JPH07301167A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JPH07301167A
JPH07301167A JP7107586A JP10758695A JPH07301167A JP H07301167 A JPH07301167 A JP H07301167A JP 7107586 A JP7107586 A JP 7107586A JP 10758695 A JP10758695 A JP 10758695A JP H07301167 A JPH07301167 A JP H07301167A
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JP
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fuel injection
valve
base body
injection valve
insert
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JP7107586A
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Uwe Grytz
グリッツ ウーヴェ
Stefan Lauter
ラウター シュテファン
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
    • F02M69/08Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by the fuel being carried by compressed air into main stream of combustion-air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
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    • F02M51/0625Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures
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    • F02M51/0675Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature having an elongated valve body attached thereto the valve body having cylindrical guiding or metering portions, e.g. with fuel passages
    • F02M51/0678Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a cylindrically or partly cylindrically shaped armature, e.g. entering the winding; having a plate-shaped or undulated armature entering the winding the armature having an elongated valve body attached thereto the valve body having cylindrical guiding or metering portions, e.g. with fuel passages all portions having fuel passages, e.g. flats, grooves, diameter reductions
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 弁縦軸線と、可動な弁閉鎖部材と、この弁閉
鎖部材と協働する弁座を有するノズル体と、弁座の下流
側で少なくとも1つの噴射孔と、噴射弁の下流側に配置
された付属部材とを有する燃料噴射弁において、付属部
材50が、少なくとも1つのスリット開口65を備え
た、軸方向に延びる管状のベース体51と、少なくとも
1つのスリット開口65を通して弁縦軸線2に対して直
交する方向でベース体51内に挿入される、扁平な挿入
部材65とによって形成されている。 【効果】 付属部材50を2分割して構成したことによ
って、ガス供給及び調量機能と、吸気導管に対する燃料
噴射弁1のシール機能及び燃料噴射弁1に付属部材50
を固定する機能とを分けることができ、しかも構造的に
簡単かつ安価に多様な実施例が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射装
置用の燃料・ガス混合気を噴射するための燃料噴射弁で
あって、弁縦軸線と、可動な弁閉鎖部材と、この弁閉部
