JPH0730160Y2 - 逆止弁付き曝気装置 - Google Patents
逆止弁付き曝気装置Info
- Publication number
- JPH0730160Y2 JPH0730160Y2 JP1990127996U JP12799690U JPH0730160Y2 JP H0730160 Y2 JPH0730160 Y2 JP H0730160Y2 JP 1990127996 U JP1990127996 U JP 1990127996U JP 12799690 U JP12799690 U JP 12799690U JP H0730160 Y2 JPH0730160 Y2 JP H0730160Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supply pipe
- air
- air supply
- flow generator
- water flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は汚水槽の曝気処理に用いられるもので、特に、
水流発生機の保守点検時き汚水が空気供給管内に浸入す
るのを防止するようにした逆止弁付き曝気装置に関する
ものである。
水流発生機の保守点検時き汚水が空気供給管内に浸入す
るのを防止するようにした逆止弁付き曝気装置に関する
ものである。
（従来の技術） 汚水槽内には、通常、貯留された汚水を浄化するための
曝気装置が設けられている。
曝気装置が設けられている。
この曝気装置は、汚水中に置かれた水流発生機と、水流
発生機の汚水吸込側に加圧空気を供給するように地上部
から汚水槽の底部まで配置された空気供給管とを備えて
いる。この空気供給管は槽底面に設けられた支持台に固
定される一方、水流発生機は支持台上から水面の上方ま
で立設された案内柱に遊合して案内されることにより昇
降可能となされており、水流発生機の空気吸込口と空気
供給管の吐出口とは、それぞれの開口端が正対して密接
することにより空気路が連通されるようになっている。
発生機の汚水吸込側に加圧空気を供給するように地上部
から汚水槽の底部まで配置された空気供給管とを備えて
いる。この空気供給管は槽底面に設けられた支持台に固
定される一方、水流発生機は支持台上から水面の上方ま
で立設された案内柱に遊合して案内されることにより昇
降可能となされており、水流発生機の空気吸込口と空気
供給管の吐出口とは、それぞれの開口端が正対して密接
することにより空気路が連通されるようになっている。
空気路が連通された状態で空気供給管から回転中の水流
発生機に加圧空気が送り込まれると、この加圧空気が汚
水吸込側で汚水と混合・撹拌がなされることにより、汚
水の曝気浄化が繰り返し行われている。
発生機に加圧空気が送り込まれると、この加圧空気が汚
水吸込側で汚水と混合・撹拌がなされることにより、汚
水の曝気浄化が繰り返し行われている。
また、一定の期間が経過すると、水流発生機の運転と加
圧空気の供給を停止したのち、水流発生機を係留ワイヤ
ー等で汚水槽の水面部まで引き上げて保守点検がなされ
る。
圧空気の供給を停止したのち、水流発生機を係留ワイヤ
ー等で汚水槽の水面部まで引き上げて保守点検がなされ
る。
（考案が解決しようとする課題） しかし、保守点検のために水流発生機を引き上げると、
空気供給管の吐出口は開口されていることから空気供給
管内部の空気が汚水と入れかわって、この汚水は汚水槽
の水面に等しい高さまで浸入する。
空気供給管の吐出口は開口されていることから空気供給
管内部の空気が汚水と入れかわって、この汚水は汚水槽
の水面に等しい高さまで浸入する。
したがって、保守点検が終了した水流発生機を再び空気
供給管に接続して起動すると、空気供給管内部に浸入し
ていた汚水が加圧空気とともに水流発生機の汚水吸込側
に送り込まれる。この汚水吸込側に開口する空気噴出孔
はきわめて小径であることから、この空気噴出孔に浸入
汚水中の汚物等が詰って加圧空気の供給が妨げられるた
めに、水流発生機の保守点検を頻繁に繰り返えさなけれ
ばならないという問題があった。
供給管に接続して起動すると、空気供給管内部に浸入し
ていた汚水が加圧空気とともに水流発生機の汚水吸込側
に送り込まれる。この汚水吸込側に開口する空気噴出孔
はきわめて小径であることから、この空気噴出孔に浸入
汚水中の汚物等が詰って加圧空気の供給が妨げられるた
