JPH0730231U - 移載装置 - Google Patents
移載装置Info
- Publication number
- JPH0730231U JPH0730231U JP6119393U JP6119393U JPH0730231U JP H0730231 U JPH0730231 U JP H0730231U JP 6119393 U JP6119393 U JP 6119393U JP 6119393 U JP6119393 U JP 6119393U JP H0730231 U JPH0730231 U JP H0730231U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- rotary shaft
- rollers
- stoppers
- transfer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Special Conveying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローラコンベアにより移送される荷物を区切
るためのストッパを有する移載装置を提供する。 【構成】 回転軸11の両端に相互に90°をなすスト
ッパ部14a,14bあるいはストッパ部15a,15
bを有する略L字形の第一ストッパ14,第二ストッパ
15を固着し、回転軸11にモータ17の出力軸17a
を連動連結し、回転軸11に固着されたドグ21によっ
て操作されるリミットスイッチ19,20をモータ17
に接続する。
るためのストッパを有する移載装置を提供する。 【構成】 回転軸11の両端に相互に90°をなすスト
ッパ部14a,14bあるいはストッパ部15a,15
bを有する略L字形の第一ストッパ14,第二ストッパ
15を固着し、回転軸11にモータ17の出力軸17a
を連動連結し、回転軸11に固着されたドグ21によっ
て操作されるリミットスイッチ19,20をモータ17
に接続する。
Description
【0001】
本考案は移載装置に関し、コンベア上で荷物を1個ずつ区分する部分を改良し たものである。
【0002】
地上のステーションから無人搬送車に荷物を載せたりあるいは降ろしたりする には、無人搬送車及びステーションにローラコンベアを有する移載装置を搭載し ておき、移載装置を介して荷物の授受が行われる。
【0003】 ステーションから無人搬送車への荷物の移載は図3のようにして行われる。ス テーション1と無人搬送車2とに移載装置3,4が設けられており、移載装置3 は複数のローラ5と第一のストッパ6と第二のストッパ7とで構成される。移載 装置4は複数のローラ8で構成される。ステーション1から無人搬送車2へ荷物 9を移載するには以下の手順で行う。まず、図3(a)に示すように第一のスト ッパ6を上げる一方、第二のストッパ7を下げることにより全ての荷物9が第一 のストッパ6に当たって停止するようにしておく。次に、図3(b)に示すよう に第二のストッパ7を上げることにより最左端の荷物9を他の荷物9から区分し 、その後に第一のストッパ6を下げる。すると、ローラ5,8の回転力により図 3(c)に示すように荷物9のうちの最左端の1コがステーション1から無人搬 送車2へ向かって移動する。ローラ5,8は回転をつづけるので、図3(a)〜 (c)のように第一のストッパ6と第二のストッパ7との操作をくり返すことに より、荷物9を1個ずつ無人搬送車2へ移載することができる。
【0004】 ここで、第一のストッパ6と第二のストッパ7とは、エアー又は電動シリンダ により操作され、黒三角で示す位置に配置した図示しないリミットスイッチがス トッパの上端を検出することによって各ストッパが下降を停止し、あるいは白抜 きの三角で示す位置に配置した図示しないリミットスイッチがストッパの下端を 検出することによって各ストッパが上昇を停止する。
【0005】
ところが、各ストッパ毎に電動シリンダを用いると移載装置の重量が大きくな り、エアーを用いるとエアー設備が必要になる。更に、ストッパの昇降位置を確 認するために4つのリミットスイッチが必要になる。
【0006】 そこで本考案は、斯かる課題を解決した移載装置を提供することを目的とする 。
【0007】
斯かる目的を達成するための本考案の構成は、回転駆動される複数のローラを ローラの長さ方向と直角な水平方向へ向かって配置し、ローラが並ぶ方向へ向か って伸びる回転軸をローラの下に回転自在に設け、相互に直角をなす位置にスト ッパ部を形成した略L字形の一対のストッパを、夫々一対あるストッパ部のうち の一方どうしが回転軸の軸心まわりに対して略同一位置となりかつ他方どうしが 相互に略対称な位置となるようにしかも夫々のストッパ部がローラよりも上方へ 突出しうる状態に回転軸の両端に固着し、回転軸に駆動手段を連動連結し、回転 軸にドグを取り付けるとともにドグによって操作されるリミットスイッチを駆動 手段に接続したことを特徴とする。
【0008】
駆動手段により回転軸を回転させると、90°回転させるたびに一方のストッ パのみ、双方のストッパ、他方のストッパのみ、双方共にストッパは突出せずの 4つの場合を作り出すことができる。そして、各場合ごとにストッパをリミット スイッチによって停止させることができる。
【0009】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0010】 本考案による移載装置の構成を、図1に示す。図のように回転軸11の両端近 傍が軸受12,13により回転自在に支持される。そして、回転軸11の両端に は第一ストッパ14と第二ストッパ15とが固着される。第一ストッパ14,第 二ストッパ15は相互に90°をなす位置にストッパ部14a,14bとストッ パ部15a,15bとを有する略L字形の形状となっている。回転軸11に取り 付ける第一ストッパ14と第二ストッパ15との関係は以下のようになっている 。回転軸11の円周方向に対し、ストッパ部14bとストッパ部15bとは同一 位置とされ、ストッパ部14aとストッパ部15aとは相互に180°をなす反 対方向を向いた位置となるようにして双方のストッパが回転軸11に固着されて いる。
【0011】 回転軸11を駆動するために、回転軸11には平歯車16が固着され、駆動手 段としてのモータ17の出力軸17aに固着された平歯車18が平歯車16と噛 み合っている。このほか、第一ストッパ14,第二ストッパ15が特定の位置ま で回転したらモータ17の出力軸17aの回転を止めるために回転軸11の両側 に一対のリミットスイッチ19,20が設けられ、リミットスイッチ19,20 は図示しない制御部に接続されている。また、これらのリミットスイッチ19, 20をたたくためのドグ21が回転軸11に取り付けられる。ドグ21の外周面 には図1(b)にも示すように略半円形の凹部21a,21b,21cが形成さ れている。
【0012】 本考案による移載装置は図3に示すようにステーションに設けられた複数のロ ーラからなるローラコンベアと図1(a)に示す部分とで構成され、図1(a) に示す部分はコンベアの下方に回転軸11がローラの並ぶ方向へ伸びるように、 かつストッパ部14a,14b,15a,15bがローラと干渉することなくロ ーラの上方へ突出するような状態に取り付けられる。
【0013】 次に、斯かる移載装置の作用を説明する。まず、第一ストッパ14,第二スト ッパ15を図3(a)と対応する状態になるまでモータ17の出力軸17aを回 転させる。すると、図1(b)に示すように凹部21bにリミットスイッチ20 の突起部がはいり込んだときにモータ17の回転が停止し、ストッパ部14aの みがローラの上方へ突出する。次に、図1(a)の状態から矢印で示す方向へ回 転軸11を回転させると、図2(a)に示すように90°だけ回転してドグ21 の凹部21aにリミットスイッチ19の突起部がはいり込むとともに凹部21c にリミットスイッチ20の突起部がはいり込み、ストッパ部14b,15bがロ ーラの上方へ突出して図3(b)と対応する状態になる。次に、図2(a)の状 態から矢印で示す方向へ回転軸11を回転させると、図2(b)に示すように9 0°だけ回転してドグ21の凹部21bにリミットスイッチ19の突起部がはい り込み、ストッパ部15aのみがローラの上方へ突出して図3(c)と対応する 状態になる。最後に、図2(b)の状態から矢印で示す方向へ回転軸11を回転 させると、図2(c)に示すように90°だけ回転してドグ21の凹部21cに リミットスイッチ19の突起部がはいり込むとともに凹部21aにリミットスイ ッチ20の突起部がはいり込み、いずれのストッパ部もローラの上方へ突出しな い状態となる。以後は、回転軸11を90°回すごとに前記の状態をくり返すこ とになる。
【0014】 なお、本実施例はステーションに取り付ける移載装置として説明したが、無人 搬送車に取り付けるようにしてもよい。また、一対のストッパ間に挾まれる荷物 の数はひとつに限らず任意に設定できる。
【0015】
以上の説明からわかるように、本考案による移載装置によれば駆動手段によっ て回転駆動される回転軸の両端に略L字形のストッパを固着したので、ストッパ の駆動手段を軽量化できるとともに部品数を少なくして簡略化が図れる。そして 簡単なリミットスイッチを設けるだけでストッパの制御が行える。従って、従来 のように大きなエアー設備等を必要とせず簡単にストッパの操作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による移載装置の要部に係り、(a)は
斜視図、(b)はリミットスイッチの説明図。
斜視図、(b)はリミットスイッチの説明図。
【図2】本考案による移載装置の作用説明図。
【図3】従来の移載装置の説明図。
3…移載装置 5…ローラ 11…回転軸 14…第一ストッパ 15…第二ストッパ 14a,14b,15a,15b…ストッパ部 17…モータ 19,20…リミットスイッチ 21…ドグ
Claims (1)
- 【請求項1】 回転駆動される複数のローラをローラの
長さ方向と直角な水平方向へ向かって配置し、ローラが
並ぶ方向へ向かって伸びる回転軸をローラの下に回転自
在に設け、相互に直角をなす位置にストッパ部を形成し
た略L字形の一対のストッパを、夫々一対あるストッパ
部のうちの一方どうしが回転軸の軸心まわりに対して略
同一位置となりかつ他方どうしが相互に略対称な位置と
なるようにしかも夫々のストッパ部がローラよりも上方
へ突出しうる状態に回転軸の両端に固着し、回転軸に駆
動手段を連動連結し、回転軸にドグを取り付けるととも
にドグによって操作されるリミットスイッチを駆動手段
