JPH0730784A - 波形等化装置 - Google Patents

波形等化装置

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JPH0730784A
JPH0730784A JP5175107A JP17510793A JPH0730784A JP H0730784 A JPH0730784 A JP H0730784A JP 5175107 A JP5175107 A JP 5175107A JP 17510793 A JP17510793 A JP 17510793A JP H0730784 A JPH0730784 A JP H0730784A
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JP
Japan
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signal
ghost
video
transversal filter
crosstalk
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Application number
JP5175107A
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English (en)
Inventor
Sunao Suzuki
直 鈴木
Toshiyuki Sakamoto
敏幸 坂本
Tsutomu Noda
勉 野田
Nobutaka Hotta
宣孝 堀田
Moriyoshi Akiyama
守慶 秋山
Takatoshi Shirosugi
孝敏 城杉
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】直交変調方式において、良質な多重信号を再生
するまでの波形等化時間を短縮可能な波形等化装置を提
供する。 【構成】第1のゴースト除去手段(104、105)
と、クロストーク除去手段(110、112)と、第2
のゴースト除去手段(114、115)と、制御手段
(106、116)と、停止手段(111、113)
と、タイミング発生手段(103)とから構成する。 【効果】映像信号のゴースト除去と多重信号のゴースト
除去とを同時に行ない、その後にクロストーク除去を行
なうという除去動作をすることによって、波形等化時間
を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重伝送システムに係
り、特に現行テレビジョン放送信号に別の信号を多重伝
送する伝送信号を受信するに有効な波形等化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号に別の信号を多重する
方法として、映像搬送波と直交関係を持つ搬送波を別の
情報で変調し、映像信号で変調された映像搬送波に多重
して伝送する直交変調方式が知られている。
【0003】しかし、この方式は社団法人テレビジョン
学会発行1988年テレビジョン学会全国大会講演予稿
集の第329頁から第330頁の15−8「映像搬送波
直交変調EDTV方式における波形等化の検討」におい
て論じられているように、送信側と受信側のフィルタの
特性のアンバランスや受像機の検波軸のずれ、さらには
ゴースト障害などにより映像信号と多重した信号との間
にクロストークが発生する。このクロストークを除去す
るためには波形等化技術を用いる必要がある。
【0004】このクロストークを除去する一例として
は、特開昭63−109676号公報に記載されている
ように、あらかじめ、映像信号および多重信号にそれぞ
れ既知の基準信号(以下、GCR信号と云う。)を挿入
しておき、受信側において、直交する2軸の検波位相で
同期検波することによって分離復調された2つの復調信
号を2系統のタップ付き遅延線に通し、それぞれの遅延
された信号に適当な重みをつけて合成する2次元のトラ
ンスバーサルフィルタを用いるものがある。
【0005】また、映像信号、および多重信号に挿入さ
れるGCR信号波形、伝送シーケンスなどは、テレビジ
ョン学会誌VOL.46,No.5(1992年5月)
第639頁から第644頁において示されている。
【0006】このようなトランスバーサルフィルタを用
いた波形等化装置の一構成方法について説明する。
【0007】まず、映像信号と多重信号のゴースト妨害
と、両信号間のクロストーク妨害について図6のベクト
ル図を用いて説明する。
【0008】I軸には映像信号Vで変調された映像搬送
波を、Q軸には多重信号Pで変調された直交搬送波を示
す。これらの信号に対し、伝送路においてゴースト妨害
が発生すると、ある遅延時間と振幅とを持ったゴースト
が遅延時間と搬送波周波数で決まる位相θの位置に発生
する。この時の映像信号のゴーストをGV、多重信号の
ゴーストをGPで示す。
【0009】受信機では、受信した信号から伝送された
搬送波と同期した直交2位相の搬送波を再生し、再生し
た搬送波で受信信号をそれぞれ同期検波することで映像
信号と多重信号とを得ることができる。その動作は、図
6のベクトル図で各々の検波軸に投影される信号ベクト
ル成分を求めることと等価である。
【0010】すなわち、映像信号の検波軸であるI軸に
は伝送された主映像信号V以外に、映像信号のゴースト
VのI軸成分と多重信号のゴーストGPのI軸成分(多
重信号から映像信号へのクロストーク)とが漏洩する。
同様に、多重信号の検波軸であるQ軸には伝送された主
多重信号P以外に、多重信号のゴーストGPのQ軸成分
と映像信号のゴーストGVのQ軸成分(映像信号から多
重信号へのクロストーク)とが漏洩する。
【0011】これを、放送局から送信される映像信号を
O、多重信号をPOとし、受信機で検波した映像信号を
R、多重信号をPRとして式で考えると、
【0012】
【数1】
【0013】
【数2】
【0014】と表現することができる。ここで、a、c
は映像信号のゴーストの振幅を、b、dは多重信号のゴ
ーストの振幅をそれぞれ示す。これを行列式で表すと、
【0015】
【数3】
【0016】となる。ただし、
【0017】
【数4】
【0018】である。
【0019】受信機において歪みのない理想的な信号を
再生する場合、この式をVO、POについて解くことによ
って得られた結果と同様の処理を行なえば良い。
【0020】数4に逆行列を乗じると、
【0021】
【数5】
【0022】
【数6】
【0023】となる。
【0024】ここで、直交変調方式と現行のテレビ放送
方式との両立性について考えてみる。両立性を保つため
には、直交変調方式で送信された信号を既存のテレビ受
信機で受信した場合でも、受信した映像信号に多重信号
からの妨害が発生しないことが条件となる。したがっ
て、多重信号の映像信号に対する多重レベルは非常に小
さくなることが予想される。
【0025】この点に着目し、多重信号のゴーストから
映像信号へのクロストークが非常に小さい、すなわちΣ
B≒0と考えると数6は以下のよう近似できる。
【0026】
【数7】
【0027】これを展開すると、
【0028】
【数8】
【0029】となる。この数8は、図7に示す構成によ
り、ゴースト除去フィルタとクロストーク除去フィルタ
との組み合わせとしてハードウェアにて実現可能であ
る。
