JPH0731302Y2 - 無効電力補償装置における無効電力発生部の構造 - Google Patents

無効電力補償装置における無効電力発生部の構造

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JPH0731302Y2
JPH0731302Y2 JP12421489U JP12421489U JPH0731302Y2 JP H0731302 Y2 JPH0731302 Y2 JP H0731302Y2 JP 12421489 U JP12421489 U JP 12421489U JP 12421489 U JP12421489 U JP 12421489U JP H0731302 Y2 JPH0731302 Y2 JP H0731302Y2
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JP
Japan
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reactive power
thyristor
transformer
terminal
porcelain
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JP12421489U
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JPH0363218U (ja
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近藤  治
政弘 石浦
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はスキー場等に設置される小型サイリスタ無効電
力補償装置における無効電力発生部の構造に関するもの
である。
[従来の技術] スキー場等、その大きな電力を使用するにもかかわら
ず、受電位置が変電所より遠隔にある場合、負荷による
電圧変動は著しい。
そこで、この電圧変動を抑制するため、サイリスタで直
列リアクトルの通電制御を行う無効電力補償装置(以下
TQCという)を用いる。
このTQCは第6図に示すような構成をなし、これに基く
動作を第7図により簡単に説明する。
TQCは変動負荷から発生する無効電力QLが変動しても合
成された遅相無効電力が一定値になるような遅相無効電
力Q1をサイリスタで位相制御することによって発生さ
せ、この一定になった遅相無効電力をTQCの進相コンデ
ンサ設備で一括進相補償するものであって、このTQCの
遅相無効電力Q1を発生する部分(以下TCR部という)は
高インピーダンス変圧器、または直列リアクトルとサイ
リスタ装置の組合せによって構成されている。
このTCR部の従来の配置構成を第4図(イ)の上面図と
同(ロ)の側面図によって説明する。
図において1は高インピーダンス変圧器本体、又は直列
リアクトル本体を収納したタンクを示し、4は変圧器、
又は直列リアクトルのラジエータを示す。また3はサイ
リスタ装置を示す。前記変圧器とサイリスタ装置3は直
線状に配置され、変圧器のタンク1とサイリスタ装置3
との間の接続バー導体(図示していない)は5で示すブ
スダクトに収納されている。
第5図はサイリスタ装置の一例を側面図で示す。サイリ
スタスタック31がそれぞれ並列に縦方向に配置される。
図示していないがフアンが箱体32内に配置され、例えば
熱空気を箱体32の上方より排出させるような構造をと
る。なお、図で6はサイリスタスタック31よりの導体と
接続されるバー導体を示す。
このような配置をとっているため、据付時に、変圧器本
体のタンク1とサイリスタ装置3の上側でブスダクト5
に挿入したバー導体6で接続する必要があり、またこの
ような配置をとっているため、設置スペースも大きくな
るという課題があった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上述のような配置にまつわるスペース縮少の課
題、ブスダクト無使用の課題を解決し、限られたスペー
スに設置できるTCR部を提供するものである。
[考案の構成] 前記課題を解決するため、本考案では第1図(イ)の上
面図、同(ロ)の側面図で示すような構成をとる。以下
第4図、第5図と同一部分は同一符号で示す。
高インピーダンス変圧器、または直列リアクトル本体
(以下単に変圧器という)を収納したタンク1の上面上
に複数の絶縁碍管2を取付け、この碍管2の上面にサイ
リスタスタック31等を収納した一つ又は複数の箱体32を
取付けている。なお、6は外部導体接続用の端子であ
る。
第2図は第1図の一部拡大図で、第3図(イ)は前記絶
縁碍管部分の拡大図で、同(ロ)は端子折り曲げ部分を
示す。図示のように、すくなくとも2個の絶縁碍管2が
タンク1の上面に固定される。絶縁碍管2の上面にはボ
ルト嵌合用の孔22を有する端子板21が固着されて変圧器
2次側よりタンク1の上面を通って引出された変圧器2
次側のリード線12が接続されている。この絶縁碍管2の
位置に対応して、サイリスタ装置3の箱体32の下面より
は、サイリスタスタック31と導体接続され、絶縁体によ
って前記下面に固定されたサイリスタスタック主回路端
子33が箱体32と絶縁をとりながら外方に突出するように
引出した構成をとる。前記端子33の先端部は第3図
(ロ)に示すようにL字形に直角方向に折り曲げられて
おり、ボルト嵌合用の孔34を具えている。なお図で11は
絶縁油面を示している。
前記主回路端子33の折り曲げ部の孔34と変圧器2次側端
子21の面に設けた孔22とを合わせボルト7を嵌合して締
付ければ、変圧器本体を収納したタンク1とサイリスタ
スタック等を収納した箱体32は機械的に一体に固着さ
れ、また電気的にも接続される。
サイリスタ装置3の重量を支える方法として上記説明で
は一方は絶縁碍管を用いたもので説明したが、構造上困
難な場合は、別に例えば24で示すようなサポートを作っ
てもよい。
以上説明の実施例は通常の構成の場合について説明した
ものであるが、OF式の場合も碍管の中に絶縁油がつまる
だけで、この場合は各接合部において適当なシール方法
を採ればよい。
上記構成によると変圧器のタンク上からの放熱に対して
上になるサイリスタ装置に放熱の及ぶおそれがあるが、
絶縁碍管の長さを大きくして、前記サイリスタ装置の箱
体位置を高めるとか、図示のように箱体32内にフアンを
設置するだけで生じる問題は解消される。
[考案の効果] 以上説明した本考案によれば、スキー場等で使用される
比較的小型のサイリスタによるリアクトル制御の無効電
力補償装置において、サイリスタスタック等を収納した
サイリスタ装置と高インピーダンス変圧器、又は直列リ
アクトルを収納したタンクを上下方向に一体化できるの
で、従来よりもコスト及び設置スペースの大幅な縮小と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示し、(イ)は上面図、
(ロ)は側面図を示す。 第2図は第1図の主要部拡大図、第3図(イ)は第2図
の更に一部拡大図、同(ロ)はサイリスタ主回路端子を
示す。 第4図は従来のTCR部の配置を示し、(イ)は上面図、
(ロ)は側面図を示し、第5図はサイリスタ装置の一例
を示す。 第6図はTQC装置の構成概略を示し、第7図はTQC装置の
動作説明図である。 1……変圧器タンク、2……絶縁碍管、21……2次側端
子、3……サイリスタ装置、31……サイリスタスタッ
ク、32……サイリスタスタック収納の箱体、33……サイ
リスタスタック主回路端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高インピーダンス変圧器、又は直列リアク
    トルの本体を収納したタンクの上面に複数の絶縁碍管を
    取り付け、前記変圧器、又はリアクトルよりリード線を
    引出して前記碍管先端の端子と接続し、サイリスタスタ
    ックを収納したサイリスタ装置の箱体の下面から、前記
    碍管の位置に対応してサイリスタスタック主回路端子を
    引出し、前記碍管の上面において、前記両端子を接続す
    ることを特徴とする無効電力補償装置における無効電力
    発生部の構造。
JP12421489U 1989-10-23 1989-10-23 無効電力補償装置における無効電力発生部の構造 Expired - Lifetime JPH0731302Y2 (ja)

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JPH0363218U JPH0363218U (ja) 1991-06-20
JPH0731302Y2 true JPH0731302Y2 (ja) 1995-07-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230090543A (ko) * 2021-12-15 2023-06-22 (주)파워닉스 전력 계통에 자계 제어 방식으로 지상 무효 전력을 공급하기 위한 장치 및 방법
KR20230090545A (ko) * 2021-12-15 2023-06-22 (주)파워닉스 자계 제어 방식의 지상 무효 전력 공급을 전류센서없이 제어하기 위한 장치 및 방법

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