JPH07312556A - 可変長符号の復号化処理装置 - Google Patents

可変長符号の復号化処理装置

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JPH07312556A
JPH07312556A JP6105323A JP10532394A JPH07312556A JP H07312556 A JPH07312556 A JP H07312556A JP 6105323 A JP6105323 A JP 6105323A JP 10532394 A JP10532394 A JP 10532394A JP H07312556 A JPH07312556 A JP H07312556A
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Misako Suda
美左子 須田
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/40Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code
    • H03M7/42Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code using table look-up for the coding or decoding process, e.g. using read-only memory
    • H03M7/425Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code using table look-up for the coding or decoding process, e.g. using read-only memory for the decoding process only

Abstract

(57)【要約】 【目的】復号処理効率を向上させる可変長符号の復号化
処理装置を提供する。 【構成】可変長復号テーブル101と、復号開始アドレ
ス信号を入力する復号開始アドレスレジスタ104と、
これらの出力A1、A2を入力する2to1MPX10
9と、この上位の出力A3を入力し、2to1MPX1
09の出力A5に制御される復号結果データレジスタ1
03と、この出力信号の正負を変換出力する正負変換回
路111と、出力A5により制御されるシ−ケンサ10
2と、2to1MPX109の出力A6を入力するシフ
ト制御回路105と、シフト量デコーダ107と、シフ
ト制御回路105の出力A7により制御されるシフトレ
ジスタ106と、シフト出力と出力A4とを入力する3
to1MPX108と、検索用のアドレス出力として出
力A8を生成して可変長復号テーブル101に出力する
可変長復号テーブルアドレスレジスタ110とを備えて
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変長符号の復号化処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発生頻度に偏りのある時系列信号
を復号化する場合には、発生頻度の高い信号には短かい
符号を与え、発生頻度の低い信号には長い符号を与える
という不等長符号を用いることにより、圧縮符号化が実
現されるということが知られている。このように従来技
術としては、例えば、特願平4−206345号公報に
おいて提案されている可変長符号の復号化回路が挙げら
れる。
【0003】図5は、上記の特願平4−206345号
公報において提案されている可変長符号の復号化回路の
構成を示すブロック図で、20ビット可変長復号テーブ
ル301と、14ビットの復号開始アドレス信号を入力
とする14ビットの復号開始アドレスレジスタ304
と、可変長復号テーブル301の出力信号C1と復号開
始アドレスレジスタ304の出力信号C2を入力とする
20ビットの2to1マルチプレクサ(2入力1出力の
選択回路:以下、2to1MPXと云う)309と、こ
の2to1MPX309の出力信号上位16ビットの出
力信号C3をデータ入力とし、2to1MPX309の
出力信号下位1ビットの出力信号C5により制御される
16ビットの復号結果データレジスタ303と、前記出
力信号C5により制御されるシ−ケンサ302と、2t
o1MPX309の出力信号下位4ビットの内の上位3
ビットの出力信号C6を入力とするシフト制御回路30
5と、シフト量デコーダ307と、シフト制御回路30
5の出力信号C7により、符号データ入力をシフトさせ
るシフトレジスタ306と、このシフトレジスタ306
のシフトデータ出力信号と前記出力信号C3の下位10
ビット出力信号C4とをそれぞれ入力とする12ビット
の3to1マルチプレクサ(3入力1出力の選択回路:
以下、3to1MPXと云う)308と、この3to1
MPX308の出力を入力とする12ビットの可変長復
号テーブルアドレスレジスタ310と、出力信号C8を
生成して、前記可変長復号テーブル301に出力する可
変長復号テーブルアドレスレジスタ310とを備て構成
されており、シーケンサ302およびシフト制御回路3
05は制御回路311を形成している。なおシーケンサ
302においては、復号の開始、実行および終了に関連
するタイミング信号が生成され、上記各部に対する制御
作用が行われる。
【0004】図6は、上記の可変長復号テーブル301
の構成を示す図であり、図9は、可変長符号の一例を示
す図である。また、図8(a)、(b)および(c)
は、図9に示される可変長符号に対して、それぞれ2ビ
ットごと、3ビットごと、および4ビットごとに解読を
行う際の状態遷移図である。図10、図11および図1
2は、それぞれ図8の各状態遷移図に対応する可変長符
号の復号テーブルを示す図であり、図7(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、
(h)、(i)および(j)は、本従来例の動作波形図
で、図9の符号テーブルを図8(a)に示される状態遷
移図で、図10の可変長符号の復号テーブルを動作させ
た場合の動作波形を示している。また、図13は、本従
来例の動作時における16ビット符号の実際の可変長符
号の復号テーブル例の一部を示し、図7の動作波形に対
応する復号テーブル例である。
【0005】まず、従来の可変長符号に対する符号解読
方法を、図8、図9および図10を用いて説明する。図
8(a)に示されるように、符号解読を行う際の遷移状
態としては、図9に与えられる符号を左側から順に2ビ
ットづつ辿ることにより解読を進めるという手順が与え
られている。この場合に、図8(a)に示される○印
は、解読手順における初期状態および中間状態を示して
いる。解読開始とともに、最左側の○印からスタート
し、解読における最初の2ビットが“00”ならば“0
0”の枝を辿り、“01”ならば“01”の枝を辿りな
がら、図9に示される符号に対応した意味を解読してゆ
く。この場合に、“0X”の枝は“00”と“01”の
両方の枝を意味しており、“X”は、このような冗長性
(“X”は、don’t care)を示す記号であ
る。また、図8(b)は、図9に与えられている符号を
左側から順に3ビットづつ辿ることにより解読を進める
手順を示し、図8(c)は、図9に与えられている符号
を左側から順に4ビットづつ辿ることにより解読を進め
る手順を示している。
【0006】次に、図10に示す可変長符号の復号テー
ブルは、図8(a)における状態遷移を実現することに
より得られた復号テーブルであり、右側の欄は、解読状
態が中間状態にあるか終了状態(0:終了、1:未終
了)にあるかの何れかを示しており、中間状態は“1”
で示され、終了状態は“0”にて示されている。また、
左側の欄は、解読が中間状態の場合における次のテーブ
ルのアクセス番地を示しており、図8(a)の状態遷移
図において、どの枝を辿るかを表わしている。解読終了
の場合には、解読された符号の意味(ここでは、正の整
数)が記述されている。この従来の復号化方式において
は、符号を2ビットづつシフトして解読するのに対し
て、符号長は常に2の倍数であるとは限らないので(例
えば、図9の“00001”の5ビットの符号で8を表
わす場合もある)、どこかでその端数を調整する必要が
ある。その端数は、図8(a)においては、冗長項
“X”として現われている。この冗長項“X”は、次の
符号の先頭部分との重複を意味しているために、その部
分はシフトアウトしないようにシフト量を減らす必要が
ある。図10の中央欄は、解読が終了したときに、解読
終了時の符号シフト量を変更するように指定するフィ−
ルドである。この欄においては、“2”は2ビットシフ
トを意味し、“1”は1ビットシフトを意味している。
【0007】次に、図10の可変長符号の復号テーブル
の作成方法について説明する。図9の符号表を図8
(a)の状態遷移図手順により2ビットごとに検索して
ゆく。まず、図9において2ビット検索して確定する符
号の意味は“1”と“2”だけであり、更に2ビット検
索することにより“3”、“4”、“5”、“6”およ
び“7”までの符号の意味が確定されてゆく。この時
に、符号そのものを可変長符号復号テーブルのアクセス
番地とするため、“10”が2番地を意味し、この符号
の意味が確定しているために、可変長符号復号テーブル
の2番地には、データとして“1”を入れておく必要が
あり、有効データとしては2ビットのため、2ビットシ
フトさせて解読を終了させるために、検索続行指定部
“0”にして処理を終了させる。同様に“11”も確立
した符号であるため、データとして3番地に“2”を入
れておき、シフト量を2ビットにして検索続行指定部を
“0”にする。符号の意味が確定しない時、例えば“0
1”の時には、次のテーブルのアクセス番地をデータと
して入れておき、シフト量を2ビットにして、次のテー
ブルのアクセス番地としては任意の番地に指定すること
ができるが、余り番地が飛び過ぎるとテーブルサイズが
大きくなるので、その点を考慮して最適なアドレスを設
定する。
【0008】このようにして、図9に示される復号テー
ブルを解読するに当り、図8(b)の3ビットづつの解
読手順に対応して作成される復号テーブルが図11に示
される復号テーブルであり、図8(c)の4ビットづつ
の解読手順に対応して作成される復号テーブルが図12
に示される復号テーブルである。図13に示される復号
テーブルおよび図14に示される符号テーブルは、この
ようにして作成された実際の復号テーブル例および符号
テーブル例である。図13は、図14の符号テーブルに
おける可変長符号に対応する復号テーブルである。図1
4に示されるように、実際の符号としては、発生頻度の
高い信号には短かい符号を与え、発生頻度の低い信号に
は長い符号が与えられている。図13の復号テーブルは
四つのデータフィ−ルドから成っており、図5の従来例
を用いて復号する場合に用いられる。この復号テーブル
において、フィ−ルド1は行番号(“0”を含む)を表
わしており、フィ−ルド2(フィ−ルド4=“1”の場
合)は次に検索すべきこの符号表の行番号を表わしてい
る。また、フィ−ルド2(フィ−ルド4=“0”の場
