JPH07308309A - 指紋の入力構造 - Google Patents
指紋の入力構造Info
- Publication number
- JPH07308309A JPH07308309A JP6126961A JP12696194A JPH07308309A JP H07308309 A JPH07308309 A JP H07308309A JP 6126961 A JP6126961 A JP 6126961A JP 12696194 A JP12696194 A JP 12696194A JP H07308309 A JPH07308309 A JP H07308309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fingerprint
- prism
- light source
- input structure
- pentaprism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Collating Specific Patterns (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 光学系部品の点数減少、特にミラーを不要と
し、その分収容スペースを小さくすることができ、ま
た、構造上の簡易化を図って故障や性能のバラ付き発生
を減少させることができるようにする指紋の入力構造と
する。 ［構成］ 光源と、その光源と対向する面に拡散板を備
え、一つの面を被検体の押し当て部としたプリズムとを
有する指紋の入力構造において、前記プリズムをペンタ
プリズムとしたこととする。
し、その分収容スペースを小さくすることができ、ま
た、構造上の簡易化を図って故障や性能のバラ付き発生
を減少させることができるようにする指紋の入力構造と
する。 ［構成］ 光源と、その光源と対向する面に拡散板を備
え、一つの面を被検体の押し当て部としたプリズムとを
有する指紋の入力構造において、前記プリズムをペンタ
プリズムとしたこととする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は指紋の入力構造、特に指
紋を媒介として個人を特定し照合するための装置におけ
る指紋の入力構造の改良に関する。
紋を媒介として個人を特定し照合するための装置におけ
る指紋の入力構造の改良に関する。
【０００２】
【発明の背景】現在は社会の情報化が進み、個人を特定
照合し、確認する必要性を持った種々の装置、システム
が稼動している。一般的に、この個人の特定照合のため
に暗証番号やＩＤカード等が使用されているが、これら
は盗難や紛失、忘却等の虞を伴うもので管理の安全上完
全なものではない。
照合し、確認する必要性を持った種々の装置、システム
が稼動している。一般的に、この個人の特定照合のため
に暗証番号やＩＤカード等が使用されているが、これら
は盗難や紛失、忘却等の虞を伴うもので管理の安全上完
全なものではない。
【０００３】そこで、近時は万人が不同のものとして知
られている指紋を媒介として使用することで、個人の特
定照合を行なう装置が開発されている。この装置の概要
は特定個人の指紋を一旦メモリーに登録し、そのメモリ
ーの登録内容と得られた被検体（指紋）の情報とを比較
し、特定の個人であるか否かの判定を行なうものとなっ
ている。
られている指紋を媒介として使用することで、個人の特
定照合を行なう装置が開発されている。この装置の概要
は特定個人の指紋を一旦メモリーに登録し、そのメモリ
ーの登録内容と得られた被検体（指紋）の情報とを比較
し、特定の個人であるか否かの判定を行なうものとなっ
ている。
【０００４】
【従来の技術】そして、従来の指紋の入力構造は図２に
示すようになっており、この入力構造によってメモリー
への新規登録や照合のための情報提供がなされることと
なる。この従来の指紋の入力構造はプリズム１を有して
おり、その一つの面が露呈されて指紋の押し当て部１ａ
となっている。また、このプリズム１の他の一つの面に
は拡散板２が備えられ、光源３からの光を拡散してプリ
ズム１内に入射させるものとしている。
示すようになっており、この入力構造によってメモリー
への新規登録や照合のための情報提供がなされることと
なる。この従来の指紋の入力構造はプリズム１を有して
おり、その一つの面が露呈されて指紋の押し当て部１ａ
となっている。また、このプリズム１の他の一つの面に
は拡散板２が備えられ、光源３からの光を拡散してプリ
ズム１内に入射させるものとしている。
【０００５】こうしてプリズム１内に入った光は被検体
（指）Ａの指紋面の凹部（谷部）が空気との界面におい
て全反射し、凹部は全反射されず透過することから凹凸
の像が形成され、ミラー４、レンズ群５の光学系を通っ
て電荷結合素子（ＣＣＤ）６に結像され、電気信号に変
換され、デジタル処理がなされてメモリーへと入ること
となっている。
（指）Ａの指紋面の凹部（谷部）が空気との界面におい
て全反射し、凹部は全反射されず透過することから凹凸
の像が形成され、ミラー４、レンズ群５の光学系を通っ
て電荷結合素子（ＣＣＤ）６に結像され、電気信号に変
換され、デジタル処理がなされてメモリーへと入ること
となっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の指紋の入力構造によると、光学系部品の点数が多い
ことから構造が複雑化され、故障や性能のバラ付きが生
じ易く、また、その部品点数分を収容するスペースが必
要となり大型化してしまう問題点があった。
来の指紋の入力構造によると、光学系部品の点数が多い
ことから構造が複雑化され、故障や性能のバラ付きが生
じ易く、また、その部品点数分を収容するスペースが必
要となり大型化してしまう問題点があった。
【０００７】
【発明の目的】そこで、本発明は係る従来の技術の問題
点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消し
て、光学系部品の点数減少、特にミラーを不要とし、そ
の分収容スペースを小さくすることができ、また、構造
上の簡易化を図って故障や性能のバラ付き発生を減少さ
せることができる指紋の入力構造を提供することを目的
としている。
点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消し
て、光学系部品の点数減少、特にミラーを不要とし、そ
の分収容スペースを小さくすることができ、また、構造
上の簡易化を図って故障や性能のバラ付き発生を減少さ
せることができる指紋の入力構造を提供することを目的
としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る指紋の入力構造は光源と、その光源と
対向する面に拡散板を備え、一つの面を被検体の押し当
て部としたプリズムとを有する指紋の入力構造におい
て、前記プリズムをペンタプリズムとしたことを特徴と
している。
に、本発明に係る指紋の入力構造は光源と、その光源と
対向する面に拡散板を備え、一つの面を被検体の押し当
て部としたプリズムとを有する指紋の入力構造におい
て、前記プリズムをペンタプリズムとしたことを特徴と
している。
【０００９】
【作用】上記したように、プリズムとしてペンタプリズ
ムを使用することとしたため、ミラーは不要となり、そ
の分部品点数が減少して小スペースで済むこととなり、
また、故障や性能バラ付きも減少することとなるのであ
る。
ムを使用することとしたため、ミラーは不要となり、そ
の分部品点数が減少して小スペースで済むこととなり、
また、故障や性能バラ付きも減少することとなるのであ
る。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を図１を参照して
説明する、図１は本発明を実施した指紋の入力構造を示
す図である。なお、従来例と共通する部分は同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
説明する、図１は本発明を実施した指紋の入力構造を示
す図である。なお、従来例と共通する部分は同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【００１１】この図１にあって１０はペンタプリズムを
示しており、そのペンタプリズム１０の直角部１０ａと
対向する面１０ｂが被検体（指）Ａの指紋面押し当て面
とされている。また、このペンタプリズム１０の一つの
面にも拡散板２が備えられ、光源３からの光を拡散して
入射させるようになっている。
示しており、そのペンタプリズム１０の直角部１０ａと
対向する面１０ｂが被検体（指）Ａの指紋面押し当て面
とされている。また、このペンタプリズム１０の一つの
面にも拡散板２が備えられ、光源３からの光を拡散して
入射させるようになっている。
【００１２】入射した光は従来と同様の理論により反射
されるが、ペンタプリズム１０を使用したことにより、
拡散板２と対向する一つの面１０ｃが反射面として利用
され、ミラーを不要としてレンズ群５を通して電荷結合
素子（ＣＣＤ）６へ入力されることとなる。
されるが、ペンタプリズム１０を使用したことにより、
拡散板２と対向する一つの面１０ｃが反射面として利用
され、ミラーを不要としてレンズ群５を通して電荷結合
素子（ＣＣＤ）６へ入力されることとなる。
【００１３】
【発明の効果】本発明に係る指紋の入力構造は上述のよ
うに構成され作用する。そのため、従来の構造からミラ
ーの存在を不要とすることができ、その分、小さなスペ
ースへ機構を収容することができる。また、構造的に簡
易化されるので故障の発生や性能のバラ付きを少なく抑
えることができ、メンテナンスも容易なものとなってい
る。
うに構成され作用する。そのため、従来の構造からミラ
ーの存在を不要とすることができ、その分、小さなスペ
ースへ機構を収容することができる。また、構造的に簡
易化されるので故障の発生や性能のバラ付きを少なく抑
えることができ、メンテナンスも容易なものとなってい
る。
【図１】本発明を実施した指紋の入力構造を示す図であ
る。
る。
【図２】従来の指紋の入力構造を示す図である。
２ 拡散板 ３ 光源 ５ レンズ群 ６ 電荷結合素子 １０ ペンタプリズム Ａ 被検体（指）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 15/64 Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】 光源と、その光源と対向する面に拡散板
を備え、一つの面を被検体の押し当て部としたプリズム
とを有する指紋の入力構造において、前記プリズムをペ
ンタプリズムとしたことを特徴とする指紋の入力構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6126961A JPH07308309A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 指紋の入力構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6126961A JPH07308309A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 指紋の入力構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308309A true JPH07308309A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14948189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6126961A Pending JPH07308309A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 指紋の入力構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308309A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100379179B1 (ko) * | 2001-04-04 | 2003-04-08 | (주)니트 젠 | 광학식 지문입력장치 |
| KR100879381B1 (ko) * | 2007-06-04 | 2009-01-20 | 테스텍 주식회사 | 프리즘을 이용한 광학식 지문획득장치 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP6126961A patent/JPH07308309A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100379179B1 (ko) * | 2001-04-04 | 2003-04-08 | (주)니트 젠 | 광학식 지문입력장치 |
| KR100879381B1 (ko) * | 2007-06-04 | 2009-01-20 | 테스텍 주식회사 | 프리즘을 이용한 광학식 지문획득장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |