JPH0730321A - 線状逆ｆアンテナ - Google Patents
線状逆ｆアンテナInfo
- Publication number
- JPH0730321A JPH0730321A JP16689093A JP16689093A JPH0730321A JP H0730321 A JPH0730321 A JP H0730321A JP 16689093 A JP16689093 A JP 16689093A JP 16689093 A JP16689093 A JP 16689093A JP H0730321 A JPH0730321 A JP H0730321A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- antenna element
- ground conductor
- linear inverted
- conductor plate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 線状逆Ｆアンテナのアンテナ特性を変えずに
機器の小型化及び軽量化を計ること。 【構成】 地導体板１にはアンテナ素子２が植立されて
いる。このアンテナ素子は前記地導体板とに垂直に配置
され給電部となる第１部分２１とこの第１部分と直交す
る第２部分２２とこの第２部分の先端から直角に前記地
導体板側に折れ曲がりその先端が前記地導体板１に接触
している第３部分２３とで構成される。このアンテナ素
子２は銅線で形成されており第１及び第２部分の線幅は
第３部分の線幅に比べて細くされている。
機器の小型化及び軽量化を計ること。 【構成】 地導体板１にはアンテナ素子２が植立されて
いる。このアンテナ素子は前記地導体板とに垂直に配置
され給電部となる第１部分２１とこの第１部分と直交す
る第２部分２２とこの第２部分の先端から直角に前記地
導体板側に折れ曲がりその先端が前記地導体板１に接触
している第３部分２３とで構成される。このアンテナ素
子２は銅線で形成されており第１及び第２部分の線幅は
第３部分の線幅に比べて細くされている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線機等に用いて
好適な線状逆Ｆアンテナに関する。
好適な線状逆Ｆアンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、携帯無線機のアンテナには特公昭
６２−５９９２２号公報に記載のような線状逆Ｆアンテ
ナが用いられていた。このアンテナは、地導体板及びこ
の地導体板に垂直な第１部分とこの第１部分に直交する
第２部分とこの第２部分の先端から直角に前記地導体板
側に折れ曲がる第３部分とからなる線状のアンテナ素子
で構成されており、地導体板に対して平行な第２部分は
所定の間隔をもって配置されている。この間隔はアンテ
ナの特性によって決まるため、アンテナの特性を変えず
に機器の小型化、軽量化を計るのは困難であった。
６２−５９９２２号公報に記載のような線状逆Ｆアンテ
ナが用いられていた。このアンテナは、地導体板及びこ
の地導体板に垂直な第１部分とこの第１部分に直交する
第２部分とこの第２部分の先端から直角に前記地導体板
側に折れ曲がる第３部分とからなる線状のアンテナ素子
で構成されており、地導体板に対して平行な第２部分は
所定の間隔をもって配置されている。この間隔はアンテ
ナの特性によって決まるため、アンテナの特性を変えず
に機器の小型化、軽量化を計るのは困難であった。
【０００３】また、アンテナ素子の第３部分は入力イン
ピーダンスに影響を与えるため、この第３部分の線幅は
必要なアンテナ特性により一義的に決定される。
ピーダンスに影響を与えるため、この第３部分の線幅は
必要なアンテナ特性により一義的に決定される。
【０００４】そして、従来のアンテナ素子は全体を同一
の線幅の銅線を使用していたため、第３部分に必要な線
幅の銅線を使用せざるを得なかった。
の線幅の銅線を使用していたため、第３部分に必要な線
幅の銅線を使用せざるを得なかった。
【０００５】従って、アンテナ素子自身を小型化、軽量
化することができなかった。
化することができなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解消するものでありアンテナ特性を変えずに小型化を計
れる線状逆Ｆアンテナを提供するものである。
解消するものでありアンテナ特性を変えずに小型化を計
れる線状逆Ｆアンテナを提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、地導体板及び
この地導体板に垂直な第１部分とこの第１部分に直交す
る第２部分とこの第２部分の先端から直角に前記地導体
板側に折れ曲がる第３部分とからなるアンテナ素子で構
成される線状逆Ｆアンテナにおいて、前記第２部分を前
記第３部分に比べて線幅を細くしたことを特徴とする線
状逆Ｆアンテナ。
この地導体板に垂直な第１部分とこの第１部分に直交す
る第２部分とこの第２部分の先端から直角に前記地導体
