JPH0730316Y2 - アスパラガス等のカット寸法調整装置 - Google Patents

アスパラガス等のカット寸法調整装置

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JPH0730316Y2
JPH0730316Y2 JP1990055044U JP5504490U JPH0730316Y2 JP H0730316 Y2 JPH0730316 Y2 JP H0730316Y2 JP 1990055044 U JP1990055044 U JP 1990055044U JP 5504490 U JP5504490 U JP 5504490U JP H0730316 Y2 JPH0730316 Y2 JP H0730316Y2
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belt
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belt conveyor
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芳郎 林
倫晃 大沼
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大同ほくさん株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、バケットコンベアのバケットにアスパラガス
等を一本宛載置し、それらの移送工程においてカメラ等
の測定部によって、長さ、太さ、色彩等を選別基準に基
づいて何等級かに選別し、これを特定コンテナに収受す
るようにしたアスパラガス選別機等にあって、その本体
バケットコンベアにアスパラガス等を供給する供給ベル
トコンベア上にて、当該アスパラガス等の頭を揃えてお
き、予め設定した所定の長さにこれをカットした後、上
記本体バケットコンベアに供給できるようにしたアスパ
ラガス等のカット寸法調整装置に関する。
《従来の技術》 従来、一般にアスパラガスを所定寸法に揃えるには、別
途手作業などでの切断作業にたよっていたり、これを自
動化する場合にあってもアスパラガス選別機の供給機に
あって、当該アスパラガスの頭揃えを行うため、第9
図、第10図の如く供給ベルトコンベアaの表面に、長さ
方向にてスポンジ製等の突条b等を接着しておき、該突
条bの一側面b′と、カッターc間の寸法lが、アスパ
ラガスdをカットする長さとなるようにしている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記従来装置においては、ベルトコンベ
アaに突条bを固設したものであるため、アスパラガス
dのカット寸法を変更したいときには、上記の突条bを
ベルトコンベアaから剥離し、新規突条をベルトコンベ
アaの所要位置に接着するといったことは実際上困難と
なるため、その都度上記ベルトコンベアaを、上記寸法
lの異なる予め用意した他のベルトコンベアに変えねば
ならないこととなる。
また、実公昭41−8554に開示されているようにローソク
の尻切りを行うに際し、下部無端ベルト上のローソクに
つき、その頭を揃えるためガイドローラを用いるように
したものも提案されている。
しかし、当該ガイドローラも、所定位置に設置しただけ
のものであるため、上記の従来例と同じくローソクのカ
ット寸法を簡易に変更することができないだけでなく、
ガイドローラにローソクの頭が当接される際、下部無端
ベルト上にローソクが載置されているだけであると、当
該ローソクは変動してしまい、下部無端ベルトの進行方
向との直交状態を保ち得ないことになる。
このため、上記ローソクの変動を回避するため、別途上
部無端ベルトを設置し、これによりローソクを下部無端
ベルトとの間に挟持しながら搬送しなければならないこ
ととなる。
本考案は、上記従来例のこのような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、アスパラガスのカットすべき長さ寸法
の設定を、簡便な操作によって迅速に行ない得るように
すると共に、簡潔な機構により、アスパラガスの頭揃え
に際して、その向きが不本意に変動してしまわないよう
にして、精度の高いカットを安価に行い得るようにする
のが、その目的である。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記目的を達成するため、本体バケットコンベ
アと、その移送方向後続端側にあって同期して回転可能
に配設されている供給ベルトコンベア上位に、その長手
方向にあって、巾方向へ移動調整自在なるよう竪型の頭
揃え用ベルトが、これまた前記本体バケットコンベアと
同期し、かつその頭揃え側ベルトが供給ベルトコンベア
の移送方向と同一方向へ回転可能なるよう配設されてな
るアスパラガス等のカット寸法調整装置を提供しようと
