JPH07308307A - 被検体を場所的に解明する検査装置 - Google Patents

被検体を場所的に解明する検査装置

Info

Publication number
JPH07308307A
JPH07308307A JP7079198A JP7919895A JPH07308307A JP H07308307 A JPH07308307 A JP H07308307A JP 7079198 A JP7079198 A JP 7079198A JP 7919895 A JP7919895 A JP 7919895A JP H07308307 A JPH07308307 A JP H07308307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
pulses
slice
spin
gradient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7079198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2695756B2 (ja
Inventor
Jens Frahm
フラーム イェンス
Axel Haase
ハーゼ アクセル
Wolfgang Haenicke
ヘニッケ ヴォルフガング
Klaus-Dietmar Merboldt
メルホルト クラウス−ディートマル
Dieter Matthaei
マットヘイ ディーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Planck Gesellschaft zur Foerderung der Wissenschaften eV
Original Assignee
Max Planck Gesellschaft zur Foerderung der Wissenschaften eV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6252816&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH07308307(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Max Planck Gesellschaft zur Foerderung der Wissenschaften eV filed Critical Max Planck Gesellschaft zur Foerderung der Wissenschaften eV
Publication of JPH07308307A publication Critical patent/JPH07308307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2695756B2 publication Critical patent/JP2695756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/483NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
    • G01R33/4833NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/4818MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space
    • G01R33/482MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検体を場所的に解明する検査装置を、一層
高速および/またはこれまで不可能であった被検体の場
所および/または線選択性の、画像形成用の測定を実施
することができるように改良すること。 【構成】 照射手段は、高周波パルス系列を発生し、該
高周波パルス系列は、3つのパルスのうち、第1パルス
と第2パルスとの間隔τが、T2effより大きくて、5T
2より小さく、かつ、第2パルスと第3パルスとの間隔
Tτが、T2effより大きくて、5T1より小さいように
されており、照射手段は、更に、勾配磁場の少なくとも
一つを、以下の各時間周期、即ち、(a)第1パルスと
第2パルスの間、(b)第2パルスと第3パルスの間、
(c)第3パルス後、のうちの少なくも一つの間に切り
換えるようにされており、各高周波(RF)パルスのう
ちの少なくとも一つは、周波数選択パルスであり、検出
手段は、評価のために、第3パルスにより誘発された、
少なくとも一つのエコー信号を検出するように構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体に一定の磁場及
び実質的に互いに垂直に位置する可変に組み合わされた
3つの勾配磁場を加え、かつ、|mπ|に等しくない、
即ち、180°及び180°の倍数とは異なるフリップ
角度を有する3つの連続するパルスを含む高周波ないし
ラジオ周波数(RF)パルス系列を照射するための手段
と、スピンモーメント、特に核スピンモーメントの磁気
共鳴に相応する信号を検出する手段とを有する、被検体
を場所的に解明する検査装置に関する。従って、本発明
は、主要には、核磁気共鳴(NMR)トモグラフィの画
像形成用の検査装置に関し、また、電子スピン共鳴装置
にも適用されるが、それに限定されるわけではない。
【0002】
【従来の技術】核磁気共鳴(NMR)トモグラフィおよ
び別の画像形成用核磁気共鳴(KSR)方法の原理は、
例えば、アイ・エル・パイケット(I.L.Pyket
te)の著であって雑誌“サイエンティフィック・アメ
リカン”(SCIENTIFIC AMERICAN)
1982年5月、第54頁〜第64頁、もしくは、“ス
ペクトラム・デア・ヴィッセンシャフト”(Spekt
rum der Wissenschaft)、198
2年7月、第40頁〜第55頁に記載されている。本発
明の検査装置においても、この刊行物に記載されている
ように、画像再構成は、この刊行物の第8図に基づいて
説明されているように、フーリエ・ツォイグマトグラフ
ィの原理に基づいて行なわれる。相応の説明は、“ジャ
ーナル・オブ・マグネチック・レゾナンズ(Journ
al of Magnetic Resonance”
29、第355頁〜第373頁(1978年)における
ピー・マンスフィールドおよびアイ・エル・パイケット
(P.MansfieldおよびI.L.Pykett
e)の刊行物にある。
【0003】誘発されたエコーパルスが発生される核磁
気共鳴(NMR)実験は、イ・エル・ハーン(E.L.
Hahn)著の刊行物(“フィジカル・レヴュー”(P
hysical Review)、80、4、11月1
5日、1950年、第580頁〜)、および、ジェ・イ
・タナー(J.E.Tanner)著の刊行物(“ザ・
ジャーナル・オブ・ケミカル・フィジックス”(The
Journal of Chemical Phys
ics)52、No.5、1970年3月1日、第25
23頁〜第2526頁)に記載されている。しかし、緩
和時間または拡散係数のような所定の試料パラメータを
測定するための、画像形成を行なわないインテグラル方
式である上記公知の方法では、試料に作用するのは、3
つの、非選択(“硬い”)高周波パルス、即ち、持続時
間が極めて短くて、振幅が極めて大きな高周波振動列に
すぎない。
【0004】最後に、J.Chem.Phys.64、
第2229頁(1976年)から、高分解能の、2次元
NMR方式(ホモニュークリア・核オーバーハウザー効
果および化学交換)も公知である。確かに、この方式は
3つの高周波パルスも利用するが、誘発されたエコーを
検出しないし、しかも、画像形成のために利用されもし
ない(勾配切換は使用されていない)。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の課題は、一
層高速および/またはこれまで不可能であった場所およ
び/または線選択性の、画像形成用の測定を実施するこ
とができるように改良した、被検体を場所的に解明する
検査装置を提供することである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この課題は、本発明に
よれば、冒頭に述べた形式の検査装置において、次のよ
うにして達成される。即ち、照射手段は、高周波パルス
系列を発生し、該高周波パルス系列は、3つのパルスの
うち、第1パルスと第2パルスとの間隔τが、T2eff
り大きくて、5T2より小さく、かつ、第2パルスと第
3パルスとの間隔Tτが、T2effより大きくて、5T1
より小さいようにされており、但し、T1は、スピン格
子緩和時間であり、T2は、スピン−スピン格子緩和時
間であり、T2effは、被検体における特定すべきスピン
の有効スピン−スピン格子緩和時間であり、照射手段
は、更に、勾配磁場の少なくとも一つを、以下の各時間
周期、即ち、(a)第1パルスと第2パルスの間、
(b)第2パルスと第3パルスの間、(c)第3パルス
後、のうちの少なくも一つの間に切り換えるようにされ
ており、各高周波(RF)パルスのうちの少なくとも一
つは、周波数選択パルスであり、検出手段は、評価のた
めに、第3パルスにより誘発された、少なくとも一つの
エコー信号を検出するように構成されているようにして
達成される。
【0007】
【発明の効果】本発明の検査装置において、おのおのの
個別実験(“ショット”)、すなわち、少なくとも最初
の2つは、有利には、いわゆる90°パルス(π/2パ
ルス)である上記形式の少なくとも3つのパルスの列
が、夫々複数の信号を発生し、その結果、複数の種々異
なった情報が評価のために使用される。例えば、複数の
平面からの信号、および/または種々異なった化学結合
(例えば水および脂肪のプロトンスピン共鳴)を有する
核種に対する信号および/または種々異なってコーディ
ングされた信号をこれまでより高速に連続して発生する
ことができ、その結果、運動する組織構造体のリアルタ
イムのNMR画像形成、殊に人体または動物の生体の運
動している器官を表示することができる。
【0008】誘発されたエコー信号を発生するために、
180°パルスの回避が、本発明では重要である。信号
振幅は、高周波パルスのエネルギが精確に90°のフリ
ップ角度に相応するエネルギに近づけば近づく程一層大
きくなる。しかし、数多くの場合、少なくとも第3パル
スを小さくすることが効果的であり、その結果、第3パ
ルスは90°のフリップ角度の一部分にしか相応しない
(“部分パルス”)。
【0009】この種の“部分パルス”によって、位相コ
ーディングされた縦方向の磁化の形において第2パルス
により記憶された情報を部分毎に呼び出して、選択的に
利用することができる。本発明の検査装置の特定の実施
例の別の利点は、次の通りである。すなわち、勾配磁場
が切換られる時点と有効信号の発生との間で勾配磁場を
切換えることによって、静的な磁気系での勾配磁場の切
換により誘起される渦電流が実質的に減衰するのに十分
な大きさの時間間隔が経過することができる。さらに、
誘発されたエコー系列を第1パルス、第2パルスまたは
第3パルス後の付加的な180°パルスによって補充す
ると有利である。
【0010】本発明の検査装置において、第2パルス
は、一般に、リフォーカシングパルスとして作用し、か
つ、第2パルスからの間隔が第1パルスと第2パルスと
の間隔に等しいスピンエコー(SE)を発生する。第3
パルスは、読取りパルスであり、この読取りパルスは、
第2パルスによって記憶されたスピンを全部または部分
的に90°だけ回転し、かつ、これに相応して誘発され
たエコーを発生する。
【0011】別の利点は、次の通りである:パルス、間
隔および勾配切換を変えることができる点;パルスを択
一的に選択できる点;周波数選択性の180°パルスを
使用しない点、第2の補償実験が不要である点、高周波
励起の帯域幅を改善できる点;測定期間および/または
所要高周波電力を著しく低減できる点;縦方向磁化の位
相コーディングされた成分および位相コーディングされ