材と協働する弁座を有するノズル体と、弁座の下流側で
少なくとも1つの噴射孔と、噴射弁の下流側端部に配置
された付属部材とを有しており、該付属部材がガスを供
給するための少なくとも1つの手段を有していて、この
手段から燃料・ガス混合気が吐出される形式のものに関
する。
【0002】
【従来の技術】混合気圧縮型外部点火式内燃機関に燃料
・ガス混合気を噴射するための電磁操作される弁は、ア
メリカ合衆国特許第4957241号明細書により公知
である。この公知の弁においては、ノズル体と保護キャ
ップとの間に空気量に影響を与えるためのスペーサプレ
ートが組み込まれている。このスペーサプレートは中央
で開口を有していて、この開口に、弁ニードルの下流側
のピン端部が侵入するようになっている。燃料通路から
吐出される燃料に空気を供給することは、空気通路及び
空気室によって行なわれる。この場合に、弁ニードルの
ピンに対する半径方向の空気供給は、スペーサ突起の高
さによって規定される。しかしながらこの場合には、弁
ニードルのピンとスペーサプレート内の開口の外周部と
の間の、軸方向に延びる環状ギャップの大きさによっ
て、燃料・ガス(空気)混合気の量及び組成が決められ
る。
【0003】また同様に、下流側の端部にアダプタが設
けられていて、このアダプタに空気供給通路が形成され
ている噴射弁も公知である(アメリカ合衆国特許第49
82716号明細書参照)。アダプタ内で、1つの噴射
孔の下流側には衝突面が設けられていて、この衝突面
に、噴射された燃料噴射流がぶつかって、膜状に2つの
噴射通路内にガイドされて、空気供給通路から供給され
た空気が、衝突後に形成された燃料膜に所望の形式で向
けられるようになっている。空気の調量は、空気供給通
路を介してのみ行なわれ、この空気供給通路の横断面に
よって強制的に決定される。
【0004】さらに弁座の下流に付属部材を配置するこ
とも、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4108279
号明細書により公知である。ノズルから柱状に吐出され
る燃料は、付属部材の霧化孔内に直接達し、この霧化孔
で燃料は、側壁に形成された補助空気通路から吐出され
た空気に衝突して気化される。
【0005】付属部材でガス供給部を備えた公知の噴射
弁においては、空気供給若しくは調量の機能と、ガス供
給部を噴射弁に固定する機能とは、一緒になっているの
で、これら2つの機能を最適に得ることは、一体化のた
めにほとんど不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題は
このような従来の噴射弁における欠点を避けることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の構成によれば、付属部材が、少なくとも1つのスリ
ット開口を備えた、軸方向に延びる管状のベース体と、
前記少なくとも1つのスリット開口を通して弁縦軸線に
対して直交する方向でベース体内に挿入される、扁平な
挿入部材とによって形成されており、該挿入部材が、少
なくとも1つの噴射孔の下流側に配置されていて、挿入
部材に、開口に通じる、ガスのための少なくとも1つの
流入領域が形成されている。
【0008】
【発明の効果】本発明の燃料噴射弁によれば、ガス供給
及び調量の機能と、吸気導管に対して燃料噴射弁をシー
ルする機能と、燃料噴射弁に付属部材を固定する機能と
を分離したことによって、これらの各機能を良好に保証
することができる。しかも本発明の構造的な構成によれ
ば、非常に簡単かつ安価に実施可能な多様な変化例が得
られる。
【0009】付属部材を、2分割して、管状のベース体
と、このベース体の少なくとも1つのスリット開口内に
挿入可能な扁平な挿入部材とから構成すれば特に有利で
ある。ベース体が、吸気導管に対して燃料噴射弁をシー
ルして付属部材を燃料噴射弁に固定するために使用され
るのに対して、挿入部材は主に、ガス供給及び調量のた
めに使用される。
【0010】請求項2以下に記載した手段によって、請
求項1に記載した燃料噴射弁の有利な変化例及び改良が
得られる。
【0011】ベース体には、有利な形式で、燃料噴射弁
の2方向噴射流を維持するか若しくは強める噴流分割部
材を設けることができる。
【0012】ベース体に挿入部材を明確に組み込むこと
ができるようにするためには、挿入部材が台形横断面を
有していれば好都合である。種々異なる形状を有する挿
入部材に流入領域及び制限領域を形成することによっ
て、流入横断面及びひいてはガス流過量に影響を与える
ことができ、要求に応じて最適に調節することができ
る。種々異なる具体的な使用例のためには、挿入部材だ
けを交換すればよく、ベース体は繰り返し使用すること
ができるようになっているので、非常に多様な変化例を
非常に簡単に実施することができる。
【0013】種々異なる構成部材のために「寸法に合わ
せた」プラスチックを使用することによって、さらに別
の利点が得られる。ベース体のためにはガラス繊維強化
