JPH0731177Y2 - デジタルオシロスコープ - Google Patents
デジタルオシロスコープInfo
- Publication number
- JPH0731177Y2 JPH0731177Y2 JP8876789U JP8876789U JPH0731177Y2 JP H0731177 Y2 JPH0731177 Y2 JP H0731177Y2 JP 8876789 U JP8876789 U JP 8876789U JP 8876789 U JP8876789 U JP 8876789U JP H0731177 Y2 JPH0731177 Y2 JP H0731177Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time base
- trigger
- output terminal
- trigger signal
- slave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、デジタルオシロスコープに関し、詳しくは、
並列測定における時間関係の改善に関するものである。
並列測定における時間関係の改善に関するものである。
〈従来の技術〉 複数台のデジタルオシロスコープを用いて波形測定を行
うのにあたって、マスター機からスレーブ機にタイムベ
ース信号およびトリガ信号を供給することが行われてい
る。
うのにあたって、マスター機からスレーブ機にタイムベ
ース信号およびトリガ信号を供給することが行われてい
る。
第２図は、従来のこのようなマスター・スレーブ関係に
よる測定系統のタイミング信号の接続例を示すブロック
図である。図において、マスター機Ｍおよび各スレーブ
機S1,S2として用いるデジタルオシロスコープは、それ
ぞれ同一に構成されている。
よる測定系統のタイミング信号の接続例を示すブロック
図である。図において、マスター機Ｍおよび各スレーブ
機S1,S2として用いるデジタルオシロスコープは、それ
ぞれ同一に構成されている。
すなわち、各デジタルオシロスコープには、タイムベー
ス信号の入力端子TBINと、タイムベース信号の出力端子
TBOUTと、トリガ信号の入力端子TRINと、トリガ信号の
出力端子TROUTと、同期信号の入力端子SYINが設けられ
ている。また、各デジタルオシロスコープにはタイムベ
ース信号発生器およびトリガ信号発生器が設けられてい
て、外部から加えられるタイムベース信号と内部のタイ
ムベース信号発生器から出力されるタイムベース信号お
よび外部から加えられるトリガ信号と内部のトリガ信号
発生器から出力されるトリガ信号が選択できるように構
成されている。
ス信号の入力端子TBINと、タイムベース信号の出力端子
TBOUTと、トリガ信号の入力端子TRINと、トリガ信号の
出力端子TROUTと、同期信号の入力端子SYINが設けられ
ている。また、各デジタルオシロスコープにはタイムベ
ース信号発生器およびトリガ信号発生器が設けられてい
て、外部から加えられるタイムベース信号と内部のタイ
ムベース信号発生器から出力されるタイムベース信号お
よび外部から加えられるトリガ信号と内部のトリガ信号
発生器から出力されるトリガ信号が選択できるように構
成されている。
第２図では、マスター機Ｍは内部のタイムベース信号発
生器から出力されるタイムベース信号およびトリガ信号
発生器から出力されるトリガ信号に従って動作し、各ス
レーブ機S1,S2はマスター機Ｍのタイムベース信号発生
器から出力されるタイムベース信号およびトリガ信号発
生器から出力されるトリガ信号に従って動作するように
設定されている。
生器から出力されるタイムベース信号およびトリガ信号
発生器から出力されるトリガ信号に従って動作し、各ス
レーブ機S1,S2はマスター機Ｍのタイムベース信号発生
器から出力されるタイムベース信号およびトリガ信号発
生器から出力されるトリガ信号に従って動作するように
設定されている。
そこで、マスター機Ｍのタイムベース信号の出力端子TB
OUTはスレーブ機S1のタイムベース信号の入力端子TBIN
に接続され、マスター機Ｍのトリガ信号の出力端子TROU
Tは各スレーブ機S1,S2のトリガ信号の入力端子TRINに接
続されている。また、マスター機Ｍおよび各スレーブ機
S1,S2の同期信号の入力端子SYINは並列に接続されてい
る。
OUTはスレーブ機S1のタイムベース信号の入力端子TBIN
に接続され、マスター機Ｍのトリガ信号の出力端子TROU
Tは各スレーブ機S1,S2のトリガ信号の入力端子TRINに接
続されている。また、マスター機Ｍおよび各スレーブ機
S1,S2の同期信号の入力端子SYINは並列に接続されてい
る。
このように構成することにより、マスター機Ｍおよび各
スレーブ機S1,S2は同期して測定波形のアクイジション
を行うことになる。
スレーブ機S1,S2は同期して測定波形のアクイジション
を行うことになる。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このような構成において、高速サンプリングを
行うと、各装置内部におけるタイミング信号の遅延や各
装置間でタイミング信号を伝送するケーブルの遅延など
により、各装置でのタイムベース信号を基準にした正確
なデータアクイジションのタイミング合わせが困難にな
る。
行うと、各装置内部におけるタイミング信号の遅延や各
装置間でタイミング信号を伝送するケーブルの遅延など
により、各装置でのタイムベース信号を基準にした正確
なデータアクイジションのタイミング合わせが困難にな
る。
第３図は、第２図におけるタイミング信号の時間関係を
示すタイミングチャートである。図において、（ｂ）に
示すスレーブ機Ｓにおけるタイムベース信号TB-は、ケ
ーブルの遅延などにより（ａ）に示すマスター機Ｍにお
けるタイムベース信号TBに対して時間td1遅れている。
これにより、スレーブ機Ｓにおけるデータアクイジショ
ンのタイミングはマスター機Ｍにおけるデータアクイジ
ションのタイミングに対して時間td1遅れることにな
る。そして、マスター機Ｍのトリガ信号TRが（ｃ）に示
すようにマスター機Ｍのタイムベース信号TBの立ち上が
りよりも前に発生すると、マスター機Ｍでアクイジシ
ョンされたデータの内よりも後のデータがポストトリ
ガデータになる。マスター機Ｍのトリガ信号TRは、
（ｄ）に示すようにトリガ信号TR-として時間td2遅延し
てスレーブ機Ｓに加えられる。ここで、図に示すように
td2＞td1とすると、スレーブ機Ｓのトリガ信号TR-はス
レーブ機Ｓのタイムベース信号TB-の立ち上がり−よ
りも後に位置することになり、スレーブ機Ｓでアクイジ
ションされたデータの内−よりも後のデータがポスト
トリガデータになってマスター機Ｓのポストトリガデー
タのタイミングと一致しなくなる。
示すタイミングチャートである。図において、（ｂ）に
示すスレーブ機Ｓにおけるタイムベース信号TB-は、ケ
ーブルの遅延などにより（ａ）に示すマスター機Ｍにお
けるタイムベース信号TBに対して時間td1遅れている。
これにより、スレーブ機Ｓにおけるデータアクイジショ
ンのタイミングはマスター機Ｍにおけるデータアクイジ
ションのタイミングに対して時間td1遅れることにな
る。そして、マスター機Ｍのトリガ信号TRが（ｃ）に示
すようにマスター機Ｍのタイムベース信号TBの立ち上が
りよりも前に発生すると、マスター機Ｍでアクイジシ
ョンされたデータの内よりも後のデータがポストトリ
ガデータになる。マスター機Ｍのトリガ信号TRは、
（ｄ）に示すようにトリガ信号TR-として時間td2遅延し
てスレーブ機Ｓに加えられる。ここで、図に示すように
td2＞td1とすると、スレーブ機Ｓのトリガ信号TR-はス
レーブ機Ｓのタイムベース信号TB-の立ち上がり−よ
りも後に位置することになり、スレーブ機Ｓでアクイジ
ションされたデータの内−よりも後のデータがポスト
トリガデータになってマスター機Ｓのポストトリガデー
タのタイミングと一致しなくなる。
このような問題はトリガ信号だけではなくアクイジショ
ンのスタートタイミングパルスのような細かいタイミン
グを必要とする場合にも同様に発生する。
ンのスタートタイミングパルスのような細かいタイミン
グを必要とする場合にも同様に発生する。
そして、これらのタイミングの関係はスレーブ機Ｓの台
数が増えるとさらに複雑になる。
数が増えるとさらに複雑になる。
本考案は、このような問題点に着目したものであり、そ
の目的は、複数台をマスター・スレーブ関係に接続して
同期動作させた場合にも各装置におけるデータアクイジ
ションのタイミング関係が等しく保たれるデジタルオシ
ロスコープを提供することにある。
の目的は、複数台をマスター・スレーブ関係に接続して
同期動作させた場合にも各装置におけるデータアクイジ
ションのタイミング関係が等しく保たれるデジタルオシ
ロスコープを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような問題点を解決する本考案は、タイムベース信
号の入，出力端子、トリガ信号の入，出力端子、同期信
号の入力端子、タイムベース信号を制御するタイムベー
スブロック、トリガ信号を制御するトリガブロック、及
び特性の等しい一対のバッファーをそれぞれ備え、第１
のバッファーは前記タイムベース信号入力端子に入力さ
れるタイムベース信号をタイムベースブロックの入力端
子に送出すると共にタイムベース信号出力端子に送出す
る機能とタイムベースブロックより得られるタイムベー
ス信号をタイムベース信号出力端子に送出する機能を有
し、第２のバッファーはトリガ信号入力端子に入力され
るトリガ信号をトリガブロックの入力端子に送出すると
共にトリガ信号の出力端子に送出する機能とトリガブロ
ックより得られるトリガ信号をトリガ信号出力端子に送
出する機能を有するマスタ・スレーブ関係の複数個のデ
ジタルオシロスコープを備え、 マスタ機のタイムベース信号出力端子とスレーブ機のタ
イムベース信号入力端子，及びマスタ機のトリガ信号出
力端子とスレーブ機のトリガ信号入力端子をそれぞれ長
さの等しいケーブルで従属的に接続すると共に、マスタ
機とスレーブ機の同期信号入力端子同志をケーブルで従
属的に接続したことをを特徴とする。
号の入，出力端子、トリガ信号の入，出力端子、同期信
号の入力端子、タイムベース信号を制御するタイムベー
スブロック、トリガ信号を制御するトリガブロック、及
び特性の等しい一対のバッファーをそれぞれ備え、第１
のバッファーは前記タイムベース信号入力端子に入力さ
れるタイムベース信号をタイムベースブロックの入力端
子に送出すると共にタイムベース信号出力端子に送出す
る機能とタイムベースブロックより得られるタイムベー
ス信号をタイムベース信号出力端子に送出する機能を有
し、第２のバッファーはトリガ信号入力端子に入力され
るトリガ信号をトリガブロックの入力端子に送出すると
共にトリガ信号の出力端子に送出する機能とトリガブロ
ックより得られるトリガ信号をトリガ信号出力端子に送
出する機能を有するマスタ・スレーブ関係の複数個のデ
ジタルオシロスコープを備え、 マスタ機のタイムベース信号出力端子とスレーブ機のタ
イムベース信号入力端子，及びマスタ機のトリガ信号出
力端子とスレーブ機のトリガ信号入力端子をそれぞれ長
さの等しいケーブルで従属的に接続すると共に、マスタ
機とスレーブ機の同期信号入力端子同志をケーブルで従
属的に接続したことをを特徴とする。
〈作用〉 タイムベース信号の出力端子に出力されるタイムベース
信号の遅延時間とトリガ信号の出力端子に出力されるト
リガ信号の遅延時間は、ほぼ等しくなる。
信号の遅延時間とトリガ信号の出力端子に出力されるト
リガ信号の遅延時間は、ほぼ等しくなる。
従って、複数台のデジタルオシロスコープのタイムベー
ス信号およびトリガ信号の出力端子と入力端子間を長さ
の等しいケーブルでマスター・スレーブ関係に接続する
ことにより、各デジタルオシロスコープにおけるデータ
アクイジションのタイミングは一定に保たれる。
ス信号およびトリガ信号の出力端子と入力端子間を長さ
の等しいケーブルでマスター・スレーブ関係に接続する
ことにより、各デジタルオシロスコープにおけるデータ
アクイジションのタイミングは一定に保たれる。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
第１図は本考案の一実施例を示すブロック図であり、第
２図と同一部分には同一符号を付けている。図におい
て、マスター機Ｍおよび各スレーブ機S1,S2として用い
るデジタルオシロスコープは、第２図と同様にそれぞれ
同一に構成されている。
２図と同一部分には同一符号を付けている。図におい
て、マスター機Ｍおよび各スレーブ機S1,S2として用い
るデジタルオシロスコープは、第２図と同様にそれぞれ
同一に構成されている。
すなわち、各デジタルオシロスコープのタイムベース信
号の入力端子TBINとタイムベース信号の出力端子TBOUT
の間にはタイムベース信号の授受を行う第１のバッファ
BF1が接続され、トリガ信号の入力端子TRINとトリガ信
号の出力端子TROUTの間にはトリガ信号の授受を行う第
２のバッファBF2が接続されている。そして、第１のバ
ッファBF1には装置内部におけるタイムベース信号を制
御するタイムベースブロックTBBが接続され、第２のバ
ッファBF2には装置内部におけるトリガ信号を制御する
トリガブロックTRBが接続されている。なお、これら各
バッファBF1,BF2としては特性が等しいものを用いる。
号の入力端子TBINとタイムベース信号の出力端子TBOUT
の間にはタイムベース信号の授受を行う第１のバッファ
BF1が接続され、トリガ信号の入力端子TRINとトリガ信
号の出力端子TROUTの間にはトリガ信号の授受を行う第
２のバッファBF2が接続されている。そして、第１のバ
ッファBF1には装置内部におけるタイムベース信号を制
御するタイムベースブロックTBBが接続され、第２のバ
ッファBF2には装置内部におけるトリガ信号を制御する
トリガブロックTRBが接続されている。なお、これら各
バッファBF1,BF2としては特性が等しいものを用いる。
このような構成において、バッファBF1は、入力端子TBI
Nに入力されるタイムベース信号をタイムベースブロッ
クTBBの入力端子INに送出するとともに出力端子TBOUTに
送出する機能と、タイムベースブロックTBB内のタイム
ベース信号発生器から出力端子OUTに出力されるタイム
ベース信号を出力端子TBOUTに送出する機能を有してい
る。バッファBF2は、入力端子TRINに入力されるトリガ
信号をトリガブロックTRBの入力端子INに送出するとと
もに出力端子TROUTに送出する機能と、トリガブロックT
RB内のトリガ信号発生器から出力端子OUTに出力される
トリガ信号を出力端子TROUTに送出する機能を有してい
る。
Nに入力されるタイムベース信号をタイムベースブロッ
クTBBの入力端子INに送出するとともに出力端子TBOUTに
送出する機能と、タイムベースブロックTBB内のタイム
ベース信号発生器から出力端子OUTに出力されるタイム
ベース信号を出力端子TBOUTに送出する機能を有してい
る。バッファBF2は、入力端子TRINに入力されるトリガ
信号をトリガブロックTRBの入力端子INに送出するとと
もに出力端子TROUTに送出する機能と、トリガブロックT
RB内のトリガ信号発生器から出力端子OUTに出力される
トリガ信号を出力端子TROUTに送出する機能を有してい
る。
このように構成される複数のデジタルオシロスコープを
マスター・スレーブ接続するのにあたっては、マスター
機Ｍのタイムベース信号出力端子TBOUTとスレーブ機S1
のタイムベース信号入力端子TBINおよびマスター機Ｍの
トリガ信号出力端子TROUTとスレーブ機S1のトリガ信号
入力端子TRINをそれぞれ長さの等しいケーブルで接続
し、マスター機Ｍおよびスレーブ機S1の同期信号入力端
子SYINはケーブルを介して並列に接続する。
マスター・スレーブ接続するのにあたっては、マスター
機Ｍのタイムベース信号出力端子TBOUTとスレーブ機S1
のタイムベース信号入力端子TBINおよびマスター機Ｍの
トリガ信号出力端子TROUTとスレーブ機S1のトリガ信号
入力端子TRINをそれぞれ長さの等しいケーブルで接続
し、マスター機Ｍおよびスレーブ機S1の同期信号入力端
子SYINはケーブルを介して並列に接続する。
このようなマスター・スレーブ接続構成における各部の
信号の時間関係について説明する。
信号の時間関係について説明する。
バッファBF1とBF2は特性の等しいものを用いるので、バ
ッファBF1におけるタイムベース信号の遅延時間とバッ
ファBF2におけるトリガ信号の遅延時間はほぼ等しくな
る。従って、タイムベース信号系統の各部における時間
をマスター機ＭのタイムベースブロックTBBの出力端子O
UTでt0、マスター機ＭのバッフアBF1の出力端子TBOUTで
t1、スレーブ機S1のバッファBF1の入力端子TBINでt2、
スレーブ機S1のバッファBF1の出力端子TBOUTでt3、スレ
ーブ機S1のタイムベースブロックTBBの入力端子INで
t3 -、マスター機ＭのトリガブロックTRBの出力端子OUT
でT0、マスター機ＭのバッフアBF2の出力端子TROUTで
T1、スレーブ機S1のバッファBF2の入力端子TRINでT2、
スレーブ機S1のバッファBF2の出力端子TROUTでT3、スレ
ーブ機S1のトリガブロックTRBの入力端子INでT3 -とする
と、t0＝T0、t1＝T1、t2＝T2、t3＝T3、t3 -＝T3 -にな
り、マスター機Ｍおよびスレーブ機S1におけるタイムベ
ース信号およびトリガ信号のタイミングの相互関係は一
定に保たれることになる。そして、縦続接続された隣接
デジタルオシロスコープ間の信号遅延時間はバッファと
ケーブルの遅延時間の加算値になり、隣接デジタルオシ
ロスコープ間のデータアクイジションの時間差は最小に
おさえられる。
ッファBF1におけるタイムベース信号の遅延時間とバッ
ファBF2におけるトリガ信号の遅延時間はほぼ等しくな
る。従って、タイムベース信号系統の各部における時間
をマスター機ＭのタイムベースブロックTBBの出力端子O
UTでt0、マスター機ＭのバッフアBF1の出力端子TBOUTで
t1、スレーブ機S1のバッファBF1の入力端子TBINでt2、
スレーブ機S1のバッファBF1の出力端子TBOUTでt3、スレ
ーブ機S1のタイムベースブロックTBBの入力端子INで
t3 -、マスター機ＭのトリガブロックTRBの出力端子OUT
でT0、マスター機ＭのバッフアBF2の出力端子TROUTで
T1、スレーブ機S1のバッファBF2の入力端子TRINでT2、
スレーブ機S1のバッファBF2の出力端子TROUTでT3、スレ
ーブ機S1のトリガブロックTRBの入力端子INでT3 -とする
と、t0＝T0、t1＝T1、t2＝T2、t3＝T3、t3 -＝T3 -にな
り、マスター機Ｍおよびスレーブ機S1におけるタイムベ
ース信号およびトリガ信号のタイミングの相互関係は一
定に保たれることになる。そして、縦続接続された隣接
デジタルオシロスコープ間の信号遅延時間はバッファと
ケーブルの遅延時間の加算値になり、隣接デジタルオシ
ロスコープ間のデータアクイジションの時間差は最小に
おさえられる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、複数台をマスタ
ー・スレーブ関係に接続して同期動作させた場合にも各
装置におけるデータアクイジションのタイミング関係が
等しく保たれるデジタルオシロスコープが実現でき、実
用上の効果は大きい。
ー・スレーブ関係に接続して同期動作させた場合にも各
装置におけるデータアクイジションのタイミング関係が
等しく保たれるデジタルオシロスコープが実現でき、実
用上の効果は大きい。
第１図は本考案の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来のマスター・スレーブ関係による測定系統のタイミ
ング信号の接続例を示すブロック図、第３図は第２図に
おけるタイミング信号の時間関係を示すタイミングチャ
ートである。 Ｍ…マスター機、Ｓ…スレーブ機、TBIN…タイムベース
信号入力端子、TBOUTB…タイムベース信号出力端子、TR
IN…トリガ信号入力端子、TROUT…トリガ信号出力端
子、BF1,BF2…バッファ、TBB…タイムベースブロック、
TRB…トリガブロック。
従来のマスター・スレーブ関係による測定系統のタイミ
ング信号の接続例を示すブロック図、第３図は第２図に
おけるタイミング信号の時間関係を示すタイミングチャ
ートである。 Ｍ…マスター機、Ｓ…スレーブ機、TBIN…タイムベース
信号入力端子、TBOUTB…タイムベース信号出力端子、TR
IN…トリガ信号入力端子、TROUT…トリガ信号出力端
子、BF1,BF2…バッファ、TBB…タイムベースブロック、
TRB…トリガブロック。
Claims (1)
- 【請求項１】タイムベース信号の入，出力端子、トリガ
信号の入，出力端子、同期信号の入力端子、タイムベー
ス信号を制御するタイムベースブロック、トリガ信号を
制御するトリガブロック、及び特性の等しい一対のバッ
ファーをそれぞれ備え、第１のバッファーは前記タイム
ベース信号入力端子に入力されるタイムベース信号をタ
イムベースブロックの入力端子に送出すると共にタイム
ベース信号出力端子に送出する機能とタイムベースブロ
ックより得られるタイムベース信号をタイムベース信号
出力端子に送出する機能を有し、第２のバッファーはト
リガ信号入力端子に入力されるトリガ信号をトリガブロ
ックの入力端子に送出すると共にトリガ信号の出力端子
に送出する機能とトリガブロックより得られるトリガ信
号をトリガ信号出力端子に送出する機能を有するマスタ
・スレーブ関係の複数個のデジタルオシロスコープを備
え、 マスタ機のタイムベース信号出力端子とスレーブ機のタ
イムベース信号入力端子，及びマスタ機のトリガ信号出
力端子とスレーブ機のトリガ信号入力端子をそれぞれ長
さの等しいケーブルで従属的に接続すると共に、マスタ
機とスレーブ機の同期信号入力端子同志をケーブルで従
属的に接続してなるマスタ・スレーブ接続のデジタルオ
シロスコープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8876789U JPH0731177Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | デジタルオシロスコープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8876789U JPH0731177Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | デジタルオシロスコープ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0328469U JPH0328469U (ja) | 1991-03-20 |
| JPH0731177Y2 true JPH0731177Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31638360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8876789U Expired - Fee Related JPH0731177Y2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | デジタルオシロスコープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731177Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3410267B2 (ja) * | 1995-09-07 | 2003-05-26 | 横河電機株式会社 | 記録システム |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP8876789U patent/JPH0731177Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0328469U (ja) | 1991-03-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |