JPH07306593A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JPH07306593A
JPH07306593A JP6121836A JP12183694A JPH07306593A JP H07306593 A JPH07306593 A JP H07306593A JP 6121836 A JP6121836 A JP 6121836A JP 12183694 A JP12183694 A JP 12183694A JP H07306593 A JPH07306593 A JP H07306593A
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toner
hopper
replenishing
receiving portion
driving
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JP6121836A
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Kazunori Karasawa
和典 唐沢
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー補給装置7のトナー搬送スクリュウ7
02を、トナー補給ローラ705の感光体回転軸方向全
域にトナーを供給する様に構成し、トナー補給装置を小
型化する。 【構成】 トナーボトル8から搬送されたトナーを感光
体1の回転軸と平行方向に搬送するトナー搬送スクリュ
ウ702、トナー搬送スクリュウ702が搬送したトナ
ーを現像装置3に補給するトナー補給ローラ705など
から電子写真装置のトナー補給装置を構成する。そし
て、トナー搬送スクリュウ702は、トナー補給ローラ
705の感光体1の回転軸方向全域にトナーを供給する
ように構成する。この構成により、従来のトナー供給装
置で必要であったアジテータを不要としトナー供給装置
を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に用いられるトナー補
給装置に係り、詳しくはトナー補給装置の小型化に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に用いられるトナー
補給装置として、トナーを収納したトナー容器を画像形
成装置のトナー補給装置に着脱自在に設け、このトナー
補給装置からトナーを画像形成装置本体の現像装置に補
給するものが知れている(例えば、特開平2−7077
号公報参照)。この装置ではトナーを現像装置へ補給す
るにあたり、まずトナー容器からトナー受部へトナーを
排出し、その後にトナー搬送部材を用いてトナー受部か
らホッパ部へトナー搬送路を介してトナーを搬送し、さ
らに、ホッパ部から現像装置にトナーを補給していた。
そして、この装置では、トナー受部からホッパ部にトナ
ーを搬送するにあたっては、ホッパ部の潜像担持体の回
転軸方向全域ではなく、一部領域にトナーを搬送してい
た。そしてその後、形成される画像の潜像担持体表面の
移動方向と直交しかつ該方向に沿う方向、すなわち感光
体の回転軸方向の濃度むらの発生を防止するために、ホ
ッパ部内に設けられアジテータを回転させて、ホッパ部
内のトナーを潜像担持体の回転軸方向に均一に分布させ
てから、現像装置へとトナーを補給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置では、トナーを潜像担持体の回転軸方向に均一に分布
させるためにホッパ部内でアジテータを回転させる必要
がある。そのため、アジテータが回転するためのスペー
スを設けなくてはならない。さらに、アジテータ駆動用
のモータを設けるためのスペースも確保しなくてはなら
ない。従って、アジテータとアジテータ駆動用のモータ
を備えたホッパ部、ひいては、そのホッパ部を有するト
ナー補給装置を備えた画像形成装置全体が大型となって
しまうという弊害があった。
【0004】係る問題点を解決するため後に詳細に説明
するように、本願発明者は鋭意研究を重ね、潜像担持体
表面の移動方向と直交しかつ該表面に沿う方向にわたっ
て延在するトナー搬送部材を用いて、トナーを潜像担持
体の上記方向に均一分布させることができるトナー補給
装置を発明するに至った。このトナー補給装置はアジテ
ータとアジテータ駆動用モータを不要とするもので、上
記問題点を解決するに顕著な効果を有するものである
が、一方で新たな技術課題を提供した。すなわち、この
トナー補給装置においては、従来ホッパ部内に設けられ
ていたアジテータの回転するスペースを削除したため
に、ホッパ部のなす空間が狭くなり、ホッパ部内にトナ
ーが溜りやすくなった。ホッパ部のなす空間にトナーが
溜った状態で、ホッパ部内へトナー搬送部材により更に
トナーが搬送されると、ホッパ部内に設けられたトナー
補給部材とトナー搬送部材、及び、ホッパ部を形成する
ケースへ、搬送されてくるトナーから力が加わり、上記
の各部材に破損が生じる恐れがある。また、上記の状態
では、上記の各部材のみならずトナーそのものにも圧力
が加わるため、互いに近接するトナー粒子が互いに付着
して粗大粒子が生成されることがあり、その粗大粒子が
画像形成に用いれた場合、画像に悪影響を与えてしまう
恐れがある。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、アジテータを用いることな
く、トナーを潜像担持体表面の移動方向と直交しかつ該
表面に沿う方向に均一に分布させることができるトナー
補給装置を提供することにある。また、その第2の目的
は、アジテータを用いることなく、トナーを潜像担持体
表面の移動方向と直交しかつ該表面に沿う方向に均一に
分布させることができるトナー補給装置を提供すること
ともに、ホッパ部内にトナーが過剰に堆積することを防
止できるトナー補給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の発明は、画像形成装置のトナー
補給装置であって、トナー容器からのトナーを受けるト
ナー受部と、前記トナー受部を有しかつ前記トナー受部
からのトナーを搬送するトナー搬送路を形成する搬送路
部材と、前記搬送路に連通しかつ前記搬送路からのトナ
ーが搬送されるホッパ部と、前記ホッパ部に備えられ現
像装置にトナーを供給するトナー補給部材と、潜像担持
体表面の移動方向と直交しかつ該表面に沿う方向に、前
記トナー受部から前記トナー補給部材の前記トナー受部
に近接する側の端部と反対側の端部にわたって延在する
トナー搬送部材と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0007】上記の第2の目的を達成するために、請求
項2の発明は、請求項1のトナー補給装置であって、単
位時間内にトナー搬送部材がトナー受部からホッパ部内
へ搬送するトナーの量が、単位時間にトナー補給部材が
前記ホッパ部材から現像装置内へ補給するトナーの量よ
りも少ないことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1のトナ
ー補給装置であって、トナー受部に設けられたトナーエ
ンドセンサーと、トナー容器を駆動し該トナー容器から
前記トナー受部へトナーを排出させるトナー容器駆動源
と、トナー補給部材を駆動するトナー補給部材駆動装置
と、前記トナーエンドセンサが前記トナー受部のトナー
を無と検知すると、前記トナー補給部材駆動源を制御し
てホッパ部から現像装置へとトナーを補給させ、その後
一定時間経過後に前記トナー容器駆動源を制御して前記
トナー容器から前記トナー受部へトナーを排出させる制
御手段と、を有することを特徴とすることを特徴とする
ものである。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項1のトナ
ー補給装置であって、トナー搬送部材を駆動するトナー
搬送部材駆動源と、トナー補給部材を駆動するトナー補
給部材駆動装置と、トナーをトナー受部からホッパー部
へ搬送するに際し、前記トナー補給部材駆動源を制御し
て前記ホッパ部から現像装置へとトナーを補給させ、そ
の後一定時間経過後に前記トナー搬送部材駆動装置を制
御して前記トナー受部から前記ホッパ部へトナーを搬送
する制御手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項1のトナ
ー補給装置であって、トナー搬送部材を駆動するトナー
搬送部材駆動源と、ホッパ部に設けられたトナーエンド
センサーと、前記トナーエンドセンサがトナーを有と検
知すると、前記トナー搬送部材駆動源を制御してトナー
受部から前記ホッパ部へのトナーを搬送を不能とする制
御手段と、を有することを特徴とするものである。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項1のトナ
ー補給装置であって、トナー搬送部材を駆動するトナー
搬送部材駆動源と、ホッパ部内であって、トナー補給部
材のトナー受部に近接する側の端部と反対側の端部近傍
に設けられたトナーエンドセンサーと、前記トナーエン
ドセンサがトナーを有と検知すると、前記トナー搬送部
材駆動源を制御して前記トナー受部から前記ホッパ部へ
のトナーを搬送を不能とし、前記トナーエンドセンサが
トナーを無と検知すると、前記トナー搬送部材駆動源を
制御して前記トナー受部から前記ホッパ部へのトナーを
搬送を行わせる制御手段と、を有することを特徴とする
ものである。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項1のトナ
ー補給装置であって、トナー搬送部材を駆動するトナー
搬送部材駆動源と、ホッパ内に設けられ、該ホッパ内で
トナーが堆積状態であると前記トナー搬送部材駆動源を
駆動不能状態として該ホッパー内へのトナー搬送を不能
とするスイッチと、を有することを特徴とするものであ
る。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項7のトナ
ー補給装置であって、スイッチをホッパ部内におけるト
ナー補給部材のトナー受部に近接する側の端部と反対側
の端部近傍に設けたことを特徴とするものである。
【0014】また、請求項9の発明は、請求項1のトナ
ー補給装置であって、トナー容器を駆動しトナー容器か
らトナー受部へトナーを排出させるトナー容器駆動源
と、ホッパ内に設けられ、該ホッパ内でトナーが堆積状
態であると前記トナー容器駆動源を駆動不能状態とし
て、トナー容器から前記トナー受部へのトナー排出を不
能とするスイッチと、を有することを特徴とするもので
ある。
【0015】また、請求項10の発明は、請求項9のト
ナー補給装置であって、スイッチをホッパ部内における
トナー補給部材のトナー受部に近接する側の端部と反対
側の端部近傍に設けたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】請求項1のトナー補給装置においては、潜像担
持体表面の移動方向と直交し、かつ該表面に沿う方向
に、トナー受部からトナー補給部材のトナー受部に近接
する側の端部と反対側の端部にわたって延在するトナー
搬送部材を有する。このため、このトナー搬送部材を用
いてトナーを上記の方向に均一に分布させた後、現像装
置にトナーを補給することができる。従って、トナーを
上記方向に均一に分布させるために、従来トナーホッパ
部内に設けられていたアジテータを設ける必要がなくな
る。
【0017】請求項2のトナー補給装置では、単位時間
内にトナー搬送部材がトナー受部からホッパ部内へ搬送
するトナーの量が、単位時間にトナー補給部材がホッパ
部内から現像装置内へ補給するトナーの量よりも少な