【0030】図7について説明する。
【0031】図7において、701は検波した映像信号
の入力端子、702は映像信号の検波軸と直交する軸で
検波した多重信号の入力端子、703は映像信号のゴー
スト除去フィルタ、704はクロストーク除去フィル
タ、705は減算器、706は多重信号のゴースト除去
フィルタ、707は映像信号の出力端子、708は多重
信号の出力端子である。
【0032】ゴースト除去フィルタ703では、入力し
た映像信号に対し1/(1+ΣA)なるフィルタリング
を施すことによりゴーストによる歪みを除去した映像信
号を得る。
【0033】一方、入力した多重信号は、減算器705
において、ゴースト除去フィルタ703の出力信号に対
してクロストーク除去フィルタ704においてさらにΣ
Cなるフィルタリングを施した映像信号を減算すること
によってクロストークによる歪みを除去する。また、ゴ
ースト除去フィルタ706において1/(1+ΣD)な
るフィルタリングを施すことによりゴーストによる歪み
を除去した多重信号を得る。
【0034】このように、伝送された信号に対して図7
に示すような構成のフィルタリングを行なうことによっ
て波形等化手段を実現できる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ゴースト除
去、クロストーク除去などの個々の除去動作において
は、GCR信号の伝送シーケンスのデコード処理、ノイ
ズ除去処理などの数フィールド単位の処理をタップ係数
更新の度に繰り返し行なう必要がある。
【0036】したがって、回路構成の通りに映像信号の
ゴースト除去、クロストーク除去、多重信号のゴースト
除去という順序で3段階の除去動作を行なうと、多重信
号を再生までに非常に時間を要してしまうという問題が
あった。
【0037】本発明の目的は、上記問題点を解決し、良
質な多重信号を再生するまでの波形等化時間を短縮可能
な波形等化装置を提供することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】上記目的は、映像信号を
入力とし、少なくともトランスバーサルフィルタを用い
て映像信号のゴーストによる歪みを除去する第1のゴー
スト除去手段と、多重信号と第1のゴースト除去手段の
出力信号とを入力とし、少なくともトランスバーサルフ
ィルタを用いて映像信号と多重信号とのクロストークに
よる歪みを除去するクロストーク除去手段と、クロスト
ーク除去手段の出力信号を入力とし、少なくともトラン
スバーサルフィルタを用いて多重信号のゴーストによる
歪みを除去する第2のゴースト除去手段と、第1、第2
のゴースト除去手段、およびクロストーク手段を構成す
るトランスバーサルフィルタのタップ係数を制御する、
少なくとも一つ以上の制御手段と、クロストーク除去手
段におけるトランスバーサルフィルタの出力信号を停止
させる第1の停止手段と、第2のゴースト除去手段にお
けるトランスバーサルフィルタの出力信号を停止させる
第2の停止手段と、第1、第2の停止手段が信号を停止
させるタイミング信号を発生するタイミング発生手段と
を設け、映像信号のゴースト除去を行なっている間に多
重信号のゴースト除去をも同時に行なうことにより達成
できる。
【0039】
【作用】まず、第1のゴースト除去手段が制御手段によ
り制御され、入力した映像信号からトランスバーサルフ
ィルタを用いてゴーストによる歪に応じた逆極性の除去
信号を生成し、元の映像信号に加えることによって映像
信号のゴースト除去を行なう。
【0040】同時に、第2のゴースト除去手段が制御手
段により制御され、入力した多重信号からトランスバー
サルフィルタを用いてゴーストによる歪に応じた逆極性
の除去信号を生成し、元の多重信号に加えることによっ
て多重信号のゴースト除去を行なう。
【0041】その後、クロストーク除去手段が制御手段
により制御され、ゴーストを除去した映像信号からトラ
ンスバーサルフィルタを用いてクロストークに応じた除
去信号を生成し、入力した多重信号から減算することに
よって多重信号のクロストーク除去を行なう。
【0042】制御手段は、第1、第2のゴースト除去手
段の出力信号からゴースト、およびクロストークによる
歪みを検出し、各除去手段のタップ係数を算出して更新
する。この動作を繰り返すことによりゴースト、および
クロストークによる歪みを除去する。
【0043】第1の停止手段は、タイミング発生手段か
らのタイミング信号に応じて、多重信号のゴースト除去
動作時には常にクロストーク除去手段のトランスバーサ
ルフィルタの出力信号を停止し、クロストーク除去動作
時には常にクロストーク除去手段のトランスバーサルフ
ィルタの出力信号を通過させる。
【0044】第2の停止手段は、タイミング発生手段か
らのタイミング信号に応じて、多重信号のゴースト除去
動作時には少なくとも多重信号のGCR信号が挿入され
ている水平走査期間については第2のゴースト除去手段
のトランスバーサルフィルタの出力信号を通過させる。
また、クロストーク除去動作時には少なくとも映像信号
のGCR信号が挿入されている水平走査期間については
第2のゴースト除去手段のトランスバーサルフィルタの
出力信号を停止する。
【0045】タイミング発生手段は、入力した映像信号
から分離された水平同期信号、垂直信号を基に、少なく
とも映像信号、および多重信号のGCR信号が挿入され
ている水平走査期間を示すタイミング信号を発生し、制
御手段からの動作モードに応じて各停止手段を制御す
る。
【0046】このように、映像信号のゴースト除去を行
なっている間に多重信号のゴースト除去をも同時に行な
い、クロストーク除去動作中には第2のゴースト除去手
段におけるトランスバーサルフィルタの出力信号を制御
することによって、クロストーク量検出のための基準信
号である映像信号のGCR信号に対して擬似クロストー
クを発生させることがないので、良質な多重信号を再生
するまでの波形等化時間を短縮可能な波形等化装置を実
現できる。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0048】図1は本発明の第1の実施例としての伝送
信号再生装置を示すブロック図である。
【0049】図1において、101は検波した映像信号
の入力端子、102は同期分離回路、103はタイミン
グ発生回路、104、114は加算器、105、11
0、115はトランスバーサルフィルタ、106、11
6は制御回路、107は映像信号の出力端子、108は
映像信号の検波軸と直交する軸で検波した多重信号の入
力端子、109、111、113は選択回路、112は
減算器、117は多重信号の出力端子である。
【0050】また、図5には除去動作中にタイミング発
生回路103から発生する選択回路111、113、1
09へのタイミング信号の一例を示す。
【0051】映像信号のゴースト除去動作について説明
する。
【0052】入力した映像信号は、加算器104、トラ
ンスバーサルフィルタ105よりなる巡回型のゴースト
除去回路においてゴーストによる歪みを除去し、制御回
路106、映像信号出力端子107、およびトランスバ
ーサルフィルタ110へ出力する。
【0053】制御回路106では、まず、トランスバー
サルフィルタ105のタップ係数を初期化するなどして
映像信号をそのまま通過させ、除去前の信号として映像
信号のGCR信号が挿入されている期間の信号を取り込
