JPH073063U - 自動販売機の商品サンプル - Google Patents

自動販売機の商品サンプル

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Publication number
JPH073063U
JPH073063U JP3032093U JP3032093U JPH073063U JP H073063 U JPH073063 U JP H073063U JP 3032093 U JP3032093 U JP 3032093U JP 3032093 U JP3032093 U JP 3032093U JP H073063 U JPH073063 U JP H073063U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
cup
product
light
base member
Prior art date
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Pending
Application number
JP3032093U
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English (en)
Inventor
俊郎 藤井
芳和 斉藤
昭一 北沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3032093U priority Critical patent/JPH073063U/ja
Publication of JPH073063U publication Critical patent/JPH073063U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純な構造で、光むらの生ずることの無いラ
イトアップを可能にする自動販売機の商品サンプルを提
供することを目的とする。 【構成】 商品ディスプレイ4内に飾り置かれ、下側か
ら内部に照明光を導入するようにした自動販売機1の商
品サンプル5において、商品を表示すると共に透光性の
材料で構成されたサンプル本体21と、サンプル本体2
1の底部周縁23bからサンプル本体21内に立ち上が
り、かつサンプル本体21の周壁部23aに対向するよ
うに設けられた光拡散透過部材25とを備えたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、飲料用の自動販売機の商品ディスプレイ内に飾り置かれ、 内部から照明を行うようにした自動販売機の商品サンプルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の自動販売機の商品サンプルとして、例えば特開昭63−291190 号公報に記載のもの、および実開昭64−46882号公報に記載のものが知ら れている。前者の商品サンプルは、外周面を該当する缶飲料と全く同一のデザイ ンとした円筒形の透光性の材料で構成されている。商品サンプルの下端部は、照 明光を下側から導入できるように開放されており、また、上端部は、導入された 照明光を商品サンプルの周壁に向かって反射する反射部材により閉塞されている 。照明光は、商品サンプルの下側から商品サンプル内に導かれ、一部は直接商品 サンプルの周壁を透過し、また一部は反射部材で反射した後、商品サンプルの周 壁を透過する。これにより、商品サンプルのライトアップが行なわれるようにな っている。
【0003】 一方、後者の商品サンプルは、筒状の基部材に面発光体を巻装すると共に、面 発光体の表面に、更に、該当する缶飲料と全く同一デザインの透光フィルムを巻 装して構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような前者の商品サンプルでは、商品サンプルの周壁に、導入された照明 光が直接透過する部分と、反射部材の反射して間接的に透過する部分とが生ずる 。このため、商品サンプルの周壁に投射される照明光にむらが生じ易く、商品サ ンプル全体を均一にライトアップできない不具合があった。
【0005】 一方、後者の商品サンプルでは、上記のような不具合はないが、面発光体を装 着することにより、商品サンプル自体の構造が複雑になると共に、かなりのコス ト高になる問題があった。
【0006】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、単純な構造で、光 むらの生ずることの無いライトアップを可能にする自動販売機の商品サンプルを 提供することをその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案の商品サンプルは、商品ディスプレイ内に飾り置 かれ、下側から内部に照明光を導入するようにした自動販売機の商品サンプルに おいて、商品を表示すると共に透光性の材料で構成されたサンプル本体と、サン プル本体の底部周縁からサンプル本体内に立ち上がり、かつサンプル本体の周壁 部に対向するように設けられた光拡散透過部材とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案の自動販売機の商品サンプルによれば、サンプル本体の底部からサンプ ル本体内に導入された照射光は、光拡散透過部材により透過拡散されてサンプル 本体の周壁部側に投射される。この場合、光拡散透過部材は、サンプル本体の底 部周縁から立ち上がり、しかもサンプル本体の周壁部に対向するように設けられ ているので、照射光は全てこの光拡散透過部材を介して間接的に、かつ拡散して サンプル本体の周壁部に投射される。したがって、サンプル本体の周壁部は、照 明光により均一にライトアップされる。また、従来のものと同様の光源を用いる ことができ、構造を単純化できると共に、コストアップを抑制することができる 。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本考案の一実施例に係る商品サンプルを、カップ 式自動販売機のサンプルカップに適用した場合について説明する。図1は、サン プルカップを組み込んだカップ式自動販売機の正面図であり、この自動販売機は 、コーヒー、コーラ、ジュースおよびウーロン茶などの多種類の飲料をカップで 販売するものである。
【0010】 同図に示すように、この自動販売機1は、各種飲料の原料を貯蔵すると共に、 飲料を調理する内部装置を備えた自動販売機本体2と、自動販売機本体2の前面 開口を開閉するメインドア3とで構成されている。メインドア3の前面には、商 品ディスプレイ4が広く設けられており、その上半部には、各5個のサンプルカ ップ5を3段に飾り置く棚状の3個のサンプル台6と、各サンプルカップ5に対 応してサンプル台6に設けたセレクションボタン7とが配設されている。また、 商品ディスプレイ4の右中間部には、コイン投入口8、返却レバー9などから成 る接客部が設けられている。一方、商品ディスプレイ4の下部には、商品取出口 10が設けられ、また、接客部の下方には、コイン返却口11が設けられている 。
【0011】 図2は、商品ディスプレイ4の断面構造を示しており、同図に示すように、商 品ディスプレイ4は、メーカー名などが印刷された後部側の看板12と、透明な 樹脂などで構成された前部側の前面パネル13との間に空間を有し、この空間内 に、サンプル台6を配設して構成されている。サンプル台6は、断面矩形の型材 で構成され、看板12に固定されている。サンプル台6の前端には、前面パネル 13のボタン穴13aを貫通してセレクションボタン7が取り付けられており、 このセレクションボタン7と背合わせに、サンプル台6の内部には、図示しない がセレクションボタン7用の各種の配線が収容されている。サンプル台6の内部 中央には、看板12に固定された蛍光灯14が取り付けられており、この蛍光灯 14の直上部には、サンプル台6の上板に、サンプルカップ5をセットするため の開口6aが形成されている。
【0012】 サンプルカップ5は、図3および図4に示すように、外周面に商品名やメーカ ー名などが印刷されたラベル22と、外周面にラベル22が巻装されたカップ状 基部材23とから成るサンプル本体21に、蓋体24を設けて構成されている。 また、カップ状基部材23の内部には、カップを伏せた形状の光拡散透過部材2 5が、カップ状基部材23と一体に形成されている。
【0013】 蓋体24は、図4に示すように、薄手の樹脂などで円板状に形成されると共に 、外周部の左右に、下方に折り曲げた一対の係止片31,31が突出形成されて いる。各係止片31は、正方形に形成されると共に、その中央部に正方形の係止 穴32が形成されており、蓋体24は、この両係止穴32,32により、カップ 状基部材23内に係止される。この場合、蓋体24の径は、円錐形のカップ状基 部材23の上端縁から幾分下がった位置の内径と同一に形成され、蓋体24は、 いわゆる落とし蓋形式でカップ状基部材23を閉塞するように、装着されている 。
【0014】 ラベル22は、図4および図5に示すように、腰のある樹脂などで構成され、 カップ状基部材23の外周面に合わせて、展開状態で扇形に形成されている。ラ ベル22の両側端部41,41の上下には、それぞれラベル22をカップ状基部 材23に係止するための各一対の切欠き溝42,42が形成されている。ラベル 22をカップ状基部材23に巻くようにしてあてがい、その両側端部41,41 をカップ状基部材23の縦スリット(後述する)51,51にそれぞれ差し込み 、各切欠き溝42を縦スリット51の上下両端に係止するようにし、ラベル22 をカップ状基部材23に取り付ける。すなわち、ラベル22は、カップ状基部材 23に対して簡単に着脱され、ラベル22の装着や交換を簡単に行えるようにな っている。
【0015】 カップ状基部材22は、図2および図4に示すように、販売用カップと略同一 の外形形状を有し、透光性の樹脂などで構成されている。カップ状基部材23の 背面側の周壁部23aには、一対の縦スリット51,51が並設されており、こ の両スリット51,51に上記ラベル22の両側端部41,41が差し込まれ、 係止されるようになっている。また、周壁部23aの内周面の左右の上部には、 前記蓋体24の係止穴32,32が嵌合する一対の凸部52,52が形成されて いる。一方、カップ状基部材23の底部は、周縁を残してくりぬかれており、こ の底部周縁23bから下方に向けて前後に一対のフック片53,53が突出形成 されている。両フック片53,53は、上記サンプル台6の開口6aの縁部に嵌 め込まれ、これによりサンプルカップ5がサンプル台6に抜け止め状態で不動に セットされる。また、サンプルカップ5をサンプル台6から取り外す場合には、 サンプルカップ5の下部を把持して撓ませ、フック片53,53を開口6aの縁 部から外すようにして、開口6aから引き抜くようにする。
【0016】 また、図2に示すように、カップ状基部材23の内部には、両フック片53, 53とは逆方向に、すなわち、カップ状基部材23の底部周縁23bから立ち上 がるように光拡散透過部材25が設けられている。この光拡散透過部材25は、 カップを伏せたような形状に形成され、裁頭円錐状の斜壁部25aと、斜壁部2 5aの上端を閉塞する頂部25bとで構成されている。光拡散透過部材25の斜 壁部25aは、カップ状基部材23の周壁部23aに対向して斜めに延びており 、また頂部25bは、装着された蓋体24を支えるように平坦に形成されている 。斜壁部25aの周面には光拡散用に表面処理(シボ加工)が施されており、下 方から導入した蛍光灯14の照明光がこの斜壁部25aで透過拡散して、カップ 状基部材23の周壁部23aに投射されるようになっている。この場合、光拡散 透過部材25とカップ状基部材23とは、一体に形成されており、斜壁部25a にのみシボ加工が施されている。