されていないポリアミドを使用し、挿入部材のために
は、正確に射出成形可能な、強く補強されたプラスチッ
ク(例えばポリフェニレンスルフィド; polyphenylenes
ulfide)を使用すれば特に有利である。
【0014】
【実施例】図示の実施例で示された電磁石式に操作され
る燃料噴射弁1は、弁縦軸線2に沿って延びている。燃
料噴射弁1は、弁ケーシングの部分として、下流側の端
部に延びるノズル体5を有している。このノズル体5に
は段付きの長手方向孔(縦孔)7が形成されており、こ
の長手方向孔7は、弁縦軸線2に対して同心的に延びて
いて、例えばニードル状の弁閉鎖部材10が配置されて
いる。弁閉鎖部材10は例えば2つのガイド区分11,
12を有しており、これらのガイド区分11,12は、
ノズル体5のガイド孔7の壁部のガイド領域13と協働
して、弁閉鎖部材10をガイドするために使用される。
ノズル体5の長手方向孔5は、その下流側の端部で、燃
料流れ方向で円錐台形に先細りする定置の弁座15を有
しており、この弁座15は、燃料流れ方向で円錐台形に
先細りする、弁閉鎖部材10のシール区分17と協働し
て座付き弁を形成している。
【0015】弁閉鎖部材10は、シール区分17とは反
対側の端部で管状の可動子20に接続されている。可動
子20は、この可動子20を軸方向で部分的に取り囲む
磁石コイル22と、また定置の弁座15とは反対の方向
でしかも可動子20と向き合う、燃料噴射弁1のコア2
3と協働する。可動子20に接続された、弁閉鎖部材1
0の端部には、戻しばね25の一端部が当てつけられて
おり、この戻しばね25は、弁閉鎖部材10を定置の弁
座15に向かう方向で移動させる。戻しばね25の他方
の端部は、非磁性の調節スリーブ27に支えられてい
る。
【0016】燃料噴射弁1のノズル体5の、コア23と
は反対側の端面側30には、噴射孔付き円板32が当て
つけられており、この噴射孔付き円板32は、例えばレ
ーザ溶接によって形成された溶接継ぎ目によってノズル
体5に堅固に結合されている。噴射孔付き円板32は、
例えば4つの噴射孔33を有しており、これらの噴射孔
33を通って、弁閉鎖部材10が持ち上げられた状態で
弁座15に沿って流れる燃料が噴射される。
【0017】ガスを調量して供給し、これによって燃料
を良好に気化及び霧化するために、燃料噴射弁1の下流
側の端部には、例えばプラスチックより成る付属部材5
0が設けられている。ガスとしては、例えば内燃機関の
吸気管内でスロットルバルブの手前でバイパスを通って
分岐された吸込み空気、付属の過給機によって供給され
た空気、或いは内燃機関の戻し案内された排ガス、又は
空気と排ガスとの混合気が使用される。戻し案内された
排ガスを使用することによって、内燃機関の有害物質エ
ミッションを減少することができる。付属部材50まで
のガスの供給部は図1には詳しく説明されていない。
【0018】付属部材50は2つの部分より構成されて
おり、管状のベース体51は、ノズル体5の下流側の端
部を半径方向で取り囲んでいて、例えば係止によってこ
のノズル体5に固定されている。ベース体51は、軸方
向で噴射孔付き円板32の下流側にも延びている。ベー
ス体51に挿入可能な扁平な挿入部材52は、組み込ん
だ状態で、噴射孔付き円板32のすぐ下流側に配置され
ている。挿入部材52は、ガスが、噴射孔付き円板32
のすぐ下流で付属部材50の外側から付属部材50内に
流入することができるように構成されている。挿入部材
52は、ガスの供給を行なうと共に、生じた自由な流過
横断面を通してのガス流過量を測定する機能も行なう。
挿入部材52内のガスのための流過横断面は、外周部か
ら弁縦軸線2に向かって次第に細くなっているので、ガ
スは強く加速され、また噴射孔33から噴射されて挿入
部材52を軸方向で貫流する燃料は、ガスと直角にぶつ
かり合って、特に微粒に噴霧される。
【0019】図2には、噴射弁から分離された状態の付
属部材50の断面図が示されている。付属部材は、2つ
の部分、つまり、管状のベース体51と扁平な円板状の
挿入部材52とから成っており、この挿入部材52はベ
ース体51内に挿入することができる。ベース体51
は、上流側の支持区分54と下流側の支持区分55とか
ら組み立てられている。支持区分54が、一定の外径を
有する完全に円筒形の輪郭を有しており、これに対して
噴流分割区分55は、種々異なる外径の3つの環状の領
域を有している。これら3つの環状の領域は弁縦軸線2
に対して同心的に延びていて、軸方向で上下に連続して
いる。支持区分54を半径方向で同じ程度だけ越えて延
びる2つの環状領域57の間に1つの環状溝58が形成
されている。この環状溝58内に、噴射弁の外周部と、
例えば内燃機関の吸気導管の弁受容部(図示せず)との
間をシールするためのシールリング59を挿入すること
ができる。環状溝58は、軸方向では2つの環状領域5
7によって制限されていて、半径方向では1つの溝底部
60によって制限されている。溝底部60の外径は、支