ない(緩和された)成分へ「分類」できる点;信号を自
由誘導減衰(FID)、グラジエント(勾配)エコー
(GE)、スピンエコー(SE)および誘発されたエコ
ー(STE)に区別することができる点;エコーに含ま
れている情報を独立して利用できる点(例えば、通常測
定およびズーム画像測定またはフロー測定の場合のマル
チコーディング);位相コーディングされた縦方向の磁
化を「分割」できる点、および、相応に誘発されたエコ
ーを発生する点;種々異なった特定実施例を組合せるこ
とができる点;スピン−エコー信号を発生するための装
置と組合せることができる点。
【0012】
【実施例】次の本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0013】これから説明する図は、時間に関連したパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であり、そ
の際上から下へ次のパルスおよび信号が図示されてい
る。即ち、 −試料に作用する高周波パルス(RF) −実質的に誘導される出力信号および −3つの勾配磁場、殊に スライス勾配(G−スライス)、 位相勾配(G−フェーズ) 読取り勾配(G−読取り); である。
【0014】勾配パルスを図示する際、基本的に、特別
な実施例しか図示されていない。略示されているものと
異なっている精確な切換態様は切換持続時間、振幅およ
び勾配パルスおよび電源装置の特性に依存している。そ
の際、スライスおよび/または読取り勾配のリフォーカ
シング特性に対する公知の条件が守られなければならな
い。
【0015】高周波パルスについては、図には可能な包
絡線の1例が図示されているにすぎない。矩形波高周波
パルスは、非選択高周波パルスを表わす。
【0016】位相勾配の表示の際、水平方向の線によっ
て、測定サイクル毎ないし実験毎(ショット毎)の位相
勾配の変化が示されている。
【0017】次に本発明の有利な実施例を説明する。
【0018】まず、図72に略示されているように、通
例のNMR装置は測定ヘッド10、電流供給部12およ
び制御部14を含んでいる。装置の測定ヘッド10は、
通例のように一定の、均質なBo磁場を発生するための
磁石16、さらに実質的に互いに垂直な位置関係にある
3つの、一般に直線的な勾配を有する“勾配”磁場を発
生するためのコイルセット18,20,22、および高
周波パルスが供給されるコイル装置24を含むことがで
きる。磁石16は、励磁ユニットに結合されている。勾
配コイル18,20および22は、制御部14によって
制御可能でありかつ勾配コイルにおける電流を個別に制
御することができる電流供給回路28に結合されてい
る。高周波コイル装置24は、同じく制御部によって制
御される高周波発生器30によって給電され、その結
果、コイル装置24には、所望の持続時間、振幅、包絡
線を有する高周波パルスを所望の時間順序において供給
することができる。
【0019】“高周波パルス”という用語が意味するの
は、矩形または任意の包絡線を有する所定周波数の振動
列(それが短くかつ高い振幅を有するとき、非選択“硬
い”パルスと称される)と、周波数変調された高周波振
動列と、同じ又は種々異なった振動周波数を有すること
ができ、かつ全体として所定のフリップ角度を生じる相
対的に短い相互に離れている高周波振動列とである。
【0020】上記のフリップ角度は、最初の2つのパル
スが、上述の形態のいずれをその都度有しているかどう
かに係わりなく、有利には90°である。というのは、
それが最大の信号を発生するからである。“周波数選
択”パルスは、スライスパルス、ストライプパルス、選
択またはズームパルスまたは場合により勾配磁場と協働
して場所または周波数選択を可能にする共鳴線選択パル
ス(ラインパルス)のようなパルスである。
【0021】T1は、生体においては、1秒のオーダの
値をとるはずであり、かつ本発明の装置ではまず第1に
利用されるスピン−格子緩和時間である。
【0022】T2は、自然のスピン−スピン緩和時間で
ある。
【0023】T2effは、有効スピン−スピン緩和時間で
ある。
【0024】本発明において、それぞれ180°に等し
くないフリップ角度に相応する3つのパルスを含んでい
るパルス列によって作動される。少なくとも最初の2つ
のパルスに対する理想的なフリップ角度は、90°であ
りかつ一般に、有効出力信号は、フリップ角度が90°
に近づけば近づく程ますます大きくなる。
【0025】第1パルスと第2パルスとの間の間隔τ
は、T2effより大きくかつ5T2より小さく、例えば、
2T2より小さくすべきである。第2パルスと第3パル
スとの間の間隔T−τは、T2effより大きくかつ5T1
より小さく、例えば、3T1より小さくすべきである。
第2パルスと第3パルスとの間隔が増大するにしたがっ
て、第3パルスと、例えば、別の誘発されたスピン−エ
コー信号(STE)である引続く出力信号の振幅は低下
する。
【0026】図1は、有効信号として誘発されたスピン
エコーSTEを使用した投影再構成画像形成が行なわれ
る本発明の装置の実施例に対する種々異なったパルス、
信号および勾配磁場の時間的経過を示す。第1パルス
は、選択性の90°のスライスパルスであり、第2パル
スおよび第3パルスはそれぞれ非選択パルスである。読
取り勾配(G−読取り1、G−読取り2)は、同期され
かつステップ的に、個別撮像毎に矢印方向に変化する。
その際この勾配は、水平方向の線によって示されている
値をとる。
【0027】本発明のこの実施例において、部分拡大
は、折り返しの問題なしに発生される。結果的に生じる
読出し勾配は、高周波パルスの期間中零に等しい。
【0028】図2〜図67の以下の実施例を、フーリエ
イメージングに基づいて説明する。
【0029】図2〜図19の実施例において、勾配エコ
ーGE、スピンエコーSEおよび誘発されたスピンエコ
ーSTEの取り込みによりデータ検出が可能である。も
ちろん、すべてのエコー信号が使用される必要はない。
【0030】図2〜図7では、スライスパルスが第1パ
ルスであり、かつスライス並びに位相勾配が可変であ
る、種々異なった変形例である。
【0031】図8の実施例において、第2および第3の
高周波パルスを用いて発生される像は、相互に無関係で
ある。
【0032】図9〜図14は、スライスパルスが中間の
パルスである相応の実施例を示す。図13および図14
では、マルチエコー画像形成が行なわれる。
【0033】図15〜図19は、スライスパルスが第3
パルスである実施例に関する。ここでは、図19にのみ
図示されているSE信号が透視像を提供する。というの
は、第1の2つのパルスは選択性ではなく、したがって
SE信号の発生の前にスライス選択は行なわれないから
である。
【0034】図20〜図32は、2つまたは3つのスラ
イスパルスを用いたスライストモグラムの発生のための
実施例に関する。
【0035】2つのスライスパルスは、同じスライスに
関連している。
【0036】図20〜図32は、第1(前)および第2
(中間)パルスとしてのスライスパルスを有する変形例
を示す。図24〜図27は、第1および第3パルスがス
ライスパルスである変形例を示す。
【0037】スライス勾配磁場(G−スライス)の破線
部分は、その作用が互いに相殺され、したがって、実線
にて示されているように、省略することができる。
【0038】図28〜図29は、第2および第3パルス
が、それぞれスライスパルスである変形例を示す。図2
8の場合も、スライス勾配磁場の相殺される部分は破線
で図示されている。
【0039】図30〜図32は、3つのスライスパルス
を有する実施例を示す。
【0040】図33〜図37は、2つまたは3つの場所
選択性のパルス(スライスパルス)を用いた位置整定さ
れたスペクトロスコピーおよびトモグラフィに対して本
発明の装置のパルス系列を種々異なった勾配方向におい
て、どのように使用することができるかを示す。殊にズ
ームトモグラムまたは部分トモグラム、概観トモグラム
とズームトモグラムの同時撮像およびポイントスペクト
ロスコピ−を実施することができる。図示の非選択パル
スに代って、周波数選択パルスを使用することもでき
る。
【0041】図33〜図34の実施例は、概観トモグラ
ムと組合わされたズームトモグラフィーのための方法に
関する。ズームトモグラフィにおいて、ストライプは、
選択されたスライスにおいて拡大表示することができ
る。
【0042】図34では、通例のスピンエコー画像およ
び部分(ズーム)STE画像が提供される。
【0043】図35では、ポイントスペクトロスコピ−
のために用いられ、かつ3つのスライスパルスによって
動作する。第1および第3スライスパルス間の位相関係
は、適当な位相位置を有する複数の個別実験の加算ない
し減算において(ここには簡単な例が図示されてい
る)、所望しない信号の抑圧のために用いることができ
る。勾配なしに読み出されるSTE信号から、公知のよ
うに、フーリエ変換によって共鳴線スペクトラムが得ら
れる。
【0044】図36は、所定の共鳴線に基づいて、例え
ば水と接触した信号成分をT1およびT2の弁別によって
抑圧することができる、位置整定されたSTEスペクト
ロスコピーのためのパルス及び信号系列に関する。どの
線が消去されるかは、τおよびT−τ並びに第1のST
Eパルスと180°パルスとの間隔に依存している。
【0045】図37では、第2パルスと第3パルスとの
間で、縦方向磁化にて記憶されたストライプから励起さ
れ、かつ、磁化成分のスペクトラムが、第3パルスを用
いて、誘発されたエコーの形で読み出すことができるよ
うに、その磁化成分をディフェージングする勾配を有す
るパルス系列が使用される。
【0046】したがって、ポイントスペクトロスコピー
は、2つのスライスパルスまたは一つのスライスパルス
と一つのストライプパルスおよび3次元での非選択
(“硬い”)パルス系列(例えば、図示のように、振幅
比1:2:1を有する)によるリフォーカシングを用い
て行なわれる。
【0047】部分選出画像またはズーム画像および概観
画像の同時撮像は、従来公知の方法及び装置によっては
実現可能でない。ポイントスペクトロスコピーにおける
信号損失は、第2パルスと第3パルスとの間で、MZ
コアリングにより最小化される。図37に示す実施例に
よれば、勾配の切換によって生じるBoコイルにおける
渦電流効果の減衰を期待し、かつ、これにより、NMR
スペクトラムへの影響を排除することができる。
【0048】図38および図39は、透視画像の同時撮
像が行なわれるマルチスライストモグラムの形成用のパ
ルス及び信号系列に関する。非選択パルスの代わりに、
周波数選択パルスを使用することができる。
【0049】図38は、マルチスライストモグラムを発
生するための典型的な実施例である。図39によれば、
互いに無関係にマルチスライストモグラムを発生するこ
とが可能になる。最初の2つのパルスは、それぞれ非選
択パルスであり、かつ、これに相応してスペクトラム全
体を励起する。この場合、選択的に、所定のNMR周波
数を、場所に無関係に励起する周波数選択パルスを使用
することもできる。透視画像は、スピンエコーSEから
取り出される。マルチスライストモグラムのT1コント
ラストは、第2間隔の長さによって無段階に可変であ
り、かつ、繰返し時間に無関係である。
【0050】図39では、その座標x,y,zに関し
て、互いに無関係である個別画像が形成可能である。
【0051】これまで使用したスピンエコー系列に比べ
て、本発明においては、直接隣接するスライスを画像形
成することができる。個別のスライスを高速に読み出す
ことができ(例えば、僅か20msないし30ms)、
その結果、例えば、0.5sの短い繰返し時間の間約2
0スライスをも測定することができることも別の利点で
ある。殊に、比較的高い周波数において得られる別の顕
著な利点は、スライス毎に使用されなければならない高
周波電力が僅かであることである(スライス毎に90°
パルスを1つしか用いない)。このマルチスライス形式
は、数多くの場合、著しく時間のかかる3Dトモグラフ
ィ形式の代わりに使用することができるので非常に価値
がある。マルチスライス画像の強度は、exp(−(T
−τ)/T1)とともに低下し、その際(T−τ)は、
