JPH07308110A - 田植機の施肥装置 - Google Patents
田植機の施肥装置Info
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- JPH07308110A JPH07308110A JP12821494A JP12821494A JPH07308110A JP H07308110 A JPH07308110 A JP H07308110A JP 12821494 A JP12821494 A JP 12821494A JP 12821494 A JP12821494 A JP 12821494A JP H07308110 A JPH07308110 A JP H07308110A
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Landscapes
- Fertilizing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 肥料繰出部において肥料の詰り事故など発
生することのない確実な肥料の繰出を可能にする。 [構成] 肥料ホッパー(46)の下部に肥料(A)
を繰出す肥料繰出部(47)を備えた肥料装置におい
て、肥料ホッパー(46)の肥料繰出部(47)の上方
に、肥料の繰出し落下を空気圧でもって促進させる空気
供給部(51)を接続させる。
生することのない確実な肥料の繰出を可能にする。 [構成] 肥料ホッパー(46)の下部に肥料(A)
を繰出す肥料繰出部(47)を備えた肥料装置におい
て、肥料ホッパー(46)の肥料繰出部(47)の上方
に、肥料の繰出し落下を空気圧でもって促進させる空気
供給部(51)を接続させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば苗載台及び植付爪
を備えて連続的に苗植作業を行う乗用田植機の施肥装置
に関する。
を備えて連続的に苗植作業を行う乗用田植機の施肥装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種施肥装置の肥料繰出しにあって
は、ロール表面に一定の凹みを有する穴ロール式や、穴
あき円板の穴に入った肥料を取出す目皿式などが通常用
いられている。
は、ロール表面に一定の凹みを有する穴ロール式や、穴
あき円板の穴に入った肥料を取出す目皿式などが通常用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍らこのような
繰出手段は、肥料の自然落下を利用しているため、目皿
式の場合目皿の穴が詰った状態となるときなどには、肥
料が自然落下せず適正に対処できないという問題があっ
た。
繰出手段は、肥料の自然落下を利用しているため、目皿
式の場合目皿の穴が詰った状態となるときなどには、肥
料が自然落下せず適正に対処できないという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、肥
料ホッパーの下部に肥料を繰出す肥料繰出部を備えた肥
料装置において、肥料ホッパーの肥料繰出部の上方に、
肥料の繰出し落下を空気圧でもって促進させる空気供給
部を接続させることにより、肥料の自然落下による繰出
しに加え、繰出部に供給される空気の強制圧によっても
繰出しを促進させて、繰出部における目皿などの多少の
詰りにも支障なく確実な繰出しを可能とするもので、排
出所要時間も短縮化させてタイムラグを減少させること
ができ、しかも早朝の作業開始時に目皿を空回して空気
を送り続けることによって、露などによって目皿につい
た水分を乾燥させる乾燥効果をもたらして、肥料の付着
や詰りなど不都合を防止できる。
料ホッパーの下部に肥料を繰出す肥料繰出部を備えた肥
料装置において、肥料ホッパーの肥料繰出部の上方に、
肥料の繰出し落下を空気圧でもって促進させる空気供給
部を接続させることにより、肥料の自然落下による繰出
しに加え、繰出部に供給される空気の強制圧によっても
繰出しを促進させて、繰出部における目皿などの多少の
詰りにも支障なく確実な繰出しを可能とするもので、排
出所要時間も短縮化させてタイムラグを減少させること
ができ、しかも早朝の作業開始時に目皿を空回して空気
を送り続けることによって、露などによって目皿につい
た水分を乾燥させる乾燥効果をもたらして、肥料の付着
や詰りなど不都合を防止できる。
【0005】また、空気供給部からの肥料送出風を肥料
繰出部の肥料落下排出口に送給させる送出風路を設けた
ことにより、目皿などから強制的に繰出され落下する肥
料を、送出風路からの空気によってさらに強制的に施肥
地点まで搬送するもので、繰出しの空気と送出の空気が
合流する以降はこれら2系統の空気流を組合せて強制力
を高めた空気によって施肥地点まで確実に肥料を搬送し
て欠肥などの発生のない適正にして確実な施肥を可能と
させるものである。
繰出部の肥料落下排出口に送給させる送出風路を設けた
ことにより、目皿などから強制的に繰出され落下する肥
料を、送出風路からの空気によってさらに強制的に施肥
地点まで搬送するもので、繰出しの空気と送出の空気が
合流する以降はこれら2系統の空気流を組合せて強制力
を高めた空気によって施肥地点まで確実に肥料を搬送し
て欠肥などの発生のない適正にして確実な施肥を可能と
させるものである。
【0006】さらに、空気供給部と肥料繰出部の入口側
とを接続するバイパス風路を設けたことにより、肥料繰
出部から落下排出される肥料を施肥地点まで搬送するた
めに設けた空気供給部に、バイパス風路を介して肥料繰
出部の入口側を接続させて、繰出し落下と施肥地点まで
への搬送の2つに単一の空気供給部の空気を有効に活用
できる。
とを接続するバイパス風路を設けたことにより、肥料繰
出部から落下排出される肥料を施肥地点まで搬送するた
めに設けた空気供給部に、バイパス風路を介して肥料繰
出部の入口側を接続させて、繰出し落下と施肥地点まで
への搬送の2つに単一の空気供給部の空気を有効に活用
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は肥料繰出部の側面図、図2は乗用田植機の
側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者が
搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレーム
(3)前部上方に搭載させ、ギヤ変速ケース(4)前方
にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前
輪(6)を支持させると共に、前記ギヤ変速ケース
(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前
記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を
支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネ
ット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共
に、ステップ(11)を介して作業者が搭乗する車体カ
バー(12)によって前記ギヤ変速ケース(4)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取
付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット
(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
する。図1は肥料繰出部の側面図、図2は乗用田植機の
側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者が
搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレーム
(3)前部上方に搭載させ、ギヤ変速ケース(4)前方
にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前
輪(6)を支持させると共に、前記ギヤ変速ケース
(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前
