JPH07304589A - 屋内クレーン - Google Patents
屋内クレーンInfo
- Publication number
- JPH07304589A JPH07304589A JP13480894A JP13480894A JPH07304589A JP H07304589 A JPH07304589 A JP H07304589A JP 13480894 A JP13480894 A JP 13480894A JP 13480894 A JP13480894 A JP 13480894A JP H07304589 A JPH07304589 A JP H07304589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trolley
- girders
- rail
- indoor
- crane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属管ガーダーを所定間隔をおいて平行に架
設してもトロリーの荷重に関係なく円滑に横行レール上
を走行し、トロリーの移動が安全で安価な屋内クレーン
を提供する。 【構成】 屋内１に所定間隔をおいて２条の金属管ガー
ダー２、３を架設し、該金属管ガーダー２、３の周面の
内側に偏心的にレール受用型鋼５、６を前記金属管ガー
ダー２、３の長手方向に沿わせて対設し、前記レール受
用型鋼５、６とその上面に設けたトロリー９との間に該
トロリー９が移動するよう横行レール７、８と車輪１
０、１１とを介在させる。
設してもトロリーの荷重に関係なく円滑に横行レール上
を走行し、トロリーの移動が安全で安価な屋内クレーン
を提供する。 【構成】 屋内１に所定間隔をおいて２条の金属管ガー
ダー２、３を架設し、該金属管ガーダー２、３の周面の
内側に偏心的にレール受用型鋼５、６を前記金属管ガー
ダー２、３の長手方向に沿わせて対設し、前記レール受
用型鋼５、６とその上面に設けたトロリー９との間に該
トロリー９が移動するよう横行レール７、８と車輪１
０、１１とを介在させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内において２条の金
属管ガーダーの周面の内側に金属管ガーダーの長手方向
に沿ってレールを対称的に敷設してトロリーが横行する
ことができる屋内クレーンに関するものである。
属管ガーダーの周面の内側に金属管ガーダーの長手方向
に沿ってレールを対称的に敷設してトロリーが横行する
ことができる屋内クレーンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来クレーンとしては、機能構造等から
分類して天井クレーン、原料クレーン、ジブクレーン、
橋形クレーン等其の他多種類のクレーンが提案されてい
る。天井クレーンはもっぱら機械工場、組立工場等の一
般工場に使用されているが、その構成はトラスにより組
立てられ、殊に天井クレーンは屋内の天井の空間を利用
して両壁に接近して設けた天井レール上を走行し、作業
員及び機械の頭上を越えて物品を運搬している。またボ
ックス構造の鋼管の中心垂直上に横行レールを取付けた
クレーンが提案されている。
分類して天井クレーン、原料クレーン、ジブクレーン、
橋形クレーン等其の他多種類のクレーンが提案されてい
る。天井クレーンはもっぱら機械工場、組立工場等の一
般工場に使用されているが、その構成はトラスにより組
立てられ、殊に天井クレーンは屋内の天井の空間を利用
して両壁に接近して設けた天井レール上を走行し、作業
員及び機械の頭上を越えて物品を運搬している。またボ
ックス構造の鋼管の中心垂直上に横行レールを取付けた
クレーンが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のクレーンは上述
のように多種多様の機能と構造とを備え、殊に前述のト
ラス及びボックス構造の鋼管を屋内に架設して物品を運
搬する場合は、例え利用可能としても鋼管ガーダーの中
心垂直上面に横行レールを敷設すると、巻上ロープの移
動量を確保するために、横行レールゲージが大きくな
り、殊に横行レールが鋼管の直上にあるのでトロリーの
大型化に伴う製作コスト高、走行距離の減少、横行車輪
荷重に対応するために鋼管の肉厚のものを使用するの
で、クレーンの自重も普通のものと異なり増加するとい
う問題点がある。
のように多種多様の機能と構造とを備え、殊に前述のト
ラス及びボックス構造の鋼管を屋内に架設して物品を運
搬する場合は、例え利用可能としても鋼管ガーダーの中
心垂直上面に横行レールを敷設すると、巻上ロープの移
動量を確保するために、横行レールゲージが大きくな
り、殊に横行レールが鋼管の直上にあるのでトロリーの
大型化に伴う製作コスト高、走行距離の減少、横行車輪
荷重に対応するために鋼管の肉厚のものを使用するの
で、クレーンの自重も普通のものと異なり増加するとい
う問題点がある。
【０００４】本発明は、通常の金属管例えば鋼管をガー
ダーとして、所定間隔をおいて平行に架設してもトロリ
ーの荷重に関係なく、円滑に横行レール上を走行し得る
ことを目的とし、さらにガーダーに用いられる鋼管の外