めに、水流発生機の保守点検を頻繁に繰り返えさなけれ
ばならないという問題があった。
本考案は、このような従来の事情から見て、水流発生機
の保守点検時に汚水が空気供給管内部に浸入するのを、
自動的に防ぐようにした逆止弁付き曝気装置を提供する
とを目的としている。
の保守点検時に汚水が空気供給管内部に浸入するのを、
自動的に防ぐようにした逆止弁付き曝気装置を提供する
とを目的としている。
（課題を解決するための手段） 本考案の逆止弁付き曝気装置は、汚水槽等の槽底部に固
定された支持台上に、この支持台上からそれぞれ水面の
上方に至る空気供給管と案内柱とが設けられ、この案内
柱に遊合された水流発生機は、案内柱によって槽内部を
昇降可能となされるとともに、水流発生機の空気吸込口
と空気供給管の吐出口とが正対して密接することにより
空気路が連通されるようになされた曝気装置において、 空気供給管の吐出口と水流発生機の空気吸込口との間に
は、汚水槽内部の汚水が空気供給管に浸入するのを防止
するための逆止弁が、空気供給管の吐出口の端部に取り
付けられて設けられているものである。
定された支持台上に、この支持台上からそれぞれ水面の
上方に至る空気供給管と案内柱とが設けられ、この案内
柱に遊合された水流発生機は、案内柱によって槽内部を
昇降可能となされるとともに、水流発生機の空気吸込口
と空気供給管の吐出口とが正対して密接することにより
空気路が連通されるようになされた曝気装置において、 空気供給管の吐出口と水流発生機の空気吸込口との間に
は、汚水槽内部の汚水が空気供給管に浸入するのを防止
するための逆止弁が、空気供給管の吐出口の端部に取り
付けられて設けられているものである。
（作用） 汚水の曝気浄化を行うときは、空気供給管から供給され
る加圧空気で逆止弁の弁体が開き、この加圧空気は水流
発生機の汚水吸込側に送られる。
る加圧空気で逆止弁の弁体が開き、この加圧空気は水流
発生機の汚水吸込側に送られる。
保守点検のために水流発生機を水面部に引き上げるとき
は、汚水槽内部の汚水の水頭圧で逆止弁の弁体が閉じら
れ、空気供給管側へ汚水が浸入するのを防止する。
は、汚水槽内部の汚水の水頭圧で逆止弁の弁体が閉じら
れ、空気供給管側へ汚水が浸入するのを防止する。
（実施例） 以下、本考案の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
第１図に示す逆止弁付き曝気装置１は、汚水槽Ｐに貯留
されている汚水Ｗの曝気浄化を行うもので、汚水槽Ｐの
槽底部Ｂに支持台２がボルト３で固定され、この支持台
２上に、支持台２上からそれぞれ水面Ｌの上方に至る空
気供給管４と案内柱５とが設けられている。
されている汚水Ｗの曝気浄化を行うもので、汚水槽Ｐの
槽底部Ｂに支持台２がボルト３で固定され、この支持台
２上に、支持台２上からそれぞれ水面Ｌの上方に至る空
気供給管４と案内柱５とが設けられている。
この案内柱５に遊合された水流発生機６は、案内柱５に
よって汚水槽Ｐの内部を昇降可能となされるとともに、
水流発生機６の空気吸込口７と、空気供給管４の吐出口
８の端部に取り付けられた逆止弁21（第２図参照）の空
気出口22とが正対して密接することにより空気路Ａが連
通されるようになされている。
よって汚水槽Ｐの内部を昇降可能となされるとともに、
水流発生機６の空気吸込口７と、空気供給管４の吐出口
８の端部に取り付けられた逆止弁21（第２図参照）の空
気出口22とが正対して密接することにより空気路Ａが連
通されるようになされている。
前記空気供給管４は，水面Ｌの上方に突出した上端部が
密閉されたもので、この上端部の近傍に加圧空気管９が
接続される一方、下端部にエルボ管10が接続されてい
る。このエルボ管10と逆止弁21は上記の支持台２と一体
に形成されていて、このエルボ管10の出口側が空気供給
管４の吐出口８を形成している。
密閉されたもので、この上端部の近傍に加圧空気管９が
接続される一方、下端部にエルボ管10が接続されてい
る。このエルボ管10と逆止弁21は上記の支持台２と一体
に形成されていて、このエルボ管10の出口側が空気供給
管４の吐出口８を形成している。
前記案内柱５はたとえば管材を適用して下端部が支持台
２上に固定される一方、上端部が汚水槽Ｐの槽壁上面に
架設した梁部材11によって固定される。
２上に固定される一方、上端部が汚水槽Ｐの槽壁上面に
架設した梁部材11によって固定される。
案内柱５の外周には、水流発生機６を案内柱５に沿って
案内するためのフォーク付きブラケット12のフォーク12
aが遊合され、このフォーク付きブラケット12は、水流
発生機６の空気吸込口７を備えたエルボ形の空気吸込管
13に固定されている。
案内するためのフォーク付きブラケット12のフォーク12
aが遊合され、このフォーク付きブラケット12は、水流
発生機６の空気吸込口７を備えたエルボ形の空気吸込管
13に固定されている。
前記逆止弁21は、第２図に示すように前記空気出口22の
反対側で空気供給管４のエルボ管10とフランジ結合がな
される弁箱23と、この弁箱23の中間部に形成された弁座
部24と、この弁座部24を開閉できるように弁箱23内部に
止め輪25で固定された蝶弁形の弁体26とからなってい
る。空気路Ａに加圧空気が供給されているときは、弁体
26が加圧空気の圧力で開いて（第２図に鎖線で示す）水
流発生機６に加圧空気が連続して供給される一方、加圧
空気の供給を停止したのち、水流発生機６の離脱によっ
て汚水Ｗが弁箱23内部に浸入しようとすると、弁体26が
汚水Ｗの水頭圧によって自動的に閉じられる（第２図に
実線で示す）ようになされている。
反対側で空気供給管４のエルボ管10とフランジ結合がな
される弁箱23と、この弁箱23の中間部に形成された弁座
部24と、この弁座部24を開閉できるように弁箱23内部に
止め輪25で固定された蝶弁形の弁体26とからなってい
る。空気路Ａに加圧空気が供給されているときは、弁体
26が加圧空気の圧力で開いて（第２図に鎖線で示す）水
流発生機６に加圧空気が連続して供給される一方、加圧
空気の供給を停止したのち、水流発生機６の離脱によっ
て汚水Ｗが弁箱23内部に浸入しようとすると、弁体26が
汚水Ｗの水頭圧によって自動的に閉じられる（第２図に
実線で示す）ようになされている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
水流発生機６が逆止弁21を介して空気供給管４に接続さ
れ、空気路Ａが水流発生機６の汚水吸込側まで連通され
ると、加圧空気はこの空気路Ａを経て逆止弁21の弁体26
を開くとともに、汚水吸込側に開口する空気噴出孔（図
示省略）から汚水中に噴き込まれることにより、汚水の
曝気浄化が進行する。
れ、空気路Ａが水流発生機６の汚水吸込側まで連通され
ると、加圧空気はこの空気路Ａを経て逆止弁21の弁体26
を開くとともに、汚水吸込側に開口する空気噴出孔（図
示省略）から汚水中に噴き込まれることにより、汚水の
曝気浄化が進行する。
いまもし、保守点検を行うため、加圧空気を供給を停止
した後、水流発生機６をたとえば係留ワイヤ等で水面部
に引き上げるとき、空気供給管４に連なる逆止弁21の空
気出口22が汚水Ｗ中に開放されても、逆止弁21の弁体26
が汚水Ｗの水頭圧によって自動的に閉じられる。したが
って、空気供給管４側への汚水Ｗの浸入は素早く防止さ
れる。
した後、水流発生機６をたとえば係留ワイヤ等で水面部
に引き上げるとき、空気供給管４に連なる逆止弁21の空
気出口22が汚水Ｗ中に開放されても、逆止弁21の弁体26
が汚水Ｗの水頭圧によって自動的に閉じられる。したが
って、空気供給管４側への汚水Ｗの浸入は素早く防止さ
れる。
（考案の効果） 本考案の逆止弁付き曝気装置は、汚水を撹拌する水流発
生機の空気吸込口と、この撹拌さる汚水中に加圧空気を
供給する空気供給管の吐出口とに、汚水槽内部の汚水が
空気供給管に浸入するのを防止するための逆止弁が、空
気供給管の吐出口の端部に取り付けられて設けられたも
のであるから、保守点検のために、汚水の曝気処理を停
止して水流発生機を水面部に引き上げても、逆止弁の弁
体が汚水の水頭圧によって閉じられる。したがって、水
流発生機を再び逆止弁に接続して空気供給管から加圧空
気を供給しても、この加圧空気中には汚水が含まれてい
ないために、水流発生機の汚水吸込側に開口する空気噴
出孔は汚水等で詰まるおそれがない。このことは、水流
発生機の稼動時間を延長して保守点検の頻度が減少され
るので、保守管理業務が大幅に軽減されるという優れた
利点がある。
生機の空気吸込口と、この撹拌さる汚水中に加圧空気を
供給する空気供給管の吐出口とに、汚水槽内部の汚水が
空気供給管に浸入するのを防止するための逆止弁が、空
気供給管の吐出口の端部に取り付けられて設けられたも
のであるから、保守点検のために、汚水の曝気処理を停
