JPH07305840A - 石油燃焼機の制御装置 - Google Patents

石油燃焼機の制御装置

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Publication number
JPH07305840A
JPH07305840A JP10105094A JP10105094A JPH07305840A JP H07305840 A JPH07305840 A JP H07305840A JP 10105094 A JP10105094 A JP 10105094A JP 10105094 A JP10105094 A JP 10105094A JP H07305840 A JPH07305840 A JP H07305840A
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JP
Japan
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detection element
parallel
resistance circuit
detection
detecting element
Prior art date
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Pending
Application number
JP10105094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Osawa
岳史 大澤
Takashi Araki
隆 荒木
Tadashi Yamaguchi
正 山口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線処理を簡単にして作業性を良くすると共
に、簡潔なプログラム制御を可能とする石油燃焼装置の
制御装置を提供する。 【構成】 抵抗値変化型の第1の検出素子5と、接点出
力型の第2の検出素子7を有する石油燃焼機の制御装置
において、上記第1の検出素子5と並列に抵抗6を接続
して並列抵抗回路8を形成すると共に、該並列抵抗回路
8の一端に上記第2の検出素子7を直列に接続し、一つ
の出力信号S0 から上記二つの検出素子5、7の状態を
認識するようにした。又、検出素子は、同一基板内に取
り付けると良い。上記第1の検出素子5には室温検出素
子が適用でき、上記第2の検出素子7には振動検出素子
が適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油燃焼機の制御装置に
関し、詳しくは機器に取り付けられた各種検出用素子を
合理的に接続するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、石油燃焼機には機器の状態や周
囲の環境変化をチェックし、機器を安全に運転するため
に種々の検出素子が使用されている。一例を挙げれば、
サーミスタを用いた室温検出素子のような素子の抵抗値
が変化するもの、或いはリードスイチを用いた振動検出
素子や燃料検出素子のように接点出力をもつもの等多種
多様で、それぞれが目的に応じて機能するように独立し
て構成され、機器内部に別々に取り付けられている。
【0003】図3は室温検出素子と振動検出素子につい
て従来より実施されている接続について例示したもので
あるが、それぞれ別々の場所に取り付けられた二つ検出
素子は各々2本のリード線によって制御基板に接続さ
れ、その出力信号は、基板に搭載したマイクロコンピー
タ(以下マイコンと呼ぶ)によって別々に処理されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法ではリード線の本数も多くなり、配線・実装も
複雑で作業性が悪く工数アップにつながる。又、制御処
理の面からみると検出信号は各々独立した信号としてマ
イコンに入力されるため、その入力ポートは使用する検
出素子の数だけ必要となり非効率的で、処理プログラム
も複雑なものとなる。
【0005】本発明の目的は、これらの欠点を改善し、
配線処理を簡単にして作業性を良くすると共に、簡潔な
プログラム制御を可能とする石油燃焼装置の制御装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】抵抗値変化型の第1の検
出素子と、接点出力型の第2の検出素子を有する石油燃
焼機の制御装置において、上記第1の検出素子に抵抗を
並列に接続して並列抵抗回路を形成すると共に、該並列
抵抗回路の一端に上記第2の検出素子を直列に接続し、
これらの回路の信号から上記二つの検出素子の状態を判
断するようにした。又、検出素子は、同一基板内に取り
付けると良い。
【0007】上記第1の検出素子として、室温検出素子
が適用でき、又上記第2の検出素子としては、振動検出
素子が適用できる。
【0008】又、上記並列抵抗回路の他端をプルアップ
抵抗を介して電源に接続すると共に該並列抵抗回路に接
続された第2の検出素子のもう一端をアースに接続し、
二つ検出素子の状態を電気的量に変換した。
【0009】
【作用】第1の検出素子と並列に故障検出抵抗を接続し
て並列抵抗回路を形成すると共に、該並列抵抗回路の一
端に上記第2の検出素子を直列に接続して両者を一体的
に取り付けると、一出力線上に上記二つの検出素子の全
ての状態が出力できる。又、上記二つの検出素子を同一
基板に取り付けると検出素子間の配線が不要となり効率
的である。
【0010】
【実施例】図1は、本発明による検出素子基板4と制御
基板1とを接続して構成した石油燃焼機の制御装置のブ
ロック図である。
【0011】上記検出素子基板4は、サーミスタを使用
した抵抗値変化型の室温検出素子5(第1の検出素子)
に故障検出抵抗6を並列に接続して形成した並列抵抗回
路8と、この一端に直列に接続した接点出力型の振動検
出素子7(第2の検出素子)より構成され、信号線9に
より上記制御基板1に接続されている。
【0012】制御基板1に接続された信号線9は、プル
アップ抵抗3を介して電源VDDにプルアップされ、基板
に搭載されているマイコン2のA/D入力ポートPI0
に接続される。
【0013】このような構成により、検出素子基板4か
らの出力信号S0 (抵抗値の変化)は上記プルアップ抵
抗3によって電気的量に変換されマイコン2に入力され
る。マイコン2は入力した出力信号S0 をA/D変換
し、その信号レベルに応じて検出素子の状態を判断する
が、その詳細を図2に示す信号出力レベルのグラフに基
ずいて説明する。
【0014】即ち、石油燃焼機が正常に燃焼運転されて
いる時、出力信号S0 には周囲の温度変化に応じた室温
検出素子5の抵抗値と故障検出抵抗6との合成抵抗値で
生ずる信号レベルの変化L1〜L2(サーミスタコントロ
ール範囲)が発生し、マイコン2はこれを検出してこの
時の室温を判断する。仮に室温検出素子5が故障して短
絡したとすると、出力信号S0 の信号レベルはサーミス
タコントロール範囲を越えてL0(アース電位)に下が
るため、マイコン2は故障と判断する。又、室温検出素
子5が開放となった場合、信号レベルはサーミスタのコ
ントロール範囲を越えてL3にアップするため、マイコ
ン2は同様に故障と判断する。又、振動検出素子7が動
作し接点出力が開放状態に変わると、信号レベルは電源
電圧VDDまで上昇するので、マイコン2はこれを検出
し、機器の横転等による異常振動発生と判断する。尚、
この様な異常時には、燃焼運転を緊急停止させる。
【0015】以上のように、抵抗値変化型の検出素子と
接点出力型の検出素子を一体的に取り付けて両者の総合
的な抵抗値変化を電気的量に変換し、その電圧変化をチ
ェックすることで両検出素子の状態が判断可能となる。
このため従来のように各検出素子を別々に入力し、検出
する方式に比べ、本方式は信号線や入力ポートを共通化
できるため配線処理は容易となるし、余ったポートを有
効に活用できるといった利点もある。又、本実施例のよ
うに両検出素子を一つの基板に実装することで素子間の
無駄な配線が無くなり、作業性はさらに向上する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、抵
抗値変化型の検出素子に抵抗を並列に接続して並列抵抗
回路を形成すると共に、該並列抵抗回路の一端に接点出
力型の検出素子を直列に接続して両者を一体的に取り付
けると、一出力線上に上記二つの検出素子の全ての状態
が出力できるので配線は共通のリード線とすることがで
き、その結果、配線処理は極めて容易となり作業性が向
上する。又、マイコンの入力ポートも共通化されるので
処理プログラムも簡潔なものとなり、余ったポートを有
効に活用できるといった利点もある。更に、上記二つの
検出素子を同一基板に取り付けパターン配線にすれば検
出素子間の配線が不要となり、作業性は一層改善され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による石油燃焼機の制御装置のブロック
図を示す。
【図2】検出素子の出力信号レベルのグラフを示す。
【図3】従来技術による室温検出素子と振動検出素子の
接続ブロック図を示す。
【符号の説明】
3 プルアップ抵抗 5 第1の検出素子 6 抵抗 7 第2の検出素子 8 並列抵抗回路 G アース S0 出力信号 VDD 電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗値変化型の第1の検出素子と、接点
    出力型の第2の検出素子を有する石油燃焼機の制御装置
    において、上記第1の検出素子に抵抗を並列に接続して
    並列抵抗回路を形成すると共に、該並列抵抗回路の一端
    に上記第2の検出素子を直列に接続し、これらの回路の
    信号から上記二つの検出素子の状態を判断するようにし
    たことを特徴とする石油燃焼機の制御装置。
  2. 【請求項2】 抵抗値変化型の第1の検出素子と、接点
    出力型の第2の検出素子を有する石油燃焼機の制御装置
    において、上記第1の検出素子に抵抗を並列に接続して
    並列抵抗回路を形成すると共に、該並列抵抗回路の一端
    に上記第2の検出素子を直列に接続し、これらの回路の
    信号から上記二つの検出素子の状態を判断するようにし
    た、上記第1の検出素子が室温検出素子であり、上記第
    2の検出素子が振動検出素子である石油燃焼機置の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 抵抗値変化型の第1の検出素子と、接
    点出力型の第2の検出素子を有する石油燃焼機の制御装
    置において、上記第1の検出素子に抵抗を並列に接続し
    て並列抵抗回路を形成すると共に、該並列抵抗回路の一
    端に上記第2の検出素子を直列に接続し、これらの回路
    の信号から上記二つの検出素子の状態を判断するように
    すると共に、上記第1の検出素子と上記第2の検出素子
    を同一基板に取り付けて成る石油燃焼装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 抵抗値変化型の第1の検出素子と、接
    点出力型の第2の検出素子を有する石油燃焼機の制御装
    置において、上記第1の検出素子に抵抗を並列に接続し
    て並列抵抗回路を形成すると共に、該並列抵抗回路の一
    端に上記第2の検出素子を直列に接続し、上記並列抵抗
    回路の他端をプルアップ抵抗を介して電源に接続すると
    共に、該並列抵抗回路に接続された第2の検出素子のも
    う一端をアースに接続し、これらの回路の信号から上記
    二つの検出素子の状態を判断するようにしたことを特徴
    とする石油燃焼機の制御装置。
JP10105094A 1994-05-16 1994-05-16 石油燃焼機の制御装置 Pending JPH07305840A (ja)

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JPH07305840A true JPH07305840A (ja) 1995-11-21

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JP10105094A Pending JPH07305840A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 石油燃焼機の制御装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040203

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