む。取り込んだ信号に対し、映像信号のGCR信号の伝
送シーケンスをデコードしたり、例えば差分処理やノイ
ズ除去処理などを行なう。その後、あらかじめ用意した
歪みのない映像信号のGCR信号と比較することにより
ゴーストによる歪みを検出し、トランスバーサルフィル
タ105のタップ係数を算出して更新する。その後は、
トランスバーサルフィルタ105で生成した除去信号に
よってゴーストによる歪みの低減された信号を取り込
み、同様の動作を繰り返すことによって最終的にゴース
トによる歪みを除去した映像信号を得る。
【0054】この映像信号のゴースト除去と同時に、入
力端子108から入力した多重信号に対してトランスバ
ーサルフィルタ115、加算器114からなる多重信号
のゴースト除去回路によるゴースト除去動作を行なう。
【0055】この時の選択回路111、113、109
へのタイミング信号を図5(a)に示す。これにより、
選択回路109は入力した多重信号を常に通過させ、選
択回路111はトランスバーサルフィルタ110の出力
信号を常に停止する。また、選択回路113は少なくと
も多重信号のGCR信号が挿入されている水平走査期間
についてはトランスバーサルフィルタ115の出力信号
を通過させ、それ以外の期間は停止する。
【0056】このような動作によって、トランスバーサ
ルフィルタ110の出力信号が多重信号のGCR信号以
外に影響することなくゴースト除去を行なうことができ
る。
【0057】制御回路116では、まず、多重信号のゴ
ースト除去回路を構成するトランスバーサルフィルタ1
15のタップ係数を初期化するなどして多重信号をその
まま通過させ、除去前の信号として多重信号のGCR信
号が挿入されている期間の信号を取り込む。取り込んだ
信号に対し、多重信号のGCR信号の伝送シーケンスを
デコードすることによりクロストーク成分を排除し、多
重信号のGCR信号成分のみを取り出すことができる。
その後、例えばノイズ除去処理などを行い、あらかじめ
用意した歪みのない多重信号のGCR信号と比較するこ
とによりゴーストによる歪みを検出し、トランスバーサ
ルフィルタ115のタップ係数を算出して更新する。そ
の後は、トランスバーサルフィルタ115で生成した除
去信号によってゴーストによる歪みの低減された信号を
取り込み、同様の動作を繰り返すことによって最終的に
ゴーストによる歪みを除去した多重信号を得る。
【0058】以上の映像信号と多重信号のゴースト除去
動作が終了した後、多重信号のクロストーク除去動作を
行なう。
【0059】まず、クロストーク除去の準備としての波
形取り込み動作について説明する。
【0060】この時、トランスバーサルフィルタ110
のセンタータップには係数1を与え、選択回路111、
113、109へは図5(b)に示すようなタイミング
信号を与える。これにより、選択回路109は少なくと
も映像信号のGCR信号が挿入されている水平走査期間
については入力した多重信号を停止し、それ以外の期間
は通過させる。選択回路111は少なくとも映像信号の
GCR信号が挿入されている水平走査期間についてはト
ランスバーサルフィルタ110の出力信号を通過させ、
それ以外の期間は停止する。また、選択回路113はト
ランスバーサルフィルタ115の出力信号を常に停止す
る。
【0061】このような動作によって、多重信号データ
期間の信号を停止することなく映像信号のGCR信号を
制御回路116へ取り込むことができる。
【0062】制御回路116では、取り込んだ信号に対
し、映像信号のGCR信号の伝送シーケンスをデコード
したり、例えば差分処理やノイズ除去処理などを行な
う。この波形から、映像信号のGCR信号の波高値を検
出し記憶する。
【0063】最後に、クロストーク除去処理を行なう。
【0064】この時の選択回路111、113、109
へのタイミング信号を図5(c)に示す。これにより、
選択回路109は入力した多重信号を常に通過させ、選
択回路111はトランスバーサルフィルタ110の出力
信号を常に通過させる。また、選択回路113はトラン
スバーサルフィルタ115の出力信号を常に停止する。
【0065】このような動作によって、クロストークし
た映像信号のGCR信号に対して擬似クロストークを発
生させることがない。
【0066】制御回路116では、まず、トランスバー
サルフィルタ110のタップ係数を初期化するなどして
多重信号をそのまま通過させ、除去前の信号として映像
信号のGCR信号が挿入されている期間の信号を取り込
む。取り込んだ信号に対し、映像信号のGCR信号の伝
送シーケンスをデコードすることにより多重信号のGC
R信号成分を排除し、クロストークした映像信号のGC
R信号成分のみを取り出すことができる。その後、例え
ば差分処理やノイズ除去処理などを行ない、クロストー
ク量を検出する。検出したクロストーク量に対し、記憶
していた映像信号のGCR信号の波高値を基にして正規
化し、トランスバーサルフィルタ110のタップ係数を
算出して更新する。その後は、トランスバーサルフィル
タ110で生成した除去信号によってクロストークによ
る歪みの低減された信号を取り込み、同様の動作を繰り
返すことによって最終的にクロストークによる歪みを除
去した多重信号を得る。
【0067】このクロストーク除去動作が終了した段階
で、選択回路113を切り替えてトランスバーサルフィ
ルタ115の出力信号を常に通過させることにより、多
重信号に対してゴースト除去信号も与える。
【0068】これにより、ゴースト、およびクロストー
クによる歪みを除去した多重信号を再生できる。
【0069】図2にはトランスバーサルフィルタ10
5、110、115の一構成例のブロック図を示す。
【0070】図2において、201は映像信号、または
多重信号の入力端子、202はタップ係数の入力端子、
203、204、205、206は遅延回路、207、
208、209、210、211は乗算器、212、2
13、214、215、216は加算器、217は映像
信号、または多重信号の出力端子である。
【0071】入力端子201から入力した信号に対し、
各歪みの遅延時間に相当するタップの乗算器に入力端子
202を介してタップ係数を与えることによって歪み除
去用の信号を生成し、出力端子217から出力する。
【0072】図3には制御回路106、116の一構成
例のブロック図を示す。
【0073】図3において、301は映像信号、または
多重信号のGCR信号が挿入されている期間の信号の入
力端子、302はタップ係数の出力端子、303は動作
モード信号の出力端子、304はGCR信号が挿入され
ている期間を示すゲート信号の入力端子、305はイン
ターフェイス回路、306はCPU、307はメモリで
ある。
【0074】入力した映像信号、または多重信号のGC
R信号が挿入されている期間の信号はインターフェイス
回路305を介してメモリ307へ記憶する。
【0075】CPU306では、メモリ307から映像
信号、または多重信号のGCR信号が挿入されている期
間の信号を読み込み、タップ係数を算出してメモリ30
7へ書き込んだり、動作モード信号を出力したりする。
メモリ307に書き込まれたタップ係数はインターフェ
イス回路305を介してタップ係数出力端子302から
出力する。
【0076】インターフェイス回路305では、ゲート
信号を基に、アドレス信号などを発生し、CPU30
6、メモリ307と外部回路とのインターフェイスを司
る。
【0077】図4にはタイミング発生回路103の一構
成例のブロック図を示す。
【0078】図4において、401は垂直同期信号の入
力端子、402は水平同期信号の入力端子、403は動
作モード信号の入力端子、404、405はエッジ検出
回路、406はカウンタ、407はデコード回路、40
8は動作モードデコード回路、409はインバータ、4
10、411、412は選択回路、413は映像信号、
および多重信号のGCR信号が挿入されている期間を示
すゲート信号の出力端子、414はタイミング信号aの
出力端子、415はタイミング信号bの出力端子、41
6はタイミング信号cの出力端子である。
【0079】入力した垂直同期信号は、エッジ検出回路
404でエッジタイミンクを取り出し、カウンタ406
のクリア端子へ入力する。
【0080】一方、入力した水平同期信号は、エッジ検
出回路405でエッジタイミングを取り出し、カウンタ
406のクロック端子へ入力する。これにより、カウン
タ406は映像信号の水平走査期間数をカウントして出
力する。
【0081】デコード回路407では、カウンタ406
の出力信号から映像信号、および多重信号のGCR信号
が挿入されている水平走査期間、例えば18Hと281
Hをデコードし、出力端子413から出力する。
【0082】選択回路410、411、412では、動
作モードデコード回路408でデコードした動作モード
に応じて、ハイレベル信号、ロウレベル信号、デコード
回路407の出力信号、デコード回路407の出力信号
をインバータ409で反転した信号の何れかを選択し、
それぞれの出力端子から出力する。
【0083】本実施例によれば、映像信号のゴースト除
去と多重信号のゴースト除去とを同時に行なった後に多
重信号のクロストーク除去を行ない、クロストーク除去
動作の完了と同時に選択回路113を制御することによ
ってトランスバーサルフィルタ115からのゴースト除
去信号を多重信号に加えるので、クロストーク除去後に
行なわれる多重信号のゴースト除去処理に要する時間を
不要にできる。
【0084】また、多重信号のゴースト除去を多重信号
のGCR信号についてのみ行なうように制御することに
よって、ゴースト除去のためのトランスバーサルフィル
タ115からの除去信号が多重信号データ期間に存在す
るクロストーク成分に影響することによって生じる擬似
クロストーク信号を発生させることがないので、多重信
号を一時的にも劣化させることなく波形等化時間を短縮
できる。
【0085】本実施例では、トランスバーサルフィルタ
105、110、115として図2に示すような構成例
を、制御回路106、116として図3に示すような構
成例を、タイミング発生回路103として図4に示すよ
うな構成例をそれぞれ述べたが、このような構成に限定
するものではない。
【0086】また、図5におけるタイミング信号bは、
多重信号のゴースト除去時にはトランスバーサルフィル
タ115の出力信号を常に通過させ、クロストーク除去
時には少なくとも映像信号のGCR信号が挿入されてい
る水平走査期間についてはトランスバーサルフィルタ1
15の出力信号を停止し、それ以外の期間は通過させる
といった制御を行なっても良い。
【0087】この場合には、ゴースト除去のためのトラ
ンスバーサルフィルタ115からの除去信号が常に多重
信号に加わることになりクロストークがある程度除去で
きた時点から良質の多重信号を再生できるので、さらに
波形等化時間を短縮できる。
【0088】また、トランスバーサルフィルタ110、
115の出力信号を停止させる手段として選択回路11
1、113を用いたが、トランスバーサルフィルタ11
0、115のタップ係数を初期化するなどして出力信号
を停止しても良い。
【0089】また、本実施例による除去動作では、クロ
ストークを除去するための映像信号としてゴースト除去
動作が終了した映像信号を使用した。しかし、例えばタ
ップ係数の更新回数を制限するとか、除去動作を終了さ
せるための判断基準の一つである残留誤差レベルのしき
い値を大きくするなどして、ある程度ゴースト除去動作
を行なった時点でクロストーク除去動作に移行するとい
った処理を行なうことにより、さらに早い時点から品質
の良い多重信号を再生することも可能である。
【0090】図8は本発明の第2の実施例としての伝送
信号再生装置を示すブロック図である。
【0091】図8において、801、803はトランス
バーサルフィルタ、802、805は加算器、804は
選択回路である。その他、図1と同一符号のものは同一
の構成、機能を有するものである。
【0092】また、除去動作中にタイミング発生回路1
03から発生する選択回路111、113、804、1
09へのタイミング信号は図5に示すものと同様であ
る。
【0093】本実施例は、前記第1の実施例における映
像信号のゴースト除去回路にトランスバーサルフィルタ
801、加算器802よりなる非巡回型の回路を追加
し、多重信号のゴースト除去回路にトランスバーサルフ
ィルタ803、選択回路804、加算器805を追加す
ることにより、主信号よりも時間的に早い位置に発生す
るゴースト、いわゆる前ゴーストをも除去する構成とし
たものである。
【0094】入力した映像信号に対し、トランスバーサ
ルフィルタ801、加算器802よりなる非巡回型のフ
ィルタと、加算器104、トランスバーサルフィルタ1
05よりなる巡回型のフィルタとの組み合わせによるゴ
ースト除去回路においてゴーストによる歪みを除去し、
制御回路106、映像信号出力端子107、およびトラ
ンスバーサルフィルタ110へ出力する。
【0095】同時に、入力した多重信号に対し、トラン
スバーサルフィルタ803、選択回路804、加算器8
05よりなる非巡回型のフィルタと、加算器104、ト
ランスバーサルフィルタ115、選択回路113よりな
る巡回型のフィルタとの組み合わせによるゴースト除去
回路においてゴーストによる歪みを除去する。
【0096】その後、トランスバーサルフィルタ11
0、選択回路111、減算器112よりなるクロストー
ク除去回路においてクロストークによる歪みを除去す
る。
【0097】制御回路106、116の動作は前述した
ものと同様である。
【0098】本実施例によっても、前記第1の実施例と
同様の動作を行なうことによって波形等化時間を短縮で
きる。
【0099】さらに、本実施例によれば、ゴースト除去
回路に非巡回型のフィルタ構成を用いることによって前
ゴーストにも対応できるので、より品質の良い多重信号
を再生することができる。
【0100】また、本実施例では、ゴースト除去回路を
非巡回型のフィルタと巡回型のフィルタとの組み合わせ
で構成したが、非巡回型のフィルタのみによって前ゴー
ストから遅延時間の大きなゴーストまでに対応させるこ
とも可能である。
【0101】また、トランスバーサルフィルタ110、
804、115の出力信号を停止させる手段として選択
回路111、804、113を用いたが、トランスバー
サルフィルタ110、803、115のタップ係数を初
期化するなどして出力信号を停止しても良い。
【0102】図9には本発明の第3の実施例としての伝
送信号再生装置のブロック図を示す。
【0103】図9において、901は極性判別回路、9
02、905は映像基準信号前処理回路、903はタイ
ミング発生回路、904は多重基準信号前処理回路、9
