JPH07309026A - ラインサーマルヘッド - Google Patents

ラインサーマルヘッド

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JPH07309026A
JPH07309026A JP10393194A JP10393194A JPH07309026A JP H07309026 A JPH07309026 A JP H07309026A JP 10393194 A JP10393194 A JP 10393194A JP 10393194 A JP10393194 A JP 10393194A JP H07309026 A JPH07309026 A JP H07309026A
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JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
line
printing
line thermal
data
Prior art date
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Application number
JP10393194A
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English (en)
Inventor
Akira Nuida
昭 縫田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ処理の無駄を防止し、全体としてスル
ープットを向上を図る。 【構成】 印字媒体2の所定の印字領域7に予め設定さ
れた文字等の印字を行うプリンタに備えられ、複数の発
熱素子4…をライン状に配設してなる発熱体3を備えた
ラインサーマルヘッド1において、発熱体3は、印字媒
体2の印字領域7に相当する部分に配設され、かつ複数
の発熱素子4…をライン状に配列した発熱部5と、印字
媒体2の非印字領域8に相当する部分に配設され、かつ
発熱素子4…を有しないブランク部6とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発券機等の印字媒体の
所定の印字領域に予め設定された文字等の印字を行うプ
リンタのラインサーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のラインサーマルヘッドは
発券機等に使用されるものが知られている。すなわち、
発券機等においては、スループットの向上を図る等のた
め、そのプリンタ部に、同一形状の複数の発熱素子を一
列に一定間隔をおいて規則正しく配設してなるラインサ
ーマルヘッドを設け、1ラインごとに効率よく所定情報
の印字を行うようになっていた。
【0003】このような発券機等のラインサーマルヘッ
ドにより印字を行うときは、例えば外部接続されたホス
トコンピュータから所定情報を印字するための印字デー
タを受信し、この印字データに基づいてラインサーマル
ヘッドのすべての発熱素子に対する通電の有無に関する
通電データを作成していた。
【0004】このとき、印字媒体の所定の印字領域に印
字するための通電データ、すなわち発熱素子の出力を行
うための印字領域データと、印字媒体の非印字領域に対
する通電データ、すなわち発熱素子の出力を行わない非
印字領域データからなる通電データを作成し、この通電
データをラインサーマルヘッドに供給し、発熱体のすべ
ての通電制御を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発券機等の中
には、専ら印字媒体の所定の印字領域に予め設定された
文字等の印字を行うものがあり、このような発券機等に
おけるラインサーマルヘッドにおいては、印字媒体の非
印字領域に対応する部分の発熱素子は一回も使用される
ことがないということが予め分かっていたとしても、こ
のような発熱素子を非通電にしておくための非印字領域
データも通電データの1つであるため、印字領域データ
と同様に印字動作を行う毎に作成され、ラインサーマル
ヘッドに供給しなければならないという無駄があった。
【0006】また、印字媒体の所定の印字領域は一般に
複数存在することが多いが、この印字領域に対応する部
分だけラインサーマルヘッドよりもラインが短いヘッド
を複数設けることも考えられるが、このようにしたので
は部品点数も増加し製品の組立作業能率が低下し、また
その分だけラインサーマルヘッドが大きくなり、コスト
も上昇してしまう虞がある。
【0007】さらに、シリアルプリンタのように印字ヘ
ッドを主走査方向に往復して1ライン分を印字するよう
にしたのでは、印字速度が低下し、スループットの低下
を招く虞がある。
【0008】近年では、文字をきれいに見せる等のた
め、1つの発熱素子の大きさも小さくなり、その個数も
増加する傾向にあることから、従来にも増してスループ
ットの低下を抑制するものが望まれている。
【0009】そこで本発明は、データ処理の無駄を防止
し、全体としてスループットを向上を図ることができる
ラインサーマルヘッドを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字媒体の所
定の印字領域に予め設定された文字等の印字を行うプリ
ンタに備えられ、複数の発熱素子をライン状に配設して
なる発熱体を備えたラインサーマルヘッドにおいて、発
熱体は、印字媒体の印字領域に相当する部分に配設さ
れ、かつ複数の発熱素子をライン状に配列した少なくと
も1つの発熱部と、印字媒体の非印字領域に相当する部
分に配設され、かつ発熱素子を有しない少なくとも1つ
のブランク部とから構成するものである。
【0011】
【作用】このような構成の本発明においては、印字媒体
の所定の印字領域に予め設定された文字等の印字を行う
場合、印字媒体の所定の印字領域に印字する印字データ
に基づいて通電データとして発熱素子の出力を行うため
の印字領域データのみを作成し、このデータをラインサ
ーマルヘッドの発熱部にのみ供給し、この印字領域デー
タに基づいて対応する発熱素子を通電する。
【0012】
【実施例】以下、本発明をサーマルプリンタのサーマル
ヘッドに適用した場合の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は、本実施例にかかるサーマルヘッド
の構成を示す正面図で、1はサーマルヘッドである。こ
のサーマルヘッド1は、印刷媒体2の搬送方向に直行す
る方向に配設されている。
【0014】上記サーマルヘッド1はヘッド本体の長手
方向に沿って設けられた発熱体3を備える。この発熱体
3は、複数の発熱素子4…を有する複数の発熱部5…
と、発熱素子4…を有しない複数のブランク部6…とか
ら構成され、これら発熱部5…及びブランク部6…は交
互に配設されている。
【0015】具体的には、上記発熱部5…は印字媒体2
の印字領域7に相当する部分に配設されており、同一形
状の複数の発熱素子4…を一列に極僅かな一定間隔をお
いて規則正しく配設している。これに対し、上記ブラン
ク部6…は印字媒体2の非印字領域8に相当する部分に
配設されている。
【0016】上記発熱部5…の1つの発熱素子4は1ド
ットの印字データに基づく通電データにより通電され
る。また、1つの発熱部5における発熱素子4…の個数
及び1つのブランク部6…の長さは、それぞれ印字を行
う文字等を構成する印字データのドット数に応じて例え
ば次のように設定される。
【0017】すなわち、一般に印字を行う文字等は36
ドットで構成されるが、隣の文字との接触を防止した
り、アンダーライン等を使用しない場合には36ドット
のうち両端部を合わせて5ドットは、使用されない部分
がある。
【0018】このことを考慮して、本実施例において
は、例えば発熱部5…の発熱素子4…の個数を36ドッ
トのうちの31ドット、すなわち31個とし、ブランク
部の長さを5ドット、すなわち5個の発熱素子4…を配
列した場合の長さと同様の長さに設定している。
【0019】図2は、本実施例にかかるラインサーマル
ヘッド1を制御する制御部の概略構成を示すブロック図
で、この制御部は、その本体を構成するCPU(中央処
理装置)11を備える。
【0020】また、制御部は上記CPU11が各部を制
御するためのプログラムデータを格納したROM(リー
ド・オンリー・メモリ)12、上記CPU11がデータ
処理のために使用されるメモリ等を設けたRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)13、ラインサーマルヘッドへの
通電データの作成等を行うプリンタコントローラ14を
備える。
【0021】上記CPU11とROM12、RAM1
3、プリンタコントローラ14とはバスライン15によ
り電気的に接続されている。
【0022】上記プリンタコントローラ14には、この
プリンタコントローラ14から1ライン分の通電データ
を入力するシフトレジスタ16、このシフトレジスタ1
6からのデータをプリンタコントローラ14からのラッ
チセット信号に基づいてラッチするラッチ17が接続し
ている。
【0023】上記ラッチ17でラッチされた1ライン分
のデータは、プリンタコントローラ14からのストロー
ブ信号に基づいてラインサーマルヘッド1に供給される
ようになっている。
【0024】このような構成の本実施例においては、例
えば外部接続されたホストコンピュータから印字データ
を受信すると、この印字データに基づいてプリンタコン
トローラ14によりラインサーマルヘッド1へ供給する
図3(a)に示すような通電データが作成される。
【0025】このとき、印字媒体2の所定の印字領域7
…に印字するための通電データ、すなわち発熱部5…で
出力を行うための印字領域データのみを作成する。この
通電データのデータ数は、発熱部5…の発熱素子4…の
数と等しい。
【0026】この通電データはシフトレジスタ16に供
給される。そして、プリンタコントローラ14は1ライ
ン分の通電データをシフトレジスタ16に供給すると、
ラッチ17に対して図3(b)に示すようなラッチセッ
ト信号を供給する。
【0027】すると、ラッチ17はプリンタコントロー
ラ14からのセット信号のタイミングで1ライン分の通
