JP2558259Y2 - 風呂用の循環浄化装置 - Google Patents

風呂用の循環浄化装置

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JP2558259Y2 JP1591994U JP1591994U JP2558259Y2 JP 2558259 Y2 JP2558259 Y2 JP 2558259Y2 JP 1591994 U JP1591994 U JP 1591994U JP 1591994 U JP1591994 U JP 1591994U JP 2558259 Y2 JP2558259 Y2 JP 2558259Y2
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広三 小島
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、風呂用の循環浄化装置
に関し、装置本体の底面から下方に突出する吸引管接続
部と吐出管接続部とに接続された吸引管と吐出管との下
端部を浴槽の湯の中に浸漬し、浴槽の湯を吸引管を介し
て装置本体内に汲み上げて浄化した後、吐出管を介して
浴槽に戻すようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】風呂用の循環浄化装置には、特開昭63
−28418号公報に記載されるように、濾過タンク、
循環ポンプ及びヒーターを内蔵する装置本体を矩形箱状
に構成し、この装置本体を浴槽の側壁の上縁部又は浴槽
から離れた箇所の平坦部に設置した状態で、装置本体に
接続された吸引管と吐出管との下端部を浴槽の湯の中に
浸漬しておき、浴槽の湯を循環ポンプにより吸引管を介
して濾過タンク内に汲み上げて濾過材により浄化した
後、吐出管を介して浴槽に戻すようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の循環浄化装置
は、矩形箱状に構成した装置本体内に濾過タンク、循環
ポンプ及びヒーターを内蔵しているので、浴槽の側壁の
上縁部又は浴槽から離れた箇所の平坦部に設置する場合
には、別段問題はないが、装置本体を浴槽の隅部又は浴
室の隅部に設置することは困難である。
【0004】即ち、従来の装置本体は矩形箱状であるた
め、浴槽の隅部上に配置すれば、装置本体の安定性が非
常に悪くなると共に、装置本体が入浴時の邪魔になる。
また浴室の隅部に配置すれば、浴室自体が非常に広く浴
槽と浴室の壁面との間の間隔が十分にある場合は別とし
て、その間隔が狭く浴槽の側壁の極く近傍に浴室の壁面
があるような場合には、装置本体の角部が浴槽側に突出
して、入浴時の邪魔になる。
【0005】そこで、装置本体の平面視形状を略直角二
等辺三角形状に構成し、装置本体の後隅部側から前側に
向かって広がる左右一対の後側縁が、浴槽の隅部の両側
壁、又は浴室の両壁面に沿うように、装置本体を浴槽又
は浴室の隅部に設置することが考えられる。
【0006】しかし、装置本体の平面視形状を略直角二
等辺三角形状に構成した場合には、装置本体自体が人浴
時の邪魔になることはないが、装置本体の容積が小さく
なり、濾過タンク、循環ポンプ及びヒーター等の組み込
みが非常に困難である。特に、この種の循環浄化装置で
は、装置本体内の濾過タンクに入れた濾過材で湯を濾過
するようにしているので、装置本体自体に平面的な広が
りがなくなれば、それに伴って濾過面積が非常に小さく
なる。このため、湯が濾過材を通過する時の流速が速く
なり、濾過効果が低下する等の問題がある。
【0007】本考案は、かかる従来の課題に鑑み、浴槽
又は浴室の隅部を有効に利用して、狭い箇所でも装置本
体を安定性良く設置できると共に、装置本体の大きさを
大きくしても、装置本体が入浴時に大きな障害となるこ
とがなく、しかも浴槽の隅部に設置する場合にも、吸引
管接続部及び吐出管接続部の浴槽との干渉を容易に回避
できる風呂用の循環浄化装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本考案
は、装置本体2 の吸引管接続部11に吸引管14を、吐出管
接続部12に吐出管15を夫々接続すると共に、この吸引管
14と吐出管15との下端部を浴槽4 の湯の中に浸漬し、浴
槽4 の湯を吸引管14を介して装置本体2 内に汲み上げて
浄化した後、吐出管15を介して浴槽4 に戻すようにした
風呂用の循環浄化装置において、装置本体2 の平面視形
状を、該装置本体2 の後隅部2a側から前側に向かって略
ハの字状に広がる左右一対の後側縁8 と、この左右一対
の後側縁8 の前端側から、該左右一対の後側縁8 の前端
側同士を互いに結ぶように前方に略円弧状に張り出す前
縁10とを有する形状に構成し、前記左右一対の後側縁8
の前端部間を結ぶ線分よりも前側で装置本体2 の底面に
吸引管接続部11と吐出管接続部12とを並べて設けたもの
である。
【0009】
【作用】循環浄化装置を設置する場合には、装置本体2
の左右一対の後側縁8が浴槽4の側壁6又は浴室の壁而
に沿うように装置本体2を浴槽4の隅部5又は浴室の隅
部に設置する。このため、浴槽4の隅部5等を有効に利
用して、狭い箇所でも装置本体2を安定性良く設置でき
る。
【0010】特に、装置本体2の平面視形状を、この装
置本体2の後隅部2a側から前側に向かって略ハの字状
に広がる左右一対の後側縁8と、この左右一対の後側縁
8の前端側から、該左右一対の後側縁8の前端側同士を
互いに結ぶように前方に略湾曲状に張り出す前縁10と
を有する形状に構成しているため、浴槽4の隅部5等に
設置するにも拘わらず、装置本体2の浴室での収まりが
良く、装置本体2を設置することによる違和感がない。
【0011】また装置本体2の平面視形状が、この装置
本体2の後隅部2a側から前側に向かって略ハの字状に
広がる左右一対の後側縁8と、この左右一対の後側縁8
の前端側から、この左右一対の後側縁8の前端側同士を
互いに結ぶように前方に略湾曲状に張り出す前縁10と
を有する形状であるため、装置本体2の平面的な大きさ
を大にできる。
【0012】しかも、装置本体2の底面には、左右一対
の後側縁8の前端部間を結ぶ線分よりも前側に吸引管接
続部11と吐出管接続部12とを設けているため、浴槽
4の隅部5に設置した場合には、浴槽4の側壁6の幅が
多少広くても、吸引管接続部11及び吐出管接続部12
と浴槽4の側壁6との干渉を回避することができ、また
浴槽の隅部に設置した場合には、吸引管14及び吐出管
15の長さを短くすることができる。このため、装置本
体2の設置箇所が著しく制約されるようなことがない。
【0013】更に、吸引管接続部11と吐出管接続部1
2とを後方側からガードするガード部22を設ているの
で、装置本体2の底面から下方に突出する吸引管接続部
11と吐出管接続部12とがあるにも拘わらず、組み立
て、施工作業時にガード部22により吸引管接続部11
及び吐出管接続部12を保護でき、その損傷を防止しつ
つ容易に作業を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示す。
第1図において、1は風呂用循環浄化装置で、装置本体
2と取付ベース3とから成り、浴槽4の隅部5とこの隅
部5を挟む二つの側壁6とに跨がる平面視L字状の設置
部位7の上面に設置されている。
【0015】装置本体2は、その後隅部2aから浴槽4
の二つの側壁6に沿って前側に向かって略ハの字状に広
がる左右一対の後側縁8と、この左右一対の後側縁8の
前端から前方に延びる左右一対の左右側縁9と、この左
右側縁9の前端から左右側縁9の前端側同士を結ぶよう
に前方に略湾曲状に張り出す前縁10とを有する平面視
略扇状に構成されている。
【0016】装置本体2は内部にヒーター、濾過材を入
れた濾過タンク、浴槽4内の湯を濾過タンクに汲み上げ
て濾過タンクとの間で循環させるための循環ポンプ等
(何れも図示せず)を備えている。装置本体2の底面に
は、下方に突出する吸引管接続部11、吐出管接続部1
2及び嵌合部13が設けられ、吸引管接続部11には浴
槽4内の湯を吸引する吸引管14が、吐出管接続部12
には吸引した湯を浴槽4内の湯中に戻す吐出管15が夫
々接続されている。そして、この装置本体2は、その内
部の循環ポンプにより、浴槽4内の湯を吸引管14によ
って濾過タンク内に汲み上げた後、濾過タンク内の濾過
材により浄化して吐出管15から浴槽4内に戻すように
なっている。
【0017】吸引管接続部11及び吐出管接続部12は、装
置本体2 の左右方向の中央部で且つ前後方向の中央部よ
りも前側、即ち、左右一対の後側縁8 の前端間を結ぶ線
分よりも前側で左右方向の中央部側に並べて略平行に配
置され、また吸引管14及び吐出管15は各吸引管接続部11
及び吐出管接続部12から下方に延びて、その下端部が浴
槽4 の湯の中に浸漬されている。嵌合部13は平面視略ハ
の字状になるように、装置本体2 の左右両側の後側縁8
及び左右側縁9 に沿って左右に一対形成されている。
【0018】取付ベース3は、第2図乃至第4図に示す
ように、平面視において装置本体2の底面と略同じ大き
さの平面視略扇状に形成されている。取付ベース3の前
部側には、2つの円弧状の切欠き部16が設けられ、こ
の切欠き部16から装置本体2の吸引管接続部11及び
吐出管接続部12が下方に突出するようになっている。
【0019】取付ベース3の上面には、外周リブ17、
被嵌合部18、縦リブ19及び横リブ20が夫々上方に
突出して一体に形成されている。外周リブ17は取付ベ
ース3の外周形状に沿って略全範囲に形成され、この外
周リブ17の内側に、装置本体2の底面の各嵌合部13
に対応する左右一対の被嵌合部18が平面視略ハの字状
に形成されている。各被嵌合部18は一対のリブ21間
に形成された溝状であって、この各被嵌合部18に装置
本体2の底面の嵌合部13が上側から嵌脱自在に嵌合す
るようになっている。
【0020】縦リブ19は取付ベース3の中央部に前後
方向に形成され、この縦リブ19の前端側の左右両側に
横リブ20が形成されている。なお、各リブ17,1
9,20は略同一高さになっている。取付ベース3の底
面には、装置本体2の吸引管14及び吐出管15の上部
を後方側からガードするガード部22が下方に突出して
設けられている。ガード部22はリブ状であって、取付
ベース3の二つの切欠き部16にわたって一体に設けら
れ、左右の両端部に、吸引管14及び吐出管15の外側
に沿って前側に円弧状に湾曲する湾曲部23を有する。
【0021】取付ベース3の底面は、面ファスナー手段
24を介して浴槽4の隅部5からその両側の側壁6に跨
がる平面視L字状の設置部位7の上面に固定されてい
る。面ファスナー手段24は耐水性を有する両面粘着テ
ープ25により構成され、その両面粘着テープ25は浴
槽4の設置部位7の内、隅部5とその両側の側壁6との
上面に貼付されている。
【0022】この循環浄化装置1を設置するには、先
ず、浴槽4の設置部位7の上面に面ファスナー手段24
を介して取付ベース3を張り付ける。即ち、浴槽4の設
置部位7の隅部5及び側壁6の上面に所定長さの両面粘
着テープ25を張り付け、その上側に取付ベース3の底
面を押し付ける。この時、ガード部22の左右両端の湾
曲部23を浴槽4の各側壁6の内面に接当させた位置
で、取付ベース3の底面を下方に押し付けて固定すれ
ば、浴槽4の設置部位7に対する取付ベース3の取り付
け位置が定まる。なお、両面粘着テープ25は予め取付
ベース3の底面に貼り付けておいても良い。
【0023】次に装置本体2の嵌合部13を取付ベース
3の被嵌合部18に上方から嵌合させて、装置本体2を
取付ベース3に固定する。すると装置本体2の底面の吸
引管接続部11と吐出管接続部12とが取付ベース3の
二つの切欠き部16内に位置するので、これらに吸引管
14及び吐出管15を下側から接続する。なお、吸引管
14及び吐出管15は、取付ベース3に対する装置本体
2の取り付け前に、予め吸引管接続部11及び吐出管接
続部12に接続しておいても良い。
【0024】これで浴槽4の設置部位7に対する循環浄
化装置1の取り付けが完了する。取り付け状態では、装
置本体2の左右一対の後側縁8が浴槽4の隅部5を挟む
側壁6に略沿った状態となる。
【0025】第5図は本考案の第2実施例を示し、取付
