JPH07312559A - パリティ演算回路 - Google Patents

パリティ演算回路

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JPH07312559A
JPH07312559A JP6102532A JP10253294A JPH07312559A JP H07312559 A JPH07312559 A JP H07312559A JP 6102532 A JP6102532 A JP 6102532A JP 10253294 A JP10253294 A JP 10253294A JP H07312559 A JPH07312559 A JP H07312559A
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JP
Japan
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bit
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operation result
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JP6102532A
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Inventor
Osamu Watanabe
修 渡辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は1論理チャネルが異なるビット長であ
っても、同一回路でしかも簡易な構成でパリティチェッ
クを行うことができるパリティ演算回路を提供すること
を目的とする。 【構成】フレームデータFDを1ビット毎にパリティチ
ェックし、この演算結果D13を出力する手段11と、
データFDの所定ビット数から成る論理チャネルの最終
ビットの演算結果D13を、書込/読出と番地指定とを
行うタイミングデータD14に応じて記憶する手段13
と、論理チャネルのビット数の設定に応じた条件データ
D16を出力し、奇数又は偶数パリティチェック設定に
応じた初期設定値D17を出力する手段14と、データ
D16に応じたセレクトデータD19を出力し、データ
D14を出力する手段15と、データD19に応じて演
算結果D13、記憶演算結果D15及び初期設定値D1
7の何れかを選択して手段11へ出力する手段17とを
具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレーム構成の伝送信号
のパリティチェックを行うパリティ演算回路に関する。
【0002】このパリティ演算回路によるパリティチェ
ックは、伝送信号の1フレーム単位を対象として偶数又
は奇数方式により行うか、又は1フレームを構成する複
数のタイムスロットの内、複数ビットから成る1タイム
スロット単位を対象としてチェックを行い、それを複数
のフレームから成るマルチフレーム分について偶数又は
奇数方式で行うものである。
【0003】音声信号等が伝送される加入者系伝送路に
おいては、通常、1タイムスロットをパリティチェック
を行うための1論理チャネルとしているが、システムに
よっては1論理チャネルが、1タイムスロットの定めら
れたビット数に満たないビット数から成っていたり、複
数のタイムスロットから成っていたりする。この場合、
前記した1フレーム単位又は1タイムスロット単位での
パリティ演算回路と異なる複雑な回路を構成しなければ
ならない。
【0004】そこで、異なる構成の1論理チャネル毎に
柔軟にしかも簡易な回路構成でパリティチェックを行う
ことができるパリティ演算回路が要望されている。
【0005】
【従来の技術】図3に従来例によるパリティ演算回路の
ブロック構成図を示し、その説明を行う。また、図4
に、図3のパリティ演算回路に入力されるフレームデー
タ(伝送信号)D1のフレーム構成を図4に示す。
【0006】最初に、図4に示すフレームデータD1の
構成を説明する。1タイムスロット(TS)は8ビット
から成り、n個のTS#1〜#nから1フレームが構成
されている。更に、m個のフレームF1〜Fmからマル
チフレームMFが構成されている。また、1論理チャネ
ルは1TSとされている。
【0007】このような構成のフレームデータD1が、
送信側から伝送路を介して送られてきて、図3に示すパ
リティ演算回路に入力される。パリティ演算回路は、フ
レームデータD1の各フレームF1〜Fmの1番目のT
S#1のパリティチェックを行う第1演算部11 と、2
番目のTS#2のパリティチェックを行う第2演算部1
2 と、…、n番目のTS#nのパリティチェックを行う
第N演算部1n とがパラレルに接続され構成されてい
る。
【0008】何れの演算部11 〜1n も、8ビットのシ
フトレジスタ(8bitシフトレジスタ)2と、8ビッ
トのパリティジェネレータ(8bitパリティジェネレ
ータ)3と、ラッチ回路(ラッチ)4とを具備して構成
されている。
【0009】但し、第1演算部11 のシフトレジスタ2
は、各フレームF1〜Fmの1番目のTS#1のみを順
次保持する。これは、図4の符号D2に示すように、第
1フレームF1のTS#1が1番目にシフトレジスタ2
に保持され、第2フレームのTS#1が2番目に保持さ
れ、…、第m−1フレームのTS#1がm−1番目に保
持され、第mフレームのTS#1がm番目に保持される
ようになっている。つまり、第1演算部11 のパリティ
演算ビットは8bit×m個となる。
【0010】他の第2〜第n演算部12 〜1n も同様
に、各々のシフトレジスタが該当する各フレームF1〜
Fmの2番目のTS#2〜m番目のTS#nのみを順次
保持するようになっている。
【0011】第1演算部11 のシフトレジスタ2に保持
された1番目のTS#1は次段のパリティジェネレータ
3に送られ、更にラッチ回路4に送られて保持される。
この保持された1番目のTS#1はパリティジェネレー
タ3にフィードバックされ、次にシフトレジスタ2を介
してきた2番目のTS#1とパリティジェネレータ3で
加算されることによって奇数(又は偶数)パリティチェ
ックが行われる。この演算結果はラッチ回路4に保持さ
れ、TS#1演算結果H1として出力されると供に、パ
リティジェネレータ3にフィードバックされる。以降同
様にm番目までのTS#1が演算処理される。
【0012】他の第2〜第n演算部12 〜1n において
も同様にパリティチェックが行われ、そのTS#2演算
結果H2〜TS#n演算結果Hnが出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例のパリティ演算回路においては、1論理チャネルが
1TSとは限らず、図5に示すように1論理チャネルが
3TSとなっている場合や、図6に示すように1論理チ
ャネルが4ビットの1TSとなっている場合がある。
【0014】図5に示すフレームデータD3は、1TS
が8ビットから成り、n個のTS#1〜#nから1フレ
ームが構成され、更に、m個のフレームF1〜Fmから
マルチフレームMFが構成されている。また、1論理チ
ャネルは3つのTS#1〜#3が1まとめとなって構成
されている。従って、パリティ演算ビットは、符号D4
で示すように、各フレームF1〜Fmの3つのTS(例
えばTS#1〜#3)がフレーム数のm個連なった形態
の8bit×3TS×m個となる。
【0015】このような論理チャネルのパリティチェッ
クを行う場合、図3に示す各演算部11 〜1n のシフト
レジスタ2及びパリティジェネレータ3として8bit
×3TS=24ビット用のものが必要となり、またラッ
チ回路4も24ビットのデータを保持するものが必要と
なり、回路が複雑かつ大規模となる問題がある。
【0016】また、図6に示すフレームデータD5は、
1TSが4ビットから成り、n個のTS#1〜#nから
1フレームが構成され、更に、m個のフレームF1〜F
mからマルチフレームMFが構成されている。また、1
論理チャネルは1つのTS#1から成る。従って、パリ
ティ演算ビットは、符号D6で示すように、各フレーム
F1〜Fmの1個のTS(例えばTS#1)がフレーム
数のm個連なった形態の4bit×m個となる。
【0017】このような1論理チャネルが1タイムスロ
ットの定められたビット数に満たないビット数から成っ
ているフレームデータD5のパリティチェックを行う場
合、送信側でパリティ演算対象となる1TS分まで、即
ち4ビット分を何らかの符号で補う処理が必要となる問
題がある。
【0018】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、1論理チャネルが異なるビット長であって
も、同一回路でしかも簡易な構成でパリティチェックを
行うことができるパリティ演算回路を提供することを目
