JPH07306542A - 電子写真方法 - Google Patents
電子写真方法Info
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- JPH07306542A JPH07306542A JP6099622A JP9962294A JPH07306542A JP H07306542 A JPH07306542 A JP H07306542A JP 6099622 A JP6099622 A JP 6099622A JP 9962294 A JP9962294 A JP 9962294A JP H07306542 A JPH07306542 A JP H07306542A
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Abstract
で、高画質でフィルミングの発生が抑えられる電子写真
方法を提供することを目的とする。 【構成】 固定され回転しない磁石を内部に有する感光
体ドラムを用い、静電潜像を形成した後、電極ローラで
非画像部のトナーを回収する現像工程と、導電性弾性ロ
ーラによる転写工程と、廃トナーリサイクル工程を用い
た電子写真方法において、シリコーンオイルで処理され
たシリカ微粉末と、シュウ酸塩熱分解法で作製されたチ
タン酸バリウム微粒子を有する磁性トナーを用いる電子
写真方法。
Description
クシミリに用いられる電子写真方法に関するものであ
る。
の目的からパーソナルユースへと移行しつつあり小型
化、メンテフリー等を実現する技術が求められている。
そのため廃トナーのリサイクル等のメンテナンス性やオ
ゾン排気が少ない等の条件が必要となる。
プロセスを説明する。先ず、画像形成のために静電潜像
保持体(以下感光体と称す)を帯電する。帯電方法とし
ては、従来から用いられているコロナ帯電器を使用する
もの、また、近年ではオゾン発生量の低減を狙って導電
性ローラを感光体に直接押圧した接触型の帯電方法等に
よって感光体表面を均一に帯電する。感光体を帯電後、
複写機であれば、複写原稿に光を照射して反射光をレン
ズ系を通じて感光体に照射する。或いは、プリンターで
あれば露光光源としての発光ダイオードやレーザーダイ
オードに画像信号を送り、光のON−OFFによって感
光体に潜像を形成する。感光体に潜像(表面電位の高
低)が形成されると感光体は予め帯電された着色粉体で
あるであるトナー(直径が5μm〜15μm程度)によ
って可視像化される。トナーは感光体の表面電位の高低
に従って感光体表面に付着し複写用紙に電気的に転写さ
れる。即ち、トナーは予め正または負に帯電しており複
写用紙の背面からトナー極性と反対の極性の電荷を付与
して電気的に吸引する。これまで、この電荷付与方法と
しては帯電方法と同じくコロナ放電器が広く用いられて
きたが、オゾン発生量の低減のため近年では導電性ロー
ラを用いた転写装置が実用化されている。転写時には感
光体上の全てのトナーが複写用紙に移るのではなく、一
部は感光体上に残留する。この残留トナーはクリーニン
グ部でクリーニングブレード等で掻き落とされ廃トナー
となる。
では、廃トナーは再利用されず廃棄されていた。昨今地
球環境保護の点から、産業廃棄物の無制限な廃棄を規制
することの重要性が叫ばれている。トナーは粉体の消耗
品であり、不用意な廃棄は環境汚染につながる。そのた
めこの廃棄物の再利用は重要課題である。
像化する現像方法としてはカスケード現像法、タッチダ
ウン現像法、ジャンピング現像法などがある。そのなか
で、感光体に直接現像剤を振りかける現像法として米国
特許3105770に示されるカスケード現像が知られ
ている。カスケード現像法は、電子写真方法初の実用複
写機に用いられた現像法である。また現像ローラに交流
バイアスを印加し、一成分トナーを飛翔させ現像する方
法として米国特許3866574がある。この発明では
現像ローラに印加する交流バイアスはトナーの動きを活
性化する目的に用いられ、トナーは画像部には飛翔し、
非画像部では途中で舞い戻ると説明されている。
を改良したものとして、特公昭63ー42256号公報
に示されるジャンピング現像がある。このジャンピング
現像法はトナーをトナー担持体に担持させ、トナー担持
体上に担持体と微小な間隙で剛性体または弾性体の規制
ブレードを設置する。そしてその規制ブレードによりト
ナーを薄層に規制し、現像部まで運び、そこで交流バイ
アスにより感光体の画像部にトナーを付着させる方法で
ある。この特公昭63ー42256号公報の技術思想
は、画像部及び非画像部においてトナーが往復運動する
という点で前述の米国特許3866574と異なるもの
である。
SP2,807,233号公報、特開平3−15558
4号公報などに開示されたトナー像転写装置の構成を示
す概略図である。図5において、100は発泡性または
固体状態のゴムからなり、107Ω位の中抵抗に調整さ
れた転写ローラ、101は転写ローラに電圧印加のため
の電源、102は感光体、103は転写紙(複写用
紙)、104はトナーである。以上のように構成された
転写装置の動作を示す。
よる像が形成されている。今、感光体102の極性を
負、トナー104の極性が正の正規現像を規定する。転
写ローラ100は感光体102に所定の押圧力で接して
いる。転写紙103は感光体102に押し当てられトナ
ー104と接触する。転写ローラ100にはトナー10
4の極性と反対の負電圧が電源装置101から印加され
ているのでトナー104は転写紙103に転写される。
転写ローラ100が転写紙103に接触しているので電
源101から印加する電圧は数百〜3000V程度と低
くすむ。転写紙103は感光体102と転写ローラ10
0の接触点を過ぎ定着部(図示せず)に搬送される。こ
のような転写方法では従来のコロナ放電器と比べて有害
なオゾン発生を極めて少なく抑えられる。
れる静電荷現像用のトナ−は一般的に樹脂成分、顔料も
しくは染料からなる着色成分及び可塑剤、電荷制御剤等
の添加成分によって構成されている。樹脂成分として天
然または合成樹脂が単独あるいは適時混合して使用され
ている。
うな構成では、現像法においては、当技術分野ではよく
知られていることであるが、カスケード現像法は、ベタ
画像再現を苦手としていた。また、装置が大型複雑化す
るという問題点を有していた。さらに米国特許3866
574の現像器は、装置に高い精度が要求され複雑で高
いコストがかかるという欠点を有していた。ジャンピン
グ現像法はトナー層を担持したトナー担持体上に極めて
均一な薄層を形成することが不可欠であった。またこの
方法ではしばしばトナー担持体上のトナー薄層に前画像
の履歴が残り画像に残像が現れる、いわゆるスリーブゴ
ースト現像が発生した。さらに装置が複雑でコストが高
いという欠点もある。
高性能化を実現できる本発明の電子写真方法(特開平5
−72890)を提案した。この電子写真方法の現像法
は固定磁石を内包した感光体と、感光体と所定の間隙を
設けて対向する磁石を有するトナー回収電極ローラ(以
下電極ローラと称す)により非画像部の不要トナーを除
去する構成である。そのためこの現像法はベタ画像を忠
実に再現し、またスリーブゴーストも発生せず、より一
層の装置の小型化、簡素化、低コストが可能になる方式
である。
めには、より高性能化されたトナー特性を必要とする。
この現像法はトナーを薄層に規制する規制ブレードを用
いないため、トナーは層規制されずに感光体と電極ロー
ラとの狭ギャップの空間である現像場に搬送される。そ
のためトナーが摩擦帯電して所望の電荷量を得るために
