JPH0730315Y2 - 切断加工機の加工材固定装置 - Google Patents
切断加工機の加工材固定装置Info
- Publication number
- JPH0730315Y2 JPH0730315Y2 JP28093U JP28093U JPH0730315Y2 JP H0730315 Y2 JPH0730315 Y2 JP H0730315Y2 JP 28093 U JP28093 U JP 28093U JP 28093 U JP28093 U JP 28093U JP H0730315 Y2 JPH0730315 Y2 JP H0730315Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- fixing device
- pressing member
- rotating body
- cutting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、長尺状の配線ダクト、
管あるいは木質材等の加工材を適宜長さに切断するため
の切断加工機における加工材固定装置に関する。
管あるいは木質材等の加工材を適宜長さに切断するため
の切断加工機における加工材固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、回路配線の設計図面にし
たがって配線加工を行う等の場合には、所定の長さに加
工された多数の配線を整理して配線ダクト内に収納する
ことが行われており、その場合、配線ダクト内に収納さ
れる配線の長さに合わせて配線ダクトを適宜長さに切断
する加工が行われていた。
たがって配線加工を行う等の場合には、所定の長さに加
工された多数の配線を整理して配線ダクト内に収納する
ことが行われており、その場合、配線ダクト内に収納さ
れる配線の長さに合わせて配線ダクトを適宜長さに切断
する加工が行われていた。
【0003】本考案者は、このような切断加工の手作業
による面倒さを解消するとともに、設置に場所をとらな
いコンパクトな形態の切断加工機を提案している(実願
平4−57011号)。この切断加工機は、回転刃を備
えた本体と、加工材を保持する保持手段を備え、保持手
段によって保持された加工材の切断箇所とともに本体の
回転刃を覆った状態で本体の回転刃に対して進退自在に
移動する移動カバー体とを備えたものであり、移動カバ
ー体を移動させることによって加工材の切断を行うよう
になっているものである。
による面倒さを解消するとともに、設置に場所をとらな
いコンパクトな形態の切断加工機を提案している(実願
平4−57011号)。この切断加工機は、回転刃を備
えた本体と、加工材を保持する保持手段を備え、保持手
段によって保持された加工材の切断箇所とともに本体の
回転刃を覆った状態で本体の回転刃に対して進退自在に
移動する移動カバー体とを備えたものであり、移動カバ
ー体を移動させることによって加工材の切断を行うよう
になっているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、このような
切断加工機についての加工材の固定構造に関してさらに
改良を加え、迅速に切断作業を行うことができる切断加
工機の加工材固定装置を提供することを目的としてい
る。
切断加工機についての加工材の固定構造に関してさらに
改良を加え、迅速に切断作業を行うことができる切断加
工機の加工材固定装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の考案は、図面に付した符
号を用いて説明すると、「一端を軸に他端が加工材Xを
載置する載置部21に対して接離するように回動可能に
軸支された回動体30と、この回動体30を回動操作す
るための操作レバー34と、回動体30の側方に突出
し、伸縮自在に形成された押圧部材31とを備え、操作
レバー34の回動操作によって回動体30を軸35を中
心に回動後、押圧部材31の先端で載置部21に載置さ
れた加工材Xを押圧することにより加工材Xを載置部2
1に固定することを特徴とする切断加工機の加工材固定
装置」を、その内容としている。
の手段として、請求項1記載の考案は、図面に付した符
号を用いて説明すると、「一端を軸に他端が加工材Xを
載置する載置部21に対して接離するように回動可能に
軸支された回動体30と、この回動体30を回動操作す
るための操作レバー34と、回動体30の側方に突出
し、伸縮自在に形成された押圧部材31とを備え、操作
レバー34の回動操作によって回動体30を軸35を中
心に回動後、押圧部材31の先端で載置部21に載置さ
れた加工材Xを押圧することにより加工材Xを載置部2
1に固定することを特徴とする切断加工機の加工材固定
装置」を、その内容としている。
【0006】また、請求項2記載の考案は、「加工材X
を載置する載置部21は切断刃11に向けて移動する移
動体を構成し、前記載置部21を移動させるための取手
25を、回動後の回動体30の操作レバー34の把持部
と隣接するように設けたことを特徴とする請求項1記載
の切断加工機の加工材固定装置」を、その内容としてい
る。
を載置する載置部21は切断刃11に向けて移動する移
動体を構成し、前記載置部21を移動させるための取手
25を、回動後の回動体30の操作レバー34の把持部
と隣接するように設けたことを特徴とする請求項1記載
の切断加工機の加工材固定装置」を、その内容としてい
る。
【0007】さらに、請求項3記載の考案は、「押圧部
材31の先端にローラ32を設けると共に、加工材Xを
載置する載置部21に、加工材Xを横送りするためのロ
ーラ23を押圧部材31のローラ32と対向する位置に
配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の切断加
工機の加工材固定装置」を、その内容としている。
材31の先端にローラ32を設けると共に、加工材Xを
載置する載置部21に、加工材Xを横送りするためのロ
ーラ23を押圧部材31のローラ32と対向する位置に
配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の切断加
工機の加工材固定装置」を、その内容としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の固定装置にあっては、操作レバ
ー34による回動体30の回動操作によって、回動体3
0の側方に突出して形成された押圧部材30が載置部2
1に向かって押圧するように作用する。このとき、回動
体30の回動量によって回動体30と載置部21との距
離が変動するが、伸縮自在な押圧部材30によってその
変動は吸収され、載置部21に載置された加工材Xの押
圧固定を可能にしている。又、加工材Xの異なった厚み
にも対応することができる。これにより、操作レバー3
4による回動体30の回動操作によって載置部21に載
置された加工材Xの押圧固定が簡単に行えるようになっ
ている。
ー34による回動体30の回動操作によって、回動体3
0の側方に突出して形成された押圧部材30が載置部2
1に向かって押圧するように作用する。このとき、回動
体30の回動量によって回動体30と載置部21との距
離が変動するが、伸縮自在な押圧部材30によってその
変動は吸収され、載置部21に載置された加工材Xの押
圧固定を可能にしている。又、加工材Xの異なった厚み
にも対応することができる。これにより、操作レバー3
4による回動体30の回動操作によって載置部21に載
置された加工材Xの押圧固定が簡単に行えるようになっ
ている。
【0009】又、請求項2記載の固定装置は、切断刃1
1が固定され、加工材Xを載置する載置部21が切断刃
11に向けて移動する移動体20を構成する切断加工機
に適用した場合において、操作レバー34の回動操作に
よって回動体30を回動させたときに、操作レバー34
の把持部と載置部21を移動させるための取手25とが
隣接するように構成することによって、加工材Xの載置
部21への固定以後、そのまま載置部21に載置された
加工材Xを切断刃11に向けての移動操作に移行するこ
とができるものであり、迅速な切断作業が行えるように
なっている。
1が固定され、加工材Xを載置する載置部21が切断刃
11に向けて移動する移動体20を構成する切断加工機
に適用した場合において、操作レバー34の回動操作に
よって回動体30を回動させたときに、操作レバー34
の把持部と載置部21を移動させるための取手25とが
隣接するように構成することによって、加工材Xの載置
部21への固定以後、そのまま載置部21に載置された
加工材Xを切断刃11に向けての移動操作に移行するこ
とができるものであり、迅速な切断作業が行えるように
なっている。
【0010】さらに、請求項3記載の固定装置にあって
は、押圧部材31の先端に設けられたローラ32によっ
て、載置部21に載置された加工材Xに対して押圧部材
30の先端の移動を滑らかにすることができ、さらに押
圧部材31のローラ32と対向する位置に加工材Xを横
送りするためのローラ23が配設されていることによ
り、加工材Xを固定した後に所定の切断箇所に加工材X
を移動させる場合及び加工材Xの切断作業後、次の切断
作業に移行する場合に、加工材Xを押圧部材31で固定
したまま加工材Xを横滑りさせ、引き続いて加工材Xの
次の切断作業に移行でき、迅速な切断作業が行えるよう
になっている。
は、押圧部材31の先端に設けられたローラ32によっ
て、載置部21に載置された加工材Xに対して押圧部材
30の先端の移動を滑らかにすることができ、さらに押
圧部材31のローラ32と対向する位置に加工材Xを横
送りするためのローラ23が配設されていることによ
り、加工材Xを固定した後に所定の切断箇所に加工材X
を移動させる場合及び加工材Xの切断作業後、次の切断
作業に移行する場合に、加工材Xを押圧部材31で固定
したまま加工材Xを横滑りさせ、引き続いて加工材Xの
次の切断作業に移行でき、迅速な切断作業が行えるよう
になっている。
【0011】
【実施例】以下、請求項1〜3に記載の考案に係る固定
装置について図面に示す実施例にしたがって詳細に説明
する。
装置について図面に示す実施例にしたがって詳細に説明
する。
【0012】図1〜図4には請求項1〜3に記載の考案
に係る固定装置を適用した切断加工機の一実施例が示さ
れている。図1に示すように、この切断加工機は、切断
刃11を備えた本体10と、前面に加工材の載置部21
を有する移動体20とで構成されており、図3に示すよ
うに、移動体20は回転可能に軸支されたローラ29に
より載置部21が切断刃11に向けて移動するように本
体10に対して相対移動可能に設けられている。本体1
0には回転刃11を駆動させる駆動モータが装着されて
いる。切断刃11は載置部21に形成されたスリット2
2を通して載置部21内に進退し得るようになってい
る。移動体20の載置部21には図2に示すように加工
材である配線ダクトXがその二側面を当接させて横長に
載置されるようになっている。
に係る固定装置を適用した切断加工機の一実施例が示さ
れている。図1に示すように、この切断加工機は、切断
刃11を備えた本体10と、前面に加工材の載置部21
を有する移動体20とで構成されており、図3に示すよ
うに、移動体20は回転可能に軸支されたローラ29に
より載置部21が切断刃11に向けて移動するように本
体10に対して相対移動可能に設けられている。本体1
0には回転刃11を駆動させる駆動モータが装着されて
いる。切断刃11は載置部21に形成されたスリット2
2を通して載置部21内に進退し得るようになってい
る。移動体20の載置部21には図2に示すように加工
材である配線ダクトXがその二側面を当接させて横長に
載置されるようになっている。
【0013】かかる切断加工機の移動体20には、一端
が軸35に枢着され、他端が加工材Xを載置する載置部
21に対して接離するように回動可能に取り付けられた
回動体30が設けられている。この回動体30は、図1
及び図2に示すように、操作レバー34によって回動操
作されるようになっている。そして、図4に示すよう
に、回動体30の側方には、先端にローラ32を有し、
スプリング33を嵌挿させて伸縮自在に形成された押圧
部材31が突出するように取り付けられている。回動体
30はコの字状の部材に形成され、図2及び図4に示す
ように操作レバー34を載置部21側に回動させた状態
において、切断刃11が進退するスリット22の前方を
囲うようになっている。回動体30を軸支している軸3
5は、載置部21の傾斜に対応させて傾斜軸となってい
る。
が軸35に枢着され、他端が加工材Xを載置する載置部
21に対して接離するように回動可能に取り付けられた
回動体30が設けられている。この回動体30は、図1
及び図2に示すように、操作レバー34によって回動操
作されるようになっている。そして、図4に示すよう
に、回動体30の側方には、先端にローラ32を有し、
スプリング33を嵌挿させて伸縮自在に形成された押圧
部材31が突出するように取り付けられている。回動体
30はコの字状の部材に形成され、図2及び図4に示す
ように操作レバー34を載置部21側に回動させた状態
において、切断刃11が進退するスリット22の前方を
囲うようになっている。回動体30を軸支している軸3
5は、載置部21の傾斜に対応させて傾斜軸となってい
る。
【0014】又、押圧部材31は、図5に示すように、
一方の筒体311内に他方の棒体313が挿通し、筒体
311と回動部材30との間に筒体311が常時先端側
に付勢されるようにスプリング33が嵌挿し、他方の棒
体313の先端部には蟻溝314が形成され、一方の筒
体311に止め付けられたピンが蟻溝314内に係止さ
れて筒体311が抜けないように構成され、これによっ
て伸縮自在に形成されている。この押圧部材31は、ボ
ルトネジ37の止め付けにより回動体30に取り付けら
れており、ボルトネジ37の止め付け位置を回動体30
に形成された長穴36内で調節することによって、載置
部21に対して上下に位置調整されるようになってい
る。
一方の筒体311内に他方の棒体313が挿通し、筒体
311と回動部材30との間に筒体311が常時先端側
に付勢されるようにスプリング33が嵌挿し、他方の棒
体313の先端部には蟻溝314が形成され、一方の筒
体311に止め付けられたピンが蟻溝314内に係止さ
れて筒体311が抜けないように構成され、これによっ
て伸縮自在に形成されている。この押圧部材31は、ボ
ルトネジ37の止め付けにより回動体30に取り付けら
れており、ボルトネジ37の止め付け位置を回動体30
に形成された長穴36内で調節することによって、載置
部21に対して上下に位置調整されるようになってい
る。
【0015】なお、図4に示される符号38は、回動体
30が図1に示す状態となったときにそれ以上回動しな
いようにするためのストッパーであり、又、符号39
は、移動体20を切断刃11に向けて移動させたときに
切断刃11を覆っている本体10のカバー部12の側面
に接触して、回動体30の戻りを防止するためのガイド
片であり、切断作業の安全性を確保するようになってい
る。
30が図1に示す状態となったときにそれ以上回動しな
いようにするためのストッパーであり、又、符号39
は、移動体20を切断刃11に向けて移動させたときに
切断刃11を覆っている本体10のカバー部12の側面
に接触して、回動体30の戻りを防止するためのガイド
片であり、切断作業の安全性を確保するようになってい
る。
【0016】又、この切断加工機にあっては、図4に示
すように、加工材Xを載置する載置部21に、押圧部材
31のローラ32と対向する位置にローラ23が配設さ
れており、加工材Xの横送りがスムーズに行えるように
なっている。なお、ローラ23の回転をモータ24によ
って回転させることで加工材Xの送りを自動化を図るこ
とができる。
すように、加工材Xを載置する載置部21に、押圧部材
31のローラ32と対向する位置にローラ23が配設さ
れており、加工材Xの横送りがスムーズに行えるように
なっている。なお、ローラ23の回転をモータ24によ
って回転させることで加工材Xの送りを自動化を図るこ
とができる。
【0017】次に、上記切断加工機を使用して加工材X
を切断する場合について説明すると、まず、図1に示す
ように、操作レバー34を操作して回動体30を開いた
状態とし、載置部21に加工材Xを載置する。加工材X
は上方からでも側方からでも容易に載置することができ
る。次に、図2に示すように、操作レバー34を回動操
作して、押圧部材31の先端で載置部21に載置された
加工材Xを押圧し、加工材Xを載置部21に固定する。
押圧部材32の伸縮自在な構造により厚みの異なった加
工材Xも容易に押圧固定することができる。
を切断する場合について説明すると、まず、図1に示す
ように、操作レバー34を操作して回動体30を開いた
状態とし、載置部21に加工材Xを載置する。加工材X
は上方からでも側方からでも容易に載置することができ
る。次に、図2に示すように、操作レバー34を回動操
作して、押圧部材31の先端で載置部21に載置された
加工材Xを押圧し、加工材Xを載置部21に固定する。
押圧部材32の伸縮自在な構造により厚みの異なった加
工材Xも容易に押圧固定することができる。
【0018】そして、加工材Xを横送りして所定の切断
箇所に加工材Xを移動させた後、移動体20の前面に設
けられた取手25を握って移動体20を本体10側へ押
しながら移動させ、駆動状態にある切断刃11に加工材
Xを当てて切断する。この実施例では、回動体30を回
動させたとき、操作レバー34の把持部が載置部21を
移動させるための取手25と隣接状態となるように形成
されている。このため、加工材Xを載置部21に固定し
た後、加工材Xの切断のための移動体20の移動操作に
そのまま移行することができ、迅速な切断作業が行うこ
とができる。
箇所に加工材Xを移動させた後、移動体20の前面に設
けられた取手25を握って移動体20を本体10側へ押
しながら移動させ、駆動状態にある切断刃11に加工材
Xを当てて切断する。この実施例では、回動体30を回
動させたとき、操作レバー34の把持部が載置部21を
移動させるための取手25と隣接状態となるように形成
されている。このため、加工材Xを載置部21に固定し
た後、加工材Xの切断のための移動体20の移動操作に
そのまま移行することができ、迅速な切断作業が行うこ
とができる。
【0019】加工材Xが切断される際には、回動部材3
0が加工材Xの切断箇所を覆った状態で行われるから、
切断作業時に切断屑が飛散することがなく、又、切断作
業の安全性を確保することができる。そして、切断によ
り発生した切断屑は、図3に示すように本体10後部に
設けられた排出口13より排出されるようになってい
る。
0が加工材Xの切断箇所を覆った状態で行われるから、
切断作業時に切断屑が飛散することがなく、又、切断作
業の安全性を確保することができる。そして、切断によ
り発生した切断屑は、図3に示すように本体10後部に
設けられた排出口13より排出されるようになってい
る。
【0020】加工材Xの切断後は、移動体20を元の状
態に戻すことによって、次の加工材Xの切断作業に移る
ことができる。なお、移動体20と本体10とをバネ部
材で連結し、加工材Xを切断した後に、押圧状態を解除
すれば自動的に移動体20が元の状態に戻るように構成
してもよい。
態に戻すことによって、次の加工材Xの切断作業に移る
ことができる。なお、移動体20と本体10とをバネ部
材で連結し、加工材Xを切断した後に、押圧状態を解除
すれば自動的に移動体20が元の状態に戻るように構成
してもよい。
【0021】なお、上記実施例では、切断刃11に対し
て加工材Xを載置する載置部21が移動する構造の切断
加工機を例に説明したが、請求項1、請求項3記載の固
定装置は、上記切断加工機に限られず、載置部21が固
定式で切断刃11が移動する構造の切断加工機にも適用
することができる。
て加工材Xを載置する載置部21が移動する構造の切断
加工機を例に説明したが、請求項1、請求項3記載の固
定装置は、上記切断加工機に限られず、載置部21が固
定式で切断刃11が移動する構造の切断加工機にも適用
することができる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は上記のよ
うに構成したことにより、請求項1記載の考案に係る固
定装置にあっては、操作レバーによる回動体の回動操作
という簡単な操作で、載置部への加工材の固定が簡単に
行えるとともに加工材の異なった厚みにも容易に対応す
ることができ、加工材の切断作業を迅速に行うことがで
きる。
うに構成したことにより、請求項1記載の考案に係る固
定装置にあっては、操作レバーによる回動体の回動操作
という簡単な操作で、載置部への加工材の固定が簡単に
行えるとともに加工材の異なった厚みにも容易に対応す
ることができ、加工材の切断作業を迅速に行うことがで
きる。
【0023】又、請求項2記載の考案に係る固定装置に
あっては、操作レバーの回動操作によって回動体を回動
させたときに、操作レバーの把持部と載置部を移動させ
るための取手とが隣接するように構成することによっ
て、加工材の載置部への固定以後、そのまま載置部に載
置された加工材を切断刃に向けての移動操作に移行する
ことができ、迅速な切断作業を行うことができる。
あっては、操作レバーの回動操作によって回動体を回動
させたときに、操作レバーの把持部と載置部を移動させ
るための取手とが隣接するように構成することによっ
て、加工材の載置部への固定以後、そのまま載置部に載
置された加工材を切断刃に向けての移動操作に移行する
ことができ、迅速な切断作業を行うことができる。
【0024】さらに、請求項3記載の考案に係る固定装
置にあっては、押圧部材の先端に設けられたローラによ
って、載置部に載置された加工材に対して押圧部材の先
端の移動を滑らかにすることができ、さらに押圧部材の
ローラと対向する位置に加工材Xを横送りするためのロ
ーラが配設されていることにより、加工材を固定した後
に所定の切断箇所に加工材を移動させる場合、及び加工
材の切断作業後、次の切断作業に移行する場合に、加工
材を押圧部材で固定したまま加工材を横滑りさせ、引き
続いて加工材の次の切断作業に移行でき、これにより、
迅速な切断作業を行うことができる。
置にあっては、押圧部材の先端に設けられたローラによ
って、載置部に載置された加工材に対して押圧部材の先
端の移動を滑らかにすることができ、さらに押圧部材の
ローラと対向する位置に加工材Xを横送りするためのロ
ーラが配設されていることにより、加工材を固定した後
に所定の切断箇所に加工材を移動させる場合、及び加工
材の切断作業後、次の切断作業に移行する場合に、加工
材を押圧部材で固定したまま加工材を横滑りさせ、引き
続いて加工材の次の切断作業に移行でき、これにより、
迅速な切断作業を行うことができる。
【図1】 本考案に係る固定装置を適用した切断加工機
の一実施例を示す正面からみた斜視図である。
の一実施例を示す正面からみた斜視図である。
【図2】 図1に示す切断加工機の使用状態を示す正面
からみた斜視図である。
からみた斜視図である。
【図3】 図1に示す切断加工機の動作状態を説明する
ための概略側面図である。
ための概略側面図である。
【図4】 図1に示す切断加工機の固定装置に係る要部
を示す側面からみた部分斜視図である。
を示す側面からみた部分斜視図である。
【図5】 固定装置の押圧部材の構造を示す断面図であ
る。
る。
10 本体 11 回転刃 20 移動体 21 載置部 23 ローラ 25 取手 30 回動体 31 押圧部材 32 ローラ 34 操作レバー X 加工材
Claims (3)
- 【請求項1】 一端を軸に他端が加工材を載置する載置
部に対して接離するように回動可能に軸支された回動体
と、 この回動体を回動操作するための操作レバーと、 回動体の側方に突出し、伸縮自在に形成された押圧部材
とを備え、 操作レバーの回動操作によって回動体を軸を中心に回動