第2パルスとスライスパルスとの時間間隔を意味する。
【0052】図40〜図42は、T1緩和時間曲線に沿
った画像列の発生に対して通例のトモグラムの測定時間
しか必要としない有利な実施例に関する。T1緩和時間
の規定に対して任意の繰り返し時間が可能である。
【0053】図40〜図42によって、その強度が関数
exp(−(T−τ)/T1)に相応して低下する一連
の高分解能のNMRトモグラムの撮像が可能である。こ
のために、第3パルスの代わりに、フリップ角度が90
°より小さいかまたは90°に等しい、複数の部分パル
ス′αI 列が使用される。殊に、フリップ角度は、部分
パルスによって部分的に読み出される記憶される信号の
低減を補償するために、小さい値から出発して部分パル
ス毎に拡大することができる。同じ信号成分は、αN-1
=arctan(sin αN)にしたがって変化するフ
リップ角度において、例えば、α1=26.6°、α2
30.0°、α3=35.3°、α4=45°、α5=9
0°(ただしN=5の場合)において読出される。系列
当りの部分パルスの数は、10以上とすることができ
る。画像列に対してトモグラフィ実験または選択可能な
繰返し時間を有するトモグラフィ測定サイクルのみが必
要である。非選択パルスの代わりに、周波数選択パルス
を用いることもできる。
【0054】図41は、複数のスライスからT1画像列
を形成する、この型式の実施例である。部分パルスはこ
の場合、種々異なったスライスを選択するために、その
周波数内容が部分パルス毎に異なっているスライスパル
スである。
【0055】図42は、4つの画像から2点T1および
2点T2規定を行なうのに、4パルス系列が用いられる
実施例に関する。α=45°(第3パルス)およびβ=
90°(第4パルス)の使用の際、磁化の50%の分配
が生じる。非選択パルスの代わりに、スライスパルスを
使用することができる。この場合、このパルス系列のマ
ルチスライスの変形が可能である。
【0056】これまで、唯一の実験によりT1緩和曲線
に沿った画像シリーズの撮像を可能にするトモグラフィ
方式は公知でなかった。したがってこの形式の本発明の
装置により測定時間の著しい短縮が可能になり、かつこ
れに相応して臨床で使用される、それに応じた数量的な
1測定が可能になる。
【0057】図43〜図49は、共鳴線選択トモグラム
を発生するための実施例に関する。殊に、これにより種
々異なった化学結合によって必然的に惹き起される周波
数偏移が検出される。
【0058】NMRトモグラム撮像は、各共鳴スペクト
ラムの個別線に基づいて行なわれる。所定の実施例によ
れば、複数の選択可能な個別線トモグラムの同時撮像が
可能になる。
【0059】図43では、単一線トモグラムおよび、そ
れと同時にSE画像を可能にする。第1の高周波パルス
は、線選択パルスであり、第2パルスはスライスパルス
である。第3パルスは、非選択パルスとすることができ
る。
【0060】図44では、単一線トモグラムの発生およ
びそれと同時のT1測定ないしT1画像の発生を可能にす
る。ここでも、図40および図41に基づいて既に説明
したように第3パルスは“部分パルス”列に分割され
る。
【0061】図45では、STE信号に基づいたマルチ
スライスの単一線トモグラムおよび、それと同時にSE
信号に基づいた透視画像を提供する。
【0062】図46では、線選択部分パルスによって発
生され、かつ相応の種々異なったSTE信号から取り出
される複数の単一線トモグラムおよび、それと同時にS
E信号から取り出される混合画像を提供する。このよう
にして、例えば、別個の単一線トモグラムおよび同時に
混合画像においてH2Oおよび脂肪画像を表示すること
ができる。
【0063】図47〜図49は、例えば、脂肪および水
に対して、単一線トモグラムの撮像用の択一的に実施で
きるパルス及び信号系列を示す。
【0064】今日まで、唯一の測定サイクルまたは実験
において選択的に励起される共鳴線に基づいてNMRト
モグラムを提供する方法及び装置はまだなかった。唯一
の測定サイクルまたは実験において同時に複数の単一線
トモグラムおよび従来の混合画像を発生することができ
る方法及び装置も公知でない。
【0065】図50および図51は、拡散NMRトモグ
ラムを撮像するための実施例に関する。この種のトモグ
ラムにおいて、局所的な拡散係数は主にコントラスト形
成パラメータとして画像強度を規定する。拡散の、種々
異なって強調された複数の画像の評価により、局所的な
拡散係数の純然たるトモグラムの評価が許容される。非
選択パルスに代わって、例えば種々異なった分子の拡散
係数の変化を特定するために、周波数選択パルスを使用
することができる。
【0066】図50は、マルチスライスの拡散画像を発
生するためのパルス及び信号系列を示す。
【0067】図51は、従来のトモグラムの測定時間に
おいて種々異なった拡散時間を有する一連の拡散画像を
発生するためのパルス及び信号系列を示す。T1緩和作
用を弁別するために付加的に、図40の相応の画像列が
測定されるべきである。診断線によって表わされる、読
み取り勾配(G−読取り)の高い振幅の部分は、拡散画
像形成に対する基準である。
【0068】図52〜図56は、フローNMRトモグラ
ム、すなわちフロー効果の特定ないし表示のためのトモ
グラムを発生するパルス及び信号系列に関する。非選択
パルスに代わって周波数選択パルスを使用することがで
きる。
【0069】図52は、STE拡散画像(第1STE−
第2STE)によるフロー表示のためのパルス及び信号
系列を示す。
【0070】図53は、殊にスライスから流出するフロ
ーを可視表示することができるマルチスライスフロート
モノグラムの形成用のパルス及び信号系列を示す。目標
スライスの画像は、STE信号から取り出される。
【0071】図54は、殊に選択されたスライスに流入
するフローを可視表示することができる、単一スライス
のマルチトモグラムの形成用のパルス及び信号系列を示
す。当該のスライスは、スライスパルスとして形成され
る第3パルスによって、ほとんどが“除去され”、その
結果、後からのこのスライスからの誘発されたエコーは
実質的に、このスライスに流入した励起された核によっ
てのみ発生することができる。
【0072】図55は、選択された、殊にストライプ形
状の領域からの、スライス平面内に経過するフローを観
察するための単一スライスのマルチトモグラムの形成用
パルス及び信号系列を示す。
【0073】図56は、同時に選択された領域の通常画
像(SE画像)並びに相応の2Dフロー画像(フロー局
所トモグラム)を提供するパルス系列を示す。この領域
は、殊に、試料のストライプ状の縁とすることができ
る。
【0074】図57〜図59によれば、空間並びにスペ
クトル情報を表示するNMRトモグラムの撮像が可能に
なる。
【0075】図57は、選択された、ストライプ状の領
域の2Dスペクトラム局所トモグラムを提供するパルス
及び信号系列を示す。
【0076】図58のパルス及び信号系列は、単一スラ
イスからの3Dトモグラム(スペクトラム局所−局所)
を提供する。STE信号は、この場合もフーリエ変換に
よって周波数スペクトラムに変換することができる。
【0077】図59は、図57に相応する2Dトモグラ
ム(スペクトラム−局所)を形成するためのパルス及び
信号系列を示し、その際、位相勾配を用いた局所コーデ
ィングの代わりに、この場合、高周波勾配が使用される
(“Rotating Frame Imagin
g”)。
【0078】従来の分解能のスピン−エコー方式(90
°−180°エコー方式)に比べて、3パルス系列によ
って動作する本発明の装置のパルス及び信号系列によれ
ば、T1損失のみが発生しかつT2損失は発生しない間隔
(例えば、100ないし200ms)の間の渦電流の減
衰を期待することができる。T1損失は、勾配配置の最
適化によって最小に抑えることができる。
【0079】図60〜図67のパルス及び信号系列は、
いわゆるワン・ショットトモグラムの発生に関しかつこ
れにより、1秒を著しく下回っている測定時間を有する
NMRトモグラムの撮像が可能になる。このパルス系列
は、殊に、可変の過程のリアルタイム画像形成に適して
いる。
【0080】図60は、高速透視形トモグラフィのため
のパルス系列を示す。第1の90°パルスが選択性の、
殊に、線選択パルスであることによって、例えば水、脂
肪またはF、Na、Pのような要素の分布を核スピント
モグラフィにより表示することができる。不十分な帯域
幅の読み取りパルス(部分パルス)において、読み取り
勾配をパルス持続期間中遮断すると効果的である。位相
勾配は略示されているにすぎないが、おのおのの部分パ
ルス後、別の勾配強度に切換えられるものと理解され
る。必要なすべての勾配切換の循環の順序は、変えるこ
とができる。
【0081】図61は、第1パルスがスライスパルスと
して利用される、高速スライス画像トモグラフィのため
のパルス及び信号系列を示す。
【0082】図62および図63は、図60ないし図6
1のパルス及び信号系列のズーム変形例である。図64
は、図61のパルス及び信号系列の線選択(ケミカルシ
フト選択)変形例である。
【0083】図65は、スライス選択パルスを使用され
る点が異なる、図61のパルス及び信号系列の変形例で
ある。
【0084】図66は、T1情報を用いる、図61のパ
ルス及び信号系列のマルチプルの変形例である。T1
下の期間中多数の撮像が行なわれ、画像列撮像終了後直
ちに再び開始することができ、その結果、このパルス及
び信号系列は運動する組織構造体のリアルタイム画像形
成に対しても申し分なく適している。
【0085】図67は、ワン・ショットマルチストライ
プ画像形成に基づいた高速スライス画像トモグラフィパ
ルス及び信号系列を示す。
【0086】図60〜図67のパルス及び信号系列にお
いては、勾配の高速切換並びに高周波吸収によって生じ
る、従来技術では非常に障害となった問題点が解決され
る。さらに、信号強度は緩慢なT1減衰によってのみ折
り返されている。画像再構成は、従来の1Dまたは2D
FTアルゴリズムによって行なうことができる。
【0087】次に、これまで述べてきたパルス及び信号
系列の特別な具体例を詳細に説明する。核スピン共鳴装
置として、40cmの直径の孔および100MHzの陽
子共鳴周波数に相応する、2.3T(テスラ)の定格磁
場強度を有する磁石を含んでいる、ブルカー(Bruk
er)社(カールスルーエ市、ドイツ連邦共和国)製の
市販のトモグラフィ/分光学システムを使用した。
【0088】例1 誘発されたエコーを用いるマルチスライス撮像 次に詳しく説明するパルス系列は、図68に図示されて
いる。
【0089】 間 隔 摘 要 (インターバル) 0 系列の開始前に高周波が所望の測定周波数、
例えば水陽子の正確な共鳴周波数(約100MHz)に
設定調整される。
【0090】 1 矩形の包絡線を有する非選択高周波パルスの
切換。共振器試料ヘッド(100MHz、φ20cm)
および5〜8KWの送出電力の使用の際、被検体に応じ
て90°のフリップ角度に対して50〜100μsのパ
ルス長さが生じる。系列のその都度2回目の循環の際
(m個の種々異なった位相勾配)、このパルスの位相位
置が180°だけ回転される。
【0091】 2 位相勾配の接続。この過程は、−0.7ない
し+0.7×10~4T/cmのm個の種々異なった振幅
(ここではm=256)を有する系列の繰返しの際全部
で256回実行される。すべての後で切換られるスライ
ス勾配(間隔8)の“リフォーカシング”のためのスラ
イス勾配の接続。振幅0.25×10~4T/cm。
【0092】間隔9および10においてデータ検出のた
めに切換えられるすべての読取り勾配を準備するための
読取り勾配の接続;振幅0.45×10~4T/cm。
【0093】 3 位相勾配の遮断。
【0094】 4 スライス勾配の遮断;読取り勾配の遮断。
【0095】 5 1と同じ。ただし一定の位相位置とする。
【0096】 6 所望しない信号のディフェーズのための読取
り勾配の接続、振幅0.45×10~4T/cm。
【0097】 7 読み取り勾配の遮断;スライス勾配の接続、
振幅0.5×10~4T/cm。所望の断面に対する高周
波の設定。同じ読取り勾配を有する系列のこの部分の繰
返しの際全部でn個の種々異なった周波数が設定され
(この場合n=7)、その際間隔0において設定調整さ
れた共鳴周波数に関して交互に+−1kHzの周波数間
隔を有する。
【0098】 8 90°およびガウス包絡線を有する“選択”
高周波パルス。パルスの周波数スペクトルの半値幅は約
700Hzである。パルスの位相位置は、間隔1におけ
るパルスの位相位置と同じでありかつ同期して変化す
る。
【0099】 9 高周波をデータを検出する前の元来の値に戻
し設定する;スライス勾配の遮断;読取り勾配の接続、
振幅0.45×10~4T/cm。
【0100】 10 25kHzのスペクトル幅を有するQD方
式によるそれぞれ256回の“実数”および“虚数”の
データの検出(走査時間20μs)。データ検出の終了
後系列は間隔7の始めに戻る。複数の断面からデータを
検出するこのサイクルは、n回実行される(この場合n
=7)。
【0101】 11 読取り勾配の遮断。
【0102】系列の終了後、すなわち間隔11の後、系
列は、位相勾配の振幅を増分増加させながらn回繰り返
される。そのためにこの系列は、間隔1の始めに戻る。
同じ位相勾配を有する測定を累積することも可能である
が、実験的には必要とはみなされなかったので、その結
果、全測定時間は、間隔1〜11の持続時間の合計のm
倍となる。
【0103】それぞれが3ないし4mmのスライス厚で
ある7スライスを有するマルチスライス撮像に対する測
定時間は、約4分である。
【0104】例2:マルチケミカルシフト選択(CHE
SS)イメージング 合計画像および単一スライスからの複数のCHESS−
STE画像の撮像。以下に詳しく説明するパルス及び信
号系列は、図69に図示されている。
【0105】 間 隔 摘 要 0 測定の前に、高周波は任意の所望の測定周波
数、例えば水の陽子の共鳴周波数に設定調整される。
【0106】 1 共振器試料ヘッド(100MHz、20cm直
径)および約5KWの高周波送出電力の使用の際矩形の
包絡線を有する非選択高周波パルスを切換ると、被検体
に依存して、90°のフリップ角度に対して50〜10
0μsのパルス長さが生じる。m個の種々異なった位相
勾配を有する全体の系列のその都度2回目の循環におい
てパルスの位相位置を180°回転することができる。
【0107】 2 所望の切断面に対する高周波の切換。位相勾配
の接続。この過程は、−0.7ないし+0.7×10~4
T/cmの位相勾配のm個の種々異なった振幅(ここで
はm=256)を有する系列の繰返しの際全部で256
回実行される。後に間隔7および12において切換られ
るすべての、データ検出のための読取り勾配を前以て
“リフォーカシング”するための読取り勾配の接続。勾
配振幅はこの場合0.64×10~4T/cm。
【0108】 3 位相勾配の遮断;読取り勾配は引続き接続状態
にとどまる。高周波は引続き画像平面の周波数にとどま
る。
【0109】 4 読取り勾配の遮断;スライス勾配のプリ“リフ
ォーカシング”のためのスライス勾配の接続。スライス
勾配の振幅は0.51×10~4T/cm。
【0110】 5 90°のフリップ角度およびガウス包絡線を有
する選択性高周波パルス。パルスの周波数スペクトラム
の半値幅は約700Hzである。スライス勾配と協働し
てこの場合約3〜4mmのスライス厚が生じる。
【0111】 6 スライス勾配は引続き、間隔7におけるスピン
エコーのデータ検出に対するリフォーカシングのために
接続された状態にとどまる。高周波は、所望の再構成の
周波数に切換られる。
【0112】 7 スライス勾配の遮断および振幅0.46×10
~4T/cmを有する読取り勾配の接続。データ検出はス
ピンエコー並びに誘発されたエコーの取り込みのために
接続される。合成画像およびCHESS画像の計算のた
めに、その都度256個の“実数”および“虚数”のデ
ータ点が、その都度のエコー最大値を中心として、25
kHzのスペクトル幅を有する“QD”方式において
(走査時間20μs)、全体のデータセットから選択さ
れる。
【0113】 8 読取り勾配の遮断。
【0114】 9 高周波を、選択すべき物質、例えば脂肪の陽子
の共鳴周波数へ変換する。間隔8〜12のn回目の循環
の際周波数はn個の種々異なったNMR共鳴周波数へ設
定される(ここで、水および脂肪の陽子の共鳴周波数に
対してn=2である)。
【0115】 10 90°のフリップ角度およびガウス包絡線を
有する選択高周波パルス。パルスの周波数スペクトラム
の半値幅は約200Hzである。高周波パルスは、NM
Rスペクトラムの1つの線しか励起しない。パルスの位
相位置は、間隔1におけるパルスの位相位置と同期して
切換られる。
【0116】 11 時間間隔4および5からスライス勾配をリフ
ォーカシングするための、0.72×10~4T/cmの
振幅を有するスライス勾配の接続。高周波を、データ検
出のために画像平面の周波数にリセットする。
【0117】スライス勾配の遮断;振幅が0.46×1
0~4T/cmの読取り勾配の遮断。NMR周波数選択
(CHESS)誘発されたエコー信号のデータ検出。2
5kHzのスペクトル幅を有する“QD”方式において
256個の“実数”および“虚数”のデータ点が撮像さ
れる(走査時間20μs)。
【0118】引き続いて、n個の(この場合n=2)周
波数選択性の誘発されたエコー画像の撮像のために間隔
8〜12がn回実行される。
【0119】 13 読取り勾配およびデータ検出の遮断。
【0120】系列全体の終了後、すなわち間隔13の
後、位相勾配の振幅を増分増加させて系列がm回繰り返
される。系列はその都度間隔1に戻る。SN比を改善す
るために同じ位相勾配を有する測定の累積が可能である
が、実験的には必要でない。
【0121】合成画像、並びにn個の種々異なったCH
ESS画像の全測定時間は、間隔1ないし13を含めた
持続時間の合計のm倍となる。
【0122】それぞれ3ないし4mmのスライス厚を有
する混成画像、水の画像および脂肪の画像に対する測定
時間は約4分である。
【0123】例3 誘発エコーを用いたT1緩和曲線のマルチ画像撮像 次に詳しく説明するパルス及び信号系列は図70に図示
されている。
【0124】 間 隔 摘 要 0 系列の開始の前に、高周波は所望の測定周波
数、例えば水の陽子の正確な共鳴周波数に設定調整され
る。
【0125】 1 矩形の包絡線を有する非選択高周波パルスの切
換。共振器試料ヘッド(100MHz、φ20cm)お
よび5〜8KWの送出電力の使用の際、被検体に応じ
て、90°のフリップ角度に対して50〜100μsの
パルス長さが生じる。系列のその都度2回目毎の循環の
際このパルスの位相位置は180°だけ回転される。
【0126】 2 位相勾配の接続。この過程は、−0.7ないし
+0.7×10~4T/cmのm個の種々異なった振幅
(ここではm=256)を有する系列の繰返しの際全部
で256回実行される。
【0127】後で切換られるすべてのスライス勾配(間
隔9)を“リフォーカシング”するためのスライス勾配
の接続。振幅は0.25×10~4T/cm。時間間隔1
0および11においてデータ検出のために切換られるす
べての読取り勾配を準備するための読取り勾配の接続。
振幅0.45×10~4T/cm。
【0128】 3 位相勾配の遮断; 4 スライス勾配の遮断; 読取り勾配の遮断。
【0129】 5 1と同様、ただし一定の位相位置で行なわれ
る。
【0130】 6 所望しない信号をディフェーズするために読取
り勾配を接続する。振幅0.45×10~4T/cm。
【0131】 7 緩和時間間隔の設定調整のための可変の時間
(間隔7−11の持続時間、その際間隔8−11はまと
めて27msである)。全部で25の個別画像から成る
マルチスライス測定(5スライス、K=5、5つの緩和
時間間隔、n=25)に対して3msの持続時間が選択
された。16の個別画像から成る人間の手の単一スライ
ス測定(K=1、n=16)に対して、23msの持続
時間を選択した。
【0132】 8 読取り勾配の遮断; 0.5×10~4T/cmの振幅を有するスライス勾配の
接続。
【0133】所望の切断面に対する高周波を設定する。
系列のこの部分の繰り返しの際(全部でn回)、K個の
種々の周波数が設定された(この場合K=1)。
【0134】 9 ガウス包絡線を有する“選択”高周波パルス。
パルスの周波数スペクトラムの半値幅は、約700Hz
である。このパルスの位相位置は、間隔1におけるパル
スの位相位置と同一でありかつ同期に変化する。n回繰
り返される高周波パルスのフリップ角度は同じに設定調
整された。フリップ角度は、16画像測定に対して9°
より小さいかまたは等しくかつそれぞれ5つの画像を有
する5スライス測定に対して15°より小さいかまたは
等しかった。
【0135】 10 高周波をデータ検出前の元来の値に戻す; スライス勾配の遮断; 読取り勾配の接続。0.45×10~4T/cm。
【0136】 11 25kHzのスペクトル幅を有するQD方式
におけるそれぞれ256の“実数”および“虚数”のデ
ータの検出(走査時間は20μs)。データ検出の終了
後、系列は間隔7の始めに戻る。複数の断面および/ま
たは種々異なった緩和時間間隔を有する複数の画像のデ
ータ検出に対するこのサイクルは、n回実行される(こ
の場合n=16)。
【0137】 12 読取り勾配の遮断。
【0138】系列の終了後、すなわち間隔12の後、系
列は、位相勾配の振幅を増分増加させながらm回繰り返
される。そのためにこの系列は、間隔1の始めに戻る。
測定を同じ位相勾配により行なって累積することができ
るが、実験的には必要とは認められなかったので、全体
の測定時間は間隔1ないし12の持続間隔の合計のm倍
となる。
【0139】例4 誘発されたエコーを用いる高速トモグラフィ(64×1
28画像) 次に詳しく説明するパルス及び信号系列は、図71に図
示されている。
【0140】 間 隔 摘 要 0 系列の開始の前に、高周波は所望の測定周波
数、例えば水の陽子の正確な共鳴周波数に設定調整され
る。
【0141】 1 0.5×10~4T/cmの振幅を有するスライ
ス勾配を接続する;所望の断面に対する高周波を設定す
る。
【0142】 2 90°フリップ角度およびガウス包絡線を有す
る“選択”高周波パルス。パルスの周波数スペクトラム
の半値幅は約2kHzである。
【0143】高周波をデータの検出の前に元来の値にリ
セットする。
【0144】スライス勾配を−0.31×10~4T/c
mに切換える; 0.45×10~4T/cmの振幅を有する読取り勾配を
接続する。
【0145】 4 スライス勾配の遮断;読取り勾配の遮断。
【0146】 5 矩形の包絡線を有する非選択高周波パルスの切
換。共振器試料ヘッド(100MHz、φ20cm)お
よび5〜8KWの送出電力の使用の際、被検体に応じ
て、90°のフリップ角度に対して50〜100μsの
パルス長さが生じる。
【0147】 6 位相勾配の接続。この過程は、−0.43ない
し−0.37×10~4T/cmのm個の種々異なった振
幅(ここではm=4)を有する時間間隔6〜9の繰返し
の際全部で4回実行される; 読取り勾配を接続する。振幅は0.35×10~4T/c
m。
【0148】この繰り返される、間隔6〜9の実行は、
所望しないスピンエコーのディフェーズするために並び
に2つの勾配の必要な高速切換に対する均衡状態を設定
調整するために用いられる。
【0149】 7 位相勾配を遮断する; 読取り勾配を引続き切換える。振幅は0.45×10~4
T/cm。
【0150】 8 間隔13において行なわれるべきデータ検出に
相応する持続時間を有する待ち時間。
【0151】 9 読取り勾配の遮断。時間間隔9の終了後、系列
は間隔6の始めに戻る(この場合n=4)。
【0152】 10 5と同様だが、90°より著しく小さいフリ
ップ角度を有するパルスに相応する比較的短いパルス長
さが使用される。間隔10〜14のm回の実行の際、パ
ルス長さ(間隔10)は同一に選択される(この場合m
=64)。この過程により、種々異なった位相コーディ
ングを有する64個の誘発されたエコーの検出が行なわ
れ、そこから64×128個の画像が計算される。
【0153】 11 6と同様。ただし−0.37×10~4T/c
