JP3533311B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3533311B2
JP3533311B2 JP15003497A JP15003497A JP3533311B2 JP 3533311 B2 JP3533311 B2 JP 3533311B2 JP 15003497 A JP15003497 A JP 15003497A JP 15003497 A JP15003497 A JP 15003497A JP 3533311 B2 JP3533311 B2 JP 3533311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体表面にト
ナー像を形成する現像装置と、そのトナー像を転写材に
転写する転写装置と、トナー像転写後の像担持体表面に
付着する転写残トナーを当該表面から除去するクリーニ
ング装置とを具備し、該クリーニング装置は像担持体表
面から除去したトナーをクリーニング装置外に搬送して
排出させるトナー排出部材を有している画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこ
れらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして
構成される上記形式の画像形成装置は、一般に、クリー
ニング装置から排出されたトナーを廃トナー容器へ搬送
し、これを廃棄するように構成されている。これに対
し、クリーニング装置から排出されたトナーを現像装置
へ搬送し、そのトナーを現像装置において再使用する画
像形成装置も公知である。
【0003】後者の形式の画像形成装置によると、クリ
ーニング装置から排出されたトナーを再使用するので、
トナーの消費量を減らすことができ、ユーザに対する経
済的負担を軽減できる。ところが、クリーニング装置か
ら排出されるトナーには、例えば紙粉などの異物が含ま
れているため、これを現像装置に戻して再使用すると、
像担持体表面に形成されるトナー像の画質が多少劣化す
る欠点を免れない。クリーニング装置から現像装置へ搬
送されるトナー中の異物を除去する装置を備えた画像形
成装置も公知であるが、かかる除去装置を設けても完全
に異物を除去することは難しく、トナー像の画質劣化を
阻止することは困難である。
【0004】このように、クリーニング装置から排出さ
れたトナーを現像装置において再使用する画像形成装置
は、長所と短所を共に有しているため、かかる画像形成
装置を好むユーザと、これを嫌うユーザとがある。例え
ば、最終的に得られる画像の画質が多少悪くとも、トナ
ー消費量の軽減を優先して考えるユーザもいれば、トナ
ー消費量が多少、多くなっても、高画質の画像を得たい
と考えるユーザもいる。
【0005】これに対し、従来は、クリーニング装置か
ら排出されるトナーを現像装置で再使用する形式の画像
形成装置と、このトナーを廃棄する形式の画像形成装置
とに分けられており、前者の画像形成装置は、必ず、ク
リーニング装置から排出されてトナーを再使用するよう
に作動し、後者の画像形成装置は、必ず、そのトナーを
廃棄するように作動する。このため、ユーザの多様な要
求に答えることが難しく、ユーザが画像形成装置を購入
する際の選択の余地が狭められる欠点を免れなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基きなされたものであり、ユーザの多様な要
求に答えることのできる画像形成装置を提供することに
ある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、クリーニング装置から排出されたトナーを搬送する
第1及び第2のトナー搬送手段をそれぞれ設け、その各
トナー搬送手段は、クリーニング装置のトナー排出口下
方に位置する第1及び第2のトナー受け部をそれぞれ有
し、クリーニング装置のトナー排出口から排出されたト
ナーが第1のトナー受け部に落下するように、トナー排
出口並びに第1及び第2のトナー受け部の相対位置を設
定し、前記第1及び第2のトナー受け部は、仕切壁によ
って区切られていると共に、当該仕切壁の上方の空間を
通して互いに連通し、第1及び第2のトナー搬送手段の
一方は、クリーニング装置から排出されたトナーを現像
装置に搬送すべく、当該現像装置に接続され、その他方
は、クリーニング装置から排出されたトナーを廃トナー
容器へ搬送すべく、当該廃トナー容器に接続されてお
り、前記第1のトナー搬送手段の作動とその停止を切換
え制御可能であると共に、トナー排出部材がトナーをク
リーニング装置外へ排出すべく作動し、かつ第1のトナ
ー搬送手段が作動を停止しているとき、第2のトナー搬
送手段が作動するように、第1及び第2のトナー搬送手
段の作動を制御する制御手段を設けたことを特徴とする
画像形成装置を提案する(請求項1)。
【0009】その際、上記請求項1に記載の画像形成装
置において、制御手段は、クリーニング装置のトナー排
出部材が作動し、かつ第1のトナー搬送手段が作動して
いるときも、第2のトナー搬送手段が作動するように、
当該第2のトナー搬送手段を制御すると有利である(請
求項2)。
【0010】また上記請求項1又は2に記載の画像形成
装置において、仕切壁の上方の空間にトナー架橋防止部
材を設けると有利である(請求項3)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って説明する。
【0012】図1は、複写機として構成された画像形成
装置をその正面側から示した部分断面概略図である。こ
こに示した画像形成装置においては、図1には示してい
ない画像形成装置本体の機枠に、像担持体の一例である
ドラム状の感光体1が、その中心軸線のまわりに回転自
在に支持され、画像形成動作時に感光体1は図1におけ
る時計方向に等速度で回転駆動される。
【0013】このとき、その感光体1の表面は、帯電装
置2によって所定の極性に均一に帯電され、その帯電面
には、図示していない原稿からの光像Lが照射される。
このように感光体表面が露光されることによって、ここ
に原稿画像に対応した静電潜像が形成される。この静電
潜像は、これが現像装置3を通るとき、粉体状のトナー
によってトナー像として可視像化される。
【0014】図1に示した現像装置3は、現像剤Dを収
容した現像ケース4と、その内部で回転可能に支持され
た現像ローラ5を有し、回転駆動される現像ローラ5の
周面に現像剤が担持されて搬送され、かかる搬送現像剤
によって感光体1に形成された静電潜像がトナー像とし
て可視像化される。本例の現像装置3では、現像剤Dと
しては、トナーとキャリアを有する粉体状の二成分系現
像剤が用いられているが、キャリアを含まない一成分系
現像剤を用いることもできる。また現像ケース4にはト
ナー補給容器6が接続され、ここにトナーTが収容さ
れ、現像ケース4内の現像剤のトナー濃度が低下したと
き、トナー補給ローラ7が回転して、トナー補給容器6
内のトナーが現像ケース4内の現像剤中に補給される。
【0015】一方、図示していない給紙部から転写材の
一例である転写紙8が給送され、その転写紙8が、感光
体1上のトナー像に整合するタイミングで矢印A方向に
給送され、このとき、転写部9において、感光体表面に
形成されたトナー像が転写装置10の作用によって転写
紙8の表面に転写される。この転写紙8は引き続き矢印
A方向に搬送されて感光体1から離され、図示していな
い定着装置へ搬送され、ここで、転写紙8上に転写され
たトナー像がその転写紙8に定着される。このようにし
て転写紙8はコピー紙として装置外へ排出される。
【0016】トナー像転写後の感光体表面には、転写紙
8に転写されなかった転写残トナーが付着しており、か
かる転写残トナーは、クリーニング装置11によって除
去され、感光体表面が清掃される。清掃後の感光体表面
は除電装置12により除電作用を受けて初期化され、引
き続き前述の動作が実行され、次の転写紙上にトナー像
が転写される。
【0017】上述のように、図示した画像形成装置は、
表面に静電潜像の形成される感光体1より成る像担持体
と、その静電潜像を可視像化して像担持体表面にトナー
像を形成する現像装置3と、そのトナー像を転写材に転
写する転写装置10と、トナー像転写後の像担持体表面