止して水流発生機を水面部に引き上げても、逆止弁の弁
体が汚水の水頭圧によって閉じられる。したがって、水
流発生機を再び逆止弁に接続して空気供給管から加圧空
気を供給しても、この加圧空気中には汚水が含まれてい
ないために、水流発生機の汚水吸込側に開口する空気噴
出孔は汚水等で詰まるおそれがない。このことは、水流
発生機の稼動時間を延長して保守点検の頻度が減少され
るので、保守管理業務が大幅に軽減されるという優れた
利点がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は逆止弁付
き曝気装置が配置された汚水槽の一部を示す縦断面図、
第２図は逆止弁の縦断面図である。 １……逆止弁付き曝気装置、２……支持台 ４……空気供給管、５……案内柱 ６……水流発生機、７……空気吸込口 ８……吐出口、21……逆止弁 Ａ……空気路、Ｌ……水面 Ｂ……槽底部、Ｗ……汚水 Ｐ……汚水槽
き曝気装置が配置された汚水槽の一部を示す縦断面図、
第２図は逆止弁の縦断面図である。 １……逆止弁付き曝気装置、２……支持台 ４……空気供給管、５……案内柱 ６……水流発生機、７……空気吸込口 ８……吐出口、21……逆止弁 Ａ……空気路、Ｌ……水面 Ｂ……槽底部、Ｗ……汚水 Ｐ……汚水槽
Claims (1)
- 【請求項１】汚水槽等の槽底部に固定された支持台上
に、この支持台上からそれぞれ水面の上方に至る空気供
給管と案内柱とが設けられ、この案内柱に遊合された水
流発生機は、案内柱によって槽内部を昇降可能となされ
るとともに、水流発生機の空気吸込口と空気供給管の吐
出口とが正対して密接することにより空気路が連通され
るようになされた曝気装置において、空気供給管の吐出
口と水流発生機の空気吸込口との間には、汚水槽内部の
汚水が空気供給管に浸入するのを防止するための逆止弁
が、空気供給管の吐出口の端部に取り付けられて設けら
れていることを特徴とする逆止弁付き曝気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990127996U JPH0730160Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 逆止弁付き曝気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990127996U JPH0730160Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 逆止弁付き曝気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481699U JPH0481699U (ja) | 1992-07-16 |
| JPH0730160Y2 true JPH0730160Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31875475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990127996U Expired - Lifetime JPH0730160Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 逆止弁付き曝気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730160Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59228996A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-22 | Ebara Corp | 曝気装置 |
| JPH0312387Y2 (ja) * | 1987-12-25 | 1991-03-25 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP1990127996U patent/JPH0730160Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0481699U (ja) | 1992-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040413 |