持区分54の外径よりも小さい直径を有しているが、管
状の支持区分54の内壁の直径と同じ直径を有してい
る。
【0020】ベース体51全体は、噴射弁特にノズル体
5に係止によって次のように固定されている。つまり、
支持区分54に環状に形成され、内壁から半径方向で弁
縦軸線2に向かって延びる、高さの低い隆起部62が、
ノズル体5に形成された環状の溝64内に係止すること
によって、振動若しくは温度変化によって接続が解除さ
れることがないように固定されている。隆起部62及び
溝64を適当に選択することによって、回動に対する完
全な回動防止を保証することも可能である。例えば隆起
部62及び溝64に設けられた、互いに係合し合い協働
し合う凹部若しくは凸部によって回動防止が得られる。
また、付属部材50とノズル体5との別の接続形式、例
えば係止若しくはスナップ係合の代わりに、解除不能な
接続を形成する接着又は焼きばめを用いることも考えら
れる。さらにまた、ノズル体5に設けられた溝64の溝
底部の面又はローレット目によって、付属部材50を回
動防止することも可能である。
【0021】支持区分54は、その外周部の、180°
互いにずらされて正反対の位置にある領域で、台形横断
面を有する2つのスリット開口65を有しており、この
スリット開口65を通って、扁平な挿入部材52が挿入
される。スリット開口65は支持区分54の下流側の端
部に正確に設けられており、これによって、挿入部材5
2は挿入時に、上側の環状領域57から半径方向に延び
るショルダ67上でこのショルダに沿って移動し次いで
このショルダ上に載置される。このショルダ67は、軸
方向で見て、支持区分54から噴流分割区分55に延び
る移行部平面に正確に位置している。
【0022】挿入部材52は、スリット開口65に応じ
て、所定の組み込み位置が確実に得られるようにするた
めに、2つの扁平な側面68を有する同様に台形の横断
面を有している。しかしながら挿入部材52は、2つの
スリット開口65から同じように挿入させることができ
る。台形の横断面を形成する、挿入部材52の2つの扁
平な側面68に並んで、丸みの付けられた2つの側面6
9が挿入部材52に設けられている。これらの側面69
は、2つの側面68の間の挿入部材52の外側輪郭を補
足する。丸みの付けられた側面69は、ベース体51と
同じ曲率半径を有していて、これによって挿入された状
態で、外側でベース体51と同一面を形成するようにな
っている。挿入部材52の形状は図4及び図5に示され
ている。
【0023】例えば、を2つのインレット弁に向かって
噴射させるための、燃料噴射弁1の2方向噴射流の可能
性を得たい場合には、ベース体51の噴流分割区分55
内に噴流分割部材72を設けると有利である。噴流分割
部材72は、所望の噴射角度及び噴射部材に応じて選択
することのできる種々異なる形状を有することができ
る。図1及び図2には、例えば先細りになった分割先端
部73を備えた噴流分割部材72が示されている。この
分割先端部73は、噴射孔付き円板32に向けられてい
て、噴流分割部材72は、分割先端部73から延びて下
流方向で横断面が次第に幅広くなっているので、噴流分
割部材72は、3角形横断面を有している。あらかじめ
噴射孔付き円板32によって生ぜしめられ、しかしなが
ら介在されたガス供給部によって影響を受けることがあ
る2方向噴射流の可能性は、噴流分割部材72によって
維持されるか若しくはより強められる。弁縦軸線2は正
確に噴流分割部材72の中央を通って延びており、噴流
分割部材72は、ベース体51と一体的に構成されてい
て、これによって図3に示されているように、噴流分割
区分55の一方の外周部領域から、180°ずらされて
正反対の位置にある他方の外周部領域に延びている。左
右対称の噴流分割が要求される場合には、噴流分割部材
72は、噴流分割区分55の内側円錐形の噴射室75を
2つの同じ大きさの部分室に仕切っている。噴流分割部
材72の半径方向に延びる形状は、例えば挿入部材51
の挿入幅と同じである。燃料の多方向噴射流の可能性が
要求されない場合には、ベース体51に設けられた噴流
分割部材72を省くことができる。
【0024】図3には、図2のIII−III線に沿った断面
図が示されているので、付属部材50は、図2に対して
90°ずらした位置で示されている。この図3では、噴
流分割部材72は噴射室75を完全に分割していて、ベ
ース体51と一体的に構成されていることが分かる。ま
た、挿入部材52は、軸方向で異なる幅で延びる領域を
有している。丸みの付けられた側面69から中央の円形
の開口77に向かって、2つの先細りの流入領域78が
延びており、これらの流入領域78は、扁平な側面68
から開口77まで延びる制限領域79よりも小さい軸方
向寸法を有している。付属部材50を燃料噴射弁1に組
み込んだ状態で、流入領域78は、ガス供給部のための
完全に取り囲んだ通路を形成する。このガス供給部は、
側方で制限領域79の側面80によって制限されてい
て、軸方向で流入底部81並びに支持区分54若しくは
噴射孔付き円板32によって制限されている。しかも、
最初は開放している流入領域78の代わりに、既に完全
に取り囲まれている流入通路を挿入部材52に設けても
よい。
【0025】流入領域78若しくは、側面80を備えた
制限領域79の形状は、特に図4〜図6に示されてい
る。図3のIV−IV線に沿った断面図を示す図4では、流
入領域78はほぼ3角形に構成されているので、挿入部
材52の前記輪郭形状によって、制限領域79のための
ほぼ3角形の形状が得られる。互いに左右対称に構成さ
れた2つの流入領域78は、丸みの付けられた側面69
で、その最大流入横断面を有しており、これによって、
供給されたガスが挿入部材52内に良好に流入すること
が保証される。丸みの付けられた側面69の流入領域7
8の幅は、挿入部材52全体の幅よりもやや小さい。燃
料・ガス混合気が吐出される中央の開口77に向かっ
て、制限領域79の直線的な側面80は、互いに接近し
合うように延びているので、流入領域78の流入横断面
は常に小さく、ガスの流過速度は常に大きい。
【0026】ベース体51内で挿入部材52がずれるの
を確実に避けるために、弁縦軸線2に対して斜めに延び
る扁平な側面68は、その中央の領域に小さい突起部8
3が位置するように構成されている。この突起部83
は、支持区分54のスリット開口65内に組み込まれた
状態で、側面68に対して例えば0.1mmの間隔を保っ
ている。スリット開口65を通して挿入部材52を挿入
する際に、まず狭い領域が侵入し、次いで突起部83に
よってやや幅広くされた、挿入部材52の領域が挿入さ
れる。この幅の広い領域は、抵抗を克服しながらスリッ
ト開口65を通して摺動可能となっているので、ベース
体51はやや変形され、次いで再び狭い領域が挿入され
る。突起部83によって幅広くされた領域は、組み込ん
だ状態で支持区分54内に位置するので、これによって
係止及びセンタリングが行なわれる。挿入部材52は、
わずかな力で交換することができる。
【0027】図5に示した本発明の別の実施例において
は、図4に示した実施例に対して流入領域78及び制限
領域79の構成が異なっている。開口77内にほぼ接線
方向で流入するガスにねじれを生ぜしめるために、制限
領域79の側面80は螺旋状に構成されている。この実
施例でも流入領域78は、丸みの付けられた側面69で
大きい横断面を有していて、開口77のすぐそばの小さ
い横断面に続いている。ねじれ傾向のあるガスはこれに
よって強く加速され、開口77内で、噴射孔付き円板3
2から噴射される燃料とぶつかり合うので、燃料・ガス
混合気内でねじれ分力も生じる。
【0028】図6には、図2〜図4に示した第1実施例
による付属部材50の斜視図が示されている。
【0029】この付属部材50の構造的な解決策によっ
て、燃料噴射弁1における付属部材50の固定部及び吸
気導管に対する燃料噴射弁1のシールの機能と、ガス供
給、ガス調量及びガス配分の機能とを有利な形式で分離
される。しかも図示の付属部材50によって、簡単で安
価な多様な変化例が得られる。何故ならば、具体的な使
用例では挿入部材52だけを交換すればよく、ベース体
51はさらに使用可能であるのでユニット方式が得られ
るからである。流入領域78の構成の変化実施例に加え
て、挿入部材52の開口77のを変えることによってガ
ス流過率を調節することもできる。
【0030】その他の重要な要素は、最適な材料選択で
ある。相応の機能のために、「寸法に合わせた」プラス
チックを挿入することによって、別の利点が得られる。
例えばベース体51は、ガラス繊維強化されていないポ
リアミド(十分な伸張性を有している)より製造され
る。これに対して挿入部材52は、例えば熱的に安定し
た、非常に正確な噴射を行なうことができる、強く補強
されたプラスチック(例えばポリフェニレンスルフィ
ド)より製造される。特にベース体51内に挿入部材5
2を挿入する際に、このようなプラスチックの組み合わ
せは、有利であると証明されている。前記実施例と並ん
で、挿入部材52の別の流入形状も考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による燃料噴射弁の一部の部
分断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による付属部材の断面図で
ある。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】本発明の第2実施例による付属部材の断面図で
ある。
【図6】第1実施例による付属部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁、 2 弁縦軸線、 5 ノズル体、
7 長手方向孔、 10 弁閉鎖部材、 11,12
ガイド区分、 13 ガイド領域、 15 弁座、 1
7 シール区分、 20 可動子、 22 磁石コイ
ル、 23 コア、 25 戻しばね、 27 調節ス
リーブ、 30 端面側、 32 噴射孔付き円板、
33 噴射孔、 50 付属部材、 51 ベース体、
52 挿入部材、 54 支持区分、 55 噴流分
割区分、 57 環状領域、 58環状溝、 59 シ
ールリング、 60 溝底部、 62 隆起部、 64
溝、 65 スリット開口、 67 ショルダ、 6
8,69 側面、 72噴流分割部材、 73 分割先
端部、 75 噴射室、 77 開口、 78流入領
域、 79 制限領域、 80 側面、 81 流入底
部、 83 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 51/08 J (72)発明者 シュテファン ラウター ドイツ連邦共和国 バンベルク カペレン シュトラーセ 23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料噴射装置用の燃料・ガス
    混合気を噴射するための燃料噴射弁であって、弁縦軸線
    と、可動な弁閉鎖部材と、この弁閉鎖部材と協働する弁
    座を有するノズル体と、弁座の下流側で少なくとも1つ
    の噴射孔と、噴射弁の下流側端部に配置された付属部材
    とを有しており、該付属部材がガスを供給するための少
    なくとも1つの手段を有していて、この手段から燃料・
    ガス混合気が吐出される形式のものにおいて、 付属部材(50)が、少なくとも1つのスリット開口
    (65)を備えた、軸方向に延びる管状のベース体(5
    1)と、前記少なくとも1つのスリット開口(65)を
    通して弁縦軸線(2)に対して直交する方向でベース体
    (51)内に挿入される、扁平な挿入部材(65)とに
    よって形成されており、該挿入部材(52)が、少なく
    とも1つの噴射孔(33)の下流側に配置されていて、
    挿入部材(52)に、開口(77)に通じる、ガスのた
    めの少なくとも1つの流入領域(78)が形成されてい
    ることを特徴とする、燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 ベース体(51)と挿入部材(52)と
    がプラスチックより製造されている、請求項1記載の燃
    料噴射弁。
  3. 【請求項3】 ベース体(51)が、補強されていない
    ポリアミドより製造されていて、挿入部材(52)がポ
    リフェニレンスルフィドより製造されている、請求項2
    記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 ベース体(51)がその外周部でスリッ
    ト開口(65)を有しており、このスリット開口(6
    5)が、台形横断面を有していて、このスリット開口
    (65)を通して挿入部材(52)が挿入可能である、
    請求項1記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 ベース体(51)と一体的に形成された
    噴流分割部材(72)が、挿入部材(52)の下流側に
    配置されている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 挿入部材(52)が台形横断面を有して
    いて、平らな側面(68)と丸みの付けられた側面(6
    9)とによって制限されている、請求項1又は4記載の
    燃料噴射弁。
  7. 【請求項7】 挿入部材(52)が、流入領域(78)
    と、この流入領域(78)を少なくとも部分的に制限す
    る制限領域(79)とを有しており、この制限領域(7
    9)が、弁縦軸線(2)の方向に異なる形状で延びてい
    る、請求項1記載の燃料噴射弁。
  8. 【請求項8】 ガス供給及び調量のための流入領域(7
    8)が3角形に形成されていて、半径方向で弁縦軸線
    (2)に向かって次第に先細りしている、請求項1又は
    7記載の燃料噴射弁。
  9. 【請求項9】 ガス供給及び調量のための流入領域(7
    8)が螺旋状に形成されていて、半径方向で弁縦軸線
    (2)に向かって次第に先細りしている、請求項1又は
    7記載の燃料噴射弁。
  10. 【請求項10】 挿入部材(52)が係止によってベー
    ス体(51)に固定されている、1記載の燃料噴射弁。
JP7107586A 1994-05-06 1995-05-01 燃料噴射弁 Abandoned JPH07301167A (ja)

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EP0681104A1 (de) 1995-11-08
DE4415992A1 (de) 1995-11-09
ES2125509T3 (es) 1999-03-01
US5680992A (en) 1997-10-28
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