JPH0731042U - 風呂用循環浄化装置の取付構造 - Google Patents

風呂用循環浄化装置の取付構造

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JPH0731042U
JPH0731042U JP218494U JP218494U JPH0731042U JP H0731042 U JPH0731042 U JP H0731042U JP 218494 U JP218494 U JP 218494U JP 218494 U JP218494 U JP 218494U JP H0731042 U JPH0731042 U JP H0731042U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽のコーナー部を含む平面視L字状部を有
効に利用して、狭い箇所でも装置本体を容易且つ安定性
良く取り付け得ると共に、装置本体が入浴時に邪魔にな
らず、各種の寸法、形状の浴槽に対しても容易に対応で
きる風呂用循環浄化装置の取付構造を提供する。 【構成】 装置本体2 から下方に突出する吸引管14と吐
出管15との下端部を浴槽4 の湯の中に浸漬し、且つ浴槽
4 の湯を吸引管14を介して装置本体2 内に汲み上げて浄
化した後、吐出管15を介して浴槽4 に戻すようにした風
呂用循環浄化装置1 を浴槽4 に取り付ける風呂用循環浄
化装置の取付構造であって、浴槽4 のコーナー部5 と該
コーナー部5 を挟む二つの側壁6 とに跨がる平面視L字
状部7 の上面に配置される取付ベース3 を備え、この取
付ベース3 を面ファスナー手段24を介して浴槽4 側の上
面に固定すると共に、この取付ベース3 上に装置本体2
を固定したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、風呂用循環浄化装置の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
風呂用の循環浄化装置として、浴槽内の湯を循環させて湯温を制御しながら濾 過する温水循環浄化装置がある。この温水循環浄化装置は、装置本体の内部にヒ ーター、濾過タンク及び循環ポンプを備えると共に、装置本体の底部に吸引管接 続部と吐出管接続部とを備え、吸引管接続部に浴槽内の湯を吸引するための吸引 管を、また吐出管接続部に吸引した湯を浴槽内に戻すための吐出管を夫々接続し て、浴槽内の湯を吸引管を介して循環ポンプにより汲み上げ、濾過タンク内の濾 過材で浄化し、またヒーターで加熱又は保温しながら吐出管を介して浴槽内に戻 し、常時入浴できるような態様で使用されている。
【0003】 従来、この種の循環浄化装置を浴槽の近傍に設置する場合には、壁面にボルト を用いて装置本体を取り付ける方法、伸縮自在の支持棒を浴室の天井と床面との 間に上下方向に張架して、この支持棒に装置本体を固定する方法、又は、浴室の 床面上に装置本体を設置する方法等が用いられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、装置本体をボルトで壁面に取り付ける方法では、壁面に穴をあけてボ ルトを固定しなければならず、別途取り付け工事を行う必要があり、マンション 等のユニットバスでは、壁面に穴をあけることができないため取り付け得ないと いう欠点がある。
【0005】 また、支持棒を用いる方法では、支持棒を天井と床面との間に完全に固定し難 いため、装置本体の安定性が悪く、しかも支持棒があるために、浴室内の見栄え 、外観上の体裁も悪くなるという問題がある。 更に、床面に設置する方法では、装置本体から浴槽内までの間で吸引管及び吐 出管を複雑に曲げる必要があり、外観上の体裁が損なわれるばかりか、床面に設 置した装置本体、吸引管及び吐出管が、浴室の清掃時或いは入浴時に邪魔になる という欠点がある。
【0006】 本考案は、かかる従来の課題に鑑み、浴槽のコーナー部を含む平面視L字状部 を有効に利用して、狭い箇所でも装置本体を容易且つ安定性良く取り付け得ると 共に、装置本体が入浴時に邪魔にならず、しかも、各種の寸法、形状の浴槽に対 しても容易に対応できる風呂用循環浄化装置の取付構造を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案は、装置本体2 から下方に突出する吸引管14と吐出管 15との下端部を浴槽4 の湯の中に浸漬し、且つ浴槽4 の湯を吸引管14を介して装 置本体2 内に汲み上げて浄化した後、吐出管15を介して浴槽4 に戻すようにした 風呂用循環浄化装置1 を浴槽4 に取り付ける風呂用循環浄化装置の取付構造であ って、浴槽4 のコーナー部5 と該コーナー部5 を挟む二つの側壁6 とに跨がる平 面視L字状部7 の上面に配置される取付ベース3 を備え、この取付ベース3 を面 ファスナー手段24を介して浴槽4 側の上面に固定すると共に、この取付ベース3 上に装置本体2 を固定したものである。
【0008】 また請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の考案において、面ファスナ ー手段24が両面粘着テープ25等の粘着剤から成り、この粘着剤を前記二つの側壁 6 の上面に配置したものである。
【0009】 更に請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、装置 本体2 に嵌合部13を、取付ベース3 に、装置本体2 の嵌合部13が嵌脱自在に嵌合 する被嵌合部18を夫々設けたものである。
【0010】 また請求項4に記載の本考案は、請求項1、2又は3に記載の考案において、 取付ベース3 に、浴槽4 の蓋を受ける蓋受け部26を設けたものである。
【0011】
【作用】
請求項1に記載の本考案では、浴槽4 のコーナー部5 と該コーナー部5 を挟む 二つの側壁6 とに跨がる平面視L字状部7 の上面に取付ベース3 を配置し、この 取付ベース3 に装置本体2 を取り付ける。このように浴槽4 のコーナー部5 を含 む平面視L字状部7 を利用して装置本体2 を取り付けるため、装置本体2 を容易 に安定性良く取り付けることができる。
【0012】 また装置本体2 の安定性が良い上に、面ファスナー手段24を介して浴槽4 の平 面視L字状部7 の上面に取付ベース3 を固定しており、取付ベース3 自体の固定 が容易であるため、装置本体2 の取り付けが非常に容易である。 特に、安定性の良い浴槽4 の平面視L字状部7 を利用しているため、面ファス ナー手段24として両面粘着テープ25等の簡単なものを用いても、装置本体2 の安 定性を十分に確保することが可能である。
【0013】 浴槽4 の平面視L字状部7 の上に面ファスナー手段24及び取付ベース3 を介し て装置本体2 を装着しているため、浴室の清掃時、入浴時等に装置本体2 が邪魔 になることがなく、しかも、浴室内での装置本体2 の収まりが良く、外観上の体 裁も非常に良好である。 しかも、浴槽4 の平面視L字状部7 と装置本体2 との間に取付ベース3 がある ため、側壁6 の厚さが異なる浴槽4 等、各種の寸法、形状の浴槽4 に対しても極 く容易に対応できる。
【0014】 請求項2に記載の本考案では、両面粘着テープ25として両面粘着テープ25等の 粘着剤を用いているため、取付ベース3 を固定する際の作業が非常に容易であり 、また浴槽4 側に特別な加工を施す必要がない。また粘着剤を前記二つの側壁6 の上面に配置しているため、粘着剤の使用量を少なくしつつも、取付ベース3 を 確実に固定できる。
【0015】 請求項3に記載の本考案では、装置本体2 に嵌合部13を、取付ベース3 に、装 置本体2 の嵌合部13が嵌脱自在に嵌合する被嵌合部18を夫々設け、嵌合部13を被 嵌合部18に嵌合させて装置本体2 を取付ベース3 に取り付けているため、装置本 体2 を取付ベース3 に対して容易に着脱できる。
【0016】 請求項4に記載の本考案では、取付ベース3 に、浴槽4 の蓋を受ける蓋受け部 26を設けているため、取付ベース3 がある部分でも浴槽4 の蓋を確実に支持でき る。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 図1乃至図4は本考案の第1実施例を示す。図1において、 1は風呂用循環浄 化装置で、ケース状の装置本体2 を有する。装置本体2 は取付ベース3 を介して 、浴槽4 のコーナー部5 とこのコーナー部5 を挟む二つの側壁6 とに跨がる平面 視L字状部7 の上面に設置されている。
【0018】 装置本体2 は、浴槽4 の二つの側壁6 に沿う左右一対の後側縁8 と、この左右 一対の後側縁8 の前端から前方に延びる左右一対の左右側縁9 と、この左右側縁 9 の前端からこの前端間を連結するように前方に湾曲状に張り出す前縁10とを有 する平面視略扇状に構成されている。
【0019】 装置本体2 は内部にヒーター、濾過材を入れた濾過タンク、浴槽4 内の湯を濾 過タンクに汲み上げて濾過タンクとの間で循環させるための循環ポンプ等(何れ も図示せず)を備えている。装置本体2 の底面には、下方に突出する吸引管接続 部11、吐出管接続部12及び嵌合部13が設けられ、吸引管接続部11には浴槽4 内の 湯を吸引する吸引管14が、吐出管接続部12には吸引した湯を浴槽4 内の湯中に戻 す吐出管15が夫々接続されている。
【0020】 そして、この装置本体2 は、その内部の循環ポンプにより、浴槽4 内の湯を吸 引管14によって濾過タンク内に汲み上げた後、濾過タンク内の濾過材により浄化 して吐出管15から浴槽4 内に戻すようになっている。
【0021】 吸引管接続部11及び吐出管接続部12は、左右一対の後側縁8 の前端間を結ぶ線 分よりも前側で中央部側に略平行に配置され、また吸引管14及び吐出管15は各吸 引管接続部11及び吐出管接続部12から下方に延びて下端部が浴槽4 の湯の中に浸 漬されている。嵌合部13は平面視略ハの字状になるように、装置本体2 の左右両 側の後側縁8 及び左右側縁9 に沿って左右に一対形成されている。
【0022】 取付ベース3 は、図2乃至図4に示すように、平面視において装置本体2 の底 面と略同じ大きさの平面視略扇状に形成されている。取付ベース3 の前部側には 、2つの円弧状の切欠き部16が設けられ、この切欠き部16から装置本体2 の吸引 管接続部11及び吐出管接続部12が下方に突出できるようになっている。
【0023】 取付ベース3 の上面には、外周リブ17、被嵌合部18、縦リブ19及び横リブ20が 夫々上方に突出して一体に形成されている。外周リブ17は取付ベース3 の外周形 状に沿って略全範囲に形成され、この外周リブ17の内側に、装置本体2 の底面の 各嵌合部13に対応する左右一対の被嵌合部18が平面視略ハの字状に形成されてい る。各被嵌合部18は一対のリブ21間に形成された溝状であって、この各被嵌合部 18に装置本体2 の底面の嵌合部13が上側から嵌脱自在に嵌合するようになってい る。
【0024】 縦リブ19は取付ベース3 の中央部に前後方向に形成され、この縦リブ19の前端 側の左右両側に横リブ20が形成されている。なお、各リブ17,19,20は略同一高さ になっている。 取付ベース3 の底面には、装置本体2 の吸引管14及び吐出管15の上部を後方側 からガードするガード部22が下方に突出して設けられている。ガード部22はリブ 状であって、取付ベース3 の二つの切欠き部16にわたって一体に設けられ、左右 の両端部に、吸引管14及び吐出管15の外側に沿って前側に円弧状に湾曲する湾曲 部23を有する。
【0025】 取付ベース3 の底面は、面ファスナー手段24を介して浴槽4 のコーナー部5 か らその両側の側壁6 に跨がる平面視L字状部7 の上面に固定されている。面ファ スナー手段24は耐水性を有する両面粘着テープ25により構成され、その両面粘着 テープ25は浴槽4 の平面視L字状部7 の内、コーナー部5 とその両側の側壁6 と の上面に貼付されている。
【0026】 この循環浄化装置1 を設置するには、先ず、浴槽4 の平面視L字状部7 の上面 に面ファスナー手段24を介して取付ベース3 を張り付ける。即ち、浴槽4 の平面 視L字状部7 のコーナー部5 及び側壁6 の上面に所定長さの両面粘着テープ25を 張り付け、その上側に取付ベース3 の底面を押し付ける。
【0027】 この時、ガード部22の左右両端の湾曲部23を浴槽4 の各側壁6 の内面に接当さ せた位置で、取付ベース3 の底面を下方に押し付けて固定すれば、浴槽4 の平面 視L字状部7 に対する取付ベース3 の取り付け位置が定まり、吸引管接続部11と 吐出管接続部12が浴槽4 に干渉することなく、装置本体2 を浴槽4 上に設置する ことができる。なお、両面粘着テープ25は予め取付ベース3 の底面に貼り付けて おいても良い。
【0028】 次に、装置本体2 の嵌合部13を取付ベース3 の被嵌合部18に上方から嵌合させ て、装置本体2 を取付ベース3 に固定する。すると装置本体2 の底面の吸引管接 続部11と吐出管接続部12とが取付ベース3 の二つの切欠き部16内に位置するので 、これらに吸引管14及び吐出管15を下側から接続する。なお、吸引管14及び吐出 管15は、取付ベース3 に対する装置本体2 の取り付け前に、予め吸引管接続部11 及び吐出管接続部12に接続しておいても良い。
【0029】 これで浴槽4 の平面視L字状部7 に対する循環浄化装置1 の取り付けが完了す る。取り付け状態では、装置本体2 の左右一対の後側縁8 が浴槽4 のコーナー部 5 を挟む側壁6 に略沿った状態となる。
【0030】 図5は本考案の第2実施例を示し、取付ベース3 の上面を平面状に形成し、外 周リブ17を上方へ約5cm程度延ばしてその内側を被嵌合部18とし、この被嵌合部 18に、装置本体2 の下端部を上方から着脱自在に嵌合させて固定するようにした ものである。外周リブ17は二つの切欠き部16に対応する前側中央部が除去されて いる。 この場合には、装置本体2 側に嵌合部13等の凹凸部を設けることなく装置本体 2 を取付ベース3 に固定することができる。
