JPH07307672A - 波形変調復調回路 - Google Patents
波形変調復調回路Info
- Publication number
- JPH07307672A JPH07307672A JP9780294A JP9780294A JPH07307672A JP H07307672 A JPH07307672 A JP H07307672A JP 9780294 A JP9780294 A JP 9780294A JP 9780294 A JP9780294 A JP 9780294A JP H07307672 A JPH07307672 A JP H07307672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- waveform
- output
- demodulator
- adder
- Prior art date
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- Pending
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 復調器の累積加算器のデータを出力領域の中
央へシフトさせる波形補正回路を追加することでオフセ
ット誤差を低減する波形変調復調回路を提供する。 【構成】 変調器10からディジタル変調信号を復調器
20の累積加算器21に入力する。復調器20では累積
加算器21でディジタル変調信号を累積加算し、符号検
出器22で累積加算器21の出力の符号を検出する。符
号検出器22は検出した符号に応じて加算器23へ信号
を出力する。加算器23では入力された信号に応じて累
積加算器21の出力データに補正値を加算する。D/A
変換器24でディジタル信号からアナログ信号へ変換す
る。そして、D/A変換器24からアナログ復調信号を
外部に出力することでオフセット誤差を低減することを
可能とする。
央へシフトさせる波形補正回路を追加することでオフセ
ット誤差を低減する波形変調復調回路を提供する。 【構成】 変調器10からディジタル変調信号を復調器
20の累積加算器21に入力する。復調器20では累積
加算器21でディジタル変調信号を累積加算し、符号検
出器22で累積加算器21の出力の符号を検出する。符
号検出器22は検出した符号に応じて加算器23へ信号
を出力する。加算器23では入力された信号に応じて累
積加算器21の出力データに補正値を加算する。D/A
変換器24でディジタル信号からアナログ信号へ変換す
る。そして、D/A変換器24からアナログ復調信号を
外部に出力することでオフセット誤差を低減することを
可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ信号をディジタ
ル信号に変調し、変調したディジタル信号をアナログ信
号に復調する波形変調復調回路に関するものである。
ル信号に変調し、変調したディジタル信号をアナログ信
号に復調する波形変調復調回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信方式として波形変調復調回路
が利用されている。以下、従来の波形変調復調回路につ
いて図面を参照しながら説明する。
が利用されている。以下、従来の波形変調復調回路につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0003】図3は従来のデルタ変調方式の波形変調復
調回路の構成を示すものである。図3において30は変
調器で、アナログ信号をディジタル信号に変調するもの
である。40は復調器で、変調したディジタル信号をア
ナログ信号に復調するものである。31は比較器,32
は量子化器,33は累積加算器,34はディジタル・ア
ナログ変換器(以下D/A変換器と略する)であり、こ
れらは変調器30に内蔵されてループ状に接続されてい
る。41は累積加算器、42はD/A変換器であり、こ
れらは復調器40に内蔵されて順に接続されている。
調回路の構成を示すものである。図3において30は変
調器で、アナログ信号をディジタル信号に変調するもの
である。40は復調器で、変調したディジタル信号をア
ナログ信号に復調するものである。31は比較器,32
は量子化器,33は累積加算器,34はディジタル・ア
ナログ変換器(以下D/A変換器と略する)であり、こ
れらは変調器30に内蔵されてループ状に接続されてい
る。41は累積加算器、42はD/A変換器であり、こ
れらは復調器40に内蔵されて順に接続されている。
【0004】まず、変調器30の動作について説明す
る。アナログ信号がサンプリング周期ごとに比較器31
に入力され、サンプリング前のD/A変換器34の出力
と比較され差分が出力される。量子化器32は比較器3
1の出力信号を量子化してディジタル化した差分値とし
て出力する。量子化器32の出力信号は累積加算器33
に入力される。累積加算器33は量子化器32で得られ
た量子化された差分値を累積加算する。累積加算器33
で得られた結果はD/A変換器34に入力されてアナロ
グ信号に変換される。そして、D/A変換器34の出力
結果は比較器31に入力され、次のサンプリングで得ら
れたアナログ信号と比較される。上記の動作を繰り返す
ことにより、一定のサンプリング周期ごとに変調器30
からディジタル変調信号が得られる。
る。アナログ信号がサンプリング周期ごとに比較器31
に入力され、サンプリング前のD/A変換器34の出力
と比較され差分が出力される。量子化器32は比較器3
1の出力信号を量子化してディジタル化した差分値とし
て出力する。量子化器32の出力信号は累積加算器33
に入力される。累積加算器33は量子化器32で得られ
た量子化された差分値を累積加算する。累積加算器33
で得られた結果はD/A変換器34に入力されてアナロ
グ信号に変換される。そして、D/A変換器34の出力
結果は比較器31に入力され、次のサンプリングで得ら
れたアナログ信号と比較される。上記の動作を繰り返す
ことにより、一定のサンプリング周期ごとに変調器30
からディジタル変調信号が得られる。
【0005】次に、復調器40の動作について説明す
る。変調器30からのディジタル変調信号は復調器40
の累積加算器41に入力される。復調器40では累積加
算器41でディジタル変調信号が累積加算され、D/A
変換器42でディジタル信号からアナログ信号へ変換さ
れる。そして、D/A変換器42からアナログ復調信号
を外部に出力する。
る。変調器30からのディジタル変調信号は復調器40
の累積加算器41に入力される。復調器40では累積加
算器41でディジタル変調信号が累積加算され、D/A
変換器42でディジタル信号からアナログ信号へ変換さ
れる。そして、D/A変換器42からアナログ復調信号
を外部に出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の波形変調復調回路では変調器から復調器の間で
伝送中ノイズが発生して変調信号のエラーが発生し、あ
るいは変換誤差によって発生したオフセット誤差が復調
器で累積されて、オフセット誤差が発生するが、これを
補正することが出来ない。
な従来の波形変調復調回路では変調器から復調器の間で
伝送中ノイズが発生して変調信号のエラーが発生し、あ
るいは変換誤差によって発生したオフセット誤差が復調
器で累積されて、オフセット誤差が発生するが、これを
補正することが出来ない。
【0007】本発明は、上記問題を解決するもので、波
形変調復調におけるオフセット誤差を補正することがで
きる波形変調復調回路を提供することを目的とする。
形変調復調におけるオフセット誤差を補正することがで
きる波形変調復調回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の波形変調復調回路は、波形復調信号の正負
の符号を検出する符号検出器とこの符号検出器が検出し
た符号に応じて波形復調信号に補正値を加算する加算器
とを備え、波形復調信号にオフセット補正を行うように
構成したものである。
に、本発明の波形変調復調回路は、波形復調信号の正負
の符号を検出する符号検出器とこの符号検出器が検出し
た符号に応じて波形復調信号に補正値を加算する加算器
とを備え、波形復調信号にオフセット補正を行うように
構成したものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成のように、復調器の累積加
算器のデータを出力領域の中央へシフトさせる波形補正
回路を復調器に追加したことで、波形変調復調回路にお
けるオフセット誤差を低減し、これを補正することがで
きる。
算器のデータを出力領域の中央へシフトさせる波形補正
回路を復調器に追加したことで、波形変調復調回路にお
けるオフセット誤差を低減し、これを補正することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例におけるデ
ルタ変調方式の波形変調復調回路の構成を示すものであ
る。図1において、10は変調器で、アナログ信号をデ
ィジタル信号に変調するものである。20は復調器で、
変調したディジタル信号をアナログ信号に復調するもの
である。11は比較器,12は量子化器,13は累積加
算器,14はD/A変換器であり、これらは変調器10
に内蔵されてループ状に接続されている。21は累積加
算器、22は符号検出器、23は加算器、24はD/A
変換器であり、これらは復調器20に内蔵されて順に接
続されている。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例におけるデ
ルタ変調方式の波形変調復調回路の構成を示すものであ
る。図1において、10は変調器で、アナログ信号をデ
ィジタル信号に変調するものである。20は復調器で、
変調したディジタル信号をアナログ信号に復調するもの
である。11は比較器,12は量子化器,13は累積加
算器,14はD/A変換器であり、これらは変調器10
に内蔵されてループ状に接続されている。21は累積加
算器、22は符号検出器、23は加算器、24はD/A
変換器であり、これらは復調器20に内蔵されて順に接
続されている。
【0011】まず、変調器10の動作について説明す
る。アナログ信号がサンプリング周期ごとに比較器11
に入力され、サンプリング前のD/A変換器14の出力
と比較され差分が出力される。量子化器12は比較器1
1の出力信号を量子化してディジタル化した差分値とし
て出力する。量子化器12の出力信号は累積加算器13
に入力される。累積加算器13は量子化器12で得られ
た量子化された差分値を累積加算する。累積加算器13
で得られた結果はD/A変換器14に入力されてアナロ
グ信号に変換される。そして、D/A変換器14の出力
結果は比較器11に入力され、次のサンプリングで得ら
れたアナログ信号と比較される。上記の動作を繰り返す
ことにより、一定のサンプリング周期ごとに変調器10
からディジタル変調信号が得られる。
る。アナログ信号がサンプリング周期ごとに比較器11
に入力され、サンプリング前のD/A変換器14の出力
と比較され差分が出力される。量子化器12は比較器1
1の出力信号を量子化してディジタル化した差分値とし
て出力する。量子化器12の出力信号は累積加算器13
に入力される。累積加算器13は量子化器12で得られ
た量子化された差分値を累積加算する。累積加算器13
で得られた結果はD/A変換器14に入力されてアナロ
グ信号に変換される。そして、D/A変換器14の出力
結果は比較器11に入力され、次のサンプリングで得ら
れたアナログ信号と比較される。上記の動作を繰り返す
ことにより、一定のサンプリング周期ごとに変調器10
からディジタル変調信号が得られる。
【0012】次に、復調器20の動作について説明す
る。変調器10からのディジタル変調信号は復調器20
の累積加算器21に入力される。復調器20では累積加
算器21でディジタル変調信号が累積加算され、符号検
出器22で累積加算器21の出力の符号が検出される。
符号検出器22は検出した符号に応じて加算器23へ信
号を出力する。加算器23では入力された信号に応じて
累積加算器21の出力データに補正値を加算する。D/
A変換器24ではディジタル信号からアナログ信号へ変
換される。そして、D/A変換器24からアナログ復調
信号を外部に出力する。
る。変調器10からのディジタル変調信号は復調器20
の累積加算器21に入力される。復調器20では累積加
算器21でディジタル変調信号が累積加算され、符号検