い。このため、一定時間にホッパ部内へ搬送されるトナ
ーの量が、一定時間内にホッパ部から補給搬送されるト
ナーの量より少なくなる。よって、画像形成装置の使用
に伴って、トナー補給装置内にトナーが過剰に堆積する
ことがなくなる。
【0018】請求項3のトナー補給装置では、トナー受
部のトナーの有無を検知するトナーエンドセンサが設け
られていて、トナーエンドセンサがトナー受部のトナー
を無と検知すると、まず、ホッパ部から現像装置にトナ
ーを補給し、その後一定時間が経過してホッパ部内に新
たに搬送されるトナーのための空間を確保してから後
に、トナー容器からトナー受部へのトナー排出を行う。
このため、トナーがトナー容器からトナー受部へ排出さ
れる時には、ホッパ部内に、その後に搬送されるトナー
のための空間が常に確保されていることになる。従っ
て、その後、トナー受部からホッパ部へトナーが搬送さ
れるに際して、ホッパ部内にトナーが過剰に堆積するこ
とがなくなる。
【0019】請求項4のトナー補給装置は、トナーをト
ナー受部からホッパー部へ搬送するに際し、トナー補給
部材駆動装置を制御してホッパ部から現像装置へとトナ
ーを補給させ、その後一定時間経過後にトナー搬送部材
駆動装置を制御してトナー受部から前記ホッパ部へトナ
ーを搬送する。従って、トナー受部からホッパ部へトナ
ーが搬送される際には、その動作に先だってホッパ部か
ら現像装置へとトナーの補給が一定時間なされているた
め、ホッパ部内には搬送されるトナーのための空間が確
保されている。よって、トナー受部からホッパ部へトナ
ーを搬送するに伴って、ホッパ部内にトナーが過剰に堆
積することがなくなる。
【0020】請求項5のトナー補給装置は、ホッパ部内
に設けられたトナーエンドセンサによってホッパ部内の
トナーが有と検知されると、トナー受部からホッパ部へ
のトナーを搬送を不能とする。このため、ホッパ部内に
トナーが存在する状態で、ホッパー部内にさらにトナー
が搬送されることがないので、ホッパ部内にトナーが過
剰に堆積することがなくなる。
【0021】請求項6のトナー補給装置は、ホッパ部内
に設けられたトナーエンドセンサによってホッパ部内の
トナーが有と検知されると、トナー受部からホッパ部へ
のトナーを搬送を不能とする。このため、ホッパ部内に
トナーが存在する状態で、ホッパー部内にさらにトナー
が搬送されることがないので、ホッパ部内にトナーが過
剰に堆積することがなくなる。また、請求項6のトナー
補給装置では、ホッパ部内のトナーエンドセンサを、ホ
ッパ部内のトナー補給部材のトナー受部に近接する側の
端部と反対側の端部近傍部、すなわち、ホッパ部内の最
もトナーが堆積しやすい位置に設けている。よって、ト
ナーエンドセンサをこの位置に設けることで、トナーが
過剰に堆積することを、より効率的に防止することがで
きる。
【0022】請求項7のトナー補給装置は、ホッパ部内
でトナーが堆積状態であると、ホッパ部内へのトナー搬
送を不能とするスイッチを有する。よって、トナーが堆
積した状態にあるホッパ部内にさらにトナーが搬送され
ることがないので、ホッパ部内に過剰にトナーが堆積す
ることがなくなる。
【0023】請求項8のトナー補給装置では、請求7の
スイッチを、ホッパ部内のトナー補給部材のトナー受部
に近接する側の端部と反対側の端部近傍部、すなわち、
ホッパ部内の最もトナーが堆積しやすい位置に設けてい
る。よって、トナーエンドセンサをこの位置に設けるこ
とで、トナーが過剰に堆積することを、より効率的に防
止することができる。
【0024】請求項9のトナー補給装置では、ホッパ部
内でトナーが堆積状態であると、トナー容器からトナー
受部へのトナー排出を不能とするスイッチを有する。こ
のため、トナーがホッパ部内に堆積した状態で、トナー
容器からトナー受部へトナーが排出されることがないの
で、その後、トナー受部からホッパ部へトナーが搬送さ
れるに際して、ホッパ部内にトナーが過剰に堆積するこ
とがなくなる。
【0025】請求項10のトナー補給装置では、請求項
9のスイッチを、ホッパ部内のトナー補給部材のトナー
受部に近接する側の端部と反対側の端部近傍部、すなわ
ち、ホッパ部内の最もトナーが堆積しやすい位置に設け
ている。よって、スイッチをこの位置に設けることで、
トナーがホッパ部内に過剰に堆積することを、より効率
的に防止することができる。 (以下、余白)
【0026】
【実施例】以下、本発明のトナー補給装置を画像形成装
置である電子写真複写機(以下、複写機という)に適用
した一実施例について説明する。図1は本実施例が適用
される複写機の作像部分を示す概略構成図である。図1
において、静電潜像が形成される潜像担持体としてのド
ラム状の感光体1が回転可能に取り付けられており、そ
の周囲には帯電装置2、現像装置3、転写装置(転写チ
ャージャ)4、クリーニング装置5、除電装置(除電ラ
ンプ)6等が配設されている。そして、現像装置3に
は、現像装置3にトナーを補給するためのトナー補給装
置7が取付けられている。なお、この複写機全体の動作
については、周知の電子写真プロセスであるので説明は
省略する。
【0027】図2は、上記の現像装置3の概略構成を示
す断面図である。現像装置3はトナーとキャリアからな
るいわゆる2成分現像剤を用いる乾式現像装置であり、
この現像装置の内部には、現像ローラ31、現像用羽根
車32、混合ローラ33、セパレータ34、横撹拌スク
リュウ35、混合ローラ33の直下に位置する現像装置
内部のトナー濃度を検出するための濃度センサ36等が
設けられている。また、現像装置3には現像装置3にト
ナーを補給するためのトナー補給装置7が取り付けられ
ている。
【0028】図3は、トナー補給装置7と、トナー補給
装置7に着脱自在に取り付けられたトナー容器としての
トナーボトル8の取付部を示した断面図である。図4
(a)は、図3のAA断面を示す断面図である。また、
図4(b)は、図4(a)のBB断面を示す断面図であ
る。なお、以下説明の便宜上、図4(a)の左側を手前
側、右側を奥側とする。トナー補給装置7は、トナーを
所定量だけ収納して必要に応じて上記の現像装置3にト
ナーを補給するホッパ部701と、その内部にトナーを
収納しトナー補給装置7に着脱自在に構成されたトナー
ボトル8が装着されるトナーボトル装着部703と、ト
ナーボトル703からトナーが排出されるトナー受部7
22と、トナー受部722を有し且つトナー受部722
からホッパ部701へトナーを搬送するトナー搬送路7
23を形成するトナー搬送路部材724等を有する。ま
た、トナー補給装置7の、ホッパ部701、トナー受部
722、及びトナー搬送路部材724は、ケース706
から構成され、このケース706は、その両端部がパイ
プ形状となっており、中央部には現像装置3へ連通する
開口部を有する。
【0029】ケース706には、潜像担持体表面の移動
方向と直交しかつ該表面に沿う方向に、すなわち潜像担
持体として感光体ドラムを用いる本実施例では感光体回
転軸方向に延在するトナー搬送部材としてのトナー搬送
スクリュウ702が収納されている。このトナー搬送ス
クリュウ702は、トナー受部722からホッパ部70
1へトナーを搬送する機能を有する。ケース706の現
像装置との開口部には、濃度センサ36の信号出力によ
り回動するトナー補給部材としてのトナー補給ローラ7
05が収納されている。また、ケース706には、トナ
ー搬送スクリュウ702から樋714を介してトナー補
給ローラ705に搬送されるトナーをトナー補給ローラ
705に設けられた溝に挿入するための、例えば発砲ウ
レタンからなる挿入部材712と、上記の溝に挿入され
たトナーをかきとることで、現像装置3へとトナーを落
下させる、例えば発泡ウレタンからなるかきとり部材7
13が取り付けられている。
【0030】また、トナー搬送スクリュウ702の回転
軸一端にはスクリュウギア715が、トナー補給ローラ
705の回転軸一端には補給ローラギア716が固着さ
れており、スクリュウギア715と補給ローラギア71
6は互いにかみあっている。さらに、補給ローラギア7
16は、複写機本体の駆動系からの駆動力がクラッチ7
17を介して伝達される本体ギア718にかみあってい
る。
【0031】ここで、トナー搬送スクリュウ702の手
前側の端部から、トナー補給ローラ705の奥側端部の
上方に位置する部分までの領域(図4(a)で示すD領
域)には、図中、矢印d方向にトナーを搬送する向きに
スクリュウ羽根が設けられている。一方、トナー搬送ス
クリュウ702の奥側の端部から、トナー補給ローラ7
05の奥側の端部の上方に位置する部分までの領域(図
4(a)で示すE領域)には、図中、矢印e方向にトナ
ーを搬送する向きにスクリュウ羽根が設けられている。
【0032】また、トナーボトル装着部703は、トナ
ーボトルをコロ711を介して保持するボトル保持部7
07、トナーボトル8の開口部81を軸受710により
支持するボトル受部708から構成される。さらに、ト
ナー補給装置7には、トナーボトル8に回転駆動力を与
えるトナー容器駆動源としてのモータ709が設けられ
ている。
【0033】以上のように構成されるトナー補給装置7
に、コロ711と軸受710で回転自在かつ着脱自在に
装着されるトナーボトル8は、例えば樹脂材料で成形さ
れた円筒系のボトルからなり、その一端にはトナーをト
ナー補給装置7に供給するための開口部81が設けられ
ている。また、トナーボトル8の内周面には、収納され
ているトナーを開口部81方向へと導く螺旋状のリブ8
2が形成されてる。また、トナーボトル8の外周面に
は、モータ709からの回転駆動力が伝達されるギア8
3が設けられている。
【0034】次に、このトナー補給装置のトナー補給動
作について説明する。複写機での、作像動作が繰り返さ
れて現像装置3内のトナー濃度が低下すると、濃度セン
サ36から出力されるトナー補給信号により、クラッチ
717がオンとなり複写機本体の駆動が伝達されること
でトナー補給スクリュウ702、トナー補給ローラ70
5が回転をはじめる。また、濃度センサ36から出力さ
れるトナー補給信号により、モータ709が回転を始め
てギア83を介してトナーボトル8を回転させる。上述
したように、トナーボトル8の内周面面には螺旋状のリ
ブ82が設けられているため、この回転により、トナー
ボトル8内に収納されていたトナーは徐々にトナーボト
ル8の開口部81の方向へと送り出され、トナー受部7
22へと排出される。トナー受部722のトナーは、ト
ナー搬送スクリュウ702によりホッパー部701へと
搬送される。
【0035】トナーホッパ701内に搬送されたトナー
は、トナー搬送スクリュウ702により、潜像担持体表
面の移動方向と直交しかつ該方向に沿う方向、すなわ
ち、この実施例では感光体の回転軸方向に均一に分布す
るべく、感光体回転軸方向に樋714に沿って搬送され
樋714にほぼ均一に堆積する。この後、堆積したトナ
ーが一定量以上になると、トナーが樋714からトナー
補給ローラ705へと落下し、トナー補給ローラ705
から現像装置3へと供給される。
【0036】ここで、トナー搬送スクリュウ702の、
手前側の端部からトナー補給ローラ705の奥側の端部
の上方に位置する部分までの領域(図4(a)で示すD
領域)には、図中、矢印d方向にトナーを搬送する向き
にスクリュウ羽根が設けられているので、トナー供給装
置7内でこのトナー搬送スクリュウ702により、潜像
担持体表面の移動方向と直交しかつ該方向に沿う方向、
すなわち、トナーが複写機の感光体回転軸方向の全域に
わたって、トナーが搬送分布されることになる。また、
トナー搬送スクリュウ702の奥側の端部から、トナー
補給ローラ705の奥側の端部の上方に位置する部分ま
での領域(図4(a)で示すE領域)には、図中、矢印
e方向にトナーを搬送する向きにスクリュウ羽根が設け
られているので、トナー搬送スクリュウを回転させるこ
とでE領域に蓄積したトナーを掻きだすことができ、さ
らにE領域にトナーが堆積することを防止することがで
きる。
【0037】以上説明したトナー補給動作において、望
ましくは、単位時間内にトナー受部722からトナーホ
ッパ701内へトナー搬送スクリュウ702により搬送
されるトナーの量、すなわち単位時間内に図4(a)に
示すCC断面を通過するトナーの量(以下、説明の便宜
のため「トナー量X」とする)を、単位時間内にトナー
ホッパ701から現像装置3へ補給されるトナーの量、
すなわち単位時間内にトナー補給ローラ705が現像装
置3に補給するトナーの量(以下、説明の便宜のため
「トナー量Y」とする)より少なくする。ここで、トナ
ー量Xとトナー量Yを上記関係とすることは、スクリュ
ウギア715と補給ローラギア716のギア比を調整し
てトナー搬送スクリュウ702とトナー補給ローラ70
5の回転速度比を調整することで、及び、トナー搬送ス
クリュウ702のスクリュウ羽根のピッチを変えるかス
クリュウ羽根の径を変えるかして搬送スクリュウ705
のトナー搬送能力を調整することで実現される。
【0038】トナー量Xとトナー量Yを上記関係とすれ
ば、この実施例ではトナー補給ローラ705とトナー搬
送スクリュウ702は常に同時に回転しているので、一
定時間にトナーホッパ701に搬送されるトナーの量は
トナーホッパ701から現像装置3に補給されるトナー
の量よりも少なくなる。よってトナーホッパ701にト
ナーが過剰に堆積することが防止できる。
【0039】次に、本願発明の第2の実施例を説明す
る。なお、本実施例が適用される複写機の構成、トナー
補給装置の構成のうち第1の実施例と共通の構成の説明
は省略する。図5は、第2の実施例のトナー補給装置の
概略構成を示す側面図である。この実施例では、先に説
明した第1の実施例の構成に加えて、トナー受部722
にトナーの有無を検知するトナーエンドセンサ719が
取り付けてある。そして、この実施例では、トナーボト
ル8からトナー受部722を介してホッパ部701にト
ナーが搬送されるに際して、図6のフローチャートに示
すようにトナー補給部材駆動装置としての補給クラッチ
717がオンとなり、トナー補給ローラ705とトナー
搬送スクリュウ702が回転を始めると、トナーエンド
センサ719が、トナー受部722のトナーの有無を検
知する。なお、この実施例では、補給クラッチ717が
オンとなってから、トナー補給ローラ705等が駆動を
開始するまでに約50msecを要する。そして、トナ
ーエンドセンサ719が、トナー有と検知した場合は、
トナー受部722にトナーボトル8からトナーを排出す
る必要はないので、トナー容器駆動源としてのモータ7
09への通電はなされず、トナーボトル8は回転しな
い。
【0040】一方、トナーエンドセンサ719が、トナ
ー受部722のトナーを所定時間にわたって無と検知し
た場合には、トナーボトル8をモータ709により回転
させてトナー受部722にトナーを排出する。ここで、
トナー受部722へトナーを排出するにあたっては、補
給クラッチ717がオンとなり、トナー補給ローラ70
5とトナー搬送スクリュウ702が回転を始めてから一
定時間経過後に、モータ709への通電を開始してトナ
ーボトルの回転を開始させることで、トナー搬送スクリ
ュウ702、トナー補給ローラ705の駆動開始後一定
時間経過後に、トナーをトナーボトル8からトナー受部
722へ排出する様に制御している。ここで、トナーボ
トル8の回転開始を、トナー補給クラッチ717がオン
されてからどれだけ遅らせるかは、実験により、ホッパ
部701にトナーが過剰に堆積することがないように決
定される。この実施例では、実験により決定された5秒
を採用している。
【0041】以上の制御により、ホッパ部701内のト
ナーがトナー補給ローラ705の駆動により現像装置3
に補給されて、ホッパ部701内にトナーが存在しない
空きの空間ができてから、トナーボトル8からトナー受
部722にトナーが排出される。このため、トナーがト
ナー容器8からでトナー受部722へ排出されるときに
は、ホッパ部701内にその後に搬送されるトナーのた
めの空間が常に確保されるていることになる。また、こ
の制御を採用すれば、先に説明した第1の実施例のよう
に、単位時間にトナーボトル8からトナー補給装置7へ
搬送されるトナーの量よりも単位時間にトナー補給装置
7から現像装置8へ補給するトナーの量よりも少なくす
る必要もなくなる。
【0042】なお、以上説明した第2の実施例では、ト
ナー補給ローラ705から現像装置3へのトナー補給の
後、一定時間経過後に、トナーボトル8からトナー受部
722へトナーの排出をする様に制御しているが、第2
の実施例の変形実施例として、トナー補給ローラ705
から現像装置3へのトナー補給の後、一定時間経過後
に、トナー搬送スクリュウ702によるトナー受部72
2からホッパ部701へのトナー搬送を行うように制御
しても構わない。この変形実施例では、トナー補給部材
駆動装置としてのクラッチ717がトナー補給部材70
5を駆動させ、ホッパ部701から現像装置3へトナー
を補給する。その後一定時間経過後にトナー搬送部材駆
動装置がトナー搬送スクリュウ702を駆動させ、トナ
ーをトナー受部722からホッパ部701搬送する。な
お、この装置では、後に第3の実施例で説明するトナー
搬送スクリュウ702の回転軸に取り付けたクラッチ7
20を図5の装置に取り付けて、トナー搬送部材駆動装
置として用いる。この装置によれば、ホッパ部内にトナ
ーが搬送されるのに先だって、トナーがホッパ部内から
現像装置に補給されるので、ホッパ部内にトナーが搬送
される際には、ホッパ部内に搬送されるトナーのための
空間が確保されていることになる。
【0043】次に、本願発明の第3の実施例を説明す
る。なお、本実施例が適用される複写機の構成、トナー
補給装置の構成のうち第1の実施例と共通のものの説明
は省略する 図7(a)は、第3の実施例のトナー補給装置の概略構
成を示す側面図であり、図7(b)は図7(a)のFF
断面を示す断面図である。この実施例では、第1の実施
例に加えて、スクリュウーギア715、補給ローラギア
716を介して複写機本体の駆動源力からトナー搬送ス
クリュウ702に伝達される駆動力の切断、伝達を選択
可能なトナー搬送部材駆動装置としてのクラッチ720
がトナー搬送スクリュウ702の回転軸に設けられてい
る。また、第2の実施例とトナーエンドセンサー719
を設ける位置が異なり、この実施例ではホッパ部701
内にトナーエンドセンサ719が設けられている。この
実施例では、トナー濃度センサ36からのトナー補給信
号により現像装置8へのトナー補給がなされるのに先立
ち、図8のフローチャートに示すようにトナーエンドセ
ンサー719でホッパ部701内のトナーの有無を検知
する。そして、その位置でのトナーを有と検知した場合
は、クラッチ720がオフとなりトナー搬送スクリュウ
は702は駆動されずに、トナー補給ローラ705のみ
が駆動されることになる。従って、ホッパ部701内へ
のトナーの搬送はなされずに、ホッパ部701からのト
ナーの供給のみがなされるので、ホッパ部701内に過
剰にトナーが堆積することがない。
【0044】一方、トナー無と検知されるとクラッチ7
20がオンとなり、トナー搬送スクリュウ702へ複写
機本体の駆動力が伝達されトナー搬送スクリュウ702
は駆動を開始し、トナー受部722からホッパ部701
へのトナー搬送がなされる。また、モータ709に通電
がなされトナー受部722へトナーボトル8からトナー
が排出される。またこの実施例でトナーエンドセンサー
719は、ホッパ部内であって、トナー補給ローラ70
5の奥側の端部に近接する位置、すなわちトナー搬送ス
クリュウー705によるトナー搬送方向が切り替わる位
置に設けることが望ましい。この位置は、ホッパ部70
1内で、最もトナーが堆積しやすい位置であるのでホッ
パ部701内のトナーの有無をより正確に検知すること
ができる。
【0045】続いて、本願発明の第4の実施例を説明す
る。なお、本実施例が適用される複写機の構成、トナー
補給装置の構成のうち第1の実施例と共通のものの説明
は省略する。図9(a)は、第4の実施例のトナー補給
装置の概略構成を示す側面図であり、図9(b)は図9
(a)のGG断面を示す断面図である。この実施例で
は、第1の実施例に加えて、押ボタン式のスイッチ72
1が、ホッパ部701内にその押ボタン部が対向するよ
うに設けられている。また、このスイッチ720は押ボ
タン部が例えばゴム等からなる弾性体722により覆わ
れていて、押ボタンに力が加わっていないときは電気回
路が接続され、一方、押ボタンが押されると電気回路を
切断する構成となっている。また、スイッチ721はト
ナーボトル8を回転駆動させるモータ709の電気回路
に設けられる。
【0046】この実施例でホッパ部701内にトナーが
堆積すると、そのトナーによってスイッチ721の押ボ
タンが押圧されて、トナーボトル8を回転駆動するため
のモータ709の電気回路が切断される。従って、トナ
ーがホッパ部701内に堆積された状態では、トナー濃
度センサ36からのトナー補給信号があってもモータ8
への通電はなされないため、トナーボトル8からトナー
受部722へトナーが排出されることがない。また、こ
の実施例で、スイッチ721は、ホッパ部内であって、
トナー補給ローラ705の奥側の端部に近接する位置、
すなわちトナー搬送スクリュウー705によるトナー搬
送方向が切り替わる位置に設けることが好ましい。この
位置は、ホッパ部701内で、最もトナーが堆積しやす
い位置であるのでホッパ部701内のトナーの有無をよ
り正確に検知することができる。
【0047】以上で説明した第4の実施例では、スイッ
チをトナーボトル8を駆動させるトナーボトル駆動源と
してのモータ709の電気回路に設けたが、第4の実施
例の変形実施例としてトナー搬送スクリュウ702を駆
動させるトナー搬送部材駆動装置としてのクラッチ72
0の電気回路に設けても構わない。この実施例でホッパ
部701内にトナーが堆積すると、そのトナーによって
スイッチ721の押ボタンが押圧されて、トナー搬送ス
クリュウ702へ駆動伝達するためのクラッチ720の
電気回路が切断される。従って、トナーがホッパ部70
1内に堆積された状態では、トナー濃度センサ36から
のトナー補給信号があってもトナー搬送スクリュウ70
2に駆動が伝達されないため、トナー搬送スクリュウ7
02によりホッパ部7001内にトナーが搬送されるこ
とがない。また、この変形実施例でも第4の実施例と同
様の理由で、スイッチ721は、ホッパ部内であって、
トナー補給ローラ705の奥側の端部に近接する位置、
すなわちトナー搬送スクリュウー705によるトナー搬
送方向が切り替わる位置に設けることが望ましい。 (以下、余白)
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、従来、ホッパ
部内に設けていたアジテータを設ける必要がなくなるの
で、ホッパ部内のアジテータを設けるためのスペース、
およびアジテータ駆動用のモータを設置するスペースが
不要になる。このため、ホッパ部、ひいてはそのホッパ
部を有するトナー供給装置を備えた画像形成装置全体を
小型化することが可能となる。
【0049】請求項2の発明によれば、一定時間内にホ
ッパ部内に搬送されるトナーの量が、一定時間内にホッ
パー部内から補給されるトナーの量よりも少ないので、
ホッパ内にトナーが過剰に堆積することがなくなる。こ
のため、ホッパ部内にトナーが堆積した状態で、更にト
ナーが搬送されることにより、ホッパ部内に設けられた
トナー補給部材とトナー搬送部材、及びホッパ部を形成
するケースへと、搬送されてくるトナーから力が加わる
ことを防止することができる。よって、搬送されてくる
トナーから力が加えられることで、上記の各部材が破損
することがなくなる。また、トナーが過剰に堆積するこ
とがないので、トナーそのものにも圧力が加わることが
なくなる。よって、トナーに力が加わることでトナー粒
子が互いに付着して粗大粒子が生成され、その粗大粒子
が画像形成に用いられることにより生じる画像品質の低
下を回避することができる。
【0050】請求項3の発明によれば、トナーがトナー
容器からトナー受部へ排出される時には、ホッパ部内へ
その後搬送されるトナーのための空間が常に確保さるの
で、トナーがホッパ部内に過剰に堆積することがなくな
る。このため、請求項2の発明と同様の効果を奏するこ
とができる。ここで、上記請求項2の発明においては、
一定時間内にホッパ部内に搬送されるトナーの量が、一
定時間内にホッパー部内から補給されるトナーの量より
も少なくする必要があるので、現像装置全体の設計の都
合により、単位時間にホッパ部から現像装置へのトナー
補給量を低く設定しなければならない場合、単位時間に
トナー受部からホッパ内に搬送するトナーの量を、それ
以上に少なくしなくてはならない。このため、トナー受
部からホッパ内にトナーを搬送するのに時間を要し、現
像装置内のトナー濃度が低下したトナー補給をする際に
長時間を要する恐れがあるという問題点がある。一方、
請求項3の発明によれば、トナー受部からホッパ部への
トナーの搬送速度を、ホッパ部から現像装置へのトナー
補給速度にかかわらず決めることができる。従って、上
記の請求項2の発明の問題点を解消することができる。
【0051】請求項4の発明によれば、トナー受部から
ホッパ部へトナーが搬送される際には、その動作に先だ
ってホッパ部から現像装置へとトナー補給がなされるた
め、ホッパ部内にトナーが過剰に堆積することがなくな
る。このため、請求項3の発明と同様の効果を奏するこ
とができる。
【0052】請求項5の発明によれば、トナーエンドセ
ンサーによりホッパ部内のトナー有と検出されると、ホ
ッパ部へのトナー補給ができなくなるため、ホッパ部内
にトナーが過剰に堆積することがなくなる。このため、
請求項3の発明と同様の効果を奏することができる。
【0053】請求項6の発明によれば、ホッパ部内の最
もトナーの堆積しやすい位置にトナーエンドセンサーを
設け、そのトナーエンドセンサーによりホッパ部内のト
ナー有と検出されるとホッパ部へのトナー補給ができな
くなるため、請求項5の発明以上に効率的に、ホッパ部
内にトナーが過剰に堆積することを回避することができ
る。このため、請求項5の発明と同様の効果をより効率
的に奏することができる。
【0054】請求項7の発明によれば、ホッパ部内でト
ナーが堆積状態にあると、ホッパー部内へのトナー搬送
を不能とするスイッチを有するので、ホッパ部内にトナ
ーが過剰に堆積することを回避することができる。この
ため、請求項3の発明と同様の効果を奏することができ
る。
【0055】請求項8の発明によれば、ホッパ部内でト
ナーが堆積状態にあると、ホッパー部内へのトナー搬送
を不能とするスイッチをホッパ部内の最もトナーの堆積
しやすい位置に有するので、請求項7の発明以上に効率
的に、ホッパ部内にトナーが過剰に堆積することを回避
することができる。このため、請求項7と同様の効果を
より効率的に奏することができる。
【0056】請求項9の発明によれば、ホッパ部内でト
ナーが堆積状態にあると、トナー容器からのトナー受部
へのトナーの排出を不能とするスイッチを有するので、
ホッパ部内にトナーが過剰に堆積することを回避するこ
とができる。このため、請求項3の発明と同様の効果を
奏することができる。
【0057】請求項10の発明によれば、ホッパ部内で
トナーが堆積状態にあると、トナー容器からのトナー受
部へのトナーの排出を不能とするスイッチをホッパ部内
の最もトナーの堆積しやすい位置に有するので、請求項
9の発明以上に効率的に、ホッパ部内にトナーが過剰に
堆積することを回避することができる。このため、請求
項9の発明と同様の効果をより効率的に奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の概略構成を示す正面図。
【図2】同複写機の現像装置とトナー補給装置の概略構
成を示正面図。
【図3】同複写機のトナー補給装置とトナーボトルの概
略構成を示す正面図。
【図4】(a)同複写機のトナー補給装置の該略構成を
示す側面図。 (b)同正面図。
【図5】第2の実施例のトナー補給装置を示す側面図。
【図6】第2の実施例のトナー補給ローラとトナー搬送
スクリュウの駆動制御を示すフローチャート。
【図7】(a)第3の実施例のトナー供給装置の概略構
成を示す側面図。 (b)同正面図。
【図8】第3の実施例の制御のフローチャート。
【図9】(a)第4の実施例のトナー供給装置の概略構
成を示す側面図。 (b)同正面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 現像装置 31 現像ローラ 32 羽根車 33 混合ローラ 34 セパレータ 35 横撹拌ローラ 36 濃度センサ 4 転写装置 5 クリーニング装置 6 除電装置 7 トナー補給装置 701 トナーホッパ 702 トナー搬送部材としてのトナー搬送スクリュウ 703 トナーボトル収納部 704 連通口 705 トナー補給部材としてのトナー補給ローラ 706 ケース 708 トナーボトル受部 709 モータ 710 軸受 711 コロ 712 トナー挿入部材 713 かきとり部材 714 樋 715 スクリュウギア 716 補給ローラギア 717 補給クラッチ 718 本体ギア 719 トナーエンドセンサ 720 クラッチ 721 スイッチ 722 トナー受部 723 トナー搬送路 724 トナー搬送路部材 8 トナー容器としてのトナーボトル 81 開口部 82 リブ 83 ギア

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー容器(8)から排出されるトナーを
    受けるトナー受部(722)と、前記トナー受部を有
    し、かつ前記トナー受部のトナーを搬送するトナー搬送
    路(723)を形成する搬送路部材(724)と、前記
    搬送路に連通し、かつ前記搬送路からトナーが搬送され
    るホッパ部(701)と、前記ホッパ部に収納され、現
    像装置(3)にトナーを供給するトナー補給部材(70
    5)と、潜像担持体(1)表面の移動方向と直交しかつ
    該表面に沿う方向に、前記トナー受部から前記トナー補
    給部材の前記トナー受部に近接する側の端部と反対側の
    端部にわたって延在するトナー搬送部材(702)と、
    を有することを特徴とする画像形成装置のトナー補給装
    置。
  2. 【請求項2】単位時間内にトナー搬送部材(702)が
    トナー受部(722)からホッパ部(701)内へ搬送
    するトナーの量が、単位時間内にトナー補給部材(70
    5)が前記ホッパ部内から現像装置(3)内へ補給する
    トナーの量よりも少ないことを特徴とする請求項1のト
    ナー補給装置。
  3. 【請求項3】トナー受部(722)に設けられたトナー
    エンドセンサー(719)と、トナー容器(8)を駆動
    し該トナー容器から前記トナー受部へトナーを排出させ
    るトナー容器駆動源(709)と、トナー補給部材(7
    05)を駆動するトナー補給部材駆動装置(717)
    と、前記トナーエンドセンサにより前記トナー受部にト
    ナーが無いことを検知すると、前記トナー補給部材駆動
    装置を作動してホッパ部(701)から現像装置(8)
    へトナーを補給させ、その後一定時間経過後に前記トナ
    ー容器駆動源を作動して前記トナー容器から前記トナー
    受部へトナーを排出させる制御手段と、を有することを
    特徴とする請求項1のトナー補給装置。
  4. 【請求項4】トナー搬送部材(702)を駆動するトナ
    ー搬送部材駆動装置(720)と、トナー補給部材(7
    05)を駆動するトナー補給部材駆動装置(717)
    と、トナーをトナー受部(722)からホッパ部(70
    1)へ搬送するに際し、前記トナー補給部材駆動装置を
    作動して前記ホッパ部から現像装置(8)へトナーを補
    給させ、その後一定時間経過後に前記トナー搬送部材駆
    動装置を作動して前記トナー受部から前記ホッパ部へト
    ナーを搬送させる制御手段と、を有することを特徴とす
    る請求項1のトナー補給装置。
  5. 【請求項5】トナー搬送部材(702)を駆動するトナ
    ー搬送部材駆動装置(720)と、ホッパ部(701)
    に設けられたトナーエンドセンサー(719)と、前記
    トナーエンドセンサがトナーが有ることを検知すると、
    前記トナー搬送部材駆動装置を作動してトナー受部(7
    22)から前記ホッパ部へのトナーを搬送を不能とする
    制御手段と、を有することを特徴とする請求項1のトナ
    ー補給装置。
  6. 【請求項6】トナー搬送部材(702)を駆動するトナ
    ー搬送部材駆動装置(720)と、ホッパ部(701)
    内であって、トナー補給部材(705)のトナー受部
    (722)に近接する側の端部と反対側の端部近傍に設
    けられたトナーエンドセンサー(719)と、前記トナ
    ーエンドセンサがトナーが有ることを検知すると、前記
    トナー搬送部材駆動装置を作動して前記トナー受部から
    前記ホッパ部へのトナーを搬送を不能とし、前記トナー
    エンドセンサがトナーが無いことを検知すると、前記ト
    ナー搬送部材駆動装置を作動して前記トナー受部から前
    記ホッパ部へのトナーを搬送を行わせる制御手段と、を
    有すること特徴とする請求項1のトナー補給装置。
  7. 【請求項7】トナー搬送部材(702)を駆動するトナ
    ー搬送部材駆動装置(717)と、ホッパ部(701)
    内に設けられ、該ホッパ部内でトナーが堆積状態である
    と前記トナー搬送部材駆動源を制御して前記トナー搬送
    部材による該ホッパー内へのトナー搬送を不能とするス
    イッチ(721)と、を有することを特徴とする請求項
    1のトナー補給装置。
  8. 【請求項8】スイッチ(721)をホッパ部(701)
    内であって、トナー補給部材(705)のトナー受部
    (722)に近接する側の端部と反対側の端部近傍に設
    けたことを特徴とする請求項7のトナー補給装置。
  9. 【請求項9】トナー容器(8)を駆動し該トナー容器か
    らトナー受部(722)へトナーを排出させるトナー容
    器駆動源(709)と、ホッパ部(701)内に設けら
    れ、該ホッパ内でトナーが堆積状態であると前記トナー
    容器駆動源を制御して、前記トナー容器から前記トナー
    受部へのトナー排出を不能とするスイッチ(721)
    と、を有すること特徴とする請求項1のトナー補給装
    置。
  10. 【請求項10】スイッチ(721)をホッパ部(70
    1)内におけるトナー補給部材(705)のトナー受部
    (722)に近接する側の端部と反対側の端部近傍に設
    けたことを特徴とする請求項9のトナー補給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016200754A (ja) * 2015-04-13 2016-12-01 シャープ株式会社 画像形成装置と画像形成装置の制御方法と制御プログラムおよび記録媒体

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