合)は符号化されたデータを表わしている。更に、フィ
−ルド3は、次の検索までにシフトすべき入力系列のシ
フト量を表わし、フィ−ルド4は、この行で復号が終了
(“0”)したか、そうでない(“1”)かを示すフラ
グを示している。これらの解読手順および復号テーブル
を更に実現させる従来例として、図5に示される特願平
4−206345号公報に示される可変長符号の復号回
路が提案されている。
【0009】図5に示される従来の可変長符号の復号回
路において、可変長復号テーブル301のアドレス信号
のビット数は、テーブルサイズが4Kword=409
6word=212wordであるため、必要アドレス信
号は12ビットであり、そのためシフトレジスタ306
からの最小シフトアウトビット数2ビットと、2to1
MPX309からの出力信号C4との合計が12ビット
になるように設定されている。従って、復号テーブルサ
イズにより変更することが可能である。同様に、復号開
始アドレスレ信号が入力される復号開始アドレスレジス
タ304からの開始アドレス出力信号C2も、14ビッ
トの内の上位10ビットがアドレスであるため、その変
更は可能である。復号開始アドレスレジスタ304には
復号開始アドレス信号が設定され、この復号開始アドレ
ス信号が2to1MPX309を経由して、その中位デ
ータフィールドが、3to1MPX308の選択信号と
してシフト量デコーダ307に送出される。このシフト
量デコーダ307の出力に基づき、可変長復号テーブル
301のアドレス信号12ビットが形成される。なお、
図6の可変長符号の復号テーブルの構成においては、図
5に示される従来の可変長符号の復号回路を動作させる
ために、図10、図11、図12および図13から成る
復号テーブルの内の何れかが入っている。
【0010】次に、図7(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)、(f)、(g)、(h)、(i)およ
び(j)の動作波形図、および図10の復号テーブルを
用いて動作の説明を行う。まず、図7のT1の時点にお
いては、復号開始アドレス信号と符号データが、それぞ
れ復号開始アドレスレジスタ304およびシフトレジス
タ306に入力された時点であり、この時、上位10ビ
ットは開始アドレスであり、下位4ビットには検索すべ
きシフト量および検索継続データが入っている。シフト
レジスタ306における符号データを“00001X”
とすると、この場合における“X”は冗長性を示す記号
であり、次の符号の先頭部分でもあるため、シフトアウ
トすることができない。図7のt1 のタイミングにおい
て、2to1MPX309においては開始アドレス出力
信号C2はそのまま出力信号C4、C5およびC6とし
て出力される。この出力信号C5により、シーケンサ3
02に対して符号検索の開始が伝達され、これを受け
て、シーケンサ302においては、復号の開始および実
行のタイミングが生成されて、各部に対する時間制御作
用が行われる。
【0011】図7におけるt2 のタイミングにおいて
は、シフトレジスタ306のデータから、出力信号C6
により指定されたシフト量(この場合においては2ビッ
トシフト)をシフトアウトされたデータ“00”を下位
ビットとし、出力信号C4の10ビットデータ“00
0000 0000”を上位ビットとするデータが3t
o1MPX308に対して入力され、これに対応する3
to1MPX308より出力される12ビットデータ
“0000 0000 0000”は、可変長復号テー
ブルアドレスレジスタ310に入力されて格納される。
また、次のアドレス出力として、可変長復号テーブルア
ドレスレジスタ310からは“000h”のアドレスが
出力信号C8として出力され、データ検索用として可変
長復号テーブル(図10参照)301に送られる。図7
のt3 のタイミングにおいては、可変長復号テーブル3
01からは復号テーブル出力信号C1として“0001
3h”のデータが出力され、これを受けて、2to1M
PX309からは図7のt4 のタイミングにおいて、出
力信号C4,C5およびC6が出力される。
【0012】図7のt5 のタイミングにおいては、シフ
トレジスタ306のデータから、出力信号C6により指
定されたシフト量(この場合においては2ビットシフ
ト)をシフトアウトされたデータ“00”を下位ビット
とし、出力信号C4の10ビットデータ“00 000
0 0001”を上位ビットとするデータが3to1M
PX308に対して入力され、これに対応する3to1
MPX308より出力される12ビットデータ“000
0 0000 0100”は、可変長復号テーブルアド
レスレジスタ310に入力されて格納される。また、次
のアドレス出力として、可変長復号テーブルアドレスレ
ジスタ310からは“004h”のアドレスが出力信号
C8として出力され、データ検索用として可変長復号テ
ーブル(図10参照)301に送られる。図7のt6
タイミングにおいては、可変長復号テーブル301から
は復号テーブル出力信号C1として“00033h”の
データが出力され、これを受けて、2to1MPX30
9からは図7のt7 のタイミングにおいて、出力信号C
4、C5およびC6が出力される。
【0013】図7のt8 のタイミングにおいては、シフ
トレジスタ306のデータから出力信号C6により指定
されたシフト量(この場合においては2ビットシフト)
をシフトアウトされたデータ“1X”を下位ビットと
し、出力信号C4の10ビットデータ“00 0000
0011”を上位ビットとするデータが3to1MP
X308に対して入力され、これに対応して3to1M
PX308より出力される12ビットデータ“0000
0000 111X”は、可変長復号テーブルアドレ
スレジスタ310に入力されて格納される。また、次の
アドレス出力として、可変長復号テーブルアドレスレジ
スタ310からは“00Eh”または“00Fh”の冗
長性を持ったアドレスが出力信号C8として出力され、
データ検索用として可変長復号テーブル(図10参照)
301に送られる。図7のt9 のタイミングにおいて
は、可変長復号テーブル301からは復号テーブル出力
信号C1として“00080h”のデータが出力され、
これを受けて、2to1MPX309からは図7のt10
のタイミングにおいて、出力信号C3、C4、C5およ
びC6が出力される。その際に、出力信号C5は“0”
に変化し、シーケンサ302に対して処理が終了したこ
とが伝達される。また、復号結果データレジスタ303
に対しては出力信号C3としてデータ“0008h”が
入力されて格納され、当該復号結果データレジスタ30
3からは復号結果データとして、上記のデータ“000
8h”が出力されて、処理は終了する。このような動作
を繰返して行いながら、シフトレジスタ306に入力さ
れた符号データは逐次復号化される。
【0014】このような復号処理においては、“00
001X”の6ビット分の符号データを2ビットづつ検
索するために、3サイクルにおいて検索処理を行うこと
ができる。従って、図8(b)における3ビットづつの
処理において、図11の復号テーブルを使用すれば、2
サイクルで検索処理を終了させることができる。同様
に、図8(c)の4ビットづつの処理においては、図1
2の復号テーブルを使用しても、2サイクルで検索処理
を行うことができる。即ち、8ビットの符号を復号処理
する場合には、2ビット検索においては“2→2→2→
2”の検索処理において最悪4サイクルを要し、3ビッ
ト検索においては“3→3→2”の検索処理において最
悪3サイクルを要し、4ビット検索においては“4→
4”の検索処理において最悪2サイクルを要する。これ
は、図8(a)、(b)および(c)の状態遷移図にお
ける○印を何回経由して目的値に達成するかの回数と同
じてある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の可変長
符号の復号化回路においては、検索ビット数を増やすこ
とにより復号処理サイクルを上げることは可能である
が、図10、図11および図12に示されるように、そ
れぞれ2ビットづつの検索処理においては17h番地
(24word分)まで、3ビットづつの検索処理にお
いては27h番地(40word分)まで、4ビットづ
つの検索処理においては1F番地(32word分)ま
でという具合に、基本的に検索ビット数を増やすことに
より、復号テーブルを増大するという傾向にある。これ
は、可変長符号が極めて類似したパターンをとる際に、
可変長復号テーブルが冗長なものであることによる。
【0016】しかしながら、1chipでのマスク設計
においては、物理的に可変長復号テーブルとして必要ワ
ード分のメモリ容量が確保できない場合には、処理スピ
ードが落ちて性能が満足できないという欠点がある。こ
れは、図4に示されるように、符号の最終ビットにSI
GNビット(正負を示すビット)が付加されてはいる
が、従来技術においては、正の整数を対象とした符号処
理であるために、実際の符号の意味が2倍になってしま
うことによりメモリ容量が増大するとともに、更に、テ
ーブルとして符号テーブルおよび復号テーブルの両方の
テーブルを持つことによってもメモリ容量が大きくなる
ことに起因している。
【0017】また、処理すべきビット長が8ビットから
9ビットとSIGNビット分増えることになり、基本的
に処理サイクルが増えるという欠点がある。
【0018】そして、更に従来の復号テーブルにおいて
は、符号ビット長および符号の意味が大きく異なってい
るために、当該復号テーブルを直接使用することができ
ないという欠点がある。
【0019】本発明の目的は、可変長復号テーブルサイ
ズを削減し、小規模の可変長復号テーブルを備えて、容
易に可変長符号を復号することが可能な復号処理方法お
よび復号処理装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明の可変長符号
の復号化処理装置は、可変長復号テーブルを備え、復号
開始アドレス信号を入力して格納する第1の記憶回路
と、当該第1の記憶回路の出力信号と前記可変長復号テ
ーブルの出力信号とを入力して、何れか一方の信号を選
択して出力する第1のデータ選択回路と、復号すべき符
号データ信号を入力とするシフトレジスタと、前記第1
のデータ選択回路において選択されて出力される任意の
下位nビットのデータ出力信号を受けて、復号処理の動
作タイミングならびに前記シフトレジスタにおけるビッ
トシフト量を制御する制御回路と、前記シフトレジスタ
より出力される符号データ信号と前記第1の選択回路に
おいて選択されて出力される上位mビットの内の任意の
下位kビットのデータ出力信号とを入力して、何れか一
方のデータ信号を選択して出力する第2のデータ選択回
路と、前記第1の選択回路において選択されて出力され
る上位mビットのデータ信号を入力して、所定の復号結
果データ信号を記憶する第3の記憶回路とを少なくとも
備えて構成され、前記第2のデータ選択回路において選
択されて出力されるデータ信号を、データ検索用のアド
レス信号として前記可変長復号テーブルに入力する可変
長符号の復号化処理装置において、復号化処理の終了後
において、前記シフトレジスタより直接入力される符号
データ信号の最上位の1ビットまたは最下位の1ビット