要する場所と空間が僅かしかなく、トナーは従来以上に
高帯電特性、高流動特性を必要とする。
用されているトナーの流動性のレベルでは、ベタ黒画像
部や中間調画像部にムラが生じたり、また非画像部に地
かぶりが増加する。流動性の低いトナーにこの現象が顕
著に表れる。この原因は流動性の低いトナーでは現像部
材の接触する確率が低いため満足な摩擦帯電量が得られ
ない。またトナー間で摩擦帯電性にばらつきが生じ、均
一なトナー帯電性が得られない。
添剤としてシリカ等を添加させる手段(特公昭54−1
6219号公報)、更に疎水化されたシリカ微紛末を用
いることが提案されている。(特開昭46−5782
号、特開昭48−47345号、特開昭48−4734
6号)。例えばシリカ微紛末とジメチルジクロロシラン
等の有機硅素化合物とを反応させ、シリカ微紛体表面の
シラノール基を有機基で置換し、疎水化したシリカ微紛
末が用いられている。しかしシリカ等の外添剤の添加に
よりトナーの流動性は向上するが、シリカ微粒子は凝集
性が強く、そのためトナー中にシリカ魂等の浮遊物が増
加する。また浮遊したシリカは感光体への付着性が強
い。
圧力が加わると、このシリカ浮遊物が核となり、感光体
に打ち込まれ傷が発生したり、それが核となり感光体上
にトナーが固着するいわゆるトナーフィルミングが発生
する。また磁性体を内添化した磁性トナーでは粉砕時に
表面に磁性体粒子が露出しているため、感光体により傷
を与えやすく、フィルミングの発生を助長する。このフ
ィルミングが発生すると、帯電した感光体を露光する
際、表面電位が落ちにくくなり、例えば反転現像ではベ
タ黒画像部が白く抜けるという画像欠陥が生じる。
し白点ノイズが発生する。感光体への押圧力はクリーニ
ング部でのクリーニングブレードから受ける力がある。
程で転写ローラが感光体に一定の圧力で当接してる構成
である。
で最初にトナーが静電潜像保持体全面に振りかけられ、
現像される。そのため従来の方法に比べて、トナーと感
光体が長く接触していて、よりシリカが付着し易い構成
である。
りトナーフィルミングが発生しやすい構造である。
減少物質として、いわゆるポリフッ化ビニリデン粉のよ
うなものを用いることは、例えば特公昭48−8136
号公報、同48−8141号公報、同51−1130号
公報等において知られている。さらに特開昭48−47
345号公報においてトナー中に摩擦減少物質と研磨物
質の双方を添加することが提案されている。これによれ
ば感光体フィルミング現象を回避するためには有効であ
るが、摩擦減少物質を添加すると、繰り返しの使用によ
り感光体表面に付着する紙粉やオゾン付加物などの低電
気抵抗物質の除去が行われにくくなり、特に高温高湿の
環境下において感光体の潜像が低電気抵抗物によって著
しく損なわれるという欠点がある。
ラが感光体と当接している構成である。そのため単に研
磨剤、摩擦低減物質等を添加するだけでは、転写ローラ
に転写され、クリーニング部へ供給されず、トナーフィ
ルミングの除去効果が得られない。
昭59−219754号公報には第2外添剤としてチタ
ン酸塩系の微粉末を添加することが提案されている。こ
こに記載されている材料は機械的に粉砕されたものを使
用しており、これは形状が不定型であり、感光体上の異
物を除去する効果は得られるが、逆に不定型の突起部分
で感光体に無用な深い傷を与え、画像を乱しかねない。
等の研磨剤をトナーに外添処理する例があるが、これら
の物質はトナーの帯電特性に悪影響を与え、画像濃度の
低下、地かぶりの増加を招いてしまう。
ナーが感光体全面に接触している構成であるため、単に
研磨剤、摩擦低減物質等の微粉末を添加するだけでは、
黒化率の低い原稿を取り続けると、トナー消費は少な
く、研磨剤、摩擦低減物質等のの微粒子のみの選択的な
消費が多くなり、長期使用しているとトナー中からなく
なってしまい、フィルミングに対する効果がなくなって
しまうという課題がある。
ングブレードに付着したままであるとフィルミングに対
する効果が持続するが、転写残りの廃トナーがクリーニ
ングブレードにくると、この廃トナーとともにこれらの
微粒子ががクリーニングブレードから除去されてしま
い、効果が低下してしまう。
ている。従来の複写機、レーザプリンタ、レーザ普通紙
ファックス等では現像工程で感光体上にトナーを現像さ
せ、転写工程でトナーを紙に転写する。このとき一部の
トナーは感光体上に残留する。その一部のトナーはクリ
ーニング工程で掻き落とされる。このクリーニングされ
たトナーが廃トナーとなる。従来の方法、特に一成分現
像法ではほとんど廃トナーは廃棄され、リサイクルされ
ていない。
廃トナーがクリーナ部、現像部で受けるストレスにより
流動性が低下したり、帯電量が変動する。またそのとき
流動性が低下したトナー凝集物が現像のトナー層規制ブ
レードで目詰まりする。
れた廃トナーを再度現像でリサイクルする際、従来のト
ナーでは、廃トナーと現像器内の新しいトナーが混合す
ると帯電量分布が不均一になり、逆極性トナーが増加し
て、複写画像の品質が低下する。
202は感光体、201はトナー担持体である現像スリ
ーブ、203はトナー層規制ブレード、204はトナー
である。この現像法は剛性体または弾性体等のトナー層
規制ブレード203を現像スリーブ201と狭ギャップ
間隔、または接触して設けて、現像スリーブ201上に
トナー204の薄層を形成する構成である。
ブ201に一定の押圧力で接触させ、トナーの薄層形成
を行っている。
ブ201と狭ギャップ間隙を設けて設置されている。
と、廃トナーの凝集物が点線205で示す円内のトナー
層規制ブレード付近で目詰まりを起こし、白抜けが発生
するため、これらが廃トナーをリサイクルしにくくして
いる要因と考えられる。
め、より長寿命化が必要となる。とくに感光体上のトナ
ーフィルミングに対する耐刷性は従来以上に向上させる
必要がある。そのためには外添剤の分散性の向上、凝集
体の低減、均一な付着性が課題となる。
ローラを使用する構成である。導電性弾性ローラを用い
た転写方法では、文字、ラインの中抜け、文字周辺への
トナーの飛び散り等の課題がある。
写紙に転写する場合、転写ローラは感光体に所定の圧力
で接している。このため、文字やライン等ではエッジ現
像となっており、トナーが多くのり、トナーが集中して
いるところは、トナーのない部分に比べて圧力が高ま
り、加圧によるトナー同士の凝集を起こし、転写紙に転
写されない、いわゆる”中抜け”を起こす。低流動性、
低帯電量のトナーに顕著に現れる。感光体上へのトナー
の転写紙への転写はトナーの帯電電荷と外部から加えら
れたトナーの帯電電荷と反対の電荷との引き合いによっ
て行われる。トナーの電荷量が低いとトナーの存在しな
い文字周辺部に飛び散り易い。
したトナーにより、転写時の中抜け、文字の飛び散りが
より急増する。
球環境を汚染することにもなりかねない。すなわちこの
廃トナーをリサイクルし、資源の再活用は地球環境保護
から急務な課題である。
置の小型化、簡素化、低コスト、そしてリサイクルを可
能とする現像法において、高画像濃度、低地かぶりの高
画質を実現する電子写真方法を提供することにある。
で転写時の中抜けや飛び散りを防止できる電子写真方法
を提供することにある。
ングを防止できる電子写真方法を提供することにある。
帯電量、流動性の低下がなく凝集物を生じず、長寿命化
が図られ、リサイクル現像を可能とし、地球環境汚染防
止と資源の再活用を可能にする電子写真方法を提供する
ことを目的とする。
め、本発明の電子写真方法は、静電潜像保持体上に形成
された静電潜像を磁性トナーにより顕像化する現像工程