周側面に横行レールの敷設を容易にしてトロリーの移動
が安全で安価な屋内クレーンを提供することを目的とし
ている。
ダーとして、所定間隔をおいて平行に架設してもトロリ
ーの荷重に関係なく、円滑に横行レール上を走行し得る
ことを目的とし、さらにガーダーに用いられる鋼管の外
周側面に横行レールの敷設を容易にしてトロリーの移動
が安全で安価な屋内クレーンを提供することを目的とし
ている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の屋内クレーンにおいては、屋内に所定間隔
をおいて、２条の金属管ガーダー、例えば鋼管ガーダー
を架設する。そして前記鋼管ガーダーの周面の内側にレ
ール受用型鋼を前記ガーダーの長手方向に沿わせて対称
的に配設する。
に、本発明の屋内クレーンにおいては、屋内に所定間隔
をおいて、２条の金属管ガーダー、例えば鋼管ガーダー
を架設する。そして前記鋼管ガーダーの周面の内側にレ
ール受用型鋼を前記ガーダーの長手方向に沿わせて対称
的に配設する。
【０００６】レール受用型鋼に敷設した横行レール上を
その上面に設けたトロリーの下面に軸支された車輪を転
動させて移動する。
その上面に設けたトロリーの下面に軸支された車輪を転
動させて移動する。
【０００７】トロリーの下面に吊り滑車を取付け、上面
には任意駆動装置により回転するロールを軸支し、該ロ
ールに、巻着したロープを一旦垂下させてフックに軸支
された左右滑車と前記吊り滑車とに懸廻して上下動させ
る。
には任意駆動装置により回転するロールを軸支し、該ロ
ールに、巻着したロープを一旦垂下させてフックに軸支
された左右滑車と前記吊り滑車とに懸廻して上下動させ
る。
【０００８】屋内の側壁に受具を対称的に取付け、該受
具間に鋼管ガーダーの両端に任意摺動機構を取付け、任
意駆動機構により屋内において前後動することが、効果
的である。
具間に鋼管ガーダーの両端に任意摺動機構を取付け、任
意駆動機構により屋内において前後動することが、効果
的である。
【０００９】
【作用】上記のように構成されたクレーンのトロリー上
の駆動装置によってロールのロープを垂下させてフック
を引っ掛ける。そして駆動装置を起動し正転と共に吊り
滑車及びフックの滑車を回転させて物品を持ち上げて空
中に吊り上げて一旦駆動を停止する。
の駆動装置によってロールのロープを垂下させてフック
を引っ掛ける。そして駆動装置を起動し正転と共に吊り
滑車及びフックの滑車を回転させて物品を持ち上げて空
中に吊り上げて一旦駆動を停止する。
【００１０】そして物品を吊り上げ後、トロリーの車輪
はレール上を転動して任意の位置に移動してロールの逆
転を駆動装置より行って荷卸しをするように働く。
はレール上を転動して任意の位置に移動してロールの逆
転を駆動装置より行って荷卸しをするように働く。
【００１１】そして上記の理由からトロリーの移動はレ
ール上を転動するので、その操作はロープ又は電動操作
により移動させる。
ール上を転動するので、その操作はロープ又は電動操作
により移動させる。
【００１２】また、屋内の前後運動においては受具上の
軌条又は鋼管ガーダーの車輪の転動により行われる。
軌条又は鋼管ガーダーの車輪の転動により行われる。
【００１３】以上の作用において垂直、水平荷重は鋼管
の曲げ応力により偏心荷重は鋼管の戻り応力により支え
られる。
の曲げ応力により偏心荷重は鋼管の戻り応力により支え
られる。
【００１４】
【実施例】以下、図を参照にして本発明屋内クレーンの
好適な実施例について説明する。
好適な実施例について説明する。
【００１５】屋内に所定間隔をおいて、２条の金属管ガ
ーダー２、３を平行に並列して金属管ガーダー２、３の
両端を屋内１の左右側壁を突設した受具４、４上に架設
し、前記金属管ガーダー２、３の周面の内側方に偏荷し
てレール受用型鋼５、６を固着し、レール受用型鋼５、
６の上面に横行レール７、８を敷設し、該横行レール
７、８に対応して、トロリー９の下面に軸支された車輪
１０、１１を軸支して横行レール７、８上を転動自在に
載置している。
ーダー２、３を平行に並列して金属管ガーダー２、３の
両端を屋内１の左右側壁を突設した受具４、４上に架設
し、前記金属管ガーダー２、３の周面の内側方に偏荷し
てレール受用型鋼５、６を固着し、レール受用型鋼５、
６の上面に横行レール７、８を敷設し、該横行レール
７、８に対応して、トロリー９の下面に軸支された車輪
１０、１１を軸支して横行レール７、８上を転動自在に
載置している。
【００１６】又、金属管ガーダー２、３の内側方に該金
属管ガーダー２、３の長手方向に沿ってレール受用型鋼
５、６と横行レール７、８を一体化したものを取付ける
ことも包含する。
属管ガーダー２、３の長手方向に沿ってレール受用型鋼
５、６と横行レール７、８を一体化したものを取付ける
ことも包含する。
【００１７】トロリー９の下面に吊り滑車１２を取付
け、トロリー９の上面には回転自在のロール１３を駆動
装置１４、例えばモーターに連絡してロール１３に巻着
したロープ１５を一旦垂下してフック１６の滑車１７、
１８と吊り滑車１２とに懸廻して駆動装置１４の起動に
より上下動させる。
け、トロリー９の上面には回転自在のロール１３を駆動
装置１４、例えばモーターに連絡してロール１３に巻着
したロープ１５を一旦垂下してフック１６の滑車１７、
１８と吊り滑車１２とに懸廻して駆動装置１４の起動に
より上下動させる。
【００１８】金属管ガーダー２、３の両端に軸支した車
輪１９、２０を屋内１の左右側壁に突設した受具４、４
に敷設した軌条２１、２２に載置して移動させる。
輪１９、２０を屋内１の左右側壁に突設した受具４、４
に敷設した軌条２１、２２に載置して移動させる。
【００１９】尚、金属管ガーダーは鋼管であることが好
ましい。
ましい。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２１】金属管ガーダーの内側面にレール受用型鋼
を固着し、該レール受用型鋼上に横行レールを取りつけ
て偏心的に形成したので横行車輪の荷重は横行レール、
レール受用型鋼を介して金属管ガーダーに伝達され、垂
直、水平荷重は金属管の曲げ応力により偏心荷重は金属
管の捩り応力により支えられるので、金属管の肉厚を軽
減して安価に提供しうるという効果がある。
を固着し、該レール受用型鋼上に横行レールを取りつけ
て偏心的に形成したので横行車輪の荷重は横行レール、
レール受用型鋼を介して金属管ガーダーに伝達され、垂
直、水平荷重は金属管の曲げ応力により偏心荷重は金属
管の捩り応力により支えられるので、金属管の肉厚を軽
減して安価に提供しうるという効果がある。
【図１】屋内クレーンの側面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線の拡大断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線の平面図である。
１ 屋内 ２、３ 金属管ガーダー ４ 受具 ５、６ レール受用型鋼 ７、８ 横行レール ９ トロリー １０、１１ 車輪 １２ 吊り滑車 １３ ロール １４ 駆動装置 １５ ロープ １６ フック １７、１８ 滑車
Claims (3)
- 【請求項１】 屋内１に所定間隔をおいて２条の金属管
ガーダー２、３を架設し、該金属管ガーダー２、３の周
面の内側に偏心的にレール受用型鋼５、６を前記金属管
ガーダー２、３の長手方向に沿わせて対設し、前記レー
ル受用型鋼５、６とその上面に設けたトロリー９との間
に該トロリー９が移動するよう横行レール７、８と車輪
１０、１１とを介在させたことを特徴とする屋内クレー
ン。 - 【請求項２】 トロリー９の下面に吊り滑車１２を設
け、上面には駆動装置１４により回転するようロール１
３を軸支し、該ロール１３に巻着したロープ１５を一た
ん垂下させてフック１６に取付けた左右滑車１７、１８
と前記吊り滑車１２とに懸廻して上下動するように構成
した請求項１記載の屋内クレーン。 - 【請求項３】 屋内１の側壁に受具４、４を対称的に突
設し、該受具４、４間に金属管ガーダー２、３の両端を
架設して任意の駆動機構により屋内１において前後動す
るように形成したことを特徴とする屋内クレーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13480894A JPH07304589A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 屋内クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13480894A JPH07304589A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 屋内クレーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304589A true JPH07304589A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=15137002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13480894A Pending JPH07304589A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 屋内クレーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304589A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539942B2 (ja) * | 1974-02-05 | 1980-10-15 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP13480894A patent/JPH07304589A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539942B2 (ja) * | 1974-02-05 | 1980-10-15 |
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