記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を
支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネ
ット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共
に、ステップ(11)を介して作業者が搭乗する車体カ
バー(12)によって前記ギヤ変速ケース(4)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取
付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット
(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0008】また、図中(15)は6条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点リ
ンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレ
ーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介
して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)
をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点リ
ンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレ
ーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介
して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)
をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
【0009】また、図中(29)は主変速レバー、(3
0)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(3
1)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペ
ダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(3
4)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条
分均平用サイドフロート、(36)は6条用の側条施肥
機である。
0)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(3
1)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペ
ダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(3
4)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条
分均平用サイドフロート、(36)は6条用の側条施肥
機である。
【0010】さらに、図4、図5、図6に示す如く、左
右一対の四角筒形の前記車体フレーム(3)(3)前部
にエンジン(2)を搭載し、前車軸(37)(37)を
介して左右前輪(6)(6)を軸支させるフロントアク
スルケース(5)をエンジン(2)後方の車体フレーム
(3)(3)下面に取付け、フロントアクスルケース
(5)後方の左右車体フレーム(3)(3)間に無段ベ
ルト変速ケース(38)を設け、無段変速ケース(3
8)後方の左右車体フレーム(3)(3)間にギヤ変速
ケース(4)を設けると共に、後車軸(39)(39)
を介して左右後輪(8)(8)を軸支させるリヤアクス
ルケース(7)を左右車体フレーム(3)(3)後端下
面に固設させ、エンジン(2)出力を各変速ケース(3
8)(4)を介して各アクスルケース(5)(7)に走
行駆動力として伝達させ、前後輪(6)(8)を駆動す
るように構成している。
右一対の四角筒形の前記車体フレーム(3)(3)前部
にエンジン(2)を搭載し、前車軸(37)(37)を
介して左右前輪(6)(6)を軸支させるフロントアク
スルケース(5)をエンジン(2)後方の車体フレーム
(3)(3)下面に取付け、フロントアクスルケース
(5)後方の左右車体フレーム(3)(3)間に無段ベ
ルト変速ケース(38)を設け、無段変速ケース(3
8)後方の左右車体フレーム(3)(3)間にギヤ変速
ケース(4)を設けると共に、後車軸(39)(39)
を介して左右後輪(8)(8)を軸支させるリヤアクス
ルケース(7)を左右車体フレーム(3)(3)後端下
面に固設させ、エンジン(2)出力を各変速ケース(3
8)(4)を介して各アクスルケース(5)(7)に走
行駆動力として伝達させ、前後輪(6)(8)を駆動す
るように構成している。
【0011】また、正面視門形のリフトフレーム(4
0)両端を左右車体フレーム(3)(3)後端上面に溶
接固定させ、車体フレーム(3)中間のブレーキペダル
受軸(41)と、車体フレーム(3)上に立設させるリ
フトフレーム(40)中間の間に、前低後高に傾斜させ
るサブフレーム(42)(42)を架設させると共に、
サブフレーム(42)(42)間に昇降シリンダ(2
8)を取付け、またトップリンク(25)及びロワーリ
ンク(26)で形成するリンク機構(27)を各フレー
ム(3)(40)(42)を介して取付け、昇降シリン
ダ(28)によってリンク機構(27)を揺動させて植
付部(15)を昇降させるように構成している。
0)両端を左右車体フレーム(3)(3)後端上面に溶
接固定させ、車体フレーム(3)中間のブレーキペダル
受軸(41)と、車体フレーム(3)上に立設させるリ
フトフレーム(40)中間の間に、前低後高に傾斜させ
るサブフレーム(42)(42)を架設させると共に、
サブフレーム(42)(42)間に昇降シリンダ(2
8)を取付け、またトップリンク(25)及びロワーリ
ンク(26)で形成するリンク機構(27)を各フレー
ム(3)(40)(42)を介して取付け、昇降シリン
ダ(28)によってリンク機構(27)を揺動させて植
付部(15)を昇降させるように構成している。
【0012】さらに、前ステップ(43)及び後ステッ
プ(44)及び後カバー(45)によって前記車体カバ
ー(12)を3分割に分離自在に形成し、後カバー(4
5)を取外して該部に前記施肥機(36)を装設させる
もので、肥料を入れるホッパーであるタンク(46)、
肥料を定量供給する繰出部である繰出ケース(47)、
フロート(34)(35)の側条施肥シュート(48)
にフレキシブル形送出パイプ(49)を介して肥料を排
出させる送風ターボファン(50)と、円筒形の施肥本
体フレーム(51)とを、前記施肥機(36)に備える
と共に、開閉自在な蓋(52)によって施肥本体フレー
ム(51)右側開口を閉塞し、施肥本体フレーム(5
1)左側端にターボファン(50)を取付け、6条分の
6組の繰出ケース(47)…と送出パイプ(49)…を
空気供給部である施肥本体フレーム(51)に配設させ
ている。
プ(44)及び後カバー(45)によって前記車体カバ
ー(12)を3分割に分離自在に形成し、後カバー(4
5)を取外して該部に前記施肥機(36)を装設させる
もので、肥料を入れるホッパーであるタンク(46)、
肥料を定量供給する繰出部である繰出ケース(47)、
フロート(34)(35)の側条施肥シュート(48)
にフレキシブル形送出パイプ(49)を介して肥料を排
出させる送風ターボファン(50)と、円筒形の施肥本
体フレーム(51)とを、前記施肥機(36)に備える
と共に、開閉自在な蓋(52)によって施肥本体フレー
ム(51)右側開口を閉塞し、施肥本体フレーム(5
1)左側端にターボファン(50)を取付け、6条分の
6組の繰出ケース(47)…と送出パイプ(49)…を
空気供給部である施肥本体フレーム(51)に配設させ
ている。
【0013】さらに、図6、図7、図8、図9、図10
にも示す如く、前記車体フレーム(3)後端部でリンク
フレーム(40)上側にベースフレーム(53)を取付
け、左右方向に横架させる前記ベースフレーム(53)
を介して施肥機(36)を設けると共に、左右一対のサ
イドステー(54)(54)と前記ベースフレーム(5
3)の背面視門形フレーム構造を介して施肥機(36)
を設けるもので、リンクフレーム(40)上側の左右サ
ブフレーム(42)(42)後端上面にベースフレーム
(53)中間下面をボルト止め固定させ、ベースフレー
ム(53)左右側端に左右サイドステー(54)(5
4)上端をボルト止め固定させ、左右車体フレーム
(3)(3)後端のブラケット(55)(55)に左右
サイドステー(54)(54)下端をボルト止め固定さ
せている。
にも示す如く、前記車体フレーム(3)後端部でリンク
フレーム(40)上側にベースフレーム(53)を取付
け、左右方向に横架させる前記ベースフレーム(53)
を介して施肥機(36)を設けると共に、左右一対のサ
イドステー(54)(54)と前記ベースフレーム(5
3)の背面視門形フレーム構造を介して施肥機(36)
を設けるもので、リンクフレーム(40)上側の左右サ
ブフレーム(42)(42)後端上面にベースフレーム
(53)中間下面をボルト止め固定させ、ベースフレー
ム(53)左右側端に左右サイドステー(54)(5
4)上端をボルト止め固定させ、左右車体フレーム
(3)(3)後端のブラケット(55)(55)に左右
サイドステー(54)(54)下端をボルト止め固定さ
せている。
【0014】また、略水平に横架させる平面視H形のベ
ースフレーム(53)両側に昇降レール(56)…を立
設させ、前後一組左右二対の4本の該昇降レール(5
6)(56)(56)(56)を介して施肥機(36)
を昇降自在に取付けると共に、弾性上昇部材である左右
一対の2本のガススプリング(57)(57)と施肥本
体フレーム(51)による門形フレーム構造によって昇
降自在に施肥機(36)を取付け、車体フレーム(3)
後端部に配置させるリヤアクスルケース(7)により施
肥機(36)重量を支持させるもので、左右昇降レール
(56)(56)に対向させる軸受板(58)(58)
を前記施肥本体フレーム(51)に溶接固定させ、前記
レール(56)に転動自在に嵌込むベアリングローラ
(59)…を軸受板(58)に回転自在に軸支させ、前
後2本のレール(56)(56)を左右対称に2組設
け、1本のレール(56)に対して上下2個のローラ
(59)(59)を取付け、施肥本体フレーム(51)
を4本のレール(56)と8個のローラ(59)…によ
ってベースフレーム(53)に昇降自在に支持させてい
る。
ースフレーム(53)両側に昇降レール(56)…を立
設させ、前後一組左右二対の4本の該昇降レール(5
6)(56)(56)(56)を介して施肥機(36)
を昇降自在に取付けると共に、弾性上昇部材である左右
一対の2本のガススプリング(57)(57)と施肥本
体フレーム(51)による門形フレーム構造によって昇
降自在に施肥機(36)を取付け、車体フレーム(3)
後端部に配置させるリヤアクスルケース(7)により施
肥機(36)重量を支持させるもので、左右昇降レール
(56)(56)に対向させる軸受板(58)(58)
を前記施肥本体フレーム(51)に溶接固定させ、前記
レール(56)に転動自在に嵌込むベアリングローラ
(59)…を軸受板(58)に回転自在に軸支させ、前
後2本のレール(56)(56)を左右対称に2組設
け、1本のレール(56)に対して上下2個のローラ
(59)(59)を取付け、施肥本体フレーム(51)
を4本のレール(56)と8個のローラ(59)…によ
ってベースフレーム(53)に昇降自在に支持させてい
る。
【0015】また、前記ガススプリング(57)の下端
を前記ブラケット(55)に連結させ、前記軸受板(5
8)にガススプリング(57)上端を連結させ、前記レ
ール(56)とガススプリング(57)を略平行に設け
ると共に、施肥機(36)の前後幅方向の重心位置にガ
ススプリング(57)を連結させるもので、施肥機(3
6)の重量と略等しいかまたは若干小さい伸張力をガス
スプリング(57)が有するように構成している。この
ように、走行車(1)の後部にリヤアクスルケース
(7)を介して後輪(8)を装設させる乗用田植機にお
いて、左右一対の弾性上昇部材であるガススプリング
(57)(57)を介して前記リヤアクスルケース
(7)上に施肥機(36)の施肥本体フレーム(51)
を取付けると共に、走行車(1)に昇降自在に設ける施
肥機(36)の略重心位置に弾性上昇部材であるガスス
プリング(57)を連結させるもので、前記リヤアクス
ルケース(7)の利用によって施肥機(36)の支持を
安定させ、前記ガススプリング(57)の支持によって
作業者による施肥機(36)持上げ操作力を軽減させ、
施肥機(36)を持上げて行う掃除または残留肥料取出
しなどの作業性を向上させると共に、前記ガススプリン
グ(57)の上昇力による施肥機(36)の前後または
左右の傾きを防ぎ、施肥機(36)の昇降動作がスムー
ズになり、施肥機(36)の昇降案内構造を昇降レール
(56)…などによって簡略で軽量コンパクトに構成し
ている。なお、図7のように、前記ガススプリング(5
7)と略同じ構造で、前方側に補助ガススプリング(6
0)を設け、左右4本のガススプリング(57)(5
7)(60)(60)によって施肥機(36)を持上げ
てもよい。
を前記ブラケット(55)に連結させ、前記軸受板(5
8)にガススプリング(57)上端を連結させ、前記レ
ール(56)とガススプリング(57)を略平行に設け
ると共に、施肥機(36)の前後幅方向の重心位置にガ
ススプリング(57)を連結させるもので、施肥機(3
6)の重量と略等しいかまたは若干小さい伸張力をガス
スプリング(57)が有するように構成している。この
ように、走行車(1)の後部にリヤアクスルケース
(7)を介して後輪(8)を装設させる乗用田植機にお
いて、左右一対の弾性上昇部材であるガススプリング
(57)(57)を介して前記リヤアクスルケース
(7)上に施肥機(36)の施肥本体フレーム(51)
を取付けると共に、走行車(1)に昇降自在に設ける施
肥機(36)の略重心位置に弾性上昇部材であるガスス
プリング(57)を連結させるもので、前記リヤアクス
ルケース(7)の利用によって施肥機(36)の支持を
安定させ、前記ガススプリング(57)の支持によって
作業者による施肥機(36)持上げ操作力を軽減させ、
施肥機(36)を持上げて行う掃除または残留肥料取出
しなどの作業性を向上させると共に、前記ガススプリン
グ(57)の上昇力による施肥機(36)の前後または
左右の傾きを防ぎ、施肥機(36)の昇降動作がスムー
ズになり、施肥機(36)の昇降案内構造を昇降レール
(56)…などによって簡略で軽量コンパクトに構成し
ている。なお、図7のように、前記ガススプリング(5
7)と略同じ構造で、前方側に補助ガススプリング(6
0)を設け、左右4本のガススプリング(57)(5
7)(60)(60)によって施肥機(36)を持上げ
てもよい。
【0016】さらに、図1、図9、図10、図11に示
す如く、施肥機(36)を持上げるときに作業者が握る
左右一対の取手(61)(61)を前記施肥本体ケース
(51)に溶接固定させ、前記取手(61)に支軸(6
2)を介してロックアーム(63)を回転自在に軸支さ
せると共に、前記昇降レール(56)の補強リブ(6
4)に上下係合孔(65)(66)を形成させ、各係合
孔(65)(66)にロックアーム(63)を係入させ
て施肥機(36)を上昇位置または下降位置で固定支持
させるもので、ロックアーム(63)に設ける解除レバ
ー(67)を前記取手(61)の下側に延出させ、作業
者が取手(61)を握り乍ら解除レバー(67)を操作
し、ロックアーム(63)を係合孔(65)(66)か
ら離脱させることができるように構成している。
す如く、施肥機(36)を持上げるときに作業者が握る
左右一対の取手(61)(61)を前記施肥本体ケース
(51)に溶接固定させ、前記取手(61)に支軸(6
2)を介してロックアーム(63)を回転自在に軸支さ
せると共に、前記昇降レール(56)の補強リブ(6
4)に上下係合孔(65)(66)を形成させ、各係合
孔(65)(66)にロックアーム(63)を係入させ
て施肥機(36)を上昇位置または下降位置で固定支持
