JPH0730898U - ヘッドレストの端末処理構造 - Google Patents

ヘッドレストの端末処理構造

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JPH0730898U
JPH0730898U JP6796393U JP6796393U JPH0730898U JP H0730898 U JPH0730898 U JP H0730898U JP 6796393 U JP6796393 U JP 6796393U JP 6796393 U JP6796393 U JP 6796393U JP H0730898 U JPH0730898 U JP H0730898U
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hole
clip
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headrest frame
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中 慎 二 田
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池田物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表皮材の両端末部に合成樹脂製のフック部
や、係合プレートを縫着する必要がなく、これら合成樹
脂製のフック部や、係合プレートを縫い付ける工数を削
減し、組み付けの簡易化やコストダウンを図る。 【構成】 表皮材15の一方の端末部21にクリップ2
7を形成した樹脂プレート26を取付ける。一方の端末
部21にステー用穴31とクリップ用の第1の穴33を
穿設し、他方の端末部22にクリップ用の第2の穴35
と、第3の穴37を穿設し、ヘッドレストフレーム12
にクリップ用の第4の穴39を穿設する。ステー用穴3
1にステー13を挿入し、両端末部21,22の内側を
対向させた状態で、クリップ27を第2の穴35、第1
の穴33、第3の穴37を介してヘッドレストフレーム
12の第4の穴39に係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヘッドレストの端末処理構造に関し、更に詳細に説明すると、ヘッ ドレストステーが固着されたヘッドレストフレームと、該ヘッドレストフレーム の外周を覆うように形成されたパッド材と、ヘッドレストフレーム及びパッド材 を被覆する底部に開口部を有する表皮材とを備え、前記表皮材の開口部が閉じら れるようになされたヘッドレストの端末処理構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用シートのヘッドレスト1は、図5に示す如く、ヘッドレスト ステー2aが固着されたヘッドレストフレーム2と、このヘッドレストフレーム 2の外周を覆うように形成されたパッド材3と、パッド材3を被覆する底部に開 口部6を有する表皮材5とを備え、前記表皮材5の開口部6が表皮材5の両端部 5a,5bにより閉じられるようになされている。
【0003】 前記表皮材5の開口部6よりヘッドレストフレーム2及びパッド材3を挿入し た後、表皮材5の一方の端部5aに縫着された合成樹脂製のフック部7を他方の 端部5bに縫着された合成樹脂製の係合プレート8に係合させることにより、表 皮材5の開口部6が閉じられるようになされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、従来の構成においては表皮材5の両端末部5a,5bに合成樹脂製 のフック部7、合成樹脂製の係合プレート8を夫々縫い付けるため、縫い工数が 多く、組み付け作業の簡易化やコストダウンを図れない欠点を有するものであっ た。
【0005】 本考案の目的は、表皮材の両端末部に合成樹脂製のフック部や、係合プレート を縫着する必要がなく、これら合成樹脂製のフック部や、係合プレートを縫い付 ける工数を削減し、組み付けの簡易化やコストダウンを図ることのできるヘッド レストの端末処理構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述せる課題に鑑みてなされたもので、ヘッドレストステーが固着さ れたヘッドレストフレームと、該ヘッドレストフレームの外周を覆うように形成 されたパッド材と、ヘッドレストフレーム及びパッド材を被覆する底部に開口部 を有する表皮材とを備え、前記表皮材の開口部が閉じられるようになされたヘッ ドレストの端末処理構造において、前記表皮材は開口部の長手方向に沿って前後 一対の端末部を有し、表皮材の一方の端末部の内側に長手方向に沿ってクリップ を形成した樹脂プレートを取付けると共に、表皮材の一方の端末部にヘッドレス トステー用穴とクリップ用の第1の穴を穿設し、表皮材の他方の端末部にクリッ プ用の第2の穴と、該第2の穴より内側に形成されたクリップ用の第3の穴を穿 