JPS64998Y2 - - Google Patents

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JPS64998Y2
JPS64998Y2 JP1982145618U JP14561882U JPS64998Y2 JP S64998 Y2 JPS64998 Y2 JP S64998Y2 JP 1982145618 U JP1982145618 U JP 1982145618U JP 14561882 U JP14561882 U JP 14561882U JP S64998 Y2 JPS64998 Y2 JP S64998Y2
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JP
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slurry
injection pipe
pipe
tank
utility
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JP1982145618U
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JPS5953842U (ja
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スラリー特に高濃度のスラリーを注
入する装置に関するものである。
従来、スラリーを注入する装置としては、スラ
リー貯槽からのスラリーを注入ポンプにより注入
するもの、スラリーを定水位に維持した槽を設け
て注入管より注入する装置などが知られている
が、圧密したスラリーがしばしばスラリー注入管
や注入ポンプを閉塞させ、スラリーの流路系を詰
まらせ、スラリーの供給を不能にするトラブルが
あつた。また注入ポンプを長期間稼動せしめる
と、ポンプのケーシングあるいは羽根を摩耗させ
る等の問題点もあつた。
本考案は、上記従来装置の諸欠点を解消し、ス
ラリーを安定して注入することができる装置を安
価に提供することを目的とするものであり、スラ
リーの供給部及び溢流部を備えた定水位スラリー
貯槽内に、上端部を密閉し下端部をスラリー流出
口として開口し側壁にスラリー流入口を開口した
スラリー注入管を、前記スラリー流入口が前記ス
ラリー貯槽内でその液面以下の位置にあるよう
に、かつ前記スラリー流出口をスラリー注入対象
の槽に開口して設けると共に、前記スラリー注入
管に対し前記スラリー流入口より下方の位置から
気体を供給できるように気体供給機構を配設した
ことを特徴とするスラリー注入装置である。
本考案の一実施例を、第1図に基づいて説明す
ると、底壁面近傍にスラリーの供給管1、上方部
にスラリーの溢流管2を備えたスラリー貯槽5
と、該スラリー貯槽5の下方に位置し被処理液の
流入管11、処理液の溢流管12を備えた処理槽
7(スラリーを注入する相手の槽)との間にスラ
リー注入管3が鉛直方向に設けられている。な
お、供給管1と溢流管2はスラリー循環ポンプ
(図示せず)を介して接続されている。
この注入管3は、円管(下方ほど大口径のテー
パー管としてもよい)であつて上端を密閉し下端
を処理槽7の液面下に開口させてスラリー流出口
9とすると共に、側壁に前記スラリー流入口とし
てのスラリー流入孔4を複数環状に配置して設け
てありスラリー貯槽5の底壁を貫通して、かつ前
記流入孔4が該スラリー貯槽5の液面下位置(又
は液面位置)にあるように配設されている。
さらに、前記処理槽7には空気圧縮機(図示せ
ず)に連なり圧力制御弁(図示せず)とその二次
側に流量制御弁(図示せず)を設けた空気供給管
6が、その先端が注入管3下端の前記スラリー流
出口9と対向するように設けられている。
次に第2図例は、前記空気供給管6を注入管3
内、かつその長手方向中間部に接続、開口したも
のである。
さらに第3図例は、処理槽7が曝気槽の場合に
ついてのものであるが、この例では曝気用の散気
板8に空気供給管6′が接続され、該散気板8が
第1図例又は第2図例における空気供給管6に該
当している。
なお、本考案における前記「スラリー」は、石
こうスラリー,消石灰スラリー,汚泥混合液,活
性炭スラリーなど通常使用されるすべてのスラリ
ーを含む意味に用いている。また、スラリー濃度
はスラリーを構成する物質によつて異なるが、お
およそ5%以上のものである。
しかして、上記第1図例における作用・効果に
ついて述べると、処理槽7には被処理液、処理液
が連続的に流入、溢流しており、スラリー貯槽5
にも連続的にスラリーが流入、溢流しスラリー貯
槽5内は撹拌下に一定液面に維持されている。し
たがつて、スラリー貯槽5内のスラリーの分散状
態は良好に保つことができると共に、スラリーは
流入孔4から注入管3を経てその下端のスラリー
流出口9から処理槽7内に一定流量で流下し、こ
れと並行してスラリー流出口9から一定の流量で
供給された空気は気泡となつて注入管3内を上昇
し注入孔4から大気中へ排出される。
このように、注入管3内にはスラリーと空気気
泡が向流式で流過するため注入管3の内壁は常
時、スラリーと空気気泡の混合撹乱液により洗浄
される結果、注入管3にスラリーが析出して管路
の断面積が縮小したり閉塞したりするなどのトラ
ブルは無くなる。
なお、注入管3の上端を密閉したのは空気気泡
を全量流入孔4から噴出させることにより、該流
入孔4の閉塞をも防止するためである。スラリー
流出口9を処理槽7の液面下に設けたのは空気供
給管6からの空気をできるだけ効率良く注入管3
内に流入させるためである。また、空気供給管6
の先端がスラリー流出口9より下方にあるのは、
注入管3から流出するスラリーが、空気供給管6
からの空気流出が止まるトラブルがあつたときに
該空気供給管6内に流入するのを防ぐためである
が、このようなトラブルの心配がない場合には空
気供給管6の先端を注入管3内に開口してもよ
く、このようにすればスラリー流出口9を処理槽
7の液面より上方に位置させることもできる。
なお、スラリー流出口9をラツパ状に拡げた
り、空気供給管6の先端に多孔性の散気用部材を
設けるのも有効であり、また流入孔4はスラリー
の注入流量、スラリー中の固体粒子の性状に応じ
てその位置、個数、孔径を決めることができる
し、円筒状の網により構成してもよい。
第1図例の装置では、処理槽7の液面が一定で
あり且つ注入管3への供給空気量が一定であれば
スラリーの注入量は一定に保持されるわけである
が、段階的又は無段階に注入量を所定値に調節す
るためには、注入管3の一部もしくは全体を蛇腹
管で構成するか、注入管3の高さを変更できる駆
動機構を設け、注入孔4の位置またはスラリー流
出口9を任意の高さに変えることができる構造と
すればよい。第4図は蛇腹管を使用した場合の具
体例を示したものであつて、注入管3は流入孔4
直下からスラリー貯槽5の底部位置にわたつて蛇
腹部10となつている。
なお、前記蛇腹部10を設けた注入管3はスラ
リー状態にない液体例えば苛性ソーダ水溶液、鉱
酸水溶液、その他の有機又は無機薬品を注入する
装置にも広く適用できるものであり、この場合空
気供給管6が省略できることは云うまでもない。
また、上記実施例では注入管3の洗浄用気体とし
て空気を使用するようにしたが所望によりN2
スなどスラリーに対し不活性な気体を供給するの
も有効である。この場合、スラリー貯槽5を密閉
し、流入孔4から噴出する不活性ガスを注入管3
に循環供給するのが経済的である。
前記処理槽7は通常、連続式処理に使用される
が、バツチ式に運転することもできる。この場
合、前記蛇腹管を使用し、スラリーを注入したい
ときは流入孔4がスラリー貯槽5の液面下にある
ように操作すればよい。
次に、第2図例では空気供給管6からの空気気
泡は一部が流入孔4へ向かつて上昇し、残部がス
ラリーと共にスラリー流出口9へ向かつて流下す
るようになつているので、注入管3の全体を洗浄
しながらスラリー注入を行うことができる。この
例では、空気供給管6の先端を水平方向乃至下向
きに開口し、気泡の一部がスラリー流出口9から
流出するようにするのが効果的である。
第3図例では、散気板8からの空気の一部が注
入管3内を上昇するので、空気供給管6を省略す
ることができる。
なお、本考案装置は前記スラリー流出口9が処
理槽7の液面下にあるものであるが、第2図例に
おいては、これを前記液面より上方に位置させて
もよい。
以上述べたように本考案は、極めて簡単な構成
によりスラリー注入管の内壁及びスラリー流入口
がスラリー注入操作時において常に洗浄されるた
めスラリー流路を縮小したり閉塞したりするトラ
ブルが的確に防止され、スラリーの注入を安定・
確実に継続でき、したがつて維持管理も著しく簡
便となり、また洗浄用気体の供給量及びスラリー
注入対象の処理槽の水位をそれぞれ所定値に保持
することによりスラリーを定量注入することがで
きるなどの実益がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図乃至第3
図は、それぞれ異なる実施例の断面図、第4図は
蛇腹部を備えたスラリー注入管の縦断面図であ
る。 1…供給管、2,12…溢流管、3…注入管、
4…流入孔、5…スラリー貯槽、6,6′…空気
供給管、7…処理槽、8…散気板、9…スラリー
流出口、10…蛇腹部、11…流入管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スラリーの供給部及び溢流部を備えた定水位
    スラリー貯槽内に、上端部を密閉し下端部をス
    ラリー流出口として開口し側壁にスラリー流入
    口を開口したスラリー注入管を、前記スラリー
    流入口が前記スラリー貯槽内でその液面以下の
    位置にあるように、かつ前記スラリー流出口を
    スラリー注入対象の槽に開口して設けると共
    に、前記スラリー注入管に対し前記スラリー流
    入口より下方の位置から気体を供給できるよう
    に気体供給機構を配設したことを特徴とするス
    ラリー注入装置。 (2) 前記気体供給機構が、空気供給源に連なる管
    路であつて、前記スラリー注入管のスラリー流
    出口の直下に開口して設けられているものであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。 (3) 前記気体供給機構が、空気供給源に連なる管
    路であつて、前記スラリー注入管の側壁に接続
    されているものである実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の装置。 (4) 前記空気供給源が空気圧縮機であり、前記管
    路が圧縮空気の圧力制御弁とその二次側に流量
    制御弁とを備えたものである実用新案登録請求
    の範囲第2項又は第3項記載の装置。 (5) 前記気体供給機構が、前記スラリー注入対象
    の槽内液を曝気処理するための散気機構であつ
    て、前記スラリー注入管のスラリー流出口の下
    方に設けられているものである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の装置。 (6) 前記スラリー注入管の少なくとも一部が蛇腹
    管により構成されているものである実用新案登
    録請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項
    又は第5項記載の装置。 (7) 前記スラリー注入管の、前記スラリー流入口
    と前記スラリー貯槽の底部との間にある部分の
    少なくとも一部が、蛇腹管により構成されてい
    るものである実用新案登録請求の範囲第6項記
    載の装置。 (8) 前記スラリー注入対象の槽が、定水位槽であ
    る実用新案登録請求の範囲第4項、第6項又は
    第7項記載の装置。
JP14561882U 1982-09-28 1982-09-28 スラリ−注入装置 Granted JPS5953842U (ja)

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JP14561882U JPS5953842U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 スラリ−注入装置

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JP14561882U JPS5953842U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 スラリ−注入装置

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JPS5953842U JPS5953842U (ja) 1984-04-09
JPS64998Y2 true JPS64998Y2 (ja) 1989-01-11

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ID=30324377

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350071A (en) * 1976-10-19 1978-05-08 Ebara Corp Method and apparatus for discharging extraneous substance
JPS5547131A (en) * 1978-09-30 1980-04-03 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Supplier of solution

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350071A (en) * 1976-10-19 1978-05-08 Ebara Corp Method and apparatus for discharging extraneous substance
JPS5547131A (en) * 1978-09-30 1980-04-03 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Supplier of solution

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JPS5953842U (ja) 1984-04-09

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