JPH07303227A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH07303227A
JPH07303227A JP32929394A JP32929394A JPH07303227A JP H07303227 A JPH07303227 A JP H07303227A JP 32929394 A JP32929394 A JP 32929394A JP 32929394 A JP32929394 A JP 32929394A JP H07303227 A JPH07303227 A JP H07303227A
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JP
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signal
voltage
liquid crystal
scanning
inputted
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Application number
JP32929394A
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English (en)
Inventor
Nobuitsu Yamashita
伸逸 山下
Hideo Sugano
英雄 菅野
Atsushi Mizutome
敦 水留
Yuji Inoue
裕司 井上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクティブマトリクス型の液晶表示装置にお
いて、耐圧の低い高速CMOSをソース線駆動用の集積
回路に用い、且つ従来の装置に劣らない高品位な表示を
行なう。 【構成】 ソース線に入力する信号が、少なくとも2つ
の1走査に亘って2 −V1但しV1 及び2 は液晶
の相転移の開始及び終了の電圧閾値)の電圧範囲内に設
定され、該信号の電圧極性が所定周期毎にV2 −V1
電圧範囲内でシフトした基準電圧を基準にして反転する
様に、変換されることを特徴とする表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
基板を備えた表示装置に関し、特に、テレビジョン画像
等の多値画像を表示する液晶表示装置に関する。
【0002】本明細書及び図面は、テレビジョン画像等
の多値画像を表示するのに好適な液晶表示装置におい
て、ソース線に入力させる信号の電圧値を特定の電圧範
囲内に設定し、且つその電圧極性が所定の周期毎に特定
の電圧範囲内でシフトした基準電圧を基準にして判定す
る電圧を発生させる手段を設けたことにより、ソース線
駆動電圧を大幅に減少し、高速ではあるが耐圧の低い高
速CMOSをソース線駆動用の集積回路に使用可能とす
る技術を開示するものである。
【0003】
【従来の技術】従来から、薄膜トランジスタ(以下、T
FTと略称する)を用いて高密度化した2次元マトリク
ス状液晶パネル(アクティブマトリクス型液晶パネル)
を使用して、多値画像、例えばテレビジョン画像を表示
する表示パネルが提案されている。
【0004】この種の表示パネルは、例えば第3図に示
すように構成され、その駆動方法としては、パネルに印
加される映像信号を1水平走査期間の整数倍、特に、1
倍の周期で反転させる方式が既に提案されている。第3
図において、1は映像信号入力端子、2は入力された映
像信号を増幅する増幅器、3は増幅された映像信号を反
転増幅するインバータ、4は増幅器2及びインバータ3
の出力を後述する垂直同期信号を2分周した信号の極性
に応じて切換えるスイッチ、T1 〜Tm はスイッチ4に
より切換えられた信号を制御信号H1 〜Hm に従って、
コンデンサC1〜Cm にそれぞれ分配するためのスイッ
チ、S1 〜Sm はコンデンサC1 〜Cmに接続される液
晶パネル11のソース線、G1 〜Gn は液晶パネル11
のゲート線、LC11〜LCnmは液晶パネルの各画素、5
は水平同期信号(HD)入力端子、6はHDの略々m倍
のクロックを発生するクロック発生回路、7はクロック
発生回路の出力により、HDに同期した順次走査パルス
1 〜Hm を発生する水平シフトレジスタ、8は垂直同
期信号(VD)入力端子、10は周期でシフトし、VD
に同期した順次走査パルスを発生する垂直シフトレジス
タで、20はHDを2分周する分周期(I)、21はV
Dを2分周する分周期(II)、22は分周期(I)2
0をセット−リセットするパルスを発生するパルス分配
回路である。
【0005】前述の駆動回路において、映像信号入力端
子1には、例えばテレビジョン信号の様な映像信号が入
力され、増幅器2で液晶をドライブするのに適当な信号
振幅に増幅される。増幅された映像信号は、スイッチ4
及びインバータ3に供給される。スイッチ4は増幅器2
とインバータ3の出力を、後述する分周器(I)20の
出力信号の極性に応じて選択した映像信号を作る。これ
は液晶を交流駆動するのに必要な操作である。この信号
はスイッチT1 〜Tm の共通端子に加えられ、制御信号
1 〜Hm に従って、コンデンサC1 〜Cm 及び、C1
〜Cm に接続されたソース線S1 〜Sm に分配される。
制御信号H1 〜Hm はクロック発生回路6により発生し
た水平走査期間の略々m倍のクロックを水平シフトレジ
スタ7に入力し、H1 からHm まで、1水平走査期間に
順次走査する様にしたものであり、スイッチT1 からT
m を順次1クロック期間だけ導通させることにより、コ
ンデンサC1 からCm に水平方向の画素LCk1〜LCkm
(k=1〜n)にそれぞれ対応した映像信号をサンプル
ホールドする。C1 〜Cm にサンプルホールドされた信
号は、映像信号の水平帰線期間中にゲート線G1 〜Gn
のうち1本がONとなり、1ライン分の画素LCk1〜L
kmに転送されて表示される。ゲート線G1〜Gn には
HDをクロックとし、G1 からGn まで1垂直走査期間
内に順次走査する様な信号を垂直シフトレジスタ10に
より発生させて加える。第4図は、その動作のタイミン
グチャートである。
【0006】以上の様な構成により、液晶パネル11上
に、テレビジョン画像が表示される。
【0007】上記において、分周器(I)20は、HD
を2分周しており、インバータ3とスイッチ4とからな
る極性反転回路で映像信号を制御する。分周器(I)2
0には、分周器(II)21とパルス分配回路22によ
り発生したセット−リセット信号が加えられており、こ
のセット−リセット信号はVD周期毎に、セット及びリ
セットを交互にくり返す様に構成されているので、分周
器(I)20の出力はVD周期毎に位相が反転する様に
なっている。
【0008】この回路を用いることによって、1VDよ
り短く1HDの整数倍の周期で且つ位相が1VD毎に反
転した信号をCOMに印加することができる。
【0009】第5図は、上記の画素LC11〜LCnmの一
例を示す構成図である。第5図において、12はTF
T、13はTFTのリーク抵抗、14は液晶セル、15
は液晶セルの共通対向電極(ITO)である。TFT1
2のソース信号Sとしては、映像信号をサンプルホール
ドした信号が供給されており、ゲートラインGには、垂
直走査信号が加えられる。ゲートラインGがONの期間
に、TFT12のソースSとドレインDが導通し、ソー
スラインSの電圧が液晶セル14のキャパシタンスCLC
に移され、その結果、キャパシタンスCLCの波形は、第
4図のVLC11及びVLLC1nに示される如く、1垂直期間
毎に反転する交流駆動波形となる。
【0010】第6図は、液晶の駆動電圧と透過率の関係
を示す特性図である。横軸は液晶の両端子間の電圧を示
し、縦軸は液晶の透過率を示している。図中、V1 及び
2相転移の開始及び終了の電圧閾値であり、一般に液
晶は0〜V1 の間、透過率が変化せず、V1 〜V2 の間
で電圧に対応した透過率の変化が得られるので、この間
に映像信号を加えることになり、信号の電圧の振幅は0
〜V2 になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き来の方法に
おいて、ソースラインに加えられる信号の電圧値は十数
ボルトにもなることがあるが、一方でソースラインの駆
動回路は低消費電力化のためにCMOS集積回路が使用
されるようになり、十数ボルトの電圧をあつかえるCM
OS集積回路は動作速度が2〜3MHzを限度としてい
て、高精細な表示パネル、例えば640×400画素の
表示パネルの駆動周波数約12MHzでの駆動はCMO
S−IC化が不可能となる。
【0012】本発明は、上記に鑑み、信号処理用ICの
動作電圧を減少させ、高速集積回路の使用を可能にし
て、高密度に構成できる液晶表示装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は垂直走査信号に
応じた電圧信号を印加する第1の配線群と情報信号に応
じた電圧信号を印加する第2の配線群とで構成したマト
リクス構造、及び第2の配線群に入力させる信号が連続
する少なくとも2つの1走査に亘ってV2−V1の値の範
囲内に設定され、該2つの1走査の前の走査と後の走査
とで第2の配線群に入力させる信号の電圧極性がそれぞ
れ互いにV2−V1の電圧範囲内でシフトした電圧を基準
に逆極性に反転する様に、該第2の配線群に入力させる
信号の電圧を発生させる手段を有する駆動装置である。
【0014】
【作用】ソース線に入力させる信号の最大電圧値と最小
電圧値とがV2 −V1 の電圧範囲内に設定され、該信号
の電圧極性が所定周期毎にV2 −V1 の電圧範囲内でシ
フトした基準電圧を基準にして反転する様に、上記ソー
ス線に入力させる信号の電圧を発生させ、一方映像信号
の反転を上記基準電圧の反転に同期させ、その反転制御
信号である方形パルスを増幅して共通対向電極に印加す
ると、液晶にかかる電圧は共通対向電極の電圧とソース
電圧との差になり、前記方形パルスの増幅率によって制
御することができる。即ち、ソースライン電圧を低く抑
えることもでき、CMOS−ICの使用も可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0016】第1図は、本発明の液晶表示装置の駆動回
路の一例を示す構成図である。第1図において、1は映
像信号入力端子、2は増幅器、3はインバータ、4は切
換スイッチ、5は水平同期信号(HD)入力端子、6は
クロック発生回路、7は水平シフトレジスタ、8は垂直
同期信号(VD)入力端子、10は垂直シフトレジス
タ、11は液晶パネル、20は分周器(I)、21は分
周器(II)、22はパルス分配回路であって、第3図
に示された従来の駆動回路と同一の機能を有し、ほぼ同
一に構成されている。本実施例では、上記の他に、液晶
パネル11のTFTのドレイン電極16に対向配置した
ITO共通対向電極15を駆動するためのアンプ30を
備え、分周器(I)20の出力端と前記共通対向電極
(ITO)の入力端子31との間に接続している。第2
図は、上記実施例の動作を示すタイムチャートである。
【0017】第1図において、映像信号入力端子1に
は、バイアス電圧の重畳されていない映像信号が入力さ
れ、COM信号としては、第2図のCOM’に示すよう
に、第6図に示したV1 からV2 の間に収まる値にす
る。本実施例では基準電圧を最大幅であるV2 −V1
フトさせている。アンプ30には、切換スイッチ4を制
御する反転制御信号、即ち、水平同期信号を分周した方
形パルスが入力され、振幅を適当に調整したのち、前記
共通対向電極の入力端子31に印加する。これが、第2
図のVITO である。液晶セルに印加される電圧は、第5
図で説明したとおり、TFT12がONとなったときの
ソース線とITOとの間の電圧であるから、第2図にお
いて、VLCはVITO −VS となり、 VITO =±1/2(V2 +V1 ) とすることにより、本実施例において従来例と等価な駆
動ができることになる。
【0018】実際には、ソース線とITOとの間にキャ
パシタンスが存在するため、液晶セルに加わるVITO
成分は減衰するが、その分VITO を大きく見込んでおけ
ば、問題はない。
【0019】また、TFTのゲート/ドレイン間容量が
あるので、VITO の波形の重畳も発生するが、反転の周
期が水平周期程度の高周波であれば、これも問題がな
い。
【0020】上記の駆動方法によれば、映像信号COM
は数ボルトの範囲に入ることになり、例えば耐圧7ボル
ト、周波数20〜30MHz程度の高速CMOSが使用
可能となり、高精細な表示パネルが実現できる。また、
そのような高速CMOSは当然従来のCMOSよりも高
集積化されるので、ICコストの低減効果も奏する。
【0021】なお、上記の実施例では、液晶パネルのソ
ースラインを直接駆動する構成に本発明を適用するもの
としたが、ソース線をTFTの使用によってブロック化
し、マルチプレクスして、ソース取り出し線数を減少さ
せる方式のものにも適用できることは言うまでもない。
【0022】その例を第7図と第8図に示す。第7図
は、第1図に示したN×M画素毎にスイッチング素子を
設けたN×Mアクティブマトリクス型液晶表示装置と同
一基板上に破線で囲って示したn×mアクティブマトリ
クス回路71を設けた全体図を表わす。第8図は第7図
のn×mアクティブマトリクス回路71内部を表わし、
図中72は映像信号用アナログスイッチトランジスタ
(以下A.S.トランジスタと略す)、73は映像信号
サンプルホールド用コンデンサーであり、S(1)〜S
(m)はA.S.トランジスタ72へのラッチされた映
像信号線、g(1)〜g(n)は、A.S.トランジス
タ72のスイッチング用信号線を示す。今、第1図にお
けるM本の信号線をm本に共通化したマトリクス配線と
なる様にすると第8図のS(1)〜S(m)の信号線と
g(1)〜g(n)の信号線とn×m個のA.S.トラ
ンジスタ72及びコンデンサー73から成るマトリクス
回路とすることができる。ただしnは1以上の整数で、
n≧M/mである。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、入
力信号をサンプルホールドするコンデンサ群への印加電
圧を大幅に減少させることができるので、映像信号電圧
を大幅に低く設定することができる。このため、従来と
比較して、さらにまた、水平走査期間毎に映像信号の極
性を反転する場合でも映像信号を十分にサンプルホール
ドすることができ、高品位なディスプレイを実現するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の実施例の動作のタイムチャートであ
る。
【図3】従来の駆動回路の構成図である。
【図4】従来の駆動回路の動作のタイムチャートであ
る。
【図5】液晶セルの構成図である。
【図6】液晶駆動電圧と透過率の関係を示す特性図であ
る。
【図7】本発明の別のアクティブマトリクス(N×M画
素)表示パネルの一実施例を示す説明図である。
【図8】本発明で用いたn×mマトリクス配線のM個の
アクティブマトリクス配置の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 映像信号入力端子 2 増幅器 3 インバータ 4 切換スイッチ 5 水平同期信号入力端子 6 クロック発生回路 7 水平シフトレジスタ 8 垂直同期信号入力端子 10 垂直シフトレジスタ 11 液晶パネル 12 TFT 14 液晶セル 15 ITO共通対向電極 16 ドレイン電極 20,21 分周器 22 パルス分配回路 30 アンプ 31 共通対向電極(ITO)入力端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
基板を備えた表示装置の駆動装置に関し、特に、テレビ
ジョン画像等の多値画像を表示する液晶表示装置の駆動
装置に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 本明細書及び図面は、テレビジョン画像
等の多値画像を表示するのに好適な液晶表示装置におい
て、ソース線に入力させる信号の電圧値を特定の電圧範
囲内に設定し、且つその電圧極性が所定の周期毎に特定
の電圧範囲内でシフトした基準電圧を基準にして反転
る電圧を発生させる手段を設けたことにより、ソース線
駆動電圧を大幅に減少し、高速ではあるが耐圧の低い高
速CMOSをソース線駆動用の集積回路に使用可能とす
る技術を開示するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 この種の表示パネルは、例えば図3に示
すように構成され、その駆動方法としては、パネルに印
加される映像信号を1水平走査期間の整数倍、特に、1
倍の周期で反転させる方式が既に提案されている。図3
において、1は映像信号入力端子、2は入力された映像
信号を増幅する増幅器、3は増幅された映像信号を反転
増幅するインバータ、4は増幅器2及びインバータ3の
出力を後述する垂直同期信号を2分周した信号の極性に
応じて切換えるスイッチ、T1 〜Tm はスイッチ4によ
り切換えられた信号を制御信号H1 〜Hm に従って、コ
ンデンサC1 〜Cm にそれぞれ分配するためのスイッ
チ、S1 〜Sm はコンデンサC1 〜Cm に接続される液
晶パネル11のソース線、G1 〜Gn は液晶パネル11
のゲート線、LC11〜LCnmは液晶パネルの各画素、5
は水平同期信号(HD)入力端子、6はHDの略々m倍
のクロックを発生するクロック発生回路、7はクロック
発生回路の出力により、HDに同期した順次走査パルス
1 〜Hm を発生する水平シフトレジスタ、8は垂直同
期信号(VD)入力端子、10は周期でシフトし、VD
に同期した順次走査パルスを発生する垂直シフトレジス
タで、20はHDを2分周する分周期(I)、21はV
Dを2分周する分周期(II)、22は分周期(I)2
0をセット−リセットするパルスを発生するパルス分配
回路である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 前述の駆動回路において、映像信号入力
端子1には、例えばテレビジョン信号の様な映像信号が
入力され、増幅器2で液晶をドライブするのに適当な信
