JPH0731059A - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

電力系統監視制御装置

Info

Publication number
JPH0731059A
JPH0731059A JP5195405A JP19540593A JPH0731059A JP H0731059 A JPH0731059 A JP H0731059A JP 5195405 A JP5195405 A JP 5195405A JP 19540593 A JP19540593 A JP 19540593A JP H0731059 A JPH0731059 A JP H0731059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation procedure
history
procedure
standard
power system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5195405A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Saitou
英揮 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5195405A priority Critical patent/JPH0731059A/ja
Publication of JPH0731059A publication Critical patent/JPH0731059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力系統監視制御装置において、電力系統の
操作手順を作成するに際し、標準操作手順票の入力の手
間を少なくし、少ない計算機資源で、多くの標準操作手
順票を保存できるようにする。 【構成】 標準操作手順票を基に電力系統機器に対する
操作手順票を作成する機能と前記操作手順票に従って電
力系統機器を操作する機能とを有する電子計算機からな
る電力系統監視制御装置において、過去に作成した操作
手順を基に新たな操作手順票を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機により電力
系統の機器を監視制御する電力系統監視制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電力系統では日々の需要及び設備の保守
点検に合わせて、開閉器や発電機等の機器,設備を操作
する。この操作は通常、操作の手順を示す操作手順票を
予め作成し、これに従って操作を行なう。図5は操作手
順票に関する従来の処理の構成例を示す。図5におい
て、101 は電力系統で、102 は後述する電子計算機103
との間の情報伝送装置である。103 は情報伝送装置102
を介して電力系統101 の監視及び制御を行なう電子計算
機、104 は電子計算機103 の処理の起動及び処理結果の
表示を行なうCRT装置である。
【0003】又、電子計算機103 は、情報伝送装置102
を通して得られる電力系統101 の機器に関する情報の監
視を行なう監視手段131 と、電力系統101 の機器に対す
る操作を行なう操作実行手段132 と、操作の手順を示す
操作手順票を格納する操作手順票格納手段133 と、操作
手順票を作成する際に標準となる標準操作手順票を格納
する標準操作手順票格納手段134 と、操作手順票を標準
操作手順票から作成する操作手順票編集手段135 と、電
力系統101 の機器,設備に関するデータを格納する電力
系統データ格納手段136 と、監視手段131 にて得られる
データを保存する系統状態保存手段137 と、操作実行手
段にて操作手順の模擬実行をする際に用いる系統状態模
擬保存手段138 とから構成される。
【0004】以上列挙した各手段について説明する。図
6は電力系統101 の例である。「611」〜「61
4」,「621」〜「624」,「634」は操作の可
能な機器を表す。白抜きは開閉状態の入、×は切を表
す。図7(a) はCRT装置104 に表示した操作手順票の
例を示す。701は操作手順票の操作目的を示すタイト
ルである。702〜706は操作の手順を表す。例え
ば、702は図6の電力系統に関し、操作手順番号1に
おいて611の機器を入にする操作手順を示す。又、7
06は操作手順番号5において電圧の値について確認す
る操作手順を示す。
【0005】図7(b) はCRT装置104 に表示した標準
操作手順票の例を示す。操作手順票はこの標準操作手順
票に対して、操作手順を追加、又は削除することにより
作成される。図7(b) では標準操作手順票に対して、
(a) を作成するために行なった操作手順の追加,削除を
示す。707は操作手順の追加であり、又、708は操
作手順の削除である。
【0006】図8は操作手順票格納手段133 に格納され
ている操作手順票の例を示す。801は操作手順票格納
手段133 内の格納番号、802は操作手順票の操作目的
を示すタイトルである。803〜808はこの操作手順
票を実行する予定日時を示し、803は年,804は
月,805は日,806は曜日,807は時,808は
分を表す。809はこの操作手順票に含まれる操作手順
数を示す。810〜813は各々の操作手順1,2,…
の内容を示す。
【0007】そして特に810は連番に付与した操作手
順番号を示し、この昇順に操作を実行する。図示の例で
は操作手順1に関するものであるから操作手順810は
1になっているが、操作手順2の場合では操作手順番号
810は2となる。811は電力系統の機器毎に固有に
つけられた設備コードを示し、これによりこの操作で対
象とする機器を示す。812は操作識別を表し、入切操
作と確認操作を分類する。入切操作の場合は2、確認操
作の場合は1を記入するようになっている。図示の場合
は入切操作2を表す。又、813は入切操作についての
操作方向を示し、入の場合は2,切の場合は1を記入す
るようになっている。図8の例では、操作手順1におい
て設備コード34201の機器を切操作することを示
す。
【0008】図9は標準操作手順票格納手段134 に格納
されている標準操作手順票の例を示し、構成については
図8と同様である。標準操作手順票格納番号901は標
準操作手順票格納手段134 内の格納番号、902は標準
操作手順票の操作目的を示すタイトルである。903は
この標準操作手順票に含まれる操作手順数を示す。90
4〜907は各々の操作手順の内容を示し、904は標
準操作手順番号を示す。この番号は1からの連番であ
り、この昇順に操作を実行する。設備コード905,操
作種別906,操作方向907については、811〜8
13と同じ構成である。
【0009】図10は電力系統データ格納手段136 の例を
示し、設備コード311,905と、CRT装置104 に
表示するための名称との対応を示す。1001は設備コ
ードを表し、1002は対応するCRT表示用名称が6
11であることを示す。
【0010】図11は系統状態保存手段137 及び系統状態
模擬保存手段138 の例を示す。1101は設備コードを
表す。1102は設備コードに対応する機器の入切状態
を示し、1は切を表し、図示していないが2は入を表
す。ここでは設備コード34201の機器が切状態であ
ることを示す。これらの各手段の結びつきを説明するこ
とにより、操作手順票を標準操作手順票から作成する機
能(以下、作成機能と称す)と、操作手順票に従い操作
を行なう機能(以下、実行機能と称す)に関する従来機
能について述べる。説明は操作手順票の作成機能と実行
機能について分けて行なう。
【0011】まず操作手順票の作成機能について説明す
る。最初に操作手順票編集手段135 において、標準操作
手順票格納手段134 から標準操作手順票の標準操作手順
票格納番号901及びタイトル902を読み込み、一覧
としてCRT装置104 に表示する。目的とする操作の標
準操作手順票をオペレータが標準操作手順票のタイトル
から判断し、標準操作手順票格納番号を選択する。操作
手順票編集手段135 では選択された当該の標準操作手順
票を標準操作手順票格納手段134 から図9の形式で読み
出し、図7(b) に示すようにCRT装置104 に表示す
る。設備コード905については、電力系統データ格納
手段136を用いて、設備コードをCRT表示用名称に変
換し、CRT装置104 に表示する。
【0012】次に、CRT装置104 に表示された標準操
作手順票について、操作を行なう時点での予想される電
力系統状態に合わせて、オペレータが手順の追加70
7,削除708をCRT装置104 から行なう。操作手順
票編集手段135 では、操作手順が操作手順番号の昇順と
なるよう、操作手順の追加変更に合わせて操作手順番号
810の変更を行なう。例えば操作手順番号が1と2の
操作手順の間に、新たな操作手順を追加した場合、追加
した操作手順の操作手順番号を2とし、元の操作手順2
の操作手順番号を3とし、これ以降の操作手順番号を夫
々1ずつ繰り下げる。
【0013】操作手順番号810の変更と同時に、CR
T装置104 の表示についても変更を行なう。これによ
り、図7(a) に示す操作手順票を作成する。更に、タイ
トル802,操作予定日時803〜808をオペレータ
が指定する。作成した操作手順票を操作手順票編集手段
135 から操作手順票格納手段133 に受け渡し、系統状態
模擬保存手段138 を用いて、操作実行手段132 において
模擬実行を行なう。系統状態模擬保存手段138 には図1
に示すように、予め操作予定日時の系統状態を設定して
おく。操作実行手段132 において、操作手順番号810
の昇順に操作手順の内容を実行する。
【0014】実行内容は系統状態模擬保存手段138 に反
映し、オペレータが系統状態保存手段138 のデータで模
擬している系統状態の変化を、CRT装置104 を用いて
確認する。操作手順票に含まれる操作手順が全て終了し
た時点で、操作実行手段132は終了する。操作手順に実
行上問題がないことをオペレータが確認した後、操作手
順票編集手段135 から操作手順票格納手段133 に図8の
ように格納する。
【0015】次に操作手順票の実行機能について説明す
る。操作実行手段132 において、オペレータによる操作
手順票格納番号801の指定により、操作手順票格納手
段133 から操作を行なおうとする操作手順票を読み込
む。次に操作実行手段132 は操作手順番号810の昇順
に従い、情報伝送装置102 を通じて電力系統101 に対し
て操作手順の実行を行なう。操作実行手段132は図11に
示す系統状態保存手段137 を用いて、電力系統101 に操