mないし+0.37×10~4T/cmの振幅はm回増分
増加される。
【0154】 12 7と同様。
【0155】 13 25kHzのスペクトル幅を有するQD方式
によりそれぞれ128個の“実数”および“虚数”のデ
ータの検出(走査時間は20μs)。
【0156】 14 読取り勾配の遮断。
【0157】間隔14の終了後、系列は間隔10の始め
に戻る。m個の種々異なって位相コーディングされたエ
コーの検出に対するこのサイクルは、m回実行される
(この場合m=64)。したがってデータの測定は、間
隔10〜14の合計のn倍の間続けられ、系列全体の持
続時間は付加的に間隔1〜5の合計、並びに間隔6〜9
の合計のn倍を含んでいた。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図2】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図3】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図4】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図5】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図6】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図7】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図8】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図9】スライスパルスを有するスライストモグラムを
発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパル
スおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図10】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図11】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図12】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図13】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図14】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図15】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図16】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図17】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図18】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図19】スライスパルスを有するスライストモグラム
を発生する本発明の装置の実施例で用いられる相応のパ
ルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図20】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図21】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図22】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図23】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図24】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図25】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図26】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図27】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図28】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図29】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図30】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図31】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図32】2つまたは3つのスライスパルスを有するス
ライストモグラムを発生するための本発明の装置の実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形および磁場
勾配を示す図である。
【図33】種々異なった勾配方向における2つまたは3
つの場所選択パルス(スライスパルス)を有するトモグ
ラフィおよび位置調整されたスピン共鳴スペクトロスコ
ピーに対する本発明の装置の実施例で用いられる相応の
パルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図34】種々異なった勾配方向における2つまたは3
つの場所選択パルス(スライスパルス)を有するトモグ
ラフィおよび位置調整されたスピン共鳴スペクトロスコ
ピーに対する本発明の装置の実施例で用いられる相応の
パルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図35】種々異なった勾配方向における2つまたは3
つの場所選択パルス(スライスパルス)を有するトモグ
ラフィおよび位置調整されたスピン共鳴スペクトロスコ
ピーに対する本発明の装置の実施例で用いられる相応の
パルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図36】種々異なった勾配方向における2つまたは3
つの場所選択パルス(スライスパルス)を有するトモグ
ラフィおよび位置調整されたスピン共鳴スペクトロスコ
ピーに対する本発明の装置の実施例で用いられる相応の
パルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図37】種々異なった勾配方向における2つまたは3
つの場所選択パルス(スライスパルス)を有するトモグ
ラフィおよび位置調整されたスピン共鳴スペクトロスコ
ピーに対する本発明の装置の実施例で用いられる相応の
パルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図である。
【図38】個別実験に対しては短い繰返し時間であっ
て、直接隣接するおよび/または任意に離れた、多数の
スライスの測定によって検査時間の一層有効な利用を可
能にするマルチスライストモグラムを提供する本発明の
装置の実施例で用いられる相応のパルスおよび信号波形
および磁場勾配を示す図である。
【図39】個別実験に対しては短い繰返し時間であっ
て、直接隣接するおよび/または任意に離れた、多数の
スライスの測定によって検査時間の一層有効な利用を可
能にするマルチスライストモグラムを提供する本発明の
装置の実施例で用いられる相応のパルスおよび信号波形
および磁場勾配を示す図である。
【図40】T1緩和曲線に沿った一連の、空間的に高分
解能のNMRトモグラムの発生を唯一のトモグラムの測
定時間において可能にする本発明の装置の実施例で用い
られるの相応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を
示す図である。
【図41】T1緩和曲線に沿った一連の、空間的に高分
解能のNMRトモグラムの発生を唯一のトモグラムの測
定時間において可能にする本発明の装置の実施例で用い
られるの相応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を
示す図である。
【図42】T1緩和曲線に沿った一連の、空間的に高分
解能のNMRトモグラムの発生を唯一のトモグラムの測
定時間において可能にする本発明の装置の実施例で用い
られるの相応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を
示す図である。
【図43】核共鳴スペクトラムの個別または複数線に基
づいたNMRトモグラム撮像用の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であ
る。
【図44】核共鳴スペクトラムの個別または複数線に基
づいたNMRトモグラム撮像用の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であ
る。
【図45】核共鳴スペクトラムの個別または複数線に基
づいたNMRトモグラム撮像用の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であ
る。
【図46】核共鳴スペクトラムの個別または複数線に基
づいたNMRトモグラム撮像用の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であ
る。
【図47】核共鳴スペクトラムの個別または複数線に基
づいたNMRトモグラム撮像用の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であ
る。
【図48】核共鳴スペクトラムの個別または複数線に基
づいたNMRトモグラム撮像用の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であ
る。
【図49】核共鳴スペクトラムの個別または複数線に基
づいたNMRトモグラム撮像用の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形および磁場勾配を示す図であ
る。
【図50】拡散NMRトモグラムの形成のための実施例
で用いられる相応のパルスおよび信号波形、および磁場
勾配を示す図である。
【図51】拡散NMRトモグラムの形成のための実施例
で用いられる相応のパルスおよび信号波形、および磁場
勾配を示す図である。
【図52】フローNMRトモグラムの形成のための実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形、および磁
場勾配を示す図である。
【図53】フローNMRトモグラムの形成のための実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形、および磁
場勾配を示す図である。
【図54】フローNMRトモグラムの形成のための実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形、および磁
場勾配を示す図である。
【図55】フローNMRトモグラムの形成のための実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形、および磁
場勾配を示す図である。
【図56】フローNMRトモグラムの形成のための実施
例で用いられる相応のパルスおよび信号波形、および磁
場勾配を示す図である。
【図57】空間的並びにスペクトル情報を表示するNM
Rトモグラムの撮像のための実施例で用いらる相応のパ
ルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図である。
【図58】空間的並びにスペクトル情報を表示するNM
Rトモグラムの撮像のための実施例で用いらる相応のパ
ルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図である。
【図59】空間的並びにスペクトル情報を表示するNM
Rトモグラムの撮像のための実施例で用いらる相応のパ
ルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図である。
【図60】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図61】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図62】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図63】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図64】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図65】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図66】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図67】唯一の励起が行なわれかつ可変の空間分解能
における約100msおよび1ないし2T1の間の測定
時間を有するNMRトモグラムの撮像が可能である特別
高速に動作する、本発明の装置の実施例で用いられる相
応のパルスおよび信号波形、および磁場勾配を示す図で
ある。
【図68】パルス及び信号系列の図である。
【図69】パルス及び信号系列の図である。
【図70】パルス及び信号系列の図である。
【図71】パルス及び信号系列の図である。
【図72】図1ないし図71に示すパルス及び信号系列
を実施することができるNMR装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 測定ヘッド、 12 電流供給部、 14 制御
および処理部、 16磁石、 18,20,22 勾配
コイル、 24 高周波コイル装置、 26励磁ユニッ
ト、 28 電流供給回路、 30 高周波発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング ヘニッケ ドイツ連邦共和国 ゲッチンゲン ガルテ ンシュトラーセ 3 (72)発明者 クラウス−ディートマル メルホルト ドイツ連邦共和国 ゲッチンゲン ブルン ネンガッセ 2 (72)発明者 ディーター マットヘイ ドイツ連邦共和国 ゲッチンゲン ハンセ ンシュトラーセ 17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に一定の磁場及び実質的に互いに
    垂直に位置する可変に組み合わされた3つの勾配磁場を
    加え、かつ、180°及び180°の倍数とは異なるフ
    リップ角度を有する3つの連続するパルスを含む高周波
    (RF)パルス系列を照射するための手段と、スピンモ
    ーメントの磁気共鳴に相応する信号を検出する手段(2
    4,30,14)とを有する、被検体を場所的に解明す
    る検査装置において、前記照射手段(14,16,1
    8,20,22,24,30)は、前記高周波パルス系
    列を発生し、該高周波パルス系列は、前記3つのパルス
    のうち、第1パルスと第2パルスとの間隔(τ)が、T
    2effより大きくて、5T2より小さく、かつ、第2パル
    スと第3パルスとの間隔(Tτ)が、T2effより大きく
    て、5T1より小さいようにされており、但し、T1は、
    スピン格子緩和時間であり、T2は、スピン−スピン格
    子緩和時間であり、T2effは、被検体における特定すべ
    きスピンの有効スピン−スピン格子緩和時間であり、前
    記照射手段は、更に、前記勾配磁場の少なくとも一つ
    を、以下の各時間周期、即ち、(a)第1パルスと第2
    パルスの間、(b)第2パルスと第3パルスの間、
    (c)第3パルス後、のうちの少なくも一つの間に切り
    換えるようにされており、各高周波(RF)パルスのう
    ちの少なくとも一つは、周波数選択パルスであり、前記
    検出手段は、評価のために、前記第3パルスにより誘発
    された、少なくとも一つのエコー信号を検出するように
    構成されていることを特徴とする被検体を場所的に解明
    する検査装置。
  2. 【請求項2】 被検体に一定の磁場及び実質的に互いに
    垂直に位置する可変に組み合わされた3つの勾配磁場を
    加え、かつ、180°及び180°の倍数とは異なるフ
    リップ角度を有する2つの連続するパルス、及び、90
    °に等しいか、または、90°よりも小さなフリップ角
    度の部分パルス系列を含む高周波(RF)パルス系列を
    照射するための手段と、スピンモーメントの磁気共鳴に
    相応する信号を検出する手段(24,30,14)とを
    有する、被検体を場所的に解明する検査装置において、
    前記照射手段(14,16,18,20,22,24,
    30)は、前記高周波パルス系列を発生し、該高周波パ
    ルス系列は、前記2つのパルスのうち、第1パルスと第
    2パルスとの間隔(τ)が、T2effより大きくて、5T
    2より小さく、かつ、第2パルスと部分パルス系列との
    間隔(Tτ)が、T2effより大きくて、5T1より小さ
    いようにされており、但し、T1は、スピン格子緩和時
    間であり、T2は、スピン−スピン格子緩和時間であ
    り、T2effは、被検体における特定すべきスピンの有効
    スピン−スピン格子緩和時間であり、前記照射手段は、
    更に、前記勾配磁場の少なくとも一つを、以下の各時間
    周期、即ち、(a)第1パルスと第2パルスの間、
    (b)第2パルスと部分パルス系列の間、(c)部分パ
    ルス系列の後、のうちの少なくも一つの間に切り換える
    ようにされており、少なくとも部分パルス系列は、周波
    数選択パルスを含んでおり、前記検出手段は、評価のた
    めに、前記部分パルス系列により誘発された、複数エコ
    ー信号を検出するように構成されていることを特徴とす
    る被検体を場所的に解明する検査装置。
JP7079198A 1984-12-14 1995-04-04 被検体の検査装置 Expired - Fee Related JP2695756B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3445689.9 1984-12-14
DE19843445689 DE3445689A1 (de) 1984-12-14 1984-12-14 Verfahren und einrichtung zur ortsaufgeloesten untersuchung einer probe mittels magnetischer resonanz von spinmomenten

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60279390A Division JPS61198044A (ja) 1984-12-14 1985-12-13 場所的に解明する試料の検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07308307A true JPH07308307A (ja) 1995-11-28
JP2695756B2 JP2695756B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=6252816

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60279390A Granted JPS61198044A (ja) 1984-12-14 1985-12-13 場所的に解明する試料の検査方法
JP7079198A Expired - Fee Related JP2695756B2 (ja) 1984-12-14 1995-04-04 被検体の検査装置
JP9318757A Pending JPH10151123A (ja) 1984-12-14 1997-11-19 被検領域の空間エンコードされたスピン共鳴データを収集する方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60279390A Granted JPS61198044A (ja) 1984-12-14 1985-12-13 場所的に解明する試料の検査方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9318757A Pending JPH10151123A (ja) 1984-12-14 1997-11-19 被検領域の空間エンコードされたスピン共鳴データを収集する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4748409A (ja)
EP (1) EP0184840B1 (ja)
JP (3) JPS61198044A (ja)
AT (1) ATE43441T1 (ja)
DE (2) DE3445689A1 (ja)
IL (1) IL77319A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178547A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 General Electric Co <Ge> スペクトル−空間形成の励起エコーを用いて代謝産物を組織特異的にmr撮像するためのシステム及び方法
CN103576114A (zh) * 2012-07-24 2014-02-12 西门子公司 获取磁共振数据的方法、磁共振设备、程序和数据载体

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3504734C2 (de) * 1985-02-12 1998-12-10 Max Planck Gesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur Aufnahme von Spinresonanzdaten
JPH0785738B2 (ja) * 1985-06-29 1995-09-20 株式会社東芝 磁気共鳴映像装置
GB8521791D0 (en) * 1985-09-02 1985-10-09 Picker Int Ltd Nuclear magnetic resonance imaging
GB8711379D0 (en) * 1987-05-14 1987-06-17 Nat Res Dev Echo planar imaging systems
US4884029A (en) * 1986-08-15 1989-11-28 Picker International, Inc. Quick imaging scheme utilizing differently phase encoded primary and stimulated echoes
FR2607253B1 (fr) * 1986-11-21 1989-06-09 Thomson Cgr Procede de representation des parties en mouvement dans un corps par experimentation de resonance magnetique nucleaire
US4760336A (en) * 1987-02-27 1988-07-26 Stanford University Variable rate magnetic resonance selective excitation for reducing rf power and specific absorption rate
NL8701889A (nl) * 1987-08-12 1989-03-01 Philips Nv Volume selektieve spektroscopie door middel van gerefokusseerde echo's.
DE3726932A1 (de) * 1987-08-13 1989-02-23 Spectrospin Ag Verfahren zum kodieren von n parametern bei der mehrdimensionalen fourier-nmr-spektroskopie
DE3804924A1 (de) * 1988-02-17 1989-08-31 Philips Patentverwaltung Verfahren zur ermittlung der spektralen verteilung der kernmagnetisierung in einem begrenzten volumenbereich und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens
FR2628839B1 (fr) * 1988-03-18 1991-08-16 Thomson Cgr Procede de mesure des effets des courants de foucault
US4843321A (en) * 1988-04-15 1989-06-27 General Electric Company Method for volume localized spectral editing of NMR signals produced by metabolites containing coupled spins
US4962357A (en) * 1988-07-07 1990-10-09 Sotak Christopher H Two-dimensional method for spectral editing of NMR signals produced by metabolites containing coupled spins
DE3823398A1 (de) * 1988-07-09 1990-01-11 Spectrospin Ag Verfahren zur erzeugung einer folge von spinechosignalen, die verwendung dieses verfahrens bei der kernspintomographie und vorrichtung zum durchfuehren bzw. zur verwendung dieses verfahrens
DE3823961A1 (de) * 1988-07-15 1990-01-18 Philips Patentverwaltung Kernspintomographieverfahren und kernspintomograph zur durchfuehrung des verfahrens
US4896113A (en) * 1988-11-25 1990-01-23 General Electric Company Use of repeated gradient echoes for noise reduction and improved NMR imaging
DE3839820A1 (de) * 1988-11-25 1990-05-31 Spectrospin Ag Verfahren zum selektiven anregen von nmr-signalen
DE3914301A1 (de) * 1989-04-29 1990-10-31 Bruker Medizintech Verfahren zur aufnahme von spinresoneanzspektren und zur spinresonanz-bildgebung
DE3914351A1 (de) * 1989-04-29 1990-10-31 Bruker Medizintech Verfahren zur aufnahme von spinresonanzspektren
DE3920433A1 (de) * 1989-06-22 1991-01-03 Philips Patentverwaltung Kernresonanzabbildungsverfahren
US5151655A (en) * 1990-02-23 1992-09-29 Baylor Research Institute Magnetic resonance imaging using a back-to-back pulse sequence
DE4227162C2 (de) * 1992-08-17 1994-07-14 Siemens Ag Iterative Shim-Verfahren für einen Grundfeldmagneten eines Kernspintomographiegerätes
US5709208A (en) * 1994-04-08 1998-01-20 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Method and system for multidimensional localization and for rapid magnetic resonance spectroscopic imaging
US5657758A (en) * 1994-04-08 1997-08-19 The United States Of America As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Method and system for multidimensional localization and for rapid magnetic resonance spectroscopic imaging
US5804966A (en) * 1996-09-10 1998-09-08 General Electric Company Volume spectroscopy having image artifact reduction
US6064203A (en) * 1997-05-20 2000-05-16 The Johns Hopkins University Method and apparatus for determining or imaging longitudinal spin relaxation time or producing images which substantially reflect longitudinal spin relaxation time contrast
DE19750214C2 (de) 1997-11-13 1999-12-30 Univ Ludwigs Albert Verfahren zur Erzeugung kernspinspektroskopischer Signale durch räumliche Modulation von z-Magnetisierung
US6272369B1 (en) 1999-01-22 2001-08-07 Ge Medical Systems Global Technology Company Llc Method for optimizing fat suppression using the chemical shift selective MR imaging technique
US6411088B1 (en) * 1999-03-10 2002-06-25 Siemens Aktiengesellschaft Magnetic resonance apparatus for obtaining a transparency image
US6397096B1 (en) 2000-03-31 2002-05-28 Philips Medical Systems (Cleveland) Inc. Methods of rendering vascular morphology in MRI with multiple contrast acquisition for black-blood angiography
DE19962848C2 (de) * 1999-12-24 2003-03-27 Forschungszentrum Juelich Gmbh Echo-Planar-Bildgebungsverfahren
US6541971B1 (en) 2001-06-28 2003-04-01 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Multi-dimensional spatial NMR excitation
US7835783B1 (en) 2002-04-22 2010-11-16 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Magnetic resonance imaging methods and apparatus for time-series motion tracking with inversion recovery compensation
US7816916B2 (en) * 2008-09-15 2010-10-19 Siemens Aktiengesellschaft Magnetic resonance imaging method using a parallel imaging technique combined with a zoomed acquisition technique
WO2010048708A1 (en) 2008-10-27 2010-05-06 The University Of Western Ontario System and method for magnetic resonance imaging
US9726736B2 (en) 2010-08-30 2017-08-08 President And Fellows Of Harvard College Traveling wave MRI in high BO field strengths
US8760161B2 (en) * 2011-02-21 2014-06-24 General Electric Company System and method for enhanced contrast MR imaging
CN108318843B (zh) * 2011-09-22 2021-11-16 东芝医疗系统株式会社 磁共振成像装置以及磁共振成像方法
US9569863B2 (en) * 2012-08-06 2017-02-14 Siemens Healthcare Gmbh System for accelerated segmented MR image data acquisition
JP6721489B2 (ja) * 2016-11-14 2020-07-15 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置及び計算画像生成方法
EP3435105B8 (de) * 2017-07-27 2024-02-21 Siemens Healthineers AG Verfahren zur aufnahme eines magnetresonanzdatensatzes mit magnetresonanzsignalen aus wenigstens zwei schichten, datenträger sowie magnetresonanzanlage
WO2019076782A1 (en) * 2017-10-19 2019-04-25 Universiteit Maastricht MRI METHOD AND APPARATUS FOR OBTAINING IMAGES OF A TARGET VOLUME OF A HUMAN AND / OR ANIMAL SUBJECT USING MAGNETIC RESONANCE IMAGING (MRI)
