JPH07309752A - 免疫抑制剤 - Google Patents
免疫抑制剤Info
- Publication number
- JPH07309752A JPH07309752A JP10697694A JP10697694A JPH07309752A JP H07309752 A JPH07309752 A JP H07309752A JP 10697694 A JP10697694 A JP 10697694A JP 10697694 A JP10697694 A JP 10697694A JP H07309752 A JPH07309752 A JP H07309752A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規な免疫抑制剤を提供する。
【構成】 下記式(1)
【化1】
で表わされる6−(3−ジメチルアミノプロピオニル)
フォルスコリン又はその薬理学的に許容される塩を有効
成分として含有する免疫抑制剤。
フォルスコリン又はその薬理学的に許容される塩を有効
成分として含有する免疫抑制剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は免疫抑制剤に関する。更
に詳細には、臓器移植にともなう拒絶反応の抑制などに
適用できる、フォルスコリン誘導体を有効成分とする免
疫抑制剤に関するものである。
に詳細には、臓器移植にともなう拒絶反応の抑制などに
適用できる、フォルスコリン誘導体を有効成分とする免
疫抑制剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近において、選択性の高い薬物として
開発された免疫抑制物質は特異的にある種の免疫細胞の
サブグループを調節する作用を有する。この種の薬物で
あるシクロスポリンA(Agents and Act
ions,Vol.6,pp.468−475(197
6))は、ヘルパーT細胞クローンの増殖を選択的に阻
害するため、臓器移植の分野で著しい成果を収めたと同
時に、臨床的に広く用いられている。しかし、この薬物
を投与すると、場合により急性(又は慢性)腎中毒、軽
度の震動症、神経病変、歯肉肥厚および多毛などの副作
用が生じる欠点がある。最近発見されたFK−506
(Journal of Antibiotics,V
ol. 40,1249(1987)はマクロライド抗
生物質(C44H69NO22)であり、実験段階では免疫抑
制物質として好ましい結果が得られたが、生産プロセス
は複雑であるため、臨床での応用が制限される可能性が
ある。他方、本発明において有効成分として用いられる
化合物は、陽性変力作用、血圧降下作用及びアデニル酸
シクラーゼ活性化作用を有する後記一般式(1)で示さ
れるフォルスコリン誘導体で、公知の化合物である(特
開昭63−10783号)。本化合物が免疫抑制作用を
有することは知られていない。
開発された免疫抑制物質は特異的にある種の免疫細胞の
サブグループを調節する作用を有する。この種の薬物で
あるシクロスポリンA(Agents and Act
ions,Vol.6,pp.468−475(197
6))は、ヘルパーT細胞クローンの増殖を選択的に阻
害するため、臓器移植の分野で著しい成果を収めたと同
時に、臨床的に広く用いられている。しかし、この薬物
を投与すると、場合により急性(又は慢性)腎中毒、軽
度の震動症、神経病変、歯肉肥厚および多毛などの副作
用が生じる欠点がある。最近発見されたFK−506
(Journal of Antibiotics,V
ol. 40,1249(1987)はマクロライド抗
生物質(C44H69NO22)であり、実験段階では免疫抑
制物質として好ましい結果が得られたが、生産プロセス
は複雑であるため、臨床での応用が制限される可能性が
ある。他方、本発明において有効成分として用いられる
化合物は、陽性変力作用、血圧降下作用及びアデニル酸
シクラーゼ活性化作用を有する後記一般式(1)で示さ
れるフォルスコリン誘導体で、公知の化合物である(特
開昭63−10783号)。本化合物が免疫抑制作用を
有することは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
までの免疫抑制剤とは化学構造を異にする、新たな免疫
抑制剤を提供することである。
までの免疫抑制剤とは化学構造を異にする、新たな免疫
抑制剤を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新たな免
疫抑制剤を得ることを目的として鋭意検討した結果、前
記したフォルスコリン誘導体が免疫抑制作用を有するこ
とを見出し本発明を完成させた。
疫抑制剤を得ることを目的として鋭意検討した結果、前
記したフォルスコリン誘導体が免疫抑制作用を有するこ
とを見出し本発明を完成させた。
【0005】すなわち、本発明は、下記式(1)
【化2】 で表わされる6−(3−ジメチル−アミノプロピオニ
ル)フォルスコリン(以下本化合物という。)もしくは
その薬学的に許容しうる塩を有効成分として含有する免
疫抑制剤である。本発明の免疫抑制剤はマウスでの試験
において移植片拒絶反応を有意に抑制するものであり、
臓器の移植に伴う拒絶反応の抑制に使用しうるととも
に、自己免疫疾患の治療にも使用できるものと考えられ
る。
ル)フォルスコリン(以下本化合物という。)もしくは
その薬学的に許容しうる塩を有効成分として含有する免
疫抑制剤である。本発明の免疫抑制剤はマウスでの試験
において移植片拒絶反応を有意に抑制するものであり、
臓器の移植に伴う拒絶反応の抑制に使用しうるととも
に、自己免疫疾患の治療にも使用できるものと考えられ
る。
【0006】本化合物は特開昭63−10783号公報
に記載の方法で化学合成することができる。
に記載の方法で化学合成することができる。
【0007】すなわち、6−(3−ジメチルアミノプロ
ピオニル)−7−デアセチルフォルスコリンとジクロロ
メタンの混合液にピリジン、塩化アセチルを加え、室温
で7時間攪拌し、反応させる。反応終了後、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で塩基性にして、ジクロロメタンで
抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮
し、得られる残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精
製する。ヘキサン−エーテル(1:3)で溶出し、6−
(3−ジメチルアミノプロピオニル)フォルスコリンを
得る。
ピオニル)−7−デアセチルフォルスコリンとジクロロ
メタンの混合液にピリジン、塩化アセチルを加え、室温
で7時間攪拌し、反応させる。反応終了後、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で塩基性にして、ジクロロメタンで
抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮
し、得られる残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精
製する。ヘキサン−エーテル(1:3)で溶出し、6−
(3−ジメチルアミノプロピオニル)フォルスコリンを
得る。
【0008】上記6−(3−ジメチルアミノプロピオニ
ル)−7−デアセチルフォルスコリンは、フォルスコリ
ン、t−ブチルジメチルジクロロシラン、イミダゾー
ル、N,N−ジメチルホルムアミドを反応させ、1−
(t−ブチルジメチルシリル)−7−デアセチルフォル
スコリンを得、次いで塩化3−クロロプロピオニル、過
剰のジメチルアミン、トリフルオロ酢酸を順に反応させ
得られた7−デアセチル−(3−ジメチルアミノプロピ
オニル)フォルスコリンの7位の置換基を6位に転移さ
せることにより得られる。
ル)−7−デアセチルフォルスコリンは、フォルスコリ
ン、t−ブチルジメチルジクロロシラン、イミダゾー
ル、N,N−ジメチルホルムアミドを反応させ、1−
(t−ブチルジメチルシリル)−7−デアセチルフォル
スコリンを得、次いで塩化3−クロロプロピオニル、過
剰のジメチルアミン、トリフルオロ酢酸を順に反応させ
得られた7−デアセチル−(3−ジメチルアミノプロピ
オニル)フォルスコリンの7位の置換基を6位に転移さ
せることにより得られる。
【0009】本化合物は、薬理学的に許容し得る塩であ
ってもよい。これらの塩としては、例えば塩酸塩、臭化
水素酸塩、硫酸塩又はリン酸塩等の無機酸付加塩または
例えばギ酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、クエン
酸塩、マレイン酸塩またはフマル酸塩などの有機酸付加
塩があげられる
ってもよい。これらの塩としては、例えば塩酸塩、臭化
水素酸塩、硫酸塩又はリン酸塩等の無機酸付加塩または
例えばギ酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、クエン
酸塩、マレイン酸塩またはフマル酸塩などの有機酸付加
塩があげられる
【0010】本化合物が免疫抑制剤として用いられる場
合は、単独または賦形剤あるいは担体と混合して注射
剤、経口剤、または坐剤などとして投与される。賦形剤
及び担体としては薬剤学的に許容される通常使用される
ものが選ばれ、その種類及び組成は投与経路や投与方法
によって決まる。製剤中における本化合物の含量は製剤
の種類等により種々異なるが、通常0.1〜100重量
%、好ましくは1〜98重量%である。例えば注射剤の
場合には、通常0.1〜30重量%、好ましくは1〜1
0重量%の有効成分を含むようにするのがよい。経口投
与する場合には、通常使用される固体担体もしくは液状
担体とともに錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、液剤、
ドライシロップ剤等の形態で用いられ、カプセル剤、錠
剤、顆粒剤、粉剤等は、一般に5〜100重量%、好ま
しくは25〜98重量%の有効成分を含むようにするの
がよい。
合は、単独または賦形剤あるいは担体と混合して注射
剤、経口剤、または坐剤などとして投与される。賦形剤
及び担体としては薬剤学的に許容される通常使用される
ものが選ばれ、その種類及び組成は投与経路や投与方法
によって決まる。製剤中における本化合物の含量は製剤
の種類等により種々異なるが、通常0.1〜100重量
%、好ましくは1〜98重量%である。例えば注射剤の
場合には、通常0.1〜30重量%、好ましくは1〜1
0重量%の有効成分を含むようにするのがよい。経口投
与する場合には、通常使用される固体担体もしくは液状
担体とともに錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、液剤、
ドライシロップ剤等の形態で用いられ、カプセル剤、錠
剤、顆粒剤、粉剤等は、一般に5〜100重量%、好ま
しくは25〜98重量%の有効成分を含むようにするの
がよい。
【0011】本化合物の投与量は、患者の年令、体重、
症状、治療目的等により決定されるが治療に有効な量は
一般に、非経口投与で1〜100mg/kg・日、経口
投与で5〜500mg/kg・日である。本化合物は比
較的低毒性であり、また、連続投与による毒性の蓄積性
が小さいことが特徴である。
症状、治療目的等により決定されるが治療に有効な量は
一般に、非経口投与で1〜100mg/kg・日、経口
投与で5〜500mg/kg・日である。本化合物は比
較的低毒性であり、また、連続投与による毒性の蓄積性
が小さいことが特徴である。
【0012】
【実施例】次に、本発明の化合物の薬理作用を試験例に
より具体的に説明する。また、本発明の製剤を実施例に
より具体的に説明する。
より具体的に説明する。また、本発明の製剤を実施例に
より具体的に説明する。
【0013】試験例マウス異所性心移植モデルを用いた免疫抑制効果 〔方法〕Corryの方法(Corry RJ,Win
