JPH07305437A - コーナー用カーテンウォールユニットの縦構造材およびこの縦構造材を用いたコーナー用カーテンウォールユニット - Google Patents

コーナー用カーテンウォールユニットの縦構造材およびこの縦構造材を用いたコーナー用カーテンウォールユニット

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JPH07305437A
JPH07305437A JP6099694A JP9969494A JPH07305437A JP H07305437 A JPH07305437 A JP H07305437A JP 6099694 A JP6099694 A JP 6099694A JP 9969494 A JP9969494 A JP 9969494A JP H07305437 A JPH07305437 A JP H07305437A
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JP
Japan
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corner
curtain wall
wall unit
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side support
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JP6099694A
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Fujio Oga
富士男 大賀
Yutaka Hamada
豊 濱田
Masaki Sakai
正樹 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種コーナー用カーテンウォールユニットの
中骨に共通利用でき、起型コストを低減でき、かつ部品
単価を低減できる縦構造材を提供すること。 【構成】 2つの支持辺11A,11B,12A,12B をそれぞれ有
する出隅側支持部11、入隅側支持部12を連結部13で連結
して中骨10を構成する。前記各支持辺11A,11B,12A,12B
の交差角度を90度等に一致させ、出隅側支持部11または
入隅側支持部12に直接あるいはアタッチメント25を介し
てガラスパネル21,22 を取り付けて、出隅コーナー用カ
ーテンウォールユニット1や入隅コーナー用カーテンウ
ォールユニットを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーナー用カーテンウ
ォールユニットのコーナー部分に設けられる中骨等とし
て用いられる縦構造材と、この縦構造材を用いたコーナ
ー用カーテンウォールユニットに係り、ユニット式カー
テンウォールにおいて建物のコーナー部を構成するのに
利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、工場生産された複数のカーテンウォ
ールユニットを組み合わせるユニット式のカーテンウォ
ールが、高品質でかつ現場施工作業が少なくなって施工
期間を短縮できる利点を有するため、広く利用されるよ
うになった。この際、建物によっては、建物の出隅部や
入隅部といったコーナー部にカーテンウォールユニット
を配置することがあった。
【0003】コーナー用のカーテンウォールユニット
は、コーナーに配置される中骨を挟んで縦枠を配置し、
これらの縦枠および中骨間を中骨を交点として交差方向
に配置された上下枠で連結して骨組を形成し、この骨組
にガラスパネル、金属パネル、がらり用の羽板等の壁面
構成部材を中骨を交点とする交差方向に配置して各枠や
中骨に取り付けることで構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のコー
ナー用カーテンウォールユニットの中骨は、そのユニッ
トが建物の出隅用か入隅用かの違いや、壁面構成部材の
種類に応じてそれぞれ形状が異なっており、この中骨を
アルミの押出成形によって成形する場合、成形用の型を
それぞれ起こさなければならず、コストが高いという問
題があった。また、中骨の種類が多くなるため、生産管
理や在庫管理が煩雑となってそのコストが高くなるとと
もに、中骨の効率的な生産が難しく、中骨の部品単価が
高くなって結果としてコーナー用カーテンウォールユニ
ットも高くなるという問題もあった。
【0005】本発明の第一の目的は、各種コーナー用の
カーテンウォールユニットの中骨等として共通して用い
ることができ、縦構造材生産用の型種類を少なくできて
起型コストを低減できるとともに、部品単価を低減する
ことができるコーナー用カーテンウォールユニットの縦
構造材を提供することにある。また、本発明の第二の目
的は、共通の中骨を用いながらも壁面構成部材が異なる
各種のユニットを構成することができるコーナー用カー
テンウォールユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のコーナー用カー
テンウォールユニットの縦構造材は、建物における出隅
および入隅の角度は、例えば90度あるいは135度等
に規格化されている点に着目してなされたものであり、
上述の第一の目的を達成するために、平断面形状が外側
に向かって山形となるように2つの支持辺を配置して出
隅側支持部を構成し、平断面形状が外側に向かって谷形
となるように2つの支持辺を配置して入隅側支持部を構
成し、前記出隅側支持部および入隅側支持部の内側を連
結部で連結するとともに、前記出隅側支持部の各支持辺
の交差角度(鋭角側)と入隅側支持部の各支持辺の交差
角度(鋭角側)とを同じ角度に設定したことを特徴とす
るものである。この際、縦構造材は、アルミの押出形材
によって構成されていることが好ましい。
【0007】本発明のコーナー用カーテンウォールユニ
ットは、前述の第二の目的を達成するために、前述の縦
構造材の出隅側支持部および入隅側支持部の一方に直接
あるいは取り付ける壁面構成部材の種類に応じて選択さ
れる連結部材を介して壁面構成部材を取り付けたことを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】このような本発明では、工場において、まず縦
構造材と縦枠、上下枠を組み合わせてカーテンウォール
ユニットの骨組を構成する。ここで、出隅コーナー用の
カーテンウォールユニットを構成するには、縦構造材の
出隅側支持部の各支持辺に直接あるいは連結部材を介し
てガラスパネルやがらり用の羽板等の壁面構成部材を取
り付ける。一方、入隅コーナー用のカーテンウォールユ
ニットを構成するには、縦構造材の入隅側支持部の各支
持辺に直接あるいは連結部材を介してガラスパネルや羽
板を取り付ける。これにより、コーナー部の角度が同じ
出隅コーナー用カーテンウォールユニットと入隅コーナ
ー用カーテンウォールユニットとで、中骨等の縦構造材
は共通して用いられることになる。このようにして工場
で生産、組立られたカーテンウォールユニットを建設現
場に運び、建物の駆体に取り付けることでユニット式の
カーテンウォールが構成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の縦構造材の一実施例を図面に
基づいて説明する。なお、本実施例の縦構造材は、図1
(A),(B),(C)に示す建物の90度出隅コーナ
ー部を構成する出隅コーナー用の各種カーテンウォール
ユニット1,2,3や、図2に示す建物の90度入隅コ
ーナー部を構成する入隅コーナー用のカーテンウォール
ユニット4,5の中骨として共通に用いられるものであ
る。ここで、各ユニット1〜5において同一あるいは相
当構成部分には、同一もしくは相当符号を用い、説明を
省略もしくは簡略する。
【0010】カーテンウォールユニット1は、図1
(A)に示すように、溶接で接合するなどして平面L字
形に形成された上枠6、下枠7および無目8の各両端に
縦枠9を接合するとともに、図3に示すように、各枠
6,7および無目8のコーナー部に本発明の縦構造材で
ある中骨10を接合して骨組を構成し、この骨組に壁面
構成部材である2枚のガラスパネル21,22をそれぞ
れ取り付けたものである。なお、本実施例では、ガラス
パネル21,22のユニット1のコーナー部分に配置さ
れる左右の縦縁21A,22Aがシール材23を介して
互いに突き合わされ、押縁の無いタイプのカーテンウォ
ールユニット1とされている。
【0011】中骨10は、外側に向かって山形に配置さ
れた2つの支持辺11A,11Bからなる出隅側支持部
11と、外側に向かって谷形に配置された2つの支持辺
12A,12Bからなる入隅側支持部12と、これらの
出隅側支持部11および入隅側支持部12の内側を連結
する連結部13とを備え、アルミの押出成形等によって
上下方向に連続して形成されている。出隅側支持部11
の各支持辺11A,11Bの鋭角側(室内側)の交差角
度は90度に設定され、入隅側支持部12の各支持辺1
2A,12Bの鋭角側(室内側)の交差角度も同じ90
度とされている。従って、各支持辺11A,12A同
士、支持辺11B,12B同士は互いに平行に配置され
ている。
【0012】出隅側支持部11の支持辺11A,11B
の外面側には、上下方向に連続する凹溝14が形成さ
れ、入隅側支持部12の支持辺12A,12Bの外面側
にも、上下方向に連続する凹溝15が形成されている。
また、入隅側支持部12の支持辺12A,12Bの端部
には支持辺12A,12Bに対して直交方向に向かって
フランジ16が形成されている。
【0013】このような中骨10の上下両端は、図4に
も示すように、L字形に折曲された固定ブラケット18
によって、上枠6、下枠7および無目8にそれぞれボル
ト止めされている。
【0014】出隅側支持部11の各支持辺11A,11
Bには、ガラスパネル21,22を支持する連結部材と
してのアタッチメント25がビス止めされている。各ア
タッチメント25は、同一形状でガラス21,22の縦
縁21A,22Aに沿って延長形成されており、所定の
型を用いて成形されたアルミ押出形材を所定寸法に切断
することなどで製造され、取り付け向きのみが異なるも
のである。このアタッチメント25は、支持辺11A,
11Bの端縁および凹溝14に係合される係合部を備
え、これら係合部を係合させながらビス止めすることで
取付作業性を向上できるとともに、仮にビスが取れても
アタッチメント25は容易に外れないように構成されて
いる。
【0015】アタッチメント25の室外側には、ガラス
パネル21,22の裏面側に密着して水密性の確保やガ
ラスパネル21,22の支持を行うグレイジングビード
26が固定されている。また、グレイジングビード26
間には、バックアップ材24が配置されている。なお、
ガラスパネル21,22の他の縦縁および上下縁は、そ
れぞれ上枠6、下枠7、無目8、縦枠9で支持されてい
る。
【0016】中骨10の入隅側支持部12には、アルミ
パネル27がビス止めされ、凹溝15内に嵌挿されたチ
ューブ状あるいは円柱状のシール材28によってアルミ
パネル27および中骨10間がシールされている。ま
た、アルミパネル27に隣接して吸音や断熱効果を有す
るパネル29が必要に応じて設置されている。以上によ
り、90度直交方向に配置されたガラスパネル21,2
2を備える90度出隅コーナー用のカーテンウォールユ
ニット1が構成されている。
【0017】カーテンウォールユニット2は、図1
(B)に示すように、ユニット2の下側には前述のカー
テンウォールユニット1と同様のガラスパネル21,2
2を配置するとともに、上部側には壁面構成部材として
がらり30を設けたものである。なお、ガラスパネル2
1,22が設けられたカーテンウォールユニット2の下
部構造はカーテンウォールユニット1と共通しているの
で説明を省略し、がらり30部分の構成を以下に説明す
る。
【0018】図1(B)に示すように、カーテンウォー
ルユニット2の上枠6および無目8間には、がらり30
用の複数の羽板31が上下方向に所定間隔をおいて縦枠
9および中骨10にボルト止めされている。中骨10に
おいては、図5に示すように、出隅側支持部11の各支
持辺11A,11Bに羽板31が直接ボルト32で固定
されている。なお、無目8上にはアルミ製の化粧プレー
ト33が必要に応じて適宜設置されている。
【0019】カーテンウォールユニット3は、図1
(C)に示すように、ユニット3のコーナー部分に配置
されるガラスパネル21,22の端縁部分にアルミ押出
形材などからなる押縁35を介在させたものである。す
なわち、図6に示すように、中骨10の出隅側支持部1
1の支持辺11Aには、上記カーテンウォールユニット
1で用いたアタッチメント25がビス止めされ、支持辺
11Bには連結部材としてアタッチメント25とは異な
るアタッチメント36がビス止めされている。アタッチ
メント36は、アルミ押出形材などからなり、アタッチ
メント25と同様な支持辺11Bへの取付部やグレイジ
ングビード26の取付部を有するとともに、室外側に延
長されたフランジ36Aを備えて構成されている。この
フランジ36Aには、平断面が略L字状の係止部36B
が形成され、この係止部36Bに押縁35が係止固定さ
れている。また、押縁35とガラスパネル21,22と
の間には、雨水の浸入を防止する樹脂製のシール材37
が介在されている。
【0020】カーテンウォールユニット4は、図2
(A)に示すように、カーテンウォールユニット1と同
様にガラスパネル21,22を互いに突き合わせて押縁
を無くしたタイプの入隅コーナー用のカーテンウォール
ユニット4である。カーテンウォールユニット4の中骨
10は、図7に示すように、入隅側支持部12が室外側
となるように配置されている。この支持部12の支持辺
12A,12Bには、ガラスパネル21,22を支持す
る連結部材としてのアタッチメント40がフランジ16
にビス止めされることで固定されている。このように中
骨10にフランジ16を設けることで、側面側からのビ
ス止め作業が可能となり、例えばアルミパネル27を設
置した後でもアタッチメント40の取付作業を行うこと
ができ、組立作業の手順を制限することがなく、作業性
を向上することができる。
【0021】アタッチメント40は、平断面が略L字状
となるように中空のアルミ押出形材で構成され、ガラス
パネル21,22の裏面側に配置される各グレイジング
ビード26が取り付けられている。このグレイジングビ
ード26に隣接してバックアップ材24が配置され、各
パネル21,22間に配置されるシール材23をバック
アップしている。また、出隅側支持部11の凹溝14に
は、シール材28が介装され、出隅側支持部11にビス
止めされたアルミパネル27との間をシールしている。
さらに、アルミパネル27に隣接して吸音・断熱用のパ
ネル29も設置されている。
【0022】カーテンウォールユニット5は、図2
(B)に示すように、カーテンウォールユニット2と同
様にユニット上部側に、がらり30を設けたタイプの入
隅コーナー用のカーテンウォールユニット5である。カ
ーテンウォールユニット5の中骨10は、図8に示すよ
うに、入隅側支持部12が室外側となるように配置さ
れ、この支持部12の支持辺12A,12Bには、羽板
31が直接ボルト32で固定されている。
【0023】このような本実施例のカーテンウォールユ
ニット1〜5は、設置する建物の要求に応じて必要なユ
ニット1〜5が工場で組み立てられる。組立にあたって
は、まず中骨10を挟んで上記交差角度(90度)方向
に縦枠9を配置し、これらの縦枠9および中骨10の上
下間を上枠6、無目8、下枠7で連結してカーテンウォ
ールユニットの骨組を構成する。この際、各種ユニット
1〜5において中骨10は共通化され、中骨10の出隅
側支持部11および入隅側支持部12の一方に、ガラス
パネル21,22やがらり30用の羽板31を適宜アタ
ッチメント25,36,40等を介したり、あるいは直
接取り付けることで各種カーテンウォールユニット1〜
5が構成される。工場生産された各種カーテンウォール
ユニット1〜5は、建物の建設現場に搬送され、駆体に
適宜な手段で取り付けられてユニット式カーテンウォー
ルのコーナー部分を構成する。
【0024】このような本実施例によれば、出隅用の各
種カーテンウォールユニット1〜3や入隅用の各種カー
テンウォールユニット4,5等の、出隅、入隅を問わず
90度コーナーに用いられるカーテンウォールユニット
において中骨10を共通して利用することができる。こ
のため、コーナー部の角度が同じユニットに用いられる
中骨10の成型金型は1種類でよく、起型コストや型管
理コストを低減することができる。
【0025】さらに、コーナー用カーテンウォールユニ
ット1〜5のコーナー角度が同じである限り、中骨10
は1種類でよいため、生産効率が向上し、中骨10の部
品単価を安くできるとともに、中骨10の在庫管理や生
産管理も容易にでき、結果として各種カーテンウォール
ユニット1〜5を安価に提供することができる。
【0026】また、ガラスパネル21,22や、がらり
30用の羽板31などの異なる種類の壁面構造部材を、
中骨10に直接あるいは各種アタッチメント25,3
6,40を介して取り付けることができるため、様々な
構成のカーテンウォールユニット1〜5を中骨20を共
通化したままで容易に構成することができ、この点でも
各ユニット1〜5を安価に提供することができる。
【0027】さらに、中骨10が共通化されることで、
中骨10を固定するためのブラケット18やシール材2
8等の中骨10に関連する部材も共通化でき、各ユニッ
ト1〜5の製造コストをより一層低減することができ
る。
【0028】なお、本発明は、前述の実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記実施例では、縦構造材である中骨10の出隅側支持部
11および入隅側支持部12の各支持辺11A,11B
間および12A,12B間の交差角度を90度に設定し
ていたが、設置する建物に応じて各支持辺11A,11
B間および12A,12B間の交差角度を135度等の
異なる角度に設定しても良い。要するに、本発明の縦構
造材は、出隅側支持部および入隅側支持部の各支持辺の
交差角度が一致していればよく、その具体的な角度はカ
ーテンウォールユニットを設置する建物の設計等に応じ
て適宜設定すればよい。
【0029】また、縦構造材の具体的な構造、形状、材
質などは、前記実施例に限らず、実施にあたって適宜設
定すればよい。例えば、前記実施例では出隅側支持部1
1と入隅側支持部12とを1つの板状の連結部13で連
結した構造としていたが、連結部として2つの板を平行
に配置した構造つまり中空部を有する連結部を用いるな
どしてもよい。この際、固定ブラケット18の形状等も
連結部13の形状等に応じて設定すればよい。さらに、
縦構造材は、アルミ押出形材に限らず、鉄等の他の金
属、各種プラスチック等でもよい。
【0030】さらに、壁面構成部材も、ガラスパネル2
1,22や羽板31に限らず、アルミ等の金属製のパネ
ルや石材パネル等の各種壁面構成部材が利用できる。こ
の際、各アタッチメント25,36,40の形状や材質
も、壁面構成部材の種類等に応じて適宜設定すればよ
い。
【0031】また、コーナー用カーテンウォールユニッ
トとしては、前記各実施例のものに限らず、例えばアル
ミパネル27や吸音・断熱用のパネル29を備えないも
のなどでもよく、その構成、形状は実施にあたって適宜
設定すればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明のコーナー用カーテンウォールユ
ニットの縦構造材によれば、出隅用および入隅用の各種
コーナー用のカーテンウォールユニットの縦構造材とし
て共通に利用することができ、縦構造材生産用の型種類
を少なくできて起型コストを低減できるとともに、縦構
造材の部品単価の低減を図ることができてカーテンウォ
ールユニットを安価に提供することができるという効果
がある。また、本発明のコーナー用カーテンウォールユ
ニットによれば、共通の縦構造材を用いながらも、壁面
構成部材が異なる各種のユニットを容易に構成すること
ができ、各種のコーナー用カーテンウォールユニットを
安価に提供することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦構造材を用いた各種出隅
コーナー用のカーテンウォールユニットを示す概略斜視
図である。
【図2】本発明の一実施例の縦構造材を用いた各種入隅
コーナー用のカーテンウォールユニットを示す概略斜視
図である。
【図3】図1(A)に示すカーテンウォールユニットの
コーナー部を示す平断面図である。
【図4】縦構造材である中骨の下枠への取付構造を示す
分解斜視図である。
【図5】図1(B)に示すカーテンウォールユニットの
コーナー部を示す平断面図である。
【図6】図1(C)に示すカーテンウォールユニットの
コーナー部を示す平断面図である。
【図7】図2(A)に示すカーテンウォールユニットの
コーナー部を示す平断面図である。
【図8】図2(B)に示すカーテンウォールユニットの
コーナー部を示す平断面図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 カーテンウォールユニット 10 縦構造材である中骨 11 出隅側支持部 12 入隅側支持部 13 連結部 11A,11B,12A,12B 支持辺 21,22 壁面構成部材であるガラスパネル 25,36,40 連結部材であるアタッチメント 31 壁面構成部材である羽板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物のコーナー部分に配置されるコーナ
    ー用カーテンウォールユニット(1),(2),(3),(4),(5) に
    おいてそのコーナー部分に配置されて壁面を構成する壁
    面構成部材(21),(22),(31)を支持する縦構造材(10)であ
    って、平断面形状が外側に向かって山形となるように配
    置された2つの支持辺(11A),(11B) を有する出隅側支持
    部(11)と、平断面形状が外側に向かって谷形となるよう
    に配置された2つの支持辺(12A),(12B) を有する入隅側
    支持部(12)と、前記出隅側支持部(11)および入隅側支持
    部(12)を連結する連結部(13)とを備えて構成されるとと
    もに、前記出隅側支持部(11)の各支持辺(11A),(11B) の
    交差角度と入隅側支持部(12)の各支持辺(12A),(12B) の
    交差角度とが同一角度に設定されていることを特徴とす
    るコーナー用カーテンウォールユニットの縦構造材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の前記縦構造材(10)と、こ
    の縦構造材(10)の出隅側支持部(11)および入隅側支持部
    (12)の一方に直接あるいは連結部材(25),(36),(40)を介
    して取り付けられる前記壁面構成部材(21),(22),(31)と
    を備えるとともに、前記連結部材(25),(36),(40)は前記
    壁面構成部材(21),(22),(31)の種類に応じて選択されて
    設けられることを特徴とするコーナー用カーテンウォー
    ルユニット。
JP6099694A 1994-05-13 1994-05-13 コーナー用カーテンウォールユニットの縦構造材およびこの縦構造材を用いたコーナー用カーテンウォールユニット Withdrawn JPH07305437A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6146610A (en) * 1998-06-05 2000-11-14 Fmc Corporation Process for removal of arsenic from elemental phosphorus
KR101716275B1 (ko) * 2016-05-11 2017-03-14 주식회사 일진유니스코 커튼월 외벽 구조 및 그 시공방법

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