に接続したことを特徴とする移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119393U JPH0730231U (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119393U JPH0730231U (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 移載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730231U true JPH0730231U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=13164096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6119393U Withdrawn JPH0730231U (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730231U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010159136A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Tanico Corp | ストッパー |
CN107777267A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-09 | 上海赛科利汽车模具技术应用有限公司 | 积放式输送机的托盘阻挡定位装置 |
JP2020070123A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 伊東電機株式会社 | ストッパ装置及びコンベヤ装置 |
CN117023110A (zh) * | 2023-10-08 | 2023-11-10 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 阻挡机构及物流传输线 |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP6119393U patent/JPH0730231U/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010159136A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Tanico Corp | ストッパー |
CN107777267A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-09 | 上海赛科利汽车模具技术应用有限公司 | 积放式输送机的托盘阻挡定位装置 |
JP2020070123A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 伊東電機株式会社 | ストッパ装置及びコンベヤ装置 |
CN117023110A (zh) * | 2023-10-08 | 2023-11-10 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 阻挡机构及物流传输线 |
CN117023110B (zh) * | 2023-10-08 | 2024-03-29 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 阻挡机构及物流传输线 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1784339A (zh) | 可转向/可收回货物动力驱动单元 | |
US20230294919A1 (en) | Shuttle vehicle level-switching hoist for stereoscopic warehouse and shuttle vehicle conveying device | |
US7296643B2 (en) | Drive unit, and a powered vehicle | |
JPH0730231U (ja) | 移載装置 | |
US6340083B1 (en) | Transmission wheel and a platform transmission apparatus formed by said wheels | |
CA2076746C (en) | Pick-up device for loads | |
CN214933907U (zh) | 一种药材捆转移装置 | |
CN108461766B (zh) | 电池翻转合芯装置 | |
JPS62166174A (ja) | 自動車のサスペンション搭載装置 | |
CN110092130B (zh) | 搬运车 | |
CN208747130U (zh) | 物料分拣生产线及输送装置 | |
CN214083739U (zh) | 一种拖曳机器人拖曳机构与底盘的连接结构 | |
JPH0243655Y2 (ja) | ||
KR100828826B1 (ko) | 차체 운반 레일 체인지 장치 | |
CN221717301U (zh) | 一种耐火砖湿料自动切割上料装置 | |
CN219217461U (zh) | 差速驱动组件及叉车 | |
JPH0425404Y2 (ja) | ||
JPH0911170A (ja) | クランクシャフトの位相合せ装置 | |
CN219340987U (zh) | 一种自动检测型电动翻箱机 | |
CN117302945B (zh) | 转台装置、输送线及输送方法 | |
CN221875594U (zh) | 一种自动调整锁销姿态的装置 | |
US20240033898A1 (en) | Traveling Body | |
JPH0581137U (ja) | ターンテーブル付構台 | |
JPH0644299Y2 (ja) | モータのリード線処理装置 | |
JPH07102887B2 (ja) | 被搬送物の移載装置 |