JPH07308371A - オゾン殺菌の確認方法 - Google Patents

オゾン殺菌の確認方法

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JPH07308371A
JPH07308371A JP6129619A JP12961994A JPH07308371A JP H07308371 A JPH07308371 A JP H07308371A JP 6129619 A JP6129619 A JP 6129619A JP 12961994 A JP12961994 A JP 12961994A JP H07308371 A JPH07308371 A JP H07308371A
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JP
Japan
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ozone
sterilization
ozone sterilization
room
sterilizer
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JP6129619A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Nagashima
康明 長島
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際にオゾン殺菌が適切に行われたか否かを
確実に確認できる。 【構成】 オゾン発生140と、オゾン殺菌150と、
オゾン処理160との一連の運転で室内空間の殺菌を行
い、かかる殺菌の終了を処理終了ランプ31とにより表
示するオゾン殺菌装置1と、オゾン発生の有無を確認で
きるオゾン殺菌の確認装置をオゾン殺菌しようとする室
内20に設置する。そして、オゾン殺菌装置1の運転の
開始130を行い、オゾン発生140、オゾン殺菌15
0、オゾン処理160を行う。そして、オゾン殺菌装置
1の処理終了ランプ31が点灯した場合には、オゾン殺
菌の確認装置40を確認して、オゾン殺菌の確認装置4
0が変色しているか否かを判断する。これにより、オゾ
ン殺菌の確認装置40が変色している場合には、適切に
オゾン殺菌が行われており、また変色しない場合には適
切にオゾン殺菌が行われいないことを確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば病院の手術
室、食品工場の製造室等において、オゾン殺菌装置を用
いて室内空間自体の殺菌を行う場合に、かかるオゾン殺
菌装置が正常に作動し、オゾン殺菌が確実に行われたか
否かを確認する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば病院の手術室、食品工場の製造室
等の室内空間自体を殺菌する方法としては、例えば特開
平5−57005号公報に示されるような方法が既に公
知となっている。
【0003】かかる室内空間自体のオゾン殺菌の方法を
説明すると、まず、オゾン消臭殺菌装置1を殺菌しよう
とする室内15に備え付けて、かかる室内15を密閉す
る。次に、前記オゾン消臭殺菌装置1内のオゾン発生器
4によりオゾンを発生させた後、かかるオゾンを室内1
5に送り出し、これにより室内空間自体を殺菌する。そ
して、所定時間経過後に室内15に存するオゾンを、オ
ゾン消臭殺菌装置1内に送風機2を用いて吸入した後、
分解触媒7で、酸素に分解処理して室内に還流すること
により、オゾン殺菌が終了する。
【0004】そして、オゾン殺菌の確認方法は、一般的
にオゾン消臭殺菌装置1に備えられたパトライト等の処
理終了ランプの点灯で確認する方法で行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記オ
ゾン殺菌の確認方法は、オゾン消臭殺菌装置の運転終了
を表示する処理終了ランプの点灯でもって、オゾン殺菌
が行われたと認識するものである。
【0006】このため、例えば、オゾンが室内に十分に
送り出されなかったため、オゾン濃度が低くなって、オ
ゾン殺菌が適切に行われなかったにもかかわらず、オゾ
ン消臭殺菌装置の処理終了ランプが点灯した場合には、
かかる室内空間のオゾン殺菌が適切に行われたと誤認す
る虞れがあるという不都合を有する。
【0007】そこで、本願に係る発明においては、上記
問題点に鑑み、実際にオゾン殺菌が適切に行われたか否
かを確実に確認できるオゾン殺菌の確認方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、請求項1に係
るオゾン殺菌の確認方法は、オゾン発生と、オゾン殺菌
と、オゾン処理との一連の運転で室内空間の殺菌を行
い、かかる殺菌の終了を処理終了ランプの点灯により表
示するオゾン殺菌装置と、オゾン発生の有無を確認でき
るオゾン殺菌の確認装置とを室内に設置して、前記オゾ
ン殺菌装置を作動し、オゾン殺菌装置の一連の運転が終
了したことを示す処理終了ランプが点灯した場合に、更
に前記オゾン殺菌の確認装置で適切にオゾン殺菌がなさ
れたことを確認するものである。
【0009】また、請求項2に係るオゾン殺菌終了の確
認方法に用いられるオゾン殺菌終了の確認装置は、紙片
で成ると共に、その表面にはオゾン殺菌に適した状態で
変色する色素が塗布された構成となっている。
【0010】
【作用】従って、請求項1に係るオゾン殺菌の確認方法
によれば、オゾン殺菌装置の処理終了ランプの点灯でオ
ゾン殺菌を確認した後、更にオゾン殺菌の確認装置によ
っても、オゾン殺菌を確認するので、オゾン殺菌が不適
切であったにもかかわらず処理終了ランプの点灯によ
り、オゾン殺菌が適切になれたと誤解することを防止で
きる。
【0011】また、請求項2に係るオゾン殺菌の確認方
法に用いられるオゾン殺菌の確認装置の表面は、オゾン
殺菌が適切に行われた状態で変色するので、確実にオゾ
ン殺菌が行われたか否かを一目で確認できる。
【0012】更に、請求項2に係るオゾン殺菌の確認方
法に用いられるオゾン殺菌の確認装置は、紙片で成るの
で、その取扱が簡易であると共に、その製造コストを低
く抑えることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0014】本願発明に用いられるオゾン殺菌を行うオ
ゾン殺菌装置1は、公知のもので、例えば図1及び図2
に示される様に、酸素ガスボンベ2と、オゾン発生器3
と、送風機4と、オゾン分解触媒5と、こられのうちオ
ゾン発生器3、送風機4、及びオゾン分解触媒5を収納
する箱体6とで、基本的に構成されている。また、かか
るオゾン殺菌装置1の吸入口15および第1及び第2の
吹出口16,17は密閉した室内20に開口している。
【0015】このうち、酸素ガスボンベ2は、酸素を箱
体6内のオゾン発生器3に供給するためのもので、図2
に示される様に、オゾン殺菌装置1の外部に配置されて
いると共に、その先端部から管7が延びて、オゾン発生
器3に接続している。尚、酸素ガスボンベ2の代わりに
酸素発生装置を用いることも可能である。
【0016】そして、オゾン発生器3は、室内20を殺
菌するためのオゾンを生成するためのもので、ここで生
成されたオゾンは、図示しないミキシングボックスで空
気と混合された後、同じく図示しない加湿器で湿度を与
えられて、送風通路8を通って第1の吹出口16から室
内20に送り出されるようになっている。
【0017】しかるに、室内20の空間は、所定のオゾ
ン濃度となり、室内20の壁、机等が殺菌されることと
なる。
【0018】また、送風機4は、例えばスクロールタイ
プのもので、オゾン処理過程時において、吸入口15を
介して室内20からオゾンを含む空気を吸入し、オゾン
分解触媒5に送風通路9を介して送風するようになって
いる。尚、かかる送風機4により吸入した空気は、オゾ
ン発生過程時では、前述したミキシングボックスに送風
する構成としても良いものである。
【0019】オゾン分解触媒5は、前記送風機4で室内
20から吸入した空気に含まれるオゾンを酸素に分解す
るためのもので、これによりオゾンが除去された空気
は、通風路10を通って第2の吹出口17から室内20
に送り出される。
【0020】しかるに、上記オゾン除去作業を繰り返す
ことにより、室内20のオゾンを全て除去することがで
きる。
【0021】そして、箱体6の上面には、上記オゾンの
発生、オゾン殺菌中を点灯で表示する処理中ランプ30
と、オゾン殺菌の終了を点灯で表示する処理終了ランプ
31とが設けられている。また、箱体6の下面には、オ
ゾン殺菌装置1の移動を簡易に行うため、車輪33が各
角部近傍に一個づつ、合計4個設置されている。更に、
箱体6の側面には、オゾン殺菌装置1の運転操作を行う
ための、操作部34が配置されている。
【0022】本願発明に用いられるオゾン殺菌の確認装
置40は、例えば青焼紙の紙片で成ると共に、その表面
には、オゾン殺菌に適した状態、即ちオゾン濃度200
ppm以上,相対湿度80%以上の条件でオゾン殺菌が
2時間以上なされた場合に、白く変色する様な色素を塗
布したものとなっている。
【0023】尚、かかる色素は、上記オゾン殺菌に適し
た状態でのみ変色するものであれば特に問わないが、例
えば現像液又は蛍光ペン用塗料が考えられる。
【0024】また、オゾン殺菌の確認装置40の裏面に
は、例えば図1に示す様に、壁等の室内20の任意の場
所に設置できるように、粘着テープ等の接続部を有して
いても良い。
【0025】次に、上記オゾン殺菌装置1とオゾン殺菌
の確認装置40を用いた場合のオゾン殺菌の確認方法に
ついて、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0026】オゾン殺菌の確認の前提として、まずステ
ップ100で室内空間の殺菌処理を開始し、ステップ1
10に進んでオゾン殺菌装置1を室内20に設置する。
【0027】次に、ステップ120に進み、オゾン殺菌
の確認のためオゾン殺菌の確認装置40を室内20に設
置する。
【0028】更に、ステップ130に進み、操作部34
で操作してオゾン殺菌装置1の運転を開始する。これに
より、オゾン殺菌装置1の処理中ランプ30が点灯す
る。
【0029】そして、ステップ140に進む。かかるス
テップ140では、前記オゾン発生器3を1時間以上作
動させてオゾンを発生し、室内20のオゾン濃度を20
0ppm程度まで引き上げる。
【0030】また、上記時間が経過すると、ステップ1
50に進む。かかるステップ150では、オゾン発生器
3と図示しない加湿器とを2時間以上作動して、室内2
0のオゾン濃度を200ppm程度に維持すると共に、
室内20の相対湿度を80%RH以上として、室内20
のオゾン殺菌を行う。
【0031】更に、上記時間が経過すると、ステップ1
60に進む。かかるステップ160では、送風機4を4
時間以上作動してオゾン分解触媒5にオゾンを含む空気
を送り込み、室内20中のオゾンを除去することで、オ
ゾン処理を行う。
【0032】更にまた、上記時間が経過すると、ステッ
プ170に進む。ステップ170では、オゾン殺菌装置
1のオゾン殺菌の終了を示すため、処理終了ランプ31
が点灯する。これにより、オゾン殺菌装置1の運転は全
て終了する。
【0033】次に、処理終了ランプ31が点灯した場合
には、ステップ180に進み、オゾン殺菌の確認装置4
0を確認する。そして、ステップ190に進んで、オゾ
ン殺菌の確認装置40の変色の有無を判断する。
【0034】そして、オゾン殺菌の確認装置40が変色
している場合には、オゾン殺菌が適切になされたことを
示すので、ステップ200に進み、オゾン殺菌を確認で
きる。
【0035】反対に、オゾン殺菌の確認装置40が変色
していない場合には、オゾン殺菌が適切になされなかっ
たことを示すので、ステップ130に戻り、再度オゾン
殺菌装置1の運転を開始する。
【0036】
【発明の効果】以上の様に、請求項1に係るオゾン殺菌
の確認方法によれば、オゾン殺菌が不適切であったにも
かかわらず処理終了ランプの点灯により、オゾン殺菌が
適切にされたと誤解することを防止できるので、室内空
間のオゾン殺菌を確実に行うことが可能となる。
【0037】また、請求項2に係るオゾン殺菌の確認方
法によれば、オゾン殺菌の確認装置の表面は、オゾンが
適切に行われた状態で変色するので、オゾン殺菌が確実
に行われたか否かを一目で確認できる。
【0038】更に、請求項2に係るオゾン殺菌の確認方
法によれば、オゾン殺菌の確認装置は、紙片で成るの
で、その取扱が簡易であると共に、コストを低く抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るオゾン殺菌装置とオゾ
ン殺菌の確認装置の配置関係をしめした説明図である。
【図2】同上の実施例に係るオゾン殺菌装置の概略構成
図である。
【図3】同上の実施例に係るオゾン殺菌の確認方法の手
順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 オゾン殺菌装置 31 処理終了ランプ 40 オゾン殺菌の確認装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン発生と、オゾン殺菌と、オゾン処
    理との一連の運転で室内空間の殺菌を行い、かかる殺菌
    の終了を処理終了ランプの点灯により表示するオゾン殺
    菌装置と、オゾン発生の有無を確認できるオゾン殺菌の
    確認装置とを室内に設置して、前記オゾン殺菌装置を作
    動し、オゾン殺菌装置の一連の運転が終了したことを示
    す処理終了ランプが点灯した場合に、更に前記オゾン殺
    菌の確認装置で適切にオゾン殺菌がなされたことを確認
    することを特徴とするオゾン殺菌の確認方法。
  2. 【請求項2】 オゾン殺菌の確認装置は、紙片で成ると
    共にその表面にはオゾン殺菌に適した状態で変色する色
    素が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の
    オゾン殺菌の確認方法。
JP6129619A 1994-05-19 1994-05-19 オゾン殺菌の確認方法 Pending JPH07308371A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122119A (ja) * 2014-01-17 2014-07-03 Mitsubishi Electric Corp マンコンベア
JP6947458B1 (ja) * 2021-02-25 2021-10-13 有限会社都工業 室内除菌装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122119A (ja) * 2014-01-17 2014-07-03 Mitsubishi Electric Corp マンコンベア
JP6947458B1 (ja) * 2021-02-25 2021-10-13 有限会社都工業 室内除菌装置
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