号振幅に増幅される。増幅された映像信号は、スイッチ
4及びインバータ3に供給される。スイッチ4は増幅器
2とインバータ3の出力を、後述する分周器(I)20
の出力信号の極性に応じて選択した映像信号を作る。こ
れは液晶を交流駆動するのに必要な操作である。この信
号はスイッチT1 〜Tm の共通端子に加えられ、制御信
号H1 〜Hm に従って、コンデンサC1 〜Cm 及び、C
1 〜Cm に接続されたソース線S1 〜Sm に分配され
る。制御信号H1 〜Hm はクロック発生回路6により発
生した水平走査期間の略々m倍のクロックを水平シフト
レジスタ7に入力し、H1 からHm まで、1水平走査期
間に順次走査する様にしたものであり、スイッチT1
らTm を順次1クロック期間だけ導通させることによ
り、コンデンサC1 からCm に水平方向の画素LCk1
LCkm(k=1〜n)にそれぞれ対応した映像信号をサ
ンプルホールドする。C1 〜Cm にサンプルホールドさ
れた信号は、映像信号の水平帰線期間中にゲート線G1
〜Gn のうち1本がONとなり、1ライン分の画素LC
k1〜LCkmに転送されて表示される。ゲート線G1 〜G
n にはHDをクロックとし、G1 からGn まで1垂直走
査期間内に順次走査する様な信号を垂直シフトレジスタ
10により発生させて加える。図4は、その動作のタイ
ミングチャートである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 図5は、上記の画素LC11〜LCnmの一
例を示す構成図である。図5において、12はTFT、
13はTFTのリーク抵抗、14は液晶セル、15は液
晶セルの共通対向電極(ITO)である。TFT12の
ソース信号Sとしては、映像信号をサンプルホールドし
た信号が供給されており、ゲートラインGには、垂直走
査信号が加えられる。ゲートラインGがONの期間に、
TFT12のソースSとドレインDが導通し、ソースラ
インSの電圧が液晶セル14のキャパシタンスCLCに移
され、その結果、キャパシタンスCLCの波形は、図4
LC11及びVLLC1nに示される如く、1垂直期間毎に反
転する交流駆動波形となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 図6は、液晶の駆動電圧と透過率の関係
を示す特性図である。横軸は液晶の両端子間の電圧を示
し、縦軸は液晶の透過率を示している。図中、V1 及び
2 相転移の開始及び終了の電圧閾値であり、一般に液
晶は0〜V1 の間、透過率が変化せず、V1 〜V2 の間
で電圧に対応した透過率の変化が得られるので、この間
に映像信号を加えることになり、信号の電圧の振幅は0
〜V2 になる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き来の方法
において、ソースラインに加えられる信号の電圧値は十
数ボルトにもなることがあるが、一方でソースラインの
駆動回路は低消費電力化のためにCMOS集積回路が使
用されるようになり、十数ボルトの電圧をあつかえるC
MOS集積回路は動作速度が2〜3MHzを限度として
いて、高精細な表示パネル、例えば640×400画素
の表示パネルの駆動周波数約12MHzでの駆動はCM
OS−IC化が不可能となる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は垂直走査信号に
応じた電圧信号を印加する第1の配線群と情報信号に応
じた電圧信号を印加する第2の配線群とで構成したマト
リクス構造、及び第2の配線群に入力させる信号が連続
する少なくとも2つの1走査に亘ってV2 −V1 の値
(ただし、V1 及びV2 は液晶の駆動電圧と透過率との
関係において、相転移の開始及び終了の電圧閾値であ
る)の範囲内に設定され、該2つの1走査の前の走査と
後の走査とで第2の配線群に入力させる信号の電圧極性
がそれぞれ互いにV2 −V1 の電圧範囲内でシフトした
基準電圧を基準に逆極性に反転する様に、該第2の配線
群に入力させる信号の電圧を発生させる手段を有する駆
動装置である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 図1は、本発明の駆動装置を用いた液晶
表示装置の駆動回路の一例を示す構成図である。図1に
おいて、1は映像信号入力端子、2は増幅器、3はイン
バータ、4は切換スイッチ、5は水平同期信号(HD)
入力端子、6はクロック発生回路、7は水平シフトレジ
スタ、8は垂直同期信号(VD)入力端子、10は垂直
シフトレジスタ、11は液晶パネル、20は分周器
(I)、21は分周器(II)、22はパルス分配回路
であって、図3に示された従来の駆動回路と同一の機能
を有し、ほぼ同一に構成されている。本実施例では、上
記の他に、液晶パネル11のTFTのドレイン電極16
に対向配置したITO共通対向電極15を駆動するため
のアンプ30を備え、分周器(I)20の出力端と前記
共通対向電極(ITO)の入力端子31との間に接続し
ている。図2は、上記実施例の動作を示すタイムチャー
トである。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 図1において、映像信号入力端子1に
は、バイアス電圧の重畳されていない映像信号が入力さ
れ、COM信号としては、図2のCOM’に示すよう
に、図6に示したV1 からV2 の間に収まる値にする。
本実施例では基準電圧を最大幅であるV2 −V1 シフト
させている。アンプ30には、切換スイッチ4を制御す
る反転制御信号、即ち、水平同期信号を分周した方形パ
ルスが入力され、振幅を適当に調整したのち、前記共通
対向電極の入力端子31に印加する。これが、図2のV
ITO である。液晶セルに印加される電圧は、図5で説明
したとおり、TFT12がONとなったときのソース線
とITOとの間の電圧であるから、図2において、VLC
はVITO −VS となり、 VITO =±1/2(V2 +V1 ) とすることにより、本実施例において従来例と等価な駆
動ができることになる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 その例を図7図8に示す。図7は、
に示したN×M画素毎にスイッチング素子を設けたN
×Mアクティブマトリクス型液晶表示装置と同一基板上
に破線で囲って示したn×mアクティブマトリクス回路
71を設けた全体図を表わす。図8図7のn×mアク
ティブマトリクス回路71内部を表わし、図中72は
映像信号用アナログスイッチトランジスタ(以下A.
S.トランジスタと略す)、73は映像信号サンプルホ
ールド用コンデンサーであり、S(1)〜S(m)は
A.S.トランジスタ72へのラッチされた映像信号
線、g(1)〜g(n)は、A.S.トランジスタ72
のスイッチング用信号線を示す。今、図1におけるM本
の信号線をm本に共通化したマトリクス配線となる様に
すると図8のS(1)〜S(m)の信号線とg(1)〜
g(n)の信号線とn×m個のA.S.トランジスタ7
2及びコンデンサー73から成るマトリクス回路とする
ことができる。ただしnは1以上の整数で、n≧M/m
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 裕司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直走査信号に応じた電圧信号を印加す
    る第1の配線群と情報信号に応じた電圧信号を印加する
    第2の配線群とで構成したマトリクス構造、及び第2の
    配線群に入力させる信号が連続する少なくとも2つの1
    走査に亘ってV2−V1の値の範囲内に設定され、該2つ
    の1走査の前の走査と後の走査とで第2の配線群に入力
    させる信号の電圧極性がそれぞれ互いにV2−V1の電圧
    範囲内でシフトした電圧を基準に逆極性に反転する様
    に、該第2の配線群に入力させる信号の電圧を発生させ
    る手段を有する駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記所定周期が1水平走査期間周期であ
    る請求項1の駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195019A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Sharp Corp 液晶表示装置ならびにその駆動回路および駆動方法

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JPS4974438A (ja) * 1972-10-10 1974-07-18
JPS5528649A (en) * 1978-08-22 1980-02-29 Seiko Epson Corp Display system for liquid crystal picture

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