JPH0730100A - 電荷検出回路 - Google Patents

電荷検出回路

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Publication number
JPH0730100A
JPH0730100A JP5168771A JP16877193A JPH0730100A JP H0730100 A JPH0730100 A JP H0730100A JP 5168771 A JP5168771 A JP 5168771A JP 16877193 A JP16877193 A JP 16877193A JP H0730100 A JPH0730100 A JP H0730100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
buffer circuit
output
signal
capacitance
Prior art date
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Pending
Application number
JP5168771A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fujita
武 藤田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Publication of JPH0730100A publication Critical patent/JPH0730100A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】FET特性が劣化することなくセンス容量を小
さくすることができる電荷検出回路を提供する。 【構成】電荷検出部2と、この電荷検出部2の出力信号
を入力する第1のゲ−ト8と第2のゲ−ト9とで構成さ
れるFETを初段に有する出力バッファ回路5と、この
出力バッファ回路5の出力を入力して電荷検出部2の出
力信号と同相同振幅の信号を第2のゲート9に入力する
バッファ回路7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CCD遅延素子やC
CD固体撮像素子の出力部等に適用される電荷検出回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号の遅延に使われるCCD遅延素
子やビデオカメラに使われるCCD固体撮像素子の出力
部は、ΔV=ΔQ/Cの関係を利用した信号電荷を検出
している。ここで、ΔVは電位変化、ΔQは荷量変化、
Cは容量である。以下、図2を参照しながら従来の電荷
検出回路を構成するCCD固体撮像素子の出力部につい
て説明する。すなわち、図2は、従来のCCD固体撮像
素子の出力部の断面図の概略を示すものである。図2に
おいて、1は半導体基板である。2は電荷検出部で、半
導体基板1内に電位的に浮いた半導体基板1と反対導電
型の浮遊拡散層3と、浮遊拡散層3の電位を定期的にリ
セットするリセット用FET4からなる。5は出力バッ
ファ回路でMOSFETを用いた2段ソースフォロワで
形成されている。6は電荷検出部2と出力バッファ回路
5とを接続する配線である。
【0003】またCFDは浮遊拡散層3の容量、CLNは配
線6の配線容量、CINは出力バッファ回路5の入力容量
である。またVDDは出力バッファ回路5の電源、VO
その出力信号、VGは出力バッファ回路5を構成する2
段ソースフォロワのロードFET用ゲート電圧、VRD
電荷検出部2のリセット電位、φRはリセット用FET
4を制御するリセットパルス、GNDはアースである。
【0004】このように構成された従来のCCD固体撮
像素子の出力部について、以下その動作を説明する。す
なわち、まず、浮遊拡散層3の電位をリセット用FET
4をオンにして、一定のリセット電位VRDに保つ。その
後、このリセット用FET4をオフにする。ホトダイオ
ードで光電変換されて生じた信号電荷は、垂直転送CC
D(図示せず)、水平転送CCD(図示せず)によって
順次、浮遊拡散層3に転送される。浮遊拡散層3の電位
は信号電荷によってリセット電位VRDから変化し、この
電位変化が、出力バッファ回路5を通して出力される。
【0005】このような出力部において、信号電荷QS
と出力信号VO の関係は、センス容量をCS 、出力バッ
ファ回路5の電圧ゲインをGとすると、 VO =G・QS /CS となる。 ここで、センス容量CS は、浮遊拡散層3の容量CFD
配線6の配線容量CLN、出力バッファ回路の入力容量C
INとの間に CS =CFD+CLN+CIN の関係がある。従って、CCD固体撮像素子の出力部の
感度は 感度=VO /QS =G/CS =G/(CFD+CLN
IN) となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来のC
CD固体撮像素子の出力部の構成では、アンプ感度を上
げるために出力バッファ回路の初段のFETのゲ−ト長
を短くしてセンス容量C S を小さくすると、初段のFE
Tにショ−トチャネル効果が起こるためアンプの相互コ
ンダクタンスGm(以後、Gmと略す)が低下しアンプ
の電圧ゲインが劣化するという問題があった。
【0007】したがって、この発明の目的は、上記課題
を解決するもので、FET特性が劣化することなくセン
