JPH07309234A - 鉄道車両の車体傾斜制御装置 - Google Patents

鉄道車両の車体傾斜制御装置

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JPH07309234A
JPH07309234A JP13126594A JP13126594A JPH07309234A JP H07309234 A JPH07309234 A JP H07309234A JP 13126594 A JP13126594 A JP 13126594A JP 13126594 A JP13126594 A JP 13126594A JP H07309234 A JPH07309234 A JP H07309234A
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vehicle
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vehicle body
inclination
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Toshiaki Hirata
都史彰 平田
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 滑らかで、かつ小さな予見信号で傾斜角を目
標値に追従させると共に、目標傾斜角に対する定常偏差
を解消した鉄道車両の車体傾斜制御装置を提供する。 【構成】 車体と台車の間に車体14の傾斜制御を目的
とした流体圧作動機構2を有する鉄道車両において、軌
道の曲線データを出力する曲線情報装置5と、車両の速
度検出装置6と、車体の目標傾斜角φ(k+j)を出力
する目標傾斜角予見装置8と、車両の傾斜角検出装置4
と、積分器11及びゲインFeからなる定常偏差補償装
置10と、ゲインFfj及び加算器からなる予見フィード
フォワード制御装置9と、車両の内部状態を推定する状
態推定器13と、ゲインFb及び加算器で構成される状
態フィードバック制御装置12で車体傾斜制御装置を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、曲線路通過時に鉄道
車両の車体に発生する遠心力を抑制するのに適した鉄道
車両の車体傾斜制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両が曲線路を通過するとき遠心力
によって車体は外側に倒れようとする力が作用するの
で、乗客の乗り心地に悪影響を与える。そこで、曲線路
では外側レールを内側より高くして、いわゆるカントが
与えられ、車両を内側へ傾斜させて走行することにより
遠心力の発生を抑制している。しかし、曲線路に設ける
カント量には限度がある。そのため、高速度車両におい
ては、曲線路にカントを設けるだけでは遠心力を相殺で
きない。
【0003】前記の問題を解決するため、車体と台車の
間に流体圧作動機構を設置して、車体を台車に対し更に
強制的に傾斜させる方法がある。この場合、遠心力を相
殺するのに必要な車体傾斜角φ〔rad〕は下記1式で
得られる。
【0004】
【数1】1式
【0005】ただし、V : 走行速度〔m/se
c〕、g : 重力加速度〔m/sec2〕、R :
曲線半径〔m〕、C : カント量〔m〕、G : 軌
道間隔〔m〕である。
【0006】したがって、前記車体傾斜角φを目標値と
して、該目標値に車体傾斜角が遅れることなく追従する
ような制御装置を構成して前記流体圧作動機構を作動さ
せれば遠心力の相殺が達成できる。前記目的を達成する
ための車体傾斜制御装置の例として、特公昭62−43
896号「車体予見制御装置」の概要を図4に基づいて
説明する。
【0007】曲線情報装置30は、走行速度Vを検出す
る速度検出装置31の出力を積算した走行距離を適当な
定点検知により補正した車両の走行位置を利用して、現
在の走行位置における曲線半径R及びカント量Cを予見
装置32へ出力する。
【0008】予見装置32では、前記走行速度V、曲線
半径R及びカント量Cを用いて前記1式から車体の目標
傾斜角φ及びその微分値φ′を計算し、下記2式により
予見信号iを求める。
【0009】2式 i=βφ′ ただし、βは予見ゲインである。
【0010】前記2式で予見信号iを求める理由は、流
体圧作動機構27の作動圧の変動をほとんど零と仮定す
れば、該流体圧作動機構27は制御入力uに対して積分
特性を持つためである。図5に予見信号iの出力例を示
す。
【0011】前記2式の予見信号iを制御入力uとして
制御弁28に入力すれば、傾斜角θは目標傾斜角φに遅
れなく追従する。しかし、車両の特性変動や予見ゲイン
βの誤差等による傾斜角θの変動が考えられるので、傾
斜角検出装置29で傾斜角θを検出し、フィードバック
装置33で傾斜角偏差(φ−θ)にフィードバックゲイ
ンKを乗じた値を予見信号iに加える。したがって、制
御入力uは下記3式で与えられる。
【0012】3式 u=βφ′+K(φ−θ)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の車体傾斜制
御装置は、予見信号として目標傾斜角の微分値を用いて
いるため、緩和曲線の距離が短くなると予見信号が急峻
かつ過大となり、制御信号の飽和等による制御効果の低
下を生じる可能性がある。また、流体圧作動機構が積分
特性を持つことを仮定しているため、流体の圧縮性によ
り前記仮定が満たされない場合、特に空気圧作動機構を
用いた場合には目標傾斜角に対して定常偏差が発生す
る。
【0014】この発明は、前記従来の車体傾斜制御装置
に見られる欠点を除くため、滑らかでかつ小さな予見信
号で制御できると共に、目標傾斜角に対する定常偏差の
問題等を解決した鉄道車両の車体傾斜制御装置を提供す
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来の車体
傾斜制御装置に見られる欠点を除くべく種々と考察し
た。その結果、走行速度が一定と仮定すれば、曲線情報
装置の曲線データを利用して目標傾斜角の未来値を求め
ることができる。したがって、目標傾斜角の現在値及び
未来値から予見信号を構成すれば、緩和曲線に入る前か
ら傾斜制御を開始することができ、滑らかでかつ小さな
予見信号で制御できるので、従来法に見られる制御効果
の低下を防止し、かつ制御のため消費するエネルギーも
低減することができる。
【0016】また、制御装置に傾斜角の偏差を積分する
機能を追加すれば、目標傾斜角に対する定常偏差の問題
を解決できる。更に、傾斜角の偏差のフィードバックに
代わり制御対象となる車両の内部状態をフィードバック
する構成とすれば、より広範囲の特性変動に対応できる
ことを知り得た。この発明はこの知見に基づいて完成さ
れたものである。
【0017】すなわち、この発明は、車体と台車の間に
車体の傾斜制御を目的とした流体圧作動機構を有する鉄
道車両において、該車両の現走行位置から一定時間先の
位置までの軌道の曲線データを出力する曲線情報装置
と、前記車両の走行速度を検出する速度検出装置と、前
記曲線データ及び走行速度を用いて前記車両の現走行位
置から一定時間先の位置までの車体の目標傾斜角を出力
する目標傾斜角予見装置と、前記車両の傾斜角を検出す
る傾斜角検出装置と、積分器及びゲインから構成され前
記目標傾斜角予見装置で得られた現走行位置での目標傾
斜角に対する前記傾斜角検出装置で得られた傾斜角の定
常偏差を補償する機能を有する定常偏差補償装置と、ゲ
イン及び加算器で構成され前記目標傾斜角予見装置で得
られた現走行位置から一定時間先の位置までの目標傾斜
角の線形和を出力する予見フィードフォワード制御装置
と、前記傾斜角検出装置で得られた傾斜角から前記車両
の内部状態を推定する状態推定器と、ゲイン及び加算器
で構成され車両の内部状態の線形和を出力する状態フィ
ードバック制御装置で構成した鉄道車両の車体傾斜制御
装置である。
【0018】
【作用】この発明による鉄道車両の車体傾斜制御装置の
概要を図1に示す。先ず、曲線情報装置5で現時点での
曲線半径R(k)とカント量C(k)及び現時点からj
Δt秒後(Δtは制御周期、j=1、2、…、N)の曲
線半径R(k+j)とカント量C(k+j)を出力す
る。
【0019】次に、目標傾斜角予見装置8により、曲線
半径R(k+j)、カント量C(k+j)及び速度検出
装置6で検出された現時点での走行速度V(k)を用い
て、目標傾斜角φ(k+j)を下記4式で計算する。
【0020】
【数2】4式
【0021】予見フィードフォワード制御装置9では、
予見信号uf(k)を下記5式に示す目標傾斜角φ(k
+j)の線形和で求める。ここで、Ffjはフィードフォ
ワードゲインである。
【0022】
【数3】5式
【0023】定常偏差補償装置10は積分器11と定常
偏差補償ゲインFeから構成され、現時点の傾斜目標値
φ(k)と傾斜角検出装置4で検出した傾斜角θ(k)
との偏差から定常偏差補償信号ue(k)を下記6式で
求める。
【0024】6式 ue(k)=ue(k−1)+Fe{φ(k)−θ
(k)}
【0025】状態フィードバック制御装置12では、ま
ず状態推定器13で、車両1、流体圧作動機構2、制御
弁3、傾斜角検出装置4から構成されるn個の制御対象
の内部状態x(k)=〔x1(k)、x2(k)、…、x
n(k)〕Tを傾斜角θ(k)及び制御入力u(k)から
推定する。
【0026】次に、状態フィードバック制御信号u
b(k)を下記7式に示す内部状態の線形和で求める。
ここで、Fbは状態フィードバックゲインである。
【0027】7式 ub(k)=Fbx(k)
【0028】以上により、制御弁3への制御入力u
(k)は予見信号uf(k)、定常偏差補償信号u
e(k)及び状態フィードバック制御信号ub(k)の和
となる。なお、流体圧作動機構2としては、車体と台車
の間の左右側に設置されている支持装置に併設する形で
空気ばね、空気圧シリンダ、油圧シリンダ等が使用でき
る。また、空気ばねを流体圧作動機構として使用する場
合には、以下の実施例に示すように支持装置と兼用させ
ることも可能である。
【0029】前記のごとく、この発明は予見フィードフ
ォワードにより、目標傾斜角の未来値を積極的に予見信
号に取り入れることができ、滑らかでかつ小さな予見信
号で傾斜角を目標値に追従させることができる。また、
定常偏差補償と状態フィードバックにより、車体傾斜機
構の積分特性が満足されない場合でも良好な追従性が得
られる。
【0030】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、この発明の鉄道
車両の車体制御装置を説明する。
【0031】流体圧作動機構として、車体14と台車1
5の間に設置され、車体14を支持する空気ばね16を
用い、各空気ばね16に対設した比例流量制御弁17を
通して給排気を行ない、当該空気ばね16を伸縮させて
車体を傾斜させるように構成する。
【0032】車両の走行速度の検出は、車軸に設置した
速度発電機19で得られる速度パルスから速度カウンタ
20で行なうように設ける。また、傾斜角の検出は、空
気ばね16と並列に設置された高さセンサ18で行なう
ように設ける。
【0033】そして、前記速度カウンタ20及び高さセ
ンサ18の出力は、制御コンピュータ21に入力し、こ
こで以下の演算が行なわれ、比例流量制御弁17への制
御信号u1(k)、u2(k)が求められるように構成さ
れる。
【0034】制御コンピュータ21内では、まずA/D
変換装置22でディジタル信号に変換される。傾斜角θ
(k)は高さセンサ18の出力h1(k)及びh2(k)
から傾斜角演算器23で下記8式により計算される。
【0035】8式 θ(k)={h1(k)−h2(k)}/b ただし、bはセンサ間の水平距離である。
【0036】前記4式〜7式の演算により得た予見信号
f(k)、定常偏差補償信号ue(k)、状態フィード
バック制御信号ub(k)から制御入力u(k)を求め
た後、制御入力分配装置24で比例流量制御弁17への
制御信号u1(k)、u2(k)を下記9式により求め
る。
【0037】9式 u1(k)=u(k) u2(k)=−u(k)
【0038】前記5式のフィードフォワードゲイン
fj、6式の定常偏差補償ゲインFe及び7式の状態フ
ィードバックゲインFbは、最適レギュレータ理論を応
用して次のようにして求める。
【0039】まず、制御対象の動特性を下記10式の状
態方程式で表す。
【0040】10式 x(k+1)=Ax(k)+Bu(k) θ(k)=Cx(k)
【0041】次に、内部状態x(k)及び制御入力u
(k)の差分Δx(k)及びΔu(k)、目標傾斜角φ
(k)の差分Δφ(k)、目標傾斜角φ(k)に対する
傾斜角θ(k)の偏差e(k)を下記11式で定義す
る。
【0042】11式 Δx(k)=x(k)−x(k−1) Δu(k)=u(k)−u(k−1) Δφ(k)=φ(k)−φ(k−1) e(k)=φ(k)−θ(k)
【0043】前記11式を用いて、新たな内部状態X
(k)=[e(k) ΔxT(k)]Tに関する下記12
式の状態方程式を作成する。
【0044】12式 X(k+1)=AxX(k)+BxΔu(k)+BRΔφ
(k+1)
【0045】ここで、12式に対するフィードバックと
して下記13式を考え、更に14式で示す2次形式の評
価関数Jを最小にするようなFx及びFR(j)を求め
る。
【0046】
【数4】13式
【0047】
【数5】14式
【0048】14式のQ及びRは、適当な重みである。
また、前記Jを最小とするFx及びFR(j)は下記15
式で求められる。
【0049】15式 Fx =−(R+Bx TPBx-1x TPAxR(j)=−(R+Bx TPBx-1x T(Ax+B
xxj-1PBR ただし、行列Pは下記16式のリッカチ方程式の解であ
る。
【0050】16式 P=Q+Ax TPAx−Ax TPBx(R+Bx TPBx-1x
TPAx
【0051】このとき、行列(Ax+Bxx)を安定行
列とできるので、k→∞としたときX(k)→0、すな
わちe(k)→0及びΔx(k)→0となり、定常偏差
の補償と制御対象の安定化が達成できる。
【0052】更に、前記12式を変形すると、制御入力
u(k)に関する下記17式が得られるので、ゲインF
fj、Fe及びFbを下記18式で与えればよい。
【0053】
【数6】17式
【0054】18式 Ffj=R(j) (j=1、2、…、N)、 Ff0
0 Fe=Fx1b=Fx2
【0055】状態推定器13の設計はオブザーバ理論に
基づいて行なう。すなわち、前記10式で表現される制
御対象に基づき、下記19式の形の状態推定器を構成す
る。
【0056】19式 x(k+1)=(A−KC)x(k)+Bu(k)+K
θ(k)
【0057】ここで、Kはオブザーバゲインであり、行
列(A−KC)が安定行列となるように設定する。
【0058】前記実施例による制御結果を従来技術と比
較して図3に示す。図(a)は従来技術を本発明の前記
実施例に適用した場合の目標傾斜角φ及び実際の傾斜角
θの変化を示し、また図(b)は本発明の実施例におけ
る目標傾斜角φ及び実際の傾斜角θの変化を示し、更に
図(c)は本発明の実施例(実線で示す)と従来技術
(破線で示す)との予見信号を比較して示すものであ
る。
【0059】図(a)と図(b)の目標傾斜角φ及び実
際の傾斜角θの変化を比較するに、従来技術では空気ば
ねの圧縮性の影響を受け傾斜角θに定常偏差が残ってい
るが、本発明では定常偏差がなく目標傾斜角φに追従し
ていることがわかる。また、図(c)の予見信号を見る
に、本発明では緩和曲線に入る前から信号が立ち上が
り、従来技術による信号に比べ滑らかで、かつ小さいこ
とがわかる。
【0060】
【発明の効果】この発明は以上説明したごとく、予見フ
ィードフォワードにより目標傾斜角の未来値を積極的に
予見信号に取り入れることができ、従来技術に比べ滑ら
かで、かつ小さな予見信号で傾斜角を目標値に追従させ
ることができる。また、定常偏差補償と状態フィードバ
ックにより、車体傾斜機構の積分特性が満足されない場
合でも良好な追従性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による鉄道車両の車体傾斜制御装置の
概要を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例における鉄道車両の車体傾斜
制御装置の概要を示す説明図である。
【図3】この発明の実施例における曲線路での制御結果
を従来技術と比較して示すグラフで、図(a)は従来技
術を本発明の実施例に実施した場合の目標傾斜角φ及び
実際の傾斜角θの変化を示し、図(b)は本発明の実施
例における目標傾斜角φ及び実際の傾斜角θの変化を示
し、図(c)は本発明の実施例(実線で示す)と従来技
術(破線で示す)との予見信号を比較して示す。
【図4】従来の鉄道車両の車体傾斜制御装置の一例にお
ける概要を示すブロック図である。
【図5】図4の従来の鉄道車両の車体傾斜制御装置にお
ける曲線路での制御結果を示すグラフで、図(a)は目
標傾斜角φの変化を示し、図(b)は予見信号iの変化
を示す。
【符号の説明】
1 車両 2 流体圧作動機構 3 制御弁 4 傾斜角検出装置 5 曲線情報装置 6 速度検出装置 8 目標傾斜角予見装置 9 予見フィードフォワード制御装置 10 定常偏差補償装置 11 積分器 12 状態フィードバック制御装置 13 状態推定器 14 車体 15 台車 16 空気ばね 17 比例流量制御弁 18 高さセンサ 19 速度発電機 20 速度カウンタ 21 制御コンピュータ 22 A/D変換装置 23 傾斜角演算器 24 制御入力分配装置 25 D/A変換装置 26 車両 27 流体圧作動機構 28 制御弁 29 傾斜角検出装置 30 曲線情報装置 31 速度検出装置 32 予見装置 33 フィードバック装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と台車の間に車体の傾斜制御を目的
    とした流体圧作動機構を有する鉄道車両において、該車
    両の現走行位置から一定時間先の位置までの軌道の曲線
    データを出力する曲線情報装置と、前記車両の走行速度
    を検出する速度検出装置と、前記曲線データ及び走行速
    度を用いて前記車両の現走行位置から一定時間先の位置
    までの車体の目標傾斜角を出力する目標傾斜角予見装置
    と、前記車両の傾斜角を検出する傾斜角検出装置と、積
    分器及びゲインから構成され前記目標傾斜角予見装置で
    得られた現走行位置での目標傾斜角に対する前記傾斜角
    検出装置で得られた傾斜角の定常偏差を補償する機能を
    有する定常偏差補償装置と、ゲイン及び加算器で構成さ
    れ前記目標傾斜角予見装置で得られた現走行位置から一
    定時間先の位置までの目標傾斜角の線形和を出力する予
    見フィードフォワード制御装置と、前記傾斜角検出装置
    で得られた傾斜角から前記車両の内部状態を推定する状
    態推定器と、ゲイン及び加算器で構成され車両の内部状
    態の線形和を出力する状態フィードバック制御装置で構
    成した鉄道車両の車体傾斜制御装置。
JP13126594A 1994-05-19 1994-05-19 鉄道車両の車体傾斜制御装置 Pending JPH07309234A (ja)

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