と、前記静電潜像保持体上の静電潜像を顕像化した前記
磁性トナーを静電力で転写紙に移す転写工程と、前記転
写工程時に一部前記静電潜像保持体に残留する前記磁性
トナーを前記静電潜像保持体から除去するクリーニング
工程と、前記クリーニング工程で除去された前記磁性ト
ナーを再度前記現像工程に戻し再利用するトナーリサイ
クル工程と、を少なくとも有する電子写真方法であっ
て、前記磁性トナーは少なくとも結着樹脂、磁性体、外
添剤から構成され、前記外添剤が、少なくとも、シュウ
酸塩熱分解法によって作製される平均粒径0.1〜4μ
m、窒素吸着によるBET比表面積が0.5〜20m2
/gであるチタン酸バリウム微粉末と、窒素吸着による
BET比表面積が50〜350m2/gでシリコーンオ
イルにより表面処理された負帯電性疎水性シリカ微粉末
からなる磁性トナーを用いる電子写真方法である。
子の静嵩密度が0.2〜1.2g/cm3である磁性ト
ナーを用いる電子写真方法である。
重量に対して15〜70重量%含有する磁性トナーを用
いる電子写真方法である。
子が、磁性トナー100重量部に対して0.1〜5.0
重量部含有する磁性トナーを用いる電子写真方法であ
る。
トナー100重量部に対して0.1〜5.0重量部含有
する磁性トナーを用いる電子写真方法である。
クリーニング手段が弾性体ウレタンブレードである電子
写真方法である。
クリーニング手段がバイアス印加したファーブラシであ
る電子写真方法である。
クリーニング手段がバイアス印加した導電性金属ローラ
である電子写真方法である。
静電潜像保持体と、トナーホッパーと、前記静電潜像保
持体の表面と所定の間隙を有した位置に、内部に磁石を
有するトナー回収電極ローラとを有し、前記静電潜像保
持体に静電潜像を形成した後、前記トナーホッパー内に
位置する前記静電潜像保持体の表面に磁性トナーを磁気
的に吸引し、前記静電潜像保持体の表面に前記磁性トナ
ーを担持させ、前記静電潜像保持体を移動させ、前記ト
ナー回収電極ローラに対向させ、前記静電潜像保持体の
画像部に磁性トナーを残し、非画像部の磁性トナーは前
記トナー回収電極ローラで回収する構成の現像工程と、
前記静電潜像保持体上の静電潜像を顕像化した前記磁性
トナーを静電力で転写紙に移す転写工程と、前記転写工
程時に一部前記静電潜像保持体に残留する前記磁性トナ
ーを前記静電潜像保持体から除去するクリーニング工程
と、前記クリーニング工程で除去された前記磁性トナー
を再度前記現像工程に戻し再利用するトナーリサイクル
工程と、を少なくとも有する電子写真方法であって、前
記磁性トナーは少なくとも結着樹脂、磁性体、外添剤か
ら構成され、前記外添剤が、少なくとも、シュウ酸塩熱
分解法によって作製される平均粒径0.1〜4μm、窒
素吸着によるBET比表面積が0.5〜20m2/gで
あるチタン酸バリウム微粉末と、窒素吸着によるBET
比表面積が50〜350m2/gでシリコーンオイルに
より表面処理された負帯電性疎水性シリカ微粉末からな
る磁性トナーを用いる電子写真方法である。
子の静嵩密度が0.2〜1.2g/cm3である磁性ト
ナーを用いる電子写真方法である。
重量に対して15〜70重量%含有する磁性トナーを用
いる電子写真方法である。
子が、磁性トナー100重量部に対して0.1〜5.0
重量部含有する磁性トナーを用いる電子写真方法であ
る。
トナー100重量部に対して0.1〜5.0重量部含有
する磁性トナーを用いる電子写真方法である。
ナーである電子写真方法である。さらに、本発明は、ク
リーニング工程で、クリーニング手段が弾性体ウレタン
ブレードである電子写真方法である。
クリーニング手段がバイアス印加したファーブラシであ
る電子写真方法である。
クリーニング手段がバイアス印加した導電性金属ローラ
である電子写真方法である。
静電潜像保持体と、トナーホッパーと、前記静電潜像保
持体の表面と所定の間隙を有した位置に、内部に磁石を
有するトナー回収電極ローラとを有し、前記静電潜像保
持体に静電潜像を形成した後、前記トナーホッパー内に
位置する前記静電潜像保持体の表面に前記トナーを磁気
的に吸引し、前記静電潜像保持体の表面に前記トナーを
担持させ、前記静電潜像保持体を移動させ、前記トナー
回収電極ローラに対向させ、前記静電潜像保持体の画像
部にトナーを残し、非画像部のトナーは前記トナー回収
電極ローラで回収する構成の現像工程と、前記静電潜像
保持体に当接する導電性弾性ローラを具備し、前記静電
潜像保持体と前記導電性弾性ローラとの間に転写紙を挿
通するとともに、前記導電性弾性ローラに付与する転写
バイアス電圧により前記静電潜像保持体上の静電潜像を
可視像化した前記トナーを前記転写紙に移す転写工程
と、前記転写工程時に一部前記静電潜像保持体に残留す
る前記磁性トナーを前記静電潜像保持体から除去するク
リーニング工程と、前記クリーニング工程で除去された
前記磁性トナーを再度前記現像工程に戻し再利用するト
ナーリサイクル工程と、を少なくとも有する電子写真方
法であって、前記磁性トナーは少なくとも結着樹脂、磁
性体、外添剤から構成され、前記外添剤が、少なくと
も、シュウ酸塩熱分解法によって作製される平均粒径
0.1〜4μm、窒素吸着によるBET比表面積が0.
5〜20m2/gであるチタン酸バリウム微粉末と、窒
素吸着によるBET比表面積が50〜350m2/gで
シリコーンオイルにより表面処理された負帯電性疎水性
シリカ微粉末からなる磁性トナーを用いる電子写真方法
である。
子の静嵩密度が0.2〜1.2g/cm3である磁性ト
ナーを用いる電子写真方法である。
重量に対して15〜70重量%含有する磁性トナーを用
いる電子写真方法である。
子が、磁性トナー100重量部に対して0.1〜5.0
重量部含有する磁性トナーを用いる電子写真方法であ
る。
トナー100重量部に対して0.1〜5.0重量部含有
する磁性トナーを用いる電子写真方法である。
ナーである電子写真方法である。さらに、本発明は、転
写工程で、弾性ローラの弾性部材が導電性付与剤を添加
したウレタン発泡体である電子写真方法である。
発泡体に分散添加する導電性付与剤がリチウム塩である
電子写真方法である。
クリーニング手段が弾性体ウレタンブレードである電子
写真方法である。
クリーニング手段がバイアス印加したファーブラシであ
る電子写真方法である。
クリーニング手段がバイアス印加した導電性金属ローラ
である電子写真方法である。
る静電潜像保持体を用い、静電潜像を形成した静電潜像
保持体にトナーを振りかけ磁気的に付着させ、電極ロー
ラ部まで担持搬送し、電極ローラに交流バイアスを印加
し、静電潜像保持体の非画像部トナーを静電力と磁力に
よって除去する構成である。
カスケード現像法に、静電潜像保持体内部に磁石を設置
し、電極に交流電圧を印加し、より小型高性能化したも
のである。
が静電潜像保持体に振りかけられたときに現像はほとん
ど終了している。電極ローラ部はトナーをトナー留め内
で循環させると同時に、静電潜像の非画像部のトナーを
回収している。すなわちトナーをトナーホッパーから現
像部まで担持し運ぶのは静電潜像保持体である。電極ロ
ーラはトナー層を担持しない裸の面が静電潜像保持体に
対向する。電極ローラと静電潜像保持体は逆方向回転で
ある。
成がシンプルになっているため、トナーの帯電機会が少
なく、高帯電特性が得られにくい。
した転写工程と組み合わせたとき、転写時の中抜け、文
字周辺の飛び散りを防ぐためには従来以上に磁性トナー
に高流動性、高帯電性が必要である。
ーをリサイクルする方式である。本発明の現像方式で
は、電極ローラと静電潜像保持体が逆方向に回転してい
るため、たとえ流動性が低下して凝集したトナーが回収
部に搬送されても、すぐ回収部から除去できる構成であ
る。
ーラによる転写工程、廃トナーリサイクル工程において
はトナーを従来以上に高流動性、高帯電性に保持しない
と、安定した高品質の画像が得られない。さらに感光体
へのトナーフィルミングに対する耐刷性を従来以上に向
上させる必要があるそこで、表面をシリコーンオイルで
処理された負帯電性疎水性シリカ微粉末を外添剤として
使用すると、負帯電性が高い磁性トナーを得ることがで
き、画質向上につながる。これはシリカ微粒子の表面に
存在する親水基であるシラノール基を完全に被覆してし
まい、表面にシロキサン基が存在するようになり、シリ
カ微粒子が高い負帯電性を有するからである。
性が強く、シリカの凝集体が多く存在し、流動性の低
下、シリカ魂による白点ノイズの発生、さらにフィルミ
ングの発生を助長する。
0〜350m2/gで、一般式(化1)で示されるシリ
コーンオイルで表面処理した負帯電性疎水性シリカを使
用し、さらにチタン酸バリウム微粒子と混合して外添処
理することにより、シリカ凝集物の発生が大きく抑えら
れることが判明した。原因は不明だが、外添処理時にシ
リカにせん断力が加わり、凝集物がほぐされていると推
測する。またこれによってトナーの流動性が向上し、さ
らに帯電性も高められる効果があることが分かった。さ
らに廃トナーをリサイクルしても流動性、帯電性が安定
し高品質な画像が得られることが判明した。
い。重合度nが10以下であると高い負帯電性が得られ
にくい。また重合度nが100以上であると、表面処理
にムラが生じる。
m2/g以下となると、トナーの流動性が低下する。窒
素吸着によるBET比表面積が350m2/g以上にな
ると、凝集性が強くなり、チタン酸バリウム微粒子と混
合しても凝集物の発生を抑えられない。
が得られるだけでは、感光体上でのトナーフィルミング
の発生を抑えることは困難である。シリカはトナーと混
合処理により添加されているため、遊離シリカを完全に
抑えることは出来ないため、どうしても感光体に付着し
てしまう。そのシリカが何らかのストレスにより感光体
に打ち込まれ、それをトリガとしてトナーフィルミング
が発生する。そのストレスはクリーニングブレード、転
写ローラである。特に本発明に係る電子写真方法では、
現像時に感光体全面にトナーを付着させるため、従来の
一成分現像方法と比較してトナーと感光体が常に全面に
接触している構成で、よりトナーフィルミングがより発
生しやすい構成である。さらに廃トナーをリサイクルす
る構成になると、よりフィルミングに対するラチチュー
ドがより狭くなる。
れ形状がほぼ真球状に球形化したチタン酸バリウム微粉
末を外添剤として使用することにより、感光体に無用な
傷を与えること無く、感光体に付着した異物を除去する
ことが可能となる。
て単独で、感光体に付着し、転写工程で転写材に転写さ
れることなくクリーニング部に供給され、クリーニング
ブレードに付着する。このチタン酸バリウム微粒子がク
リーニングブレードに付着することにより、感光体に付
着した異物を除去できる。
吸着によるBET比表面積が0.5〜20m2/g、さ
らに静嵩密度0.2〜1.2g/cm3であるチタン酸
バリウム微粒子を使用することにより、チタン酸バリウ
ム微粒子の分散性が向上し、磁性トナー母体粒子に均一
に付着し、フィルミングに対して有効に作用する。
像時に感光体全面にトナーを付着させるため、トナーに
添加したチタン酸バリウム微粒子が、トナーから遊離し
て無制限に感光体に選択的に付着すると、チタン酸バリ
ウム微粒子のみの消費が進行してしまう。黒化率の低い
原稿を取り続けると、チタン酸バリウム微粒子のみの消
費が多くなり、フィルミングに対する効果が除々に低下
してしまう。それに廃トナーがチタン酸バリウム微粒子
が過剰に存在するようになりリサイクルをしたとき帯電
性、流動性に悪影響を与える。
添加することで、チタン酸バリウム微粒子が適度に磁性
トナー母体粒子に保持されているため、常にトナーが感
光体全面に接触している本発明の電子写真方法の構成で
あっても、黒化率の低い原稿を取り続けても、チタン酸
バリウム微粒子のみの選択的な無制限な消費が抑えられ
るわけである。
ン酸バリウム微粒子が存在し、廃トナーをリサイクルし
ながら、長期使用しても、フィルミングに対する効果が
持続する。
ナー母体粒子と逆極帯電性を有し、その電荷量がブロー
オフ測定法により+3〜+30μC/g、さらに真比重
が5.0〜8.5g/cm3のチタン酸バリウム微粒子
を使用することにより、チタン酸バリウム微粒子の分散
性がより向上し、磁性トナー母体粒子に均一に付着し、
フィルミングに対して有効に作用する。
を有しているため、転写ローラにほとんど付着すること
なく、クリーニングブレード部に供給されるため、フィ
ルミングに対する効果大である。
の帯電性は正帯電性に十分帯電性が得られる。さらにチ
タンカップリング剤や、窒素基を有するカップリング
剤、窒素基を有する有機材料の表面処理等により高い正
帯電性を得ることが可能となる。
バリウム微粒子の分散性が悪化し、凝集物が増加して、
画像欠陥となる。また窒素吸着によるBET比表面積が
20m2/g以上になると同様にチタン酸バリウム微粒
子の分散性が悪化し、凝集物が増加して、画像欠陥とな
る。静嵩密度0.2g/cm3以下になるとチタン酸バ
リウム微粒子の凝集性が強くなり分散が悪化する。
子と遊離し、感光体に無用な傷を与える。窒素吸着によ
るBET比表面積が0.5m2/g以下となると粗大粒
子が多くなり、トナー母体粒子と遊離し、感光体に無用
な傷を与える。静嵩密度1.2g/cm3以上になる
と、分散性が悪化し、感光体への傷の発生が多くなる。
C/g以下になると、チタン酸バリウム微粒子のトナー
母体粒子からの離脱が激しくなり、選択的な消費が進行
してしまう。また転写ローラに付着する量も増加し、フ
ィルミングに対する効果が低下する。チタン酸バリウム
微粒子の電荷量が+30μC/g以上になるとトナー自
体の帯電性に影響を及ぼし、地かぶりが発生する。
と、分散性が悪化する。真比重が8.5g/cm3以上
になると、選択的な消費が進行してしまい、安定した画
像が長期得ることが出来ない。
電子写真方法で、一層の装置の小型化、簡素化、低コス
トが可能な現像法で、高流動性、高帯電性を維持できる
磁性トナーを使用することにより、高画像濃度、低地カ
ブリの画像が得られ、さらに導電性弾性ローラを用いた
転写工程において、文字やライン等のトナーが集中して
いるところで、所定の押圧力で転写してもトナー同士の
凝集が起きにくく、中抜けのない鮮明な画像が得られ
る。
性、帯電量の低下がなく、また感光体上でのトナーフィ
ルミングの発生を防止することができる。
クルにより地球環境汚染防止と資源の再活用を可能にす
る電子写真方法を提供することができる。
分トナーが好ましい。一成分トナーを用いると二成分現
像で必要なキャリアとトナーとの混合撹拌機構やトナー
濃度制御が不必要になるため装置構成が簡略化できる。
造される。トナーは混合、混練、粉砕、外添処理、必要
に応じて分級処理される。
と、その他必要に応じて添加される、離型剤、顔料等の
内添剤を撹拌羽根を具備したミキサー等により均一分散
する処理で、公知の処理方法が用いられる。
て、せん断力により結着樹脂に内添剤を分散させる。こ
のときの混練としては公知の加熱混練機を用いて行なう
ことが出来る。加熱混練機としては、三本ロール型、一
軸スクリュウー型、二軸スクリュウー型、ハ゛ンハ゛リーミキサー
型等の混練物を加熱してせん断力をかけて練る装置を使
用することが出来る。混練処理によって得られた塊をカ
ッターミル等で粗粉砕し、その後ジェットミル粉砕等で
細かく微粉し、さらに必要に応じて気流式分級機で微粉
粒子がカットされ、所望の粒度分布が得られる。
えば固定したステータに対して回転するローラとの微小
な空隙にトナーを投入する方法もある。いずれも公知の
方法が用いられる。
に外添剤が外添処理される。外添処理はヘンシェルミキ
サー、スーパーミキサー等の公知の方法が用いられる。
ル系単量体を重合または共重合したビニル系重合体であ
る。この結着樹脂を構成する単量体のスチレンとしては
例えばスチレン、α−メチルスチレン、P−クロルスチ
レン等のスチレン及びその置換体、アクリル酸アルキル
エステルとしては、例えばアクリル酸、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸アルキルエステ
ルとしては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸ドデシル、メタ
クリル酸ヘキシル、などの二重結合を有するモノカルボ
ン酸及びその置換体等がある。
状重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などの公知の重
合法が採用される。
体は、スチレン系成分を好ましくは50−95重量%成
分として含むものである。スチレンの割合が50重量%
未満であると、トナーの溶融特性が劣り、定着性が不十
分になるし、粉砕性が悪化する。
着樹脂を主要成分としているが、このような主要成分以
外に必要に応じて他の公知の重合体あるいは共重合体を
使用することもできる。例えばポリエステル系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂等がある。
ウム微粒子を添加するが、チタン酸バリウム微粒子はシ
ュウ酸塩熱分解法で作製される。これはTiCl4(a
q)とBaCl2・2H2Oの混合液A(30゜以下に保
持)を作成し、これを80゜に保持したシュウ酸(CO
OH)2・2H2O水溶液中に混合液Aを滴下してBaT
iO(C2O4)・4H2Oを得る。これを600゜以上
に加熱することによりBaTiO3の微粒子が得られ
る。
性は正帯電性に十分帯電性が得られる。さらにチタンカ
ップリング剤や、窒素基を有するカップリング剤、窒素
基を有する有機材料の表面処理等により高い正帯電性を
得ることが可能となる。
ナー100重量部に対して0.1〜5.0重量部が好ま
しい。0.1重量部以下であるとフィルミングに対する
効果が少なく、5.0重量部以上だと凝集性が強くな
り、感光体に無用な傷を与える。
オイルで表面処理された負帯電性の疎水性シリカ微粒子
を添加する。シリカ微粒子としては、好ましくはケイ素
酸ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生成されたシリカ
微粒子で、例えば、四塩化ケイ素ガスの酸水素焔中にお
ける熱分解酸化反応を利用するものである。(化2)に
反応の一般式を示す。
るシリコーンオイルは、好ましい材料はポリジメチルシ
リコーンオイルで、他にアルキル変性シリコーンオイ
ル、フッ素変性シリコーンオイル等が好ましい。
ンシェルミキサー等の混合機を用いて混合する方法、ま
たシリコーンオイルを噴射する方法で行っても良い。
に対して0.1〜5.0重量部が好ましい。トナー同士
の凝集を防ぐために0.1重量部以上の添加量が必要
で、5.0重量部以上だと逆に浮遊シリカが増加する。
じて着色・電荷制御の目的で適当な顔料または染料が配
合される。そのような顔料または染料としてはカーボン
ブラック、鉄黒、グラファイト、ニグロシン、アゾ染料
の金属錯体、フタロシアニンブルー、デュポンオイルレ
ッド、アニリンブルー、ベンジジンイエロー、ローズベ
ンガルやこれら等の混合物があり、電荷量、着色に必要
な量が配合される。
じてWAX等の離型剤が更に配合される。
配合される。磁性粉としては鉄、マンガン、ニッケル、
コバルト、等の金属粉末や鉄、マンガン、ニッケル、コ
バルト、亜鉛等のフェライト等がある。粉体の平均粒径
は1μm以下、特に好ましくは0.6μm以下が好ましい。
添加量は15〜70重量%が好ましい。添加量が15重
量%以下ではトナー飛散が増加する傾向にあり、70重
量%以上ではトナーの帯電量が低下する傾向にあり画質
の劣化を引き起こす傾向にある。
参照しながら説明する。本発明はこれに限定されるもの
ではない。
の一実施例の電子写真装置の断面図を示す。現像方式は
一成分現像方式を用いている。1はフタロシアニンをポ
リカーボネート系バインダ樹脂に分散した有機感光体ド
ラム、2は感光体1と同軸で固定された回転しない磁
石、3は感光体をマイナスに帯電するコロナ帯電器、4
は感光体の帯電電位を制御するグリッド電極、5は信号
光である。
置は、7は磁性一成分トナー、6は感光体1表面に磁性
トナー7を供給するトナーホッパー、8は感光体1とギ
ャップを開けて設定した非磁性電極ローラ、9は電極ロ
ーラ8の内部に設置された固定され回転しない磁石、1
0は電極ローラ8に電圧を印加する交流高圧電源、11
は電極ローラ上のトナーをかきおとすポリエステルフィ
ルム製のスクレーパから構成され、電極ローラ8により
非画像部の余分なトナーを回収する。
をスムーズにし、またトナーが自重で押しつぶされ感光
体と電極ローラとの間でのつまりが発生するのを防止す
るためのダンパーである。
転写ローラで、感光体1に接触するように設定されてい
る。転写ローラは導電性の金属からなる軸の周囲に導電
性弾性部材を設けた弾性ローラである。感光体1への押
し圧力は転写ローラ13一本当たり(約216mm)0
〜2000g、望ましくは500〜1000gである。
これは転写ローラ13を感光体1に圧接するためのバネ
のバネ係数と縮み量の積から測定した。感光体との接触
幅は約0.5mm〜5mmである。転写ローラ13のゴ
ム硬度はアスカーCの測定法(ローラ形状でなく、ブロ
ック片を用いた測定)で80度以下で、望ましくは30
〜40度である。本発明では、弾性ローラ13は直径6
mmのシャフトの周辺に発泡性のリチウム塩を内添した
導電性ウレタンエラストマーを抵抗値107Ω(軸と表
面に電極を設け、両者に500V印加する)にしたもの
を用いた。転写ローラ13全体の外径は16.4mm
で、硬度はアスカーCで40度であった。転写ローラ1
3を感光体1に転写ローラ13の軸を金属バネで押圧す
る事で接触させた。押圧力は約1000gであった。本
発明はこの材料に限定される物ではない。
iゴム、フッ素ゴム等が挙げられるが、ウレタン発泡体
が好ましい。そして導電性を付与するための導電性付与
剤としてはカーボンブラックや、Li2O等のリチウム
塩が好ましい材料である。
導電性部材からなる突入ガイド、15は導電性部材の表
面を絶縁被覆した搬送ガイドである。突入ガイド14と
搬送ガイド15は直接あるいは抵抗を介して接地してい
る。16は転写紙、17は転写ローラ13に電圧印加す
る電圧発生電源である。
リーニングブレード、19は廃トナーを一時的に貯める
クリーニングボックス、23は廃トナーである。
レードを用いたが、バイアス印加したファーブラシや、
導電性金属ローラでも同様の結果となる。
ー6に送る輸送管で、転写残りの廃トナーリサイクルの
工程である。輸送の方式はエアーを使う方式、渦巻状に
送る方式、磁気的、振動式等の方法が考えられるが、限
定はしない。
レードを用いたが、バイアス印加したファーブラシや、
導電性金属ローラでも同様の結果となる。
ある。電極ローラ内部の磁力の方を強くして搬送性を向
上させた。また図中に示す磁石2の磁極角はθは15度
に設定した。感光体1の直径は30mmで、周速60m
m/sで図中の矢印の方向に回転させ用いた。電極ロー
ラ8の直径は16mmで、周速40mm/sで感光体1
の進行方向とは逆方向(図中の矢印方向)に回転させ用
いた。感光体1と電極ローラ8とのギャップは300μ
mに設定した。
4.5kV、グリッド4の電圧−500V)で、ー50
0Vに帯電させた。この感光体1にレーザ光5を照射し
静電潜像を形成した。このとき感光体1の露光電位はー
90Vであった。この感光体1表面上に、トナー7をト
ナーホッパー6内で磁石により付着させた。次に感光体
1を電極ローラ8の前を通過させた。感光体1の未帯電
域の通過時には、電極ローラ8には交流高圧電源10に
より、0Vの直流電圧を重畳した750V0-p(ピーク
・ツー・ピーク 1.5kV)の交流電圧(周波数1k
Hz)を印加した。その後、ー500Vに帯電し静電潜
像が書き込まれた感光体1の通過時には、電極ローラ8
には交流高圧電源10により、ー350Vの直流電圧を
重畳した750V0-p(ピーク・ツー・ピーク 1.5
kV)の交流電圧(周波数1kHz)を印加した。する
と感光体1の帯電部分に付着したトナーは電極ローラ8
に回収され、感光体1上には画像部のみのネガポジ反転
したトナー像が残った。矢印方向に回転する電極ローラ
8に付着したトナーは、スクレーパ11によってかきと
り、再びトナーホッパー6内に戻し次の像形成に用い
た。こうして感光体1上に得られたトナー像を、転写紙
に、転写ローラ13によって転写した後、定着器(図示
せず)により熱定着して複写画像が得られる。
説明する。本発明はこれに限定されるものではない。
材料組成の一実施例を示す。
を(表2)に示す。流動性は静嵩密度で定義した。測定
はホソカワミクロン社製パウダーテスタPT−E型を使
用した。帯電量はブローオフ法で、サンプル0.2g秤
量し、エア圧0.2kgf/cm2で180secブロ
ーし、測定した。測定条件はノンコートフェライトキャ
リアとトナー濃度10%で混合し、100mlのポリエ
チレンボトルに入れ、回転数60rpmで10min間
撹拌した。
剤と、その外添剤の特性を示す。TA−1、TA−2は
シュウ酸塩熱分解法で作製したチタン酸バリウム微粒
子、TB−1はチタン酸鉛、TB−2はアルミナ微粉末
である。
電量を測定する条件と同じで、異なるのは、ノンコート
フェライトキャリアの代わりに、粉砕前の粗粉砕された
磁性トナー母体粒子を開口径100μm径)のメッシュ
でふるい処理したものを使用した。混合濃度は10%で
ある。
島津製作所製比表面積測定装置FlowSorb2−2
300を使用した。
ワミクロン社製パウダーテスタPT−E型を使用した。
る。(表1)に示した混合物をヘンシェルミキサーFM
20B(三井三池社製)にて混合する。その混合物を二
軸混練押出機PCM30(池貝鉄工社製)にて加熱混練
する。混練物を粗粉砕機ロートプレックス(アルピネ社
製)にて2mm以下の大きさに粗粉砕する。そしてジェ
ットミル粉砕機IDS−2型(日本ニューマティック工
業社製)にて微粉砕を行う。粉砕物を気流分級機DS2
型(日本ニューマティック工業社製)にて微粉をカット
する。以上の処理により平均粒径8μmの磁性トナー母
体粒子が得られた。その後外添剤を外添処理した。
4)に示す。
メチルシリコーンオイルで処理された疎水性シリカを使
用した。
高流動性、高帯電性を示していることがわかる。
酸バリウム微粒子が他の粒子よりも、磁性トナー母体粒
子に対して逆帯電性で、かつ高く保持していることが分
かる。
明の磁性トナーA1で複写テストを行った。画像濃度を
反射濃度計(マクベス社)で測定し、評価を行なった。
その結果、横線の乱れやトナーの飛び散り、文字の中抜
けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が1.4の16本
/mmの画線をも再現した極めて高解像度高画質の画像
が得られた。画像濃度1.4以上の高濃度の画像が得ら
れた。非画像部の地かぶりは発生していない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
後のトナーの流動性と画像濃度を示している。
度とも変化が少なく安定した特性を示していることが分
かる。
料組成を(表6)に示す。
メチルシリコーンオイルで処理された疎水性シリカを使
用した。
明の磁性トナーA2で複写テストを行った。画像濃度を
反射濃度計(マクベス社)で測定し、評価を行なった。
その結果、横線の乱れやトナーの飛び散り、文字の中抜
けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が1.4の16本
/mmの画線をも再現した極めて高解像度高画質の画像
が得られた。画像濃度1.4以上の高濃度の画像が得ら
れた。非画像部の地かぶりは発生していない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
の一実施例の電子写真装置の断面図を示す。現像方式は
一成分現像方式を用いている。転写工程にコロナ転写帯
電器21を用いた以外は実施例1の図1と同様な構成で
ある。
明の磁性トナーA1で複写テストを行った。画像濃度を
反射濃度計(マクベス社)で測定し、評価を行なった。
その結果、横線の乱れやトナーの飛び散り、文字の中抜
けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が1.4の16本
/mmの画線をも再現した極めて高解像度高画質の画像
が得られた。画像濃度1.4以上の高濃度の画像が得ら
れた。非画像部の地かぶりは発生していない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
用いて、本発明の磁性トナーA2で複写テストを行っ
た。画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評
価を行なった。その結果、横線の乱れやトナーの飛び散
り、文字の中抜けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が
1.4の16本/mmの画線をも再現した極めて高解像
度高画質の画像が得られた。画像濃度1.4以上の高濃
度の画像が得られた。非画像部の地かぶりは発生してい
ない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
の一実施例の電子写真装置の断面図を示す。現像方式は
一成分現像方式を用いている。1はフタロシアニンをポ
リカーボネート系バインダ樹脂に分散した有機感光体ド
ラム、3は感光体をマイナスに帯電するコロナ帯電器、
4は感光体の帯電電位を制御するグリッド電極、5は信
号光である。
置は、磁性一成分トナー7、内部に磁石を有し、感光体
1とギャップを開けて設定した非磁性現像スリーブ3
2、トナーポッパ31、剛性トナー層規制ドクターブレ
ード33、現像スリーブ32にバイアスを印加する電源
34から構成される。
転写ローラで、感光体1に接触するように設定されてい
る。転写工程、クリーニング工程、廃トナーリサイクル
工程は実施例1の図1と同様な構成である。
明の磁性トナーA1で複写テストを行った。画像濃度を
反射濃度計(マクベス社)で測定し、評価を行なった。
その結果、横線の乱れやトナーの飛び散り、文字の中抜
けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が1.4の16本
/mmの画線をも再現した極めて高解像度高画質の画像
が得られた。画像濃度1.4以上の高濃度の画像が得ら
れた。非画像部の地かぶりは発生していない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
用いて、本発明の磁性トナーA2で複写テストを行っ
た。画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評
価を行なった。その結果、横線の乱れやトナーの飛び散
り、文字の中抜けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が
1.4の16本/mmの画線をも再現した極めて高解像
度高画質の画像が得られた。画像濃度1.4以上の高濃
度の画像が得られた。非画像部の地かぶりは発生してい
ない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
の一実施例の電子写真装置の断面図を示す。現像方式は
一成分現像方式を用いている。転写工程にコロナ転写帯
電器21を用いた以外は実施例5の図3と同様な構成で
ある。
明の磁性トナーA1で複写テストを行った。画像濃度を
反射濃度計(マクベス社)で測定し、評価を行なった。
その結果、横線の乱れやトナーの飛び散り、文字の中抜
けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が1.4の16本
/mmの画線をも再現した極めて高解像度高画質の画像
が得られた。画像濃度1.4以上の高濃度の画像が得ら
れた。非画像部の地かぶりは発生していない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
用いて、本発明の磁性トナーA2で複写テストを行っ
た。画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評
価を行なった。その結果、横線の乱れやトナーの飛び散
り、文字の中抜けなどがなくベタ黒画像が均一で濃度が
1.4の16本/mmの画線をも再現した極めて高解像
度高画質の画像が得られた。画像濃度1.4以上の高濃
度の画像が得られた。非画像部の地かぶりは発生してい
ない。
ら、10000枚の長期複写テストを行った。1000
0枚後のトナ−の流動性の低下はなく、高い電荷量を維
持し、感光体上にフィルミングは発生していない。初期
の画像に比べて遜色のない高濃度、低地カブリの複写画
像が得られた。トナーのリサイクルも良好に行えた。
1と同様の組成、処方で磁性トナーB1を試作した。
(表7)に磁性トナーB1の材料組成を示す。
ロロシランで表面処理された疎水性シリカを使用した。
いて、磁性トナーB1で複写テストを行った。画像濃度
を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評価を行なっ
た。その結果、若干画像濃度が低く、地かぶりが多い画
像となった。
りからトナーフィルミングが発生した。
1と同様の組成、処方で磁性トナーB1を試作した。
(表8)に磁性トナーB1の材料組成を示す。
面処理された疎水性シリカとアルミナ微粉末を使用し
た。
磁性トナーB2で複写テストを行った。画像濃度を反射
濃度計(マクベス社)で測定し、評価を行なった。その
結果、若干画像濃度が低く、地かぶりが多い画像となっ
た。
りからトナーフィルミングが発生した。
写真装置を用いて、磁性トナーB1で複写テストを行っ
た。画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評
価を行なった。その結果、若干画像濃度が低く、地かぶ
りが多い画像となった。
りからトナーフィルミングが発生した。
写真装置を用いて、磁性トナーB2で複写テストを行っ
た。画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評
価を行なった。その結果、若干画像濃度が低く、地かぶ
りが多い画像となった。
りからトナーフィルミングが発生した。
写真装置を用いて、磁性トナーB1で複写テストを行っ
た。画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評
価を行なった。その結果、若干画像濃度が低く、地かぶ
りが多い画像となった。
りからトナーフィルミングが発生した。
写真装置を用いて、磁性トナーB2で複写テストを行っ
た。画像濃度を反射濃度計(マクベス社)で測定し、評
価を行なった。その結果、若干画像濃度が低く、地かぶ
りが多い画像となった。
りからトナーフィルミングが発生した。
とした以外は実施例1と同様の組成でトナーを試作し
た。トナー飛散が多く実用的な特性は得られなかった。
とした以外は実施例1と同様の組成でトナーを試作し
た。帯電量が低く、地カブリが多く実用的な特性は得ら
れなかった。
量部とした以外は実施例1と同様の組成でトナーを試作
した。流動性が悪く、実用的な特性は得られなかった。
とした以外は実施例1と同様の組成でトナーを試作し
た。シリカ凝集物が多く、ベタ黒画像部に白点が多く付
着し、実用的な特性は得られなかった。
添加量を0.05重量部とした以外は実施例1と同様の
組成でトナーを試作した。
りからトナーフィルミングが発生し、実用的な画像は得
られなかった。
添加量を6重量部とした以外は実施例1と同様の組成で
トナーを試作した。チタン酸バリウム微粒子の凝集物が
多く、感光体に傷が多く発生し、実用的な特性は得られ
なかった。
し移動する静電潜像保持体と、静電潜像保持体の表面と
所定の間隙を有した位置に設置され、内部に磁石を有す
る電極ローラを有する電極ローラからなる現像工程と、
導電性弾性ローラを用いた転写工程と、クリーニング工
程と、廃トナーをリサイクルする工程を有する電子写真
方法であって、平均粒径、比表面積、で規定されるシュ
ウ酸塩熱分解法で作製されたチタン酸バリウム微粒子と
シリコーンオイルで表面処理されるシリカ微粉末を含有
することにより、高流動性、高帯電性のトナーが得ら
れ、高性能、小型、低コスト現像法において、高濃度、
低地かぶりの高画質を実現できる。
をリサイクルしても、感光体上でのトナーフィルミング
の発生を抑えられ、安定した画像が得られる電子写真方
法を提供することが出来る。
電子写真装置の主要部を示す断面図
電子写真装置の主要部を示す断面図
電子写真装置の主要部を示す断面図
電子写真装置の主要部を示す断面図
Claims (28)
- 【請求項1】静電潜像保持体上に形成された静電潜像を
磁性トナーにより顕像化する現像工程と、 前記静電潜像保持体上の静電潜像を顕像化した前記磁性
トナーを静電力で転写紙に移す転写工程と、 前記転写工程時に一部前記静電潜像保持体に残留する前
記磁性トナーを前記静電潜像保持体から除去するクリー
ニング工程と、 前記クリーニング工程で除去された前記磁性トナーを再
度前記現像工程に戻し再利用するトナーリサイクル工程
と、を少なくとも有する電子写真方法であって、 前記磁性トナーは少なくとも結着樹脂、磁性体、外添剤
から構成され、 前記外添剤が、少なくとも、シュウ酸塩熱分解法によっ
て作製される平均粒径0.1〜4μm、窒素吸着による
BET比表面積が0.5〜20m2/gであるチタン酸
バリウム微粉末と、 窒素吸着によるBET比表面積が50〜350m2/g
でシリコーンオイルにより表面処理された負帯電性疎水
性シリカ微粉末からなる磁性トナーを用いることを特徴
とする電子写真方法。 - 【請求項2】チタン酸バリウム微粒子の静嵩密度が0.
2〜1.2g/cm3である磁性トナーを用いることを
特徴とする請求項1記載の電子写真方法。 - 【請求項3】磁性体が、磁性トナー重量に対して15〜
70重量%含有する磁性トナーを用いることを特徴とす
る請求項1記載の電子写真方法。 - 【請求項4】チタン酸バリウム微粒子が、磁性トナー1
00重量部に対して0.1〜5.0重量部含有する磁性
トナーを用いることを特徴とする請求項1記載の電子写
真方法。 - 【請求項5】シリカ微粉末が、磁性トナー100重量部
に対して0.1〜5.0重量部含有する磁性トナーを用
いることを特徴とする請求項1記載の電子写真方法。 - 【請求項6】クリーニング工程で、クリーニング手段が
弾性体ウレタンブレードであることを特徴とする請求項
1記載の電子写真方法。 - 【請求項7】クリーニング工程で、クリーニング手段が
バイアス印加したファーブラシであることを特徴とする
請求項1記載の電子写真方法。 - 【請求項8】クリーニング工程で、クリーニング手段が
バイアス印加した導電性金属ローラであることを特徴と
する請求項1記載の電子写真方法。 - 【請求項9】固定磁石を内包し移動する静電潜像保持体
と、トナーホッパーと、前記静電潜像保持体の表面と所
定の間隙を有した位置に、内部に磁石を有するトナー回
収電極ローラとを有し、前記静電潜像保持体に静電潜像
を形成した後、前記トナーホッパー内に位置する前記静
電潜像保持体の表面に磁性トナーを磁気的に吸引し、前
記静電潜像保持体の表面に前記磁性トナーを担持させ、
前記静電潜像保持体を移動させ、前記トナー回収電極ロ
ーラに対向させ、前記静電潜像保持体の画像部に磁性ト
ナーを残し、非画像部の磁性トナーは前記トナー回収電
極ローラで回収する構成の現像工程と、 前記静電潜像保持体上の静電潜像を顕像化した前記磁性
トナーを静電力で転写紙に移す転写工程と、 前記転写工程時に一部前記静電潜像保持体に残留する前
記磁性トナーを前記静電潜像保持体から除去するクリー
ニング工程と、 前記クリーニング工程で除去された前記磁性トナーを再
度前記現像工程に戻し再利用するトナーリサイクル工程
と、を少なくとも有する電子写真方法であって、 前記磁性トナーは少なくとも結着樹脂、磁性体、外添剤
から構成され、 前記外添剤が、少なくとも、シュウ酸塩熱分解法によっ
て作製される平均粒径0.1〜4μm、窒素吸着による
BET比表面積が0.5〜20m2/gであるチタン酸
バリウム微粉末と、 窒素吸着によるBET比表面積が50〜350m2/g
でシリコーンオイルにより表面処理された負帯電性疎水
性シリカ微粉末からなる磁性トナーを用いることを特徴
とする電子写真方法。 - 【請求項10】チタン酸バリウム微粒子の静嵩密度が
0.2〜1.2g/cm 3である磁性トナーを用いるこ
とを特徴とする請求項9記載の電子写真方法。 - 【請求項11】磁性体が、磁性トナー重量に対して15
〜70重量%含有する磁性トナーを用いることを特徴と
する請求項9記載の電子写真方法。 - 【請求項12】チタン酸バリウム微粒子が、磁性トナー
100重量部に対して0.1〜5.0重量部含有する磁
性トナーを用いることを特徴とする請求項9記載の電子
写真方法。 - 【請求項13】シリカ微粉末が、磁性トナー100重量
部に対して0.1〜5.0重量部含有する磁性トナーを
用いることを特徴とする請求項9記載の電子写真方法。 - 【請求項14】磁性トナーは一成分トナーであることを
特徴とする請求項9記載の電子写真方法。 - 【請求項15】クリーニング工程で、クリーニング手段
が弾性体ウレタンブレードであることを特徴とする請求
項9記載の電子写真方法。 - 【請求項16】クリーニング工程で、クリーニング手段
がバイアス印加したファーブラシであることを特徴とす
る請求項9記載の電子写真方法。 - 【請求項17】クリーニング工程で、クリーニング手段
がバイアス印加した導電性金属ローラであることを特徴
とする請求項9記載の電子写真方法。 - 【請求項18】固定磁石を内包し移動する静電潜像保持
体と、トナーホッパーと、前記静電潜像保持体の表面と
所定の間隙を有した位置に、内部に磁石を有するトナー
回収電極ローラとを有し、前記静電潜像保持体に静電潜
像を形成した後、前記トナーホッパー内に位置する前記
静電潜像保持体の表面に前記トナーを磁気的に吸引し、
前記静電潜像保持体の表面に前記トナーを担持させ、前
記静電潜像保持体を移動させ、前記トナー回収電極ロー
ラに対向させ、前記静電潜像保持体の画像部にトナーを
残し、非画像部のトナーは前記トナー回収電極ローラで
回収する構成の現像工程と、 前記静電潜像保持体に当接する導電性弾性ローラを具備
し、前記静電潜像保持体と前記導電性弾性ローラとの間
に転写紙を挿通するとともに、前記導電性弾性ローラに
付与する転写バイアス電圧により前記静電潜像保持体上
の静電潜像を可視像化した前記トナーを前記転写紙に移
す転写工程と、 前記転写工程時に一部前記静電潜像保持体に残留する前
記磁性トナーを前記静電潜像保持体から除去するクリー
ニング工程と、 前記クリーニング工程で除去された前記磁性トナーを再
度前記現像工程に戻し再利用するトナーリサイクル工程
と、を少なくとも有する電子写真方法であって、 前記磁性トナーは少なくとも結着樹脂、磁性体、外添剤
から構成され、 前記外添剤が、少なくとも、シュウ酸塩熱分解法によっ
て作製される平均粒径0.1〜4μm、窒素吸着による
BET比表面積が0.5〜20m2/gであるチタン酸
バリウム微粉末と、 窒素吸着によるBET比表面積が50〜350m2/g
でシリコーンオイルにより表面処理された負帯電性疎水
性シリカ微粉末からなる磁性トナーを用いることを特徴
とする電子写真方法。 - 【請求項19】チタン酸バリウム微粒子の静嵩密度が
0.2〜1.2g/cm 3である磁性トナーを用いるこ
とを特徴とする請求項18記載の電子写真方法。 - 【請求項20】磁性体が、磁性トナー重量に対して15
〜70重量%含有する磁性トナーを用いることを特徴と
する請求項18記載の電子写真方法。 - 【請求項21】チタン酸バリウム微粒子が、磁性トナー
100重量部に対して0.1〜5.0重量部含有する磁
性トナーを用いることを特徴とする請求項18記載の電
子写真方法。 - 【請求項22】シリカ微粉末が、磁性トナー100重量
部に対して0.1〜5.0重量部含有する磁性トナーを
用いることを特徴とする請求項18記載の電子写真方
法。 - 【請求項23】磁性トナーは一成分トナーであることを
特徴とする請求項18記載の電子写真方法。 - 【請求項24】転写工程で、弾性ローラの弾性部材が導
電性付与剤を添加したウレタン発泡体であることを特徴
とする請求項18記載の電子写真方法。 - 【請求項25】転写工程で、ウレタン発泡体に分散添加
する導電性付与剤がリチウム塩であることを特徴とする
請求項18記載の電子写真方法。 - 【請求項26】クリーニング工程で、クリーニング手段
が弾性体ウレタンブレードであることを特徴とする請求
項18記載の電子写真方法。 - 【請求項27】クリーニング工程で、クリーニング手段
がバイアス印加したファーブラシであることを特徴とす
る請求項18記載の電子写真方法。 - 【請求項28】クリーニング工程で、クリーニング手段
がバイアス印加した導電性金属ローラであることを特徴
とする請求項18記載の電子写真方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09962294A JP3734844B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 電子写真方法 |
US08/419,988 US5561019A (en) | 1994-04-22 | 1995-04-11 | Magnetic toner |
EP95105822A EP0681224A1 (en) | 1994-04-22 | 1995-04-19 | Magnetic toner |
US08/679,130 US5702858A (en) | 1994-04-22 | 1996-07-12 | Toner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09962294A JP3734844B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 電子写真方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07306542A true JPH07306542A (ja) | 1995-11-21 |
JP3734844B2 JP3734844B2 (ja) | 2006-01-11 |
Family
ID=14252196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09962294A Expired - Fee Related JP3734844B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-05-13 | 電子写真方法 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007108681A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-04-26 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ、その組み立て方法及び画像形成装置 |
US8080357B2 (en) | 2006-01-30 | 2011-12-20 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | External additive for toner and method for producing the same |
US8846288B2 (en) | 2006-01-30 | 2014-09-30 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | External additive for toner and method for producing the same |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP09962294A patent/JP3734844B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007108681A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-04-26 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ、その組み立て方法及び画像形成装置 |
US8080357B2 (en) | 2006-01-30 | 2011-12-20 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | External additive for toner and method for producing the same |
US8846288B2 (en) | 2006-01-30 | 2014-09-30 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | External additive for toner and method for producing the same |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3734844B2 (ja) | 2006-01-11 |
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