に付着する転写残トナーをその表面から除去するクリー
ニング装置11とを備えている。
【0018】本例のクリーニング装置11は、クリーニ
ングブレード13より成るクリーニング部材と、クリー
ニングケース14と、そのケース14の底部に配置され
たトナー排出部材15とを有している。クリーニングブ
レード13は、ゴムなどの弾性材より成り、感光体1の
軸方向における画像領域、すなわち転写残トナーが付着
する領域の全体に亘って感光体1に対して平行に延びて
いる。そして、その基端部はクリーニングケース14に
固定され、これと反対側の先端エッジ部16が感光体1
の表面に圧接し、その表面に付着した転写残トナーを掻
き取り除去する。クリーニングブレード13の代りにフ
ァーブラシやクリーニングローラ、又は磁気ブラシロー
ラなどのクリーニング部材を用い、或いは複数のクリー
ニング部材を用いることもできる。
【0019】また、図に一例として示したトナー排出部
材15は、回転中心軸17とそのまわりに固定された螺
旋状の羽根18とを有するスクリューコンベアとして構
成され、このトナー排出部材15は、クリーニングケー
ス14の底部に回転自在に配置され、画像形成装置本体
に設けられた図示していない駆動装置によって、例えば
図1における反時計方向に回転駆動される。かかるトナ
ー排出部材15は感光体1に対してほぼ平行に、かつク
リーニングケース14の長手方向(図1の紙面に対して
垂直な方向)に長く延び、図2乃至図4に示すように、
クリーニングケース14の奥側の側壁14aに固設され
たトナー排出管19の内部に突入している。図示した形
態以外のトナー排出部材、例えばワイヤなどの線状体を
コイル状に巻回し、これを回転駆動してトナーを搬送す
る形式のトナー排出部材などを用いることもできる。
【0020】前述のように、クリーニングブレード13
によって感光体1の表面から掻き取られて除去された転
写残トナーは、クリーニングケース14の底部に落下
し、落下したトナーは、クリーニングケース14の底部
に配置されて回転駆動されるトナー排出部材15によっ
て奥側へ向けて搬送され、トナー排出管19を通してそ
の先端のトナー排出口20からクリーニング装置外に排
出される。このように、クリーニング装置11は、像担
持体表面から除去したトナーをクリーニング装置外へ搬
送して排出させるトナー排出部材15を有している。
【0021】以上説明した画像形成装置の構成自体は従
来の画像形成装置と変りはない。その際、従来の画像形
成装置においては、クリーニング装置外に排出されたト
ナーを現像装置に戻してこれを再使用するか、又はその
トナーを廃トナー容器に搬送して、これを廃棄するかの
いずれかの構成が採用されていた。このため、ユーザの
多様な要求に答えることができなかった。
【0022】このような不具合を解消するため、図示し
た画像形成装置は、クリーニング装置11から排出され
たトナーを、ユーザの選択により、現像装置3へ戻し、
或いは図示していない廃トナー容器へと搬送できるよう
に、クリーニング装置11から排出されたトナーを搬送
する第1及び第2のトナー搬送手段21,22(図2乃
至図4)がそれぞれ設けられ、これらによって、クリー
ニング装置11から排出されたトナーを現像装置3又は
廃トナー容器に搬送できるように構成されている。以
下、これらの詳細を明らかにする。
【0023】図2乃至図4に示すように、感光体1とク
リーニング装置11よりもさらに奥側の画像形成装置本
体内に、上述の第1及び第2のトナー搬送手段21,2
2が配置されている。これらのトナー搬送手段21,2
2は、それぞれ第1及び第2のトナー受けケース23,
24を有し、その各トナー受けケース23,24の底部
には、第1及び第2のトナー搬送管25,26がそれぞ
れ接続されている。そして、その各トナー搬送管25,
26と各トナー受けケース23,24を貫通して、第1
及び第2のトナー搬送部材27,28が延びている。
【0024】本例の第1及び第2のトナー搬送部材2
7,28は、前述のトナー排出部材15と同様に、回転
中心軸とそのまわりに固設された螺旋状の羽根とを有す
るスクリューコンベアとして構成されているが、例えば
ワイヤをコイルに巻回して成るトナー搬送部材を用いる
こともできる。また第1のトナー搬送管25は、画像形
成装置本体の機枠を構成する奥側の後側板29にねじに
よって固定され、第2のトナー受けケース24は第1の
トナー受けケース23にねじによって固定され、これら
が後側板29に不動に支持されている。
【0025】第1のトナー搬送部材27は、クラッチ3
0を介して歯付きプーリより成る第1のプーリ31に連
結されており、この第1のプーリ31には、タイミング
ベルトより成る第1の駆動ベルト32が巻き掛けられて
いる。この第1の駆動ベルトは、画像形成装置の主駆動
モータに駆動連結され、そのモータによって、感光体
1、及びクリーニング装置11のトナー排出部材15と
同期して回転駆動され、これによって第1のプーリ31
が回転する。従って、図示していない制御装置からのオ
ン指令信号によりクラッチ30がオンされると、第1の
プーリ31の回転が第1のトナー搬送部材27に伝えら
れ、この搬送部材27が、その中心軸線のまわりを回転
する。逆に制御装置からのオフ指令信号によりクラッチ
30がオフすると、第1のプーリ31からの回転が第1
のトナー搬送部材27に伝えられず、これが停止する。
【0026】一方、第2のトナー搬送部材28の端部に
も、第2の駆動ベルト33が巻き掛けられた第2のプー
リ34が連結されているが、その際、本例の画像形成装
置においては、第2のトナー搬送部材28と第2のプー
リ34の間にクラッチは介在しておらず、これらが直に
固定連結されている。また第2の駆動ベルト33も、前
述の主駆動モータに駆動連結され、感光体1、及びクリ
ーニング装置11のトナー排出部材15と同期して回転
駆動される。
【0027】先に説明したクリーニング装置11のトナ
ー排出管19は、図3及び図4に示すように、画像形成
装置本体の後側板29と第1のトナー受けケース23に
形成された孔を貫通し、その先端部が第1のトナー受け
ケース23の内部にまで突出している。また、第1のト
ナー受けケース23と第2のトナー受けケース24は、
これらに形成された開口部35,36が互いに合致した
状態で隣接配置されている。
【0028】前述のように、クリーニング装置11のク
リーニングブレード13によって感光体1の表面から除
去されたトナーは、トナー排出部材15によってクリー
ニング装置11のトナー排出口20からクリーニング装
置外へ排出されるが、そのトナーは、図3に符号T′を
付して示すように第1のトナー受けケース23の底部に
落下する。このように、本例の画像形成装置において
は、第1のトナー受けケース23の下部が、トナーT′
を受ける第1のトナー受け部37を構成しており、同様
に第2のトナー受けケース24の下部が第2のトナー受
け部38を構成している。
【0029】上述のように、第1及び第2の各トナー搬
送手段21,22は、クリーニング装置11のトナー排
出口20の下方に位置する第1及び第2のトナー受け部
37,38をそれぞれ有しているが、その際、前述のよ
うにクリーニング装置11のトナー排出口20から排出
されたトナーT′が、第2のトナー受け部38ではな
く、第1のトナー受け部37に落下するように、トナー
排出口20並びに第1及び第2のトナー受け部37,3
8の相対位置が設定されている。
【0030】また、第1及び第2のトナー受け部37,
38、すなわち第1及び第2のトナー受けケース23,
24の下部は、これらのケース23,24の一部によっ
て構成された仕切壁39によって区切られていると共
に、その仕切壁39の上方の空間、すなわち各ケース2
3,24の開口部35,36を通して互いに連通してい
る。
【0031】さらに、第1及び第2のトナー搬送手段の
一方、図示した例では第1のトナー搬送手段21は、ク
リーニング装置11から排出されたトナーを図1に示し
た現像装置3に搬送すべく、その現像装置3に接続さ
れ、その他方は、クリーニング装置11から排出された
トナーを図示していない廃トナー容器へ搬送すべく、当
該廃トナー容器に接続されている。より具体的に示す
と、第1のトナー搬送管25は、図1に示した現像装置
3のトナー補給容器6まで延び、その容器内で開口して
いる。そして、この第1のトナー搬送管25内に第1の
トナー搬送部材27が延び、そのトナー搬送部材27が
回転することにより、第1のトナー搬送管25内のトナ
ーをトナー補給容器に搬送する。また第2のトナー搬送
管26は廃トナー容器まで延び、その搬送管26内を第
2のトナー搬送部材が延びている。第1及び第2のトナ
ー搬送管25,26が途中で曲折しているときは、その
内部のトナー搬送部材27,28をそれぞれ複数に分割
し、トナーを確実に搬送できるようにするとよい。
【0032】ここで、画像形成装置を使用するユーザ
が、消費されるトナーの量を軽減すべく、クリーニング
装置11から排出されるトナーT′を現像装置3へ戻し
てこれを再使用することを望むときは、図示していない
操作部の所定のキーを押下してリサイクルモードを選択
する。すると、図示していない制御装置からのオン指令
信号によりクラッチ30がオンする。この状態で画像形
成動作が実行され、従って主駆動モータにより駆動され
る第1の駆動ベルト32と第1のプーリ31の回転がク
ラッチ30を介して第1のトナー搬送部材27に伝えら
れ、これが回転する。この状態で、トナー排出部材15
の回転によって、図3に示すようにクリーニング装置の
クリーニングケース14からトナーT′が排出され、こ
れが第1のトナー受け部37に位置する第1のトナー搬
送部材27上に落下する。このとき、第1のトナー搬送
部材27は回転駆動されているので、ここに落下したト
ナーは、そのトナー搬送部材27の回転により、第1の
トナー搬送管25に案内されながら、現像装置3のトナ
ー補給容器6に搬送される。第1のトナー搬送手段21
を作動させることによって、クリーニング装置11から
排出されたトナーを現像装置3へ搬送するのである。ト
ナー補給容器6に送り込まれたトナーは、前述のように
トナー補給ローラ7が回転することによって現像ケース
4内に補給され、感光体1に形成された静電潜像の可視
像化に供される。クリーニング装置11によって感光体
表面から除去されたトナーT′が、現像装置3において
再使用されるのである。
【0033】前述のように第1のトナー受け部37にト
ナーT′が落下するとき、第1のトナー受け部37と第
2のトナー受け部38は、仕切壁39によって区切られ
ているため、第1のトナー受け部37に落下したトナー
が第2のトナー受け部38に移行することはない。この
ようにして、クリーニング装置11から排出されるトナ
ーT′は全て現像装置3へ送られ、ここで再使用され
る。
【0034】なお、例えば第1のトナー搬送管25の途
中に、トナー中の異物を除去するフィルタ(図示せず)
などから成る異物除去装置を設けると、そのトナー中の
異物の量を少なくでき、かかるトナーによって形成され
るトナー像の画質劣化を抑制でき有利である。
【0035】一方、トナーの消費量が多少増えても、画
像品質を高めたいと考えるユーザは、操作部の所定のキ
ーを押下して高画質モードを選択する。すると、制御装
置からのオフ指令信号によってクラッチ30がオフす
る。この状態で画像形成動作が行われると、第1の駆動
ベルト32と第1のプーリ31の回転は第1のトナー搬
送部材27に伝えられず、このトナー搬送部材27は停
止したままとなる。第1のトナー搬送手段21が作動を
停止するのである。これに対し、主駆動モータに駆動連
結された第2のトナー搬送部材28は回転を続け、第2
のトナー搬送手段22が作動する。
【0036】回転駆動されるトナー排出部材15によっ
て、クリーニング装置11から排出されるトナーT′
は、この場合も第1のトナー受け部37に落下するが、
このとき第1のトナー搬送部材27は停止しているの
で、落下したトナーT′は第1のトナー受け部37に堆
積して行き、その量が多くなると、図4に示すように仕
切壁39を越えて第2のトナー受け部38に流れ込む。
このとき、第2の搬送部材28は回転駆動されているの
で、そのトナーは第2のトナー搬送部材28によって、
第2のトナー搬送管26に案内されながら、図示してい
ない廃トナー容器に搬送される。廃トナー容器に送り込
まれたトナーは、一旦ここで貯留され、最終的には廃棄
される。
【0037】上述のように、本例の画像形成装置は、ク
リーニング装置11から排出されたトナーT′を現像装
置3において再使用すべく、当該トナーを現像装置3へ
搬送するトナー搬送手段と、クリーニング装置11から
排出されたトナーT′を廃トナー容器へ搬送するトナー
搬送手段が設けられていて、クリーニング装置11から
排出されたトナーT′を、これらの複数のトナー搬送手
段のいずれかによって、現像装置3へ搬送するか、又は
廃トナー容器へ搬送するかが切換えられるように構成さ
れている。
【0038】上記構成によって、トナーの消費量を減ら
したいと考えるユーザは、クリーニング装置11から排
出されるトナーを現像装置3へ戻してこれを再使用する
リサイクルモードを選択すればよく、また逆に画像品質
を優先するユーザは、クリーニング装置11から排出さ
れるトナーを廃トナー容器へ搬送する高画質モードを選
択すればよい。このように、ユーザの多様な要求に即座
に答えることができる。
【0039】また、高画質モードで画像形成動作を続け
ているとき、現像装置3のトナー補給容器6内のトナー
Tがなくなり、このときトナーの備えが無かったとして
も、モードをリサイクルモードに切換えれば、クリーニ
ング装置11から排出されるトナーT′をトナー補給容
器6に戻してこれを使用でき、予備トナーの備えがなか
ったときの緊急時に対処することができる。
【0040】また、本例の画像形成装置においては、前
述の操作部、制御装置、第1及び第2駆動ベルト32,
33、第1及び第2のプーリ31,34及びクラッチ3
0は、選択された上述の各モードに応じて、第1及び第
2のトナー搬送手段21,22の作動を制御する制御手
段を構成している。この制御手段は、選択されたモード
に応じて第1のトナー搬送手段21の作動とその停止を
切換え制御可能であると共に、トナー排出部材15がト
ナーをクリーニング装置11外へ排出すべく作動し、か
つ第1のトナー搬送手段21が作動を停止していると
き、第2のトナー搬送手段22が作動するように、第1
及び第2のトナー搬送手段21,22の作動を制御す
る。かかる制御手段を画像形成装置に設けることによっ
て、トナーを廃トナー容器に搬送するか、又はそのトナ
ーを現像装置3へ送り込むかの切換えを確実かつ容易に
行うことができ、動作の信頼性を高めることができる。
【0041】図示した例では、ユーザが操作部のキーを
操作することによってリサイクルモードと高画質モード
を選択するように構成したが、ユーザが操作部を操作し
ないときは、自動的にいずれか一方のモード、例えばリ
サイクルモードが選択され、操作部のキーを押下したと
きだけ、他方のモード、例えば高画質モードが選択され
るように構成することもできる。また、第1のトナー搬
送手段21によって、クリーニング装置11から排出さ
れたトナーT′を廃トナー容器へ搬送し、第2のトナー
搬送手段22によって、クリーニング装置11から排出
されたトナーを現像装置3へ搬送するように構成するこ
ともできる。
【0042】ところで、第1のトナー搬送手段21の作
動時、すなわちその第1のトナー搬送部材27が回転し
ているとき、第2のトナー搬送部材28の回転を止め、
第2のトナー搬送手段が作動を停止するように、制御手
段を構成してもよいが、本例の制御手段は、クリーニン
グ装置11のトナー排出部材15が作動し、かつ第1の
トナー搬送手段21が作動しているときも、第2のトナ
ー搬送手段22が作動するように、その第2のトナー搬
送手段22を制御している。すなわち、第2のトナー搬
送部材28はクラッチを介することなく直接的に第2の
プーリ34に連結され、画像形成動作時にそのプーリ3
4が第2の駆動ベルト33によって常時回転駆動され、
第1のトナー搬送部材27が回転しているときも、第2
のトナー搬送部材28は回転を続けている。かかる構成
により次の如き利点が得られる。
【0043】第1のトナー搬送部材27が回転して第1
のトナー搬送手段21が作動しているとき、何らかの理
由によって、その第1のトナー搬送管25がトナーによ
って詰まるようなトラブルが発生することが考えられ
る。また画像形成装置の何らかの異常によって、クリー
ニング装置11に回収されるトナーが異常に増大し、第
1のトナー搬送部材27上に落下するトナーの量が、そ
のトナー搬送部材27のトナー搬送能力を越える程多く
なることもあり得ないことではない。さらに、クラッチ
30の故障により第1のトナー搬送部材27が回転不能
な状態となることも考えられる。
【0044】このようなトラブルが発生したとすると、
第1のトナー受け部37にトナーが堆積し、そのトナー
は仕切壁39を越えて第2のトナー受け部38へ移行す
る。丁度、図4に示すような状態が生じるのであるが、
このとき、仮に、第2のトナー搬送手段22が作動を停
止して、その第2のトナー搬送部材28が回転していな
かったとすると、そのトナーは第1及び第2トナー受け
部37,38に多量に堆積し、遂にはそのトナーがトナ
ー搬送手段から溢れ出て画像形成装置本体内に飛散し、
画像形成装置本体内をトナーで汚してしまうおそれがあ
る。
【0045】これに対し、本例の画像形成装置では、前
述のように第1のトナー搬送手段21が作動していると
き、第2のトナー搬送手段22も作動するように構成さ
れているので、上述のトラブルが発生し、トナーが第2
のトナー受け部38の方へ移行したときも、そのトナー
を第2のトナー搬送部材28によって廃トナー容器へと
搬送することができ、これによってトナーが溢れ出るよ
うな不具合が発生することを阻止できる。また、第2の
トナー搬送部材28と第2のプーリ34との間にクラッ
チを介在させないので、その構成を簡素化でき、コスト
的にも有利である。
【0046】ところで、第1のトナー搬送手段21の作
動を停止し、第2のトナー搬送手段22によってトナー
を搬送するとき、クリーニング装置11から第1のトナ
ー受け部37に落下したトナーは、仕切壁39を越えて
第2のトナー受け部38に流れ込むが、このとき図4か
らも判るように仕切壁39の上方の空間にトナーが山状
に堆積する。かかる動作が長い時間行われると、山状に
堆積したトナーが架橋し、これによって第1のトナー受
け部37から第2のトナー受け部38へトナーがスムー
ズに流動しなくなるおそれがある。
【0047】そこで、図5に示す実施形態例では、仕切
壁39の上方の空間に、トナー架橋防止部材40が設け
られている。図示したトナー架橋防止部材40は、第2
のトナー受けケース24の外壁面に固着された軸受41
に回転自在に支持された軸42と、その軸42に固着さ
れて仕切壁39の上方に位置する撹拌板43と、第2の
トナー受けケース24の外部に突出した軸42の部分に
固着されたギア44を有し、このギア44に相手ギア
(図示せず)が噛み合い、同じく図示していない駆動モ
ータによってこれらのギアが回転駆動され、これによっ
て軸42と撹拌板43が回転する。これにより仕切壁3
9の上方の堆積トナーの状態は平坦となり、トナーの架
橋発生が阻止される。このようにして常にトナーが第1
のトナー受け部37から第2のトナー受け部38へスム
ーズに流れ込むことができる。
【0048】第1及び第2のトナー受けケース23,2
4の形状、その配置状態を工夫することによってトナー
の架橋を防止することは可能であるが、画像形成装置内
の各要素のレイアウトの制約から、トナーの架橋を完全
に防止できるように、各トナー受けケース23,24を
構成できないこともある。特にこのような場合、上述の
トナー架橋防止部材40を設けると効果的である。
【0049】図5に示した画像形成装置の他の構成は、
図1乃至図4に示したところと変りはない。
【0050】本発明は図示した形式以外の各種形態の画
像形成装置にも広く適用できるものである。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、クリー
ニング装置から排出されたトナーを現像装置へ戻してこ
れを再使用してトナーの消費量を減らしたいと考えるユ
ーザの要望にも、またクリーニング装置から排出される
トナーを廃トナー容器へ搬送して高品質な画像を得たい
と考えるユーザの要望にも対処することができ、かかる
作用効果を簡単かつ確実に達成できる。
【0052】
【0053】請求項2に記載の構成によれば、何らかの
原因で、第1のトナー搬送手段によるトナーの搬送に支
障が生じたときも、トナーが溢れ出るような不具合が発
生することを阻止できる。
【0054】請求項3に記載の構成によれば、第2のト
ナー搬送手段によってトナーを搬送するとき、第1のト
ナー受け部から第2のトナー受け部へトナーをスムーズ
に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を正面側から示した部分断面概略
図である。
【図2】画像形成装置の内部をその奥側から示した斜視
図であって、第2のトナー搬送手段を第1のトナー搬送
手段から分離し、かつ一部を破断して示した図である。
【図3】第1及び第2のトナー受けケースの部分の垂直
断面図である。
【図4】第1のトナー受け部から第2のトナー受け部へ
トナーが移動する様子を示した、図3と同様な断面図で
ある。
【図5】トナー架橋防止部材を設けた例を示す、図4と
同様な断面図である。
【符号の説明】
3 現像装置 10 転写装置 11 クリーニング装置 15 トナー排出部材 20 トナー排出口 21 第1のトナー搬送手段 22 第2のトナー搬送手段 37 第1のトナー受け部 38 第2のトナー受け部 39 仕切壁 40 トナー架橋防止部材 T′ トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平9−54535(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 - 21/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体表面にトナー像を形成する現像
    装置と、そのトナー像を転写材に転写する転写装置と、
    トナー像転写後の像担持体表面に付着する転写残トナー
    を当該表面から除去するクリーニング装置とを具備し、
    該クリーニング装置は像担持体表面から除去したトナー
    をクリーニング装置外に搬送して排出させるトナー排出
    部材を有している画像形成装置において、 前記クリーニング装置から排出されたトナーを搬送する
    第1及び第2のトナー搬送手段をそれぞれ設け、その各
    トナー搬送手段は、クリーニング装置のトナー排出口下
    方に位置する第1及び第2のトナー受け部をそれぞれ有
    し、クリーニング装置のトナー排出口から排出されたト
    ナーが第1のトナー受け部に落下するように、トナー排
    出口並びに第1及び第2のトナー受け部の相対位置を設
    定し、前記第1及び第2のトナー受け部は、仕切壁によ
    って区切られていると共に、当該仕切壁の上方の空間を
    通して互いに連通し、第1及び第2のトナー搬送手段の
    一方は、クリーニング装置から排出されたトナーを現像
    装置に搬送すべく、当該現像装置に接続され、その他方
    は、クリーニング装置から排出されたトナーを廃トナー
    容器へ搬送すべく、当該廃トナー容器に接続されてお
    り、前記第1のトナー搬送手段の作動とその停止を切換
    え制御可能であると共に、トナー排出部材がトナーをク
    リーニング装置外へ排出すべく作動し、かつ第1のトナ
    ー搬送手段が作動を停止しているとき、第2のトナー搬
    送手段が作動するように、第1及び第2のトナー搬送手
    段の作動を制御する制御手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、クリーニング装置のト
    ナー排出部材が作動し、かつ第1のトナー搬送手段が作
    動しているときも、第2のトナー搬送手段が作動するよ
    うに、当該第2のトナー搬送手段を制御する請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記仕切壁の上方の空間にトナー架橋防
    止部材を設けた請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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