的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。図中、11はパリティチェック手段であり、入力
されるフレームデータFDを1ビット毎にパリティチェ
ックし、このパリティ演算結果D13を出力するもので
ある。
【0020】13は記憶手段であり、フレームデータF
Dの定められた複数ビット単位から成る論理チャネルの
最終ビットのパリティ演算結果D13を、書込/読出と
番地指定とを行うタイミングデータD14に応じて記憶
するものである。
【0021】14は条件設定手段であり、論理チャネル
が何ビットから構成されているかの設定に応じた条件デ
ータD16を出力すると供に、奇数及び偶数パリティチ
ェックの何れを行うかの設定に応じた初期設定値D17
を出力するものである。
【0022】15はタイミング生成手段であり、条件デ
ータD16に応じたセレクトデータD19を出力すると
供にタイミングデータD14を出力するものである。1
7は選択手段であり、セレクトデータD19に応じて、
パリティ演算結果D13、記憶手段13に記憶されたパ
リティ演算結果D15、及び初期設定値D17の何れか
を選択してパリティチェック手段11に入力するもので
ある。
【0023】そして、フレームデータFDの最初の論理
チャネルの1ビット目の供給時に出力されるセレクトデ
ータD19に応じて選択手段17が初期設定値D17を
選択し、この選択された初期設定値D17と先の1ビッ
ト目のデータとでパリティチェック手段11がパリティ
チェックを行うようにし、論理チャネルの2ビット目か
ら最終ビットの1つ前のビット目までの供給時に出力さ
れるセレクトデータD19に応じて選択手段17がパリ
ティ演算結果D13を選択し、この選択されたパリティ
演算結果D13とこのパリティ演算結果D13よりも1
つビット数の多い論理チャネルのビットデータとでパリ
ティチェック手段11がパリティチェックを行うように
し、2番目以降の各々の論理チャネルにおける1ビット
目の供給時に出力されるタイミングデータD14に応じ
て記憶手段13に記憶された前回の論理チャネルの最終
ビットのパリティ演算結果D15を読み出し、この読み
出されたパリティ演算結果15を、この時出力されるセ
レクトデータD19に応じて選択手段17が選択し、こ
の選択されたパリティ演算結果D13と先の1ビット目
のデータとでパリティチェック手段11がパリティチェ
ックを行うように構成されている。
【0024】
【作用】上述した本発明によれば、フレームデータFD
の論理チャネルが何ビットであるかを条件設定手段14
に設定することによって、1つの回路で異なる論理チャ
ネル構成のフレームデータFDのパリティチェックを行
うことが可能となる。また、奇数及び偶数パリティチェ
ックの何れを行うかを条件設定手段14に設定すること
によって任意のパリティチェックを行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図2は本発明の一実施例によるパリティ
演算回路のブロック構成図である。
【0026】この図において、11は加算器(Adde
r)、12はラッチ回路(Latch)、13はメモリ
部、14は論理チャネル条件設定部、15はタイミング
生成回路、16は初期設定値保持部、17はセレクタ
(SEL)である。
【0027】加算器11は、1ビット加算器であり、そ
の第1データ入力端D1inに入力されるフレームデー
タFDと、第2データ入力端D2inに入力されるセレ
クタ17で選択されたデータとを加算することによって
奇数(又は偶数)パリティチェックを行い、その結果得
られるデータD12を出力するものである。
【0028】ラッチ回路12は、加算器11から出力さ
れる8ビットのデータD12を保持し、この保持された
データをパリティ演算結果データD13として出力する
ものである。
【0029】メモリ部13は、そのデータ入力端Din
に入力されるパリティ演算結果データD13における1
論理チャネルの最終ビットを、タイミング生成回路15
から出力されるメモリアドレスタイミングデータ(以下
タイミングデータという)D14に応じて記憶し、この
記憶データD15をデータ出力端Doutから出力する
ものである。1論理チャネルが例えば8ビットから成る
1TS(タイムスロット)である場合、8ビット目のデ
ータが記憶されるようになっている。
【0030】論理チャネル条件設定部14は、1論理チ
ャネルが何ビットから構成されているかを設定すること
によって、その設定に応じたパリティ演算条件データ
(以下条件データという)D16を出力すると供に、奇
数、偶数何れのパリティチェックを行うかを設定するこ
とによって、その設定に応じた初期設定値D17を出力
するものである。奇数パリティチェックの設定が行われ
た場合は、「1」の初期設定値D17が出力され、偶数
パリティチェックの設定が行われた場合は、「0」の初
期設定値D17が出力されるようになっている。
【0031】初期設定値保持部16は、論理チャネル条
件設定部14から出力される初期設定値D17を保持し
て出力するものである。その出力データを初期データD
18と呼ぶことにする。
【0032】タイミング生成回路15は、論理チャネル
条件設定部14から出力される条件データD16に応じ
たタイミングデータD14及びセレクトデータD19を
出力するものである。
【0033】例えば条件データD16が、1論理チャネ
ルが8ビットから成るTSであるといった条件を示すも
のである場合、フレームデータFDにおける第1TSの
1ビット目が加算器11に入力されるタイミングでセレ
クタ17に初期データD18の選択を行わせるためのセ
レクトデータD19が出力されるようになっている。
【0034】また、TSの2ビット目〜8ビット目が加
算器11に入力されるタイミングでセレクタ17にパリ
ティ演算結果データD13の選択を行わせるためのセレ
クトデータD19が出力され、更に、第2TS以降の各
々のTSの1ビット目(第2TSの1ビット目は第1T
Sの1ビット目から数えると9ビット目)が加算器11
に入力されるタイミングでセレクタ17に記憶データD
15の選択を行わせるためのセレクトデータD19が出
力されるようになっている。
【0035】一方、各々のTSの最終ビットである8ビ
ット目のパリティ演算結果データD13がラッチ回路1
2から出力されるタイミングで、その8ビット目のパリ
ティ演算結果データD13をメモリ部13の所定アドレ
スの記憶領域に書き込んで記憶させるためのタイミング
データD14が出力されるようになっている。即ち、こ
の場合タイミングデータD14はアドレス指定データと
ライトイネーブルデータとなる。
【0036】第2TS以降の各々のTSの1ビット目が
加算器11に入力されるタイミングでメモリ部13の所
定アドレスの記憶領域に記憶された記憶データD15を
読み出すためのタイミングデータD14が出力されるよ
うになっている。即ち、この場合タイミングデータD1
4はアドレス指定データとリードイネーブルデータとな
る。
【0037】この読み出し動作は、第2TSの1ビット
目が加算器11に入力されるタイミングでメモリ部13
の第1TSの8ビット目のパリティ演算結果データD1
3が記憶されている領域のアドレスが指定され、この指
定された記憶領域に記憶されているパリティ演算結果デ
ータD13が読み出されるようになっている。同様に、
第3TSの1ビット目が加算器11に入力されるタイミ
ングでメモリ部13に記憶された第2TSの8ビット目
のパリティ演算結果データD13が読み出され、…、第
nTSの1ビット目が加算器11に入力されるタイミン
グでメモリ部13に記憶された第n−1TSの8ビット
目のパリティ演算結果データD13が読み出されるよう
になっている。
【0038】このような構成のパリティ演算回路に、フ
レームデータFDとして、従来例で説明した図4に示す
フレームデータD1が入力されるものとして、この際の
動作を説明する。
【0039】この場合、論理チャネル条件設定部14
に,1論理チャネルが8ビットのTSから構成されてい
ることが設定され、この設定条件を示すパリティ演算条
件データD16がタイミング生成回路15に供給されて
いる状態となる。
【0040】また奇数パリティチェックの設定が行われ
たとすると、初期設定値保持部16に「1」の初期デー
タD18が保持され、「1」の初期データD18が出力
されている状態となる。
【0041】まず、加算器11の第1入力端D1inに
1フレーム目の第1TS#1の1ビット目が供給される
と、このタイミングで初期データD18の選択を行わせ
るためのセレクトデータD19がセレクタ17へ出力さ
れ、これによって「1」の初期データD18が選択さ
れ、加算器11の第2入力端D2inへ出力される。
【0042】加算器11では、第1TS#1の1ビット
目のデータと「1」の初期データD18とが加算される
ことにより、奇数パリティチェックが行われ、この結果
を示すデータD12がラッチ回路12に保持され、この
保持データがパリティ演算結果データD13として出力
される。
【0043】次に、加算器11に第1TS#1の2ビッ
ト目が供給されると、このタイミングでパリティ演算結
果データD13の選択を行わせるためのセレクトデータ
D19がセレクタ17へ出力され、これによって1ビッ
ト目のパリティ演算結果データD13が選択され、加算
器11へ出力される。
【0044】加算器11では、第1TS#1の2ビット
目のデータと1ビット目のパリティ演算結果データD1
3とが加算されることにより、奇数パリティチェックが
行われ、この結果を示すデータD12がラッチ回路12
に保持され、この保持データがパリティ演算結果データ
D13として出力される。
【0045】以降同様に加算器11に第1TS#1の8
ビット目が供給されるまで行われる。第1TS#1の最
終ビットである8ビット目のパリティ演算結果データD
13がラッチ回路12から出力されると、このタイミン
グで、そのパリティ演算結果データD13をメモリ部1
3の例えば1番地の記憶領域に書き込んで記憶させるた
めのタイミングデータD14がメモリ部13に供給さ
れ、これによってメモリ部13の1番地の記憶領域にパ
リティ演算結果データD13が記憶される。
【0046】次に、加算器11に第2TS#2の1ビッ
ト目が供給されると、このタイミングで、メモリ部13
の1番地の記憶領域に記憶されたデータを読み出すため
のタイミングデータD14が出力され、1番地の記憶領
域に記憶された第1TS#1の8ビット目のパリティ演
算結果データD13が記憶データD15として読みださ
れる。一方、同タイミングにおいて、記憶データD15
の選択を行わせるためのセレクトデータD19がセレク
タ17へ出力され、これによって記憶データD15が選
択され、加算器11へ出力される。
【0047】この出力によって加算器11では、第2T
S#2の1ビット目のデータと記憶データD15(第1
TS#1の8ビット目のパリティ演算結果データ)とが
加算されることにより、奇数パリティチェックが行わ
れ、この結果を示すデータD12がラッチ回路12に保
持され、パリティ演算結果データD13として出力され
る。
【0048】次に、加算器11に第2TS#2の2ビッ
ト目が供給されると、このタイミングで供給されるセレ
クトデータD19によりセレクタ17で第2TS#2の
1ビット目のパリティ演算結果データD13が選択さ
れ、加算器11へ出力される。
【0049】加算器11では、第2TS#2の2ビット
目のデータと1ビット目のパリティ演算結果データD1
3とが加算されて奇数パリティチェックが行われ、この
結果データD12がラッチ回路12に保持されパリティ
演算結果データD13として出力される。
【0050】以降同様に加算器11に第2TS#2の8
ビット目が供給されるまで行われ、第2TS#2の8ビ
ット目のパリティ演算結果データD13が出力される
と、このタイミングで供給されるタイミングデータD1
4によって、そのパリティ演算結果データD13がメモ
リ部13の例えば2番地の記憶領域に記憶される。
【0051】次に、加算器11に第3TS#3の1ビッ
ト目が供給されると、このタイミングで供給されるタイ
ミングデータD14によって、1番地の記憶領域に記憶
された第2TS#2の8ビット目のパリティ演算結果デ
ータD13が記憶データD15として読みだされる。一
方、同タイミングにおいてセレクタ17で先に読みださ
れた記憶データD15が選択され、加算器11へ出力さ
れる。
【0052】加算器11では、第3TS#3の1ビット
目のデータと記憶データD15(第2TS#2の8ビッ
ト目のパリティ演算結果データ)とが加算されることに
より、奇数パリティチェックが行われ、この結果データ
D12がラッチ回路12に保持され、パリティ演算結果
データD13として出力される。
【0053】以降同様な処理が1フレーム目の第nTS
#nまで行われ、これに連続して2フレーム目からmフ
レーム目の第nTS#nまでが順次処理され、パリティ
チェックが完了する。
【0054】次に、フレームデータFDとして、従来例
で説明した図5に示すフレームデータD3が入力される
ものとして、この際の動作を説明する。この場合、論理
チャネル条件設定部14に,1論理チャネルが3つのT
Sを合わせた24ビットから構成されていることが設定
され、この設定条件を示すパリティ演算条件データD1
6がタイミング生成回路15に供給されている状態とな
る。また奇数パリティチェックの設定が行われたとす
る。
【0055】まず、加算器11の第1入力端D1inに
1フレーム目の第1TS#1の1ビット目が供給される
と、このタイミングでセレクタ17によって「1」の初
期データD18が選択され、加算器11の第2入力端D
2inへ出力される。
【0056】加算器11では、第1TS#1の1ビット
目のデータと「1」の初期データD18とが加算される
ことにより、奇数パリティチェックが行われ、この結果
データD12がラッチ回路12に保持され、パリティ演
算結果データD13として出力される。
【0057】次に、加算器11に第1TS#1の2ビッ
ト目が供給されると、このタイミングでセレクタ17に
よって1ビット目のパリティ演算結果データD13が選
択され、加算器11へ出力され、加算器11で、第1T
S#1の2ビット目のデータと1ビット目のパリティ演
算結果データD13とが加算されることにより、奇数パ
リティチェックが行われ、この結果データD12がラッ
チ回路12に保持され、パリティ演算結果データD13
として出力される。
【0058】以降同様に加算器11に第3TS#3の8
ビット目が供給されるまで行われる。第3TS#3の最
終ビットである8ビット目のパリティ演算結果データD
13がラッチ回路12から出力されると、このタイミン
グで、メモリ部13の1番地の記憶領域にパリティ演算
結果データD13が記憶される。
【0059】次に、加算器11に第4TSの1ビット目
が供給されると、このタイミングで、メモリ部13の1
番地に記憶された第3TS#3の8ビット目のパリティ
演算結果データD13が記憶データD15として読みだ
される。一方、同タイミングにおいて、セレクタ17に
よって記憶データD15が選択され、加算器11へ出力
される。
【0060】この出力によって加算器11では、第4T
Sの1ビット目のデータと記憶データD15(第3TS
#3の8ビット目のパリティ演算結果データ)とが加算
されることにより、奇数パリティチェックが行われ、こ
の結果データD12がラッチ回路12に保持され、パリ
ティ演算結果データD13として出力される。
【0061】次に、加算器11に第4TSの2ビット目
が供給されると、このタイミングでセレクタ17によっ
て第4TSの1ビット目のパリティ演算結果データD1
3が選択され、加算器11へ出力され、加算器11で、
第4TSの2ビット目のデータと1ビット目のパリティ
演算結果データD13とが加算されて奇数パリティチェ
ックが行われ、この結果データD12がラッチ回路12
に保持され、パリティ演算結果データD13として出力
される。
【0062】以降同様に加算器11に第6TSの8ビッ
ト目が供給されるまで行われ、第6TSの8ビット目の
パリティ演算結果データD13が出力されると、このタ
イミングでそのパリティ演算結果データD13がメモリ
部13の1番地の記憶領域に記憶される。
【0063】次に、加算器11に第7TSの1ビット目
が供給されると、このタイミングで1番地の記憶領域に
記憶された第6TSの8ビット目のパリティ演算結果デ
ータD13が記憶データD15として読みだされ、この
データD15がセレクタ17で選択され、加算器11へ
出力される。
【0064】加算器11では、第7TSの1ビット目の
データと記憶データD15(第6TSの8ビット目のパ
リティ演算結果データ)とが加算されることにより、奇
数パリティチェックが行われ、この結果データD12が
ラッチ回路12に保持され、パリティ演算結果データD
13として出力される。
【0065】以降同様な処理が1フレーム目の第nTS
#nまで行われ、これに連続して2フレーム目からmフ
レーム目の第nTS#nまでが順次処理され、パリティ
チェックが完了する。
【0066】次に、フレームデータFDとして、従来例
で説明した図6に示すフレームデータD5が入力される
ものとして、この際の動作を説明する。この場合、論理
チャネル条件設定部14に,1論理チャネルが4ビット
のTSから構成されていることが設定され、この設定条
件を示すパリティ演算条件データD16がタイミング生
成回路15に供給されている状態となる。また奇数パリ
ティチェックの設定が行われたとする。
【0067】まず、加算器11の第1入力端D1inに
1フレーム目の第1TS#1の1ビット目が供給される
と、このタイミングでセレクタ17によって「1」の初
期データD18が選択され、加算器11の第2入力端D
2inへ出力される。
【0068】加算器11では、第1TS#1の1ビット
目のデータと「1」の初期データD18とが加算される
ことにより、奇数パリティチェックが行われ、この結果
データD12がラッチ回路12に保持され、パリティ演
算結果データD13として出力される。
【0069】次に、加算器11に第1TS#1の2ビッ
ト目が供給されると、このタイミングでセレクタ17に
よって1ビット目のパリティ演算結果データD13が選
択され、加算器11へ出力され、加算器11で、第1T
S#1の2ビット目のデータと1ビット目のパリティ演
算結果データD13とが加算されることにより、奇数パ
リティチェックが行われ、この結果データD12がラッ
チ回路12に保持され、パリティ演算結果データD13
として出力される。
【0070】以降同様に加算器11に第1TS#1の4
ビット目が供給されるまで行われる。第1TS#1の最
終ビットである4ビット目のパリティ演算結果データD
13がラッチ回路12から出力されると、このタイミン
グで、メモリ部13の1番地の記憶領域にパリティ演算
結果データD13が記憶される。
【0071】次に、加算器11に第2TS#2の1ビッ
ト目が供給されると、このタイミングで、メモリ部13
の1番地に記憶された第1TS#1の4ビット目のパリ
ティ演算結果データD13が記憶データD15として読
みだされる。一方、同タイミングにおいて、セレクタ1
7によって記憶データD15が選択され、加算器11へ
出力される。
【0072】この出力によって加算器11では、第1T
S#1の1ビット目のデータと記憶データD15(第1
TS#1の4ビット目のパリティ演算結果データ)とが
加算されることにより、奇数パリティチェックが行わ
れ、この結果データD12がラッチ回路12に保持さ
れ、パリティ演算結果データD13として出力される。
【0073】次に、加算器11に第2TS#2の2ビッ
ト目が供給されると、このタイミングでセレクタ17に
よって第2TS#2の1ビット目のパリティ演算結果デ
ータD13が選択され、加算器11へ出力され、加算器
11で、第2TS#2の2ビット目のデータと1ビット
目のパリティ演算結果データD13とが加算されて奇数
パリティチェックが行われ、この結果データD12がラ
ッチ回路12に保持され、パリティ演算結果データD1
3として出力される。
【0074】以降同様に加算器11に第2TSの4ビッ
ト目が供給されるまで行われ、第2TSの4ビット目の
パリティ演算結果データD13が出力されると、このタ
イミングでそのパリティ演算結果データD13がメモリ
部13の1番地の記憶領域に記憶される。
【0075】次に、加算器11に第3TSの1ビット目
が供給されると、このタイミングで1番地の記憶領域に
記憶された第2TS#2の4ビット目のパリティ演算結
果データD13が記憶データD15として読みだされ、
このデータD15がセレクタ17で選択され、加算器1
1へ出力される。
【0076】加算器11では、第3TSの1ビット目の
データと記憶データD15(第2TSの4ビット目のパ
リティ演算結果データ)とが加算されることにより、奇
数パリティチェックが行われ、この結果データD12が
ラッチ回路12に保持され、パリティ演算結果データD
13として出力される。
【0077】以降同様な処理が1フレーム目の第nTS
#nまで行われ、これに連続して2フレーム目からmフ
レーム目の第nTS#nまでが順次処理され、パリティ
チェックが完了する。
【0078】以上説明した実施例のパリティ演算回路に
よれば、1論理チャネルが異なるビット長であっても、
同一回路でパリティチェックを行うことができ、また簡
易な構成でパリティチェックを行うことができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1論理チャネルが異なるビット長であっても、同一回路
でしかも簡易な構成でパリティチェックを行うことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例によるパリティ演算回路のブ
ロック構成図である。
【図3】従来例によるパリティ演算回路のブロック構成
図である。
【図4】パリティチェックが行われるフレームデータの
構成を示す図である。
【図5】パリティチェックが行われる他のフレームデー
タの構成を示す図である。
【図6】パリティチェックが行われるその他のフレーム
データの構成を示す図である。
【符号の説明】
11 パリティチェック手段 13 記憶手段 14 条件設定手段 15 タイミング生成手段 17 選択手段 FD フレームデータ D13 パリティ演算結果 D14 タイミングデータ D15 記憶手段13に記憶されたパリティ演算結果 D16 条件データ D17 初期設定値 D19 セレクトデータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームデータのパリティチェックを行
    うパリティ演算回路において、 前記フレームデータ(FD)を1ビット毎にパリティチェッ
    クし、このパリティ演算結果(D13) を出力するパリティ
    チェック手段(11)と、 該フレームデータ(FD)の定められた複数ビット単位から
    成る論理チャネルの最終ビットのパリティ演算結果(D1
    3) を、書込/読出と番地指定とを行うタイミングデー
    タ(D14) に応じて記憶する記憶手段(13)と、 前記論理チャネルが何ビットから構成されているかの設
    定に応じた条件データ(D16) を出力すると供に、奇数及
    び偶数パリティチェックの何れを行うかの設定に応じた
    初期設定値(D17) を出力する条件設定手段(14)と、 該条件データ(D16) に応じたセレクトデータ(D19) を出
    力すると供に前記タイミングデータ(D14) を出力するタ
    イミング生成手段(15)と、 該セレクトデータ(D19) に応じて、前記パリティ演算結
    果(D13) 、前記記憶手段(13)に記憶されたパリティ演算
    結果(D15) 、及び前記初期設定値(D17) の何れかを選択
    して前記パリティチェック手段(11)に入力する選択手段
    (17)とを具備し、 前記フレームデータ(FD)の最初の前記論理チャネルの1
    ビット目の供給時に出力される前記セレクトデータ(D1
    9) に応じて前記選択手段(17)が前記初期設定値(D17)
    を選択し、この選択された初期設定値(D17) と該1ビッ
    ト目のデータとで前記パリティチェック手段(11)がパリ
    ティチェックを行うようにし、 該論理チャネルの2ビット目から最終ビットの1つ前の
    ビット目までの供給時に出力される前記セレクトデータ
    (D19) に応じて前記選択手段(17)が前記パリティ演算結
    果(D13) を選択し、この選択されたパリティ演算結果(D
    13) とこのパリティ演算結果(D13) よりも1つビット数
    の多い該論理チャネルのビットデータとで前記パリティ
    チェック手段(11)がパリティチェックを行うようにし、 2番目以降の各々の該論理チャネルにおける1ビット目
    の供給時に出力される前記タイミングデータ(D14) に応
    じて、前記記憶手段(13)に記憶された前回の論理チャネ
    ルの最終ビットのパリティ演算結果(D15) を読み出し、
    この読み出されたパリティ演算結果(D15) を、この時出
    力される該セレクトデータ(D19) に応じて前記選択手段
    (17)が選択し、この選択されたパリティ演算結果(D15)
    と該1ビット目のデータとで前記パリティチェック手段
    (11)がパリティチェックを行うようにしたことを特徴と
    するパリティ演算回路。
  2. 【請求項2】 前記パリティチェック手段(11)を、前記
    フレームデータ(FD)と前記選択手段(17)で選択された前
    記パリティ演算結果(D13) 、前記記憶手段(13)に記憶さ
    れたパリティ演算結果(D15) 、及び前記初期設定値(D1
    7) の何れかとを1ビット加算し、この加算結果を前記
    パリティ演算結果(D13) として出力する加算器で構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のパリティ演算回路。
  3. 【請求項3】 前記初期設定値(D17) が、前記条件設定
    手段(14)に奇数パリティチェックを行う設定が行われた
    場合は「1」、偶数パリティチェックを行う設定が行わ
    れた場合は「0」となることを特徴とする請求項1又は
    2記載のパリティ演算回路。
JP6102532A 1994-05-17 1994-05-17 パリティ演算回路 Withdrawn JPH07312559A (ja)

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