JPH07301191A - 定吐出量型電動油圧ポンプ - Google Patents
定吐出量型電動油圧ポンプInfo
- Publication number
- JPH07301191A JPH07301191A JP6115931A JP11593194A JPH07301191A JP H07301191 A JPH07301191 A JP H07301191A JP 6115931 A JP6115931 A JP 6115931A JP 11593194 A JP11593194 A JP 11593194A JP H07301191 A JPH07301191 A JP H07301191A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic pump
- constant
- discharge
- electric hydraulic
- speed
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高価なコントローラーを採用することなし
に、吐出流量を一定とすることができる経済的な定吐出
量型電動油圧ポンプを提供する。 【構成】 エンジンEにより駆動されるAC発電機Gの
出力を供給してACモーターMにより電動油圧ポンプP
を駆動して、その吐出量を一定に保つようにした電動油
圧ポンプシステムにおいて、油圧ポンプPの回転数の変
動を検知するスピードガバナー1と、上記油圧ポンプP
の吐出管に挿入され同スピードガバナー1により制御さ
れて同吐出管の流量を一定に保持する流量制御弁2,
3,4,5,6,7,8とを具えたこと。
に、吐出流量を一定とすることができる経済的な定吐出
量型電動油圧ポンプを提供する。 【構成】 エンジンEにより駆動されるAC発電機Gの
出力を供給してACモーターMにより電動油圧ポンプP
を駆動して、その吐出量を一定に保つようにした電動油
圧ポンプシステムにおいて、油圧ポンプPの回転数の変
動を検知するスピードガバナー1と、上記油圧ポンプP
の吐出管に挿入され同スピードガバナー1により制御さ
れて同吐出管の流量を一定に保持する流量制御弁2,
3,4,5,6,7,8とを具えたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定吐出量型電動油圧ポ
ンプに関する。
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】電動油圧ポンプシステムにおいては、電
動油圧ポンプPをエンジンEで駆動される発電機Gの出
力で駆動すると、その定吐出量特性が大幅に変動してし
まうので、不具合である。これはエンジンEで駆動され
る発電機Gの出力が300〜800HZ の範囲で大きく
変動することによる。そこで、従来、図3に示すよう
に、発電機Gの変動周波数を有する出力をコントローラ
ーCで400HZ の周波数の出力に変換したのちACモ
ーターMを介して電動油圧ポンプPを一定回転数で駆動
するようにしているのである。
動油圧ポンプPをエンジンEで駆動される発電機Gの出
力で駆動すると、その定吐出量特性が大幅に変動してし
まうので、不具合である。これはエンジンEで駆動され
る発電機Gの出力が300〜800HZ の範囲で大きく
変動することによる。そこで、従来、図3に示すよう
に、発電機Gの変動周波数を有する出力をコントローラ
ーCで400HZ の周波数の出力に変換したのちACモ
ーターMを介して電動油圧ポンプPを一定回転数で駆動
するようにしているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
動油圧ポンプにおいては、その一定吐出流量要求を満足
させるためには、ACモーターを一定速度で運転する必
要があり、電源システムに一定周波数の交流電流を発生
させるCSD(Constant SpeedDriv
e)又はVSCF(Variable Speed C
onstantFrequency)等のコントローラ
ーを備えなければならない。しかしながら、この種のコ
ントローラーを付設するとなると、コストが嵩むことに
なる。
動油圧ポンプにおいては、その一定吐出流量要求を満足
させるためには、ACモーターを一定速度で運転する必
要があり、電源システムに一定周波数の交流電流を発生
させるCSD(Constant SpeedDriv
e)又はVSCF(Variable Speed C
onstantFrequency)等のコントローラ
ーを備えなければならない。しかしながら、この種のコ
ントローラーを付設するとなると、コストが嵩むことに
なる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、高価なコントローラーを採用することなし
に、吐出流量を一定とすることができる経済的な定吐出
量型電動油圧ポンプを提供することを目的とする。
たもので、高価なコントローラーを採用することなし
に、吐出流量を一定とすることができる経済的な定吐出
量型電動油圧ポンプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、エ
ンジンにより駆動されるAC発電機の出力を供給してA
Cモーターにより電動油圧ポンプを駆動して、その吐出
量を一定に保つようにした電動油圧ポンプシステムにお
いて、油圧ポンプの回転数の変動を検知するスピードガ
バナーと、上記油圧ポンプの吐出管に挿入され同スピー
ドガバナーにより制御されて同吐出管の流量を一定に保
持する流量制御弁とを具えたことを特徴とする。
ンジンにより駆動されるAC発電機の出力を供給してA
Cモーターにより電動油圧ポンプを駆動して、その吐出
量を一定に保つようにした電動油圧ポンプシステムにお
いて、油圧ポンプの回転数の変動を検知するスピードガ
バナーと、上記油圧ポンプの吐出管に挿入され同スピー
ドガバナーにより制御されて同吐出管の流量を一定に保
持する流量制御弁とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、可変容量機構により
油圧ポンプ側で回転数変動に応じた吐出流量制御を行う
ので、電源システムに一定周波数の交流電流を発生させ
るCSD又はVSCF等の高価なコントローラーを必要
とせず、直接、変動周波数交流電源に対応可能である。
油圧ポンプ側で回転数変動に応じた吐出流量制御を行う
ので、電源システムに一定周波数の交流電流を発生させ
るCSD又はVSCF等の高価なコントローラーを必要
とせず、直接、変動周波数交流電源に対応可能である。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその全体系統図、図2は図1の鎖線枠のポン
プ吐出量の可変容量制御機構を示す拡大図である。
と、図1はその全体系統図、図2は図1の鎖線枠のポン
プ吐出量の可変容量制御機構を示す拡大図である。
【0008】まず、図1に示すように、本発明では、エ
ンジンEで駆動される発電機Gが発生する電力でACモ
ーターMを駆動し、ACモーターMが発生する動力で電
動油圧ポンプPを駆動することにより吐出量を得る。そ
の際、ACモーターMに付設されたスピードガバナー,
斜板制御バルブ等よりなる可変容量制御機構により、電
動油圧ポンプの吐出量を一定にするように制御する。
ンジンEで駆動される発電機Gが発生する電力でACモ
ーターMを駆動し、ACモーターMが発生する動力で電
動油圧ポンプPを駆動することにより吐出量を得る。そ
の際、ACモーターMに付設されたスピードガバナー,
斜板制御バルブ等よりなる可変容量制御機構により、電
動油圧ポンプの吐出量を一定にするように制御する。
【0009】次に、可変容量制御機構を説明すると、図
2において、可変容量型の変動油圧ポンプPの回転数が
上昇すると、その吐出圧力により圧力コンペンセーター
5が“開”となり、斜板制御バルブ3へ作動油を供給す
る。また、遠心力によりスピードガバナー1が“開”側
に作動し、ガバナーリンク2を伸び側に移動する。その
際、ガバナーリンク2は支点8を中心として回転運動を
行い、斜板制御バルブ3を縮み側にストロークさせるこ
とにより、今まで閉じていた作動油入口ポートA〜B間
が連通してA〜B〜C間の油路を形成し、作動油が斜板
制御ピストン4の受圧部に流入し、油圧力により斜板制
御ピストン4を縮み側へストロークさせる。その結果、
斜板7の傾斜が小さくなり、可変容量油圧ポンプPの吐
出流量は減少する。また、電動油圧ポンプPの回転数が
下降すると、上記要領と実質的に同一の要領で関係部材
及び機器が作動して油圧ポンプPの吐出量は増加する。
2において、可変容量型の変動油圧ポンプPの回転数が
上昇すると、その吐出圧力により圧力コンペンセーター
5が“開”となり、斜板制御バルブ3へ作動油を供給す
る。また、遠心力によりスピードガバナー1が“開”側
に作動し、ガバナーリンク2を伸び側に移動する。その
際、ガバナーリンク2は支点8を中心として回転運動を
行い、斜板制御バルブ3を縮み側にストロークさせるこ
とにより、今まで閉じていた作動油入口ポートA〜B間
が連通してA〜B〜C間の油路を形成し、作動油が斜板
制御ピストン4の受圧部に流入し、油圧力により斜板制
御ピストン4を縮み側へストロークさせる。その結果、
斜板7の傾斜が小さくなり、可変容量油圧ポンプPの吐
出流量は減少する。また、電動油圧ポンプPの回転数が
下降すると、上記要領と実質的に同一の要領で関係部材
及び機器が作動して油圧ポンプPの吐出量は増加する。
【0010】
【発明の効果】以上、実施例で説明したとおり、本発明
によれば、斜板制御による可変容量機構の作業により、
ACモーターMの回転数変動に応じて電動油圧ポンプP
の吐出流量を制御することにより、電源システムに高価
なコントローラーを必要とすることなく、直接、変動周
波数交流電源に対応することが可能となる。
によれば、斜板制御による可変容量機構の作業により、
ACモーターMの回転数変動に応じて電動油圧ポンプP
の吐出流量を制御することにより、電源システムに高価
なコントローラーを必要とすることなく、直接、変動周
波数交流電源に対応することが可能となる。
【0011】要するに本発明によれば、エンジンにより
駆動されるAC発電機の出力を供給してACモーターに
より電動油圧ポンプを駆動して、その吐出量を一定に保
つようにした電動油圧ポンプシステムにおいて、油圧ポ
ンプの回転数の変動を検知するスピードガバナーと、上
記油圧ポンプの吐出管に挿入され同スピードガバナーに
より制御されて同吐出管の流量を一定に保持する流量制
御弁とを具えたことにより、高価なコントローラーを採
用することなしに、吐出流量を一定とすることができる
経済的な定吐出量型電動油圧ポンプを得るから、本発明
は産業上極めて有益なものである。
駆動されるAC発電機の出力を供給してACモーターに
より電動油圧ポンプを駆動して、その吐出量を一定に保
つようにした電動油圧ポンプシステムにおいて、油圧ポ
ンプの回転数の変動を検知するスピードガバナーと、上
記油圧ポンプの吐出管に挿入され同スピードガバナーに
より制御されて同吐出管の流量を一定に保持する流量制
御弁とを具えたことにより、高価なコントローラーを採
用することなしに、吐出流量を一定とすることができる
経済的な定吐出量型電動油圧ポンプを得るから、本発明
は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電動油圧ポンプのシス
テム図である。
テム図である。
【図2】図1の鎖線枠であるII部を示す拡大図である。
【図3】従来の電動油圧ポンプを示すシステム図であ
る。
る。
1 スピードガバナー 2 ガバナーリンク 3 斜板制御バルブ 4 斜板制御ピストン 5 圧力コンペンセンター 6 カウンターバランスピストン 7 斜板 8 支点 E エンジン G AC発電機 M ACモーター P 電動油圧ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンにより駆動されるAC発電機の
出力を供給してACモーターにより電動油圧ポンプを駆
動して、その吐出量を一定に保つようにした電動油圧ポ
ンプシステムにおいて、油圧ポンプの回転数の変動を検
知するスピードガバナーと、上記油圧ポンプの吐出管に
挿入され同スピードガバナーにより制御されて同吐出管
の流量を一定に保持する流量制御弁とを具えたことを特
徴とする定吐出量型電動油圧ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6115931A JPH07301191A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 定吐出量型電動油圧ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6115931A JPH07301191A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 定吐出量型電動油圧ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07301191A true JPH07301191A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14674736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6115931A Withdrawn JPH07301191A (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 定吐出量型電動油圧ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07301191A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532253A (ja) * | 2005-03-07 | 2008-08-14 | エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 燃料電池緊急システム |
CN106363347A (zh) * | 2015-10-14 | 2017-02-01 | 襄阳博亚精工机器有限公司 | 一种电液泵用径向补偿块制造工艺 |
-
1994
- 1994-05-02 JP JP6115931A patent/JPH07301191A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532253A (ja) * | 2005-03-07 | 2008-08-14 | エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 燃料電池緊急システム |
US9028990B2 (en) | 2005-03-07 | 2015-05-12 | Airbus Operations Gmbh | Fuel cell emergency system |
CN106363347A (zh) * | 2015-10-14 | 2017-02-01 | 襄阳博亚精工机器有限公司 | 一种电液泵用径向补偿块制造工艺 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |