JPH07309036A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07309036A
JPH07309036A JP10547394A JP10547394A JPH07309036A JP H07309036 A JPH07309036 A JP H07309036A JP 10547394 A JP10547394 A JP 10547394A JP 10547394 A JP10547394 A JP 10547394A JP H07309036 A JPH07309036 A JP H07309036A
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JP
Japan
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pulse width
pulse
delay time
generating
semiconductor laser
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JP10547394A
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English (en)
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Masaaki Ishida
雅章 石田
Hidetoshi Ema
秀利 江間
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイポーラデバイスでパルス幅生成部を構成
するようにした画像形成装置を提供する。 【構成】 パルス幅のことなる複数のパルス幅を生成す
るパルス幅生成手段を有し、該パスル幅生成手段により
生成された複数のパルス幅により、前記半導体レーザの
光強度と同時にパルス幅変調を行うものである。前記パ
ルス幅生成手段は、最小のパルス幅を生成する第1の遅
延時間生成回路11a,12a,13aと、該最小の複
数倍のパルス幅を生成する第2の遅延時間生成回路11
b,12b,13bとの2系統所有し、前記第1及び第
2の遅延時間生成回路の出力を論理積14a〜14cも
しくは論理和15a〜15cを介してマルチプレクサ1
6に入力することにより、最小のパルス幅の異なる2つ
のパルス幅を出力する。発振回路やフリップフロップを
用いることなく、簡便な構成で容易にパルス幅の異なる
2つのパルス幅を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
より詳細には、レーザプリンタや光ディスク装置,デジ
タル複写機,光通信装置等における光源として用いられ
る半導体レーザの光出力を制御する半導体レーザ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザは、極めて小型であって、
かつ駆動電流により高速に直接変調を行うことができる
ので、近年、レーザプリンタ,光ディスク装置,デジタ
ル複写機等の光源として広く使用されている。しかし、
半導体レーザの駆動電流と光出力の関係は、温度により
著しく変化するので、半導体レーザの光強度を所望の値
に設定しようとする場合に問題となる。この問題を解決
して、半導体レーザの利点を活かすために、従来、さま
ざまなAPC(Automatic Power Control)回路が提案
されている。このAPC回路は、大きく次の3つの方式
に分類できる。
【0003】(1)半導体レーザの光出力を受光素子に
よりモニターし、この受光素子に発生する半導体レーザ
の光出力に比例する受光電流に比例する信号と、発光レ
ベル指令信号とが等しくなるように、常時、半導体レー
ザの順方向電流を制御する光電気負帰還ループにより、
半導体レーザの光出力を所望の値に制御する方式。 (2)パワー設定期間内には半導体レーザの光出力を受
光素子によりモニターし、この受光素子に発生する受光
電流(半導体レーザの光出力に比例する)に比例する信
号と、発光レベル指令信号とが等しくなるように半導体
レーザの順方向電流を制御し、パワー設定期間外にはパ
ワー設定期間で設定した半導体レーザの順方向電流の値
を保持することにより、半導体レーザの光出力を所望の
値に制御するとともに、パワー設定期間外にはパワー設
定期間で設定した半導体レーザの順方向電流を情報に基
づいて変調することにより、半導体レーザの光出力に情
報を載せる方式。 (3)半導体レーザの温度を測定し、その測定した温度
信号によって半導体レーザの順方向電流を制御したり、
または半導体レーザの温度を一定とするように制御した
りして、半導体レーザの光出力を所望の値に制御する方
式。
【0004】半導体レーザの光出力を所望の値とするた
めには、前記(1)の方式が望ましいが、受光素子の動
作速度,光電気負帰還ループを構成している増幅素子の
動作速度等の限界により、制御速度に限界が生じる。た
とえば、この制御速度の目安として、光電気負帰還ルー
プの開ループでの交叉周波数を考慮した場合、この交叉
周波数をf0としたとき、半導体レーザの光出力のステ
ップ応答特性は次のように近似できる。 Pout=P0{1−exp(−2πf0t)} Pout:半導体レーザの光出力 P0:半導体レーザの設定された光強度 t:時間
【0005】半導体レーザの多くの使用目的では、半導
体レーザの光出力を変化させた直後から、設定された時
間τ0が経過するまでの全光量(光出力の積分値∫Poutd
t)が所定の値となることが必要とされ、以下のような
式となる。 ∫Poutdt=P0・t0{1−1/2πf00[1−exp(−
2πf00)]} 仮に、τ0=50nS、誤差の許容範囲を0.4%とした
場合、f0>800MHZとしなければならず、これは極め
て困難である。
【0006】また、前記(2)の方式では、(1)の方
式の上記問題は発生せず、半導体レーザを高速に変調す
ることが可能であるので、多く使用されている。しかし
ながら、この(2)の方式は、半導体レーザの光出力を
常時制御しているわけではないので、外乱等により容易
に半導体レーザの光量変動を生じる。外乱としては、例
えば、半導体レーザのドウループ特性があり、半導体レ
ーザの光量は、このドウループ特性により容易に数%程
度の誤差が生じてしまう。半導体レーザのドウループ特
性を抑制する試みとして、半導体レーザの熱時定数に半
導体レーザ駆動電流の周波数特性を合わせ補償する方法
などが提案されているが、半導体レーザの熱時定数は各
半導体レーザ毎に個別にバラツキがあり、また、半導体
レーザの周囲環境により異なる等の問題がある。また、
その他、光ディスク装置などにおいて問題とされる半導
体レーザの戻り光の影響による光量変動などの問題があ
る。
【0007】この点を解決するために、例えば、特開
平2−205086号公報のものが提案されている。こ
の公報では、半導体レーザの光出力を受光素子によりモ
ニターし、その出力と発光レベル指令信号とが等しくな
るように、常時半導体レーザの順方向電流を制御する光
電気負帰還ループと、発光レベル指令信号を半導体レー
ザの順方向電流に変換する変換手段とを有し、前記光電
気負帰還ループの制御電流と前記変換手段により生成さ
れた電流の和または差の電流によって、半導体レーザの
光出力を制御するものである。また、特開平5−67
833号公報においては、前記内容を集積化しうる回路
構成としたことにより、光電気負帰還ループの設計の容
易さや集積化を可能にする半導体レーザ制御装置が提案
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載されている半導体レーザ制御装置の内容は、
主に、半導体レーザの光出力制御に主眼がおかれてお
り、レーザプリンタやデジタル複写機等の光源としての
半導体レーザ制御装置としては不十分なものであった。
また、公報においては、C−MOSデバイスを用いて
IC化によりパルス幅を簡便に生成し、バイポーラデバ
イスを用いてIC化による光電気負帰還ループの設計を
容易にし、さらに、両ICと半導体レーザをより有効に
接続する手段や、検査法を提供することで、レーザプリ
ンタやデジタル複写機等の光源としての半導体レーザの
制御装置の具体的構成を提供している。
【0009】また、前記内容は、ICをC−MOSデバ
イスとバイポーラデバイスの両方を用いて2つのICも
しくはBiCMOSプロセスを用いる構成には有効であ
るが、さらに省スペース,小型,ローコストを考える場
合には、1チップ、それもBiCMOSプロセスのよう
にコストの非常にかかるデバイスでない構成が必要であ
る。それには、前記パルス幅生成部と半導体レーザの光
電気負帰還ループ部の両方をC−MOSデバイスもしく
はバイポーラデバイスのどちらかで実現する必要があ
る。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、バイポーラデバイスでパルス幅生成部を構成
するようにした画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)パルス幅の異なる複数のパルス幅
を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを
制御し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス
幅生成手段により生成された複数のパルス幅により、前
記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画
像形成装置において、前記パルス幅生成手段は、最小の
パルス幅△Tを生成する第1の遅延時間生成回路と、該
最小のパルス幅の複数倍のパルス幅を生成する第2の遅
延時間生成回路との2系統所有し、前記第1及び第2の
遅延時間生成回路の出力を論理積もしくは論理和を介し
てマルチプレクサに入力することにより、最小のパルス
幅△Tの異なる2つのパルス幅を出力する構成としたこ
と、或いは、(2)パルス幅の異なる複数のパルス幅を
生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制
御し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅
生成手段により生成された複数のパルス幅により、前記
半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像
形成装置において、前記パルス幅生成手段は、フリップ
フロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を
構成し、該1パルス幅生成部を複数所有し、該1パルス
幅生成部の出力をマルチプレクサに入力することによ
り、最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異なる2つのパ
ルス幅を出力する構成としたこと、或いは、(3)パル
ス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手
段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する制御・変
調手段とを有し、前記パルス幅生成手段により生成され
た複数のパルス幅により、前記半導体レーザの光強度と
同時にパルス幅変調を行う画像形成装置において、前記
パルス幅生成手段は、フリップフロップと遅延時間生成
回路により1パルス幅生成部を構成し、該1パルス幅生
成部を複数所有し、該1パルス幅生成部の出力をマルチ
プレクサに入力することにより、最小のパルス幅△Tだ
けパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成と
し、前記パルス幅生成手段を2系統所有すること、或い
は、(4)パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成する
パルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変
調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段
により生成された複数のパルス幅により、前記半導体レ
ーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置
において、前記パルス幅生成手段は、フリップフロップ
と遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を構成し、
該1パルス幅生成部を複数所有し、パルス選択データに
従って前記1パルス幅生成部において1パルス幅を生成
し、該1パルス幅生成部の出力を2パルス生成部を介す
ることにより、最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異な
る2つのパルス幅を出力する構成としたこと、或いは、
(5)パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパル
ス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調す
る制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段によ
り生成された複数のパルス幅により、前記半導体レーザ
の光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置にお
いて、前記パルス幅生成手段は、2個のフリップフロッ
プと、複数の遅延時間発生部より生成する遅延時間をマ
ルチプレクサを介してパルス選択データに従って1つの
遅延時間を選択する遅延時間生成回路とを2個所有する
ことにより、最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異なる
2つのパルス幅を出力する構成としたこと、或いは、
(6)パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパル
ス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調す
る制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段によ
り生成された複数のパルス幅により、前記半導体レーザ
の光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置にお
いて、前記パルス幅生成手段は、2個のフリップフロッ
プと、複数の遅延時間発生部より生成する遅延時間を2
個のマルチプレクサを介してパルス選択データに従って
2つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路とを所有す
ることにより、最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異な
る2つのパルス幅を出力する構成としたこと、或いは、
(7)パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパル
ス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調す
る制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段によ
り生成された複数のパルス幅により、前記半導体レーザ
の光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置にお
いて、前記パルス幅生成手段は、2個のフリップフロッ
プと、複数の遅延時間発生部より生成する遅延時間を2
個のマルチプレクサを介してパルス選択データに従って
2つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路とを所有す
ることにより、最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異な
る2つのパルス幅を出力する構成とし、前記パルス幅生
成手段を2系統所有すること、或いは、(8)パルス幅
の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段
と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する制御・変調
手段とを有し、前記パルス幅生成手段により生成された
複数のパルス幅により、前記半導体レーザの光強度と同
時にパルス幅変調を行う画像形成装置において、前記パ
ルス幅生成手段は、2個のフリップフロップと、最小遅
延時間△Tの奇数倍の遅延時間を生成する遅延時間生成
部と、最小遅延時間△Tの偶数倍の遅延時間を生成する
遅延時間生成部とを所有し、それぞれマルチプレクサを
介してパルス選択データに従い、△Tだけパルス幅の異
なる2つのパルス幅を出力する構成としたこと、或い
は、(9)パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成する
パルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変
調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段
により生成された複数のパルス幅により、前記半導体レ
ーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置
において、前記パルス幅生成手段は、2個のフリップフ
ロップと、最小遅延時間△Tの2のべき乗倍の遅延時間
を生成する遅延時間生成部と、その遅延時間生成をパル
ス幅選択データに従ってスイッチングするスイッチ回路
とにより構成され、△Tだけパルス幅の異なる2つのパ
ルス幅を出力する構成としたこと、或いは、(10)パ
ルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生成
手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する制御・
変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段により生成さ
れた複数のパルス幅により、前記半導体レーザの光強度
と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置において、前
記パルス幅生成手段は、2個のフリップフロップと、最
小遅延時間△Tの2のべき乗倍の遅延時間を生成する遅
延時間生成部と、その遅延時間生成をパルス幅選択デー
タに従ってスイッチングするスイッチ回路とにより構成
され、△Tだけパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力
する構成とし、前記パルス幅生成手段を2系統所有する
こと、或いは、(11)パルス幅の異なる複数のパルス
幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザ
を制御し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パル
ス幅生成手段により生成された複数のパルス幅により、
前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う
画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を構成す
る遅延時間生成部を、エミッタフォロワ動作を行うトラ
ンジスタのエミッタとグランド間に容量を接続し、前記
トランジスタに流す電流を制御することにより、所望の
遅延時間を生成する構成としたこと、或いは、(12)
パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生
成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する制御
・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段により生成
された複数のパルス幅により、前記半導体レーザの光強
度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置において、
前記パルス幅生成手段を構成する遅延時間生成部を、差
動回路を構成するトランジスタのコレクタと電源電圧間
に容量を接続し、前記トランジスタのコレクタに前記コ
レクタ電位のスイング量を規定するスイング量規定回路
を接続し、前記トランジスタに流す電流を制御すること
により所望の遅延時間を生成する構成としたこと、或い
は、(13)パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成す
るパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、
変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手
段により生成された複数のパルス幅により、前記半導体
レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装
置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延時間
生成部を、差動回路を構成するトランジスタのベースー
コレクタ間に容量を接続し、前記トランジスタに流す電
流を制御することにより所望の遅延時間を生成する構成
としたこと、或いは、(14)パルス幅の異なる複数の
パルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体
レーザを制御し、変調する制御・変調手段とを有し、前
記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅に
より、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調
を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を
構成する遅延時間生成部を、エミッタフォロワ動作を行
うトランジスタのエミッタとグランド間に容量を接続
し、前記トランジスタに流す電流を制御することにより
所望の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間の制
御を積分回路を用いて構成したこと、或いは、(15)
パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生
成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する制御
・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段により生成
された複数のパルス幅により、前記半導体レーザの光強
度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置において、
前記パルス幅生成手段を構成する遅延時間生成部を、エ
ミッタフォロワ動作を行うトランジスタのエミッタとグ
ランド間に容量を接続し、前記トランジスタに流す電流
を制御することにより所望の遅延時間を生成する構成と
し、その遅延時間の制御を位相比較回路を用いて構成し
たこと、或いは、(16)パルス幅の異なる複数のパル
ス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レー
ザを制御し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パ
ルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を構
成する遅延時間生成部を、差動回路を構成するトランジ
スタのコレクタと電源電圧間に容量を接続し、前記トラ
ンジスタのコレクタに前記コレクタ電位のスイング量を
規定するスイング量規定回路を接続し、前記トランジス
タに流す電流を制御することにより所望の遅延時間を生
成する構成とし、その遅延時間の制御を積分回路を用い
て構成したこと、或いは、(17)パルス幅の異なる複
数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半
導体レーザを制御し、変調する制御・変調手段とを有
し、前記パルス幅生成手段により生成された複数のパル
ス幅により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス
幅変調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成
手段を構成する遅延時間生成部を、差動回路を構成する
トランジスタのコレクタと電源電圧間に容量を接続し、
前記トランジスタのコレクタに前記コレクタ電位のスイ
ング量を規定するスイング量規定回路を接続し、前記ト
ランジスタに流す電流を制御することにより所望の遅延
時間を生成する構成とし、その遅延時間の制御を位相比
較回路を用いて構成したこと、或いは、(18)パルス
幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段
と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する制御・変調
手段とを有し、前記パルス幅生成手段により生成された
複数のパルス幅により、前記半導体レーザの光強度と同
時にパルス幅変調を行う画像形成装置において、前記パ
ルス幅生成手段を構成する遅延時間生成部を、差動回路
を構成するトランジスタのベースーコレクタ間に容量を
接続し、前記トランジスタに流す電流を制御することに
より所望の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間
の制御を積分回路を用いて構成したこと、或いは、(1
9)パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス
幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する
制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段により
生成された複数のパルス幅により、前記半導体レーザの
光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置におい
て、前記パルス幅生成手段を構成する遅延時間生成部
を、差動回路を構成するトランジスタのベースーコレク
タ間に容量を接続し、前記トランジスタに流す電流を制
御することにより所望の遅延時間を生成する構成とし、
その遅延時間の制御を位相比較回路を用いて構成したこ
とを特徴としたものである。
【0012】
【作用】前記構成を有する本発明の画像形成装置は、パ
ルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生成
手段と、被駆動半導体レーザを制御し、変調する制御・
変調手段とを有し、前記パルス幅生成手段により生成さ
れた複数のパルス幅により、前記半導体レーザの光強度
と同時にパルス幅変調を行う画像形成装置であり、 (1)前記パルス幅生成手段を最小のパルス幅△Tを生
成する遅延時間生成回路と、その複数倍のパルス幅を生
成する遅延時間生成回路を2系統所有し、その出力を論
理積もしくは論理和を介してマルチプレクサに入力する
ことにより、△Tパルス幅の異なる2つのパルス幅を出
力する構成としたので、発振回路やフリップフロップを
用いることなく、簡便な構成で容易に△Tパルス幅の異
なる2つのパルス幅を出力するパルス幅生成手段を有す
る画像形成装置を実現できる。
【0013】(2)前記パルス幅生成手段をフリップフ
ロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を構
成し、前記1パルス幅生成部を複数所有し、その出力を
マルチプレクサに入力することにより、最小のパルス幅
△Tだけパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構
成としたので、発振回路を用いることなく、同期のとれ
た△Tパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力し、半導
体レーザのパルス幅パワー混合変調方式に最適なパルス
幅生成手段を有する画像形成装置を実現できる。
【0014】(3)前記パルス幅生成手段をフリップフ
ロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を構
成し、該1パルス幅生成部を複数所有し、その出力をマ
ルチプレクサに入力することにより、最小のパルス幅△
Tだけパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成
とし、前記パルス幅生成手段を2系統所有するので、発
振回路を用いることなく、同期のとれた△Tパルス幅の
異なる2つのパルス幅を出力し、半導体レーザのパルス
幅パワー混合変調方式に最適なパルス幅生成手段を実現
でき、かつ左右両パルスを得ることにより、ドット集中
型で再現性の良い画像を得ることができる高解像度,高
精度の画像形成装置を実現できる。
【0015】(4)前記パルス幅生成手段をフリップフ
ロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を構
成し、該1パルス幅生成部を複数所有し、パルス選択デ
ータに従って、前記1パルス幅生成部において1パルス
幅を生成し、その出力を2パルス生成部を介することに
より、最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異なる2つの
パルス幅を出力する構成とするので、発振回路を用いる
ことなく、同期のとれた△Tパルス幅の異なる2つのパ
ルス幅を出力し、半導体レーザのパルス幅パワー混合変
調方式に最適なパルス幅生成手段を有する画像形成装置
を実現できる。
【0016】(5)前記パルス幅生成手段を2個のフリ
ップフロップと、複数の遅延時間発生部より生成する遅
延時間をマルチプレクサを介してパルス選択データに従
って1つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路を2個
所有することにより、最小のパルス幅△Tだけパルス幅
の異なる2つのパルス幅を出力する構成とするので、発
振回路を用いることなく、同期のとれた△Tパルス幅の
異なる2つのパルス幅を出力し、半導体レーザのパルス
幅パワー混合変調方式に最適なパルス幅生成手段を有す
る画像形成装置を実現できる。
【0017】(6)前記パルス幅生成手段を2個のフリ
ップフロップと、複数の遅延時間発生部より生成する遅
延時間を2個のマルチプレクサを介してパルス選択デー
タに従って2つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路
を所有することにより、最小のパルス幅△Tだけパルス
幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成とするので、
発振回路を用いることなく、同期のとれた△Tパルス幅
の異なる2つのパルス幅を出力し、半導体レーザのパル
ス幅パワー混合変調方式に最適なパルス幅生成手段を有
する画像形成装置を実現できる。
【0018】(7)前記パルス幅生成手段を2個のフリ
ップフロップと、複数の遅延時間発生部より生成する遅
延時間を2個のマルチプレクサを介してパルス選択デー
タに従って2つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路
を所有することにより、最小のパルス幅△Tだけパルス
幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成とし、前記パ
ルス幅生成手段を2系統所有するので、発振回路を用い
ることなく、同期のとれた△Tパルス幅の異なる2つの
パルス幅を出力し、半導体レーザのパルス幅パワー混合
変調方式に最適なパルス幅生成手段を実現でき、かつ左
右両パルスを得ることにより、ドット集中型で再現性の
良い画像を得ることができる高解像度,高精度の画像形
成装置を実現できる。
【0019】(8)前記パルス幅生成手段を2個のフリ
ップフロップと、最小遅延時間△Tの奇数倍の遅延時間
を生成する遅延時間生成部と、最小遅延時間△Tの偶数
倍の遅延時間を生成する遅延時間生成部とを所有し、そ
れぞれマルチプレクサを介し、パルス選択データに従
い、△Tだけパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力す
る構成とするので、発振回路を用いることなく、同期の
とれた△Tパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力し、
半導体レーザのパルス幅パワー混合変調方式に最適なパ
ルス幅生成手段を有する画像形成装置を実現できる。
【0020】(9)前記パルス幅生成手段を2個のフリ
ップフロップと、最小遅延時間△Tの2のべき乗倍の遅
延時間を生成する遅延時間生成部と、その遅延時間生成
をパルス幅選択データに従ってスイッチングするスイッ
チ回路により構成し、△Tだけパルス幅の異なる2つの
パルス幅を出力する構成とするので、発振回路を用いる
ことなく、同期のとれた△Tパルス幅の異なる2つのパ
ルス幅を出力し、半導体レーザのパルス幅パワー混合変
調方式に最適なパルス幅生成手段を有する画像形成装置
を実現できる。
【0021】(10)前記パルス幅生成手段を2個のフ
リップフロップと、最小遅延時間△Tの2べき乗倍の遅
延時間を生成する遅延時間生成部と、その遅延時間生成
をパルス幅選択データに従ってスイッチングするスイッ
チ回路により構成し、△Tだけパルス幅の異なる2つの
パルス幅を出力する構成とし、前記パルス幅生成手段を
2系統所有するので、発振回路を用いることなく、同期
のとれた△Tパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力
し、半導体レーザのパルス幅パワー混合変調方式に最適
なパルス幅生成手段を実現でき、かつ左右両パルスを得
ることにより、ドット集中型で再現性の良い画像を得る
ことができる高解像度,高精度の画像形成装置を実現で
きる。
【0022】(11)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成を、エミッタフォロワ動作を行う
トランジスタのエミッタとグランド間に容量を接続し、
前記トランジスタに流す電流を制御することにより、所
望の遅延時間を生成する構成とするので、簡単な回路構
成で集積化に適した遅延時間生成部を実現でき、小型
化,ローコスト化が達成できる画像形成装置を実現でき
る。
【0023】(12)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成を、差動回路を構成するトランジ
スタのコレクタと電源電圧間に容量を接続し、前記トラ
ンジスタのコレクタに前記コレクタ電位のスイング量を
規定するスイング量規定回路を接続し、前記トランジス
タに流す電流を制御することにより、所望の遅延時間を
生成する構成とするので、簡単な回路構成で集積化に適
した遅延時間生成部を実現でき、小型化,ローコスト化
が達成できる画像形成装置を実現できる。 (13)前記パルス幅生成手段を構成する遅延時間生成
部の構成を差動回路を構成するトランジスタのベースー
コレクタ間に容量を接続し、前記トランジスタに流す電
流を制御することにより、所望の遅延時間を生成する構
成とするので、簡単な回路構成で集積化に適した遅延時
間生成部を実現でき、小型化,ローコスト化が達成でき
る画像形成装置を実現できる。
【0024】(14)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成をエミッタフォロワ動作を行うト
ランジスタのエミッタとグランド間に容量を接続し、前
記トランジスタに流す電流を制御することにより、所望
の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間の制御を
積分回路を用いて構成するので、簡単な回路構成で集積
化に適し、高精度に制御された遅延時間生成部を実現で
き、小型化,ローコスト化が達成でき、かつ再現性の良
い画像形成装置を実現できる。
【0025】(15)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成をエミッタフォロワ動作を行うト
ランジスタのエミッタとグランド間に容量を接続し、前
記トランジスタに流す電流を制御することにより、所望
の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間の制御を
位相比較回路を用いて構成するので、簡単な回路構成で
集積化に適し、高精度に制御された遅延時間生成部を実
現でき、小型化,ローコスト化が達成でき、かつ再現性
の良い画像形成装置を実現できる。
【0026】(16)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成を差動回路を構成するトランジス
タのコレクタと電源電圧間に容量を接続し、前記トラン
ジスタのコレクタに前記コレクタ電位のスイング量を規
定するスイング量規定回路を接続し、前記トランジスタ
に流す電流を制御することにより、所望の遅延時間を生
成する構成とし、その遅延時間の制御を積分回路を用い
て構成するので、簡単な回路構成で集積化に適し、高精
度に制御された遅延時間生成部を実現でき、小型化,ロ
ーコスト化が達成でき、かつ再現性の良い画像形成装置
を実現できる。
【0027】(17)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成を差動回路を構成するトランジス
タのコレクタと電源電圧間に容量を接続し、前記トラン
ジスタのコレクタに前記コレクタ電位のスイング量を規
定するスイング量規定回路を接続し、前記トランジスタ
に流す電流を制御することにより、所望の遅延時間を生
成する構成とし、その遅延時間の制御を位相比較回路を
用いて構成するので、簡単な回路構成で集積化に適し、
高精度に制御された遅延時間生成部を実現でき、小型
化,ローコスト化が達成でき、かつ再現性の良い画像形
成装置を実現できる。
【0028】(18)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成を差動回路を構成するトランジス
タのベースーコレクタ間に容量を接続し、前記トランジ
スタに流す電流を制御することにより、所望の遅延時間
を生成する構成とし、その遅延時間の制御を積分回路を
用いて構成するので、簡単な回路構成で集積化に適し、
高精度に制御された遅延時間生成部を実現でき、小型
化,ローコスト化が達成でき、かつ再現性の良い画像形
成装置を実現できる。
【0029】(19)前記パルス幅生成手段を構成する
遅延時間生成部の構成を差動回路を構成するトランジス
タのベースーコレクタ間に容量を接続し、前記トランジ
スタに流す電流を制御することにより、所望の遅延時間
を生成する構成とし、その遅延時間の制御を位相比較回
路を用いて構成するので、簡単な回路構成で集積化に適
し、高精度に制御された遅延時間生成部を実現でき、小
型化,ローコスト化が達成でき、かつ再現性の良い画像
形成装置を実現できる。
【0030】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。本発明は、レーザプリンタやディジタル複写機,
レーザファックスなどの光書き込み部に用いられている
半導体レーザの制御及び変調部のパルス幅生成部に関す
るものである。図1は、半導体レーザ制御モジュールの
ブロック図で、図中、1はディジタルASIC(Digita
l Application Specific IC)、1aはパルス変調器(P
ulse Modulator)及びディジタルインタフェース(Digi
tal Interface)、2はアナログASIC(Analog ASI
C)、2aはLDコントローラ(Laser Diode Controlle
r)及びパワー変調器(Power Modulator)、2bはバイ
ポーラデバイス(Bipolar Deivce)、3はLD(Laser
Diode)及びPD(Photo Diode)である。
【0031】画像データ8Bit(Pixel Data Digital DA
ta)と位置制御信号2BitをディジタルASIC1に入
力する。該ASIC1は CMOS DEVICE1bであり、パル
ス幅変調およびパルス生成タイミングが設定された5ビ
ットの出力D0〜D4(上位ビットD4,最下位ビット
D0,値0〜31)を生成し、アナログASIC2に対
して出力する。該アナログASIC2は、入力された5
ビットのデータに従い、半導体レーザ(LD)を変調す
る。5ビットデータD0〜D4の値は、半導体レーザの
光強度レベルを決定し、パルス幅が半導体レーザの光出
力のパルス幅を決定し、パルスの発生タイミングが半導
体レーザの発光タイミングを決定する。
【0032】図2(a),(b)は、半導体レーザの光
出力波形の基本概念図を示す図である。レーザプリンタ
等で多階調出力を得る手法としては、パルス幅変調,パ
ワー変調などがあるが、本発明で用いる方式は、パルス
幅−パワー混合変調方式とする。この変調方式は、基本
的に2値記録方式であり、印字プロセスに対して安定で
あるパルス幅変調方式を基調とし、その移り変わり部を
光強度変調により補間する方式であり、同じ階調数を実
現する場合に、それぞれ単独の変調方式に比較して、必
要となるパルス幅数,パワー値数が低減することによ
り、それぞれの構成が容易に達成でき、集積化に適して
おり、かつ印字プロセスに対して安定である特徴があ
る。
【0033】図2には、パルス幅3値,パワー6値の場
合における半導体レーザの光出力波形を模式的に表す。
図2に示すように、本方式は基本的にパルス幅変調であ
るので、中間露光領域を利用するパワー変調部は最小パ
ルス幅で出力する必要がある。このような光出力を得る
ためには、パルス幅をPMとすると、PMとPM+△P
M(△PMは最小パルス幅)の2パルスを生成すればよ
い。
【0034】図3は、本発明による画像形成装置の一実
施例を説明するための構成図で、図中、11a,11b
は1T遅延回路、12a,12bは2T遅延回路、13
a,13bは3T遅延回路、14a〜14cは論理積
(AND)回路、15a〜15dは論理和(OR)回
路、16はマルチプレクサである。
【0035】本発明の画像形成装置は、パルス幅の異な
る複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆
動半導体レーザを制御し、変調する制御・変調手段とを
有し、前記パスル幅生成手段により生成された複数のパ
ルス幅により、前記半導体レーザの光強度と同時にパル
ス幅変調を行うものであり、前記パルス幅生成手段は、
最小のパルス幅△Tを生成する第1の遅延時間生成回路
11a,12a,13aと、該最小のパルス幅の複数倍
のパルス幅を生成する第2の遅延時間生成回路11b,
12b,13bとの2系統所有し、前記第1及び第2の
遅延時間生成回路の出力を論理積14a〜14cもしく
は論理和15a〜15cを介してマルチプレクサ16に
入力することにより、最小のパルス幅△Tの異なる2つ
のパルス幅を出力する構成としたものである。
【0036】図4は、図3における各部の波形図であ
る。クロック(図中、CLKで示す)の周期を8Tと
し、デューディは50%とする。クロックを1T遅延回
路に入力し、立ち下がり時間が時間Tだけ遅延するD1
パルスを生成し、反転クロック(図中CLK)との論理
積をとることにより、1TパルスLを生成する。同様
に、2TパルスL、3TパルスLを生成する。また、反
転クロックを1T遅延回路に入力してD5パルス(図2
に示す)を生成し、反転クロックとの論理和をとること
により、5TパルスLを生成する。同様に、6Tパルス
L、7TパルスLを生成する。1TパルスL〜8Tパル
スLを次段のマルチプレクサに入力し、パルス選択デー
タに従って所望のxTパルス及び(x+1)Tパルス
(X=0,1,…,7)を生成することができる。この実
施例では、パルス幅を8値としたが、同様の考え方で、
複数個のパルスを容易に生成できる。
【0037】図5は、図3における遅延回路(1T〜3
T)の具体的な回路構成図で、図6はその波形図であ
る。トランジスタQ1〜Q4と抵抗R1〜R3により構
成される回路ブロックでクロック入力電圧(図中、VC
LK)のDCレベルシフトと等価動作を行い、トランジ
スタQ5,Q6と抵抗R4とコンデンサC1、及びVC
ONTにより構成される回路ブロックで図5の波形1を
整形し、トランジスタQ7〜Q16と抵抗R5〜R13
により構成される回路ブロックで、図6の波形1を整形
することにより、図6に示す遅延パルス1を生成する。
【0038】図5に示すVCLKをQ2のベースに入力
すると、瞬時にQ5のベースにVCLKと同様の波形が
得られる。この波形は、次のQ5、Q6、R4で構成さ
れるエミッタフォロワにより、コンデンサC1がなけれ
ばQ5のベースエミッタ間電圧Vbe分だけDCレベル
が負方向にシフトされた波形がQ5のエミッタに得られ
る。しかし、コンデンサC1がQ5のエミッタに接続さ
れていることにより、VCLKの波形の立ち上がり時、
つまりQ5のベース電圧の立ち上がり時にはQ5の動作
としてはON状態を継続するのでQ5の出力抵抗が非常
に小さいために、コンデンサC1に関係なくQ5のエミ
ッタ電位が瞬時に立ち上がるが、VCLKの波形の立ち
下がり時には、Q5の動作としては、瞬時OFFとなる
状態が生じる。
【0039】この場合、Q5からの電流供給が無いこと
により、Q5のエミッタ電位は、コンデンサC1の容量
とQ6、R4、VCONTで構成される電流iにより決
定される。Q5のエミッタ電位をV、電荷量をQとする
と、 Q=C×V=i×t であるので、Q5のエミッタ電位は、 V=i×t/C となる。そして、Q5の動作がON状態に復帰するに伴
いQ5より電流が供給されはじめてQ5のエミッタ電位
が収束する図6の波形1が得られる。
【0040】また、Q6のベース−エミッタ間電圧をV
be1とすると、 i=(VCONT−Vbe1)/R4 であるので、VCONTに所望の電圧を入力することに
より、広範囲にわたり上記時間tを設定することが可能
である。さらに、この波形を次段Q7〜Q16、R5〜
R13により構成される回路で、Q8とQ9で構成され
る差動部の反転信号を入力抵抗R9を介してQ9のベー
スに入力することにより、図6の遅延パルス1に示す整
形された波形を得ることができる。
【0041】図7は、本発明による画像形成装置の他の
実施例を説明するための構成図で、図中、21a〜21
gはDフリップフロップ、22a〜22gは遅延回路、
23はマルチプレクサである。
【0042】この実施例でも、上記例と同様にTパルス
〜8Tパルスの8パルスを生成する。最小ブロック構成
は、Dフリップフロップ21aと時間Tを計測もしくは
遅延させる回路22aにより構成される。このブロック
図の動作を説明する。入力データにH(ハイ)が入力さ
れているので、CLKの立ち上がりエッジで出力QがH
になる。出力Qは時間遅延回路22aによりある一定時
間、例えばT時間後に前記フリップフロップ21aにリ
セットをかける。すると、出力Qはクロック立ち上がり
時からT時間後までHを出力する波形となる。
【0043】時間遅延回路の具体的回路構成は、図5と
同様の回路で実現できる。図5においては、遅延時間生
成をVCLKの同相波形、つまりQ3のコレクタより生
成したが、時間遅延回路の遅延時間をQ2のコレクタよ
り生成すると、遅延波形は図8の波形2となる。この波
形2を整形し、図8の遅延パルス2により前記フリップ
フロップにリセットをかけるとすればよい。このように
して、1Tパルス〜7Tパルスを生成し、マルチプレク
サを介してパルス選択データにより所望のxTパルス及
び(x+1)Tパルス(X=0、1、……、7)を生成
することができる。
【0044】図9は、本発明による画像形成装置の更に
他の実施例を説明するための構成図で、図中、30はパ
ルス選択回路、31a〜31gはDフリップフロップ、
32a〜32gは遅延回路、33は論理和(OR)回
路、34は2パルス生成部、35は遅延時間制御部、3
6a,36bは遅延部である。
【0045】本実施例の最小ブロック構成は図7と同様
であるので、ここでは説明を省略する。本実施例では、
図に示すD11〜D17を、図10に示す規則に従って
パルス選択回路30を実現することにより、所望の1パ
ルスを生成し、該パルスを遅延時間制御部35と2つの
時間T遅延部36a,36bにより構成される2パルス
生成部34を介することにより、所望のxTパルス及び
(x+1)Tパルス(X=0、1、……、7)を生成す
ることができる。2パルス生成部の動作は、図9に示す
ように、CLKを時間T遅延部36a,36bに入力
し、その出力CLK´を遅延時間制御部35を介して時
間T遅延部36a,36bを制御する模擬回路を形成
し、同じ制御部を用いて実際のxTパルスを時間T遅延
した(x+1)Tパルスを生成することにより、図7に
示すマルチプレクサを簡略化する構成が可能となる。
【0046】図11は、本発明による画像形成装置の更
に他の実施例を説明するための構成図で、図中、40
a,50aはパルス選択回路、41a〜41g,51a
〜51gはDフリップフロップ、42a〜42g,52
a〜52gは遅延回路、43,53はLR選択回路、4
4,54はマルチプレクサである。
【0047】本実施例の最小ブロック構成は図7と同様
であるので、ここでは説明を省略する。本実施例では、
図9、図10に示す構成の2チャンネル構成である。た
だし、本実施例では、図中、パルス選択回路40a,5
0aは、パルス選択データに従い時間Tだけ異なる2パ
ルス、例えば2TパルスLと3TパルスL、4Tパルス
Rと5TパルスRなどを生成するデータをそれぞれのD
フリップフロップ41a〜41g,51a〜51gに入
力する。生成されたパルスはLR選択データに従って制
御されるLR選択回路43,53、パルス選択データに
従って制御されるマルチプレクサ44,54を介した後
所望のxTパルス及び(x+1)Tパルス(X=0、
1、……、7)を生成する。
【0048】ここで、Dフリップフロップの出力Qと反
転Q(Q)には、それぞれL、Rとしているが、その説
明図を図12(a),(b)に示す。図12(a),
(b)を見れば分かるように、図12(a)における1
TパルスLとは、CLKの立ち上がりエッジに同期し、
パルス幅がTのパルスであり、この反転パルスは、図1
2(b)に示す7TパルスRとなる。これらのパルス
は、クロックサイクルから見るとあたかも左から生じる
パルスと右から生じるパルスとなるので、それぞれのパ
ルスをxTパルスL(left pulse)、xTパルスR(ri
ght pulse)とする。これらのパルスを生成する利点
は、レーザプリンタ等の出力部において、1ドットごと
に出力するだけでなく、隣接する2ドットをまとめて出
力することが可能となる。つまり、あるクロックで図1
2(b)の5TパルスRを出力し、次のクロックで図1
2(a)の5TパルスLを出力した場合には、この連続
する2ドットの中央に10Tパルスを生成することが可
能である。
【0049】現状の複写機等の電子写真プロセスでは、
平滑な画像を出力する場合に1ドットごとの出力では良
好な平滑性を得ることが困難であり、2ドットをまとめ
て出力することで、ドット集中型で再現性の良い画像を
得ることができるので、上記のように左パルスと右パル
スを出力できる構成は多階調画像の出力系には有効であ
る。図11において、2チャンネル構成でなくても1チ
ャンネルで左パルスと右パルスを出力することは可能で
あるが、クロックが入力されるごとにデータがパタパタ
切り替わることにより、連続する2ドットを出力する場
合にはノイズが入る場合が生じる。
【0050】しかし、2チャンネル構成の場合には、図
13に動作概略を示すように、図中のCLK1と反転ク
ロックCLK1を生成し、DATA0から図14に示す
回路等によりDATA1、DATA2を生成し、それぞ
れ反転クロックCLK1でDATA1を、CLK1でD
ATA2をたたくことにより、図中のDOUT0、DO
UT1を生成する。この場合、図中、PULSE0から
次のPULSE2生成まで1CLK0の時間余裕が生じ
るので、この間データ選択等の処理を実行できるので、
連続する2ドットを出力する場合でもノイズが生じない
構成となる。
【0051】図15は、本発明による画像形成装置の更
に他の実施例を説明するための構成図で、図中、61
a,61bはDフリップフロップ、62a,62bは遅
延回路である。本実施例のパルス生成回路は、Dフリッ
プフロップ61,61bの2個と時間遅延回路62a,
62bの2個で構成されており、図中の時間xT遅延回
路及び時間(x+1)T遅延回路の実施例を図16及び
図17に示す。
【0052】図16及び図17は時間遅延回路で、図
中、71a〜71g,81は遅延制御部、72a〜72
g,82a〜82gは時間T遅延発生回路、73,83
はマルチプレクサである。図16、図17に示す時間遅
延回路は、時間T遅延発生回路72aが次段の時間T遅
延発生回路72bに順次つながっていくことにより、そ
れぞれ遅延時間T、2T、……7Tを生成している。こ
の遅延時間はマルチプレクサ73にパルス選択データと
一緒に入力され、そのデータに従って、所望の時間xT
または(x+1)Tが生成される。
【0053】この構成においては、Dフリップフロップ
を2個しか必要としないので、回路規模や回路素子数の
低減を実現することができる。これらの実施例では、時
間T遅延発生回路を次段の時間T遅延発生回路に順次つ
なげたが、時間T遅延回路、時間2T遅延回路、……時
間7T遅延回路をそれぞれ構成する場合でも同様の機能
が実現できる。また、この図には、遅延時間の制御部が
それぞれの遅延発生回路もしくはトータルの遅延時間を
制御する構成となっているが、この制御部も、時間T制
御、時間2T制御、……時間7T制御の構成でも同様で
ある。また、図15に示す構成を2系統用いることによ
り、前記図12(a),(b)に示す左右パルスをノイ
ズを生じることなく、安定に生成する構成が可能であ
る。
【0054】図18は、本発明による画像形成装置の更
に他の実施例を説明するための構成図で、図中、91
a,91bはDフリップフロップ、92は遅延回路であ
る。本実施例のパルス生成回路は、Dフリップフロップ
2個と時間遅延回路1個で構成されており、図中の時間
xT及び(x+1)T遅延回路の実施例を図19に示
す。図19において、101は遅延制御部、102a〜
102gは時間T遅延発生回路、103a,103bは
マルチプレクサである。
【0055】本実施例の時間遅延回路は1つであり、時
間T遅延発生回路が次段の時間T遅延発生回路に順次つ
ながっていくことにより、それぞれ遅延時間T、2T、
……7Tを生成している。この遅延時間は2つのマルチ
プレクサにパルス選択データと一緒に入力され、そのデ
ータに従って、所望の時間xTと(x+1)Tが生成さ
れる。この回路構成では、前述した図15の例より、さ
らに時間遅延回路が1つ少ない回路構成が可能となり、
回路規模や回路素子数の低減を実現することができる。
これらの実施例では、時間T遅延発生回路を次段の時間
T遅延発生回路に順次つなげたが、時間T遅延回路、時
間2T遅延回路、……時間7T遅延回路をそれぞれ構成
する場合でも同様の機能が実現できる。また、この図に
は、遅延時間の制御部がそれぞれの遅延発生回路もしく
はトータルの遅延時間を制御する構成となっているが、
この制御部も、時間T制御、時間2T制御、……時間7
T制御の構成でも同様である。また、図18に示す構成
を2系統用いることにより、前記図12(a),(b)
に示す左右パルスをノイズを生じることなく安定に生成
する構成が可能である。
【0056】図20(a),(b)は、本発明による画
像形成装置の更に他の実施例を説明するための構成図
で、図中、111a〜111dは遅延発生回路、112
はマルチプレクサである。本実施例では、図のように遅
延時間発生部を2つに分割し、1つの遅延時間発生部か
らは奇数の遅延時間、つまりT,3T、5T、7T……
を生成し、もう1つの遅延時間発生部からは偶数の遅延
時間、つまり2T,4T、6T……を生成し、それぞれ
をマルチプレクサに入力して、所望の遅延パルスを選択
する。ここで、それぞれのブロックについてはすでに動
作説明をしているのでここでは省略する。
【0057】図21は、本発明による画像形成装置の更
に他の実施例を説明するための構成図で、図中、121
a,121bはDフリップフロップ、122はスイッチ
回路、123a〜123cは遅延回路である。本実施例
のパルス生成回路は、2個のDフリップフロップ121
a,121bと時間xT及び(x+1)T遅延回路によ
り構成されている。また時間xT及び(x+1)T遅延
回路は、時間T遅延回路123a,時間2T遅延回路1
23b,時間4T遅延回路123cの3ブロックとスイ
ッチ回路122で構成されている。遅延回路はパルス選
択データにより制御され、例えば6Tと7Tの遅延時間
が所望の場合には、順次時間4T遅延部、時間2T遅延
部を経てDフリップフロップ1を、時間4T遅延部、時
間2T遅延部、時間T遅延部を経てDフリップフロップ
2をリセットすることによりそれぞれ、所望の時間xT
パルスと(x+1)Tパルスが生成される構成となって
いる。時間遅延回路がさらに3個でよいので、回路構成
が簡便となり、また回路素子数をより低減することがで
きる。また、図21に示す構成を2系統用いることによ
り、前記12(a),(b)に示す左右パルスをノイズ
を生じることなく、安定に生成する構成が可能である。
【0058】図22は、本発明による画像形成装置の更
に他の実施例を説明するための構成図で、本実施例の遅
延時間発生部の具体的回路構成の例を記載している。図
22において、Q7〜Q16、R5〜R13で構成され
る部分の動作はすでに説明しているので、ここでは省略
する。Q2のベースにECLレベルに変換されたクロッ
クVCLKを入力し、Q5のベース電位が上昇する場合
には、トランジスタQ1はOFF動作に向かうのでこの
ケースには関与せず、Q17のトランジスタがON動作
になるまで、図5において説明したように、Q5のベー
ス電位Vは、コンデンサC1の容量とトランジスタQ4
のコレクタ電流iにより決定され、 V=i×t/C となる。
【0059】また、Q4のエミッタ抵抗をVbe2とす
ると、 i=(VCONT−Vbe2)/R3 である。そして、トランジスタQ17がON動作となる
電位、つまりVREF5+Vbe(Q17)まで上昇す
る。逆に、Q5のベース電位が降下する場合には、Q
1,Q17がOFF動作領域では、上式で表現され、ト
ランジスタQ1がON動作となる電位、つまりVREF
4−Vbe(Q1)まで降下する。この動作概略図を図
23に示す。本実施例では、図23のように立ち上がり
時にも立ち下がり時にも時間遅延を生じる回路を実現す
ることができる。
【0060】図24は、本発明による画像形成装置の更
に他の実施例を説明するための構成図である。本実施例
の動作は図5と同様である。ただし、コンデンサC1が
Q2のベース、コレクタ間に接続されていることによ
り、いわゆるミラー効果が発生するため、このコンデン
サC1の見かけ上の容量は、Q2、Q3、Q4、R1、
R3等で構成される差動部のゲイン倍されることになる
ので、そのゲインをGとすると、見かけ上の容量Cef
fは、 Ceff=XC1×G となり、より大きい遅延時間を得ることができる遅延時
間生成部を構成することができる。
【0061】図25及び図26は、本発明による画像形
成装置の更に他の実施例を説明するための構成図で、図
中、131,141は時間T遅延生成部、132,14
2は遅延回路、133は論理積(AND)回路、143
は位相比較器、134,144は積分回路、135,1
45は比較増幅器である。
【0062】これらの図は、遅延時間を制御する回路の
具体的な回路ブロック構成図を表している。図中の時間
T遅延生成部とシュミットトリガー部に関してはすでに
説明をしているのでここでは省略する。図25の実施例
においては、図3、図4で説明したように、遅延パルス
と反転クロックのAND133をとることにより、遅延
パルスとクロックの差、つまり遅延量を検出し、その積
分量を比較増幅器135に入力し、遅延時間比較電圧V
COMPと比較することにより、遅延時間を所望の値に
常時制御する構成が実現できる。積分については図5、
図22、図24に記載されている具体的回路を用いても
よいし、簡単な抵抗とコンデンサを用いた回路でも容易
に実現できる。比較増幅器に関しては、差動回路を用い
て容易に実現できる。また、図26においては、遅延パ
ルスとクロックの位相比較を位相比較器143行うこと
により、図25と同様の遅延量を検出することもでき
る。この位相比較を行う1例を揚げると、遅延パルスと
クロックのエクスクルーシブORをとることにより、容
易に実現することができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を最
小のパルス幅ΔTを生成する遅延時間生成回路と、その
複数倍のパルス幅を生成する遅延時間生成回路を2系統
所有し、その出力を論理積もしくは論理和を介してマル
チプレクサに入力することにより、ΔTパルス幅の異な
る2つのパルス幅を出力する構成としたので、発振回路
やフリップフロップを用いることなく、簡便な構成で容
易にΔTパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力するパ
ルス幅生成手段を有する画像形成装置を実現できる。 (2)請求項2に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス変調を行
う画像形成装置において、前記パルス幅生成部を複数所
有し、その出力をマルチプレクサに入力することによ
り、最小のパルス幅ΔTだけパルス幅の異なる2つのパ
ルス幅を出力する構成としたので、発振回路を用いるこ
となく、同期のとれたΔTパルス幅の異なる2つのパル
ス幅を出力し、半導体レーザのパルス幅パワー混合変調
方式に最適なパルス幅生成手段を有する画像形成装置を
実現できる。 (3)請求項3に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段をフ
リップフロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生
成部を構成し、前記1パルス幅生成部を複数所有し、そ
の出力をマルチプレクサに入力することにより、最小の
パルス幅ΔTだけパルス幅の異なる2つのパルス幅を出
力する構成とし、前記パルス幅生成手段を2系統所有す
るので、発振回路を用いることなく、同期のとれたΔT
パルス幅の異なる2つのパルス幅を出力し、半導体レー
ザのパルス幅パワー混合変調方式に最適なパルス幅生成
手段を実現でき、かつ左右両パルスを得ることによりド
ット集中型で再現性の良い画像を得ることができる高解
像度、高精度の画像形成装置を実現できる。 (4)請求項4に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段をフ
リップフロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生
成部を構成し、該1パルス幅生成部を複数所有し、パル
ス選択データに従って前記1パルス幅生成部において1
パルス幅を生成し、その出力を2パルス生成部を介する
ことにより、最小のパルス幅ΔTだけパルス幅の異なる
2つのパルス幅を出力する構成とするので、発振回路を
用いることなく、同期のとれたΔTパルス幅の異なる2
つのパルス幅を出力し、半導体レーザのパルス幅パワー
混合変調方式に最適なパルス幅生成手段を有する画像形
成装置を実現できる。 (5)請求項5に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を2
個のフリップフロップと、複数の遅延時間発生部より生
成する遅延時間をマルチプレクサを介してパルス選択デ
ータに従って1つの遅延時間を選択する遅延時間生成回
路を2個所有することにより、最小のパルス幅ΔTだけ
パルス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成とする
ので、発振回路を用いることなく、同期のとれたΔTパ
ルス幅の異なる2つのパルス幅を出力し、半導体レーザ
のパルス幅パワー混合変調方式に最適なパルス幅生成手
段を有する画像形成装置を実現できる。 (6)請求項6に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を2
個のフリップフロップと、複数の遅延時間発生部より生
成する遅延時間を2個のマルチプレクサを介してパルス
選択データに従って2つの遅延時間を選択する遅延時間
生成回路を所有することにより、最小のパルス幅ΔTだ
けパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成とす
るので、発振回路を用いることなく、同期のとれたΔT
パルス幅の異なる2つのパルス幅を出力し、半導体レー
ザのパルス幅パワー混合変調方式に最適なパルス幅生成
手段を有する画像形成装置を実現できる。 (7)請求項7に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を2
個のフリップフロップと、複数の遅延時間発生部より生
成する遅延時間を2個のマルチプレクサを介してパルス
選択データに従って2つの遅延時間を選択する遅延時間
生成回路を所有することにより、最小のパルス幅ΔTだ
けパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成と
し、前記パルス幅生成手段を2系統所有するので、発振
回路を用いることなく、同期のとれたΔTパルス幅の異
なる2つのパルス幅を出力し、半導体レーザのパルス幅
パワー混合変調方式に最適なパルス幅生成手段を実現で
き、かつ左右両パルスを得ることによりドット集中型で
再現性の良い画像を得ることができる高解像度、高精度
の画像形成装置を実現できる。 (8)請求項8に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を2
個のフリップフロップと、最小遅延時間ΔTの奇数倍の
遅延時間を生成する遅延時間生成部と、最小遅延時間Δ
Tの偶数倍の遅延時間を生成する遅延時間生成部とを所
有し、それぞれマルチプレクサを介しパルス選択データ
に従い、ΔTだけパルス幅の異なる2つのパルス幅を出
力する構成とするので、発振回路を用いることなく、同
期のとれたΔTパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力
し、半導体レーザのパルス幅パワー混合変調方式に最適
なパルス幅生成手段を有する画像形成装置を実現でき
る。 (9)請求項9に対応する効果:パルス幅の異なる複数
のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動半導
体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、前記
パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅によ
り、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を
行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段を2
個のフリップフロップと、最小遅延時間ΔTの2のべき
乗倍の遅延時間を生成する遅延時間生成部と、その遅延
時間生成をパルス選択データに従ってスイッチングする
スイッチ回路により構成し、ΔTだけパルス幅の異なる
2つのパルス幅を出力する構成とするので、発振回路を
用いることなく、同期のとれたΔTパルス幅の異なる2
つのパルス幅を出力し、半導体レーザのパルス幅パワー
混合変調方式に最適なパルス幅生成手段を有する画像形
成装置を実現できる。 (10)請求項10に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を2個のフリップフロップと、最小遅延時間ΔTの2の
べき乗倍の遅延時間を生成する遅延時間生成部と、その
遅延時間生成をパルス選択データに従ってスイッチング
するスイッチ回路により構成し、ΔTだけパルス幅の異
なる2つのパルス幅を出力する構成とし、前記パルス幅
生成手段を2系統所有するので、発振回路を用いること
なく、同期のとれたΔTパルス幅の異なる2つのパルス
幅を出力し、半導体レーザのパルス幅パワー混合変調方
式に最適なパルス幅生成手段を実現でき、かつ左右両パ
ルスを得ることによりドット集中型で再現性の良い画像
を得ることができる高解像度、高精度の画像形成装置を
実現できる。 (11)請求項11に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、エミッタフォロワ
動作を行うトランジスタのエミッタとグランド間に容量
を接続し、前記トランジスタに流す電流を制御すること
により、所望の遅延時間を生成する構成とするので、簡
単な回路構成で集積化に適した遅延時間生成部を実現で
き、小型化、ローコスト化が達成できる画像形成装置を
実現できる。 (12)請求項12に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、差動回路を構成す
るトランジスタのコレクタと電源電圧間に容量を接続
し、前記トランジスタのコレクタに前記コレクタ電位の
スイング量を規定するスイング量規定回路を接続し、前
記トランジスタに流す電流を制御することにより、所望
の遅延時間を生成する構成とするので、簡単な回路構成
で集積化に適した遅延時間生成部を実現でき、小型化、
ローコスト化が達成できる画像形成装置を実現できる。 (13)請求項13に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、差動回路を構成す
るトランジスタのベース−コレクタ間に容量を接続し、
前記トランジスタに流す電流を制御することにより、所
望の遅延時間を生成する構成とするので、簡単な回路構
成で集積化に適した遅延時間生成部を実現でき、小型
化、ローコスト化が達成できる画像形成装置を実現でき
る。 (14)請求項14に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、エミッタフォロワ
動作を行うトランジスタのエミッタとグランド間に容量
を接続し、前記トランジスタに流す電流を制御すること
により、所望の遅延時間を生成する構成とし、その遅延
時間の制御を積分回路を用いて構成するので、簡単な回
路構成で集積化に適し、高精度に制御された遅延時間生
成部を実現でき、小型化、ローコスト化が達成でき、か
つ再現性のよい画像形成装置を実現できる。 (15)請求項15に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、エミッタフォロワ
動作を行うトランジスタのエミッタとグランド間に容量
を接続し、前記トランジスタに流す電流を制御すること
により、所望の遅延時間を生成する構成とし、その遅延
時間の制御を位相比較回路を用いて構成するので、簡単
な回路構成で集積化に適し、高精度に制御された遅延時
間生成部を実現でき、小型化、ローコスト化が達成でき
る画像形成装置を実現できる。 (16)請求項16に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、差動回路を構成す
るトランジスタのコレクタと電源電圧間に容量を接続
し、前記トランジスタのコレクタに前記コレクタ電位の
スイング量を規定するスイング量規定回路を接続し、前
記トランジスタに流す電流を制御することにより、所望
の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間の制御を
積分回路を用いて構成するので、簡単な回路構成で集積
化に適し、高精度に制御された遅延時間生成部を実現で
き、小型化、ローコスト化が達成でき、かつ再現性のよ
い画像形成装置を実現できる。 (17)請求項17に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、差動回路を構成す
るトランジスタのコレクタと電源電圧間に容量を接続
し、前記トランジスタのコレクタに前記コレクタ電位の
スイング量を規定するスイング量規定回路を接続し、前
記トランジスタに流す電流を制御することにより、所望
の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間の制御を
位相比較回路を用いて構成するので、簡単な回路構成で
集積化に適し、高精度に制御された遅延時間生成部を実
現でき、小型化、ローコスト化が達成でき、かつ再現性
のよい画像形成装置を実現できる。 (18)請求項18に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、差動回路を構成す
るトランジスタのベース−コレクタ間に容量を接続し、
前記トランジスタに流す電流を制御することにより所望
の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間の制御を
積分回路を用いて構成するので、簡単な回路構成で集積
化に適し、高精度に制御された遅延時間生成部を実現で
き、小型化、ローコスト化が達成でき、かつ再現性のよ
い画像形成装置を実現できる。 (19)請求項19に対応する効果:パルス幅の異なる
複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段と、被駆動
半導体レーザを制御、変調する制御・変調手段を有し、
前記パルス幅生成手段により生成された複数のパルス幅
により、前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変
調を行う画像形成装置において、前記パルス幅生成手段
を構成する遅延時間生成部の構成を、差動回路を構成す
るトランジスタのベース−コレクタ間に容量を接続し、
前記トランジスタに流す電流を制御することにより所望
の遅延時間を生成する構成とし、その遅延時間の制御を
位相比較回路を用いて構成するので、簡単な回路構成で
集積化に適し、高精度に制御された遅延時間生成部を実
現でき、小型化、ローコスト化が達成でき、かつ再現性
のよい画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における半導体レーザ制御モジュール
のブロック図である。
【図2】 図1における半導体レーザの光出力波形の基
本概念図である。
【図3】 本発明における画像形成装置の一実施例を説
明するための構成図である。
【図4】 図3における各部の波形図である。
【図5】 図3における遅延回路の具体的な回路構成図
である。
【図6】 図5における波形図である。
【図7】 本発明による画像形成装置の他の実施例を説
明するための構成図である。
【図8】 図7における波形図である。
【図9】 本発明による画像形成装置の更に他の実施例
を説明するための構成図である。
【図10】 本発明におけるパルス選択回路を実現する
ためのパルス選択データを示す図である。
【図11】 本発明による画像形成装置の更に他の実施
例を説明するための構成図である。
【図12】 図11におけるDフリップフロップの出力
波形を示す図である。
【図13】 図11における2チャンネル構成の場合の
動作を説明するための波形図である。
【図14】 図13における波形図の回路構成図であ
る。
【図15】 本発明による画像形成装置の更に他の実施
例を説明するための構成図である。
【図16】 本発明における時間遅延回路を示す図であ
る。
【図17】 本発明における他の時間遅延回路を示す図
である。
【図18】 本発明による画像形成装置の更に他の実施
例を説明するための構成図である。
【図19】 本発明における時間遅延回路を示す図であ
る。
【図20】 本発明における画像形成装置の更に他の実
施例を説明するための構成図である。
【図21】 本発明における画像形成装置の更に他の実
施例を説明するための構成図である。
【図22】 本発明における画像形成装置の更に他の実
施例を説明するための構成図である。
【図23】 図22における動作を説明するための図で
