JPH07313103A - 自動肉片盛付装置 - Google Patents

自動肉片盛付装置

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JPH07313103A
JPH07313103A JP6133846A JP13384694A JPH07313103A JP H07313103 A JPH07313103 A JP H07313103A JP 6133846 A JP6133846 A JP 6133846A JP 13384694 A JP13384694 A JP 13384694A JP H07313103 A JPH07313103 A JP H07313103A
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JP
Japan
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meat
tray
weight
assembling
automatic
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JP6133846A
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English (en)
Inventor
Yukio Aoki
之男 青木
Takao Ose
孝夫 大瀬
Yoshiaki Jinme
良明 甚目
Tatsuro Akabane
達朗 赤羽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Koki Haramachi Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Haramachi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、上記した従来の欠点を解消し、適
度の大きさの肉片をトレイ上に見栄え良く盛付け、中空
きトレイを作る前に肉塊なしと判断できるようにするこ
とである。 【構成】 肉箱6内の肉塊5がなくなったこと、又は極
小の肉片5aが生じるぐらい肉塊5が小さくなったこと
を判断するには、肉片5aを盛付けたあとのトレイTの
重さが計量「有」の場合設定重さ、計量「無」の場合予
測盛付け重さに対して一定割合Aに達するか否かを判断
する。一定割合Aに達していない場合は、見栄えの悪い
中空きトレイが出ると判断、警報を発してトレイTをト
レイ排出部40へ排出し肉塊なしを作業者に知らせ、自
動肉片盛付装置装置を一時停止させる。よって、中空き
トレイを幾つも排出することはなく、無駄の盛付け作業
時間をなくすことができ、作業効率を大幅に改善でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば食肉スライサー
等のスライス装置により、スライスされた肉片をトレイ
上に自動で盛付けする自動肉片盛付装置において、スラ
イス装置内の肉塊の有無を検出する手段に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】先に本出願人が出願した肉塊を回転駆動
する丸刃で順次スライスするスライス装置から、肉片を
受取る肉片搬送装置と該肉片搬送装置の下方に盛付台を
有する自動肉片盛付装置において、肉片を検出するため
の検出器を肉片搬送装置に設けていた。この検出器はス
ライス装置の肉箱が一往復するごとに、また一往復の時
間内で順次スライスされ搬送される肉片を検出すること
で、スライス装置内に肉塊があることを判断し、肉塊が
全くなくなり搬送される肉片を検出しなくなったときに
初めて制御回路が肉塊なしと判断し、警報を発してスラ
イス装置を停止させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記検出器は、肉片の
有無を識別するだけのもので、商品価値のない肉塊が残
り、屑肉のような細い肉片をスライスしても肉片「有」
と判断していた。このような肉片をトレイ上に盛付ける
と、トレイ内でまばらに盛付けられ、トレイの底が見え
る(以下、中空きトレイという)状態で盛付けられ、見
栄えの悪い状態になっていた。この中空きトレイを幾つ
も排出し、肉箱内の肉塊が全くなくなった時点で肉塊な
しと判断して、警報を発してスライス装置を停止させて
いた。よって、商品にならない中空きトレイが生じた以
降の盛付け作業は全く無駄な動作となり、非常に作業効
率を悪くしていた。もし、前記した中空きトレイを作ら
ないようするならば、肉片が極小になる前にスライス装
置を停止させるよう作業者が随時肉塊の有無を監視しな
ければならず、このとき、前記検出器は全く意味をなさ
ないものになってしまう。
【0004】また、従来は、スライス装置の肉箱が一往
復するごとに、また一往復する時間内に肉片の通過を検
出することが必要で、コンベア等で構成される肉片搬送
装置の送り速度と検出器の取付位置で肉箱の往復速度が