するものである。
《作用》 アスパラガス等は供給ベルトコンベア上に、その移送方
向と直角配置として、かつ頭部先端を頭揃え用ベルトの
頭揃え側ベルトに突き合せた状態にて載置する。
上記供給ベルトコンベアと頭揃え用ベルトの頭揃え側ベ
ルトとは、本体バケットコンベアと同期して同一方向へ
回転されることで、当該アスパラガス等は、単に供給ベ
ルトコンベア上に載置されているだけであるが、不本意
に供給ベルトコンベアの搬送方向と斜交状態に変動して
しまうことなく、頭揃え用ベルトに頭部が当接されたま
ま、上記搬送方向と直交の状態を保持して移送されてい
き、上記供給ベルトコンベアの移送方向先行端側上部に
配設してある回転カッターにより、基部側である所定位
置からカットされる。従って、一定長さを保証されてカ
ットされたアスパラガス等は、供給ベルトコンベアから
本体バケットコンベアの各バケットに一本宛供給され、
該本体バケットコンベアにより所定方向へ移送されてい
く工程にあって選別基準に基づいて選別され、各等級単
位で特定コンテナに収受されることになる。
上記頭揃え用ベルトにおける頭揃え側ベルト表面とカッ
ター間の寸法がアスパラガスのカット寸法となるから、
上記頭揃え用ベルトを供給ベルトコンベアの巾方向へ移
動することで上記カット寸法を任意に変えることができ
る。
すなわち、上記頭揃え用ベルトは、その長手方向におけ
る移送方向後続端側及び先行端側の各プーリーが、供給
ベルトコンベアの機枠における後続端側に架設された支
持部材と、先行端側に設けられている支持枠に回転自在
なるよう軸支される。上記の支持部材と支持枠とを、機
枠に対して締付け自在に固定している締付レバーを緩め
ることで、供給ベルトコンベアの巾方向へ移動し、頭揃
え用ベルトを横向きに移動させた後、締付レバーを締付
けることにより、アスパラガスのカット寸法は任意に調
整することができる。
《実施例》 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図と第3図により示した通り、供給ベルトコンベア
1は、供給機2の機枠3における移送方向の先行端側と
後続端側とに、回転自在なるよう横架されている駆動ロ
ーラー5と従動ローラー5′、そして、これに巻回され
た無端ベルト4とにより形成されている。さらに、第3
図の如く、当該駆動ローラー5は、本体バケットコンベ
ア6の駆動ローラー7と巻き掛け伝動機構8により連動
連結されており、従って、図示しないモータ等による駆
動源により、供給ベルトコンベア1は、本体バケットコ
ンベア6と同期して矢印A方向へ回転される。
上記供給ベルトコンベア1の先行端側における上部に
は、第7図、第8図に示すように、アスパラガス等を所
定寸法に切断するための回転駆動式であるカッター9
と、切断時にアスパラガス等を供給ベルトコンベア1上
に押えるためのスポンジ等による押え弾圧体10とが配設
されており、図示の11はカメラ等を内装した選別用の測
定部を示し、12は上記測定部11にて検知した測定値を、
予め記憶させておいた選別基準値に基づき、当該アスパ
ラガスを何つかの等級に選別するための信号を出力する
コントローラを示し、該コントローラー12から出力され
る信号を駆動ユニット13に入力することで、バケットが
開き動作され、等級別の特定コンテナに収受されるよう
にしてある。
第1図ないし第7図に示した頭揃え用ベルト14を構成す
るには、先ず前記供給機2の機枠3における後続端側
と、先行端側にあって、供給ベルトコンベア1の巾方向
へ移動調整可能なるよう架設されている夫々支持部材15
と支持枠16(第5図参照)とを設け、これに設けた縦軸
17,18には下端にフランジの周設されたプーリー19、20
が回転自在なるよう軸装され、これに巻き掛けた無端ベ
ルト21を上記供給ベルトコンベア1の上位にあって、そ
の長手方向に配設するのであり、従って、当該頭揃え用
ベルト14は、竪型に形成されることになる。
上記支持部材15は、第2図に示したように、その一端裏
面に上記プーリー19が軸支され、他端にあっては、その
長手方向に設けた長孔22に機枠3から突設のボルト23を
挿通して、これにナット23を螺着することにより、当該
支持部材15を長手方向へ移動自在としてあると共に、上
記長孔22に挿通した締付レバー24を機枠3側に、締着自
在とすることで、当該支持部材15をその長手方向への所
望移動位置に固定できるようにし、かくて頭揃え用ベル
ト14の後続端側を供給ベルトコンベア1の巾方向へ自由
に移動調整可能としてある。
一方、当該頭揃え用ベルト14の先行端側におけるプーリ
ー20が駆動用のものとなっている。
すなわち、前記の支持枠16は、第4図ないし第6図に示
した如く、機枠3に対し軸方向への移動が阻止された状
態にて回転自在なるよう軸承されている横軸25に、回転
阻止の状態で軸方向へは摺動自在なるよう外装されてい
る。
さらに、その側部にあって支持枠16に固定されたナット