WO2021259494A1 (en) 2020-06-26 2021-12-30 Max-Planck-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e. V. Method and device for acquiring and reconstructing a sequence of diffusion-weighted magnetic resonance images covering a volume
US20230280431A1 (en) 2020-07-31 2023-09-07 Max-Planck-Gesellschaft Zur Foerderung Der Wissenschaften E. V. Method and device for acquiring and reconstructing a sequence of diffusion-weighted magnetic resonance images covering a volume
JP7179889B2 (ja) 2021-03-05 2022-11-29 ジーイー・プレシジョン・ヘルスケア・エルエルシー 磁気共鳴イメージング装置およびプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039539A (ja) * 1983-08-15 1985-03-01 Hitachi Ltd 核磁気共鳴を用いた検査装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3530373A (en) * 1968-09-16 1970-09-22 Massachusetts Inst Technology Methods and apparatus for pulsed nuclear magnetic resonance of solids
US4081742A (en) * 1976-12-29 1978-03-28 International Business Machines Corporation Quantitative analysis of nuclear magnetic resonance spectra having solvent peaks
DE3143625C2 (de) * 1981-11-04 1985-11-28 Spectrospin AG, Fällanden, Zürich Verfahren zur Aufnahme von Kernresonanzspektren von Molekülen in einem zweidimensionalen Frequenzbereich und Kernresonanzspektrometer zur Durchführung des Verfahrens
US4563647A (en) * 1982-06-09 1986-01-07 Picker International Limited Nuclear magnetic resonance methods and apparatus
GB2124388B (en) * 1982-07-28 1986-02-12 Picker Int Ltd Nuclear magnetic resonance method and apparatus
US4607223A (en) * 1982-08-13 1986-08-19 National Research Development Corporation Nuclear magnetic resonance imaging method
JPS5946546A (ja) * 1982-09-09 1984-03-15 Yokogawa Hokushin Electric Corp 核磁気共鳴による検査方法及び検査装置
US4480228A (en) * 1982-10-15 1984-10-30 General Electric Company Selective volume method for performing localized NMR spectroscopy
DE3310160A1 (de) * 1983-03-21 1984-09-27 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Geraet zur erzeugung von bildern und ortsaufgeloesten spektren eines untersuchungsobjektes mit magnetischer kernresonanz
US4595879A (en) * 1983-11-14 1986-06-17 Technicare Corporation Nuclear magnetic resonance flow imaging
US4593247A (en) * 1983-11-25 1986-06-03 General Electric Company Method of NMR imaging with off-center zoom scan
US4585992A (en) * 1984-02-03 1986-04-29 Philips Medical Systems, Inc. NMR imaging methods
US4614195A (en) * 1984-12-18 1986-09-30 General Electric Company Method for reduction of motion artifacts in Fourier transform NMR imaging techniques

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039539A (ja) * 1983-08-15 1985-03-01 Hitachi Ltd 核磁気共鳴を用いた検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178547A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 General Electric Co <Ge> スペクトル−空間形成の励起エコーを用いて代謝産物を組織特異的にmr撮像するためのシステム及び方法
US9116218B2 (en) 2008-01-30 2015-08-25 General Electric Company System and method for tissue specific MR imaging of metabolites using spectral-spatially formed stimulated echo
CN103576114A (zh) * 2012-07-24 2014-02-12 西门子公司 获取磁共振数据的方法、磁共振设备、程序和数据载体

Also Published As

Publication number Publication date
EP0184840B1 (de) 1989-05-24
US4748409A (en) 1988-05-31
JPS61198044A (ja) 1986-09-02
JPH10151123A (ja) 1998-06-09
JPH0576299B2 (ja) 1993-10-22
DE3570526D1 (en) 1989-06-29
EP0184840A1 (de) 1986-06-18
DE3445689A1 (de) 1986-06-19
IL77319A (en) 1989-05-15
JP2695756B2 (ja) 1998-01-14
ATE43441T1 (de) 1989-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07308307A (ja) 被検体を場所的に解明する検査装置
Pohmann et al. Theoretical evaluation and comparison of fast chemical shift imaging methods
US4471305A (en) Method and apparatus for rapid NMR imaging of nuclear parameters with an object
US5361028A (en) Method and apparatus for high speed magnetic resonance imaging with improved image quality
van Zijl et al. High field localized proton spectroscopy in small volumes: greatly improved localization and shimming using shielded strong gradients
JPH0350537B2 (ja)
JPH08308810A (ja) スピン共鳴データの高速取り込み方法及び局所分解検査用のスピン共鳴装置
JPS5946546A (ja) 核磁気共鳴による検査方法及び検査装置
WO1995005610A1 (en) Method for magnetic resonance spectroscopic imaging with multiple spin-echoes
US6304084B1 (en) Method of improved magnetic resonance spectroscopic localization using spectral-spatial pulses
EP0222325A2 (en) Method for reduction of MR image artifacts due to flowing nuclei by gradient moment nulling
JP2005152114A (ja) Mri方法およびmri装置
JP4599490B2 (ja) Nmrスペクトロスコピーの方法及び構成
US5079505A (en) Method in the form of a pulse sequence for fast calculation of images of the fat and water distribution in an examination subject on the basis of nuclear magnetic resonance
US20050137476A1 (en) Method for evaluating magnetic resonance spectroscopy data using a baseline model
US4568880A (en) Diagnostic apparatus for utilizing nuclear magnetic resonance
Ernst Methodology of magnetic resonance imaging
JPH01113033A (ja) 核磁気分布決定方法
EP0166559B1 (en) Method and apparatus for obtaining localised nmr spectra
DE10243830A1 (de) Spektroskopisches Bildgebungsverfahren, Vorrichtung mit Mitteln zur Durchführung desselben sowie Verwendung des Bildgebungsverfahrens zur Materialcharakterisierung
JP3496898B2 (ja) 核磁気共鳴撮影装置
US4769604A (en) Method of mapping the material properties of an object to be examined
US6891372B2 (en) Imaging method
US20030057946A1 (en) Imaging method
Chang et al. Interleaved 1H and 31P spectroscopic imaging for studying regional brain injury

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees