JPH0730498Y2 - 可食容器用包装容器 - Google Patents

可食容器用包装容器

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JPH0730498Y2
JPH0730498Y2 JP8287790U JP8287790U JPH0730498Y2 JP H0730498 Y2 JPH0730498 Y2 JP H0730498Y2 JP 8287790 U JP8287790 U JP 8287790U JP 8287790 U JP8287790 U JP 8287790U JP H0730498 Y2 JPH0730498 Y2 JP H0730498Y2
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恭二 角谷
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コーンカップやその他の可食容器を収納して
運搬あるいは保存するときに用いる可食容器用包装容器
に関するものである。
〔従来の技術〕
多数の逆円錐中空形のコーンカップを同時に運搬したり
あるいは保存する場合、コーンカップ同士を相互に多数
連嵌した状態で取扱い包装するのが通例である。
この場合、通常は10〜25個程度のコーンカップを連嵌し
て一単位のコーンカップ群を形成し、全体をポリエチレ
ン樹脂等の樹脂製袋体によって包被して密封したもの
を、紙製の箱体容器に収納することによって包装してい
た。また、複数のコーンカップ群、例えば、計4群のコ
ーンカップ群を1つの箱体容器に収納する場合は、各コ
ーンカップ群毎に隔離する横断面十字計長尺体からなる
仕切り板を箱体容器内に装着し、これにコーンカップ群
を収納することによって包装していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の紙製の箱体容器では、強度が
著しく不足しているために、箱体容器に荷重がかかった
ときは撓みを生じたり、あるいは箱体容器自体が押し潰
されてしまい、容器内に収納されているコーンカップの
変形や損傷を招き易く、商品価値の著しい低下を招来す
るという問題点を有している。
そこで、例えば、発泡ポリスチレンシート等の樹脂製シ
ートを成型し、一方の半割状容器部と他方の半割状容器
部との側端部同士が折曲可能に接合され、両半割状容器
部の開口部同士を対向させることにより一つの容器形態
をなす様な発泡ポリスチレン製の包装容器を使用するこ
とが考えられる。この発泡ポリスチレン製の包装容器
は、紙製の箱体容器に比べてある程度の強度を有し、さ
らに、クッション性、耐衝撃性をも有するものなので、
この容器の使用によって製品の保護力は大幅に増加す
る。
しかし、この発泡ポリスチレン製の包装容器も、容器に
荷重がかかったときは撓みを生じ易く、やはりコーンカ
ップの変形や損傷を招きかねず、製品を保護するのに十
分満足できるものとは言い難い。
そこで、例えば、両半割状容器部の表面部に外方向に突
出したリブ部等の補強部を設けることにより容器に強度
を持たせることができるので、容器を横座させた状態に
おいて容器の上下方向からの荷重に対しては強い強度を
示すようになる。
しかしながら、上記発泡ポリスチレン製の包装容器は半
割状容器部の開口部の周縁には鍔部が形成され、両半割
状容器部の鍔部同士を合致させて容器形態をなすわけで
あり、容器側方部の鍔部付近には補強用リブ部が形成さ
れていないので、容器側方部にかかる荷重に対しては強
度的に十分とはいえず、撓みを生じて容器内に収納され
ているコーンカップの変形や損傷を招く虞れがある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る可食容器用包装容器は、上記課題を解決す
るために、一方の半割状容器部と他方の半割状容器部と
の各一側端部同士が折曲可能に接合され、両半割状容器
部の開口部同士を対向させることにより一つの容器形態
をなす可食容器用包装容器であって、上記両半割状容器
部の少なくとも左右両側端部は、その周縁部に端縁リブ
部を有し、これら端縁リブ部は、容器形態をなしたとき
に、両半割状容器部の端縁リブ部同士で中空状をなすよ
うに形成されていることを特徴としている。
〔作用〕
本考案の構成によれば、両半割状容器部の少なくとも左
右両側端部は、その周縁部に、可食容器用包装容器が容
器形態をなしたときに中空状をなすような端縁リブ部が
形成されているので、可食容器用包装容器自体に補強効
果を促し、容器側方部にかかる荷重に対しては優れたク
ッション性、耐衝撃性を示して容器の破壊あるいは撓み