のデータ信号を正負判定ビットとして前記復号結果デー
タ信号の正負を判定し、前記第3の記憶回路より出され
る復号結果データ信号の正負を変換して出力する正負変
換回路を備えることを特徴としている。
【0021】また、第2の発明の可変長符号の復号化処
理装置は、可変長復号テーブルを備え、復号開始アドレ
ス信号を入力して格納する第1の記憶回路と、当該第1
の記憶回路の出力信号と前記可変長復号テーブルの出力
信号とを入力して、何れか一方の信号を選択して出力す
る第1のデータ選択回路と、復号すべき符号データ信号
を入力とするシフトレジスタと、前記第1のデータ選択
回路において選択されて出力される任意の下位nビット
のデータ出力信号を受けて、復号処理の動作タイミング
ならびに前記シフトレジスタにおけるビットシフト量を
制御する制御回路と、前記シフトレジスタより出力され
る符号データ信号と前記第1の選択回路において選択さ
れて出力される上位mビットの内の任意の下位kビット
のデータ出力信号とを入力して、何れか一方のデータ信
号を選択して出力する第2のデータ選択回路と、前記第
1の選択回路において選択されて出力される上位mビッ
トのデータ信号を入力して、所定の復号結果データ信号
を記憶する第3の記憶回路とを少なくとも備えて構成さ
れ、前記第2のデータ選択回路において選択されて出力
されるデータ信号を、データ検索用のアドレス信号とし
て前記可変長復号テーブルに入力する可変長符号の復号
化処理装置において、復号化処理の終了後において、前
記制御回路により判定された処理終了信号を1ビットシ
フトして生成される正負判定ビットを、前記シフトレジ
スタより入力して前記復号結果データ信号の正負を判定
し、前記第3の記憶回路より出力される復号結果データ
信号の正負を変換して出力する正負変換回路を備えるこ
とを特徴としている。
【0022】なお、第1および第2の発明における前記
制御回路は、前記第1の選択回路より出力される任意の
下位nビットの内の下位に含まれるデータ出力信号を受
けて、当該復号化処理の動作タイミングを制御するシー
ケンサと、同じく前記第1の選択回路より出力される任
意の下位nビットの内の上位に含まれるデータ出力信号
を受けて、前記シフトレジスタにおけるビットシフト動
作を制御するシフト制御回路とを備えて構成してもよ
い。
【0023】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0024】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。図1に示されるように、本実施例
は、20ビット可変長復号テーブル101と、14ビッ
トの復号開始アドレス信号を入力とする14ビットの復
号開始アドレスレジスタ104と、可変長復号テーブル
101の出力信号A1と復号開始アドレスレジスタ10
4の出力信号A2を入力とする20ビットの2to1マ
ルチプレクサ(2入力1出力の選択回路:以下、2to
1MPXと云う)109と、この2to1MPX309
の出力信号上位16ビットの出力信号A3をデータ入力
とし、2to1MPX109の出力信号下位1ビットの
出力信号A5により制御される16ビットの復号結果デ
ータレジスタ103と、この復号結果データレジスタ1
03の出力信号の正負を変換して出力する正負変換回路
111と、前記出力信号A5により制御されるシ−ケン
サ102と、2to1MPX109の出力信号下位4ビ
ットの内の上位3ビットの出力信号A6を入力とするシ
フト制御回路105と、シフト量デコーダ107と、シ
フト制御回路105の出力信号A7により、符号データ
入力をシフトさせるシフトレジスタ106と、このシフ
トレジスタ106のシフトデータ出力信号と前記出力信
号A3の下位10ビット出力信号A4とをそれぞれ入力
とする12ビットの3to1マルチプレクサ(3入力1
出力の選択回路:以下、3to1MPXと云う)108
と、この3to1MPX108の出力を入力して検索用
のアドレス出力として出力信号A8を生成し、可変長復
号テーブル101に出力するとする12ビットの可変長
復号テーブルアドレスレジスタ110とを備えて構成さ
れており、シーケンサ102およびシフト制御回路10
5は制御回路112を形成している。また、図2
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、
(g)、(h)、(i)および(j)は、本実施例の動
作波形図である。
【0025】図1において、シーケンサ102において
は、2to1MPX109からの出力信号A5を受け
て、復号の開始、実行および終了に関連するタイミング
信号が生成され、上記各部に対する制御作用が行われ
る。復号テーブルのアドレス信号は、テーブルサイズが
4Kword=4096word=212wordである
ため、必要アドレス信号のビット数は12ビットであ
り、そのためシフトレジスタ106からの最小シフトア
ウトビット数2ビットと、2to1MPX109からの
出力信号A4との合計が12ビットになるように設定さ
れている。従って、復号テーブルサイズにより変更する
ことが可能である。同様に、復号開始アドレス信号を受
けて、復号開始アドレスレジスタ104から出力される
開始アドレス出力信号A2も、14ビットの内の上位1
0ビットがアドレスであるため、その変更は可能であ
る。更に、正負変換回路111においては、復号処理終
了時におけるシフトレジスタ106の出力信号A9の最
上位ビットの1ビットの値が“1”の時には、復号結果
データレジスタ103からの出力データ信号に対する2
の補数値が復号結果データとして出力され、上記出力信
号が“0”の時には、復号結果データレジスタ103か
らのデータ出力信号が、そのまま復号結果データとして
出力される。また、復号結果データとして絶対値の符号
付きデータを使用する場合(図4に見られるように、ラ
ストビットの“1”または“0”により正負を判定させ
る場合)には、復号結果データレジスタ103からのデ
ータ出力信号の最上位または最下位に、復号処理終了時
のシフトレジスタ106の出力信号A9の値をそのまま
付加して復号結果データとして出力される。
【0026】図2は、図4に示される可変長符号表(S
IGNビット付き符号表)を基に、図1の第1の実施例
を動作させた場合の波形図である。この場合には、図4
の可変長符号表におけるラストビット(正負判定のSI
GNビット)は削除することが可能で、図9の従来の可
変長符号表と同一のものとなる。即ち、図1において、
図4の符号のラストビットは、復号処理終了時のシフト
レジスタ106の最上位ビットの出力信号A9として正
負変換回路111に入力され、復号処理終了時におい
て、当該正負変換回路111において処理されるため、
実際の復号処理すべき符号テーブルから削除することが
できるからである。従って、図4の可変長符号テーブル
からの復号テーブルは、前述の図10、図11および図
12と同様のテーブルとなる。
【0027】次に、図2の動作波形図を参照して、本発
明の第1の実施例の動作について説明する。図2のT1
の時点においては、復号開始アドレス信号と符号データ
が、それぞれ復号開始アドレスレジスタ104およびシ
フトレジスタ106に入力された時点であり、この時、
上位10ビットは開始アドレスであり、下位4ビットに
は検索すべきシフト量および検索継続データが入ってい
る。シフトレジスタ106における符号データを“00
001S”とすると、この場合における“S”は冗長性
を示す記号であり、次の符号の先頭部分でもあるため、
シフトアウトすることができない。(即ち、従来のこの
特徴を用いて、本来この“S”のところにSIGNビッ
トが入っているが、これを“S”として処理を実行さ
せ、当該処理終了後に別処理させる。)図2のt1 のタ
イミングにおいて、2to1MPX109においては開
始アドレス出力信号A2はそのまま出力信号A4、A5
およびA6として出力される。この出力信号A5によ
り、シーケンサ102に対して符号検索の開始が伝達さ
れ、これを受けて、シーケンサ102においては、復号
の開始および実行のタイミングが生成されて、各部に対
する時間制御作用が行われる。
【0028】図2におけるt2 のタイミングにおいて
は、シフトレジスタ106のデータから、出力信号A6
により指定されたシフト量(この場合においては2ビッ
トシフト)をシフトアウトされたデータ“00”を下位
ビットとし、出力信号A4の10ビットデータ“00
0000 0000”を上位ビットとするデータが3t
o1MPX108に対して入力され、これに対応する3
to1MPX108より出力される12ビットデータ
“0000 0000 0000”が、可変長復号テー
ブルアドレスレジスタ110に入力されて格納される。
また、次のアドレス出力として、可変長復号テーブルア
ドレスレジスタ310からは“000h”のアドレスが
出力信号A8として出力され、データ検索用として可変
長復号テーブル(図10参照)101に送られる。図2
のt3 のタイミングにおいては、可変長復号テーブル1
01からは復号テーブル出力信号A1として“0001
3h”のデータが出力され、これを受けて、2to1M
PX109からは図2のt4 のタイミングにおいて、出
力信号A4、A5およびA6が出力される。
【0029】図2のt5 のタイミングにおいては、シフ
トレジスタ306のデータから、出力信号A6により指
定されたシフト量(この場合においては2ビットシフ
ト)をシフトアウトされたデータ“00”を下位ビット
とし、出力信号A4の10ビットデータ“00 000
0 0001”を上位ビットとするデータが3to1M
PX108に対して入力され、これに対応する3to1
MPX108より出力される12ビットデータ“000
0 0000 0100”は、可変長復号テーブルアド
レスレジスタ110に入力されて格納される。また、次
のアドレス出力として、可変長復号テーブルアドレスレ
ジスタ110からは“004h”のアドレスが出力信号
A8として出力され、データ検索用として可変長復号テ
ーブル(図10参照)101に送られる。図2のt6
タイミングにおいては、可変長復号テーブル101から
は復号テーブル出力信号A1として“00033h”の
データが出力され、これを受けて、2to1MPX30
9からは図2のt7 のタイミングにおいて、出力信号A
4、A5およびA6が出力される。
【0030】図2のt8 のタイミングにおいては、シフ
トレジスタ106のデータから、出力信号A6により指
定されたシフト量(この場合においては2ビットシフ
ト)をシフトアウトされたデータ“1S”を下位ビット
とし、出力信号A4の10ビットデータ“00 000
0 0011”を上位ビットとするデータが3to1M
PX108に対して入力され、これに対応して3to1
MPX108より出力される12ビットデータ“000
0 0000 111S”は、可変長復号テーブルアド
レスレジスタ110に入力されて格納される。また、次
のアドレス出力として、可変長復号テーブルアドレスレ
ジスタ110からは“00Eh”または“00Fh”の
冗長性を持ったアドレスが出力信号A8として出力さ
れ、データ検索用として可変長復号テーブル(図10参
照)101に送られる。図2のt9 のタイミングにおい
