JPH07313240A JP H07313240 A JPH07313240 A JP H07313240A JP 11321394 A JP11321394 A JP 11321394A JP 11321394 A JP11321394 A JP 11321394A JP H07313240 A JPH07313240 A JP H07313240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
brush
water
casing
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP11321394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kengo Ito
謙吾 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11321394A priority Critical patent/JPH07313240A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシングとブラシ部材との隙間に結露した
水を除去することができるスチームブラシの提供を目的
とする。 【構成】 大略筒状をなし側面にスチーム孔12a を有し
たケーシング11と、ケーシング11の側面に支持されるも
のであって第2のスチーム孔33a を有した基部33とブリ
スル34とからなるブラシ部材3 と、ケーシング11の内部
に設けられたスチーム発生手段21とを備え、スチーム発
生手段21により発生したスチームをスチーム孔12a を介
して第2のスチーム孔33a から放出するものにおいて、
ケーシング11とブラシ部材3 の基部33との間に、水を吸
収する吸水部材4 を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチームを放出しなが
ら整髪を行うスチームブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のスチームブラシは、
スチームヘアーカール器のようにファンによりスチーム
を強制的に放出するものや、ファンを用いずにスチーム
をゆっくりと放出するもの等が提供されている。以下、
その一従来例を図6及び図7に基づいて説明する。
【0003】51は外郭をなすケーシングであり、スチー
ム孔52a を有したブラシ基台52と、ブラシ枠53とを備え
て構成されている。54はブラシ部材であり、裏面をブラ
シ基台52に略接触させるとともに端部がブラシ枠53に支
持され、スチーム孔52a と一致する箇所に第2のスチー
ム孔54a を有している。このスチームブラシは、ケーシ
ング51の内部に収容されるスチーム発生手段によりスチ
ームを発生し、該スチームをスチーム孔52a を介して第
2のスチーム孔54a から放出するように動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したスチームブラ
シにおいて、ブラシ部材54は、その表面に一体に形成さ
れたブリスル54b が人間の頭皮や頭髪に直接接触するた
めに一般に柔軟性のある材料、例えばゴム系の樹脂等に
より形成しているので、使用中すなわちスチームを放出
している間に、ブラシ部材54がスチームの熱により膨張
してしまい、ブラシ部材54とブラシ基台52との間に隙間
が生じることがあった。ブラシ部材54とブラシ基台52と
の間に隙間が生じると、該隙間にスチームが入り込んで
結露し、この結露して生じた水が外部に漏れて頭髪に付
着したり、結露して生じた水が他の隙間から本体内部に
混入して故障の原因となることがあった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、ケーシングとブラ
シ部材との隙間に結露した水を除去することができるス
チームブラシを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載のスチームブラシは、大略筒状をなし
側面にスチーム孔を有したケーシングと、ケーシングの
側面に支持されるものであって大略板状をなし第2のス
チーム孔を有した基部と基部の表面に形成されたブリス
ルとからなるブラシ部材と、ケーシングの内部に設けら
れた水を加熱してスチームを発生するスチーム発生手段
と、ケーシングの所定箇所に設けられたスチーム発生手
段に水を供給するタンクとを備え、スチーム発生手段に
より発生したスチームをスチーム孔を介して第2のスチ
ーム孔から放出するスチームブラシにおいて、前記ケー
シングとブラシ部材の基部との間に、水を吸収する吸水
部材を設けてなる構成としている。
【0007】また、請求項2記載のスチームブラシは、
請求項1記載のものの吸水部材を加熱する加熱手段を設
けてなる構成としている。
【0008】また、請求項3記載のスチームブラシは、
請求項2記載のものの加熱手段をケーシングの内部に設
けるとともに、ケーシングの吸水部材に接触する箇所に
加熱手段の熱を吸水部材に伝達する熱伝達孔を設けてな
る構成としている。
【0009】また、請求項4記載のスチームブラシは、
請求項2又は3記載のもののブラシ部材の基部に、第2
のスチーム孔より吸水部材に近い位置に第3のスチーム
孔を設けてなる構成としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成によれば、基部とケーシン
グとの間にスチームが入り込んで結露した場合、吸水部
材が結露により生じた水を吸収するので、前記水が外部
に漏れたり、本体内部に混入するのを防止することがで
きる。
【0011】請求項2記載の構成によれば、加熱手段が
吸水部材に吸収された水を加熱するので、前記水をスチ
ームに変えて第2のスチーム孔から外部に放出すること
ができる。
【0012】請求項3記載の構成によれば、請求項2記
載の構成を容易に実現可能にすることができる。
【0013】請求項4記載の構成によれば、吸水部材に
吸収された水が加熱手段によりスチームになったとき、
該スチームを第3のスチーム孔から外部に放出すること
ができる。
【0014】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図4に基づい
て説明する。このスチームブラシは、本体1 と、本体1
の端部に着脱自在となるタンク2 と、ブラシ部材3 とか
ら構成されている。
【0015】まず、本体1 について説明する。11は大略
筒状をなすケーシングであり、スチーム孔12a と熱伝達
孔12b とを有したブラシ基台12と、ブラシ部材3 を支持
するブラシ枠13とを備え、略中央から下方までを使用者
が握るためのハンドル部14としている。ハンドル部14の
端部には、電源を内部に供給するための電源コード15が
設けられ、ハンドル部14の側面には、電源のon−of
fを行うためのスイッチ操作板16が設けられている。ま
た、ハンドル部14の内部には、制御回路17が収容されて
おり、制御回路17は、スイッチ操作板16と連動して電源
のon−offを行うスイッチ18と、スイッチ18により
電源をonにすると点灯しoffにすると消灯するLE
D(発光ダイオード)19とを備えている。
【0016】一方、ケーシング11のハンドル部14とは反
対側の内部には、スチーム発生手段21と加熱手段22とが
設けられている。スチーム発生手段21は、スチーム室23
と、スチーム室23の内側に固定されるスチームヒータ24
と、スチームに高電圧を印加する電極25と、スチームを
放出する孔26a を有したスチーム噴霧板26とから構成さ
れている。
【0017】加熱手段22は、スチームヒータ24とスチー
ム噴霧板26との間に形成されるリブ27に固定されてお
り、加熱手段22により発生する熱は、スチーム噴霧板2
6、高温室28を介して熱伝達孔12b から外方へと伝達さ
れる。
【0018】次に、タンク2 について説明する。タンク
2 は、貯水部31と、貯水部31の水をスチーム発生手段21
のスチームヒータ24に導くためのフェルト等にて形成さ
れた導水部32とから構成されている。
【0019】次に、ブラシ部材3 について説明する。ブ
ラシ部材3 は、ゴム系の樹脂等により形成されており、
大略板状の基部33と、基部33の表面に設けられた多数本
のブリスル34とから構成されており、基部33のスチーム
孔12a に一致する箇所に第2のスチーム孔33a が形成さ
れている。このブラシ部材3 は、基部31の裏面をブラシ
基台12に略接触させるようにして基部33の端部をブラシ
枠13に支持させることにより、ケーシング11に取り付け
られる。
【0020】4 は布やフェルト等にて形成された吸水部
材であり、ブラシ基台12と基部33との間でかつ熱伝達孔
12b の開口端面を塞ぐ箇所に設けられている。吸水部材
4 の両端面は、常にブラシ基台12と基部33とに接触する
のが望ましいが、ここでは、使用中に基部31が膨張して
吸水部材4 と基部33との間に微小隙間が生じるように構
成されている。
【0021】次に、本実施例の動作について説明する。
なお、図2中の矢印は、スチームの流れを示し、ブラシ
基台12と基部33との間の点々は、結露を示している。
【0022】スイッチ操作板16をonにすると、スチー
ムヒータ24及び加熱手段22に電流が流れて両者が加熱状
態となる。このとき、貯水部31に貯水された水が導水部
32によりスチームヒータ24に導かれてスチームが発生す
る。このスチームは、電極25にて高電圧が印加されるこ
とにより、イオン化されてさらに微粒となり、スチーム
室23、孔26a 、スチーム孔12a を介して第2のスチーム
孔33a から外部へ放出される。
【0023】スチームは、その全てが第2のスチーム孔
33a から外部へ放出されるのが望ましいが、ブラシ部材
3 がスチームの熱により膨張するので、基部33とブラシ
基台12との間に隙間が生じてしまい、この隙間にスチー
ムの一部が入り込んで結露する。スチームが結露して生
じた水(以下、結露水とする)は、吸水部材4 に吸収さ
れる。吸水部材4 に吸収された結露水は、加熱手段22に
より発生した熱が熱伝達孔12b から吸水部材4 に伝達さ
れるので、再びスチームとなって第2のスチーム孔33a
から外部へ放出される。
【0024】スイッチ操作板16をoffにすると、しば
らくの間加熱手段22の余熱が吸水部材4 に伝達されるの
で、吸水部材4 を乾燥させることができ、その結果、吸
水部材4 を吸水性の良い初期の状態に戻すことができ
る。
【0025】以上より、本実施例は、スチーム量を減ら
すことなく外部に安定したスチームを供給することがで
き、また、結露水が本体1 内部に混入することによる故
障を防止することができ、また、結露水が外部に漏れて
頭髪に付着するのを防止することができる等、種々の効
果を奏する。
【0026】なお、本実施例では、ケーシング11の構成
部材であるブラシ基台12とブラシ枠13とを別体とした
が、ブラシ基台12とブラシ枠13とを一体に形成してもよ
い。
【0027】次に、本発明の第2実施例を図5に基づい
て説明する。なお、先の第1実施例と実質的に同様な機
能を有する部材については、同一の符号を付して説明を
省略する。
【0028】第1実施例と異なる点は、基部33に吸水部
材4 に接触し得る箇所に、第3のスーム孔33b を設けた
ことである。これにより、吸水部材4 に吸収された結露
水は、加熱手段22の熱により再びスチームになって第1
実施例よりも早く第3のスチーム孔33b から外部へ放出
される。
【0029】以上より、本実施例は、第1実施例と同様
の効果を奏するとともに、吸水部材4 に吸収された結露
水がスチームになったときこのスチームが再結露するの
を防止することができ、また、スイッチ操作板16をof
fにした後、第1実施例よりも早く吸水部材4 を乾燥さ
せることができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載のスチームブラシは、基部
とケーシングとの間にスチームが入り込んで結露した場
合、吸水部材が結露により生じた水を吸収するので、前
記水が外部に漏れて頭髪に付着するのを防止することが
でき、また、前記水が本体内部に混入することによる故
障を防止することができる。
【0031】請求項2記載のスチームブラシは、請求1
記載の効果に加え、加熱手段が吸水部材に吸収された水
を加熱するので、前記水をスチームに変えて第2のスチ
ーム孔から外部に放出することができ、スチーム量をほ
とんど減らすことなく外部に安定したスチームを供給す
ることができる。
【0032】請求項3記載のスチームブラシは、請求2
記載の効果に加え、請求項2記載の構成を容易に実現可
能にすることができる。
【0033】請求項4記載のスチームブラシは、請求2
又は3記載の効果に加え、吸水部材に吸収された水が加
熱手段によりスチームになったとき、該スチームを第3
のスチーム孔から外部に放出することができるので、第
3のスチーム孔を有さないものよりも前記スチームを早
く外部に放出することができ、また、前記スチームが再
結露するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部分縦断面図である。
【図2】その拡大部分縦断面図である。
【図3】その横断面図である。
【図4】その全体を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図5】本発明の第2実施例の拡大部分縦断面図であ
る。
【図6】一従来例の部分縦断面図である。
【図7】その要部平面図である。
【符号の説明】
2 タンク 3 ブラシ部材 4 吸水部材 11 ケーシング 12a スチーム孔 12b 熱伝達孔 21 スチーム発生手段 22 加熱手段 33 基部 33a 第2のスチーム孔 33b 第3のスチーム孔 34 ブリスル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大略筒状をなし側面にスチーム孔を有し
    たケーシングと、ケーシングの側面に支持されるもので
    あって大略板状をなし第2のスチーム孔を有した基部と
    基部の表面に形成されたブリスルとからなるブラシ部材
    と、ケーシングの内部に設けられた水を加熱してスチー
    ムを発生するスチーム発生手段と、ケーシングの所定箇
    所に設けられたスチーム発生手段に水を供給するタンク
    とを備え、スチーム発生手段により発生したスチームを
    スチーム孔を介して第2のスチーム孔から放出するスチ
    ームブラシにおいて、前記ケーシングとブラシ部材の基
    部との間に、水を吸収する吸水部材を設けてなるスチー
    ムブラシ。
  2. 【請求項2】 前記吸水部材を加熱する加熱手段を設け
    てなる請求項1記載のスチームブラシ。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段をケーシングの内部に設け
    るとともに、ケーシングの吸水部材に接触する箇所に加
    熱手段の熱を吸水部材に伝達する熱伝達孔を設けてなる
    請求項2記載のスチームブラシ。
  4. 【請求項4】 前記ブラシ部材の基部に、第2のスチー
    ム孔より吸水部材に近い位置に第3のスチーム孔を設け
    てなる請求項2又は3記載のスチームブラシ。
JP11321394A 1994-05-27 1994-05-27 スチームブラシ Pending JPH07313240A (ja)

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JP11321394A JPH07313240A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 スチームブラシ

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ID=14606439

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JP11321394A Pending JPH07313240A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 スチームブラシ

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JP (1) JPH07313240A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8020237B2 (en) 2006-03-23 2011-09-20 The Procter & Gamble Company Apparatus for cleaning process surfaces
KR101328225B1 (ko) * 2012-03-13 2013-11-14 백호기 신발 세탁용 스팀 브러시 장치

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