JPH0731193Y2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH0731193Y2
JPH0731193Y2 JP1989128181U JP12818189U JPH0731193Y2 JP H0731193 Y2 JPH0731193 Y2 JP H0731193Y2 JP 1989128181 U JP1989128181 U JP 1989128181U JP 12818189 U JP12818189 U JP 12818189U JP H0731193 Y2 JPH0731193 Y2 JP H0731193Y2
Authority
JP
Japan
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rotor
pinion
pointer
stator
rotation
Prior art date
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Application number
JP1989128181U
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English (en)
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JPH0368097U (ja
Inventor
修 宮澤
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Priority to EP90311427A priority patent/EP0424140B1/en
Priority to US07/602,457 priority patent/US5479380A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の電子時計は、超音波モータを用いた電子時計の
輪列構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の電子時計には、特開昭62−88986、実開平1−872
87、実開平1−93589の様に、直接秒針または分針を駆
動するタイプや増速して秒針を駆動するものが提案され
ていた。また、ロータに直接歯割りをして回転力を取り
出しているタイプもあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら直接指針を駆動するタイプでは、振動が直
接指針に伝わり共振を起こして見にくい。また、1秒あ
るいは1分ずつ運針させる為には1回転を60に細分する
必要があり位置決めが困難であった。さらに針が付加さ
れている事から衝撃による大きな回転力がロータに加わ
る為、押圧力を強くする必要があった。この事は、小電
力化、長寿命化を妨げていた。また第2図に示す様に、
ロータ1を上下の4a、4bで支持するタイプでは、ステ
ータ2の凸部2aにロータ1が当接すると、4a、4bが案
内部10、11に大して通り違いを起こし安定した回転を妨
げるといった問題点があった。
そこで本考案の目的は、半径方向を1カ所のみで案内し
たロータの回転を減速した上で指針を駆動する事によ
り、前述の問題点を解決する事にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電子時計は、ステータと前記ステータの振動に
より回転するロータとから成り指針の回転中心とは平面
的に異なる位置に配置される超音波モータにより、間接
的に前記指針を駆動する電子時計において、 前記ロータは、前記指針に回転を伝達する前記ロータの
外形より小径のかなを有するとともに、前記かなの上
もしくは下のいずれか一方で径方向の位置決めがさ
れ、 前記かなの先端は、ばね部材により押圧されてなること
を特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示す断面図であり、1はかな
4を装着したロータで、輪列受6にアッセンブルした穴
石12で4aを半径方向に案内し、止めねじ9で固定した
押圧ばね7で軸方向に加圧している。2は超音波振動を
するステータで、地板5に固定ねじ8でフランジ部13を
介して固定され、凸部2aでロータ1と接している。ステ
ータ2には圧電素子3が添付され、リード線3aに電圧を
印加する事によって超音波振動をし、ロータ1を回転さ
せる。ロータ1の回転はロータ1より小径のかな4と四
番歯車14で減速され、指針(秒針、分針、時針)駆動の
ための輪列に伝えられる。四番かな15は四番歯車14に嵌
合され、秒針22を装着している。また二番受け24と地板
5に支持された三番歯車16と三番かな17は二番歯車19、
二番かな18を介して分針23を駆動する。さらに、図示し
てないが二番かな18の動きを減速し、時針21を装着した
筒車20を駆動する。尚、三針の場合について述べたが、
二針(時針、分針のみ)の場合には、四番かなの動きを
一段で減速し、筒車を駆動すれば良い。
以上の様な構成においては、ロータの動きを減速して秒
針等の指針を駆動するので、位置決め精度が粗で良く、
衝撃等で、針から加わる回転モーメントに対しても余裕
が増す。また、ロータの半径方向の案内を1カ所のみで
行ない、高さ方向を凸部で案内する為、容易に安定した
位置決めができる。さらに、四番歯車の下に三番歯車を
設けた為、平面サイズを広げる必要がない。尚、前述の
指針駆動のための輪列は種々のタイプが応用できる事は
いうまでもなく、何ら、本実施例に限定するものではな
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、ロータの径方向の位
置決めが、上又は下のいずれか1ヶ所のみで行われ
るため、ロータが位置決め部を中心に揺動可能となり、
ステータの振動に伴う上下のロータ位置決め部の通り違
いから生じるロータのきしみを防止することができ、常
に安定したロータの回転が得られ、作動不良を防止でき
るものであるとともに、回転検出のために新たな部品の
増加や構造の複雑化を不要とすることができるものであ
る。
さらに、ロータとステータの接触部の平坦度に多少バラ
つきがあっても、ばね部材の押圧力とロータの揺動によ
って、ばらつきを吸収でき組立性を向上させることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子時計の実施例を示す断面図。 第2図は従来の超音波モータを用いた電子時計を示す断
面図。 1……ロータ 2……ステータ 3……圧電素子 4……かな 2a……凸部 4a…… 12……穴石 14……四番歯車 22……秒針

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータと前記ステータの振動により回転
    するロータとから成り指針の回転中心とは平面的に異な
    る位置に配置される超音波モータにより、間接的に前記
    指針を駆動する電子時計において、 前記ロータは、前記指針に回転を伝達する前記ロータの
    外形より小径のかなを有するとともに、前記かなの上
    もしくは下のいずれか一方で径方向の位置決めがさ
    れ、 前記かなの先端は、ばね部材により押圧されてなること
    を特徴とする電子時計。
JP1989128181U 1989-10-20 1989-11-01 電子時計 Expired - Lifetime JPH0731193Y2 (ja)

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JP1989128181U JPH0731193Y2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01 電子時計
KR1019900016595A KR910008517A (ko) 1989-10-20 1990-10-18 전자 시계
DE69009139T DE69009139T2 (de) 1989-10-20 1990-10-18 Elektronische Uhr.
EP90311427A EP0424140B1 (en) 1989-10-20 1990-10-18 Electronic timepiece
US07/602,457 US5479380A (en) 1989-10-20 1990-10-22 Ultrasonic motor for driving an analog electronic watch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989128181U JPH0731193Y2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01 電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0368097U JPH0368097U (ja) 1991-07-03
JPH0731193Y2 true JPH0731193Y2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=31675900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989128181U Expired - Lifetime JPH0731193Y2 (ja) 1989-10-20 1989-11-01 電子時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237397U (ja) * 1988-09-02 1990-03-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0368097U (ja) 1991-07-03

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