06は選択回路である。その他、図1、図8と同一符号
のものは同一の構成、機能を有するものである。
【0104】また、図15には除去動作中にタイミング
発生回路903から発生する選択回路111、804、
113、109、906へのタイミング信号の一例を示
す。
【0105】本実施例は、前記第1の実施例において制
御回路106、116内で行なっていた映像信号、およ
び多重信号のGCR信号の伝送シーケンスデコード、差
分処理、ノイズ除去処理といったGCR信号に対する処
理を、ゴースト除去回路、クロストーク除去回路の前段
で行なうことによって除去時間の短縮を図るものであ
る。
【0106】動作について説明する。
【0107】入力した映像信号は、映像基準信号前処理
回路902において、映像信号のGCR信号の伝送シー
ケンスをデコードし、その時の符号信号を極性判別回路
901へ送出する。さらに、伝送シーケンスをデコード
した信号に対し、極性判別回路901からの極性信号に
応じてGCR信号の極性を一致させ、例えば差分処理、
ノイズ除去処理などを行なった後、処理済みのGCR信
号を映像信号に挿入して後段へ出力する。
【0108】これにより、後段の回路へはフィールド毎
に極性が一致し、ノイズを除去された映像信号のGCR
信号を常時供給できる。
【0109】極性判別回路901では、映像基準信号前
処理回路902からの符号信号を基に、映像信号のGC
R信号の伝送シーケンスに応じた極性信号を映像基準信
号前処理回路902、905へ、多重信号のGCR信号
の伝送シーケンスに応じた極性信号を多重基準信号前処
理回路904へ出力する。
【0110】映像基準信号前処理回路902によってG
CR信号に処理を施した映像信号は、トランスバーサル
フィルタ801、105、加算器802、104からな
る非巡回型のフィルタと巡回型のフィルタとの組み合わ
せによるゴースト除去回路においてゴーストによる歪み
を除去し、制御回路106、映像信号出力端子107、
およびトランスバーサルフィルタ110へ出力する。
【0111】制御回路106では、まず、トランスバー
サルフィルタ801、105のタップ係数を初期化する
などして映像信号をそのまま通過させ、除去前の映像信
号のGCR信号を取り込む。取り込んだ信号とあらかじ
め用意した歪みのない映像信号のGCR信号とを比較す
ることによりゴーストによる歪みを検出し、トランスバ
ーサルフィルタ801、105のタップ係数を算出して
更新する。その後は、トランスバーサルフィルタ80
1、105で生成した除去信号によってゴーストによる
歪みの低減された信号を取り込み、同様の動作を繰り返
すことによって最終的にゴーストによる歪みを除去した
映像信号を得る。
【0112】この映像信号のゴースト除去と同時に、多
重信号に対してトランスバーサルフィルタ804、11
5、加算器805、114からなる多重信号のゴースト
除去回路によるゴースト除去動作を行なう。
【0113】この時の選択回路111、804、11
3、109、906へのタイミング信号を図15(a)
に示す。
【0114】多重基準信号前処理回路904では、多重
信号のGCR信号の伝送シーケンスをデコードすること
によりクロストーク成分を排除し、多重信号のGCR信
号成分のみを取り出す。さらに、伝送シーケンスをデコ
ードした信号に対し、極性判別回路901からの極性信
号に応じてGCR信号の極性を一致させ、例えばノイズ
除去処理などを行なった後、処理済みのGCR信号を多
重信号に挿入して後段へ出力する。
【0115】これにより、後段の回路へはフィールド毎
に極性が一致し、ノイズを除去された多重信号のGCR
信号を常時供給できる。
【0116】映像基準信号前処理回路905では、映像
信号のGCR信号の伝送シーケンスをデコードすること
により多重信号のGCR信号成分を排除し、クロストー
クした映像信号のGCR信号成分のみを取り出す。さら
に、伝送シーケンスをデコードした信号に対し、極性判
別回路901からの極性信号に応じてGCR信号の極性
を一致させ、、例えばノイズ除去処理などを行なった
後、処理済みの映像信号のGCR信号を多重信号に挿入
して後段へ出力する。
【0117】これにより、後段の回路へはフィールド毎
に極性が一致し、ノイズを除去されたクロストークした
映像信号のGCR信号を常時供給できる。
【0118】選択回路906は多重基準信号前処理回路
904の出力信号を常に選択し、選択回路109は選択
回路906の出力信号を常に通過させ、選択回路111
はトランスバーサルフィルタ110の出力信号を常に停
止する。また、選択回路804、113は少なくとも多
重信号のGCR信号が挿入されている水平走査期間につ
いてはトランスバーサルフィルタ803、115の出力
信号を通過させ、それ以外の期間は停止する。
【0119】このような動作によって、トランスバーサ
ルフィルタ110の出力信号が多重信号のGCR信号以
外に影響することなくゴースト除去を行なうことができ
る。
【0120】制御回路116では、まず、多重信号のゴ
ースト除去回路を構成するトランスバーサルフィルタ8
03、115のタップ係数を初期化するなどして多重信
号をそのまま通過させ、除去前の信号として多重信号の
GCR信号が挿入されている期間の信号を取り込む。取
り込んだ信号とあらかじめ用意した歪みのない多重信号
のGCR信号とを比較することによりゴーストによる歪
みを検出し、トランスバーサルフィルタ803、115
のタップ係数を算出して更新する。その後は、トランス
バーサルフィルタ803、115で生成した除去信号に
よってゴーストによる歪みの低減された信号を取り込
み、同様の動作を繰り返すことによって最終的にゴース
トによる歪みを除去した多重信号を得る。
【0121】以上の映像信号と多重信号のゴースト除去
動作が終了した後、多重信号のクロストーク除去動作を
行なう。
【0122】まず、クロストーク除去の準備としての波
形取り込み動作について説明する。
【0123】この時、トランスバーサルフィルタ110
のセンタータップには係数1を与え、選択回路111、
804、113、109、906へは図5(b)に示す
ようなタイミング信号を与える。
【0124】選択回路906は多重基準信号前処理回路
904の出力信号を常に選択する。選択回路109は少
なくとも映像信号のGCR信号が挿入されている水平走
査期間については選択回路906の出力信号を停止し、
それ以外の期間は通過させる。選択回路111は少なく
とも映像信号のGCR信号が挿入されている水平走査期
間についてはトランスバーサルフィルタ110の出力信
号を通過させ、それ以外の期間は停止する。また、選択
回路804、113はトランスバーサルフィルタ80
3、115の出力信号を常に停止する。
【0125】このような動作によって、多重信号データ
期間の信号を停止することなく映像信号のGCR信号を
制御回路116へ取り込むことができる。
【0126】制御回路116では、取り込んだ信号に対
し、例えば差分処理やノイズ除去処理などを行なう。こ
の波形から、映像信号のGCR信号の波高値を検出し記
憶する。
【0127】最後に、クロストーク除去処理を行なう。
【0128】この時の選択回路111、804、11
3、109、906へのタイミング信号を図15(c)
に示す。
【0129】選択回路906は少なくとも映像信号のG
CR信号が挿入されている水平走査期間については映像
基準信号前処理回路905の出力信号を選択し、それ以
外の期間は多重基準信号前処理回路904の出力信号を
選択する。選択回路109は選択回路906の出力信号
を常に通過させ、選択回路111はトランスバーサルフ
ィルタ110の出力信号を常に通過させる。また、選択
回路804、113はトランスバーサルフィルタ80
3、115の出力信号を常に停止する。
【0130】このような動作によって、クロストークし
た映像信号のGCR信号に対して擬似クロストークを発
生させることがない。
【0131】制御回路116では、まず、トランスバー
サルフィルタ110のタップ係数を初期化するなどして
選択回路109の出力信号をそのまま通過させ、除去前
の信号として映像信号のGCR信号が挿入されている期
間の信号を取り込む。取り込んだ信号に対し、例えば差
分処理やノイズ除去処理などを行ない、クロストーク量
を検出する。検出したクロストーク量に対し、記憶して
いた映像信号のGCR信号の波高値を基にして正規化
し、トランスバーサルフィルタ110のタップ係数を算
出して更新する。その後は、トランスバーサルフィルタ
110で生成した除去信号によってクロストークによる
歪みの低減された信号を取り込み、同様の動作を繰り返
すことによって最終的にクロストークによる歪みを除去
した多重信号を得る。
【0132】このクロストーク除去動作が終了した段階
で、選択回路804、113を切り替えてトランスバー
サルフィルタ803、115の出力信号を常に通過させ
ることにより、多重信号に対してゴースト除去信号も与
える。
【0133】これにより、ゴースト、およびクロストー
クによる歪みを除去した多重信号を再生できる。
【0134】図10には映像基準信号前処理回路902
の一構成例のブロック図を示す。
【0135】図10において、1001は映像信号の入
力端子、1002は4フィールド遅延回路、1003は
減算器、1004は反転回路、1005、1008は選
択回路、1006は差分回路、1007はノイズ除去回
路、1009は符号信号の出力端子、1010は映像信
号の出力端子、1011はゲート信号の入力端子、10
12は極性信号の入力端子である。
【0136】入力した映像信号は、4フィールド遅延回
路1002、減算器1003、選択回路1008へ分配
する。
【0137】減算器1003では、4フィールド遅延回
路1002によって遅延した4フィールド前の信号と現
在の信号とを減算する。この時、減算した映像信号のG
CR信号の符号信号を出力する。
【0138】選択回路1005は、極性判別回路901
からの極性信号に応じて、例えば映像信号のGCR信号
の極性が正のフィールドでは減算器1003の出力信号
を、負のフィールドでは反転回路1004によって反転
した信号を選択する。これにより、フィールド毎に常に
極性の一致した映像信号のGCR信号を得ることができ
る。
【0139】差分回路1006では、例えば選択回路1
005から入力した信号と2サンプルクロック遅延した
信号とを減算する2クロック差分処理をし、映像信号の
GCR信号として微分波形(sinX/X)を得る。
【0140】ノイズ除去回路1007では、差分回路1
006からの信号に対し、例えば一般的に良く知られた
フィールド巡回型のノイズ除去などを行なって選択回路
1008へ出力する。
【0141】選択回路1008は、タイミング発生回路
903からのゲート信号に応じて、例えば映像信号のG
CR信号が挿入されている水平走査期間はノイズ除去回
路1007の出力信号を、それ以外の期間は入力した映
像信号を選択する。これにより、映像信号のGCR信号
期間のみに前処理を施した映像信号を後段へ出力する。
【0142】図11には映像基準信号前処理回路905
の一構成例のブロック図を示す。
【0143】図11において、1101は多重信号の入
力端子、1102は4フィールド遅延回路、1103は
減算器、1104は反転回路、1105、1108は選
択回路、1106は差分回路、1107はノイズ除去回
路、1109は多重信号の出力端子、1110はゲート
信号の入力端子、1111は極性信号の入力端子であ
る。
【0144】入力した多重信号に対し、図10に示した
映像基準信号前処理回路902と同様の処理を行うこと
により多重信号のGCR信号成分を排除し、クロストー
クによって現れた映像信号のGCR信号を多重信号に挿
入して後段へ出力する。これにより、映像信号のGCR
信号期間のみに前処理を施した多重信号を得ることがで
きる。
【0145】図12には多重基準信号前処理回路904
の一構成例のブロック図を示す。
【0146】図12において、1201は多重信号の入
力端子、1202は2フィールド遅延回路、1203は
減算器、1204は4フィールド遅延回路、1205は
加算器、1206は反転回路、1207、1209は選
択回路、1208はノイズ除去回路、1210は多重信
号の出力端子、1211はゲート信号の入力端子、12
12は極性信号の入力端子である。
【0147】入力した多重信号は、2フィールド遅延回
路1202、減算器1203、選択回路1209へ分配
する。
【0148】減算器1203では、2フィールド遅延回
路1202によって遅延した2フィールド前の信号と現
在の信号とを減算する。
【0149】加算器1205では、減算器1203の出
力信号と減算器1203の出力信号を4フィールド遅延
回路1204によってさらに遅延した信号とを加算す
る。
【0150】これにより、映像信号からのクロストーク
成分が排除できる。
【0151】選択回路1207は、極性判別回路901
からの極性信号に応じて、例えば多重信号のGCR信号
の極性が正のフィールドでは加算器1205の出力信号
を、負のフィールドでは反転回路1206によって反転
した信号を選択する。これにより、フィールド毎に常に
極性の一致した多重信号のGCR信号を得ることができ
る。
【0152】ノイズ除去回路1208では、選択回路1
207からの信号に対し、例えば一般的に良く知られた
フィールド巡回型のノイズ除去などを行なって選択回路
1209へ出力する。
【0153】選択回路1209は、タイミング発生回路
903からのゲート信号に応じて、例えば多重信号のG
CR信号期間が挿入されている期間はノイズ除去回路1
208の出力信号を、それ以外の期間は入力した多重信
号を選択する。これにより、多重信号のGCR信号期間
のみに前処理を施した多重信号を後段へ出力する。
【0154】図13には、極性判別回路901の一構成
例のブロック図を示す。
【0155】図13において、1301は符号信号の入
力端子、1302はゲート信号の入力端子、1303は
極性検出回路、1304、1305、1306、130
7はレジスタ、1308はデコーダ、1309、131
0は極性信号の出力端子である。
【0156】極性検出回路1303では、入力した符号
信号に対し、例えば正の符号の数があらかじめ設定した
値よりも多ければ正(バー波形)のフィールドであると
判断し、少なければ負(ペデスタル波形)のフィールド
であると判断して結果を出力する。
【0157】レジスタ1304、1305、1306、
1307は、極性検出回路1303の出力結果を1フィ
ールド単位で順次遅延し保持する。すなわち、現在のフ
ィールドに対し、レジスタ1304からは1フィールド
前、レジスタ1305からは2フィールド前、レジスタ
1306からは3フィールド前、レジスタ1307から
は4フィールド前の極性をそれぞれ出力する。
【0158】デコーダ1308では、この4フィールド
分の極性を基に、映像信号のGCR信号の伝送シーケン
ス、および多重信号のGCR信号の伝送シーケンスに相
当する組み合わせをデコードして出力する。
【0159】図14にはタイミング発生回路903の一
構成例のブロック図を示す。
【0160】図14において、1401は垂直同期信号
の入力端子、1402は水平同期信号の入力端子、14
03は動作モード信号の入力端子、1404、1405
はエッジ検出回路、1406はカウンタ、1407はデ
コード回路、1408は動作モードデコード回路、14
09はインバータ、1410、1411、1412、1
413は選択回路、1414は映像信号、および多重信
号のGCR信号が挿入されている期間を示すゲート信号
の出力端子、1415は切り替え信号aの出力端子、1
416は切り替え信号bの出力端子、1417は切り替
え信号cの出力端子、1418は切り替え信号dの出力
端子である。
【0161】入力した垂直同期信号は、エッジ検出回路
1404でエッジタイミンクを取り出し、カウンタ14
06のクリア端子へ入力する。
【0162】一方、入力した水平同期信号は、エッジ検
出回路1405でエッジタイミングを取り出し、カウン
タ1406のクロック端子へ入力する。これにより、カ
ウンタ1406は映像信号のライン数をカウントして出
力する。
【0163】デコード回路1407では、カウンタ14
06の出力信号から映像信号、および多重信号のGCR
信号が挿入されている水平走査期間、例えば18Hと2
81Hをデコードし、出力端子1414から出力する。
【0164】選択回路1410、1411、1412、
1413では、動作モードデコード回路1408でデコ
ードした動作モードに応じて、ハイレベル信号、ロウレ
ベル信号、デコード回路1407の出力信号、デコード
回路1407の出力信号をインバータ1409で反転し
た信号の何れかを選択し、それぞれの出力端子から出力
する。
【0165】本実施例によっても、前記第1の実施例と
同様の動作を行なうことによって波形等化時間を短縮で
きる。
【0166】さらに、本実施例によれば、制御回路10
6、116には、既にシーケンスデコード処理、差分処
理、ノイズ除去処理などを施し、フィールド毎に極性の
一致したGCR信号が挿入された映像信号、または多重
信号を常時供給することができるので、タップ係数更新
の度にこれらの処理を行なう必要がなく、ゴースト除
去、クロストーク除去に要する時間を大幅に短縮でき
る。
【0167】また、本実施例では、映像基準信号前処理
回路902として図10に示すような構成例を、映像基
準信号前処理回路905として図11に示すような構成
例を、多重基準信号前処理回路904として図12に示
すような構成例を、極性判別回路901として図13に
示すような構成例を、タイミング発生回路903として
図14に示すような構成例をそれぞれ述べたが、このよ
うな構成に限定するものではない。
【0168】図16には本発明に第4の実施例としての
伝送信号再生装置のブロック図を示す。
【0169】図16において、1601はタイミング発
生回路、1602は制御回路であり、図4、図3と同様
の構成で実現できる。その他、図1と同一符号のものは
同一の構成、機能を有するものである。
【0170】本実施例は、前記第1の実施例における映
像信号処理系の回路を、クロストークを除去する目的だ
けに使用するものと限定し、回路規模の削減を図るもの
である。
【0171】図1に示すような伝送信号再生装置におい
て、回路全体の動作周波数を考えると、映像信号を歪み
なく処理するためには映像信号帯域の2倍以上の周波数
(映像信号帯域を4.2MHzとすると8.4MHz以
上の動作周波数となる。)とする必要がある。しかし、
映像信号の再生を行なわない場合、すなわち多重信号の
みの再生装置として考えると、クロストークを除去する
ために必要な映像信号は多重信号と同程度の信号帯域
(例えば、1MHz程度)を有していれば良く、回路全
体の動作周波数も多重信号を歪みなく処理できる程度に
低い周波数(2MHz程度)とすることが可能となる。
【0172】その場合、図1と同程度のゴースト除去範
囲、クロストーク除去範囲を実現するために必要なトラ
ンスバーサルフィルタのタップ数は1/4以下で良いこ
とになる。したがって、タップ数が少ない分、制御回路
内のCPUにおけるタップ係数の算出時間も短くなり、
データ処理能力も少なくてすむので、1個の制御回路に
よってすべてのトランスバーサルフィルタを制御するこ
とが可能となる。
【0173】本実施例によれば、前記第1の実施例と同
様の動作を行なうことによって、前記第1の実施例より
も少ない回路規模で波形等化時間を短縮できる。
【0174】また、図9に示すような基準信号の前処理
回路を追加して、さらに除去動作時間の短縮を図ること
ができる。
【0175】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号のゴースト除
去と多重信号のゴースト除去とを同時に行なうことがで
きるので、良質な多重信号を再生するまでの波形等化時
間を短縮可能な波形等化装置を実現できる。
【0176】また、クロストーク除去動作中には多重信
号のゴースト除去手段におけるトランスバーサルフィル
タの出力信号を制御することにより、クロストーク量検
出のための基準信号である映像信号のGCR信号に対し
て擬似クロストークを発生させないので、クロストーク
量の誤検出がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての伝送信号再生装
置を示すブロック図である。
【図2】図1に示したトランスバーサルフィルタの一構
成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示した制御回路の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1に示したタイミング発生回路の一構成例を
示すブロック図である。
【図5】図1に示した選択回路へのタイミング信号の一
具体例である。
【図6】映像信号と多重信号との関係を示すベクトル図
である。
【図7】波形等化手段の一構成例である。
【図8】本発明の第2の実施例としての伝送信号再生装
置を示すブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施例としての伝送信号再生装
置を示すブロック図である。
【図10】図9に示した映像基準信号前処理回路の一構
成例を示すブロック図である。
【図11】図9に示した映像基準信号前処理回路の一構
成例を示すブロック図である。
【図12】図9に示した多重基準信号前処理回路の一構
成例を示すブロック図である。
【図13】図9に示した極性判別回路の一構成例を示す
ブロック図である。
【図14】図9に示したタイミング発生回路の一構成例
を示すブロック図である。
【図15】図9に示した選択回路へのタイミング信号の
一具体例である。
【図16】本発明の第4の実施例としての伝送信号再生
装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