ベース3の上面を平面状に形成し、外周リブ17を上方
へ約5cm程度延ばしてその内側を被嵌合部18とし、
この被嵌合部18に、装置本体2の下端部を上方から着
脱自在に嵌合させて固定するようにしたものである。外
周リブ17は二つの切欠き部16に対応する前側中央部
が除去されている。この場合には、装置本体2側に嵌合
部13等の凹凸部を設けることなく装置本体2を取付ベ
ース3に固定することができる。
【0026】第6図は本考案の第3実施例を示し、取付
ベース3の前部側に、各吸引管接続部11及び吐出管接
続部12が下方に突出する長孔状の切欠き部16を形成
すると共に、取付ベース3の前側に、その前方に突出す
る蓋受け部26を円弧状に設けたものである。蓋受け部
26は入浴しない時に、浴槽4の蓋を下側から受けるた
めのものである。
【0027】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、循環浄化装置1は、浴槽4から汲み上げた
湯をヒーターで保温又は加熱する保温又は加熱式のもの
を例示したが、浄化機能のみのものでも良いし、また吐
出管15から浴槽4内に湯を戻す際に、空気配管からの
気泡を混入させてジェット噴流を噴射するジェット噴射
式としても良い。
【0028】面ファスナー手段24は、両面粘着テープ
25の他、浴槽4を加工することなく取付ベース3を固
定できる面ファスナー等を用いても良い。嵌合部13及
び被嵌合部18は、装置本体2を取付ベース3に固定で
きる構造であれば十分であり、例えば嵌合部13の構造
は孔、溝、突起等の何れであっても良く、またその嵌合
方向は上下方向だけでなく、横方向でも良い。例えば、
横方向の場合には、嵌合部13を逆T字状に構成すると
共に、取付ベース3の被嵌合部18を逆T字の溝状に構
成して、一端側から嵌脱自在に嵌合させるようにすれば
良い。更に嵌合部13は装置本体2の下部に別体に設け
ても良い。
【0029】
【考案の効果】請求項1に記載の本考案によれば、装置
本体2 の吸引管接続部11に吸引管14を、吐出管接続部12
に吐出管15を夫々接続すると共に、この吸引管14と吐出
管15との下端部を浴槽4 の湯の中に浸漬し、浴槽4 の湯
を吸引管14を介して装置本体2内に汲み上げて浄化した
後、吐出管15を介して浴槽4 に戻すようにした風呂用の
循環浄化装置において、装置本体2 の平面視形状を、該
装置本体2 の後隅部2a側から前側に向かって略ハの字状
に広がる左右一対の後側縁8 と、この左右一対の後側縁
8 の前端側から、該左右一対の後側縁8 の前端側同士を
互いに結ぶように前方に略円弧状に張り出す前縁10とを
有する形状に構成し、前記左右一対の後側縁8 の前端間
を結ぶ線分よりも前側で装置本体2 の底面に吸引管接続
部11と吐出管接続部12とを並べて設けているので、次の
ような顕著な効果を奏する。
【0030】 装置本体2の平面視形状が、該装置本
体2の後隅部2a側から前側に向かって略ハの字状に広
がる左右一対の後側縁8を有する形状であるため、その
左右一対の後側縁8が浴槽4の隅部5を挟む二つの側壁
6に沿うように、装置本体2を浴槽4の隅部5に設置す
ることもできるし、また左右一対の後側縁8が浴室の隅
部を挟む二つの壁面に沿うように、装置本体2を浴室の
隅部に設置することもできる。従って、狭い浴槽4又は
浴室であっても、その隅部を有効に利用して、装置本体
2を安定性良く設置できる。
【0031】 特に、装置本体2 の平面視形状が、該
装置本体2 の後隅部2a側から前側に向かって略ハの字状
に広がる左右一対の後側縁8 と、この左右一対の後側縁
8 の前端側から、該左右一対の後側縁8 の前端側同士を
互いに結ぶように前方に略円弧状に張り出す前縁10とを
有する形状であるため、狭い浴槽4 又は浴室に設置する
場合でも、その装置本体2 が入浴時に邪魔になるような
こともなく、浴室内での装置本体2 の収まり状態が非常
に良好であり、装置本体2 を設置することによる違和感
も少なくできる。
【0032】 装置本体2 の左右一対の後側縁8 は、
装置本体2 の後隅部2a側から前側に向かって略ハの字状
