JPH07312Y2 - 組立式ボックス型ファイル - Google Patents

組立式ボックス型ファイル

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JPH07312Y2
JPH07312Y2 JP8463888U JP8463888U JPH07312Y2 JP H07312 Y2 JPH07312 Y2 JP H07312Y2 JP 8463888 U JP8463888 U JP 8463888U JP 8463888 U JP8463888 U JP 8463888U JP H07312 Y2 JPH07312 Y2 JP H07312Y2
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JP
Japan
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piece
notch
folding
hooking
tongue
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JP8463888U
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JPH0210073U (ja
Inventor
兼康 樋口
Original Assignee
兼康 樋口
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、名刺、葉書等カード類の整理、保管に使用す
る組立式ボックス型ファイルに関する。
(従来の技術) 従来のボックス型ファイルは、蓋片と本体とを掛止する
為に、蓋片、或いは本体とは別に掛止用の別部材を付設
するか、又は、紐や輪ゴムを用いて蓋片と本体とを結束
する構成となっている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来構成のものは、ファイルを積重した最に
は積重状態が不安定となるばかりか、積重状態で移動さ
せた時等には、固定掛止部がこすれて破損の原因ともな
っている。
また、蓋片、或は本体とは別に掛止用の別部材を付設す
る構成のものにあっては、部品点数も多く組立工程も多
いことから全体としてコスト高を招来する結果となって
いる。
(問題点を解決する手段) 本考案は、斯る問題点に対処すべく案出したものであっ
て、蓋片2と本体1とからなり、蓋片2側に掛止用切欠
部4を形成し、本体1側に掛止舌片3を付設し、当該掛
止舌片3を掛止用切欠部4に挿入掛止することにより蓋
片2を本体1に掛止固定するボックス型ファイルにおい
て、本体1を、底片5と該底片5の上下左右に連設した
折込片6、7、8、9とからなる一枚の生地体で形成
し、表側片12と裏側片13とで内部に間隙Sを保有する袋
状の蓋片2を形成し、当該蓋片2の表側片12と裏側片13
の連設部に掛止用切欠部4を設け、本体1の折込片6、
7、8、9における底片5との連設部近傍に適宜ピッチ
で複数の折線Tを形成し、折込片6、7、8、9の内、
各れか一つの折込片6に切り込みにより掛止舌片3を形
成し、当該掛止舌片3を形成した折込片6と底片5との
連設部に、掛止舌片3が貫通する切欠部10を設け、当該
切欠部10に掛止舌片3の先端を、内側から外側へ挿通
し、当該掛止舌片3を形成した折込片6と反対側の折込
片8を、蓋片2の間隙Sに摺動自在に挿入し、蓋片2に
形成した掛止用切欠部4と掛止舌片3とで固定掛止部11
を形成したことを特徴とする。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に従って説明するに、第1、
2図は、本考案によるボックス型ファイルを組立てカー
ド類をファイリングした状態を、又、第3〜6図は、本
体の組立状況を、又第7〜10図は蓋片の組立状況を、第
11〜13図はボックス型ファイル全体の組立状況を、夫
々、示しており、先ず、本体について説明すると、1は
本体であって、一枚の紙製生地体を、底片5の上下左右
に折込片6、7、8、9を連設した状態でトムソンで一
体的に型抜きしている。
3は掛止舌片であって、底片5の上下左右に連設した各
折込片6、7、8、9の内、図面上、左側の折込片6に
切り込み形成している。
10は、掛止舌片3を貫通させる切欠部であって、当該切
欠部10は、底片5と折込片6の連設部に形成されてい
る。
Tは適宜ピッチで型押形成した折線であって、該折線T
は、各折込片6、7、8、9における底片5との連設部
近傍と掛止舌片3に設けている。
次に、蓋片について説明するに、2は蓋片であって、一
枚の紙製生地体を、表側片12と裏側片13及び表側12の上
下に連設した糊代14を一体的にトムソンで型抜きしてい
る。
4は、前記掛止舌片3を挿入掛止する掛止用切欠部であ
って、表側片12と裏側片13の連設部に形成している。
15は係合切込部であって、該係合切込部15は裏側片13に
切り込み形成されており、使用時に収納したカード類の
見出し等を挟み込むことができる。
而して、本考案によるボックス型ファイルの組立状況を
説明するに、先ず、本体1の組立状況について説明する
と、折込片6に切り込み形成した掛止舌片3を第4図に
示す如く引き起こし、次に第5図に示す如く切欠部10に
掛止舌片3の先端を内側から外側へ挿通し、第6図に示
す如く掛止舌片3を一杯に引き出す。
換言すれば、掛止舌片3を切欠部10の内側から外側へ挿
通し、掛止舌片3が、折込片6における底片5との連設
部近傍に残された掛止舌片3の切り残し部16を巻回した
状態とするものである。次に、蓋片2の組立状況につい
て説明すると、先ず、第8図に示す如く糊代14を内側へ
折り込み、第9図、10図に示す如く、裏側片13を折り畳
み、当該裏側片13の内面上下端部近傍と糊代14とを貼着
するものである。
次に、ファイル全体を組み立てて、カード類Kをファイ
リングする状況を第11〜13図に従って説明すると、前記
状況で組み立てた本体1における掛止舌片3を形成した
折込片6と反対側の折込片8を、蓋片2における間隙S
に挿入し、その状態で、収納するカード類Kを底片5の
上面に置く。そして、各折込片6、7、8、9を折り起
こしてカード類Kの厚みと対応する折線を、各折込片
6、7、8、9及び掛止舌片3に型押形成した複数の折
線Tの中から選択し、その選択した折線に折り目をつけ
る。
その状態で各折込片6、7、8、9を内側へ向かって折
り畳み、掛止舌片3を掛止用切欠部4に挿入固定するこ
とにより固定掛止部11を構成するものとしている。
(考案の効果) 本考案歯、蓋片2と本体1とからなり、蓋片2側に掛止
用切欠部4を形成し、本体側に掛止舌片3を付設し、該
掛止舌片3を掛止用切欠部4に挿入掛止することにより
蓋片2を本体1に掛止固定するボックス型ファイルにお
いて、本体1を、底片5と当該底片5の上下左右に連設
した折込片6、7、8、9とからなる一枚の生地体で形
成し、表側片12と裏側片13とで内部に間隙Sを保有する
袋状の蓋片2を形成し、表側片12と裏側片13の連設部に
掛止用切欠部4を設け、本体1の折込片6、7、8、9
における底片5との連設部近傍に適宜ピッチで複数の折
線Tを形成し、折込片6、7、8、9の内、各れか一つ
の折込片6に切り込みによって掛止舌片3を形成し、該
掛止舌片3を形成した折込片6と底片5との連設部に、
掛止舌片3が貫通する切欠部10を設け、当該切欠部10に
掛止舌片3の先端を、内側から外側へ挿通し、当該掛止
舌片3を形成した折込片6と反対側の折込片8を、蓋片
2の間隙Sに摺動自在に挿入し、蓋片2に形成した掛止
用切欠部4と掛止舌片3とで固定掛止部11を形成したこ
とを特徴とするものであるから、一枚の生地体をトムソ
ンにて型抜するのみで全てのパーツが揃い、従来のボッ
クス型ファイルのように蓋片と本体とを掛止する為に、
蓋片や本体とは別に掛止用の別部材を付設する必要がな
く、又、紐や輪ゴムを用いる必要もなく、その結果、製
造コストも低減され、ファイルを積重した最に積重状態
が不安定とならず、積重状態で移動させた時等にも固定
掛止部がこすれ、破損するようなことも無い。
又、各折込片6、7、8、9及び掛止舌片3に適宜ピッ
チで複数の折線Tを型押形成し、掛止舌片3を形成した
折込片6と反対側の折込片8を、蓋片2の間隙Sに摺動
自在に挿入し、蓋片2に形成した掛止用切欠部4と掛止
舌片3とで固定掛止部11を形成していることにより、収
納するカード類Kの厚みに対応してぴったりフィットす
る状態でファイリングすることができ、収納するカード
類Kの量が増減した場合でも常時それに対処することが
できる等、種々の実用的効果を発揮する極めて優れた考
案である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示し、第1図はファイルを組
立て、カード類をファイリングした状態の斜視図、第2
図は第1図A−A線断面図、第3図は本体1の展開斜視
図、第4〜6図は本体1の組立状況の説明図、第7図は
蓋片2の展開斜視図、第8〜10図は蓋片2の組立状況の
説明図、第11〜13図はファイル全体を組み立ててカード
類をファイリングする状況の説明図である。 符号表 1……本体、2……蓋片 3……掛止舌片、4……掛止用切欠部 5……底片、6〜9……折込片 10……切欠部、11……固定掛止部 12……表側片、13……裏側片 14……糊代、15……係合切込部 16……切り残し部、K……カード類 S……間隙、T……折線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋片2と本体1とからなり、蓋片2側に掛
    止用切欠部4を形成し、本体側に掛止舌片3を付設し、
    当該掛止舌片3を掛止用切欠部4に挿入掛止することに
    より蓋片2を本体1に掛止固定するボックス型ファイル
    において、本体1を、底片5と該底片5の上下左右に連
    設した折込片6、7、8、9とからなる一枚の生地体で
    形成し、これら折込片6、7、8、9の内、各れか一つ
    の折込片6に切り込みによって掛止舌片3を形成し、該
    掛止舌片3を形成した折込片6と底片5との連設部に、
    掛止舌片3が貫通する切欠部10を設け、当該切欠部10に
    掛止舌片3の先端を、内側から外側へ挿通し、蓋片2に
    形成した掛止用切欠部4と掛止舌片3とで固定掛止部11
    を形成したことを特徴とする組立式ボックス型ファイ
    ル。
  2. 【請求項2】蓋片2と本体1とからなり、蓋片2側に掛
    止用切欠部4を形成し、本体側に掛止舌片3を付設し、
    当該掛止舌片3を掛止用切欠部4に挿入掛止することに
    より蓋片2を本体1に掛止固定するボックス型ファイル
    において、本体1を、底片5と該底片5の上下左右に連
    設した折込片6、7、8、9とからなる一枚の生地体で
    形成し、表側片12と裏側片13とで内部に間隙Sを保有す
    る袋状の蓋片2を形成し、該蓋片2の表側片12と裏側片
    13の連設部に掛止用切欠部4を設け、本体1の折込片
    6、7、8、9における底片5との連設部近傍に適宜ピ
    ッチで複数の折線Tを形成し、折込片6、7、8、9の
    内、各れか一つの折込片6に切り込みによって掛止舌片
    3を形成し、該掛止舌片3を形成した折込片6と底片5
    との連設部に、掛止舌片3が貫通する切欠部10を設け、
    当該切欠部10に掛止舌片3の先端を、内側から外側へ挿
    通し、当該掛止舌片3を形成した折込片6と反対側の折
    込片8を、蓋片2の間隙Sに摺動自在に挿入し、蓋片2
    に形成した掛止用切欠部4と掛止舌片3とで固定掛止部
    11を形成したことを特徴とする組立式ボックス型ファイ
    ル。
JP8463888U 1988-06-27 1988-06-27 組立式ボックス型ファイル Expired - Lifetime JPH07312Y2 (ja)

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JP8463888U JPH07312Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 組立式ボックス型ファイル

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JPH0210073U JPH0210073U (ja) 1990-01-23
JPH07312Y2 true JPH07312Y2 (ja) 1995-01-11

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