させるもので、ロックアーム(63)に設ける解除レバ
ー(67)を前記取手(61)の下側に延出させ、作業
者が取手(61)を握り乍ら解除レバー(67)を操作
し、ロックアーム(63)を係合孔(65)(66)か
ら離脱させることができるように構成している。
【0017】また、前記施肥本体フレーム(51)にケ
ースブラケット(68)を溶接固定させ、該ケースブラ
ケット(68)に前記繰出ケース(47)をボルト(4
7a)止め固定させるもので、1ユニットとして構成す
る2条分の繰出ケース(47)(47)を左右の昇降レ
ール(56)(56)間に配設させ、昇降レール(5
6)(56)の機外側に2条分の繰出ケース(47)
(47)を夫々配設させ、2条1組として3ユニットの
繰出ケース(47)…を左右に並設させている。
ースブラケット(68)を溶接固定させ、該ケースブラ
ケット(68)に前記繰出ケース(47)をボルト(4
7a)止め固定させるもので、1ユニットとして構成す
る2条分の繰出ケース(47)(47)を左右の昇降レ
ール(56)(56)間に配設させ、昇降レール(5
6)(56)の機外側に2条分の繰出ケース(47)
(47)を夫々配設させ、2条1組として3ユニットの
繰出ケース(47)…を左右に並設させている。
【0018】さらに、図1、図11、図12、図13、
図14、図15に示す如く、前記繰出ケース(47)の
上面前側の取入口(69)に前記タンク(46)下部出
口を嵌着させると共に、前記繰出ケース(47)前面下
側に取出口(70)を形成し、着脱自在なキャップ(7
1)によって取出口(70)を閉塞している。前記施肥
本体フレーム(51)に溶接固定させるシュート(7
2)によって取出口(70)外側を囲み、キャップ(7
1)を取外して取出口(70)を開放し、タンク(4
6)内部の肥料(A)をシュート(72)に流下させる
もので、このときに施肥機(36)を昇降レール(5
6)の上昇位置に支持させ、シュート(72)とベース
フレーム(53)の間隔を拡大させ、肥料を入れる容器
を前記シュート(72)下方に容易に差し入れることが
でき、残留肥料の取出しを容易に行えるように構成して
いる。
図14、図15に示す如く、前記繰出ケース(47)の
上面前側の取入口(69)に前記タンク(46)下部出
口を嵌着させると共に、前記繰出ケース(47)前面下
側に取出口(70)を形成し、着脱自在なキャップ(7
1)によって取出口(70)を閉塞している。前記施肥
本体フレーム(51)に溶接固定させるシュート(7
2)によって取出口(70)外側を囲み、キャップ(7
1)を取外して取出口(70)を開放し、タンク(4
6)内部の肥料(A)をシュート(72)に流下させる
もので、このときに施肥機(36)を昇降レール(5
6)の上昇位置に支持させ、シュート(72)とベース
フレーム(53)の間隔を拡大させ、肥料を入れる容器
を前記シュート(72)下方に容易に差し入れることが
でき、残留肥料の取出しを容易に行えるように構成して
いる。
【0019】また、前記繰出ケース(47)下面に閉塞
レバー(73)及びバネ(74)を介して底蓋(75)
を着脱自在に固定させると共に、硬質合成樹脂製の前記
底蓋(75)下面に出口パイプ(76)を一体形成する
もので、施肥本体ケース(51)に前端部を嵌着させる
軟質合成樹脂製の送出風路である接合パイプ(77)を
備え、該パイプ(77)後端に前記出口パイプ(76)
前端を着脱自在に嵌着させると共に、前記出口パイプ
(76)後端に前記送出パイプ(49)を嵌着させ、前
記ターボファン(50)の送風を施肥本体フレーム(5
1)中空部から各パイプ(77)(76)(49)に吹
出させ、底蓋(75)の出口(78)から出口パイプ
(76)中間に落下する肥料(A)を送出パイプ(4
9)に移動させるように構成している。前記出口パイプ
(76)の入口側の内径を小さくして風速加速部(7
9)を形成し、出口(78)での送風による肥料(A)
吸引力及び搬送力が大きくなるように構成している。ま
た、閉塞レバー(73)は繰出ケース(47)の枢軸
(73a)に回動自在に取付けてフック部(73b)を
底蓋(75)の突出軸(75a)に係合させて、繰出ケ
ース(47)に底蓋(75)を固定させるものである。
レバー(73)及びバネ(74)を介して底蓋(75)
を着脱自在に固定させると共に、硬質合成樹脂製の前記
底蓋(75)下面に出口パイプ(76)を一体形成する
もので、施肥本体ケース(51)に前端部を嵌着させる
軟質合成樹脂製の送出風路である接合パイプ(77)を
備え、該パイプ(77)後端に前記出口パイプ(76)
前端を着脱自在に嵌着させると共に、前記出口パイプ
(76)後端に前記送出パイプ(49)を嵌着させ、前
記ターボファン(50)の送風を施肥本体フレーム(5
1)中空部から各パイプ(77)(76)(49)に吹
出させ、底蓋(75)の出口(78)から出口パイプ
(76)中間に落下する肥料(A)を送出パイプ(4
9)に移動させるように構成している。前記出口パイプ
(76)の入口側の内径を小さくして風速加速部(7
9)を形成し、出口(78)での送風による肥料(A)
吸引力及び搬送力が大きくなるように構成している。ま
た、閉塞レバー(73)は繰出ケース(47)の枢軸
(73a)に回動自在に取付けてフック部(73b)を
底蓋(75)の突出軸(75a)に係合させて、繰出ケ
ース(47)に底蓋(75)を固定させるものである。
【0020】また図18にも示す如く、取入口(80)
及び吹出口(81)を有する入口板(82)と、同一円
周上に略四角形の複数の繰出口(83)…を有する目皿
である繰出板(84)と、排出口(85)を有する出口
板(86)を備え、略円形平板製の前記各板(82)
(84)(86)を繰出ケース(47)と底蓋(75)
の間に多層状に配設させると共に、繰出ケース(47)
に繰出軸(87)を略垂直に回転自在に軸支させ、各板
(82)(84)(86)の中央部に繰出軸(87)下
端側を貫通させ、繰出軸(87)下端にゴム輪(88)
を着脱自在に係止させ、各板(82)(84)(86)
を下方に抜出し自在に繰出軸(87)に支持させ、かつ
バネ(74)によって各板(82)(84)(86)を
弾圧させるもので、入口板(82)と出口板(86)を
繰出ケース(47)に係止させ、各板(82)(86)
に対して繰出軸(87)を遊転させると共に、繰出板
(84)を繰出軸(87)に係合軸支させ、繰出軸(8
7)によって繰出板(84)を強制的に回転させ、取入
口(80)から繰出口(83)に入った肥料(A)を排
出口(85)に移動させて出口(78)方向に落下させ
るように構成している。
及び吹出口(81)を有する入口板(82)と、同一円
周上に略四角形の複数の繰出口(83)…を有する目皿
である繰出板(84)と、排出口(85)を有する出口
板(86)を備え、略円形平板製の前記各板(82)
(84)(86)を繰出ケース(47)と底蓋(75)
の間に多層状に配設させると共に、繰出ケース(47)
に繰出軸(87)を略垂直に回転自在に軸支させ、各板
(82)(84)(86)の中央部に繰出軸(87)下
端側を貫通させ、繰出軸(87)下端にゴム輪(88)
を着脱自在に係止させ、各板(82)(84)(86)
を下方に抜出し自在に繰出軸(87)に支持させ、かつ
バネ(74)によって各板(82)(84)(86)を
弾圧させるもので、入口板(82)と出口板(86)を
繰出ケース(47)に係止させ、各板(82)(86)
に対して繰出軸(87)を遊転させると共に、繰出板
(84)を繰出軸(87)に係合軸支させ、繰出軸(8
7)によって繰出板(84)を強制的に回転させ、取入
口(80)から繰出口(83)に入った肥料(A)を排
出口(85)に移動させて出口(78)方向に落下させ
るように構成している。
【0021】また、前記取入口(80)端部で繰出口
(83)上面の余分な肥料(A)を取除くブラシ(8
9)を備え、高さ調節する撮(90)を介して前記ブラ
シ(89)を繰出ケース(47)に高さ調節自在に取付
け、繰出板(84)上面に対するブラシ(89)下端の
高さ調節を繰出ケース(47)外部から行い、繰出口
(83)の肥料(A)送出量を調節するように構成して
いる。
(83)上面の余分な肥料(A)を取除くブラシ(8
9)を備え、高さ調節する撮(90)を介して前記ブラ
シ(89)を繰出ケース(47)に高さ調節自在に取付