に広がっているが、装置本体2 の前縁10が左右一対の後
側縁8 の前端側から、該左右一対の後側縁8 の前端側同
士を互いに結ぶように前方に略円弧状に張り出している
ため、装置本体2 の平面視形状を略直角二等辺三角形状
に構成したもの等、前縁10側を直線状又は偏平状に構成
したものに比べて、装置本体2 の平面的な大きさを大に
することができる。従って、装置本体2 を浴槽4 の隅部
5 又は浴室の隅部に設置できる構造であるにも拘わら
ず、装置本体2 の容積を確保し易くなり、装置本体2 内
の限られた空間に各機構部品を配置する際の設計の自由
度が向上すると共に、装置本体2 内の濾過タンクの面積
を広く取ることができ、装置本体2 の内部で湯を効率的
に濾過することができる。
【0033】 装置本体2 を浴槽4 の隅部5 又は浴室
の隅部に設置できる上に、装置本体2の前縁10が、左右
一対の後側縁8 の前端側から、該左右一対の後側縁8 の
前端側同士を互いに結ぶように前方に略円弧状に張り出
す形状であるため、装置本体2 を浴槽4 の隅部5 に設置
する場合に、装置本体2 の前縁10側が前方に若干張り出
しても、その張出部分が入浴時に大きな障害となること
は殆どない。
【0034】 装置本体2 の前縁10を前方に張り出し
た略円弧状に構成する一方、前記左右一対の後側縁8 の
前端部間を結ぶ線分よりも前側で装置本体2 の底面に吸
引管接続部11と吐出管接続部12とを並べて設けており、
言わば吸引管接続部11と吐出管接続部12とが装置本体2
の前方への張出部分の底面にあるため、装置本体2 を浴
槽4 の隅部5 に設置する場合には、その浴槽4 の側壁6
の幅が多少広くても、吸引管接続部11及び吐出管接続部
12の浴槽4 の側壁6 に対する干渉を容易に回避でき、ま
た装置本体2 を浴室の隅部に設置する場合には、吸引管
14及び吐出管15の長さを短くすることができる。
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す風呂用循環装置の取
り付け状態の斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す取付ベースの平面図
である。
【図3】本考案の第1実施例を示す取付ベースの底面図
である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す取付ベースの斜視図
である。
【図6】本考案の第3実施例を示す取付ベースの斜視図
である。
【符合の説明】
1 風呂用循環浄化装置 2 装置本体 2a 後隅部 3 取付ベース 4 装置本体 5 隅部 7 設置部位 8 後側縁 10 前縁 11 吸引管接続部 12 吐出管接続部 14 吸引管 15 吐出管 22 ガード部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体(2) の吸引管接続部(11)に吸引
    管(14)を、吐出管接続部(12)に吐出管(15)を夫々接続す
    ると共に、この吸引管(14)と吐出管(15)との下端部を浴
    槽(4) の湯の中に浸漬し、浴槽(4) の湯を吸引管(14)を
    介して装置本体(2) 内に汲み上げて浄化した後、吐出管
    (15)を介して浴槽(4) に戻すようにした風呂用の循環浄
    化装置において、装置本体(2) の平面視形状を、該装置
    本体(2) の後隅部(2a)側から前側に向かって略ハの字状
    に広がる左右一対の後側縁(8) と、この左右一対の後側
    縁(8) の前端側から、該左右一対の後側縁(8) の前端側
    同士を互いに結ぶように前方に略円弧状に張り出す前縁
    (10)とを有する形状に構成し、前記左右一対の後側縁
    (8) の前端間を結ぶ線分よりも前側で装置本体(2) の底
    面に吸引管接続部(11)と吐出管接続部(12)とを並べて設
    けたことを特徴とする風呂用の循環浄化装置。
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