JPH07303737A - 当たり判定装置 - Google Patents

当たり判定装置

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JPH07303737A
JPH07303737A JP12438194A JP12438194A JPH07303737A JP H07303737 A JPH07303737 A JP H07303737A JP 12438194 A JP12438194 A JP 12438194A JP 12438194 A JP12438194 A JP 12438194A JP H07303737 A JPH07303737 A JP H07303737A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP12438194A
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English (en)
Inventor
Makoto Hoya
誠 保谷
Fumihiro Okado
文宏 岡戸
Tatsunori Taketomi
辰徳 武臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理時間を低減させる。 【構成】 当たりデータの数を固定し、この当たりデー
タの範囲に対して乱数データを発生する範囲を異ならせ
て複数の乱数データを取得することにより、当たりデー
タの数を増減することなく当たりとなる確率を変更する
ことができ、当たりデータを増やしていらずらに演算時
間が増加してしまうことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、当たり判定装置に関
し、特に、パチンコ機などの遊技機において柄合わせに
よる当たり判定に使用して好適な当たり判定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの遊技機では、乱数を発
生させて当たりか否かを判定するものが知られている。
例えば、かかるパチンコ機においては、特定の入賞口に
遊技球が入ったときに乱数を発生させ、その数値と予め
決められている当たりデータ(判定値)とを比較して大
当たりの判定を行なう。また、ある条件下においては当
たる確率が高確率となるように当たりデータの数を増や
して判定を行なう。なお、当たりデータが複数必要とな
るため、不正防止のため、素数を用いることが好まし
く、素数の当たりデータが多くなれば、発生させる乱数
のとりうる範囲は広くなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の当たり
判定装置においては、高確率とするときに当たりデータ
の数を増やしているが、当たりデータの一つ一つと一致
するか否かを判定するため、当たりデータの数が増えれ
ば処理時間もそれだけ増加してしまうという課題があっ
た。本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、
処理時間を低減させることが可能な当たり判定装置の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、入賞時に乱数を発生し、
当たりデータと同乱数とが一致するときに当たりと判定
するにあたって入賞判定時の条件によって当たりの確率
を変化させる当たり判定装置において、異なる範囲で複
数の乱数を発生させる乱数発生手段と、入賞時にこの乱
数発生手段で発生された複数の乱数を記憶する乱数記憶
手段と、上記発生される乱数の範囲内に分散した当たり
データを記憶する当たりデータ記憶手段と、入賞判定時
の条件に応じて上記乱数記憶手段にて記憶されている一
の乱数を取得して上記当たりデータ記憶手段にて記憶さ
れている当たりデータと比較して当たりか否かを判定す
る判定手段とを具備する構成としてある。
【0005】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、入賞すると乱数発生手段は異なる範囲で複数
の乱数を発生させ、乱数記憶手段はこの乱数発生手段で
発生された複数の乱数を記憶する。一方、当たりデータ
記憶手段は上記発生される乱数の範囲内に分散した当た
りデータを記憶しており、判定手段は入賞判定時の条件
に応じて上記乱数記憶手段にて記憶されている一の乱数
を取得するとともに、上記当たりデータ記憶手段にて記
憶されている当たりデータと比較し、当たりか否かを判
定する。すなわち、乱数発生手段が発生するそれぞれの
乱数の範囲は異なっており、当たりデータ記憶手段で記
憶されている当たりデータがそれぞれの乱数の範囲にど
れくらいの割合で分散されているかによって当たる確率
が変化する。従って、当たりデータの数を一定としつつ
当たる確率を増減させることができる。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、当たりデ
ータの数を増加させなくても当たる確率を増加させるこ
とができるため、処理時間を増加を防止することが可能
な当たり判定装置を提供することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかる当たり判定
装置が適用されるパチンコ機の正面図である。同図にお
いて、遊技盤10の中央には特別図柄表示器11が配設
されており、この特別図柄表示器11はそれぞれ十五個
の図柄を表示すること表示器11L,11M,11Rを
左右に三つ並べて構成されている。図2に示すように、
各表示器11L,11M,11Rは、それぞれ「0〜1
4」の値を保持する図柄カウンタ12L,12M,12
Rに接続され、各図柄カウンタ12L,12M,12R
に記憶された値に対応する図柄を表示するようになって
いる。
【0008】図柄カウンタ12L,12M,12Rは演
算処理装置20に接続されており、同演算処理装置20
には、遊技盤10の始動口13に遊技球が入ったか否か
を検知する始動口検知スイッチ13aと、大当たりのと
きに大入賞口14を開放させる条件装置14aとが接続
されている。また、演算処理装置20には、「0〜17
00」の値をランダムに発生する大レンジ内部乱数カウ
ンタ21aと、「0〜300」の値をランダムに発生す
る小レンジ内部乱数カウンタ21bと、はずれ図柄を特
定させるはずれ図柄エリア22と、リーチ図柄を特定さ
せるリーチ図柄エリア23と、当たり図柄を記憶してお
く当たり図柄エリア24と、大当たりの判定に使用する
当たりデータを記憶する当たりデータメモリ25と、上
記大レンジ内部乱数カウンタ21aと小レンジ内部乱数
カウンタ21bにて発生された乱数データが記憶される
大レンジ乱数記憶メモリ26aと小レンジ乱数記憶メモ
リ26bとが備えられている。
【0009】はずれ図柄エリア22ははずれ図柄のパタ
ーンを形成するエリアであり、リーチ図柄エリア23は
両脇の表示器11L,11Rに表示させる図柄が一致す
るパターンを形成するエリアであり、当たり図柄エリア
24は当たり時の図柄のパターンを形成するエリアであ
る。大レンジ内部乱数カウンタ21aは「0〜170
0」の値を、また、小レンジ内部乱数カウンタ21bは
「0〜300」の値をランダムに発生するものであり、
電源投入時から所定時間および所定タイミングごとに1
ずつ加算している。なお、このように加算する処理を回
転すると呼ぶ。当たりデータメモリ25には図3に示す
ように10個の素数の当たりデータが記憶されている。
ここにおいて10個の当たりデータはいずれも「0〜3
00」の範囲内であるので、大レンジ内部乱数カウンタ
21aおよび小レンジ内部乱数カウンタ21bが発生す
る乱数の範囲内に納まっている。従って、大レンジ内部
乱数カウンタ21aが発生する乱数が当たりデータと一
致する確率は「10/1701(約0.00587
9)」であるし、小レンジ内部乱数カウンタ21bが発
生する乱数が当たりデータと一致する確率は「10/3
01(約0.03322)」である。
【0010】本実施例においては、 「 (大レンジ内部乱数カウンタ21aが発生する乱数の範囲) ∪ (小レンジ内部乱数カウンタ21bが発生する乱数の範囲) ∪ (当たりデータの範囲) 」 という関係になっている。演算処理装置20では、タイ
マーによる割り込みによって図4に示す入賞判定ルーチ
ン100を実行しており、ステップ110にて始動口1
3に遊技球が入賞したのを始動口検知スイッチ13aが
検知したか否かを判断する。入賞されていない場合はス
テップ150のリターン処理を経て元の処理へ戻るが、
入賞している場合にはステップ120にて大レンジ乱数
記憶メモリ26aと小レンジ乱数記憶メモリ26bに記
憶されている乱数のデータがそれぞれ三つ以内であるか
否かを判断する。そして、四つ以上であるならばステッ
プ150のリターン処理を経て元の処理に戻る。入賞球
は四つまでは記憶されるが、五つ以上となった場合には
記憶されないようにしている。
【0011】三つ以内である場合には、ステップ130
にて大レンジ内部乱数カウンタ21aが発生する乱数と
小レンジ内部乱数カウンタ21bが発生する乱数とを取
得し、ステップ140にてそれぞれ大レンジ乱数記憶メ
モリ26aと小レンジ乱数記憶メモリ26bの最新のエ
リアに記憶させるとともに記憶中の乱数データの数をイ
ンクリメントしておく。一方、大レンジ乱数記憶メモリ
26aと小レンジ乱数記憶メモリ26bに一つでも乱数
データが記憶されている場合には、図柄の変動を開始さ
せるとともに、図5に示す当たり判定ルーチン200を
実行する。当たり判定ルーチン200では、まず、ステ
ップ210にて、現時点が高確率中であるか低確率中で
あるかを判断する。一般的には、一度大当たりが発生す
ると、ある定められた期間は高確率中となり、それを過
ぎると低確率中となる。「高確率中」であるならばステ
ップ220にて上記小レンジ乱数記憶メモリ26bに記
憶されている乱数のうち、最古の物を読み出し、「低確
率中」であるならばステップ230にて上記大レンジ乱
数記憶メモリ26aに記憶されている乱数のうち、最古
の物を読み出す。いずれの処理を行なった場合でも、ス
テップ240にて二つの小レンジ乱数記憶メモリ26b
と大レンジ乱数記憶メモリ26aに記憶されている乱数
のうち、使用されなかった側を含めて最古の物をそれぞ
れ消去するとともに、記憶中の乱数データの数をデクリ
メントする。
【0012】一方、続くステップ250では、読み出し
た乱数データと当たりデータメモリ25に記憶されてい
る10個の当たりデータとを順番に比較し、大当たりか
否かを判定する。当たりデータの数は一定であるため、
一つの読み出しデータが何番目の当たりデータと一致す
るか否かの平均的な比較回数は一定であり、判定に要す
る時間は一定である。しかるに、乱数データを発生させ
るときに、その範囲と当たりデータの範囲との関係によ
って当たる確率が異なるようにしてある。すなわち、大
レンジ内部乱数カウンタ21aが発生する乱数を読み込
んだときには「10/1701(約0.00587
9)」の確率で大当たりとなるし、小レンジ内部乱数カ
ウンタ21bが発生する乱数を読み込んだときには「1
0/301(約0.03322)」の確率で大当たりと
なる。
【0013】比較の結果、一致したならばステップ26
0の大当たりの処理を実行するが、一致しない場合はス
テップ270にて処理を終了する。これらの処理におい
ては、単にはずれている場合やリーチとなって外れる場
合などが含まれており、一般的なパチンコ機の外れ処理
を行なう。このように、当たりデータの数を固定し、こ
の当たりデータの範囲に対して乱数データを発生する範
囲を異ならせて複数の乱数データを取得することによ
り、当たりデータの数を増減することなく当たりとなる
確率を変更することができ、当たりデータを増やしてい
たずらに演算時間が増加してしまうことを防止できる。
【0014】なお、上述した実施例においては、当たり
データの範囲が全て小レンジ内部乱数カウンタ21bが
発生する乱数の範囲に納まるとともに、この小レンジ内
部乱数カウンタ21bが発生する乱数の範囲が大レンジ
内部乱数カウンタ21aが発生する乱数の範囲に納まっ
ている。しかし、当たる確率を調整するために、当たり
データの範囲と大レンジ内部乱数カウンタ21aが発生
する乱数の範囲や小レンジ内部乱数カウンタ21bが発
生する乱数の範囲を微妙にずらしたりしてもよい。ま
た、この発明は、パチンコ機のみならず、スロットマシ
ンなどの遊技機においても適用可能であることはいうま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる当たり判定装置が適
用されるパチンコ機の正面図である。
【図2】判定を行なう制御回路のブロック図である。
【図3】判定データを示す図である。
【図4】入賞判定ルーチンのフローチャートである。
【図5】当たり判定ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
20…演算処理装置 21a…大レンジ内部乱数カウンタ 21b…小レンジ内部乱数カウンタ 26a…大レンジ乱数記憶メモリ 26b…小レンジ乱数記憶メモリ 100…入賞判定ルーチン 200…当たり判定ルーチン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞時に乱数を発生し、当たりデータと
    同乱数とが一致するときに当たりと判定するにあたって
    入賞判定時の条件によって当たりの確率を変化させる当
    たり判定装置において、 異なる範囲で複数の乱数を発生させる乱数発生手段と、 入賞時にこの乱数発生手段で発生された複数の乱数を記
    憶する乱数記憶手段と、 上記発生される乱数の範囲内に分散した当たりデータを
    記憶する当たりデータ記憶手段と、 入賞判定時の条件に応じて上記乱数記憶手段にて記憶さ
    れている一の乱数を取得して上記当たりデータ記憶手段
    にて記憶されている当たりデータと比較して当たりか否
    かを判定する判定手段とを具備することを特徴とする当
    たり判定装置。
JP12438194A 1994-05-12 1994-05-12 当たり判定装置 Pending JPH07303737A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010099536A (ja) * 2010-02-10 2010-05-06 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP2010188169A (ja) * 2010-05-18 2010-09-02 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機

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