作が反映されていることを確認しながら操作を進める。
この系統状態保存手段137 は電力系統101 の状態と等し
くなるよう、情報伝送装置102 を通じて監視手段131 に
より常に更新されている。操作手順票に含まれる操作手
順が全て終了した時点で操作実行手段132 は終了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように電力系
統の操作手順票は標準操作手順票を基にして作成される
が、電力系統の状態は操作をする季節,曜日,時間帯等
により違いがあり、操作手順票を作成する度に、標準操
作手順票の手順に対し追加,削除を行なわなければなら
なかった。これを補うためには多くの標準操作手順票を
持つ必要があるが、標準操作手順票の入力には多くの手
間を要していた。又、標準操作手順票の保存には多くの
計算機資源が必要であった。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、標準操作手順票の入力の手間を少
なくし、又、少ない計算機資源で多くの標準操作手順票
を保存することの可能な電力系統監視制御装置を提供す
ることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る電力系統監視制御装置は、過去の操作手順票を基に
新たな操作手順票の作成を行なう操作手順票編集手段
と、新たに作成した操作手順票を履歴として格納する履
歴格納手段と、履歴格納手段に格納される履歴の格納,
呼出しを行なう履歴管理手段と、履歴格納手段の履歴を
検索する履歴検索手段とから構成した。
【0018】本発明の[請求項2]に係る電力系統監視
制御装置は、過去の操作手順票を基に新たな操作手順票
の作成を行なう操作手順票編集手段と、過去の操作手順
票を標準操作手順票との相違部分のみ履歴をして格納す
る履歴格納手段と、履歴格納手段に格納される履歴の格
納,呼出しを行なう履歴管理手段と、履歴格納手段の履
歴を検索する履歴検索手段とから構成した。
【0019】
【作用】[請求項1]又は[請求項2]に係る電力系統
監視制御装置は、標準操作手順票の入力の手間を省くた
め、過去の操作手順票を利用して新たな操作手順票を作
成する。しかし、過去の操作手順票を計算機に格納する
ためには膨大な計算機資源を必要とするため、既に登録
されている標準操作手順票との相違部分のみ格納する。
格納されている操作手順票を呼出す際には、標準操作手
順票と相違部分を組合わせ、保存前の操作手順票を復元
する。以下詳細を説明する。操作手順票を履歴管理手段
により当該の操作手順票を履歴操作手順票として履歴格
納手段に格納する。このとき必要な計算機資源を極力少
なくするため、履歴管理手段により既に登録されている
標準操作手順票と比較し、相違部分のみを格納する。こ
れにより、操作手順を全て格納する場合に比べ、格納に
必要な計算機資源を少なくすることができ、多くの操作
手順票を格納することができる。
【0020】履歴格納手段に格納された操作手順票は再
び呼出し、これを基に操作手順票編集手段により、新た
な操作手順票を作成することができる。これにより、過
去の操作手順票を標準操作手順票の代替として利用でき
るため、新たな標準操作手順票の入力の手間を省くこと
ができる。格納されている履歴操作手順票を呼出す際に
は履歴検索手段を用いる。即ち、CRT装置から標準操
作手順票格納番号,実施時刻等必要なキーワードを指定
することにより、履歴検索手段が履歴格納手段に格納さ
れている履歴操作手順票の中から該当するものを呼出
し、履歴管理手段により格納されている相違部分をもと
とした標準操作手順票を組合わせ、格納前の操作手順票
を復元する。
【0021】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による電力系統監視制御装置の一実施例の機能
ブロック図である。図1において図5と同一部分につい
ては同一符号を付して説明を省略する。139 は過去の操
作手順票の履歴を格納する履歴格納手段、140 は履歴格
納手段139 に格納された履歴操作手順票を管理する履歴
管理手段、141 は履歴格納手段139 の履歴操作手順票を
検索する履歴検索手段である。その他は図5と同様であ
る。
【0022】以上列挙した各構成要素の機能を以下に説
明する。図2は履歴格納手段139 に格納されている履歴
操作手順票の例を示す。201は履歴操作手順に対応す
る標準操作手順票の標準操作手順票格納番号であり、図
示の例では格納番号が12である。202は標準操作手
順票における接続手順番号の変更数であり、8の変更数
があることを示す。203は標準操作手順の操作手順番
号を示す。これは201で指定した標準操作手順票の中
で固有に決められるが、この例では3の場合を示す。2
04は接続手順番号101を示す。接続手順番号につい
ては図3で後述する。
【0023】205〜209には標準操作手順票に追加
した操作手順について格納する。205は操作手順番号
が101の場合を示すが、203と重複しないように1
00番以降を用いる。206は204と同様、接続手順
番号が7の場合を示す。207は設備コード34201
を示し、208は操作種別、209は操作方向を示し、
夫々の項目は図8の811,812,813にて説明済
みであるため省略する。210は履歴格納手段139 内の
格納番号を示す。211は格納した操作手順票のタイト
ルである。212は格納した操作手順票の操作予定日時
を示し、構成は803〜808と同じである。
【0024】図3は操作手順票格納手段133 に格納され
ている操作手順票の例を示す。301は操作手順票格納
手段133 内の格納番号である。302は操作手順票の操
作目的を示すタイトルである。303はこの操作手順票
を実行する予定日時を示し、構成は図8の803〜80
8と同様である。304はこの操作手順票を作成する際
に基とした標準操作手順票の標準操作手順票格納番号9
01を示す。305は304の標準操作手順票のタイト
ルを示す。
【0025】306は304で示す標準操作手順票に含
まれる操作手順数を示す。307は標準手順を表し、構
成は夫々311〜315の通りである。313,31
4,315は夫々設備コード,操作種別,操作方向を示
し、その内容は図9の905,906,907と同じで
あるので説明を省略する。311は標準操作手順番号を
示し、標準操作手順番号904と同じ番号である。31
2は接続手順番号である。
【0026】ここで接続手順番号について説明する。従
来機能の例においては、操作手順番号は実際の操作の順
番を表し、操作実行はこの番号の昇順に従い行なわれ
た。本実施例では、操作実行は接続手順番号に従い行な
う。これは、この操作手順に続いて行なう次の操作手順
の操作手順番号を示す。例えば309の追加手順1につ
いては、接続手順番号が2であることから次に続く操作
手順の操作手順番号は2であることがわかる。但し、操
作手順票の中で最初に実行する手順については操作手順
番号を0とし、又、最後に実行する手順については接続
手順番号を0として他の操作手順と区別する。308は
標準操作手順に対して追加した手順数を示す。309以
降308で示す数の追加手順が並ぶ。309の構成は3
07と同じである。
【0027】図4は履歴検索手段141 における検索結果
のCRT装置104 への表示例である。401はオペレー
タが検索のために指定した内容を示す。ここでは、操作
予定を3月,火曜,13時に、又、標準手順票格納番号
を312に指定したことにより、402,403に示す
履歴操作手順票が検索されたことを示している。標準操
作手順票格納手段134 ,電力系統データ格納手段136 及
び系統状態保存手段137 と系統状態模擬手段138 につい
ては、夫々図9,図10,図11において、既に説明済みで
あるため説明を省略する。
【0028】次に、これらの各手段の結びつきを説明す
る。説明は過去の操作手順票の格納,新たな操作手順票
の作成とに分けて述べる。まず過去の操作手順票の格納
について説明するが、対象とする操作手順票は次のよう
に作成される。最初に操作手順票編集手段135 には、標
準操作手順票格納手段134 から予め作成してある標準操
作手順票の標準操作手順票格納番号901及びタイトル
902を読み込み、一覧としてCRT装置104 に表示す
る。オペレータが目的とする操作の標準操作手順票を、
標準操作手順票のタイトルから判断し標準操作手順票格
納番号を選択する。操作手順票編集手段135 は選択され
た当該の標準操作手順票を標準操作手順票格納手段134
から読み出し、操作手順票格納手段133 の図3の30
1,302,304〜307に格納する。
【0029】接続手順番号312については、操作手順
番号に1を足した番号を保存する。更に操作手順番号1
の手順については、開始手順として操作手順番号を0と
する。又、最後の手順については接続手順番号を0とす
る。読み出しの後、図7(b)に示すようにCRT装置104
に表示する。表示において設備コード905について
は、電力系統データ格納手段136 の対応を用いてCRT
装置104 を表示用名称に変換する。又、手順表示につい
ては操作手順番号0の操作手順から接続手順番号312
に従い、実際に操作する手順の順番に表示する。この際
にCRT装置に表示する操作手順番号については、格納
されている番号とは別に連番で表示する。
【0030】次に、CRT装置104 に表示された標準操
作手順票について、操作を行なう時点での予想される電
力系統状態に合わせて、手順の追加707,削除708
をCRT装置104 から行なう。操作手順票編集手段135
では、図3で述べた接続手順番号の変更を行なう。同時
に図7(a) に示す操作手順票も更新する。追加手順につ
いては、100番以降の操作手順番号を新たに付けると
共に、308,309を更新する。
【0031】例えば図4は追加手順1を標準手順1の次
に追加した場合の、操作手順番号311,接続手順番号
312の例を示す。この場合標準手順1の接続手順番号
は、追加手順1の操作手順番号101となる。追加手順
の操作手順番号については、操作手順票編集手段135 に
おいて一意に付けられる。追加手順1の接続手順番号は
標準手順1の元の接続手順番号を付ける。更に、タイト
ル302,操作予定日時303を入力する。このように
して操作手順票を作成する。
【0032】作成した操作手順票について、履歴管理手
段140 により履歴操作手順票として履歴格納手段139 に
図2のように格納する。操作手順番号203と接続手順
番号204については、標準手順の接続手順番号312
が操作手順番号311に1を加えたものと等しくない場
合についてのみ格納する。これにより、標準操作手順票
と異なる部分のみ格納することができる。
【0033】次に過去の操作手順票からの新たな操作手
順票の作成について説明する。まず過去の操作手順票の
呼出しについて述べる。CRT装置104 より標準手順票
格納番号,実施時刻等必要なキーワードを指定すること
により、履歴検索手段141 は履歴格納手段139 に格納さ
れている履歴操作手順票の中から、該当する履歴操作手
順票を拾い出し一覧表としてCRT画面に表示する。例
えば、図4はオペレータが標準手順票格納番号312,
操作予定は3月,曜日は火曜,時刻は13時を指定する
ことにより、履歴検索手段141 は履歴格納手段139 の中
から適合する履歴操作手順票を拾い出し、CRT装置10
4 に表示した結果を示す。
【0034】オペレータがこの一覧表で履歴操作手順票
を選択することにより、履歴検索手段141 において当該
履歴操作手順票にある図2の格納データを図3の格納デ
ータの構成に復元する。具体的にはまず、履歴検索手段
141 において、201に指定された標準操作手順票を標
準操作手順票格納手段134 から読み出し、図3の304
〜307に格納する。接続手順番号312については、
操作手順番号に1を足した番号を保存する。更に操作手
順番号1の手順については操作手順番号を0とする。
又、最後の手順については接続手順番号を0とする。
【0035】次にこのデータに指定された履歴操作手順
票の内容を上書きする。特に、203,204について
は、操作手順番号について201と311とで適合を取
り、合致した操作手順番号311を含む標準手順307
の接続手順番号312について、接続手順番号204に
従い変更する。呼出した操作手順票について、履歴検索
手段141 から操作手順票編集手段135 に受け渡し、CR
T装置104 に表示する。オペレータはこれを前述した標
準操作手順票と同様に扱い、新たな操作手順票を作成す
ることができる。
【0036】即ち、CRT装置104 に表示された操作手
順票について、操作を行なう時点での予想される電力系
統状態に合わせて、手順の追加707,削除708をC
RT装置104 から行なう。操作手順票編集手段135 では
図3で述べた操作手順番号の変更を行なう。追加手順に
ついては100番以降の操作手順番号を重複しないよう
に新たに付けると共に、308,309を更新する。こ
のようにして過去の操作手順票を元に新たな操作手順票
を作成することができる。上記実施例によれば、過去に
作成した操作手順票を基に、新たな操作手順票を作成す
ることにより標準操作手順票の代替とできるため、標準
操作手順票の入力の手間を少なくすることができる。
又、標準操作手順票との相違部分のみ保存することによ
り、少ない計算機資源で操作手順票を多く保存すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば過
去に作成した操作手順票を基に、新たな操作手順票を作
成することで標準操作手順票の代替とできるため、標準
操作手順票の入力の手間を少なくすることができる。
又、代替とする操作手順票を保有する際には標準操作手
順票との相違部分のみ行なうため、少ない計算機資源で
多くの操作手順票を格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力系統監視制御装置の一実施例
の機能ブロック図。
【図2】履歴格納手段139 に格納されている履歴操作手
順票の例を示す図。
【図3】操作手順票格納手段133 に格納されている操作
手順票の例を示す図。
【図4】履歴検索手段141 における検索結果のCRT装
置104 への表示例。
【図5】操作手順票に関する従来の処理の構成例を示す
図。
【図6】電力系統101 の例。
【図7】(a) はCRT装置104 に表示した操作手順票の
例を示す図、(b) は104 に表示した標準操作手順票の例
を示す図。
【図8】操作手順票格納手段133 に格納されている操作
手順票の例を示す図。
【図9】標準操作手順票格納手段134 に格納されている
標準操作手順票の例を示す図。
【図10】電力系統データ格納手段136 の例を示す図。
【図11】系統状態保存手段137 及び系統状態模擬保存手
段138 の例を示す図。
【符号の説明】
101 電力系統 102 情報伝送装置 103 電子計算機 104 CRT装置 131 監視手段 132 操作実行手段 133 操作手順票格納手段 134 標準操作手順票格納手段 135 操作手順票編集手段 136 電力系統データ格納手段 137 系統状態保存手段 138 系統状態模擬保存手段 139 履歴格納手段 140 履歴管理手段 141 履歴検索手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準操作手順票を基に電力系統機器に対
    する操作手順票を作成する機能と前記操作手順票に従っ
    て電力系統機器を操作する機能とを有する電子計算機か
    らなる電力系統監視制御装置において、過去の操作手順
    票を基に新たな操作手順票の作成を行なう操作手順票編
    集手段と、新たに作成した操作手順票を履歴として格納
    する履歴格納手段と、履歴格納手段に格納される履歴の
    格納,呼出しを行なう履歴管理手段と、履歴格納手段の
    履歴を検索する履歴検索手段とからなることを特徴とす
    る電力系統監視制御装置。
  2. 【請求項2】 表示操作手順票を基に電力系統機器に対
    する操作手順票を作成する機能と前記操作手順票に従っ
    て電力系統機器を操作する機能とを有する電子計算機か
    らなる電力系統監視制御装置において、過去の操作手順
    票を基に新たな操作手順票の作成を行なう操作手順票編
    集手段と、過去の操作手順票を標準操作手順票との相違
    部分のみ履歴として格納する履歴格納手段と、履歴格納
    手段に格納される履歴の格納,呼出しを行なう履歴管理
    手段と、履歴格納手段の履歴を検索する履歴検索手段と
    からなることを特徴とする電力系統監視制御装置。
JP5195405A 1993-07-13 1993-07-13 電力系統監視制御装置 Pending JPH0731059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195405A JPH0731059A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 電力系統監視制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195405A JPH0731059A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 電力系統監視制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0731059A true JPH0731059A (ja) 1995-01-31

Family

ID=16340567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5195405A Pending JPH0731059A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 電力系統監視制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731059A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108879661A (zh) * 2018-06-27 2018-11-23 中国南方电网有限责任公司 通过关联历史票校核倒闸操作的方法及设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108879661A (zh) * 2018-06-27 2018-11-23 中国南方电网有限责任公司 通过关联历史票校核倒闸操作的方法及设备
CN108879661B (zh) * 2018-06-27 2023-09-01 中国南方电网有限责任公司 通过关联历史票校核倒闸操作的方法及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4885694A (en) Automated building control design system
US6938082B2 (en) Method for controlling managing computer, medium for storing control program, and managing computer
US5864784A (en) Hand held data collection and monitoring system for nuclear facilities
JPH08212254A (ja) 処理情報管理装置
JPH0731059A (ja) 電力系統監視制御装置
JP2010092387A (ja) 作成文書ナビゲーションシステム
JPH03218527A (ja) 計画型推論方法及びその装置
JPH064539A (ja) 巡視支援システム
JP3736467B2 (ja) ケーブルの管理システムとその管理方法
JPH0935103A (ja) 生産計画情報管理装置
JP3789000B2 (ja) 編集データ管理装置およびその管理方法
JP2000222029A (ja) 運転情報管理装置及び記録媒体
JP3483396B2 (ja) 電力系統設備データメンテナンス装置
JP3181790B2 (ja) 資材仕分け作業支援管理システム
JPH0430230A (ja) 電力系統の設備データベース管理方式
JP3614091B2 (ja) ジョブスケジュール運用管理装置及びジョブスケジュール運用管理方法並びにプログラム記録媒体
JPH06348713A (ja) プロジェクト管理支援装置
JPH06124193A (ja) ドキュメント管理方式
JPH07192048A (ja) 工程情報の管理装置及び方法
JP2003271788A (ja) 階層型項目情報管理装置、階層型項目情報管理方法、階層型項目情報管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH0877145A (ja) 文書提示装置
JPH07168748A (ja) データベースシステム
JP3986568B2 (ja) 系統図表示システム
JPH05250155A (ja) 進捗情報自動収集方式
JPH11306253A (ja) データ処理作業の進行管理システム