出器22で累積加算器21の出力の符号が検出される。
符号検出器22は検出した符号に応じて加算器23へ信
号を出力する。加算器23では入力された信号に応じて
累積加算器21の出力データに補正値を加算する。D/
A変換器24ではディジタル信号からアナログ信号へ変
換される。そして、D/A変換器24からアナログ復調
信号を外部に出力する。
【0013】符号検出器22と加算器23の動作につい
て仔細に説明する。上記実施例では、符号検出器22は
入力の符号が正であれば、符号検出器22の出力を“−
1”とし、符号検出器22は入力の符号が負であれば、
符号検出器22の出力を“1”とする。加算器23は符
号検出器22の出力が“−1”であれば累積加算器21
の出力に“−1”を加算し、符号検出器22の出力が
“1”であれば“1”を加算する。この一連の動作を一
周期の入力波形で考えたとき、図2(A)のように、オ
フセット誤差のない正弦波の場合、加算量が“1”と
“−1”の個数が同じため(矢印は累積加算器21の出
力の加算方向)、波形中心は変わらないが、図2(B)
のように正に波形中心がずれているオフセット誤差のあ
る正弦波の場合、補正量は“−1”の回数が多いため、
負の補正がされ波形中心が出力中心に寄る。このように
オフセット誤差のある正弦波が誤差の減少する方向へ補
正される。
て仔細に説明する。上記実施例では、符号検出器22は
入力の符号が正であれば、符号検出器22の出力を“−
1”とし、符号検出器22は入力の符号が負であれば、
符号検出器22の出力を“1”とする。加算器23は符
号検出器22の出力が“−1”であれば累積加算器21
の出力に“−1”を加算し、符号検出器22の出力が
“1”であれば“1”を加算する。この一連の動作を一
周期の入力波形で考えたとき、図2(A)のように、オ
フセット誤差のない正弦波の場合、加算量が“1”と
“−1”の個数が同じため(矢印は累積加算器21の出
力の加算方向)、波形中心は変わらないが、図2(B)
のように正に波形中心がずれているオフセット誤差のあ
る正弦波の場合、補正量は“−1”の回数が多いため、
負の補正がされ波形中心が出力中心に寄る。このように
オフセット誤差のある正弦波が誤差の減少する方向へ補
正される。
【0014】上記の動作は一例で補正量を1と異なる値
で行い、より正確な補正を行うことも可能である。ま
た、上記例は一次の積分器であるが一次以上の積分器に
おいても同様の効果が得られる。
で行い、より正確な補正を行うことも可能である。ま
た、上記例は一次の積分器であるが一次以上の積分器に
おいても同様の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、本発明
によれば、符号検出器と加算器を配置することでディジ
タル信号のオフセットを減少させることを可能とする波
形変調復調回路を提供することができる。
によれば、符号検出器と加算器を配置することでディジ
タル信号のオフセットを減少させることを可能とする波
形変調復調回路を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の波形変調復調回路のブロッ
ク図
ク図
【図2】図1の動作概念図
【図3】従来の波形変調復調回路のブロック図
10 ディジタル変調回路 11 比較器 12 量子化器 13,21 累積加算器 14,24 D/A変換器 20 ディジタル復調回路 22 符号検出器 23 加算器
Claims (1)
- 【請求項1】 波形復調信号の正負の符号を検出する符
号検出器と、前記符号検出器が検出した符号に応じて前
記波形復調信号に補正値を加算する加算器とを備え、波
形復調信号にオフセット補正を行うように構成した波形
変調復調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9780294A JPH07307672A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 波形変調復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9780294A JPH07307672A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 波形変調復調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07307672A true JPH07307672A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14201919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9780294A Pending JPH07307672A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 波形変調復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07307672A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440455B1 (ko) * | 1995-12-28 | 2004-10-26 | 소니 가부시끼 가이샤 | 신호전송방법및신호전송장치 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP9780294A patent/JPH07307672A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440455B1 (ko) * | 1995-12-28 | 2004-10-26 | 소니 가부시끼 가이샤 | 신호전송방법및신호전송장치 |
DE19654585B4 (de) * | 1995-12-28 | 2016-10-27 | Sony Corporation | Verfahren und Vorrichtung zur Signalübertragung |
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