ある。
【図24】 本発明による画像形成装置の更に他の実施
例を説明するための構成図である。
【図25】 本発明による画像形成装置の更に他の実施
例を説明するための構成図である。
【図26】 本発明による画像形成装置の更に他の実施
例を説明するための構成図である。
【符号の説明】
11a,11b…1T遅延回路、12a,12b…2T
遅延回路、13a,13b…3T遅延回路、14a〜1
4c…論理積(AND)回路、15a〜15d…論理和
(OR)回路、16…マルチプレクサ。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、最小のパル
    ス幅△Tを生成する第1の遅延時間生成回路と、該最小
    のパルス幅の複数倍のパルス幅を生成する第2の遅延時
    間生成回路との2系統所有し、前記第1及び第2の遅延
    時間生成回路の出力を論理積もしくは論理和を介してマ
    ルチプレクサに入力することにより、最小のパルス幅△
    Tの異なる2つのパルス幅を出力する構成としたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、フリップフ
    ロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を構
    成し、該1パルス幅生成部を複数所有し、該1パルス幅
    生成部の出力をマルチプレクサに入力することにより、
    最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異なる2つのパルス
    幅を出力する構成としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、フリップフ
    ロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を構
    成し、該1パルス幅生成部を複数所有し、該1パルス幅
    生成部の出力をマルチプレクサに入力することにより、
    最小のパルス幅△Tだけパルス幅の異なる2つのパルス
    幅を出力する構成とし、前記パルス幅生成手段を2系統
    所有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、フリップフ
    ロップと遅延時間生成回路により1パルス幅生成部を構
    成し、該1パルス幅生成部を複数所有し、パルス選択デ
    ータに従って前記1パルス幅生成部において1パルス幅
    を生成し、該1パルス幅生成部の出力を2パルス生成部
    を介することにより、最小のパルス幅△Tだけパルス幅
    の異なる2つのパルス幅を出力する構成としたことを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、2個のフリ
    ップフロップと、複数の遅延時間発生部より生成する遅
    延時間をマルチプレクサを介してパルス選択データに従
    って1つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路とを2
    個所有することにより、最小のパルス幅△Tだけパルス
    幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成としたことを
    特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、2個のフリ
    ップフロップと、複数の遅延時間発生部より生成する遅
    延時間を2個のマルチプレクサを介してパルス選択デー
    タに従って2つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路
    とを所有することにより、最小のパルス幅△Tだけパル
    ス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成としたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、2個のフリ
    ップフロップと、複数の遅延時間発生部より生成する遅
    延時間を2個のマルチプレクサを介してパルス選択デー
    タに従って2つの遅延時間を選択する遅延時間生成回路
    とを所有することにより、最小のパルス幅△Tだけパル
    ス幅の異なる2つのパルス幅を出力する構成とし、前記
    パルス幅生成手段を2系統所有することを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、2個のフリ
    ップフロップと、最小遅延時間△Tの奇数倍の遅延時間
    を生成する遅延時間生成部と、最小遅延時間△Tの偶数
    倍の遅延時間を生成する遅延時間生成部とを所有し、そ
    れぞれマルチプレクサを介してパルス選択データに従
    い、△Tだけパルス幅の異なる2つのパルス幅を出力す
    る構成としたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成
    するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、2個のフリ
    ップフロップと、最小遅延時間△Tの2のべき乗倍の遅
    延時間を生成する遅延時間生成部と、その遅延時間生成
    をパルス幅選択データに従ってスイッチングするスイッ
    チ回路とにより構成され、△Tだけパルス幅の異なる2
    つのパルス幅を出力する構成としたことを特徴とする画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段は、2個のフリ
    ップフロップと、最小遅延時間△Tの2のべき乗倍の遅
    延時間を生成する遅延時間生成部と、その遅延時間生成
    をパルス幅選択データに従ってスイッチングするスイッ
    チ回路とにより構成され、△Tだけパルス幅の異なる2
    つのパルス幅を出力する構成とし、前記パルス幅生成手
    段を2系統所有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、エミッタフォロワ動作を行うトランジス
    タのエミッタとグランド間に容量を接続し、前記トラン
    ジスタに流す電流を制御することにより、所望の遅延時
    間を生成する構成としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、差動回路を構成するトランジスタのコレ
    クタと電源電圧間に容量を接続し、前記トランジスタの
    コレクタに前記コレクタ電位のスイング量を規定するス
    イング量規定回路を接続し、前記トランジスタに流す電
    流を制御することにより所望の遅延時間を生成する構成
    としたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、差動回路を構成するトランジスタのベー
    スーコレクタ間に容量を接続し、前記トランジスタに流
    す電流を制御することにより所望の遅延時間を生成する
    構成としたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、エミッタフォロワ動作を行うトランジス
    タのエミッタとグランド間に容量を接続し、前記トラン
    ジスタに流す電流を制御することにより所望の遅延時間
    を生成する構成とし、その遅延時間の制御を積分回路を
    用いて構成したことを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、エミッタフォロワ動作を行うトランジス
    タのエミッタとグランド間に容量を接続し、前記トラン
    ジスタに流す電流を制御することにより所望の遅延時間
    を生成する構成とし、その遅延時間の制御を位相比較回
    路を用いて構成したことを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、差動回路を構成するトランジスタのコレ
    クタと電源電圧間に容量を接続し、前記トランジスタの
    コレクタに前記コレクタ電位のスイング量を規定するス
    イング量規定回路を接続し、前記トランジスタに流す電
    流を制御することにより所望の遅延時間を生成する構成
    とし、その遅延時間の制御を積分回路を用いて構成した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、差動回路を構成するトランジスタのコレ
    クタと電源電圧間に容量を接続し、前記トランジスタの
    コレクタに前記コレクタ電位のスイング量を規定するス
    イング量規定回路を接続し、前記トランジスタに流す電
    流を制御することにより所望の遅延時間を生成する構成
    とし、その遅延時間の制御を位相比較回路を用いて構成
    したことを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、差動回路を構成するトランジスタのベー
    スーコレクタ間に容量を接続し、前記トランジスタに流
    す電流を制御することにより所望の遅延時間を生成する
    構成とし、その遅延時間の制御を積分回路を用いて構成
    したことを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 パルス幅の異なる複数のパルス幅を生
    成するパルス幅生成手段と、被駆動半導体レーザを制御
    し、変調する制御・変調手段とを有し、前記パルス幅生
    成手段により生成された複数のパルス幅により、前記半
    導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う画像形
    成装置において、前記パルス幅生成手段を構成する遅延
    時間生成部を、差動回路を構成するトランジスタのベー
    スーコレクタ間に容量を接続し、前記トランジスタに流
    す電流を制御することにより所望の遅延時間を生成する
    構成とし、その遅延時間の制御を位相比較回路を用いて
    構成したことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079548A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ制御装置
JPH1079549A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079548A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ制御装置
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