け、繰出板(84)上面に対するブラシ(89)下端の
高さ調節を繰出ケース(47)外部から行い、繰出口
(83)の肥料(A)送出量を調節するように構成して
いる。
【0022】また、前記入口板(82)の吹出口(8
1)に対向させる圧風取入口(91)を繰出ケース(4
7)に形成し、前記施肥本体ケース(51)の中空部と
前記圧風取入口(91)をバイパイ風路である分流パイ
プ(92)によって連通させ、前記パイプ(92)及び
取入口(91)を介してターボファン(50)からの送
風を吹出口(81)に供給し、排出口(85)位置に移
動した繰出口(83)に吹出口(81)から送風し、該
送風によって繰出口(83)の肥料(A)を下方に強制
的に落下させ、粒形の肥料(A)またはこの粉が繰出口
(83)内に残るのを防ぐように構成している。
1)に対向させる圧風取入口(91)を繰出ケース(4
7)に形成し、前記施肥本体ケース(51)の中空部と
前記圧風取入口(91)をバイパイ風路である分流パイ
プ(92)によって連通させ、前記パイプ(92)及び
取入口(91)を介してターボファン(50)からの送
風を吹出口(81)に供給し、排出口(85)位置に移
動した繰出口(83)に吹出口(81)から送風し、該
送風によって繰出口(83)の肥料(A)を下方に強制
的に落下させ、粒形の肥料(A)またはこの粉が繰出口
(83)内に残るのを防ぐように構成している。
【0023】さらに、図4、図5、図16、図17に示
す如く、前記エンジン(2)出力を植付部(15)に伝
達させるPTO軸(93)をギヤ変速ケース(4)から
後方に延出させると共に、前記リフトフレーム(40)
左側に軸受筒(94)を溶接固定させ、軸受筒(94)
の施肥入力軸(95)前端部を前記PTO軸(93)中
間にチェン(96)を介して連動連結させる。前記施肥
入力軸(95)後端部にクランク板(97)を固定させ
る。また、前記軸受板(58)及びケースブラケット
(68)の各後端側を一体固定させる四角パイプ形後面
フレーム(98)を備え、施肥本体フレーム(51)と
略平行に後面フレーム(98)を横架させると共に、後
面フレーム(98)にブラケット(99)を介して軸受
(100)を固定させ、軸受(100)に支点軸(10
1)を介して繰出量調節レバー(102)を回転自在に
軸支させる。そして、結合レバー(103)及び係合板
(104)(105)を介して切離し自在に連結させる
入力及び出力ロッド(106)(107)を備え、前記
クランク板(97)と繰出量調節レバー(102)の一
端側とを前記ロッド(106)(107)によって連結
させる。
す如く、前記エンジン(2)出力を植付部(15)に伝
達させるPTO軸(93)をギヤ変速ケース(4)から
後方に延出させると共に、前記リフトフレーム(40)
左側に軸受筒(94)を溶接固定させ、軸受筒(94)
の施肥入力軸(95)前端部を前記PTO軸(93)中
間にチェン(96)を介して連動連結させる。前記施肥
入力軸(95)後端部にクランク板(97)を固定させ
る。また、前記軸受板(58)及びケースブラケット
(68)の各後端側を一体固定させる四角パイプ形後面
フレーム(98)を備え、施肥本体フレーム(51)と
略平行に後面フレーム(98)を横架させると共に、後
面フレーム(98)にブラケット(99)を介して軸受
(100)を固定させ、軸受(100)に支点軸(10
1)を介して繰出量調節レバー(102)を回転自在に
軸支させる。そして、結合レバー(103)及び係合板
(104)(105)を介して切離し自在に連結させる
入力及び出力ロッド(106)(107)を備え、前記
クランク板(97)と繰出量調節レバー(102)の一
端側とを前記ロッド(106)(107)によって連結
させる。
【0024】また、前記後面フレーム(98)に軸受部
材である軸受板(108)を介して繰出駆動軸(10
9)を回転自在に軸支させ、該駆動軸(109)に揺動
アーム(110)を固定させ、前記繰出量調節レバー
(102)に長さ調節自在な伸縮ロッド(111)一端
側を連結させ、かつ前記揺動アーム(110)に複数の
軸孔(112)…を介して支点間距離調節自在に前記伸
縮ロッド(111)の他端側を連結させると共に、前記
支点軸(101)に対する出力ロッド(107)と伸縮
ロッド(111)の夫々の連結距離の比をネジ(11
3)の回転によって変更させる回転レバー(114)を
繰出量調節レバー(102)に設けるもので、前記の複
数の軸孔(112)…の選択により伸縮ロッド(11
1)を連結する揺動アーム(110)の長さを変化さ
せ、該アーム(110)の揺動ストロークを変更させて
肥料繰出量の多段調節を行うと共に、前記回転レバー
(114)操作により支点軸(101)に対して繰出量
調節レバー(102)をネジ(113)軸芯方向に摺動
させ、支点軸(101)に対するレバー(102)とロ
ッド(107)の連結点の長さと、支点軸(101)に
対するレバー(102)とロッド(111)の連結点の
長さの比を変化させ、伸縮ロッド(111)の往復スト
ロークを無段階に変更させて肥料繰出量の無段調節を行
うように構成している。
材である軸受板(108)を介して繰出駆動軸(10
9)を回転自在に軸支させ、該駆動軸(109)に揺動
アーム(110)を固定させ、前記繰出量調節レバー
(102)に長さ調節自在な伸縮ロッド(111)一端
側を連結させ、かつ前記揺動アーム(110)に複数の
軸孔(112)…を介して支点間距離調節自在に前記伸
縮ロッド(111)の他端側を連結させると共に、前記
支点軸(101)に対する出力ロッド(107)と伸縮
ロッド(111)の夫々の連結距離の比をネジ(11
3)の回転によって変更させる回転レバー(114)を
繰出量調節レバー(102)に設けるもので、前記の複
数の軸孔(112)…の選択により伸縮ロッド(11
1)を連結する揺動アーム(110)の長さを変化さ
せ、該アーム(110)の揺動ストロークを変更させて
肥料繰出量の多段調節を行うと共に、前記回転レバー
(114)操作により支点軸(101)に対して繰出量
調節レバー(102)をネジ(113)軸芯方向に摺動
させ、支点軸(101)に対するレバー(102)とロ
ッド(107)の連結点の長さと、支点軸(101)に
対するレバー(102)とロッド(111)の連結点の
長さの比を変化させ、伸縮ロッド(111)の往復スト
ロークを無段階に変更させて肥料繰出量の無段調節を行
うように構成している。
【0025】さらに、図14に示す如く、前記後面フレ
ーム(98)に軸受(115)をボルト止め固定させ、
連れ回り防止一方向クラッチ(115a)を介して前記
軸受(115)にクラッチ軸(116)を軸支させ、該
クラッチ軸(116)に一方向クラッチ(117)を介
して入力リンク(118)を設けると共に、前記繰出駆
動軸(109)に揺動リンク(119)を固定させ、該
リンク(119)を前記入力リンク(118)に連係バ
ー(120)を介して連結させ、入力リンク(118)
を揺動させてクラッチ軸(116)を一方向に間欠的に
回転させ、また前記入力リンク(118)が戻る一方向
クラッチ(117)空転動作によってクラッチ軸(11
6)が逆転するのを、前記連れ回り防止一方向クラッチ
(115a)と軸受(115)のブレーキ作用によって
阻止するように構成している。
ーム(98)に軸受(115)をボルト止め固定させ、
連れ回り防止一方向クラッチ(115a)を介して前記
軸受(115)にクラッチ軸(116)を軸支させ、該
クラッチ軸(116)に一方向クラッチ(117)を介
して入力リンク(118)を設けると共に、前記繰出駆
動軸(109)に揺動リンク(119)を固定させ、該
リンク(119)を前記入力リンク(118)に連係バ
ー(120)を介して連結させ、入力リンク(118)
を揺動させてクラッチ軸(116)を一方向に間欠的に
回転させ、また前記入力リンク(118)が戻る一方向
クラッチ(117)空転動作によってクラッチ軸(11
6)が逆転するのを、前記連れ回り防止一方向クラッチ
(115a)と軸受(115)のブレーキ作用によって
阻止するように構成している。
【0026】また、前記繰出ケース(47)にクラッチ
ケース(121)を固定させると共に、前記繰出軸(8
7)上端側にベベルギヤ(122)(123)を介して
入力軸(124)を常時連結させるもので、入力軸(1