を防ぎ、容器内の可食容器が破損したり、変形や損傷等
を招くといった事態を回避できる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
本実施例の可食容器用包装容器9は、第1図に示すよう
に、可食容器としての逆円錐中空形コーンカップAを運
搬あるいは保存するときに用いる包装用容器であり、コ
ーンカップAを連嵌して形成したコーンカップ群Bを計
6群収納可能である。また、上記コーンカップAは開口
部付近が拡げられた形状のものであり、コーンカップ群
Bは全体をポリエチレン樹脂等の樹脂製袋体18によって
包被密封されている。
この可食容器用包装容器9は、その材質として発泡ポリ
スチレンシートを使用し、この発泡ポリスチレンシート
を一体成型して製造したものである。
そして、可食容器用包装容器9は、第1図ないし第4図
に示すように、一方の半割状容器部1と他方の半割状容
器部2との側端部同士が折曲可能に接合され、半割状容
器部1・2の開口部同士を対向させることにより一つの
容器形態をなすものであり、半割状容器部1・2は対称
形状をしている。
また、上記半割状容器部1・2の周縁部のうち、コーン
カップAが収納されたときにコーンカップAの側方部を
保護する側の両端縁部には、外側に延びる縦断面半円形
の複数の端縁リブ部3a…・3b…および4a…・4b…が連設
されており、これら端縁リブ部3a…・3b…および4a…・
4b…は半割状容器部1・2の周縁部補強リブ部3a…と4a
…および3b…と4b…とが合致したとき、円柱中空形をな
すように形成されている。
また、半割状容器部1・2の周縁部には、第3図および
第4図に示すように、鍔部14・15が形成されており、端
縁リブ部3a…・4a…の端部に形成された鍔部14・15同士
が折曲可能に接合されている。
また、半割状容器部1・2の内部には、両側端部間を6
等分するする位置に、隣り合うコーンカップ群Bを隔離
するための内突仕切り部5a…・5b…および6a…・6b…
が、それぞれ5列にわたり並設されている。これら内突
仕切り部5a…・5b…および6a…・6b…は、第3図に示す
ように、端部が波形状をなし、波山同士が対応するよう
に形成されている。そして、内突仕切り部5a…および6a
…の端部の波山は、半割状容器部1・2の開口部が離れ
た状態のとき、鍔部14・15が存在する仮想平面よりも若
干容器の外側に突出して形成されてる。このことによ
り、半割状容器部1・2の開口部同士を対向させて容器
形態をなしたとき、両半割状容器部1・2は、対向する
内仕切り部5a…および6a…によって外向きに付勢されの
で、内突仕切り部5a…および6a…の長さ方向に加えられ
る力に対して優れた強度を示し、例えば、可食容器用包
装容器9を横座させての運搬や保存時等において、可食
容器用包装容器9を積み重ねたときの自重等、上部から
可食容器用包装容器9全体に荷重がかかっても、収納さ
れているコーンカップ群Bが両半割状容器部1・2に挟
まれて押し潰されるといった事態を回避できる。また、
内突仕切り部5b…および6b…は、鍔部14・15に隣接して
いるので半割状容器部1・2の開閉に支障がないよう
に、内突仕切り部5bおよび6bの端部が鍔部14・15が存在
する仮想平面と同平面上かもしくは仮想平面よりも容器
の内側にある。
また、これら内突仕切り部5a…・5b…および6a…・6b…
と半割状容器部1・2の内部両側両部とには複数の係止
補強リブ部7…・8…が形成されている。本実施例のコ
ーンカップAは開口部付近が拡げられた形状のものであ
り、可食容器用包装容器9にコーンカップ群Bを収納し
たとき、上記係止補強リブ部7・7および8・8間にコ
ーンカップAの開口部が嵌合されて支持される状態をと
るので、運搬時の振動に対して安定性が得られる。ま
た、これら係止補強リブ部7…・8…は容器自体に補強
効果を促すものである。
また、半割状容器部1・2の内部には、コーンカップ群
Bを収納した状態のときにコーンカップ群Bの円錐状部
と当接する部位に、コーンカップ支持部10…および11…
が連設されており、コーンカップ群Bは安定に保持され
る。
また、半割状容器部1・2の内部の端部には、コーンカ
ップ支持部10…および11…に隣接して、樹脂製袋体18内
の空気逃げ溜め用の凹室部12…・13…が設けられてい
る。
また、半割状容器部1・2の外周凸面頂部には、第4図
に示すように、外側に突出した外突リブ部16…および17
…が形成されており、これら外突リブ部16…および17…
は可食容器用包装容器9自体に補強効果を促すものであ
る。
上記の構成において、本実施例の可食容器用包装容器9
を使用する一態様は次の通りである。
先ず、第1図に示すように、可食容器としてのコーンカ
ップA同士を相互に10個連嵌して一単位のコーンカップ
群Bを形成し、全体をポリエチレン樹脂等の樹脂製袋体
18によって包被して密封する。
次に、可食容器用包装容器9を横座させて半割状容器部
1・2を開き、第3図に示す係止補強リブ部7・7間に
コーンカップAの開口部が嵌合される一方、コーンカッ
プ群Bの円錐状部がコーンカップ支持部10に支持される
ように、半割状容器部1にコンカップ群Bを計6群(コ
ーンカップAの総計60個)載置する。このとき、樹脂製
袋体18内に存在する空気が係止補強リブ部7およびコー
ンカップ支持部10によって鍔部へ押しやられるため樹脂
製袋体18の端部は脹れ上がるが、コーンカップ支持部10
に隣接して設けられた凹室部12に難無く収納されるの
で、半割状容器部1・2の鍔部14・15同士を閉じ合わせ
たとき、鍔部14と15とは浮き上がるようなことはなく確
実に合致される。
その後、半割状容器部2を半割状容器部1方向に回動し
て鍔部14・15を閉じ合わせ、図示しない粘着テープやホ
ッチキス等を用いて閉じ合わせた鍔部14・15を接着する
か、または加熱加圧して融着する。
尚、本実施例では半割状容器部の周縁部のうち、収納さ
れたコーンカップAの側部を保護する側の左右両側端部
に端縁リブ部を設けているが、端縁リブ部の形成位置は
これに限定されるものではなく、半割状容器部の全周縁
部に設けてもよい。
また、本実施例では半割状容器部にコーンカップ群Bを
計6群収納可能な6つの収納凹部が形成されているが、
半割状容器部に形成される収納凹部の数、つまりコーン
カップの収納量については具体的に問うものではない。
例えば、半割状容器部に収納凹部が1つだけ形成されて
いる可食容器用包装容器、あるいは、半割状容器部に収
納凹部が2つ、5つ、あるいは8つ形成されている可食
容器用包装容器等、いずれも本考案の要旨に包含され
る。半割状容器部に収納凹部が1つだけ形成されている
可食容器用包装容器の場合、内突仕切り部を必要とせ
ず、例えば半割状容器部に収納凹部が2つ形成されてい
る可食容器用包装容器の場合は、半割状容器部に内突仕
切り部を1列だけ設ければよい。
〔考案の効果〕
本考案に係る可食容器用包装容器は、以上のように、一
方の半割状容器部と他方の半割状容器部との各一側端部
同士が折曲可能に接合され、両半割状容器部の開口部同
士を対向させることにより一つの容器形態をなす可食容
器用包装容器であって、上記両半割状容器部の少なくと
も左右両側端部は、その周縁部に端縁リブ部を有し、こ
れら端縁リブ部は、容器形態をなしたときに、両半割状
容器部の端縁リブ部同士で中空状をなすように形成され
ている構成である。
これにより、端縁リブ部は可食容器用包装容器自体に補
強効果を促し、容器側方部にかかる荷重に対しては優れ
たクッション性、耐衝撃性を示すので、可食容器用包装
容器の破壊あるいは撓みを防ぎ、容器内の可食容器が破
損したり、変形や損傷等を招くといった事態を回避で
き、その他の不測の事故を可及的に防止し得ると言う効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すものであ
る。 第1図は可食容器用包装容器を使用して可食容器を収納
した形態を示す部分断面斜視図である。 第2図は可食容器用包装容器の平面図である。 第3図は第2図のA−A線矢視断面図である。 第4図は第2図のB−B線矢視断面図である。 1・2は半割状容器部、3a・3b・4a・4bは端縁リブ部、
5a・5b・6a・6bは内突仕切り部、7・8は係止補強リブ
部、9は可食容器用包装容器、10・11はコーンカップ支
持部、12・13は凹室部、16・17は外突リブ部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の半割状容器部と他方の半割状容器部
    との各一側端部同士が折曲可能に接合され、両半割状容
    器部の開口部同士を対向させることにより一つの容器形
    態をなす可食容器用包装容器であって、 上記両半割状容器部の少なくとも左右両側端部は、その
    周縁部に端縁リブ部を有し、これら端縁リブ部は、容器
    形態をなしたときに、両半割状容器部の端縁リブ部同士
    で中空状をなすように形成されていることを特徴とする
    可食容器用包装容器。
JP8287790U 1990-08-03 1990-08-03 可食容器用包装容器 Expired - Fee Related JPH0730498Y2 (ja)

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