JPH0730225U - 移送部品排除装置 - Google Patents

移送部品排除装置

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JPH0730225U
JPH0730225U JP6520793U JP6520793U JPH0730225U JP H0730225 U JPH0730225 U JP H0730225U JP 6520793 U JP6520793 U JP 6520793U JP 6520793 U JP6520793 U JP 6520793U JP H0730225 U JPH0730225 U JP H0730225U
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JP
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belt conveyor
component
air
posture
transfer
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Application number
JP6520793U
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English (en)
Inventor
敏則 森
啓修 長島
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ベルトコンベヤで高速で搬送されている部品
の内、正しくない姿勢の部品を他の部品に干渉すること
なく、確実に側方へ噴出空気で排除すること。 [構成] 第1ベルトコンベヤ10と第2ベルトコンベ
ヤ17との間に第2ベルトコンベヤ17に向って下向き
に傾斜してシュート板12を設け、これに斜め上方を向
いた空気噴出孔13が形成されている。電磁弁16を開
弁することにより、供給パイプ14を通って正しくない
姿勢の部品mは、シュート板12に転送されると、ここ
を滑走中に噴出空気により第1ベルトコンベヤ10の排
出時の飛出速度と、空気噴出力の方向との合成力の方向
に吹き飛ばされて側方へと排除される。正しい姿勢の部
品は空気を噴出させることなく、シュート板12を通っ
て第2ベルトコンベヤ17にそのままの姿勢で転送され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は移送部品排除装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
図5及び図6は、従来例の移送部品排除装置を示すものであるが、移送されて いる部品mは単3の乾電池の電池をまだ収容していない金属性で成る筒体であり 、比較的軽量なものであるが、これをベルトコンベヤ1により高速で、例えば1 分間500個の割合で次工程に供給せんとしている。ベルトコンベヤは公知のよ うにゴムで成るベルトを従動ローラと駆動ローラ3とのまわりに巻装されており 、この内一方の駆動ローラ3の軸に同心的にエンコーダ4が結合されている。こ れにより、駆動ローラ3が所定角度回転することにより1個のパルスを発生する ようにしている。図6に示すように、ベルトコンベヤ1の上流側端部に近接して 光源7と、これに対向して配設されるCCDカメラ6で成る姿勢判別装置5が配 設されており、CCDカメラ6の出力信号は図示しないコンピュータに供給され 、これに記憶されている所定の姿勢と撮像信号による姿勢と比較して、所定の姿 勢にあるかどうかを判断し、ベルトコンベヤ1の下流側端部に近接して配設され る空気噴出装置8の空気噴出ノズル8aから所定の姿勢にない時にはエンコーダ 4のパルス出力からCCDカメラ6による姿勢判断の時点から所定距離進んだこ とを検出して、すなわち空気噴出装置8の空気噴出ノズル8aの直上方に移送さ れてきた所定の姿勢でない部品mは、この噴出空気により側方の排除ベルト9上 に吹き飛ばされてここを通って、例えば公知のロータリパーツフィーダに戻され る。又、所定の姿勢の部品mは全て空気噴出ノズル8aの前方を通過してこのベ ルトコンベヤ1の排出端部から図示しない次工程に供給されるようにしている。
【0003】 然るに、1分間に500個という高速で搬送されている場合に、排除すべき部 品mに空気噴出ノズル8aから空気をベルトコンベヤ1に対し直角方向に吹き付 けるように取り付けたとしても、ベルトコンベヤ1のゴムベルトと搬送されてい る部品mとの摩擦により、必ずしもそのままの姿勢を保って側方の排除ベルト9 に乗るとは限らず、摩擦の不均一や、あるいは重心から離れた位置を吹き付ける ために、回動しながら、然も後続する正しい姿勢の部品、又は先行する正しい姿 勢の部品に干渉してこれらをも側方の排除ベルト9上に落下させてしまったり、 あるいは場合によっては側方の排除ベルト9まで吹き飛ばされることなく、その まま次工程に供給される場合もある。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は上述の問題に鑑みてなされ、所定の姿勢ではない部品を確実にこれの みを側方へと排除することのできる移送部品排除装置を提供することを目的とす る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
以上の目的は、ベルトコンベヤで一列で搬送されている部品を、該ベルトコン ベヤに近接して配設された部品姿勢判別手段により姿勢を判別し、所定の姿勢に ない部品は空気噴出手段からの噴出空気により側方へと排除するようにした移送 部品排除装置において、前記ベルトコンベヤと該ベルトコンベヤの排出端部に近 接して静止移送路面形成部材を配設し、該部材に斜め上方を向いた空気噴出孔を 設けて、上流側の前記部品姿勢判別手段により所定の姿勢にないと判断されて部 品は、前記移送路面形成部材上に転送されると、前記空気噴出孔からの噴出空気 により側方へと排除され、所定の姿勢の部品は該部品移送路面形成部材をそのま ま通過して該部品移送路面形成部材に近接して、かつ前記ベルトコンベヤに整列 して配設された部品搬送手段上へと導入されるようにしたことを特徴とする移送 部品排除装置、によって達成される。
【0006】
【作用】
ベルトコンベヤ上で一列で搬送されてくる部品で、上流側の部品姿勢判別手段 により所定の姿勢ではないと判断された部品は、ベルトコンベヤの排出端部から 移送路面形成部材上に転送される時に、これに斜め上方に形成された空気噴出孔 からの噴出空気により、この斜め上方の方向及びベルトコンベヤの移送方向の初 速度の合成ベクトルの方向に飛翔し、例えば側方に配設される排除ベルト上に落 下する。又、正しい姿勢の部品はベルトコンベヤから移送路面形成部材上を滑走 し、空気噴出孔からは空気が噴出されることはないので、そのままベルトコンベ ヤに整列して接続されている部品搬送手段上に導入され、これにより次工程へと 搬送される。
【0007】
【実施例】
次に、図1乃至図4を参照して、本考案の実施例による移送部品排除装置につ いて説明する。
【0008】 図において第1ベルトコンベヤ10の上流側には従来例と同様に、姿勢判別装 置5が設けられる。又、本実施例によれば、第1ベルトコンベヤ10はお互いに ほぼ移送すべき部品の巾をおいて、所謂、縦柵10a、10bが形成されており 、もしくは、これはベルトに一体的に形成される突条であるが、これら突条10 a、10aに部品mがその巾方向を規制されて移送される。又、突条10a、1 0aは、ゴムベルトと同じ部材で形成されていてもよいが、他材質にしてもフレ キシブルでローラにベルトと共に問題なく巻装されるようになっている。この第 1ベルトコンベヤ10の排出端部に近接して本考案に関わるシュート板12が図 1に示すような傾斜で配設されており、これに斜め上方を向いた空気噴出孔13 が形成されており、これは空気噴出パイプ14に連通していて、チューブ15及 び電磁弁16を介して圧縮空気が供給されるようになっている。又、本実施例で は空気噴出孔13と空気噴出用パイプ14とは整列しているが、図4に示すよう に垂直線に対して45度の傾斜をなしている。
【0009】 シュート板12の下端部に近接して第2ベルトコンベヤ17が配設され、これ は第1ベルトコンベヤ10と同様に縦柵付ベルトコンベヤであり、部品mの巾方 向に規制するように柵もしくは突条17a、17aをゴムベルトに対し一体的に 形成している。
【0010】 又、第1ベルトコンベヤ及び第2ベルトコンベヤ17の側方には、部品排除ベ ルトコンベヤ18が配設されており、これは例えば公知のロータリパーツフィー ダへと延びている。
【0011】 本考案の実施例は以上のように構成されるが、次にこの作用について説明する 。
【0012】 乾電池の筒材としての部品mは、第1ベルトコンベヤ10を高速で搬送され、 上流側で姿勢を判別された後、所定の姿勢であると判断された場合はシュート板 13を滑走し、第2ベルトコンベヤ17の縦柵17a、17aにその巾方向を規 制されて次工程に供給される。又、CCDカメラ5により所定の姿勢であると判 断された部品は、エンコーダ4のパルス数が姿勢の判断時点より、所定のパルス 数、すなわち第1ベルトコンベヤ10の排出端部からシュート板11に転送され る時点に、電磁弁16を開弁して空気噴出孔13から空気を噴出する。これによ り図3に示すように、このシュート板13上に転送され、ここを滑走しつつある 部品mに空気が吹き付けられ、これは噴出孔13の方向への力を第1ベルトコン ベヤ10の高速移送力での初速度との合成力の方向に吹き飛ばされ、図2に示す ような過程を経てベルトコンベヤ18上に排除され、矢印に示す方向に移送され る。続いて正しい姿勢の部品mがここに到来すると、空気を噴出させることなく 下流側のベルトコンベヤ17上に転送される。なお、突出部17a、17aの内 、ベルトコンベヤ18側の17aより外方でベルト上で落下した場合には、その まま進行して端部に設けたストッパ部材により側方のベルトコンベヤ18上に落 下させられる。
【0013】 本実施例の移送部品排除装置は以上のように構成され、かつ作用を行なうので 、排除すべき部品と、先行する部品及び後続する部品とは、確実に分離されて側 方のベルトコンベヤへと排出され、次工程には従来より高能率で所定の部品を供 給することができる。
【0014】 以上、本考案の実施例について説明したが、勿論、本考案はこれに限定される ことなく、本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0015】 例えば以上の実施例では、第1ベルトコンベヤ10及び第2ベルトコンベヤ1 7は、所謂、柵付ベルトコンベヤであったが、柵付でなくて通常のベルトコンベ ヤであってもよく、あるいは第1ベルトコンベヤ10と第2ベルトコンベヤ17 との間に配設される本考案に関わるシュート板11は平板状で、これに浅い空気 噴出孔13が形成されたが、これに代えてブロック状の移送路形成部材であって もよく、このブロックに斜め上方に向くように空気噴出孔を形成し、これの底壁 側に実施例と同様な空気噴出パイプ14を接続させてもよく、あるいはブロック の側壁部に上記空気噴出孔に連通して(供給パイプを接続すべき)空気噴出供給 孔を形成するようにしてもよい。
【0016】 又、以上の実施例では、シュート板12は第1ベルトコンベヤ10から第2ベ ルトコンベヤ17に向って下向きに傾斜したが、場合によってはこれを水平に、 すなわち第1ベルトコンベヤ10と第2ベルトコンベヤ17が同一のレベルで整 列するように配設し、この間に水平に平板を設け、この平板に斜め上方に空気噴 出孔を形成して、実施例と同様に空気噴出パイプをこれに接続して空気を斜め上 方に噴出させるようにしてもよい。この場合には第1のベルトコンベヤ10の移 送速度が大きく、この排出端からの水平初速度が大きいので、慣性で水平なシュ ート板上を滑走して、第2のベルトコンベヤ17へと転送されるものとする。
【0017】 又、以上の実施例では、高速で移送される部品は乾電池の筒体としたが、これ に限ることなく、あらゆる部品に適用可能である。部品によって空気噴出力を調 節するようにしておけばよい。
【0018】 又、以上の実施例では、シュート板12に後続して第2ベルトコンベヤ17が 配設されているが、これに代えて他の移送手段、例えば振動コンベヤを配設して もよい。この場合には、振動コンベヤのトラフの巾を上記第2ベルトコンベヤ1 7の突出部17a、17aの間隔と等しいように設ければよい。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の移送部品排除装置によれば、ベルトコンベヤで高 速で移送されている部品で正しくない姿勢の部品を、確実に他の部品に干渉する ことなく、側方へと排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による移送部品排除装置の側面
図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部の側面図である。
【図4】同要部の正面図である。
【図5】従来例の移送部品排除装置の側面図である。
【図6】同平面図である。
【符号の説明】
10 第1ベルトコンベヤ 12 シュート板 13 空気噴出孔 17 第2ベルトコンベヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤで一列で搬送されている
    部品を、該ベルトコンベヤに近接して配設された部品姿
    勢判別手段により姿勢を判別し、所定の姿勢にない部品
    は空気噴出手段からの噴出空気により側方へと排除する
    ようにした移送部品排除装置において、前記ベルトコン
    ベヤ排出端部に近接して静止移送路面形成部材を配設
    し、該部材に斜め上方を向いた空気噴出孔を設けて、上
    流側の前記部品姿勢判別手段により所定の姿勢にないと
    判断された部品は、前記移送路面形成部材上に転送され
    ると、前記空気噴出孔からの噴出空気により側方へと排
    除され、所定の姿勢の部品は該部品移送路面形成部材を
    そのまま通過して該部品移送路面形成部材に近接して、
    かつ前記ベルトコンベヤに整列して配設された部品搬送
    手段上へと導入されるようにしたことを特徴とする移送
    部品排除装置。
JP6520793U 1993-11-11 1993-11-11 移送部品排除装置 Pending JPH0730225U (ja)

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JP (1) JPH0730225U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010179969A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Yamato Scale Co Ltd 物品排除装置
KR101956468B1 (ko) * 2017-09-26 2019-03-11 주식회사 영신코아 성형코어 이송용 컨베이어 시스템

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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