n HJ,Russel PS:Primary va
scularized allografts ofh
earts in mice.Transplanta
tion 1973;16:344−350)に準じ
て、抱水クロラールとジエチルエーテルによる麻酔下に
ドナーである7〜10週令のDBA/2マウスの心臓を
体外に摘出し、その肺動脈と上行大動脈とを各々レシピ
エントである7〜10週令のC57BL/6マウスの下
大動脈と腹部大動脈とに端側吻合し移植した。術後は触
診とECGとで移植心の生着を確認した。本化合物(1
塩酸塩)は0.5%カルボキシメチルセルロースに5m
g/mlになるよう懸濁させたものを、移植手術当日よ
りレシピエントに一日一回、経口で投与を開始した。 〔結果〕移植心の生着期間に及ぼす本化合物の各投与量
の影響は以下の表1の通りであった。有意差検定はlo
g−rank testで行なった。投与量の単位はm
g/kg/day、生着期間の単位はdayである。
n HJ,Russel PS:Primary va
scularized allografts ofh
earts in mice.Transplanta
tion 1973;16:344−350)に準じ
て、抱水クロラールとジエチルエーテルによる麻酔下に
ドナーである7〜10週令のDBA/2マウスの心臓を
体外に摘出し、その肺動脈と上行大動脈とを各々レシピ
エントである7〜10週令のC57BL/6マウスの下
大動脈と腹部大動脈とに端側吻合し移植した。術後は触
診とECGとで移植心の生着を確認した。本化合物(1
塩酸塩)は0.5%カルボキシメチルセルロースに5m
g/mlになるよう懸濁させたものを、移植手術当日よ
りレシピエントに一日一回、経口で投与を開始した。 〔結果〕移植心の生着期間に及ぼす本化合物の各投与量
の影響は以下の表1の通りであった。有意差検定はlo
g−rank testで行なった。投与量の単位はm
g/kg/day、生着期間の単位はdayである。
【0014】
【表1】 表1グループ 投与量 匹数 生着期間 生着中央値 有意差 1 0 13 9,9,10,10,11,11,12, 10 12,10,10,10,10,10 2 1 7 11,11,12,12,14,17,18 12 p<0.01 3 3 7 10,11,13,16,17,18,23 16 p<0.01 ──────────────────────────────────── 表1の結果から明らかなように、本化合物は1mg/k
g/day及び3mg/kg/dayの投与量におい
て、無投与分に比較して有意に移植心の生着期間を延長
させた。
g/day及び3mg/kg/dayの投与量におい
て、無投与分に比較して有意に移植心の生着期間を延長
させた。
【0015】実施例錠剤の製造 本化合物30重量部、結晶乳糖120重量部、結晶セル
ロース147重量部及びステアリン酸マグネシウム3重
量部をV型混合機で打錠し、1錠300mgの錠剤を得
た。
ロース147重量部及びステアリン酸マグネシウム3重
量部をV型混合機で打錠し、1錠300mgの錠剤を得
た。
【0016】
【発明の効果】本化合物は1mg/kg/day及び3
mg/kg/dayの投与量において、無投与群に比較
して有意に移植心の生着期間を延長させており、免疫抑
制作用を有すると考えられた。従って本化合物は臓器移
植又は皮膚移植における拒絶反応の抑制に有用であり、
また自己免疫が主たる原因と考えられる自己免疫病の治
療に有用であると思われる。
mg/kg/dayの投与量において、無投与群に比較
して有意に移植心の生着期間を延長させており、免疫抑
制作用を有すると考えられた。従って本化合物は臓器移
植又は皮膚移植における拒絶反応の抑制に有用であり、
また自己免疫が主たる原因と考えられる自己免疫病の治
療に有用であると思われる。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 で表わされる6−(3−ジメチル−アミノプロピオニ
ル)フォルスコリン又はその薬理学的に許容される塩を
有効成分として含有する免疫抑制剤。 - 【請求項2】 臓器移植あるいは皮膚移植における拒絶
反応の抑制に用いる請求項1の免疫抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10697694A JPH07309752A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 免疫抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10697694A JPH07309752A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 免疫抑制剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309752A true JPH07309752A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14447324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10697694A Pending JPH07309752A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 免疫抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07309752A (ja) |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP10697694A patent/JPH07309752A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |