JPH0730869Y2 - 防犯用ドア - Google Patents

防犯用ドア

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JPH0730869Y2
JPH0730869Y2 JP1987121523U JP12152387U JPH0730869Y2 JP H0730869 Y2 JPH0730869 Y2 JP H0730869Y2 JP 1987121523 U JP1987121523 U JP 1987121523U JP 12152387 U JP12152387 U JP 12152387U JP H0730869 Y2 JPH0730869 Y2 JP H0730869Y2
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JP
Japan
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door
unit
image pickup
lens
door base
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JP1987121523U
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JPS6427394U (ja
Inventor
實 藤井
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中外貿易株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ドアの外側にある被写体を撮影する防犯用ド
アに関する。
〈従来の技術〉 ドアの外側にある被写体を撮影するものとして従来、第
5図に示すものが知られている。
この図に示す装置は、ドア1の内側に固定装着されるカ
メラ部2(撮像部とこれを制御する制御部とを含む)
と、室内に配置されるモニタ部3と、モニタ部3とカメ
ラ部2とを接続するケーブル4とを備えており、カメラ
部2にあるドアスコープレンズ5によって得られた画像
を室内にあるモニタ部3のディスプレイ6上に表示する
ものである。
なお、前記ドアスコープレンズ5を用いる代わりに、ド
アベースの開口部にレンズを装着するようにした従来例
もある(実開昭59-177269号公報)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このような従来の装置においては、カメラ部
2の本体がドアの内側に突出して設けられているのでド
アの開閉時に邪魔になり易い。これに加え、ドアに対し
てカメラ部2あるいはその撮像部を固定しているだけで
あるため広角レンズを使用しても視界の範囲に限界があ
った。この場合、超広角レンズを用いて視界を広くする
と、画像が歪んでしまうという新たな問題が生じる。
本考案は、上記の事情に鑑み、ドアの開閉操作および外
観を向上できるとともに、歪の少ない画像で、広い視界
を得ることができる防犯用ドアを提供することを目的に
している。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため本考案による防犯用ドアは、所
定厚さを持つドアベースに設けられたレンズ穴を通じて
撮像部に外の被写体を撮影するようにした防犯用ドアに
おいて、前記ドアベースの外面にレンズ穴を形成する一
方、前記ドアベースの内部に前記撮像部とともに、撮像
部の撮影方向を可変するためのチルト機構をそれぞれ収
納配置してなることを要旨としている。
〈作用〉 上記の構成により、本考案による防犯用ドアは、ドアベ
ース内部に収納配置された撮像部によって外の被写体を
撮影し、被写体が視界から外れる場合にはチルト機構を
用いて撮影方向を変えて被写体を撮影する。
〈実施例〉 第1図は本考案による防犯用ドアの一実施例を用いた防
犯装置を示すブロック図である。
同図に示す防犯装置は、防犯用ドア10と、コントロール
ボックス11と、専用モニタ部12と、一般モニタ部13とを
備えており、防犯用ドア10によって訪問者などを撮影
し、その画像を専用モニタ部12や、一般モニタ部13上に
表示させたり、記録させたりする。
防犯用ドア10は、ほぼ矩形状に形成されるドアベース14
と、このドアベース14内に配置されるカメラ部15と、こ
のカメラ部15と一体に形成されるインターホン本体31
と、前記ドアベース14の外面側に設けられるインターホ
ン用の呼出しボタン16と、前記ドアベース14に取り付け
られるノブ17と、前記ドアベース14を入口の枠に回動自
在に支持させる蝶番18a,18bとを備えており、電源が印
加されている間、ドアの外にいる訪問者などを撮影し