【0017】 このように構成された本実施例のサンプルカップ5では、図2に示すように、 蛍光灯14の照明光がカップ状基部材23の下側からカップ状基部材23内に導 入され、光拡散透過部材25の斜壁部25aにより透過拡散された後、カップ状 基部材23の周壁部23aに投射される。光拡散透過部材25の斜壁部25aは 、光拡散用の表面処理が施されると共に、カップ状基部材23の底部周縁23b から立ち上がり、しかもカップ状基部材23の周壁部23aに対向して設けられ ており、照射光は、すべてこの斜壁部25aで拡散してカップ状基部材23の周 壁部23aに均一に投射される。したがって、カップ状基部材23に巻装したラ ベル22、すなわちサンプル本体21は、内側から照明光により均一に照明され 、サンプルカップ5を光むらを生ずること無くライトアップすることができる。 しかも、特別な照明器具などを必要とすることなく、従来と同様の蛍光灯14を 用いることができ、またカップ状基部材23と光拡散透過部材25とを、同一の 材料で一体に形成するようにしているので、構造を単純化できると共に、コスト ダウンを達成することができる。
【0018】 また、光拡散透過部材25の頂部25bは、平坦に形成され、かつ装着された 蓋体24を支え得るようになっているので、蓋体24の位置決めや取り付けを容 易に行うことができる。さらに、カップ状基部材23の一対のフック片53,5 3をサンプル台6の開口6aの縁部に嵌め込むようにしているので、簡単な構造 で、サンプルカップ5をサンプル台6にワンタッチで強固にセットできると共に 、簡単に取り外すことができる。
【0019】 なお、本実施例では、商品サンプルをサンプルカップに適用した場合について 説明したが、サンプル缶をはじめ、他の形状の立体的な商品サンプルに適用でき ることは、いうまでもない。また、ラベルをカップ状基部材に巻装することなく 、カップ状基部材に商品名などを印刷するようにしてもよい。さらに、蓋体の有 無や取付構造、およびサンプルカップのサンプル台への取付構造は、これに限定 されるものではない。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、サンプル本体内に光拡散透過部材を設け、照明 光をこの光拡散透過部材で拡散して、サンプル本体を内側から照明するようにし ているので、照明光がサンプル本体の周壁部に均一に投射され、簡単な構造で、 光むらのないライトアップを行うことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るサンプルカップを組み
込んだカップ式自動販売機の正面図である。
【図2】実施例のサンプルカップをセットした商品ディ
スプレイの断面図である。
【図3】実施例のサンプルカップの外観斜視図である。
【図4】実施例のサンプルカップの分解斜視図である。
【図5】実施例のサンプルカップのラベルの展開図であ
る。
【符号の説明】
1 自動販売機 4 商品ディスプレイ 5 サンプルカップ 21 サンプル本体 22 ラベル 23 カップ状基部材 23a 周壁部 23b 低部周縁 25 光拡散透過部材 25a 斜壁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品ディスプレイ内に飾り置かれ、下側
    から内部に照明光を導入するようにした自動販売機の商
    品サンプルにおいて、 商品を表示すると共に透光性の材料で構成されたサンプ
    ル本体と、当該サンプル本体の底部周縁から当該サンプ
    ル本体内に立ち上がり、かつ前記サンプル本体の周壁部
    に対向するように設けられた光拡散透過部材とを備えた
    ことを特徴とする自動販売機の商品サンプル。
JP3032093U 1993-06-07 1993-06-07 自動販売機の商品サンプル Pending JPH073063U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3032093U JPH073063U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 自動販売機の商品サンプル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3032093U JPH073063U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 自動販売機の商品サンプル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH073063U true JPH073063U (ja) 1995-01-17

Family

ID=12300513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3032093U Pending JPH073063U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 自動販売機の商品サンプル

Country Status (1)

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JP (1) JPH073063U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002229459A (ja) * 2001-07-16 2002-08-14 Higashiyama Film Kk 見本表示ラベル
JP2008097242A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Sanden Corp 自動販売機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002229459A (ja) * 2001-07-16 2002-08-14 Higashiyama Film Kk 見本表示ラベル
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