24)を前記クラッチ軸(116)に継断自在に連結さ
せる条止めクラッチ(125)を備え、該クラッチ(1
25)を前記クラッチケース(121)に内設させると
共に、前記条止めクラッチ(125)を継断操作するク
ラッチレバー(126)とクラッチアーム(127)を
前記クラッチケース(121)の前後に振分け配設さ
せ、前記植付部(15)の苗載台(16)上側背面部に
設ける植付け条止めレバー(128)に、後面フレーム
(98)のアウタ受(129)により張設させるワイヤ
(130)を介して、前記クラッチアーム(127)を
連結させる。そして、前記植付け条止めレバー(12
8)操作によって6条植え用の各植付爪(17)…のい
ずれかを停止させたとき、停止させた植付爪(17)に
対応する条止めクラッチ(125)を切断動作させて施
肥動作を中止させ、植付爪(17)によって苗を植付け
る条にだけ施肥を行うもので、例えば左側と中央の4条
の苗植付けを行うとき、左側と中央の4条の繰出ケース
(47)…から施肥を行うと共に、作業者によってクラ
ッチレバー(126)を操作して条止めクラッチ(12
5)を切断させることにより、6条の繰出ケース(4
7)…のいずれかまたは全部を任意に選択して、苗植付
けとは関係なく、施肥を中止させることができるように
構成している。
ケース(121)を固定させると共に、前記繰出軸(8
7)上端側にベベルギヤ(122)(123)を介して
入力軸(124)を常時連結させるもので、入力軸(1
24)を前記クラッチ軸(116)に継断自在に連結さ
せる条止めクラッチ(125)を備え、該クラッチ(1
25)を前記クラッチケース(121)に内設させると
共に、前記条止めクラッチ(125)を継断操作するク
ラッチレバー(126)とクラッチアーム(127)を
前記クラッチケース(121)の前後に振分け配設さ
せ、前記植付部(15)の苗載台(16)上側背面部に
設ける植付け条止めレバー(128)に、後面フレーム
(98)のアウタ受(129)により張設させるワイヤ
(130)を介して、前記クラッチアーム(127)を
連結させる。そして、前記植付け条止めレバー(12
8)操作によって6条植え用の各植付爪(17)…のい
ずれかを停止させたとき、停止させた植付爪(17)に
対応する条止めクラッチ(125)を切断動作させて施
肥動作を中止させ、植付爪(17)によって苗を植付け
る条にだけ施肥を行うもので、例えば左側と中央の4条
の苗植付けを行うとき、左側と中央の4条の繰出ケース
(47)…から施肥を行うと共に、作業者によってクラ
ッチレバー(126)を操作して条止めクラッチ(12
5)を切断させることにより、6条の繰出ケース(4
7)…のいずれかまたは全部を任意に選択して、苗植付
けとは関係なく、施肥を中止させることができるように
構成している。
【0027】また、図19にも示す如く、前記接合パイ
プ(77)及び分流パイプ(92)には、これらパイプ
(77)(92)内を流通する空気の送風量を調節する
風量調節弁(131)(132)をそれぞれ設けてい
て、各パイプ(77)(92)の送風量を常に適正維持
させて、良好な肥料の繰出し及び搬送を行わしめること
を可能に構成したものである。
プ(77)及び分流パイプ(92)には、これらパイプ
(77)(92)内を流通する空気の送風量を調節する
風量調節弁(131)(132)をそれぞれ設けてい
て、各パイプ(77)(92)の送風量を常に適正維持
させて、良好な肥料の繰出し及び搬送を行わしめること
を可能に構成したものである。
【0028】上記から明らかなように、施肥機(36)
を走行車(1)に取付ける場合、後カバー(45)を取
外し、平面視H形のベースフレーム(53)中央部をサ
ブフレーム(42)後端上面にボルト止め固定させ、サ
ブフレーム(42)両側と下方の左右ブラケット(5
5)(55)間に左右サイドステー(54)(54)を
ボルト止め固定させ、車体フレーム(3)後端でリヤア
クスルケース(7)及び後車軸(39)の略直上にリン
クフレーム(40)を介してベースフレーム(53)を
固定させる。そして、ベースフレーム(53)上の昇降
レール(56)…に上端開口部からベアリングローラ
(59)…を嵌入させ、各レール(56)…及びローラ
(59)…を介して施肥本体フレーム(51)をベース
フレーム(53)に昇降自在に支持させると共に、施肥
本体フレーム(51)の左右一対の軸受板(58)(5
8)と下方の左右ブラケット(55)(55)間に左右
ガススプリング(57)(57)をボルト止め固定さ
せ、ガススプリング(57)によって施肥機(36)を
支持させる。次いで、フロート(34)(35)の側条
施肥シュート(48)…と繰出ケース(47)…の間に
送出パイプ(49)…を連結させるもので、ターボファ
ン(50)の送風により、繰出ケースに取出されたタン
ク(46)の肥料(A)が送出パイプ(49)から側条
施肥シュート(48)に送出され、植付爪(17)によ
る苗の植付け条に隣接させて肥料(A)を埋込む側条施
肥が行われる。
を走行車(1)に取付ける場合、後カバー(45)を取
外し、平面視H形のベースフレーム(53)中央部をサ
ブフレーム(42)後端上面にボルト止め固定させ、サ
ブフレーム(42)両側と下方の左右ブラケット(5
5)(55)間に左右サイドステー(54)(54)を
ボルト止め固定させ、車体フレーム(3)後端でリヤア
クスルケース(7)及び後車軸(39)の略直上にリン
クフレーム(40)を介してベースフレーム(53)を
固定させる。そして、ベースフレーム(53)上の昇降
レール(56)…に上端開口部からベアリングローラ
(59)…を嵌入させ、各レール(56)…及びローラ
(59)…を介して施肥本体フレーム(51)をベース
フレーム(53)に昇降自在に支持させると共に、施肥
本体フレーム(51)の左右一対の軸受板(58)(5
8)と下方の左右ブラケット(55)(55)間に左右
ガススプリング(57)(57)をボルト止め固定さ
せ、ガススプリング(57)によって施肥機(36)を
支持させる。次いで、フロート(34)(35)の側条
施肥シュート(48)…と繰出ケース(47)…の間に
送出パイプ(49)…を連結させるもので、ターボファ
ン(50)の送風により、繰出ケースに取出されたタン
ク(46)の肥料(A)が送出パイプ(49)から側条
施肥シュート(48)に送出され、植付爪(17)によ
る苗の植付け条に隣接させて肥料(A)を埋込む側条施
肥が行われる。
【0029】上記のように、リンクフレーム(40)を
利用して施肥機(36)を取付けることにより、ベース
フレーム(53)を軽量コンパクトに形成できると共
に、施肥機(36)荷重を車体フレーム(3)後端で支
えることにより、施肥機(36)を後車軸(39)上で
安定良く支持できる。また、施肥本体フレーム(51)
とガススプリング(57)を介して施肥機(36)重量
をリヤアクスルケース(7)で受けることにより、走行
車(1)側の強度的に安定した個所で施肥機(36)を
支持できると共に、走行車(1)側で発生する振動をガ
ススプリング(57)で吸収させることができ、このガ
ススプリング(57)のショックアブソーバ効果によ
り、肥料繰出し量が安定し易く、かつ施肥機(36)本
体の耐久性を向上させることができる。
利用して施肥機(36)を取付けることにより、ベース
フレーム(53)を軽量コンパクトに形成できると共
に、施肥機(36)荷重を車体フレーム(3)後端で支
えることにより、施肥機(36)を後車軸(39)上で
安定良く支持できる。また、施肥本体フレーム(51)
とガススプリング(57)を介して施肥機(36)重量
をリヤアクスルケース(7)で受けることにより、走行
車(1)側の強度的に安定した個所で施肥機(36)を
支持できると共に、走行車(1)側で発生する振動をガ
ススプリング(57)で吸収させることができ、このガ
ススプリング(57)のショックアブソーバ効果によ
り、肥料繰出し量が安定し易く、かつ施肥機(36)本
体の耐久性を向上させることができる。
【0030】また、昇降レール(56)の下降位置に施
肥機(36)を支持させることにより、車体カバー(1
2)上面の低い位置に施肥機(36)を支持して施肥作
業を行うことができる。一方、昇降レール(56)の上
昇位置に施肥機(36)を支持させることにより、タン
ク(46)に残留している肥料(A)を受取るための容
器をシュート(72)下方に容易に差し入れることがで
き、施肥本体フレーム(51)に対してタンク(46)
を接近させて施肥機(36)の上下幅のコンパクト化並
びに低重心化を容易に行えると共に、閉塞レバー(7
3)のロック解除操作によって底蓋(75)を下方に取
外し、ゴム輪(88)を外して入口板(82)及び繰出
板(84)及び出口板(86)を繰出ケース(47)か
ら下方に取出し、各板(82)(84)(86)の掃除
を行える。
肥機(36)を支持させることにより、車体カバー(1
2)上面の低い位置に施肥機(36)を支持して施肥作
業を行うことができる。一方、昇降レール(56)の上
昇位置に施肥機(36)を支持させることにより、タン
ク(46)に残留している肥料(A)を受取るための容
器をシュート(72)下方に容易に差し入れることがで
き、施肥本体フレーム(51)に対してタンク(46)
を接近させて施肥機(36)の上下幅のコンパクト化並
びに低重心化を容易に行えると共に、閉塞レバー(7
3)のロック解除操作によって底蓋(75)を下方に取
外し、ゴム輪(88)を外して入口板(82)及び繰出
板(84)及び出口板(86)を繰出ケース(47)か
ら下方に取出し、各板(82)(84)(86)の掃除
を行える。
【0031】さらに、前記結合レバー(103)のロッ
ク解除操作によって各係合板(104)(105)が分
離して入力ロッド(106)と出力ロッド(107)が
切離され、走行車(1)側と施肥機(36)の連結が工
具を用いずに解除され、昇降レール(56)の案内によ
り施肥機(36)を上昇させることができる。また、前
記軸孔(112)…による揺動アーム(110)と伸縮
ロッド(111)の連結、並びに支点軸(101)に対
する各ロッド(107)(111)連結点の距離の比を
変更自在な繰出量調節レバー(102)調節により、施
肥入力軸(95)の回転数を一定に保った状態で繰出軸
(87)の回転数を多段階にまたは無段階的に変化さ
せ、繰出板(84)による肥料(A)繰出し量調節を多
段階にまたは無段階に行える。しかも、植付部(15)
の条止めレバー(128)操作によって植付部(15)
の植付条数を変化させるだけで、停止した植付爪(1
7)に対向する繰出ケース(47)の肥料繰出しをクラ
ッチアーム(127)を介して自動的に中止させること
ができ、肥料の無駄使いを防げると共に、6条分の繰出
ケース(47)…に対応させて夫々設けたクラッチレバ
ー(126)…を作業者によって任意に入切操作し、6
条全体または一部の繰出ケース(47)…による肥料
(A)繰出しを手動操作によって中止させることができ
る。
ク解除操作によって各係合板(104)(105)が分
離して入力ロッド(106)と出力ロッド(107)が
切離され、走行車(1)側と施肥機(36)の連結が工
具を用いずに解除され、昇降レール(56)の案内によ
り施肥機(36)を上昇させることができる。また、前
記軸孔(112)…による揺動アーム(110)と伸縮
ロッド(111)の連結、並びに支点軸(101)に対
する各ロッド(107)(111)連結点の距離の比を
変更自在な繰出量調節レバー(102)調節により、施
肥入力軸(95)の回転数を一定に保った状態で繰出軸
(87)の回転数を多段階にまたは無段階的に変化さ
せ、繰出板(84)による肥料(A)繰出し量調節を多
段階にまたは無段階に行える。しかも、植付部(15)
の条止めレバー(128)操作によって植付部(15)
の植付条数を変化させるだけで、停止した植付爪(1
7)に対向する繰出ケース(47)の肥料繰出しをクラ
ッチアーム(127)を介して自動的に中止させること
ができ、肥料の無駄使いを防げると共に、6条分の繰出
ケース(47)…に対応させて夫々設けたクラッチレバ
ー(126)…を作業者によって任意に入切操作し、6
条全体または一部の繰出ケース(47)…による肥料
(A)繰出しを手動操作によって中止させることができ
る。
【0032】またさらに、略平行な2つの施肥本体フレ
ーム(51)と後面フレーム(98)間に前後端を固設
するケースブラケット(68)に、前記繰出ケース(4
7)をボルト(47a)止め固定させることによって、
前後フレーム(51)(98)に両持ち状態で肥料タン
ク(46)及び繰出ケース(47)の堅固にして強度に
秀れた支持が行えて、肥料繰出しの振動やびびりの発生
も最小に抑制できる。
ーム(51)と後面フレーム(98)間に前後端を固設
するケースブラケット(68)に、前記繰出ケース(4
7)をボルト(47a)止め固定させることによって、
前後フレーム(51)(98)に両持ち状態で肥料タン
ク(46)及び繰出ケース(47)の堅固にして強度に
秀れた支持が行えて、肥料繰出しの振動やびびりの発生
も最小に抑制できる。
【0033】ところで、図19にも示す如く、前記本体
フレーム(51)内に臨ませる接合パイプ(77)及び
分流パイプ(92)端部に空気取入用の切欠き(77
a)(72a)を形成するもので、同図矢印に示す本体
フレーム(51)内の空気の流れ方向に対し、各パイプ
(77)(92)端部の前面側に直交させる如く切欠き
(77a)(92a)を形成してその空気取入性を向上
させるように構成している。
フレーム(51)内に臨ませる接合パイプ(77)及び
分流パイプ(92)端部に空気取入用の切欠き(77
a)(72a)を形成するもので、同図矢印に示す本体
フレーム(51)内の空気の流れ方向に対し、各パイプ
(77)(92)端部の前面側に直交させる如く切欠き
(77a)(92a)を形成してその空気取入性を向上
させるように構成している。
【0034】また、前記繰出ケース(47)よりの肥料
(A)繰出し時にあっては、前記入口板(82)の取入
口(80)位置で繰出板(84)の繰出口(83)に取
出された肥料(A)が、前記入口板(82)の吹出口
(81)及び出口板(86)の排出口(85)位置まで
移動してきたとき、肥料(A)は自然落下だけでなく、
上方の吹出口(81)より噴出するターボファン(5
0)からの空気圧によって強制落下して、繰出口(8
3)に多少の肥料詰りがある場合でも詰ることなく確実
に落下排出させることができると共に、この排出所要時
間も短縮化させることができる。また早朝などの作業開
始時に繰出板(84)を空回しで取入口(91)より空
気の取入れを続行させることによって、露などにより入
口板(82)及び繰出板(84)などについた水分を乾
燥させて、肥料詰りを減少させることができる。
(A)繰出し時にあっては、前記入口板(82)の取入
口(80)位置で繰出板(84)の繰出口(83)に取
出された肥料(A)が、前記入口板(82)の吹出口
(81)及び出口板(86)の排出口(85)位置まで
移動してきたとき、肥料(A)は自然落下だけでなく、
上方の吹出口(81)より噴出するターボファン(5
0)からの空気圧によって強制落下して、繰出口(8
3)に多少の肥料詰りがある場合でも詰ることなく確実
に落下排出させることができると共に、この排出所要時
間も短縮化させることができる。また早朝などの作業開
始時に繰出板(84)を空回しで取入口(91)より空
気の取入れを続行させることによって、露などにより入
口板(82)及び繰出板(84)などについた水分を乾
燥させて、肥料詰りを減少させることができる。
【0035】さらに、前記繰出ケース(47)から強制
排出された肥料が送出パイプ(49)との合流点に至る
とき、風速加速部(79)によって搬送力を加速して送
出パイプ(49)の本流に合流して施肥地点である施肥
シュート(48)まで強制搬送されて確実に施肥が行わ
れるもので、前記分流パイプ(92)による繰出用と、
送出パイプ(49)による搬送用の2系統の空気流を効
果的に組合せてタイムラグも少ない精度の高い施肥が行
われる。しかも作業中各パイプ(49)(92)内を流
れる空気によって、各繰出部及び搬送部の乾燥も行われ
る状態となって肥料粉の付着や詰りが防止される。
排出された肥料が送出パイプ(49)との合流点に至る
とき、風速加速部(79)によって搬送力を加速して送
出パイプ(49)の本流に合流して施肥地点である施肥
シュート(48)まで強制搬送されて確実に施肥が行わ
れるもので、前記分流パイプ(92)による繰出用と、
送出パイプ(49)による搬送用の2系統の空気流を効
果的に組合せてタイムラグも少ない精度の高い施肥が行
われる。しかも作業中各パイプ(49)(92)内を流
れる空気によって、各繰出部及び搬送部の乾燥も行われ
る状態となって肥料粉の付着や詰りが防止される。
【0036】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、肥料ホッパー(46)の下部に肥料(A)を繰出す
肥料繰出部(47)を備えた肥料装置において、肥料ホ
ッパー(46)の肥料繰出部(47)の上方に、肥料の
繰出し落下を空気圧でもって促進させる空気供給部(5
1)を接続させたものであるから、肥料(A)の自然落
下による繰出しに加え、繰出部(47)に供給される空
気の強制圧によっても繰出しを促進させて、繰出部(4
7)における目皿(84)などの多少の詰りにも支障な
く確実な繰出しを可能とするもので、排出所要時間も短
縮化させてタイムラグを減少させることができ、しかも
早朝の作業開始時に目皿(84)を空回しで空気を送り
続けることによって、露などによって目皿(84)につ
いた水分を乾燥させる乾燥効果をもたらして、肥料
(A)の付着や詰りなど不都合を防止できる。
は、肥料ホッパー(46)の下部に肥料(A)を繰出す
肥料繰出部(47)を備えた肥料装置において、肥料ホ
ッパー(46)の肥料繰出部(47)の上方に、肥料の
繰出し落下を空気圧でもって促進させる空気供給部(5
1)を接続させたものであるから、肥料(A)の自然落
下による繰出しに加え、繰出部(47)に供給される空
気の強制圧によっても繰出しを促進させて、繰出部(4
7)における目皿(84)などの多少の詰りにも支障な
く確実な繰出しを可能とするもので、排出所要時間も短
縮化させてタイムラグを減少させることができ、しかも
早朝の作業開始時に目皿(84)を空回しで空気を送り
続けることによって、露などによって目皿(84)につ
いた水分を乾燥させる乾燥効果をもたらして、肥料
(A)の付着や詰りなど不都合を防止できる。
【0037】また、空気供給部(51)からの肥料送出
風を肥料繰出部(47)の肥料落下排出口(78)に送
給させる送出風路(77)を設けたものであるから、目
皿(84)などから強制的に繰出され落下する肥料
(A)を、送出風路(77)からの空気によってさらに
強制的に施肥地点まで搬送して、繰出しの空気と送出の
空気が合流する以降はこれら2系統の空気流を組合せて
強制力を高めた空気によって施肥地点まで確実に肥料
(A)を搬送して欠肥などの発生のない適正にして確実
な施肥を可能とさせることができるものである。
風を肥料繰出部(47)の肥料落下排出口(78)に送
給させる送出風路(77)を設けたものであるから、目
皿(84)などから強制的に繰出され落下する肥料
(A)を、送出風路(77)からの空気によってさらに
強制的に施肥地点まで搬送して、繰出しの空気と送出の
空気が合流する以降はこれら2系統の空気流を組合せて
強制力を高めた空気によって施肥地点まで確実に肥料
(A)を搬送して欠肥などの発生のない適正にして確実
な施肥を可能とさせることができるものである。
【0038】さらに、空気供給部(51)と肥料繰出部
(47)の入口側とを接続するバイパス風路(92)を
設けたものであるから、肥料繰出(47)部から落下排
出される肥料(A)を施肥地点まで搬送するために設け
た空気供給部(51)に、バイパス風路(92)を介し
て肥料繰出部(47)の入口側を接続させて、繰出し落
下と施肥地点までへの搬送の2つの動作に単一の空気供
給部の空気を有効に活用できるなど顕著な効果を奏す
る。
(47)の入口側とを接続するバイパス風路(92)を
設けたものであるから、肥料繰出(47)部から落下排
出される肥料(A)を施肥地点まで搬送するために設け
た空気供給部(51)に、バイパス風路(92)を介し
て肥料繰出部(47)の入口側を接続させて、繰出し落
下と施肥地点までへの搬送の2つの動作に単一の空気供
給部の空気を有効に活用できるなど顕著な効果を奏す
る。
【図1】肥料繰出部の側面図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行車の側面図。
【図5】同平面図。
【図6】施肥機部の背面図。
【図7】ベースフレーム部の側面図。
【図8】同背面図。
【図9】同平面図。
【図10】図9の拡大図。
【図11】施肥機の側面図。
【図12】肥料タンク部の側面図。
【図13】同背面図。
【図14】図13の拡大図。
【図15】繰出ケース部の平面図。
【図16】施肥機駆動部の側面図。
【図17】施肥機駆動部の背面図。
【図18】繰出部の分解説明図。
【図19】接合パイプ部の平面説明図。
(46) 肥料タンク(肥料ホッパー) (47) 繰出ケース (51) 施肥本体フレーム(空気供給部) (77) 接合パイプ(送出風路) (78) 出口 (92) 合流パイプ(バイパス風路)
Claims (3)
- 【請求項1】 肥料ホッパーの下部に肥料を繰出す肥料
繰出部を備えた肥料装置において、肥料ホッパーの肥料
繰出部の上方に、肥料の繰出し落下を空気圧でもって促
進させる空気供給部を接続させたことを特徴とする田植
機の施肥装置。 - 【請求項2】 空気供給部からの肥料送出風を肥料繰出
部の肥料落下排出口に送給させる送出風路を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の田植機の施肥装置。 - 【請求項3】 空気供給部と肥料繰出部の入口側とを接
続するバイパス風路を設けたことを特徴とする請求項2
記載の田植機の施肥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12821494A JPH07308110A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 田植機の施肥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12821494A JPH07308110A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 田植機の施肥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07308110A true JPH07308110A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14979321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12821494A Pending JPH07308110A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 田植機の施肥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07308110A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092893A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Kubota Corp | 粉粒体搬送装置およびその粉粒体搬送装置を用いた農作業機 |
JP2009153355A (ja) * | 2007-12-24 | 2009-07-09 | Denso Corp | 同期モータの制御方法および制御装置 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP12821494A patent/JPH07308110A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092893A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Kubota Corp | 粉粒体搬送装置およびその粉粒体搬送装置を用いた農作業機 |
JP2009153355A (ja) * | 2007-12-24 | 2009-07-09 | Denso Corp | 同期モータの制御方法および制御装置 |
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