JPH07313203A - 履物本底 - Google Patents
履物本底Info
- Publication number
- JPH07313203A JPH07313203A JP11305394A JP11305394A JPH07313203A JP H07313203 A JPH07313203 A JP H07313203A JP 11305394 A JP11305394 A JP 11305394A JP 11305394 A JP11305394 A JP 11305394A JP H07313203 A JPH07313203 A JP H07313203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- projections
- cushion
- footwear
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B3/00—Footwear characterised by the shape or the use
- A43B3/0036—Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design
- A43B3/0052—X-shaped or cross-shaped
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 足裏に心地よい感触を与える履物本底を得
る。 【構成】 履物本底Ａは、全体がゴム製であり、底壁
１、周壁２、周壁２の上縁に内方突出状に設けられた中
底受け部３および底壁１上面に所定形態に配されかつ周
壁２と中底受け部３につながっている補強リブ４とを一
体に備えている。本底Ａの前半部および後半部には、後
上向きに傾斜したつの状前弾性突起５と、前上向きに傾
斜したつの状後弾性突起６とが、側面からみてＸ状にな
るように、底壁１上面幅方向に交互に底壁１と一体に設
けられてなるクッション列７が、複数並列状に形成せら
れており、各クッション列７を形成している突起５、６
の上端は、各クッション列７の両側にある中底受け部３
の上面より若干高い高さにあり、各突起５、６近傍にあ
る補強リブ４の上端は、同突起５、６の上端より低い位
置にある。
る。 【構成】 履物本底Ａは、全体がゴム製であり、底壁
１、周壁２、周壁２の上縁に内方突出状に設けられた中
底受け部３および底壁１上面に所定形態に配されかつ周
壁２と中底受け部３につながっている補強リブ４とを一
体に備えている。本底Ａの前半部および後半部には、後
上向きに傾斜したつの状前弾性突起５と、前上向きに傾
斜したつの状後弾性突起６とが、側面からみてＸ状にな
るように、底壁１上面幅方向に交互に底壁１と一体に設
けられてなるクッション列７が、複数並列状に形成せら
れており、各クッション列７を形成している突起５、６
の上端は、各クッション列７の両側にある中底受け部３
の上面より若干高い高さにあり、各突起５、６近傍にあ
る補強リブ４の上端は、同突起５、６の上端より低い位
置にある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、靴、サンダルなどの
履物の本底に関するものである。
履物の本底に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の履物本底（Ｂ）は、図４に示され
ているように、底壁(1) 、底壁(1) の周縁に立上り状に
設けられた周壁(2) 、周壁(2) の上縁に内方突出状に設
けられた中底受け部(3) および底壁(1) 上面に所定形態
に配されかつ周壁(2) と中底受け部(3) につながってい
る補強リブ(24)とを一体に備えた弾性体よりなるもので
あり、配設補強リブ(24)は、底壁(1) の幅方向にのびた
多数の横リブ(28)(29)、本底前半部の前端横リブ(28)と
周壁前端部とをつないでいる２本の短い前端縦リブ(3
0)、前半部の後端横リブ(28)と後半部の前端横リブ(29)
をつないでいる２本の短い中間縦リブ(31)、後半部の前
端横リブ(29)と周壁後端部をつないでいる１本の長い中
央縦リブ(32)ならびに後半部の後端横リブ(29)および中
央縦リブ(32)と周壁左右後端部とを平面からみて斜めに
つないでいる２本の後端斜めリブ(33)とよりなり、所定
のリブの端部寄りに柱状部(34)が設けられている。前半
部の横リブ(28)両端部は、つながっている中底受け部
(3) の内周縁上面と同じ高さであるが、中央部は両端部
より若干高くなされている。両端部と中央部には傾斜部
が介在せられている。後半部の横リブ(29)全体は、つな
がっている中底受け部(3)の内周縁部上面と同じ高さで
ある。前端縦リブ(30)は、前側が中底受け部(3) の内周
縁上面と同じ高さでつながっており、後方に向かって漸
次高くなって前端横リブ(28)と同じ高さでこれにつなが
っている。中間縦リブ(31)は、その前後の横リブ(28)(2
9)と同じ高さでこれらにつながっている。中央縦リブ(3
2)は、後半部のすべての横リブ(29)および中底受け部
(3) の内周縁上面と順次同じ高さでつながるように、後
方向に向かって漸次高くなっている。後端斜めリブ(33)
は、後端横リブ(29)、中央縦リブ(32)および中底受け部
(3) の内周縁上面と同じ高さでつながっている。
ているように、底壁(1) 、底壁(1) の周縁に立上り状に
設けられた周壁(2) 、周壁(2) の上縁に内方突出状に設
けられた中底受け部(3) および底壁(1) 上面に所定形態
に配されかつ周壁(2) と中底受け部(3) につながってい
る補強リブ(24)とを一体に備えた弾性体よりなるもので
あり、配設補強リブ(24)は、底壁(1) の幅方向にのびた
多数の横リブ(28)(29)、本底前半部の前端横リブ(28)と
周壁前端部とをつないでいる２本の短い前端縦リブ(3
0)、前半部の後端横リブ(28)と後半部の前端横リブ(29)
をつないでいる２本の短い中間縦リブ(31)、後半部の前
端横リブ(29)と周壁後端部をつないでいる１本の長い中
央縦リブ(32)ならびに後半部の後端横リブ(29)および中
央縦リブ(32)と周壁左右後端部とを平面からみて斜めに
つないでいる２本の後端斜めリブ(33)とよりなり、所定
のリブの端部寄りに柱状部(34)が設けられている。前半
部の横リブ(28)両端部は、つながっている中底受け部
(3) の内周縁上面と同じ高さであるが、中央部は両端部
より若干高くなされている。両端部と中央部には傾斜部
が介在せられている。後半部の横リブ(29)全体は、つな
がっている中底受け部(3)の内周縁部上面と同じ高さで
ある。前端縦リブ(30)は、前側が中底受け部(3) の内周
縁上面と同じ高さでつながっており、後方に向かって漸
次高くなって前端横リブ(28)と同じ高さでこれにつなが
っている。中間縦リブ(31)は、その前後の横リブ(28)(2
9)と同じ高さでこれらにつながっている。中央縦リブ(3
2)は、後半部のすべての横リブ(29)および中底受け部
(3) の内周縁上面と順次同じ高さでつながるように、後
方向に向かって漸次高くなっている。後端斜めリブ(33)
は、後端横リブ(29)、中央縦リブ(32)および中底受け部
(3) の内周縁上面と同じ高さでつながっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の履物本底は、補
強リブが上記のようなものであるため、この本底を用い
た履物を履いたさい、足裏にかたい感触があり、必ずし
も履心地がよいというものではなかった。この発明の目
的は、足裏に心地よい感触を与えうる履物本底を提供す
ることにある。
強リブが上記のようなものであるため、この本底を用い
た履物を履いたさい、足裏にかたい感触があり、必ずし
も履心地がよいというものではなかった。この発明の目
的は、足裏に心地よい感触を与えうる履物本底を提供す
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明による履物本底
は、底壁、底壁の周縁に立上り状に設けられた周壁、周
壁の上縁に内方突出状に設けられた中底受け部および底
壁上面に所定形態に配されかつ周壁と中底受け部につな
がっている補強リブとを一体に備えた弾性体よりなる履
物本底において、本底の前半部および後半部のうち少な
くとも前半部に、後上向きに傾斜したつの状前弾性突起
と、前上向きに傾斜したつの状後弾性突起とが、側面か
らみてＸ状になるように、底壁上面幅方向に交互に底壁
と一体に設けられてなるクッション列が、並列状に形成
せられており、各クッション列を形成している突起の上
端は、各クッション列の両側にある中底受け部の上面と
略同一高さにあり、各突起近傍にある補強リブの上端
は、同突起の上端より低い位置にあることを特徴とする
ものである。弾性体には、ゴムの外に弾性を有する合成
樹脂も含まれる。
は、底壁、底壁の周縁に立上り状に設けられた周壁、周
壁の上縁に内方突出状に設けられた中底受け部および底
壁上面に所定形態に配されかつ周壁と中底受け部につな
がっている補強リブとを一体に備えた弾性体よりなる履
物本底において、本底の前半部および後半部のうち少な
くとも前半部に、後上向きに傾斜したつの状前弾性突起
と、前上向きに傾斜したつの状後弾性突起とが、側面か
らみてＸ状になるように、底壁上面幅方向に交互に底壁
と一体に設けられてなるクッション列が、並列状に形成
せられており、各クッション列を形成している突起の上
端は、各クッション列の両側にある中底受け部の上面と
略同一高さにあり、各突起近傍にある補強リブの上端
は、同突起の上端より低い位置にあることを特徴とする
ものである。弾性体には、ゴムの外に弾性を有する合成
樹脂も含まれる。
【０００５】
【作用】この発明は、底壁、底壁の周縁に立上り状に設
けられた周壁、周壁の上縁に内方突出状に設けられた中
底受け部および底壁上面に所定形態に配されかつ周壁と
中底受け部につながっている補強リブとを一体に備えた
弾性体よりなる履物本底において、本底の前半部および
後半部のうち少なくとも前半部に、後上向きに傾斜した
つの状前弾性突起と、前上向きに傾斜したつの状後弾性
突起とが、側面からみてＸ状になるように、底壁上面幅
方向に交互に底壁と一体に設けられてなるクッション列
が、並列状に形成せられており、各クッション列を形成
している突起の上端は、各クッション列の両側にある中
底受け部の上面と略同一高さにあるから、この発明によ
る本底を用いた履物は、歩行時最も荷重が加わる前半部
の中底裏面が、並列状のクッション列に支持される。し
たがって、中底に荷重が加わると、各クッション列の後
上向きに傾斜したつの状前弾性突起は後下方へたわみ、
前上向きに傾斜したつの状後弾性突起は前下方へたわ
む。このさい、各突起近傍にある補強リブの上端は、同
突起の上端より低い位置にあるから、各弾性突起の上記
たわみの支障にはならない。そして、前弾性突起と後弾
性突起とは、側面からみてＸ状をなして中底裏面を支え
ているので、すべての突起が前上向きおよび後上向きの
いずれか一方へのみ傾斜しているものより足裏への弾性
反発力が強くなる。
けられた周壁、周壁の上縁に内方突出状に設けられた中
底受け部および底壁上面に所定形態に配されかつ周壁と
中底受け部につながっている補強リブとを一体に備えた
弾性体よりなる履物本底において、本底の前半部および
後半部のうち少なくとも前半部に、後上向きに傾斜した
つの状前弾性突起と、前上向きに傾斜したつの状後弾性
突起とが、側面からみてＸ状になるように、底壁上面幅
方向に交互に底壁と一体に設けられてなるクッション列
が、並列状に形成せられており、各クッション列を形成
している突起の上端は、各クッション列の両側にある中
底受け部の上面と略同一高さにあるから、この発明によ
る本底を用いた履物は、歩行時最も荷重が加わる前半部
の中底裏面が、並列状のクッション列に支持される。し
たがって、中底に荷重が加わると、各クッション列の後
上向きに傾斜したつの状前弾性突起は後下方へたわみ、
前上向きに傾斜したつの状後弾性突起は前下方へたわ
む。このさい、各突起近傍にある補強リブの上端は、同
突起の上端より低い位置にあるから、各弾性突起の上記
たわみの支障にはならない。そして、前弾性突起と後弾
性突起とは、側面からみてＸ状をなして中底裏面を支え
ているので、すべての突起が前上向きおよび後上向きの
いずれか一方へのみ傾斜しているものより足裏への弾性
反発力が強くなる。
【０００６】
【実施例】この発明の実施例を、以下図１ないし図３を
参照して説明する。なお、この実施例において、本底に
用いられる履物は、靴である。図示の履物本底（Ａ）
は、全体がゴム製であり、底壁(1) 、底壁(1) の周縁に
立上り状に設けられた周壁(2) 、周壁(2) の上縁に上面
がやや内下向きに傾斜して内方突出状に設けられかつ内
周縁部がほぼ水平である中底受け部(3) および底壁(1)
上面に所定形態に配されかつ周壁(2) と中底受け部(3)
につながっている補強リブ(4) とを一体に備えている。
本底（Ａ）の前半部および後半部には、後上向きに傾斜
したつの状前弾性突起(5) と、前上向きに傾斜したつの
状後弾性突起(6) とが、側面からみてＸ状になるよう
に、底壁(1) 上面幅方向に交互に底壁(1) と一体に設け
られてなるクッション列(7) が、並列状に形成せられて
おり、各クッション列(7) を形成している突起(5)(6)の
上端は、各クッション列(7) の両側にある中底受け部
(3) の上面より若干高い高さにあり、各突起(5)(6)近傍
にある補強リブ(4) の上端は、同突起(5)(6)の上端より
低い位置にあるものである。突起(5)(6)は根本より上端
にいくにしたがって次第に細くなり、上端部は半球状に
なっている。
参照して説明する。なお、この実施例において、本底に
用いられる履物は、靴である。図示の履物本底（Ａ）
は、全体がゴム製であり、底壁(1) 、底壁(1) の周縁に
立上り状に設けられた周壁(2) 、周壁(2) の上縁に上面
がやや内下向きに傾斜して内方突出状に設けられかつ内
周縁部がほぼ水平である中底受け部(3) および底壁(1)
上面に所定形態に配されかつ周壁(2) と中底受け部(3)
につながっている補強リブ(4) とを一体に備えている。
本底（Ａ）の前半部および後半部には、後上向きに傾斜
したつの状前弾性突起(5) と、前上向きに傾斜したつの
状後弾性突起(6) とが、側面からみてＸ状になるよう
に、底壁(1) 上面幅方向に交互に底壁(1) と一体に設け
られてなるクッション列(7) が、並列状に形成せられて
おり、各クッション列(7) を形成している突起(5)(6)の
上端は、各クッション列(7) の両側にある中底受け部
(3) の上面より若干高い高さにあり、各突起(5)(6)近傍
にある補強リブ(4) の上端は、同突起(5)(6)の上端より
低い位置にあるものである。突起(5)(6)は根本より上端
にいくにしたがって次第に細くなり、上端部は半球状に
なっている。
【０００７】配設補強リブ(4) は、底壁(1) の幅方向に
のびた多数の横リブ(8)(9)、本底前半部の前端横リブ
(8) と周壁前端部とをつないでいる２本の短い前端縦リ
ブ(10)、前半部の後端横リブ(8) と後半部の前端横リブ
(9) をつないでいる２本の短い中間縦リブ(11)、後半部
の前端横リブ(9) と周壁後端部をつないでいる１本の長
い中央縦リブ(12)ならびに後半部の後端横リブ(9) およ
び中央縦リブ(12)と周壁左右後端部とを平面からみて斜
めにつないでいる２本の後端斜めリブ(13)とよりなり、
所定のリブの端部寄りには柱状部(14)が設けられてい
る。
のびた多数の横リブ(8)(9)、本底前半部の前端横リブ
(8) と周壁前端部とをつないでいる２本の短い前端縦リ
ブ(10)、前半部の後端横リブ(8) と後半部の前端横リブ
(9) をつないでいる２本の短い中間縦リブ(11)、後半部
の前端横リブ(9) と周壁後端部をつないでいる１本の長
い中央縦リブ(12)ならびに後半部の後端横リブ(9) およ
び中央縦リブ(12)と周壁左右後端部とを平面からみて斜
めにつないでいる２本の後端斜めリブ(13)とよりなり、
所定のリブの端部寄りには柱状部(14)が設けられてい
る。
【０００８】図４の従来例では、本底前半部に横リブ(2
8)が７本、同後半部に横リブが６本存在していたが、こ
の実施例では前半部の横リブ(8) は５本、後半部の横リ
ブ(9) は３本である。すなわち、前半部では、従来例に
おける前から４番目と６番目に相当するリブが、後半部
では、従来例における前から３〜５番目に相当するリブ
がそれぞれ省略されている。
8)が７本、同後半部に横リブが６本存在していたが、こ
の実施例では前半部の横リブ(8) は５本、後半部の横リ
ブ(9) は３本である。すなわち、前半部では、従来例に
おける前から４番目と６番目に相当するリブが、後半部
では、従来例における前から３〜５番目に相当するリブ
がそれぞれ省略されている。
【０００９】前半部では、前から１番目、２番目および
５番目の横リブ(8) ならびに前縦リブ(10)が、後半部で
は、全横リブ(9) 、後端斜めリブ(13)および中央縦リブ
(12)におる後端横リブ(9) と周壁(2) 後端部間が、それ
ぞれのつながる中底受け部(3) の内周縁部上面と同じ高
さである。また、中間縦リブ(11)は、前半部の後端横リ
ブ(8) と後半部の前端横リブ(9) と同じ高さでつながっ
ており、中央縦リブ(12)における後半部の前から１番目
と２番目の横リブ(9) 間は、これらと同じ高さになるよ
うにつながっている。そして、前半部では、前から３番
目および４番目の横リブ(8) の中央部が両端部より低く
なされ、後半部では、中央縦リブ(12)の前から２番目と
３番目の横リブ(9) 間が前後両端部より低くなされてい
る。
５番目の横リブ(8) ならびに前縦リブ(10)が、後半部で
は、全横リブ(9) 、後端斜めリブ(13)および中央縦リブ
(12)におる後端横リブ(9) と周壁(2) 後端部間が、それ
ぞれのつながる中底受け部(3) の内周縁部上面と同じ高
さである。また、中間縦リブ(11)は、前半部の後端横リ
ブ(8) と後半部の前端横リブ(9) と同じ高さでつながっ
ており、中央縦リブ(12)における後半部の前から１番目
と２番目の横リブ(9) 間は、これらと同じ高さになるよ
うにつながっている。そして、前半部では、前から３番
目および４番目の横リブ(8) の中央部が両端部より低く
なされ、後半部では、中央縦リブ(12)の前から２番目と
３番目の横リブ(9) 間が前後両端部より低くなされてい
る。
【００１０】図２および図３において、(14)は中底であ
り、これは通常所定形状の板紙が布、合成皮革または合
成樹脂シートで被覆せられたものであり、中底受け部
(3) に接着されるものである。
り、これは通常所定形状の板紙が布、合成皮革または合
成樹脂シートで被覆せられたものであり、中底受け部
(3) に接着されるものである。
【００１１】上記実施例の本底（Ａ）を用いて履物をつ
くった場合、これを履かないさいは、図２および図３に
実線で示すように、中底(14)の下面に各突起(5)(6)の上
端が単に接している状態であるが、履いたさいは、鎖線
で示すように荷重が加わって各突起(5)(6)が下方にたわ
み、弾性反発力が足裏に作用する。また、本底（Ａ）の
前半部には、縦中央リブが存在しないので、歩行時、本
底（Ａ）を抵抗なく折り曲げうる。
くった場合、これを履かないさいは、図２および図３に
実線で示すように、中底(14)の下面に各突起(5)(6)の上
端が単に接している状態であるが、履いたさいは、鎖線
で示すように荷重が加わって各突起(5)(6)が下方にたわ
み、弾性反発力が足裏に作用する。また、本底（Ａ）の
前半部には、縦中央リブが存在しないので、歩行時、本
底（Ａ）を抵抗なく折り曲げうる。
【００１２】
【発明の効果】この発明による履物本底は、上述のよう
な構成を有するので、この本底を用いて履物をつくる
と、歩行時最も荷重が加わる本底前半部の中底裏面が並
列状のクッション列に支持されことになる。したがっ
て、この履物を履くと、各クッション列の後上向きに傾
斜したつの状前弾性突起は後下方へたわみ、前上向きに
傾斜したつの状後弾性突起は前下方へたわむが、前弾性
突起と後弾性突起とは側面からみてＸ状をなして中底裏
面を支えるので、足裏への弾性反発力が強く、足裏の感
触がよい。
な構成を有するので、この本底を用いて履物をつくる
と、歩行時最も荷重が加わる本底前半部の中底裏面が並
列状のクッション列に支持されことになる。したがっ
て、この履物を履くと、各クッション列の後上向きに傾
斜したつの状前弾性突起は後下方へたわみ、前上向きに
傾斜したつの状後弾性突起は前下方へたわむが、前弾性
突起と後弾性突起とは側面からみてＸ状をなして中底裏
面を支えるので、足裏への弾性反発力が強く、足裏の感
触がよい。
【図１】この発明による履物本底の斜視図である。
【図２】図１の履物本底の前半部の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図３】図１の履物本底の後半部の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図４】従来の履物本底の斜視図である。
(1) ：底壁 (2) ：周壁 (3) ：中底受け部 (4) ：補強リブ (5) ：つの状前弾性突起 (6) ：つの状後弾性突起 (7) ：クッション列
Claims (1)
- 【請求項１】 底壁、底壁の周縁に立上り状に設けられ
た周壁、周壁の上縁に内方突出状に設けられた中底受け
部および底壁上面に所定形態に配されかつ周壁と中底受
け部につながっている補強リブとを一体に備えた弾性体
よりなる履物本底において、本底の前半部および後半部
のうち少なくとも前半部に、後上向きに傾斜したつの状
前弾性突起と、前上向きに傾斜したつの状後弾性突起と
が、側面からみてＸ状になるように、底壁上面幅方向に
交互に底壁と一体に設けられてなるクッション列が、並
列状に形成せられており、各クッション列を形成してい
る突起の上端は、各クッション列の両側にある中底受け
部の上面と略同一高さにあり、各突起近傍にある補強リ
ブの上端は、同突起の上端より低い位置にあることを特
徴とする履物本底。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11305394A JPH07313203A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 履物本底 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11305394A JPH07313203A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 履物本底 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313203A true JPH07313203A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14602311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11305394A Pending JPH07313203A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 履物本底 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07313203A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000049831A (ko) * | 2000-05-02 | 2000-08-05 | 박종화 | 충격흡수돌기가 구비되고 아웃솔과 미드솔이 일체로이루어지는 신발창 및 그 제조방법 |
| CN104223556A (zh) * | 2009-08-14 | 2014-12-24 | 耐克创新有限合伙公司 | 适应不同脚尺码的鞋类物品 |
| WO2017115402A1 (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社アシックス | 履物 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP11305394A patent/JPH07313203A/ja active Pending
Cited By (6)
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