板側に折れ曲がる第３部分とからなるアンテナ素子で構
成される線状逆Ｆアンテナにおいて、前記第２部分を前
記第３部分に比べて線幅を細くしたことを特徴とする線
状逆Ｆアンテナ。
【０００８】
【作用】本発明においては、アンテナ素子の第３部分の
線幅は入力インピーダンスに関係するため所定の太さで
あり、第２部分はそれより細くなっている。しかしなが
ら、第２部分と平行な地導体板上には第２部分に流れる
電流と大きさが等しく逆向きの影像電流が流れるため、
それぞれの電流により放射される電磁界は互いに打ち消
し合い、アンテナ素子全体の放射パターンには殆ど影響
を及ぼさない。
線幅は入力インピーダンスに関係するため所定の太さで
あり、第２部分はそれより細くなっている。しかしなが
ら、第２部分と平行な地導体板上には第２部分に流れる
電流と大きさが等しく逆向きの影像電流が流れるため、
それぞれの電流により放射される電磁界は互いに打ち消
し合い、アンテナ素子全体の放射パターンには殆ど影響
を及ぼさない。
【０００９】従って、放射パターンに影響を及ぼさない
第２部分を細くすることにより、小型化が計れる。
第２部分を細くすることにより、小型化が計れる。
【００１０】
【実施例】以下、図面に従って本発明の一実施例を説明
する。
する。
【００１１】図１は本実施例における線状逆Ｆアンテナ
の要部斜視図であり、１は地導体板、２はアンテナ素子
であり、前記地導体板とに垂直に配置され給電部となる
第１部分２１とこの第１部分と直交する第２部分２２と
この第２部分の先端から直角に前記地導体板側に折れ曲
がりその先端が前記地導体板１に接触している第３部分
２３とで構成される。このアンテナ素子２は銅線で形成
されており第１及び第２部分の線幅は第３部分の線幅に
比べて細くされている。
の要部斜視図であり、１は地導体板、２はアンテナ素子
であり、前記地導体板とに垂直に配置され給電部となる
第１部分２１とこの第１部分と直交する第２部分２２と
この第２部分の先端から直角に前記地導体板側に折れ曲
がりその先端が前記地導体板１に接触している第３部分
２３とで構成される。このアンテナ素子２は銅線で形成
されており第１及び第２部分の線幅は第３部分の線幅に
比べて細くされている。
【００１２】次に、線状逆Ｆアンテナの動作について説
明する。図２は線状逆Ｆアンテナの電流分布を示す図で
あり、地導体板１にはアンテナ素子２に流れる電流と同
じ大きさで逆向きの影像電流が流れている。ここで、第
１部分２１の長さＬ１はＬ１＜λ／２０（λは波長）程
度であり、第２部分２２と地導体板１とは非常に近接し
ている。したがって、それぞれの電流により放射される
電磁界は互いに打ち消され、放射パターンには影響しな
い。
明する。図２は線状逆Ｆアンテナの電流分布を示す図で
あり、地導体板１にはアンテナ素子２に流れる電流と同
じ大きさで逆向きの影像電流が流れている。ここで、第
１部分２１の長さＬ１はＬ１＜λ／２０（λは波長）程
度であり、第２部分２２と地導体板１とは非常に近接し
ている。したがって、それぞれの電流により放射される
電磁界は互いに打ち消され、放射パターンには影響しな
い。
【００１３】よって、第２部分２２の線幅は放射パター
ンには影響を与えない。
ンには影響を与えない。
【００１４】また、第１部分の長さをＬ１、第２部分の
長さをＬ２とすると、線状逆ＦアンテナはＬ１＋Ｌ２＝
λ／４を満たす周波数で共振する。ここで、波長λと周
波数ｆの関係はｆ＝ｃ／λ（ｃは光速）である。そし
て、アンテナの帯域は一般に素子の幅が太いほど広帯域
となる。
長さをＬ２とすると、線状逆ＦアンテナはＬ１＋Ｌ２＝
λ／４を満たす周波数で共振する。ここで、波長λと周
波数ｆの関係はｆ＝ｃ／λ（ｃは光速）である。そし
て、アンテナの帯域は一般に素子の幅が太いほど広帯域
となる。
【００１５】従って、アンテナ素子の第３部分の線幅は
入力インピーダンスに関係するため所定の太さである
が、第１部分１２及び第２部分１３はそれより細くなっ
ている。
入力インピーダンスに関係するため所定の太さである
が、第１部分１２及び第２部分１３はそれより細くなっ
ている。
【００１６】次に、図３に他の実施例を示す。本実施例
はアンテナ素子４を誘電体基板３の表面に銅箔パターン
として形成したものである。
はアンテナ素子４を誘電体基板３の表面に銅箔パターン
として形成したものである。
【００１７】更に、図１のアンテナ素子を銅線の代わり
に板状の銅板を使用してもよい。
に板状の銅板を使用してもよい。
【００１８】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、アンテナ特
性を変えずに機器の小型化及び軽量化を計ることができ
る。
性を変えずに機器の小型化及び軽量化を計ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における線状逆Ｆアンテナの
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図２】本発明の動作説明図である。
【図３】本発明の他の実施例における線状逆Ｆアンテナ
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【符号の説明】 １ 地導体板 ２、４ アンテナ素子 ２１ 第１部分 ２２ 第２部分 ２３ 第３部分 ３ 誘電体基板
Claims (2)
- 【請求項１】 地導体板及びこの地導体板に垂直な第１
部分とこの第１部分に直交する第２部分とこの第２部分
の先端から直角に前記地導体板側に折れ曲がる第３部分
とからなるアンテナ素子で構成される線状逆Ｆアンテナ
において、 前記第２部分を前記第３部分に比べて線幅を細くしたこ
とを特徴とする線状逆Ｆアンテナ。 - 【請求項２】 前記アンテナ素子は前記地導体と直交に
配置された誘電体基板上に銅箔パターンで形成されてな
る請求項１記載の線状逆Ｆアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16689093A JPH0730321A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 線状逆ｆアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16689093A JPH0730321A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 線状逆ｆアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730321A true JPH0730321A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15839528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16689093A Pending JPH0730321A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 線状逆ｆアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730321A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999050932A1 (fr) * | 1998-03-31 | 1999-10-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Antenne et televiseur numerique |
| WO2002039547A1 (de) * | 2000-11-07 | 2002-05-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Inverted-f-antenne |
| CN108808236A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-13 | 袁涛 | 应用于NB-IoT领域的小型半双工天线 |
| CN108847527A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-20 | 袁涛 | 基于串联反加载的iot天线 |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP16689093A patent/JPH0730321A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999050932A1 (fr) * | 1998-03-31 | 1999-10-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Antenne et televiseur numerique |
| US6362784B1 (en) | 1998-03-31 | 2002-03-26 | Matsuda Electric Industrial Co., Ltd. | Antenna unit and digital television receiver |
| WO2002039547A1 (de) * | 2000-11-07 | 2002-05-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Inverted-f-antenne |
| CN108808236A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-13 | 袁涛 | 应用于NB-IoT领域的小型半双工天线 |
| CN108847527A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-20 | 袁涛 | 基于串联反加载的iot天线 |
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