ス容量を小さくすることができる電荷検出回路を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の電荷検出回路
は、電荷検出部と、この電荷検出部の出力信号を入力す
る第1のゲ−トと第2のゲ−トとで構成されるFETを
初段に有する出力バッファ回路と、この出力バッファ回
路の出力を入力して電荷検出部の出力信号と同相同振幅
の信号を第2のゲートに入力するバッファ回路とを備え
たものである。
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、出力バッファ回路の
信号入力用のFETは第1のゲートと第2のゲートとで
構成されているため、第1のゲートと第2のゲートのゲ
ート長の和が実効的なゲート長となり、バッファ回路を
通して第2のゲートに入力信号と同相同振幅の信号を入
力してFETのチャンネルの空乏層を制御するので、シ
ョートチャンネル効果の発生を抑制でき、相互コンダク
タンスの劣化を防ぐことができる。一方第1のゲートの
ゲート長を短くすることにより、入力信号に対する第1
のゲートのゲート入力容量を小さくできるので、センス
容量を小さくできアンプ感度を向上することができる。
またバッファ回路は入力信号と同相同振幅の信号を第2
のゲートに印加しているので、第1のゲートと第2のゲ
ートの間のゲート間容量はブートストラップ効果により
打ち消されて無視できる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例について図1を参照しな
がら説明する。図1は、この発明の一実施例を適用した
CCD固体撮像素子の出力部の断面図の概略を示すもの
である。図1において、1は半導体基板である。2は電
荷検出部で、半導体基板1内に電位的に浮いた半導体基
板1と反対導電型の浮遊拡散層3と、浮遊拡散層3の電
位を定期的にリセットするリセット用FET4からな
る。5は出力バッファ回路でMOSFETを用いた2段
ソースフォロワで形成されている。6は電荷検出部2と
出力バッファ回路5とを接続する配線である。7は出力
信号VO を入力し入力信号と同相同振幅の信号を出力す
るバッファ回路である。8は出力バッファ回路5を構成
する2段ソースフォロワの入力FETの第1のゲ−ト
で、電荷検出部2の出力信号が入力される。9は出力バ
ッファ回路5を構成する2段ソースフォロワの入力FE
Tの第2のゲ−トで、バッファ回路7の出力に接続され
ている。
【0011】CFDは浮遊拡散層3の容量、CLNは配線6
と半導体基板1間の配線容量、CINは出力バッファ回路
5の入力容量である。VDDは出力バッファ回路5の電
源、VGは出力バッファ回路5を構成する2段ソースフ
ォロワのロードFET用ゲート電圧、VRDは電荷検出部
2のリセット電位である。φRはリセット用FET4を
制御するリセットパルス、GNDはアースである。
【0012】このように構成された電荷検出回路を適用
したCCD固体撮像素子の出力部について、以下その動
作を説明する。すなわち、CCD固体撮像素子の出力部
の信号電荷をQS と出力信号VO の関係は、センス容量
をCS 、出力バッファ回路の電圧ゲインをGとすると、 VO =G・QS /CS となる。 ここで、センス容量CS は、浮遊拡散層3の容量CFD
配線6の配線容量CLN、出力バッファ回路の入力容量C
INとの間に CS =CFD+CLN+CIN の関係がある。従って、CCD固体撮像素子の出力部の
感度は、 感度=VO /QS =G/CS =G/(CFD+CLN
IN) となる。従って、出力部の感度を大きくするためにはセ
ンス容量CS をできるだけ小さくする必要がある。その
ためには浮遊拡散層3を小さくして容量CFDを小さく
し、配線6を短くかつ細くして容量CLNを小さくし、さ
らに出力バッファ回路5の入力容量CINを小さくすれば
よい。出力バッファ回路5の入力容量CINを小さくする
には入力ゲ−トのゲ−ト長を小さくすれば良いが、入力
ゲ−トのゲ−ト長を小さくしすぎると、ショ−トチャネ
ル効果が起こるため、FETの相互コンダクタンスGm
が劣化しアンプの電圧ゲインが下がる。このため、FE
Tの相互コンダクタンスGmの劣化がなく出力バッファ
回路の入力容量CINをいかに小さくするかが問題とな
る。
【0013】この実施例では、入力信号用のFETのゲ
−トを第1のゲ−ト8と第2のゲ−ト9のダブルゲート
で構成し、ショ−トチャネル効果によるFETの相互コ
ンダクタンスGmの劣化を防止している。すなわち、出
力バッファ回路5を構成する2段ソースフォロワの信号
入力用のFETは、第1のゲ−ト8および第2のゲ−ト
9で構成されているため、実効的なゲ−ト長は第1のゲ
−ト8および第2のゲ−ト9のゲ−ト長の和となる。バ
ッファ回路7を通して第2のゲ−ト9に入力信号とDC
バイアスを印加して、信号入力用FETのチネルの空乏
層を制御しショ−トチャネル効果の発生を抑制する。こ
のことによって、信号入力用のFETの相互コンダクタ
ンスGmの劣化を防ぐことができる。
【0014】これと同時に、第1のゲ−ト8のゲ−ト長
を短くすることにより、入力信号に対する第1のゲ−ト
8のゲ−ト入力容量CGSを低減することができる。さら
に、バッファ回路7は入力信号と同相同振幅の信号を第
2のゲ−ト9に印加しているので、第1のゲ−ト8と第
2のゲ−ト9の間のゲ−ト間容量CGGはブ−トストラッ
プ効果により打ち消され無視できる。
【0015】従って、出力バッファ回路5を構成する2
段ソースフォロワの信号入力用FETの入力容量の合計
INは、 CIN=CGS+CGG=CGS と近似でき、第1のゲ−ト8のゲ−ト入力容量CGSと等
価になる。このためCINは第1のゲ−ト8のゲ−ト長と
ゲ−ト幅を小さくすることによって非常に小さくでき
る。
【0016】なお、この実施例では、電源投入時の初期
動作の立ち上がりをバッファ回路7のDCバイアスによ
って行ったが、第2のゲ−ト9の端子の下に構成される
チャンネルをデプレッション型のチャンネルで構成する
ことによって行うことも可能である。この実施例によれ
ば、出力バッファ回路5の入力信号用のFETを、信号
を入力する第1のゲ−トと、入力信号と同相同振幅の信
号を入力する第2のゲ−トで構成することにより、FE
Tの特性を劣化することなく、センス容量が小さくアン
プ感度が高いCCD固体撮像素子の出力部が実現でき、
S/Nの良いCCDカメラを実現できる。
【0017】なお、実施例のMOSFETはN形でもP
形でもよい。
【0018】
【発明の効果】この発明の電荷検出回路によれば、出力
バッファ回路の信号入力用のFETは第1のゲートと第
2のゲートとで構成されているため、第1のゲートと第
2のゲートのゲート長の和が実効的なゲート長となり、
バッファ回路を通して第2のゲートに入力信号と同相同
振幅の信号を入力してFETのチャンネルの空乏層を制
御するので、ショートチャンネル効果の発生を抑制で
き、相互コンダクタンスの劣化を防ぐことができる。一
方第1のゲートのゲート長を短くすることにより、入力
信号に対する第1のゲートのゲート入力容量を小さくで
きるので、センス容量を小さくできアンプ感度を向上す
ることができる。またバッファ回路は入力信号と同相同
振幅の信号を第2のゲートに印加しているので、第1の
ゲートと第2のゲートの間のゲート間容量はブートスト
ラップ効果により打ち消されて無視できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用したCCD固体撮像
素子の出力部の説明図である。
【図2】従来のCCD固体撮像素子の出力部の説明図で
ある。
【符号の説明】
2 電荷検出部 5 出力バッファ回路 7 バッファ回路 8 第1のゲ−ト 9 第2のゲ−ト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷検出部と、この電荷検出部の出力信
    号を入力する第1のゲ−トと第2のゲ−トとで構成され
    るFETを初段に有する出力バッファ回路と、この出力
    バッファ回路の出力を入力して前記電荷検出部の出力信
    号と同相同振幅の信号を前記第2のゲートに入力するバ
    ッファ回路とを備えた電荷検出回路。
JP5168771A 1993-07-08 1993-07-08 電荷検出回路 Pending JPH0730100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5168771A JPH0730100A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 電荷検出回路

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JP5168771A JPH0730100A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 電荷検出回路

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Publication Number Publication Date
JPH0730100A true JPH0730100A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15874157

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5168771A Pending JPH0730100A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 電荷検出回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1150250A1 (fr) * 2000-04-27 2001-10-31 CSEM Centre Suisse d'Electronique et de Microtechnique SA Procédé d'encodage temporel d'une pluralité d'informations pouvant être représentées par des vecteurs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1150250A1 (fr) * 2000-04-27 2001-10-31 CSEM Centre Suisse d'Electronique et de Microtechnique SA Procédé d'encodage temporel d'une pluralité d'informations pouvant être représentées par des vecteurs

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