26には、上記機枠3に軸方向への移動が阻止された状態
にて軸回り方向へ回転自在に架設されている送りネジ棒
27が螺合貫通され、この送りネジ棒27を、その一端に固
定したハンドル28により正逆自在に回転することで、上
記支持枠16は供給ベルトコンベア1の巾方向に移動可能
としてある。
さらに、図6に示されている通り機枠3に固定され、軸
孔30から側方へスリット31が形成されている締付部材29
にあって、その軸孔30に上記送りネジ棒27が挿通されて
おり、上記締付部材29には、そのスリット31と直角配置
に貫通したネジ孔32に対して、締付レバー33のネジ部33
aを螺合し、該締付レバー33を締着自在に操作すること
で、上記送りネジ棒27がその回転を阻止できるようにし
てある。
また、この支持枠16には、上記横軸25と平行に中間軸34
が架設され、該中間軸34には平歯車35と傘歯車36が各々
固定してあり、該平歯車35には、上記横軸25に図示しな
いキーとキー溝にて軸方向へ摺動自在なるよう外装した
摺動部材37に対し、キー38により係止されている平歯車
39が噛合されている。
さらに、上記支持枠16には、縦軸18が上記中間軸34と直
交状にて、スラストベアリング40、40を介し軸方向への
移動が阻止された状態で回転自在なるよう立設され、該
縦軸18の上端部には傘歯車41が、下端には前記プーリー
20が各々固定され、該傘歯車41が上記中間軸34の傘歯車
36と噛合している。
また、上記横軸25は第3図に示した如く、前記した巻き
掛け伝達機構8の中間プーリー42と巻き掛け伝達機構43
にて連動連結され、これにより当該頭揃え用ベルト14
は、上記供給ベルトコンベア1と共に、本体バケットコ
ンベア6と同期して回転されるようにしてあると共に、
当該頭揃え用ベルト14におけるアスパラガス等の頭部先
端と当接する頭揃え側ベルト14aは、供給ベルトコンベ
ア1と同一方向、すなわち、本体バケットコンベア6側
に向け回転されるようにしてある。
ここで、上記頭揃え用ベルト14の無端ベルト21にあっ
て、その表面には、第2図に示した如く凹凸条等の滑り
止め21aを設けるようにすれば、当該無端ベルト21にア
スパラガス等の頭部先端が不本意に変位しないよう接
し、当該アスパラガス等を規則正しく移送できることと
なるから、カット寸法精度を向上することができる。
なお、第1図において、Bは、アスパラガスのカット設
定長さを示す。
《考案の効果》 本考案は、以上説明したように構成されているので、供
給ベルトコンベア上に配設した頭揃え用ベルトを、供給
ベルトコンベアの巾方向に移動することによりアスパラ
ガスのカットする長さを極めて容易な操作によって簡単
に変えることができると共に、当該頭揃え用ベルトは、
供給ベルトコンベアと共に本体バケットコンベアと同期
して回転するので、当該アスパラガスを、上方から押え
込むような構成を付加することなしに移送途中で傾く等
の支障が発生することなく、所定の向きで正確に移送さ
れ、これによって、カットを直角に、かつ高精度にて行
なうことができ、かつ簡潔な構成にて安価な提供も可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るアスパラガス等のカット寸法調整
装置を示す一実施例の斜視図、第2図は同実施例の頭揃
え用ベルトと、その一端側における移動機構を示した斜
視図、第3図は同装置と供給ベルトコンベアと本体バケ
ットコンベアの駆動系を示した略示側面図、第4図は同
装置の他端側の移動機構と駆動機構とを示した横断平面
図、第5図は第4図におけるV−V線矢視断面図、第6
図は第4図におけるIV−IV線矢視断面図、第7図、第8
図は同装置を備えたアスパラガス等選別機の夫々平面図
と側面図、第9図、第10図は従来の供給機におけるアス
パラガス頭揃え装置の要部を示す斜視図と正面図であ
る。 1……供給ベルトコンベア 6……本体バケットコンベア 14……頭揃え用ベルト 14a……頭揃え側ベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体バケットコンベアと、その移送方向後
    続端側にあって同期して回転可能に配設されている供給
    ベルトコンベア上位に、その長手方向にあって、巾方向
    へ移動調整自在なるよう竪型の頭揃え用ベルトが、これ
    また前記本体バケットコンベアと同期し、かつその頭揃
    え側ベルトが供給ベルトコンベアの移送方向と同一方向
    へ回転可能なるよう配設されてなるアスパラガス等のカ
    ット寸法調整装置。
JP1990055044U 1990-05-25 1990-05-25 アスパラガス等のカット寸法調整装置 Expired - Fee Related JPH0730316Y2 (ja)

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