設し、ヘッドレストフレームの底部にクリップ用の第4の穴を設け、表皮材の一 方の端末部のヘッドレストステー用穴にヘッドレストステーを挿入し、表皮材の 両端末部の内側を対向させた状態で、樹脂プレートのクリップを表皮材の他方の 端末部のクリップ用の第2の穴に挿入し、表皮材の一方の端末部の端縁を表皮材 の他方の端末部側に折り返して前記第1の穴にクリップを挿入し、表皮材の両端 末部をヘッドレストフレーム側に折り返してクリップを表皮材の他方の端末部の 第3の穴に挿入し、更にクリップをヘッドレストフレームの底部の第4の穴に係 止したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、表皮材の一方の端末部の内側に長手方向に沿ってクリップを 形成した樹脂プレートを取付けると共に、表皮材の一方の端末部にヘッドレスト ステー用穴とクリップ用の第1の穴を穿設し、表皮材の他方の端末部にクリップ 用の第2の穴と、第3の穴を穿設し、ヘッドレストフレームの底部にクリップ用 の第4の穴を設けたので、表皮材の一方の端末部のヘッドレストステー用穴にヘ ッドレストステーを挿入し、表皮材の両端末部の内側を対向させた状態で、樹脂 プレートのクリップを表皮材の他方の端末部のクリップ用の第2の穴に挿入する ことができ、表皮材の一方の端末部の端縁を表皮材の他方の端末部側に折り返し て前記第1の穴にクリップを挿入し、表皮材の両端末部をヘッドレストフレーム 側に折り返すことにより、クリップを表皮材の他方の端末部の第3の穴に挿入し 、更にクリップをヘッドレストフレームの底部の第4の穴に係止することができ るので、表皮材の端末部に樹脂プレートを縫い付ける工数を削減し、組み付けの 簡易化やコストダウンを図ることができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案に係るヘッドレストの端末処理構造を図面を参照して詳述する。 図1乃至図4には本考案に係るヘッドレストの端末処理構造の一実施例の概略 が夫々示されており、図2に断面で示す如く、ヘッドレスト11は、ヘッドレス トステー13が固着されたヘッドレストフレーム12と、このヘッドレストフレ ーム12に取り付けられたパッド材14と、このパッド材14の外周を被覆する 底部に開口部16を有する表皮材15とを備えている。
【0009】 前記ヘッドレストフレーム12は金属製または硬質合成樹脂等から形成され、 ヘッドレストフレーム12の底部12aには、左右一対のヘッドレストステー1 3が固着されている。前記表皮材15の開口部16は表皮材15にヘッドレスト フレーム12と、このヘッドレストフレーム12に取り付けられたパッド材14 とを挿入した後に閉じられるようになされている。
【0010】 前記表皮材15は布製または塩化ビニルシート等を用いた表面側の表皮と、こ の表皮の裏面側に接合されたワディング等からなる裏基布とから形成されている が、表皮のみで形成することもできる。
【0011】 尚、ヘッドレストフレーム12にパッド材14を取り付け、この状態より表皮 材15を被覆することができ、または、前記表皮材15に予めパッド材14を挿 入し、次いでヘッドレストフレーム12をパッド材14内に挿入することもでき る。
【0012】 表皮材15は、開口部16の長手方向に沿って前後一対の端末部21,22、 及び左右一対の端末部23,24を有する。表皮材15の前後の端末部のうち一 方の端末部21の内側に長手方向に沿って樹脂プレート26が取付けられている 。樹脂プレート26には複数のクリップ27が形成されている。前記樹脂プレー ト26のクリップ27は本実施例では左右一対形成されているが、3個以上とす ることもできる。
【0013】 表皮材15の一方の端末部21にヘッドレストステー用穴31が左右一対のヘ ッドレストステー13の間隔に対応して一対形成されている。またクリップ用の 第1の穴33が前記樹脂プレート26のクリップ27の間隔に対応して一対穿設 されている。
【0014】 表皮材15の他方の端末部22にクリップ用の第2の穴35と、該第2の穴3 5より内側に形成されたクリップ用の第3の穴37が前記樹脂プレート26のク リップ27の間隔に対応して夫々一対穿設されている。
【0015】 また、ヘッドレストフレーム12の底部12aにクリップ用の第4の穴39が 前記樹脂プレート26のクリップ27の間隔に対応して一対穿設されている。
【0016】 表皮材15の一方の端末部21の一対のヘッドレストステー用穴31にヘッド レストステー13を挿入し、図2に示す如く、表皮材15の両端末部21,22 の内側を対向させた状態で、樹脂プレート26のクリップ27を表皮材15の他 方の端末部22のクリップ用の第2の穴35に挿入する。
【0017】 次いで、図3に示す如く、表皮材15の一方の端末部21の端縁21aを表皮 材15の他方の端末部22の外側に折り返して前記一方の端末部21の第1の穴 33にクリップ27を挿入する。
【0018】 図4に示す如く、表皮材15の両端末部21,22をヘッドレストフレーム側 に折り返し、クリップ27を表皮材15の他方の端末部22の第3の穴37を介 してヘッドレストフレーム12の底部12aに形成された第4の穴39に係止す ることにより前後一対の端末部21,22が処理される。
【0019】 尚、ヘッドレストフレーム12の底部12aにパッド材14を薄く設けた場合 が示されているが、このヘッドレストフレーム12の底部12aのパッド材14 を省略することができ、またパッド材14を設けた場合にはこのパッド材14に クリップ用の透孔を設けることができる。
【0020】
【考案の効果】
以上が本考案に係るヘッドレストの端末処理構造の一実施例の構成であるが、 斯る構成によれば、表皮材は開口部の長手方向に沿って前後一対の端末部を有し 、表皮材の一方の端末部の内側に長手方向に沿ってクリップを形成した樹脂プレ ートを取付けると共に、表皮材の一方の端末部にヘッドレストステー用穴とクリ ップ用の第1の穴を穿設し、表皮材の他方の端末部にクリップ用の第2の穴と、 該第2の穴より内側に形成されたクリップ用の第3の穴を穿設し、ヘッドレスト フレームの底部にクリップ用の第4の穴を設け、表皮材の一方の端末部のヘッド レストステー用穴にヘッドレストステーを挿入し、表皮材の両端末部の内側を対 向させた状態で、樹脂プレートのクリップを表皮材の他方の端末部のクリップ用 の第2の穴に挿入し、表皮材の一方の端末部の端縁を表皮材の他方の端末部側に 折り返して前記第1の穴にクリップを挿入し、表皮材の両端末部をヘッドレスト フレーム側に折り返してクリップを表皮材の他方の端末部の第3の穴に挿入し、 更にクリップをヘッドレストフレームの底部の第4の穴に係止したので、表皮材 の端末部に樹脂プレートを縫い付ける工数を削減し、組み付けの簡易化やコスト ダウンを図ることができるヘッドレストの端末処理構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヘッドレストの端末処理構造を示
すもので、表皮材の開口部を開いた状態の斜視図。
【図2】本考案に係るヘッドレストの端末処理構造を示
すもので、表皮材の前後一対の端末部を重ね合わせた状
態の断面図。
【図3】本考案に係るヘッドレストの端末処理構造を示
すもので、表皮材の一方の端末部の端縁を表皮材の他方
の端末部側に折り返した状態の断面図。
【図4】本考案に係るヘッドレストの端末処理構造を示
すもので、表皮材の一方の端末部と表皮材の他方の端末
部とをヘッドレストフレーム側に折り返した状態の断面
図。
【図5】従来のヘッドレストの端末処理構造を示す断面
図。
【符号の説明】
11 ヘッドレスト 12 ヘッドレストフレーム 12a 底部 13 ヘッドレストステー 14 パッド材 15 表皮材 16 開口部 21 表皮材の一方の端末部 22 表皮材の他方の端末部 26 樹脂プレート 27 クリップ 31 ヘッドレストステー用穴 33 クリップ用の第1の穴 35 クリップ用の第2の穴 37 クリップ用の第3の穴 39 クリップ用の第4の穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドレストステーが固着されたヘッド
    レストフレームと、該ヘッドレストフレームの外周を覆
    うように形成されたパッド材と、ヘッドレストフレーム
    及びパッド材を被覆する底部に開口部を有する表皮材と
    を備え、前記表皮材の開口部が閉じられるようになされ
    たヘッドレストの端末処理構造において、前記表皮材は
    開口部の長手方向に沿って前後一対の端末部を有し、表
    皮材の一方の端末部の内側に長手方向に沿ってクリップ
    を形成した樹脂プレートを取付けると共に、表皮材の一
    方の端末部にヘッドレストステー用穴とクリップ用の第
    1の穴を穿設し、表皮材の他方の端末部にクリップ用の
    第2の穴と、該第2の穴より内側に形成されたクリップ
    用の第3の穴を穿設し、ヘッドレストフレームの底部に
    クリップ用の第4の穴を設け、表皮材の一方の端末部の
    ヘッドレストステー用穴にヘッドレストステーを挿入
    し、表皮材の両端末部の内側を対向させた状態で、樹脂
    プレートのクリップを表皮材の他方の端末部のクリップ
    用の第2の穴に挿入し、表皮材の一方の端末部の端縁を
    表皮材の他方の端末部側に折り返して前記第1の穴にク
    リップを挿入し、表皮材の両端末部をヘッドレストフレ
    ーム側に折り返してクリップを表皮材の他方の端末部の
    第3の穴に挿入し、更にクリップをヘッドレストフレー
    ムの底部の第4の穴に係止したことを特徴とするヘッド
    レストの端末処理構造。
JP1993067963U 1993-11-26 1993-11-26 ヘッドレストの端末処理構造 Expired - Lifetime JP2573014Y2 (ja)

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