規制される。例えば、1分間に60往復するスライス装
置においては、肉箱が一往復する時間となる1秒以内に
肉片の検出処理を行わなければならず、肉片の搬送に時
間をかけると、一往復する時間内に肉片の通過が検出さ
れず、肉塊がまだ残っているにもかかわらず、肉塊なし
と判断し、スライス装置を停止させていた。よって、肉
箱の往復速度の上限が限定され、肉箱の往復速度を上げ
ても、正確な肉塊なしを判断できる方式の開発が望まれ
ていた。
【0005】本発明は、上記した従来の欠点を解消し、
適度の大きさの肉片をトレイ上に見栄え良く盛付け、中
空きトレイを作る前に肉塊なしと判断できるようにする
ことである。また、他の目的は、肉塊なしの判断を正確
に行うようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、肉塊を収納
する肉箱を往復移動させ、この往復移動の過程で肉塊を
丸刃により所定厚さにスライスするスライス装置と、ス
ライスされた肉片をトレイをのせる盛付装置で構成され
た自動肉片盛付装置において、肉片盛付け重さを設定す
る入力部と、設定した盛付け重さと実際の盛付け後のト
レイの重さとを比較し、設定した盛付け重さに対し前記
計量器で計った肉片盛付け後のトレイの重さが一定の割
合未満となった場合、又は、設定したトレイの大きさに
定数を乗じ予測の盛付け重さを演算し、その演算結果に
対し前記計量器で計った実際の肉片盛付け後のトレイの
重さが一定の割合未満となった場合、前記自動肉片盛付
装置を停止させる制御回路を設けることにより達成され
る。
【0007】
【作用】上記のように構成した自動肉片盛付装置で肉塊
なしと判断するには、入力部に所望の重さと肉片の個数
を設定する。肉片の盛付けが終了すると、肉片を盛付け
たトレイを計量器で計量する。軽量と判断したときは、
肉片を盛付けたトレイが設定重さに対し一定割合Aに達
しない場合、この場合は肉塊が小さくなり、肉片を何個
盛付けても中空きトレイが出ると判断、自動肉片盛付装
置を停止させ、肉塊なしを作業者に知らせる。計量
「無」の場合、入力部に肉片の個数を設定する。盛付け
終了後、計量を行い設定したトレイサイズよりトレイの
大きさで求め、更に、定数を乗じて予測の盛付け重さを
算出し、計量「有」の場合と同様に一定割合Aを乗じ比
較する。計量「有」と同様肉片を盛付けたトレイが設定
重さに対し一定割合Aに達しない場合、自動肉片盛付装
置を停止させる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図6を用いて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す自動肉片整列盛付
装置の正面図、図2は図1の右側面図、図3は図1の平
面図である。本自動肉片盛付装置は、肉塊5をスライス
するスライス装置11と、スライス装置11の前部(肉
片5a送出側)に位置する受取ローラ12、肉片搬送装
置13、盛付装置20と、盛付装置20のトレイ排出側
に設けたトレイ排出部40で構成されている。
【0009】まず、従来の一般的なスライス装置11の
構成について詳細に説明する。図1において、機台1の
片隅に丸刃ベース2が立設され、丸刃ベース2に図示し
ない丸刃駆動モータにより回転駆動される丸刃3が軸支
されている。機台1上に設けられたレール4に沿って肉
箱6が図示しない肉箱駆動モータからクランク7を介し
て、図3の矢印C方向に往復自在に設けられ、肉箱6内
に収納された肉塊5は、スライス後の肉箱6の復路時に
送り部材8により当て板9に向けて(図2の矢印D方
向)送られる。当て板9は丸刃3と並設し、丸刃3の刃
先に対し、刃表3a側に進退可能に機台1に設けられて
いる。クランク7の軸には、位置検出片7aが固定さ
れ、位置検出片7aは機台1に設けた手前位置検出器7
bにより検出される。位置検出片7aはクランク7が1
回転、即ち、肉箱6が1往復する毎に検出され、作業後
に肉箱6を作業者側の手前位置(図3に示す肉箱6の位
置)で停止させる位置に設けられている。なお、スライ
ス装置11の機台1に設けられた運転スイッチ10は、
前記丸刃モータ93、肉箱駆動モータ94、並びに盛付
装置20の運転スイッチの役目を果たすもので盛付け動
作を開始させるときにも使用するスイッチである。
【0010】受取ローラ12は、刃表3a側から切り出
された肉片5aを下方に位置する肉片搬送装置13に落
下させるものであり、肉片搬送装置13は、受取ローラ
12から肉片5aを受け、後述する盛付装置20に送る
ものである。盛付装置20は、肉片搬送装置13から搬
送された肉片5aをトレイT上に盛付けするためのもの
で、図3の紙面と垂直及び直角方向へ移動自在に盛付台
21が設けられている。
【0011】また、盛付台21の内部には、計量器31
が装着され、計量器31の上部にトレイTを支持する計
量テーブル30が装着されている。計量器31は計量テ
ーブル30上に載っている盛付けされたトレイTの重さ
に応じて抵抗値が増減し、電圧を印加するすることで、
抵抗値の変動分に応じた電圧信号として取り出せるよう
な荷重変換器で構成されている。この電圧信号を適宜増
幅し、その電圧を測定することにより盛付けしたトレイ
Tの重さを計量することができる。
【0012】図4は、操作盤の配置を示す説明図であ
る。入力部となる操作盤60は支柱14の上部に取付け
てある。この操作盤60のパネル面には肉片5aをトレ
イTに盛付けするときの作業条件を設定するためのスイ
ッチ、および表示を配置してある。図5は制御部のブロ
ック図である。盛付装置20に内蔵された演算処理装置
80はCPU80a、ROM80b、RAM80c、I
/O80d、タイマ80eで構成されている。ROM8
0bは、あらかじめスライス装置11、受取ローラ1
2、肉片搬送装置13、盛付装置20の制御内容のプロ
グラムが書き込まれており、ROM80bのプログラム
順に従い、CPU80aはI/O80dの入力ポートを
介して操作盤60の各スイッチを監視して、RAM80
cを用いて演算を行い、また、タイマ80eを作動させ
たり、I/O80dの出力ポートを介して、操作盤60
の各表示、並びに増幅器83により、スライス装置11
を制御するものである。
【0013】前述した構成の自動肉片盛付装置で肉箱6
内の肉塊5がなくなったこと、又は極小の肉片が生じる
ぐらい肉塊が小さくなったことを判断するには、図6に
示す肉塊なしを判断するフロ−のとおり、操作盤60に
おいて、計量「有」とするために計量の要否を指定する
有/無スイッチ72を押し表示灯72aを点灯させる。
次に、重さスイッチ62を押し、表示灯62aが点灯
し、数値表示62bが点滅する。そして、所望の重さに
設定するために、増スイッチ69又は減スイッチ70で
数値表示を変更し必要な重さになったところで確認スイ
ッチ71を押す。続いて、幅スイッチ66、長さスイッ
チ67、上限スイッチ63、下限スイッチ64、個数ス
イッチ68を押し、重さスイッチ73同様に必要なトレ
イサイズと重さの上下限、肉片5aの個数を設定する。
例えば、図4のように重さ300g、幅18cm、長さ
22cm、上限10g、下限10g、肉片5aの盛付け
個数を10個に設定する。
【0014】トレイTを作業者又は図示しないトレイ供
給装置で盛付台21上に準備した状態で、トレイTの風
袋の測定を行い、その計量値G0をRAM80cに記憶
する。次に、スライス装置11に運転許可を与えるた
め、演算処理装置80より論理値「1」の出力を発生
し、増幅器83を介してリレー84を付勢し、そのリレ
ー接点84aを閉じる。この時点より運転スイッチ10
をONすると、スライス装置11が作動する。スライス
装置11の作動は、スライス装置11内の制御装置90
から出力される論理値「1」の信号を増幅器91を介し
て演算処理装置80が入力することで検出でき、丸刃3
の回転を確認してから、自動肉片盛付装置が盛付けを開
始し、操作盤60で設定した肉片5aを10個盛付け
る。
【0015】盛付けが終了すると盛付装置20より停止
指示を出力し、運転許可信号を論理「0」にしてリレー
接点84aを開きスライス装置11を規定通り停止さ
せ、計量を行う。この計量値G1より前述の風袋分を引
いたG1−G0の値が設定した300g±10gの範囲に
入っているか判断する。設定した重さG、許容範囲の上
限をUG、下限をDGとすると、 G+UG<G1−G0の時は、過量と判断 G1−G0<G+DGの時は、軽量と判断 G+DG≦G1−G0≦G+UGの時は、正量と判断 正量、過量と判断したときは、トレイTをトレイ排出部
40に排出する。軽量の時は、不足分をさらに追加盛付
けするために、今まで盛付けた個数N1、盛付けた肉片
の重さ(G1−G0)から肉片5aの1片の平均重さUを
求める。 (G1−G0)/N1=U 次に、重さの許容範囲下限DGに対して、何個盛付ける
かを下式で求め、小数点以下を切り上げて追加個数N2
とする。 {(G+DG)−(G1−G0)}/U=N2 追加盛付けの個数N2は、あらかじめ盛付個数ごとに最
大盛付け数Kを決めておき、その値Kと計算によりN2
を大小比較して小さい方を採用して追加盛付けの動作を
行う。ここで、盛付けた肉片の重さ(G1−G0)が設定
重さGに対し一定割合Aに達しているか否かを判断す
る。一定割合Aに達している場合は、追加盛付け後に計
量を行い、前述と同様に正量か否かを判断して盛付けた
トレイTをトレイ排出部40へ排出する。このときも肉
片5aの1片の平均重さUを求めて、あらかじめ設定し
た重さになるよう次回の盛付け個数を算出して盛付けを
続行していく。 (G1−G0)/G<A 上式のように、盛付けた肉片の重さ(G1−G0)が設定
重さGに対し一定割合Aに達しない場合は、肉塊5が小
さくなり肉片5aを何個盛付けても中空きトレイが出る
と判断、トレイTをトレイ排出部40へ排出するととも
に、演算処理装置80より論理値「1」の出力を発生
し、増幅器85を介して警報となるブザー86を鳴ら
し、肉塊なしを作業者に知らせ、自動肉片盛付装置を一
時停止させる。このときの一定割合Aは、0.5〜0.
8程度が好ましい。このブザー86は、運転レバー10
をOFFにすることにより停止する。盛付けを再開する
場合は、肉塊5を肉箱6に再度投入したあと、肉スイッ
チ74を押し、操作盤60で設定した盛付け個数に戻
し、運転レバー10を再度ONすることで再開される。
【0016】設定した盛付け重さGが300g±10g
の場合を例にとると、A=0.5〜0.8で 300×(0.5〜0.8)=150g〜240g の範囲未満の盛付けた肉片の重さ(G1−G0)を肉塊な
しと判断すると、盛付けたトレイTに若干の中空きが生
じた時点で肉塊なしと判断することができる。仮に、A
=0.7とすると、盛付けた肉片の重さ(G1−G0)が
210g未満で肉塊なしと判断する。
【0017】今までは、計量「有」の場合について述べ
たが、計量「無」とする場合は、有/無スイッチ72を
押し表示灯72bを点灯させる。計量「無」の場合につ
いても盛付けの動作はほぼ同様であり、操作盤60で盛
付け重さの上下限の設定がないこと、そして追加盛付け
はせずに設定した個数をトレイTに盛付けるということ
である。但し、肉塊の有無を検出するため盛付け終了
後、計量を行い設定したトレイサイズよりトレイTの大
きさ(面積)を演算処理装置80で求め、さらに、定数
を乗じて予測の盛付け重さとする。トレイTの幅をW、
長さをL、定数をB(0.5〜0.7程度が好ましい)
としたときの予測盛付け重さGkを下式で求め、 W×L×B=Gk 次に、計量「有」の場合と同様に盛付けた肉片の重さ
(G1−G0)が予測盛付け重さGkに対して一定割合A
に達しているか否かを判断する。 G1−G0/Gk<A 上記の結果となった場合、計量「有」と同様にブザー8
6を鳴らしてトレイTをトレイ排出部40へ排出し、肉
塊なしを知らせる。ブザー86の停止は、計量「有」と
同様に行う。計量「無」の盛付けの例として、トレイT
の幅18cm、長さ20cmのとき、B=0.5〜0.
7とすると、 18×20×(0.5〜0.7)=180g〜252g が予測盛付け重さGkとなり、仮にB=0.6とする
と、予測盛付け重さGkは216gになり、仮に一定割
合A=0.7とすると、盛付けた肉片の重さ(G1
0)が151g未満のときを肉なしと判断する。
【0018】また、肉塊5を肉箱6に投入し、スライス
装置11を起動した1枚目のトレイTに対する肉片5a
の盛付けは、肉塊5の投入の仕方、又は肉塊5の形状に
より切り始めの肉片5aが小さく不揃いで、又は当て板
9に肉塊5が接していなかったときには、肉塊5をスラ
イスし損ねる場合もある。そのため、肉塊5を再投入し
た直後の1枚目のトレイTで肉塊なしと判断されてしま
う可能性が大きく、肉塊5がまだスライスされないまま
残っていることは明らかであり、肉塊5を再投入した直
後に前記装置を一時停止させることは逆に作業能率を低
下させることになる。この場合は数枚目のトレイTまで
(本実施例においては、トレイ1枚目まで)は肉塊なし
と判断せず、スライス作業を続行させることが有効であ
る。
【0019】上記実施例によれば、計量器31を用いて
肉片5aを盛付けたトレイTの重さを計量して設定重さ
G又は予測盛付け重さGkと比較して一定割合A未満に
なった時点で肉塊なしと判断するようにしたので、極小
の肉片を盛付け見栄えの悪い中空きトレイを幾つも排出
することはなく、無駄な盛付け作業時間をなくすことが
できるとともに、無駄にトレイを使うこともないので、
作業効率を大幅に改善できるようになる。また、この肉
塊なし検出方式によれば、指定の盛付け個数が完了した
時点で肉塊なしを判断するようにしたので、スライス装
置11の肉箱6の往復速度に関係しないため、肉箱6の
往復速度を上げた場合でも正確な肉塊なしを判断できる
ようになり信頼性の向上も図ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、スライスされた肉片を
トレイ上に盛付け、計量時に一定割合未満の肉片の重さ
の場合には、スライス装置内の肉塊がなくなったと判断
するので、中空きトレイを作らず効率良く盛付けができ
る。また、指定の盛付け個数が完了した時点で肉塊なし
を判断するようにしたので、スライス装置の肉箱の往復
速度に関係しないため、肉箱の往復速度を上げた場合で
も正確な肉塊なしを判断できるようになり、信頼性の向
上も図ることができる。さらに、肉片を検出する検出器
を特に必要としないので、その分安価な構成とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動肉片盛付装置の正
面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】操作盤の配置を示す説明図である。
【図5】制御部のブロック図である。
【図6】肉塊なしを判断するフロ−の説明図である。
【符号の説明】
5…肉塊、5a…肉片、6…肉箱、11…スライス装
置、13…肉片搬送装置、20…盛付装置、21…盛付
台、31…計量器、60…操作盤、80…演算処理装
置、86…ブザー、T…トレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤羽根 達朗 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉塊を収納する肉箱を往復移動させ、こ
    の往復移動の過程で肉塊を丸刃により所定厚さにスライ
    スするスライス装置と、スライスされた肉片をトレイに
    のせる盛付装置で構成された自動肉片盛付装置におい
    て、肉片盛付け重さを設定する入力部と、設定した盛付
    け重さと実際の盛付け後のトレイの重さとを比較し、設
    定した盛付け重さに対し前記計量器で計った肉片盛付け
    後のトレイの重さが一定の割合未満となった場合、前記
    自動肉片盛付装置を停止させる制御回路を設けたことを
    特徴とする自動肉片盛付装置。
  2. 【請求項2】 肉塊を収納する肉箱を往復移動させ、こ
    の往復移動の過程で肉塊を丸刃により所定厚さにスライ
    スするスライス装置と、スライスされた肉片をトレイに
    のせる盛付装置で構成された自動肉片盛付装置におい
    て、肉片盛付け重さとトレイの大きさを入力部で設定
    し、設定したトレイの大きさに定数を乗じ予測の盛付け
    重さを演算し、その演算結果に対し前記計量器で計った
    実際の肉片盛付け後のトレイの重さが一定の割合未満と
    なった場合、前記自動肉片盛付装置を停止させる制御回
    路を設けたことを特徴とする自動肉片盛付装置。
  3. 【請求項3】 上記した状態で自動肉片盛付装置が停止
    した場合、警報を発して肉塊なしを知らせる制御回路を
    設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の自動肉片
    盛付装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路により自動肉片盛付装置を
    起動した直後、数枚目までのトレイに対する盛付けで、
    設定した盛付け重さ又は予測の盛付け重さと前記計量器
    で計った実際の肉片盛付け後のトレイの重さが一定の割
    合未満となった場合、肉片盛付けを続行させるようにし
    たことを特徴とする請求項1又は2の自動肉片盛付装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路により停止した自動肉片盛
    付装置を再起動する場合、前記入力部の設定内容で盛付
    けを再開させるようにしたことを特徴とする請求項1又
    は2の自動肉片盛付装置。
JP6133846A 1994-05-23 1994-05-23 自動肉片盛付装置 Withdrawn JPH07313103A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018186748A (ja) * 2017-05-02 2018-11-29 不二精機株式会社 食材盛付装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018186748A (ja) * 2017-05-02 2018-11-29 不二精機株式会社 食材盛付装置

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