103…タイミング発生回路、 104、114…加算器、 105、110、115…トランスバーサルフィルタ、 106、116…制御回路、 111、113…選択回路、 112…減算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/081 11/08 11/24 (72)発明者 野田 勉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 堀田 宣孝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 秋山 守慶 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 城杉 孝敏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】残留側波帯振幅変調された映像信号の映像
    搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方式
    を受信再生する波形等化装置において、 伝送された信号を同期検波して得られた映像信号を入力
    し、少なくともトランスバーサルフィルタを用いて映像
    信号のゴーストによる歪みを除去する第1のゴースト除
    去手段(104、105)と、 伝送された信号を映像信号の検波軸と直交した軸で同期
    検波して得られた多重信号と前記第1のゴースト除去手
    段の出力信号とを入力し、少なくともトランスバーサル
    フィルタを用いて映像信号と多重信号とのクロストーク
    による歪みを除去するクロストーク除去手段(110、
    112)と、 前記クロストーク除去手段の出力信号を入力し、少なく
    ともトランスバーサルフィルタを用いて多重信号のゴー
    ストによる歪みを除去する第2のゴースト除去手段(1
    14、115)と、 前記第1、第2のゴースト除去手段、および前記クロス
    トーク除去手段を構成するトランスバーサルフィルタの
    タップ係数を制御する、少なくとも一つ以上の制御手段
    (106、116)と、 前記クロストーク除去手段におけるトランスバーサルフ
    ィルタの出力信号を停止させる第1の停止手段(11
    1)と、 前記第2のゴースト除去手段におけるトランスバーサル
    フィルタの出力信号を停止させる第2の停止手段(11
    3)と、 前記第1、第2の停止手段が信号を停止させるタイミン
    グを指示するタイミング発生手段(103)とを設け、 前記第1のゴースト除去手段によるゴースト除去動作と
    前記第2のゴースト除去手段によるゴースト除去動作と
    を同時に行なうことを特徴とする波形等化装置。
  2. 【請求項2】残留側波帯振幅変調された映像信号の映像
    搬送波と直交した搬送波で別の信号を多重伝送する方式
    を受信再生する波形等化装置において、 映像信号の基準信号の伝送シーケンスから映像信号の基
    準信号の極性と多重信号の基準信号の極性とを判別する
    極性判別手段(901)と、 伝送された信号を同期検波して得られた映像信号を入力
    し、前記極性判別手段で判別した極性に応じて映像信号
    の基準信号に信号処理を施し、処理した信号を出力する
    第1の映像基準信号前処理手段(902)と、 前記第1の映像基準信号前処理手段の出力信号を入力
    し、少なくともトランスバーサルフィルタを用いて映像
    信号のゴーストによる歪みを除去する第1のゴースト除
    去手段(801、802、104、105)と、 伝送された信号を映像信号の検波軸と直交した軸で同期
    検波して得られた多重信号を入力し、前記極性判別手段
    で判別した極性に応じて多重信号の基準信号に信号処理
    を施し、処理した信号を出力する多重基準信号前処理手
    段(904)と、 伝送された信号を映像信号の検波軸と直交した軸で同期
    検波して得られた多重信号を入力し、前記極性判別手段
    で判別した極性に応じて映像信号の基準信号に信号処理
    を施し、処理した信号を出力する第2の映像基準信号前
    処理手段(905)と、 前記多重基準信号前処理手段の出力信号と前記第2の映
    像基準信号前処理手段の出力信号とを切り替えて出力す
    る選択手段(906)と、 前記選択手段の出力信号と前記第1のゴースト除去手段
    の出力信号とを入力し、少なくともトランスバーサルフ
    ィルタを用いて映像信号と多重信号とのクロストークに
    よる歪みを除去するクロストーク除去手段(110、1
    12)と、 前記クロストーク除去手段の出力信号を入力し、少なく
    ともトランスバーサルフィルタを用いて多重信号のゴー
    ストによる歪みを除去する第2のゴースト除去手段(8
    03、805、114、115)と、 前記第1、第2のゴースト除去手段、および前記クロス
    トーク除去手段を構成するトランスバーサルフィルタの
    タップ係数を制御する、少なくとも一つ以上の制御手段
    (106、116)と、 前記クロストーク除去手段におけるトランスバーサルフ
    ィルタの出力信号を停止させる第1の停止手段(11
    1)と、 前記第2のゴースト除去手段におけるトランスバーサル
    フィルタの出力信号を停止させる停止させる第2の停止
    手段(804、113)と、 前記第1、第2の停止手段が信号を停止させるタイミン
    グを指示するタイミング発生手段(903)とを設け、 前記第1のゴースト除去手段によるゴースト除去動作と
    前記第2のゴースト除去手段によるゴースト除去動作と
    を同時に行なうことを特徴とする波形等化装置。
  3. 【請求項3】請求項1、および請求項2記載の波形等化
    装置において、 前記タイミング発生手段は、 前記第2の停止手段が前記第2のゴースト除去手段によ
    るゴースト除去動作時には少なくとも多重信号のGCR
    信号が挿入されている水平走査期間については第2のゴ
    ースト除去手段のトランスバーサルフィルタの出力信号
    を通過させ、前記クロストーク除去手段によるクロスト
    ーク除去動作時には少なくとも映像信号のGCR信号が
    挿入されている水平走査期間については前記第2のゴー
    スト除去手段のトランスバーサルフィルタの出力信号を
    停止するように制御することを特徴とする波形等化装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の波形等化装置において、 伝送された信号を映像信号の検波軸と直交した軸で同期
    検波して得られた多重信号を停止させる第3の停止手段
    を具備することを特徴とする波形等化装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の波形等化装置において、 前記選択手段の出力信号を停止させる第3の停止手段を
    具備することを特徴とする波形等化装置。
JP5175107A 1993-07-15 1993-07-15 波形等化装置 Pending JPH0730784A (ja)

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