ては、可変長復号テーブル101からは復号テーブル出
力信号A1として“00080h”のデータが出力さ
れ、これを受けて、2to1MPX109からは図2の
10のタイミングにおいて、出力信号A3、A4、A5
およびA6が出力される。その際に、出力信号A5は
“0”に変化し、シーケンサ102に対して処理が終了
したことが伝達される。また、復号結果データレジスタ
103に対しては、出力信号A3としてデータ“000
8h”が入力されて格納される。この時に、シフトレジ
スタ106の最上位ビットには、正負判定ビット(SI
GNビット)が残留しており、この正負判定ビットは、
信号A9として正負変換回路111に入力される。ここ
において、正負変換回路111においては、信号A9の
正負判定ビットの値により、復号結果データレジスタ1
03より入力されるデータは正負の変換処理を受けて、
復号結果データとして、上記のデータ“0008h”が
出力されて、処理は終了する。このような動作を繰返し
て行うことにより、シフトレジスタ106に入力される
符号データは逐次復号化される。 同様に、3ビットご
との検索、および4ビットごとの検索においても、図1
1および図12のテーブルにより同一の動作が行われ
る。
【0031】図3は、本発明の第2の実施例の構成を示
すブロック図である。図3に示されるように、本実施例
は、20ビット可変長復号テーブル201と、14ビッ
トの復号開始アドレス信号を入力とする14ビットの復
号開始アドレスレジスタ204と、可変長復号テーブル
201の出力信号B1と復号開始アドレスレジスタ20
4の出力信号B2を入力とする20ビットの2to1マ
ルチプレクサ(2入力1出力の選択回路:以下、2to
1MPXと云う)209と、この2to1MPX209
の出力信号上位16ビットの出力信号B3をデータ入力
とし、2to1MPX209の出力信号下位1ビットの
出力信号B5により制御される16ビットの復号結果デ
ータレジスタ203と、この復号結果データレジスタ2
03の出力信号の正負を変換して出力する正負変換回路
211と、前記出力信号B5により制御されるシ−ケン
サ202と、2to1MPX209の出力信号下位4ビ
ットの内の上位3ビットの出力信号B6を入力とするシ
フト制御回路205と、シフト量デコーダ207と、シ
フト制御回路205の出力信号B7により、符号データ
入力をシフトさせるシフトレジスタ206と、このシフ
トレジスタ206のシフトデータ出力信号と前記出力信
号B3の下位10ビット出力信号B4とをそれぞれ入力
とする12ビットの3to1マルチプレクサ(3入力1
出力の選択回路:以下、3to1MPXと云う)208
と、この3to1MPX208の出力を入力とする12
ビットの可変長復号テーブルアドレスレジスタ210
と、可変長復号テーブルアドレスレジスタ210のアド
レス出力を受けて出力信号B8を生成し、前記可変長復
号テーブル201に出力する可変長復号テーブルアドレ
スレジスタ210とを備えて構成されており、シーケン
サ202およびシフト制御回路205は制御回路212
を形成している。また、図7(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)、(f)、(g)、(h)、(i)およ
び(j)は、本発明の第2の実施例の動作波形図であ
る。
【0032】本実施例の第1の実施例との相違点は、第
1の実施例の場合のように、シフトレジスタ206の最
上位ビットを直接正負変換回路211に出力するという
ことはせず、復号処理の終了後において、終了信号をシ
ーケンサ202により判定し、更に1ビットシフトさせ
たデータを正負判定ビットとして使用して、信号B9と
して正負変換回路211に入力していることである。そ
れ以外の復号処理動作については、前述の第1の実施例
の場合と同様である。このような動作を繰返して行うこ
とにより、シフトレジスタ206に入力される符号デー
タは逐次復号化される。同様に、3ビットごとの検索、
および4ビットごとの検索においても、図11および図
12のテーブルにより同一の動作が行われる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、符号デ
ータが入力されるシフトレジスタの最上位ビットを直接
入力とする正負変換回路を設けることにより、可変長符
号に正負判定ビットが加えられている符号データに対し
ても、正負判定処理を復号処理とは別処理することが可
能となり、これにより、可変長復号テーブルサイズが増
大し、且つ符号テータ長が1ビット増えることにより、
復号処理サイクルの増加による処理性能の劣化を防止す
ることができるという効果がある。
【0034】また、従来使用されている可変長復号化テ
ーブル内のデータを変更することなく使用することがで
きるとともに、ISO標準のMPEGI(動画像圧縮伸
張国際標準規格)におけるカラー動画像圧縮等における
可変長復号化回路にも使用することが可能となり、なお
且つ前記MPEGIよりも更に大きな画像をも取り扱う
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】第1の実施例における動作波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】可変長符号の復号テーブルを表わす図である。
【図5】従来例の構成を示すブロック図である。
【図6】可変長符号の復号テーブルの構成例を示す図で
ある。
【図7】従来例における動作波形図である。
【図8】2ビットごと、3ビットごと、および4ビット
ごとに解読を行う場合の状態遷移図である。
【図9】可変長符号の復号テーブルを表わす図である。
【図10】2ビットごとに解読を行う場合における可変
長符号の復号テーブルを表わす図である。
【図11】3ビットごとに解読を行う場合における可変
長符号の復号テーブルを表わす図である。
【図12】4ビットごとに解読を行う場合における可変
長符号の復号テーブルを表わす図である。
【図13】従来例における可変長符号の復号テーブルを
表わす図である。
【図14】従来例における可変長符号の符号テーブルを
表わす図である。
【符号の説明】
101、201、301 可変長復号テーブル 102、202、302 シーケンサ 103、203、303 復号結果データレジスタ 104、204、304 復号開始アドレスレジスタ 105、205、305 シフト制御回路 106、206、306 シフトレジスタ 107、207、307 シフト量デコーダ 108、208、308 3to1MPX 109、209、309 2to1MPX 110、210、310 可変長復号テーブルアドレ
スレジスタ 111、211 正負変換回路 112、212、311 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長復号テーブルを備え、復号開始ア
    ドレス信号を入力して格納する第1の記憶回路と、当該
    第1の記憶回路の出力信号と前記可変長復号テーブルの
    出力信号とを入力して、何れか一方の信号を選択して出
    力する第1のデータ選択回路と、復号すべき符号データ
    信号を入力とするシフトレジスタと、前記第1のデータ
    選択回路において選択されて出力される任意の下位nビ
    ットのデータ出力信号を受けて、復号処理の動作タイミ
    ングならびに前記シフトレジスタにおけるビットシフト
    量を制御する制御回路と、前記シフトレジスタより出力
    される符号データ信号と前記第1の選択回路において選
    択されて出力される上位mビットの内の任意の下位kビ
    ットのデータ出力信号とを入力して、何れか一方のデー
    タ信号を選択して出力する第2のデータ選択回路と、前
    記第1の選択回路において選択されて出力される上位m
    ビットのデータ信号を入力して、所定の復号結果データ
    信号を記憶する第3の記憶回路とを少なくとも備えて構
    成され、前記第2のデータ選択回路において選択されて
    出力されるデータ信号を、データ検索用のアドレス信号
    として前記可変長復号テーブルに入力する可変長符号の
    復号化処理装置において、 復号化処理の終了後において、前記シフトレジスタより
    直接入力される符号データ信号の最上位の1ビットまた
    は最下位の1ビットのデータ信号を正負判定ビットとし
    て前記復号結果データ信号の正負を判定し、前記第3の
    記憶回路より出される復号結果データ信号の正負を変換
    して出力する正負変換回路を備えることを特徴とする可
    変長符号の復号化処理装置。
  2. 【請求項2】 可変長復号テーブルを備え、復号開始ア
    ドレス信号を入力して格納する第1の記憶回路と、当該
    第1の記憶回路の出力信号と前記可変長復号テーブルの
    出力信号とを入力して、何れか一方の信号を選択して出
    力する第1のデータ選択回路と、復号すべき符号データ
    信号を入力とするシフトレジスタと、前記第1のデータ
    選択回路において選択されて出力される任意の下位nビ
    ットのデータ出力信号を受けて、復号処理の動作タイミ
    ングならびに前記シフトレジスタにおけるビットシフト
    量を制御する制御回路と、前記シフトレジスタより出力
    される符号データ信号と前記第1の選択回路において選
    択されて出力される上位mビットの内の任意の下位kビ
    ットのデータ出力信号とを入力して、何れか一方のデー
    タ信号を選択して出力する第2のデータ選択回路と、前
    記第1の選択回路において選択されて出力される上位m
    ビットのデータ信号を入力して、所定の復号結果データ
    信号を記憶する第3の記憶回路とを少なくとも備えて構
    成され、前記第2のデータ選択回路において選択されて
    出力されるデータ信号を、データ検索用のアドレス信号
    として前記可変長復号テーブルに入力する可変長符号の
    復号化処理装置において、 復号化処理の終了後において、前記制御回路により判定
    された処理終了信号を1ビットシフトして生成される正
    負判定ビットを、前記シフトレジスタより入力して前記
    復号結果データ信号の正負を判定し、前記第3の記憶回
    路より出力される復号結果データ信号の正負を変換して
    出力する正負変換回路を備えることを特徴とする可変長
    符号の復号化処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路が、前記第1の選択回路よ
    り出力される任意の下位nビットの内の下位に含まれる
    データ出力信号を受けて、当該復号化処理の動作タイミ
    ングを制御するシーケンサと、同じく前記第1の選択回
    路より出力される任意の下位nビットの内の上位に含ま
    れるデータ出力信号を受けて、前記シフトレジスタにお
    けるビットシフト動作を制御するシフト制御回路と、を
    備えて構成される請求項1および2記載の可変長符号の
    復号化処理装置。
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