電データをラッチする。続いて、プリンタコントローラ
14はストローブ信号をラインサーマルヘッド1へ供給
する。
【0028】このプリンタコントローラ14からのスト
ローブ信号のタイミングにより、通電データに基づいて
ラインサーマルヘッド1の発熱部5…の必要な発熱素子
4…に通電が行われる。
【0029】このように、ラインサーマルヘッド1の発
熱体3に、一回も使用されることがない発熱素子に相当
する部分に発熱素子を有しないブランク部6…を設けた
ことにより、その部分に相当する通電データを作成する
無駄を防止することができ、その分だけ通電データのデ
ータ数を減少することができる。これにより、処理速度
の向上を図ることができ、全体のスループットの向上も
図ることができる。
【0030】具体的には、本実施例の場合、ブランク部
6…に相当する発熱素子5個の全発熱素子36個に対す
る割合である約14%だけ通電データを少なくできる。
【0031】また、ラインサーマルヘッド1の発熱体3
を発熱素子4…を有する発熱部5…と発熱素子を有しな
いブランク部6とから構成するため、従来と同様に1つ
の発熱体3でラインサーマルヘッド1を構成することが
できるため、ラインが短いヘッドを複数設ける場合に比
して部品点数の増加による製品の組立作業能率が低下を
防止でき、またラインサーマルヘッド1自体を大きくす
る必要もなく、またコストの上昇も防止することができ
る。
【0032】また、将来的に発熱素子4…の個数が増加
しても、印字に必要な部分の発熱素子4…だけをライン
サーマルヘッド1の発熱体3に設けることから、全体と
してのスループットの低下を抑制することができる。
【0033】なお、本実施例においては、発熱素子4…
が1列に配設されたラインサーマルヘッド1について述
べたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、発熱
素子4…がライン状に複数列に配設されたラインサーマ
ルヘッド1に適用してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、非
印字領域のデータ処理の無駄を防止し、全体としてスル
ープットを向上を図ることができるラインサーマルヘッ
ドを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるラインサーマルヘッド
の発熱体を説明する図。
【図2】同実施例におけるサーマルプリンタの制御部の
概略構成を示すブロック図。
【図3】同実施例におけるラインサーマルヘッドを駆動
する場合のタイミング図。
【符号の説明】
1…ラインサーマルヘッド 2…印字媒体 3…発熱体 4…発熱素子 5…発熱部 6…ブランク部 7…印字領域 8…非印字領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体の所定の印字領域に予め設定さ
    れた文字等の印字を行うプリンタに備えられ、複数の発
    熱素子をライン状に配設してなる発熱体を備えたライン
    サーマルヘッドにおいて、前記発熱体は、前記印字媒体
    の印字領域に相当する部分に配設され、かつ複数の前記
    発熱素子をライン状に配列した少なくとも1つの発熱部
    と、前記印字媒体の非印字領域に相当する部分に配設さ
    れ、かつ前記発熱素子を有しない少なくとも1つのブラ
    ンク部とから構成することを特徴とするラインサーマル
    ヘッド。
JP10393194A 1994-05-18 1994-05-18 ラインサーマルヘッド Pending JPH07309026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10393194A JPH07309026A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 ラインサーマルヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10393194A JPH07309026A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 ラインサーマルヘッド

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Publication Number Publication Date
JPH07309026A true JPH07309026A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14367185

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10393194A Pending JPH07309026A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 ラインサーマルヘッド

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