【0031】 図6は本考案の第3実施例を示し、取付ベース3 の前部側に、各吸引管接続部 11及び吐出管接続部12が下方に突出する長孔状の切欠き部16を形成すると共に、 取付ベース3 の前側に前方に突出する蓋受け部26を円弧状に設けたものである。 蓋受け部26は入浴しない時に、浴槽4 の蓋を下側から受けるためのものである。 従って、浴槽4 に蓋をする際には、取付ベース3 がある部分でも、蓋受け部26に よって蓋を確実に支持できる。
【0032】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、循環浄化装置1 は、浴 槽4 から汲み上げた湯をヒーターで保温又は加熱する保温又は加熱式のものを例 示したが、浄化機能のみのものでも良いし、また吐出管15から浴槽4 内に湯を戻 す際に、空気配管からの気泡を混入させてジェット噴流を噴射するジェット噴射 式としても良い。
【0033】 面ファスナー手段24は、浴槽4 を加工することなく取付ベース3 を固定できる ものであれば良く、両面粘着テープ25の他、各種の面ファスナーを用いることが できる。 嵌合部13及び被嵌合部18は、装置本体2 を取付ベース3 に固定できる構造であ れば十分であり、例えば嵌合部13の構造は孔、溝、突起等の何れであっても良く 、またその嵌合方向は上下方向だけでなく、横方向でも良い。例えば、横方向の 場合には、嵌合部13を逆T字状に構成すると共に、取付ベース3 の被嵌合部18を 逆T字の溝状に構成して、一端側から嵌脱自在に嵌合させるようにすれば良い。 更に嵌合部13は装置本体2 の下部に別体に設けても良い。
【0034】
【考案の効果】
請求項1に記載の本考案は、装置本体2 から下方に突出する吸引管14と吐出管 15との下端部を浴槽4 の湯の中に浸漬し、且つ浴槽4 の湯を吸引管14を介して装 置本体2 内に汲み上げて浄化した後、吐出管15を介して浴槽4 に戻すようにした 風呂用循環浄化装置1 を浴槽4 に取り付ける風呂用循環浄化装置の取付構造であ って、浴槽4 のコーナー部5 と該コーナー部5 を挟む二つの側壁6 とに跨がる平 面視L字状部の上面に配置される取付ベース3 を備え、この取付ベース3 を面フ ァスナー手段24を介して浴槽4 側の上面に固定すると共に、この取付ベース3 上 に装置本体2 を固定しているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0035】 浴槽4 のコーナー部5 と該コーナー部5 を挟む二つの側壁6 とに跨がる平 面視L字状部7 の上面に取付ベース3 を配置し、浴槽4 のコーナー部5 を含 む平面視L字状部7 を利用して装置本体1 を取り付けているので、コーナー 部5 を有する浴槽4 であれば、浴室の狭い箇所であっても装置本体2 を容易 に安定性良く取り付けることができる。
【0036】 装置本体2 の安定性が良い上に、面ファスナー手段24を介して浴槽4 の平 面視L字状部7 の上面に取付ベース3 を固定しており、取付ベース3 自体の 固定が容易であるため、装置本体2 の取り付けが非常に容易である。
【0037】 特に、安定性の良い浴槽4 の平面視L字状部7 を利用しているため、面フ ァスナー手段24として両面粘着テープ25等の簡単なものを用いても、装置本 体2 の安定性を十分に確保することが可能であり、従って、両面粘着テープ 25等を用いれば、装置本体2 の取り付けが更に容易になる。
【0038】 浴槽4 の平面視L字状部7 の上に面ファスナー手段24及び取付ベース3 を 介して装置本体2 を装着しているため、浴室の清掃時、入浴時等に装置本体 2 が邪魔になることがなく、しかも、浴室内のコーナー部5 に装置本体2 を 配置できる等、浴室内での装置本体2 の収まりが良く、外観上の体裁も非常 に良好である。
【0039】 浴槽4 の平面視L字状部7 と装置本体2 との間に取付ベース3 があるため 、側壁6 の厚さが異なる浴槽4 等、各種の寸法、形状の浴槽4 に対しても極 く容易に対応することができる。 即ち、装置本体2 を直接浴槽4 の平面視L字状部7 に取り付けずに、その 間に取付ベース3 を介在しているため、各種の寸法、形状の浴槽4 に対して も、それに応じた取付ベース3 を準備するだけで装置本体2 を取り付けるこ とが可能である。 従って、浴槽4 の種類に応じて装置本体2 の下部側の形状、構造を変える 必要がなく、装置本体2 の汎用性が向上するため、装置本体2 の量産による コストの低減を図ることができる。
【0040】 請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の考案において、面ファスナー手 段24が両面粘着テープ25等の粘着剤から成り、この粘着剤を前記二つの側壁6 の 上面に配置しているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0041】 両面粘着テープ25として両面粘着テープ25等の粘着剤を用いているため、 取付ベース3 を固定する際の作業が非常に容易であり、また浴槽4 側に特別 な加工を施す必要がなく、取付ベース3 の取り外しも容易にできる。
【0042】 粘着剤を前記二つの側壁6 の上面に配置しているため、粘着剤をコーナー 部5 上のみに配置する場合等に比較して、粘着剤の使用量を少なくしつつも 、取付ベース3 を確実に固定できる。
【0043】 請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、装置本体 2 に嵌合部13を、取付ベース3 に、装置本体2 に嵌合部13が嵌脱自在に嵌合する 被嵌合部18を夫々設けているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0044】 装置本体2 を取付ベース3 に対して容易に着脱することができる。このた め、装置本体2 と取付ベース3 との間の清掃も容易である。
【0045】 請求項4に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、取付ベー ス3 に、浴槽4 の蓋を受ける蓋受け部26を設けているので、次のような顕著な効 果を奏する。
【0046】 取付ベース3 がある部分でも、蓋受け部26によって浴槽4 の蓋を確実に支 持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す風呂用循環装置の取
り付け状態の斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す取付ベースの平面図
である。
【図3】本考案の第1実施例を示す取付ベースの底面図
である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す取付ベースの斜視図
である。
【図6】本考案の第3実施例を示す取付ベースの斜視図
である。
【符合の説明】
1 風呂用循環浄化装置 2 装置本体 3 取付ベース 4 浴槽 5 コーナー部 6 側壁 7 平面視L字状部 14 吸引管 15 吐出管 18 被嵌合部 24 面ファスナー手段 25 両面粘着テープ 26 蓋受け部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体(2) から下方に突出する吸引管
    (14)と吐出管(15)との下端部を浴槽(4) の湯の中に浸漬
    し、且つ浴槽(4) の湯を吸引管(14)を介して装置本体
    (2) 内に汲み上げて浄化した後、吐出管(15)を介して浴
    槽(4) に戻すようにした風呂用循環浄化装置(1) を浴槽
    (4) に取り付ける風呂用循環浄化装置の取付構造であっ
    て、浴槽(4) のコーナー部(5) と該コーナー部(5) を挟
    む二つの側壁(6) とに跨がる平面視L字状部(7) の上面
    に配置される取付ベース(3) を備え、この取付ベース
    (3) を面ファスナー手段(24)を介して浴槽(4) 側の上面
    に固定すると共に、この取付ベース(3) 上に装置本体
    (2) を固定したことを特徴とする風呂用循環浄化装置の
    取付構造。
  2. 【請求項2】 面ファスナー手段(24)が両面粘着テープ
    (25)等の粘着剤から成り、この粘着剤を前記二つの側壁
    (6) の上面に配置したことを特徴とする請求項1に記載
    の風呂用循環浄化装置の取付構造。
  3. 【請求項3】 装置本体(2) に嵌合部(13)を、取付ベー
    ス(3) に、装置本体(2) の嵌合部(13)が嵌脱自在に嵌合
    する被嵌合部(18)を夫々設けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の風呂用循環浄化装置の取付構造。
  4. 【請求項4】 取付ベース(3) に、浴槽(4) の蓋を受け
    る蓋受け部(26)を設けたことを特徴とする請求項1、2
    又は3に記載の風呂用循環浄化装置の取付構造。
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