後、押圧部材の先端で載置部に載置された加工材を押圧
することにより加工材を載置部に固定することを特徴と
する切断加工機の加工材固定装置。 - 【請求項2】 加工材を載置する載置部は切断刃に向け
て移動する移動体を構成し、前記載置部を移動させるた
めの取手を、回動後の回動体の操作レバーの把持部と隣
接するように設けたことを特徴とする請求項1記載の切
断加工機の加工材固定装置。 - 【請求項3】 押圧部材の先端にローラを設けると共
に、加工材を載置する載置部に加工材を横送りするため
のローラを押圧部材のローラと対向する位置に配設した
ことを特徴とする請求項1又は2記載の切断加工機の加
工材固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28093U JPH0730315Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 切断加工機の加工材固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28093U JPH0730315Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 切断加工機の加工材固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653096U JPH0653096U (ja) | 1994-07-19 |
JPH0730315Y2 true JPH0730315Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=11469499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28093U Expired - Lifetime JPH0730315Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 切断加工機の加工材固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730315Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP28093U patent/JPH0730315Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653096U (ja) | 1994-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3032009B2 (ja) | 手持ち工作機械 | |
US5746193A (en) | Press assembly for a portable masonry cut-off saw | |
JPH0721281Y2 (ja) | 切断角度可変丸鋸装置 | |
US4637288A (en) | Safety mechanism for saws | |
JP2000052134A (ja) | 細断鋸および細断鋸製造方法 | |
KR20150038034A (ko) | 프레싱 공구 | |
JPH0832396B2 (ja) | 携帯用電動工具 | |
JPH04226870A (ja) | 手持式動力ねじ回し装置 | |
EP1984153A1 (en) | Rotary power tool | |
JP2002120201A (ja) | 手持式工具装置 | |
JPH0730315Y2 (ja) | 切断加工機の加工材固定装置 | |
JP2018034251A (ja) | バンドソー | |
JP4209120B2 (ja) | 切断機 | |
JP2000052259A (ja) | バイス装置のフェンス | |
JP2019005920A (ja) | 定規用アダプタ | |
JP3112815U (ja) | 切断具 | |
JP3611452B2 (ja) | 丸鋸盤の切削粉排出機構 | |
JP3435965B2 (ja) | ベルトグラインダの被研削材規制装置 | |
JPH10323804A (ja) | 木材加工機 | |
JP6796365B1 (ja) | チューブ切断装置 | |
JPH09234691A (ja) | 鋸目入れ加工機 | |
US20220241932A1 (en) | Apparatus for use in clamping workpieces and retaining power tool apparatus | |
KR200197379Y1 (ko) | 스크류 체결기 | |
JPH11114913A (ja) | 木材裁断加工機用の安全装置 | |
JPS6337201Y2 (ja) |