て、その画像をコントロールボックス11に供給する。
この場合、前記カメラ部15は、第2図(A)、(B)に
示す如く被写体を撮影する撮像部32と、この撮像部32の
動作を制御する制御部25と、前記撮像部32の撮影方向を
変えるチルト機構33とを備えている。
撮像部32は、固定焦点式のレンズ部19と、このレンズ部
19によって得られた光学画像を電気信号に変換する固体
撮像素子20と、この固体撮像素子20やレンズ部19が取り
付けられる取付板21とを備えており、前記ドアベース14
に形成されたレンズ穴30を介して外の被写体を撮影す
る。
また、制御部25は、撮像部32の固体撮像素子20を駆動し
たり、レンズ部19の絞りを調整したりする制御基板23
と、この制御基板23と撮像部32とを接続するフィルムケ
ーブル24とを備えており、撮像部32を制御して撮影動作
を行わせ、これによって得られたビデオ信号をケーブル
22を介してコントロールボックス11に供給する。
また、チルト機構33は、互いに直角な方向に回転自在に
接続される2つのリング34、35から成り、前記レンズ部
19の前端側を保持して、このレンズ部19を上下左右に傾
倒自在に支持する支持部36と、前記ドアベース14の内部
に取り付けられる2つのモータ37、38と、前記ドアベー
ス14の内部に取り付けられる2つの軸受39、40と、これ
らモータ37、38および軸受39、40によって各々直角な方
向に回転駆動される2つのU字形アーム41、42と、一端
が固定撮像素子20の背面に固定され、他端が前記U字形
アーム41、42に形成されたスリットを貫通するレバー43
とを備えており、前記ケーブル22を介して供給される駆
動信号に応じて前記レンズ部19の前端側を中心にしてそ
の後端側を矢印A、Bに傾倒させ、撮像部32の撮影方向
を変える。
また、一方の蝶番18aは、第3図(A)、(B)に示す
ように2つのインシュレータ44、45と、ジョイント用の
心棒46と、この心棒46の下端側を閉じる止めリング47
と、8個の絶縁リング48とを備えており、ケーブル22の
中間部分に介挿されて、カメラ部15や、インターホン本
体31と、コントロールボックス11とを電気的に接続す
る。
この場合、インシュレータ44は、取り付け用の穴49が形
成された取付板50と、取付板50の一側部に一体形成され
る2つ接続円筒51と、取付板50の一部に嵌め込まれる絶
縁板53と、この絶縁板53に取り付けられる4つの電極端
子54と、これらの各電極端子54に接続されるリング状の
摺動電極55a〜55dとを備えている。
また、インシュレータ45は、インシュレータ44と同様
に、取り付け用の穴56が形成された取付板57と、取付板
57の一側部に一体形成される4つ接続円筒58と、取付板
57の一部に嵌め込まれる絶縁板59と、絶縁板59に取り付
けられる4つの電極端子60と、これらの各電極端子60に
接続されるリング状の摺動電極61a〜61dとを備えてい
る。
そして組立時において、2つの接続円筒58の間に、接続
円筒51が嵌入されるように、また各摺動電極55a〜55d、
61a〜61dが互いに入れ子になるように、2つのインシュ
レータ44、45が接続される。この状態では、各摺動電極
55a〜55d、61a〜61dが各々、一対一で接触する。
次いで、摺動電極61aの上面側と、摺動電極55dの下面側
とに、各々1枚ずつ絶縁リング48が嵌め込まれるととも
に、摺動電極55a、61b間と、摺動電極55b、61c間と、摺
動電極55c、61d間とに、各々2枚ずつ絶縁リング58が嵌
め込まれる。
これによって、摺動電極55aと、摺動電極61aとが、…摺
動電極55dと、摺動電極61dとが一対一で接触する。
この後、接続円筒51、58、摺動電極55a〜55b、61a〜61
b、絶縁リング48に心棒46が挿通された後、心棒46の下
端に止めリング47が嵌入されて、これらが一体化され
る。
心棒46は、丸棒状の心棒本体62と、この心棒本体62の上
部側に一体形成される止め板63と、心棒本体62の中央部
分に形成された小径部に嵌入固定される絶縁筒64とを備
えている。そして、インシュレータ44、45と、8個の絶
縁リング48と接続しているとき、絶縁筒64によって摺動
電極55a〜55b、61a〜61bと、心棒本体62とを電気的に絶
縁する。
また、コントロールボックス11は、装置各部に電源を供
給したり、これら装置各部を制御したりするように構成
されており、チルトレバー65が操作されたとき、チルト
機構33を制御する。また電源スイッチ(図示略)がオン
されたとき、カメラ部15に電源を供給して、これをオン
させるとともに、このカメラ部15から出力されるビデオ
信号を取り込んで、専用モニタ部12、または一般モニタ
部13のうち、切替えスイッチ26で指定された方に供給す
る。
専用モニタ部12は、台所などに設置されており、前記コ
ントロールボックス11からビデオ信号が供給されたと
き、このビデオ信号によって示される画像を表示する。
また、一般モニタ部13は、通常のテレビ27と、ビデオレ
コーダ28とを備えており、前記コントロールボックス11
からビデオ信号が供給されたとき、これを表示したり、
記録したりする。
このようにこの実施例においては、ドアベース14内にカ
メラ部15を構成する撮像部32やチルト機構33を収納した
ので、このドアベース14の裏面を平にすることができ、
これによってドアの開閉を容易にすることができる。
また、チルト機構33を有するともに、チルトレバー65に
よってチルト機構33を駆動して撮影方向を変えることが
できるので、超広角レンズや、魚眼レンズを使用しなく
とも、視界を広くすることができる。
またこの実施例においては、固体撮像素子20によって光
学画像からビデオ信号を生成するようにしているので、
撮像管を用いた場合に必要なメンテナンスなどを不要に
することができるとともに、消費電力の低減化や、長寿
命化を図ることができる。
また上述した実施例においては、コントロールボックス
11に設けられた電源スイッチによってカメラ部15のオン
/オフを行うようにしているが、呼出しボタン16が押さ
れたときなどに、電源が入るようにしても良い。
また、ドアベース14に衝撃感応スイッチを設けたり、こ
のドアベース14の近傍に近接スイッチや、マットスイッ
チを設けたりして、これらのスイッチがオンしたとき、
装置に電源が入るようにしても良い。
また上述した実施例においては、蝶番18aにケーブル22
を接続して、防犯用ドア10と、コントロールボックス11
とを接続するようにしているが、これらをワイヤレスで
接続したり、蝶番18aをジャンプして接続するようにし
ても良い。
また上述した実施例においては、チルト機構33に設けら
れた2つのモータ37、38によってU字アーム41、42を駆
動するようにしているが、例えば、コントロールボック
ス11などの遠隔の場所に設けられた操作レバーに加えら
れた力をワイヤ等により、U字アーム41、42に伝達し
て、これらを駆動するようにしても良い。
また上述した実施例においては、支持部36によってレン
ズ部19を上下左右に傾倒自在に支持しているが、この支
持部36に代えて第4図に示すように球面軸受66によって
レンズ部19を支持するようにしても良い。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案の防犯用ドアにあっては、
撮像部およびチルト機構をドアベースの内部に収納配置
してドアの平面性を維持するようにしたので、ドアの開
閉操作性および外観を向上できる。しかも、前記チルト
機構により歪の少ない画像で、広い視界を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による防犯用ドアの一実施例を用いた防
犯装置を示すブロック図、第2図(A)は第1図に示す
カメラ部の詳細を示す側面図、第2図(B)は同図
(A)に示すカメラ部の詳細を示す分解斜視図、第3図
(A)は第1図に示す蝶番の詳細を示す正面図、第3図
(B)は同図(A)に示す蝶番の分解斜視図、第4図は
本考案による防犯用ドアの他の一例を示す一部裁断側面
図、第5図は従来の防犯装置の一例を示す斜視図であ
る。 14……ドアベース 30……レンズ穴 32……撮像部 33……チルト機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定厚さを持つドアベースに設けられたレ
    ンズ穴を通じて撮像部に外の被写体を撮影するようにし
    た防犯用ドアにおいて、 前記ドアベースの外面にレンズ穴を形成する一方、前記
    ドアベースの内部に前記撮像部とともに、撮像部の撮影
    方向を可変するためのチルト機構をそれぞれ収納配置し
    てなることを特徴とする防犯用ドア。
JP1987121523U 1987-08-10 1987-08-10 防犯用ドア Expired - Lifetime JPH0730869Y2 (ja)

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JPS6427394U JPS6427394U (ja) 1989-02-16
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JPS6427394U (ja) 1989-02-16

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